JP2002123378A - 文書印刷処理システム及びそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

文書印刷処理システム及びそのプログラムを記録した記録媒体

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JP2002123378A
JP2002123378A JP2000315225A JP2000315225A JP2002123378A JP 2002123378 A JP2002123378 A JP 2002123378A JP 2000315225 A JP2000315225 A JP 2000315225A JP 2000315225 A JP2000315225 A JP 2000315225A JP 2002123378 A JP2002123378 A JP 2002123378A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタドライバでこれらの色に関するモー
ドを決定し、プリンタ機器に最適な動作をさせるための
情報をPDLに付加することで、プリンタ側で最適な動
作を実現するにあたり、この情報を有効活用することを
提供する。 【解決手段】 一時蓄積する時にページ単位に蓄積する
中間データを作成するが、その際に、ドライバに渡され
てくる描画指示である情報を内部コンテンツ(イメー
ジ、グラフィック、テキストなどの分類)毎に検索し、
そのデータがカラー印字を含むページなのか、あるいは
モノクロ印字のみのページなのかを判定し、中間データ
として蓄積するデータ内のページ単位の色情報領域にそ
の情報を付加する機能を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PC(パーソナル
コンピュータ)若しくはWS(ワークステーション)か
らのモノクロ印刷処理およびカラー印刷処理を実行する
文書印刷処理システム及びそのプログラムを記録した記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来義医術における印刷処理の流れとし
ては、PC/WS上で文書編集アプリケーションを起動
して文書を作成、あるいは保存されている文書ファイル
をオープンし、編集するなどの後に、文書編集アプリケ
ーション上の操作により印刷処理を実行していた。
【0003】このような印刷を施すにあたり実行される
フローとしては、先ず、文書編集アプリケーションから
PC/WS上のOS管理下の中間モジュール(GDI)
によりプリンタドライバを呼び出し、この呼び出された
プリンタドライバが、印刷を行うプリンタのコントロー
ラが解釈できるところの印字データ(PDL)を作成す
る。その後、作成された印字データは、スプーラ経由に
てネットワークやシリアル・パラレルなどの通信経路を
通ってプリンタコントローラに転送される。これに対し
てプリンタのコントローラでは、受けとった印字データ
を解釈して、プリンタに印刷を行わせるために1頁毎の
ページイメージビットマップを作成し、プリンタに印刷
を依頼する。印刷の流れは概ね以上の通りである。
【0004】上記のような処理において、プリンタドラ
イバが印刷の性能や品質に寄与されるものであることは
いうまでもないが、プリンタのコントローラやメカ(エ
ンジン)の振る舞いもそれらに高い影響を与えるもので
ある。特に、メカによる最適な動作が高い性能、高い品
質を生み出す絶対条件となる。
【0005】このような高い性能及び品質を実現する技
術として、特開平7−131664号公報が開示すると
ころの「画像処理方法およびその装置」がある(従来技
術1とする)。
【0006】この従来技術1の目的としては、自動的
に、または、簡単な操作で、色分離する分離色およびそ
の出力色の設定・変更などを可能にした画像処理装置を
提供することにある。
【0007】このような目的を達成するために、従来技
術1による「画像処理方法およびその装置」は、色判断
回路はカラー画像情報の色味を検出し、制御部が、検出
された色味に応じて分離する色成分(分離色)を決定
し、その分離色に応じてプリンタ部の出力色を設定する
よう構成されている。更に従来技術1は、二色分離回路
