JPH10278099A - 押出機の混練調整バルブ - Google Patents
押出機の混練調整バルブInfo
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- JPH10278099A JPH10278099A JP9086722A JP8672297A JPH10278099A JP H10278099 A JPH10278099 A JP H10278099A JP 9086722 A JP9086722 A JP 9086722A JP 8672297 A JP8672297 A JP 8672297A JP H10278099 A JPH10278099 A JP H10278099A
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- kneading
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- slide plates
- extruder
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B7/00—Mixing; Kneading
- B29B7/30—Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices
- B29B7/34—Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices with movable mixing or kneading devices
- B29B7/38—Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices with movable mixing or kneading devices rotary
- B29B7/46—Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices with movable mixing or kneading devices rotary with more than one shaft
- B29B7/48—Mixing; Kneading continuous, with mechanical mixing or kneading devices with movable mixing or kneading devices rotary with more than one shaft with intermeshing devices, e.g. screws
- B29B7/488—Parts, e.g. casings, sealings; Accessories, e.g. flow controlling or throttling devices
-
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- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29B—PREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
- B29B7/00—Mixing; Kneading
- B29B7/80—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29B7/801—Valves
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/36—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die
- B29C48/395—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using screws surrounded by a cooperating barrel, e.g. single screw extruders
- B29C48/40—Means for plasticising or homogenising the moulding material or forcing it through the nozzle or die using screws surrounded by a cooperating barrel, e.g. single screw extruders using two or more parallel screws or at least two parallel non-intermeshing screws, e.g. twin screw extruders
-
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- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C48/92—Measuring, controlling or regulating
-
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C2948/00—Indexing scheme relating to extrusion moulding
- B29C2948/92—Measuring, controlling or regulating
- B29C2948/92504—Controlled parameter
- B29C2948/9258—Velocity
- B29C2948/926—Flow or feed rate
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スライドプレートの開閉動作において、溶融
樹脂流路面積がなだらかに変動し、混練度合の微調整が
容易である押出機の混練調整バルブを得る。 【解決手段】 押出機のシリンダに設けられた混練調整
バルブの上、下スライドプレート３Ａ、３Ｂの対向面側
には、スクリュに対向してＵ字状溝７が形成されると共
に、両スライドプレート３Ａ、３Ｂの接触面は傾斜面９
とされ、両傾斜面９が接触したとき、両スライドプレー
ト３Ａ、３ＢのＵ字状溝７によりスクリュのスクリュ軸
の外径よりやや大きい径ｄの孔が形成される。
樹脂流路面積がなだらかに変動し、混練度合の微調整が
容易である押出機の混練調整バルブを得る。 【解決手段】 押出機のシリンダに設けられた混練調整
バルブの上、下スライドプレート３Ａ、３Ｂの対向面側
には、スクリュに対向してＵ字状溝７が形成されると共
に、両スライドプレート３Ａ、３Ｂの接触面は傾斜面９
とされ、両傾斜面９が接触したとき、両スライドプレー
ト３Ａ、３ＢのＵ字状溝７によりスクリュのスクリュ軸
の外径よりやや大きい径ｄの孔が形成される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラスチック原料
を混練する押出機の混練調整バルブに関するものであ
る。
を混練する押出機の混練調整バルブに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、一般に使用されている混練調整バ
ルブについて図面を参照して説明する。図７は、従来の
二軸押出機の混練調整バルブを示す全体構成図であり、
図７（ａ）は要部断面正面図、図７（ｂ）は図７（ａ）
のＡ−Ａ線断面図である。
ルブについて図面を参照して説明する。図７は、従来の
二軸押出機の混練調整バルブを示す全体構成図であり、
図７（ａ）は要部断面正面図、図７（ｂ）は図７（ａ）
のＡ−Ａ線断面図である。
【０００３】図７に示されるように、混練調整バルブ
は、二軸押出機の前後のシリンダ１のフランジ１ａ間に
取り付けられ垂直方向に長方形の孔を有するバルブ本体
２と、このバルブ本体２の孔内に上下動可能に嵌挿され
ている上、下スライドプレート３ａ，３ｂと、この上、
下スライドプレート３ａ，３ｂを互いに反対方向に移動
可能とする駆動装置４とから構成されている。
は、二軸押出機の前後のシリンダ１のフランジ１ａ間に
取り付けられ垂直方向に長方形の孔を有するバルブ本体
２と、このバルブ本体２の孔内に上下動可能に嵌挿され
ている上、下スライドプレート３ａ，３ｂと、この上、
下スライドプレート３ａ，３ｂを互いに反対方向に移動
可能とする駆動装置４とから構成されている。
【０００４】前記バルブ本体２には、スクリュ外径より
やや大きい径Ｄの孔が形成されている。また、両スライ
ドプレート３ａ，３ｂの対向面側には、二軸スクリュ５
に対向してスクリュ軸５ａの半径よりやや大きいＲを有
する半円筒部６が形成されると共に、その側面部８は水
平面とされ、両スライドプレート３ａ，３ｂが閉じるこ
とによって、スクリュ５のスクリュ軸５ａの外径よりや
や大きい径ｄの孔が形成される。
やや大きい径Ｄの孔が形成されている。また、両スライ
ドプレート３ａ，３ｂの対向面側には、二軸スクリュ５
に対向してスクリュ軸５ａの半径よりやや大きいＲを有
する半円筒部６が形成されると共に、その側面部８は水
平面とされ、両スライドプレート３ａ，３ｂが閉じるこ
とによって、スクリュ５のスクリュ軸５ａの外径よりや