が、決定された分離色に応じて、カラー画像情報を二つ
の色成分画像情報に分離し、分離された色成分画像情報
を、プリンタ濃度補正回路およびバッファを介して、プ
リンタ部へ送信するよう構成されている。これにより、
従来技術1は、画像形成の表現力向上を図ることができ
るとしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術1のようにメカにより高い性能、高い品質を生み出す
よう構成した場合、堅牢性という面でバランスを取るこ
とが難しいとされている。例えば、大業なメカを搭載す
るカラープリンタ機器においては、それゆえ故障のリス
クも高くなるといえる。それらを防ぐためには、モノク
ロ印字時に他の色を担うメカ(例えばY,M,Cを担う
専用ドラムなど。高速機器などで多く採用される)は不
要であるため動作させないなどの配慮が必要になる。
【0009】従って、本発明は、上記のような問題に鑑
みなされたもので、プリンタドライバでこれらの色に関
するモードを決定し、プリンタ機器に最適な動作をさせ
るための情報をPDLに付加することで、プリンタ側で
最適な動作を実現するにあたり、この情報を有効活用す
る文書印刷処理システム及びそのプログラムを記録した
記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】尚、本発明においては、プリンタドライバ
の振る舞いについて言及するが、それによるプリンタの
最適な振る舞いにいては、特に言及しないこととする。
即ち、そのシーン、ニーズ、デザインにあった最適な振
る舞いをプリンタ機器のメカはユーザに提供できるもの
としておく。
【0011】
【課題を解決するための手段】係る目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、回線を介して外部接続され
るインターフェイスを有するプリンタと、プリンタと回
線を介して接続される端末と、を有し、端末は、プリン
タへ出力する印字データを一時蓄積するスプーラと、印
刷処理を制御するプリンタドライバと、を有して構成さ
れ、プリンタは、印刷実行動作を制御するプリンタコン
トローラと、転送されてきた印字データを展開し、紙面
上にプリントアウトする印刷エンジンと、を有して構成
され、プリンタドライバは、プリンタコントローラが解
釈できるラインや矩形、ベジエ曲線を表現するグラフィ
ックコマンド、圧縮をサポートするイメージコマンド、
プリンタの有するフォントを指定するフォント指定コマ
ンド、及び印刷制御から成る印字データを出力する印字
データ作成手段と、印字データをページ単位あるいは印
刷ジョブ単位に中間データとして一時蓄積する印字デー
タ蓄積手段と、入力された描画指示である描画指示情報
を基に中間データを内部コンテンツ毎に検索して、中間
データがカラー印字を含むページであるか、モノクロ印
字のみのページであるかを判定し、中間データ内のペー
ジ単位の色情報領域に判定の結果を付加する最終印字デ
ータ作成手段と、を有することを特徴としている。
【0012】また、請求項2記載の発明によれば、請求
項1記載の文書印刷処理システムにおいて、最終印字デ
ータ作成手段は、判定の結果をページ単位あるいはジョ
ブ単位に付加することを特徴としている。
【0013】また、請求項3記載の発明は、回線を介し
て相互に接続され、プリンタへ出力する印字データを一
時蓄積するスプーラと、印刷処理を制御するプリンタド
ライバと、を有して構成された端末と、印刷実行動作を
制御するプリンタコントローラと、転送されてきた印字
データを展開し、紙面上にプリントアウトする印刷エン
ジンと、を有して構成されたプリンタと、を実行させる
ためのプログラムを記録した記録媒体であって、プリン
タドライバに、プリンタコントローラが解釈できるライ
ンや矩形、ベジエ曲線を表現するグラフィックコマン
ド、圧縮をサポートするイメージコマンド、プリンタの
有するフォントを指定するフォント指定コマンド、及び
印刷制御から成る印字データを出力する印字データ作成
処理と、印字データをページ単位あるいは印刷ジョブ単
位に中間データとして一時蓄積する印字データ蓄積処理
と、入力された描画指示である描画指示情報を基に中間
データを内部コンテンツ毎に検索して、中間データがカ
ラー印字を含むページであるか、モノクロ印字のみのペ