や大きい径ｄの孔が形成される。
【０００５】前記駆動装置４は、前記バルブ本体２の上
部両端側にそれぞれ上方に向けて固定されている固定軸
１１と、両固定軸１１の上部に取り付けられている固定
板１２と、この固定板１２の中央部に下方に向けて回転
可能かつ軸方向移動不能に設けられ、外周に２箇所、互
いに逆方向のネジを有するオネジ部１３ａ，１３ｂが設
けられている回転軸１３と、この回転軸１３の下部のオ
ネジ部１３ｂに一端が螺合され、他端が上スライドプレ
ート３ａの上端部にピン１４を介して接続されているト
ラベリングナット１５と、前記回転軸１３の上部のオネ
ジ部１３ａが螺合され前記固定軸１１が貫挿されている
上部プレート１６ａと、前記バルブ本体２の両端部に貫
通され、その上端部が上部プレート１６ａの両端部に固
定され、その下端部が下スライドプレート３ｂと一体の
下部プレート１６ｂに固定されているタイバー１７とか
ら構成されている。
部両端側にそれぞれ上方に向けて固定されている固定軸
１１と、両固定軸１１の上部に取り付けられている固定
板１２と、この固定板１２の中央部に下方に向けて回転
可能かつ軸方向移動不能に設けられ、外周に２箇所、互
いに逆方向のネジを有するオネジ部１３ａ，１３ｂが設
けられている回転軸１３と、この回転軸１３の下部のオ
ネジ部１３ｂに一端が螺合され、他端が上スライドプレ
ート３ａの上端部にピン１４を介して接続されているト
ラベリングナット１５と、前記回転軸１３の上部のオネ
ジ部１３ａが螺合され前記固定軸１１が貫挿されている
上部プレート１６ａと、前記バルブ本体２の両端部に貫
通され、その上端部が上部プレート１６ａの両端部に固
定され、その下端部が下スライドプレート３ｂと一体の
下部プレート１６ｂに固定されているタイバー１７とか
ら構成されている。
【０００６】なお、前記回転軸１１は、その上端部が６
角形状とされ、レンチにより手動で回転可能とされてい
る。また、二軸スクリュ５の上、下スライドプレート３
ａ，３ｂの対応部分には、スクリュフライトは設けられ
ておらず、円柱状のスクリュ軸５ａのみとされている。
角形状とされ、レンチにより手動で回転可能とされてい
る。また、二軸スクリュ５の上、下スライドプレート３
ａ，３ｂの対応部分には、スクリュフライトは設けられ
ておらず、円柱状のスクリュ軸５ａのみとされている。
【０００７】次に、上述した混練調整バルブの動作につ
いて説明する。
いて説明する。
【０００８】一般に、押出機のシリンダ１は供給部、混
練部、計量部とから構成され、混練調整バルブは混練部
の下流側に設けられているので、回転軸１３の上端部を
レンチで回転して上、下スライドプレート３ａ，３ｂを
閉じる方向に駆動すると、混練部での樹脂の混練が促進
される。すなわち、二軸押出機内の溶融樹脂流路面積を
自在に調整することにより、混練度合を変化させること
ができる。なお、スクリュ５を脱着するときには両スラ
イドプレート３ａ，３ｂを、図７（ａ）に示すように、
開く方向に駆動して、バルブ本体２に設けた孔を全開す
る。
練部、計量部とから構成され、混練調整バルブは混練部
の下流側に設けられているので、回転軸１３の上端部を
レンチで回転して上、下スライドプレート３ａ，３ｂを
閉じる方向に駆動すると、混練部での樹脂の混練が促進
される。すなわち、二軸押出機内の溶融樹脂流路面積を
自在に調整することにより、混練度合を変化させること
ができる。なお、スクリュ５を脱着するときには両スラ
イドプレート３ａ，３ｂを、図７（ａ）に示すように、
開く方向に駆動して、バルブ本体２に設けた孔を全開す
る。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】従来の混練調整バルブ
は、以上のように構成されているため、次のような問題
点が存在していた。すなわち、溶融樹脂流路面積を調整
する両スライドプレートを、プレート閉鎖状態から開放
させていくと、両スライドプレートの半円筒部とその左
右の平面部（側面部）が同時に開くので溶融樹脂流路面
積の変化が著しく、混練度合の微調整が難しい。
は、以上のように構成されているため、次のような問題
点が存在していた。すなわち、溶融樹脂流路面積を調整
する両スライドプレートを、プレート閉鎖状態から開放
させていくと、両スライドプレートの半円筒部とその左
右の平面部（側面部）が同時に開くので溶融樹脂流路面
積の変化が著しく、混練度合の微調整が難しい。
【００１０】本発明は、以上のような問題点を解決する
ためになされたものであって、スライドプレートの開閉
動作において、溶融樹脂流路面積がなだらかに変動し、
混練度合の微調整が容易である押出機の混練調整バルブ
を得ることを課題とする。
ためになされたものであって、スライドプレートの開閉
動作において、溶融樹脂流路面積がなだらかに変動し、
混練度合の微調整が容易である押出機の混練調整バルブ
を得ることを課題とする。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明では、上述した課
題を次のようにして解決した。すなわち、押出機のシリ
ンダに設けられた混練調整バルブの上、下スライドプレ
ートの対向面側に、スクリュに対向してＵ字状溝を形成
し、前記両スライドプレートの接触面をかみ合い面と
し、両面が接触したとき両スライドプレートのＵ字状溝
によりスクリュのスクリュ軸の外径よりやや大きい径ｄ
の孔が形成されるようにした。
題を次のようにして解決した。すなわち、押出機のシリ
ンダに設けられた混練調整バルブの上、下スライドプレ
ートの対向面側に、スクリュに対向してＵ字状溝を形成
し、前記両スライドプレートの接触面をかみ合い面と
し、両面が接触したとき両スライドプレートのＵ字状溝
によりスクリュのスクリュ軸の外径よりやや大きい径ｄ
の孔が形成されるようにした。
【００１２】このように、両スライドプレートの接触面
をかみ合い面としているので、スライドプレートを開く
方向に駆動するとき、かなりのストロークにおいて前記
Ｕ字状溝の側面部はかみ合っているので、従来のスライ
ドプレートのように開放初期から一挙に溶融流路面積が
変動することがなく、スライドプレートがかみ合った範
囲のストロークでは、従来以上に溶融樹脂流路の微調
整、換言すれば混練効果の微調整が容易になる。
をかみ合い面としているので、スライドプレートを開く
方向に駆動するとき、かなりのストロークにおいて前記
Ｕ字状溝の側面部はかみ合っているので、従来のスライ
ドプレートのように開放初期から一挙に溶融流路面積が
変動することがなく、スライドプレートがかみ合った範
囲のストロークでは、従来以上に溶融樹脂流路の微調
整、換言すれば混練効果の微調整が容易になる。
【００１３】
【発明の実施の形態】本発明による押出機の混練調整バ
ルブは、押出機のシリンダに設けられた混練調整バルブ
の上、下スライドプレートの対向面側には、スクリュに
対向してＵ字状溝が形成され、前記両スライドプレート
の接触面はかみ合い面とされ、両面が接触したとき、両
スライドプレートのＵ字状溝によりスクリュのスクリュ
軸の外径よりやや大きい径ｄの孔が形成されることを特
徴とする。
ルブは、押出機のシリンダに設けられた混練調整バルブ
の上、下スライドプレートの対向面側には、スクリュに
対向してＵ字状溝が形成され、前記両スライドプレート
の接触面はかみ合い面とされ、両面が接触したとき、両
スライドプレートのＵ字状溝によりスクリュのスクリュ
軸の外径よりやや大きい径ｄの孔が形成されることを特
徴とする。
【００１４】前記かみ合い面は、傾斜面であることが好
ましい。
ましい。
【００１５】前記両スライドプレートが全開状態で、両
スライドプレートの対向面側にスクリュ外径よりやや大
きい径Ｄの孔が形成されるように、前記Ｕ字状溝の対向
面側の側面部に、Ｄ／２のＲが形成されていることが好
ましい。
スライドプレートの対向面側にスクリュ外径よりやや大
きい径Ｄの孔が形成されるように、前記Ｕ字状溝の対向
面側の側面部に、Ｄ／２のＲが形成されていることが好
ましい。
【００１６】前記スクリュが二軸スクリュであることが
好ましい。
好ましい。
【００１７】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図１は本発明による混練調整バルブのスライドプ
レートの構成図であり、図１（ａ）は正面図、図１
（ｂ）は右側面図、図１（ｃ）は左側面図である。図２
は、スライドプレートが開く状態を示す図であり、図３
は、スライドプレートが全開した状態を示す図である。
なお、混練調整バルブの他の構成は、従来の技術の欄で
説明した内容と同様なので、その説明を援用する。
する。図１は本発明による混練調整バルブのスライドプ
レートの構成図であり、図１（ａ）は正面図、図１
（ｂ）は右側面図、図１（ｃ）は左側面図である。図２
は、スライドプレートが開く状態を示す図であり、図３
は、スライドプレートが全開した状態を示す図である。
なお、混練調整バルブの他の構成は、従来の技術の欄で
説明した内容と同様なので、その説明を援用する。
【００１８】図１に示されるように、混練調整バルブの
スライドプレートは、上、下スライドプレート３Ａ，３
Ｂとからなり、両スライドプレート３Ａ，３Ｂの対向面
側には、両スクリュ５に対向してスクリュ軸５ａの外径
よりやや大きい幅ｄを有するＵ字状溝７が形成されてい
る。