ージであるかを判定し、中間データ内のページ単位の色
情報領域に判定の結果を付加する最終印字データ作成処
理と、を実行させるためのプログラムを記録した。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明による
文書印刷処理システム及びそのプログラムを記録した記
録媒体を好適に実施した形態について詳細に説明する。
【0015】本発明は、ネットワークやシリアル/ パラ
レルといった外部接続されるインターフェイスを有する
プリンタと、プリンタに直接またはネットワークを経由
して間接的にあるいは、プリンタサーバを経由して接続
されたPC/WSと、PC/WS上におけるOSに合致
した印刷関連のモジュール(例えばスプーラやプリンタ
ドライバなど)と、ネットワークやシリアル・パラレル
といったインターフェイスを介してプリンタとPC/W
S上にてデータの通信を執り行う機能と、プリンタ上の
プリンタコントローラに転送されてきた(受信した) 印
字データ(PDL)を展開し紙面上にプリントアウトす
る機能と、PC/WS上のプリンタドライバにおいて、
プリンタコントローラが解釈できるところのラインや矩
形、ベジエ曲線を表現するグラフィックコマンド、圧縮
をサポートするイメージコマンド、プリンタの有するフ
ォントを指定するフォント指定コマンド、印刷制御(ト
レイ指定や両面などの制御)から成るPDLを出力する
機能と、PC/WS上のプリンタドライバの出力をスプ
ーラ(通常はOSにて提供されるが独自の設計でも可)
に渡す前に、あるいは独自の設計によるスプーラにおい
て、ドライバが出力する印刷データを中間データとして
(最終的なPDL形式よりもより中間的、抽象的表現の
もの)ページ単位あるいは印刷ジョブ単位に一時蓄積
(その後OSの提供するスプーラあるいは、外部接続さ
れるインターフェイスを介してプリンタに転送されるた
め当該表現を使用した)する機能と、を有する文書印刷
処理システムにおいて、一時蓄積する時にページ単位に
蓄積する中間データを作成するがその際に、ドライバに
渡されてくる描画指示である情報を内部コンテンツ(イ
メージ、グラフィック、テキストなどの分類)毎に検索
し、そのデータがカラー印字を含むページなのか、ある
いはモノクロ印字のみのページなのかを判定し、中間デ
ータとして蓄積するデータ内のページ単位の色情報領域
にその情報を付加する機能を有することを特徴とする、
文書印刷処理システムである。
【0016】また、本発明は、上記の文書印刷処理シス
テムにおいて、一時蓄積する時にジョブ単位に蓄積され
た中間データをその内部コンテンツ毎に検索し、そのデ
ータがカラー印字を含むページなのか、あるいはモノク
ロ印字のみのページなのかを判定し、中間データ内の色
情報領域にジョブ単位としてのその情報を付加する機能
をさらに有する。
【0017】更に、本発明は、上記の文書印刷処理シス
テムにおいて印刷データ保管方式、機能設定に関する排
他性チェック方式、機能設定決定方式、機能設定転送方
式、印刷データ(中間PDL)転送方式をコンピュータ
に実行させるプログラムを記録したことを特徴とする機
械読取可能な記録媒体をも提供する。
【0018】以下に、上記のような文書印刷処理システ
ム及びそのプログラムを記録した記録媒体を構成する一
実施形態を図面を用いて説明する。図1は、本実施形態
による文書印刷処理システムの構成を示すシステム構成
図である。また、図2は、本実施形態による文書印刷処
理システムの構成概要を示すブロック図である。更に、
図3は、本実施形態による文書印刷処理システムの処理
フローの概念を示す図である。
【0019】図1を参照すると、本実施形態を適用した
ネットワーク構成例は、スキャナ、プリンタ、コピア機
能等を有するマルチファンクションのカラーマシン1を
呈する。但し、この構成はプリンタ機能単体のマシンと
しても構わない。また、カラーマシン1は、LAN等で
構成されたネットワーク3に接続されている。
【0020】図中、2および4および5は、PC若しく
はWSであり、ネットワーク3に接続されているもので
ある。但し、上記のようなネットワーク3を介した構成
を、専用あるいは汎用(双方向パラレルなど)のI/F
ケーブルにてカラーマシン1とPC/WS2、4及び5
とを直接接続する構成としても構わない。この場合、接
続されたPC/WS2、4及び5は、プリンタサーバと
して役割を果たすことも可能となる。
【0021】上記のような構成において、本実施形態に
よる文書印刷処理システム及びそのプログラムを記録し
た記録媒体は、図2に示す処理システムの構成に基づき
動作する。
【0022】図2を参照すると、図中アプリケーション
6が図1のPC/WS2、4又は5上で動作する文書編
集アプリケーションである。また、図中7は、OS管理
下の中間モジュール(GDI)である。また、図中8は
プリンタドライバである。また、図中9は、プリンタド
ライバから印字データを受け取るスプーラである。更
に、スプーラ9とプリンタコントロール部10との間に
は、ネットワークまたは、シリアル・パラレル(双方
向)といったPC/WSとプリンタを接続するラインが
存在する。また、図中10は、スプーラから印字データ
を受け取り実際に印字画像に展開などを司るプリンタコ
ントロール部である。また、図中11が紙出力を受け持
つプリンタである。
【0023】以上の構成例に基づいて本実施形態は以下
に示す動作を実行する。本実施形態による印刷処理の一
例としてのアプローチは、以下に示すようである。
【0024】先ず、ユーザが文書編集アプリケーション
等をPC/WS上で動作するOS上にて実行させ、印刷
を所望する文書、若しくは画像等をオープン、表示す
る。表示した後に文書編集アプリケーション上のコマン
ドにて印刷を選択し、様々な印刷オプションを付加した
のちに印刷を実行する。印刷のオプションは、プリンタ
ドライバにて、印刷制御指示のコマンド情報に変換され
て、プリンタに転送されることになる。印字データもプ
リンタドライバでPDLとして作成された後、転送され
る。この印字データは転送前に、チェックがかかること
になる。このチェックでは、カラーに関する諸情報をP
DLから抽出して、印刷する色がモノクロのみなのか、
あるいは、色情報を含むものなのかが判断される。そし
てこのチェックの結果をコマンドの一部とし、PDLの
転送時に付加してプリンタに転送することになる。印刷
制御指示のコマンドやPDL、そして、色情報に関する
コマンドは、いずれもプリンタコントロール部が解釈で
きるコマンド形式であればよく特にその形式はこだわら
ないが、本発明では例としてのコマンドを取り上げ後述
する。プリンタへの諸コマンド転送後、プリンタコント
ロール部以降の処理において、紙への印字(印刷)が実
施されることになる。
【0025】後続の処理を図3の処理フロー概念図を用
いて説明する。図3のSTARTは、PC/WSにて正
常にOSが起動されプリンタ印刷環境が整っている状態
である。
【0026】次に、文書編集アプリケーション(ワープ
ロや表計算、ペイント系などの汎用および専用の印刷を
おこなうことが可能なアプリケーション)の印刷処理で
あるステップS1において、編集文書あるいは既存の文
書が指定され、印刷が実行される(ステップS1)。
【0027】この際、OSの描画関連の中間モジュール
であるGDIを介してプリンタドライバが呼び出され
(ステップS2)、ステップS3におけるプリンタドラ
イバ処理に移行する。
【0028】本実施形態において、ステップS3の処理
では、中間データを作成し、その後最終PDLを作成す
るという2段階構成を想定する。
【0029】このようにステップS3において印刷デー
タとしての最終PDLが作成されると、その後、ステッ
プS4のスプーラ処理を経由してステップS5(ステッ
プS51)およびステップS6の印刷処理へ移行するの
が印刷の流れである。
【0030】また、本実施形態では、ステップS3のプ
リンタドライバ処理において中間データを作成する際の
処理として、ステップS31からステップS34に至る
までの処理にてデータ中の色要素を抽出する。
【0031】この動作を説明すると、先ずステップS3
1で、データ(本実施形態では中間データ)中のイメー
ジを表現する部分、線や点などを表現するグラフィック
部分、文字を表現する文字部分をそれぞれセンスする。
対象となるイメージは、中間データにおいて圧縮などの
サイズ調整はなされないことが望ましい。センスは、生
データ1ドットづつセンスする。また、グラフィック部
では、直線や点、四角、円、曲線などを表現する部分を
センスする。これは、イメージにおいて必ず「何色の線
で描く」という情報が設定されているからである。この
ようにセンスされた情報は、しばしば「ブラシの色設
定」などと表現するたぐいのものである。従って、ステ
ップS31の動作では、データ中をチェックしてこの情
報を収集する。更に、文字の場合には、文字の色設定を
表現するものがあるので、チェックを行う。こうしてチ
ェックした諸色情報は保管される。
【0032】次に、ステップS32の処理にて、保管し
た印字に関して、カラー印字なのかあるいはモノクロ印
字なのかを判定する。その判定結果を色モードとして、
中間データの色情報領域や、あるいは中間データ中の印
刷制御コマンドなどを最終PDL化する際にプリンタに
転送できるデータ形式に変換される領域中にセットす
る。更に、中間データから最終PDLへの変換において
も、変更のないあるいは、ある決められた仕様に基づ
き、最終PDL化する際にプリンタに転送できるデータ
形式に変換される領域中にセットする。
【0033】これに対し、プリンタコントローラは、こ
の情報フィールドをチェックして、自分(プリンタ)の
振る舞いに最も都合のよい動作を行うことになる。例え
ば、プリンタの堅牢性を重視するなら、この設定によ
り、メカの制御を適切に切り替えることでプリンタの各
メカの稼働率を下げることができるようになる(ステッ
プS34)。スピード優先であるなら、モノクロページ
とカラーページの混在文書であっても、カラーの設定の
まますべてのページを印字することにより、メカの切り
替えに要するモード切り替え時間などを節約できる(ス
テップS33)。
【0034】これにより、本実施形態では、プリンタコ
ントローラがプリンタのカラーモードを制御するための
情報源が提供される。
【0035】例えば、第1の実施例として、印刷ジョブ
の各ページ単位でモノクロかカラーかの情報をプリンタ
ドライバが最終PDLを作成出力する前の中間データ作
成時に検索し、ページ単位でこれに基づく色情報をセッ
トするよう構成することが可能である。
【0036】また、第2の実施例として、センスはペー
ジ単位であるが、情報がジョブ単位で設定されるよう構
成することも可能である。実際にジョブ単位で、しかも
ジョブの先頭に(最終PDLの先頭に)この情報を設定
することにより、プリンタコントローラは、早期にプリ
ンタのカラーモードを決定づけることも可能となる。以
下に、プリンタドライバが設定する色情報の実施例を示
す。
【0037】[印刷制御情報指示子][SET_COL
ORMODE=value]
【0038】ここで、[印刷制御情報指示子]は、中間
データ中にあって、データが印刷制御情報に変化するこ
とを示す何らかのデータ列である。次に続くのがプリン
タドライバが設定するところの色情報(色モード)の設
定部である。[value]には、[mono]あるい
は[color]が入る。
【0039】第1の実施例では、これをページ毎に各ペ
ージの中間データ中の先頭に位置させることが妥当であ
るが、中ほどあるいはページ最後に位置させることも可
能である。
【0040】また、第2の実施例では、これがジョブの
先頭つまり1ページ目の、中間データの先頭のみにある
のが妥当である。こちらも場所は本発明ではとくに定め
るものではない。ジョブの最後、つまり最終ページの中
間データの後に続くでも問題はない。しかし、プリンタ
コントローラの処理に有利な場所に配置設計されること
はいうまでもない。例えばこれら情報が、ジョブの最初
に配置されているならば(ページの最初はジョブの先頭
とプリンタコントローラから見ると同じ位置とみなすこ
とができる)、プリンタコントローラは、早期に処理に
必要なコスト(必要な処理、その時間、使用メモリ量な
ど)を見積もることができ、性能的に有利な処理を行う
ことが可能となる。
【0041】また、これらの制御は、プログラムとして
記録メディアに記録することが可能である。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の文書印刷処理システム及びそのプログラムを記録した
記録媒体によれば、プリンタコントローラが早期に自ら
のモードを初期化することを可能とし、これにより、高
速な印刷処理を行うことが可能となる。
【0043】また、これらの処理をプログラムとして記
録メディアに記録することにより、この媒体提供を容易
にすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態による文書印刷処理システムの構成
を示すシステム構成図である。
【図2】本実施形態による文書印刷処理システムの構成
概要を示すブロック図である。
【図3】本実施形態による文書印刷処理システムの処理
フローの概念を示す図である。
【符号の説明】
1 カラーマシン 2、4、5 PC/WS 3 ネットワーク 6 アプリケーション 7 中間モジュール(GDI) 8 プリンタドライバ 9 スプーラ 10 プリンタコントロール部 11 プリンタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回線を介して外部接続されるインターフ
    ェイスを有するプリンタと、 該プリンタと前記回線を介して接続される端末と、を有
    し、 前記端末は、 前記プリンタへ出力する印字データを一時蓄積するスプ
    ーラと、 印刷処理を制御するプリンタドライバと、を有して構成
    され、 前記プリンタは、 印刷実行動作を制御するプリンタコントローラと、 転送されてきた前記印字データを展開し、紙面上にプリ
    ントアウトする印刷エンジンと、を有して構成され、 前記プリンタドライバは、 前記プリンタコントローラが解釈できるラインや矩形、
    ベジエ曲線を表現するグラフィックコマンド、圧縮をサ
    ポートするイメージコマンド、プリンタの有するフォン
    トを指定するフォント指定コマンド、及び印刷制御から
    成る印字データを出力する印字データ作成手段と、 前記印字データをページ単位あるいは印刷ジョブ単位に
    中間データとして一時蓄積する印字データ蓄積手段と、 入力された描画指示である描画指示情報を基に前記中間
    データを内部コンテンツ毎に検索して、前記中間データ
    がカラー印字を含むページであるか、モノクロ印字のみ
    のページであるかを判定し、前記中間データ内のページ
    単位の色情報領域に前記判定の結果を付加する最終印字
    データ作成手段と、を有することを特徴とする文書印刷
    処理システム。
  2. 【請求項2】 前記最終印字データ作成手段は、前記判
    定の結果を前記ページ単位あるいは前記ジョブ単位に付
    加することを特徴とする請求項1記載の文書印刷処理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 回線を介して相互に接続され、前記プリ
    ンタへ出力する印字データを一時蓄積するスプーラと、
    印刷処理を制御するプリンタドライバと、を有して構成
    された端末と、印刷実行動作を制御するプリンタコント
    ローラと、転送されてきた前記印字データを展開し、紙
    面上にプリントアウトする印刷エンジンと、を有して構
    成されたプリンタと、を実行させるためのプログラムを
    記録した記録媒体であって、 前記プリンタドライバに、 前記プリンタコントローラが解釈できるラインや矩形、
    ベジエ曲線を表現するグラフィックコマンド、圧縮をサ
    ポートするイメージコマンド、プリンタの有するフォン
    トを指定するフォント指定コマンド、及び印刷制御から
    成る印字データを出力する印字データ作成処理と、 前記印字データをページ単位あるいは印刷ジョブ単位に
    中間データとして一時蓄積する印字データ蓄積処理と、 入力された描画指示である描画指示情報を基に前記中間
    データを内部コンテンツ毎に検索して、前記中間データ
    がカラー印字を含むページであるか、モノクロ印字のみ
    のページであるかを判定し、前記中間データ内のページ
    単位の色情報領域に前記判定の結果を付加する最終印字
    データ作成処理と、を実行させるためのプログラムを記
    録した記録媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010157191A (ja) * 2009-01-05 2010-07-15 Fuji Xerox Co Ltd 処理装置、画像形成装置、画像形成システム、処理プログラム
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