スライドプレートは、上、下スライドプレート３Ａ，３
Ｂとからなり、両スライドプレート３Ａ，３Ｂの対向面
側には、両スクリュ５に対向してスクリュ軸５ａの外径
よりやや大きい幅ｄを有するＵ字状溝７が形成されてい
る。
【００１９】前記両スライドプレート３Ａ，３Ｂの接触
面は傾斜面９とされ、両面が接触したとき、両スライド
プレート３Ａ，３ＢのＵ字状溝７によりスクリュ５のス
クリュ軸５ａの外径よりやや大きい径ｄの孔が形成され
る。
面は傾斜面９とされ、両面が接触したとき、両スライド
プレート３Ａ，３ＢのＵ字状溝７によりスクリュ５のス
クリュ軸５ａの外径よりやや大きい径ｄの孔が形成され
る。
【００２０】スクリュ５を着脱するときは、上、下スラ
イドプレート３Ａ，３Ｂを開く方向に駆動して、スクリ
ュ５が通るようにする必要がある。そのため、図３に示
されるように、両スライドプレート３Ａ，３Ｂが全開状
態で、両スライドプレート３Ａ，３Ｂの対向面側にスク
リュ外径よりやや大きい径Ｄの孔が形成されるように、
前記Ｕ字状溝７の対向面側の側面部８に、Ｄ／２のＲが
形成されている。
イドプレート３Ａ，３Ｂを開く方向に駆動して、スクリ
ュ５が通るようにする必要がある。そのため、図３に示
されるように、両スライドプレート３Ａ，３Ｂが全開状
態で、両スライドプレート３Ａ，３Ｂの対向面側にスク
リュ外径よりやや大きい径Ｄの孔が形成されるように、
前記Ｕ字状溝７の対向面側の側面部８に、Ｄ／２のＲが
形成されている。
【００２１】次に、上述した混練調整バルブの動作につ
いて説明する。
いて説明する。
【００２２】図１に示されるように、上、下スライドプ
レート３Ａ，３Ｂを閉じる方向に最後まで駆動すると、
上、下スライドプレート３Ａ，３Ｂ間には、スクリュ軸
５ａの外径よりやや大きい径ｄの孔が形成されて、溶融
樹脂の流路が閉鎖状態となる。この状態から、両スライ
ドプレート３Ａ，３Ｂを開く方向に駆動すると、例えば
図２に示される状態となる。この状態では、Ｕ字状溝７
の対向面側の側面部８は、かみ合っているので、溶融樹
脂流路面積が急激に変化することはない。
レート３Ａ，３Ｂを閉じる方向に最後まで駆動すると、
上、下スライドプレート３Ａ，３Ｂ間には、スクリュ軸
５ａの外径よりやや大きい径ｄの孔が形成されて、溶融
樹脂の流路が閉鎖状態となる。この状態から、両スライ
ドプレート３Ａ，３Ｂを開く方向に駆動すると、例えば
図２に示される状態となる。この状態では、Ｕ字状溝７
の対向面側の側面部８は、かみ合っているので、溶融樹
脂流路面積が急激に変化することはない。
【００２３】両スライドプレート３Ａ，３Ｂを開く方向
に最後まで駆動すると、図３に示される状態となり、両
スライドプレート３Ａ，３Ｂ間には、スクリュ外径より
やや大きい径Ｄの孔が形成されので、スクリュ５の脱着
が可能となる。
に最後まで駆動すると、図３に示される状態となり、両
スライドプレート３Ａ，３Ｂ間には、スクリュ外径より
やや大きい径Ｄの孔が形成されので、スクリュ５の脱着
が可能となる。
【００２４】次に、本発明と従来の混練調整バルブの樹
脂流路面積の変化の違いについて説明する。
脂流路面積の変化の違いについて説明する。
【００２５】図４は、混練調整バルブの開閉状態を示す
図であり、二軸スクリュ５のスクリュ外径を６０ｍｍ、
スクリュ軸の外径を３５ｍｍとし、スライドプレート３
Ａ，３Ｂの全開状態における孔径Ｄを６２ｍｍとし、閉
鎖状態における孔径ｄを３７ｍｍしている。
図であり、二軸スクリュ５のスクリュ外径を６０ｍｍ、
スクリュ軸の外径を３５ｍｍとし、スライドプレート３
Ａ，３Ｂの全開状態における孔径Ｄを６２ｍｍとし、閉
鎖状態における孔径ｄを３７ｍｍしている。
【００２６】図５は、図４に示した本発明と従来の混練
調整バルブの開閉ストロークに対する溶融樹脂流路面積
の変化を示す図である。同図に示すように、従来の混練
調整バルブでは、ストロークの増加につれ流路面積が急
激に増加するのに対して、本発明においては、なだらか
に直線状に増加している。
調整バルブの開閉ストロークに対する溶融樹脂流路面積
の変化を示す図である。同図に示すように、従来の混練
調整バルブでは、ストロークの増加につれ流路面積が急
激に増加するのに対して、本発明においては、なだらか
に直線状に増加している。
【００２７】上述した実施例においては、上、下スライ
ドプレート３Ａ，３Ｂの接触面のかみ合い面を傾斜面と
しているが、図６に示されるように階段状面としても、
ほぼ同様の効果が得られる。また、押出機は二軸押出機
としているが、単軸押出機としてもよい。
ドプレート３Ａ，３Ｂの接触面のかみ合い面を傾斜面と
しているが、図６に示されるように階段状面としても、
ほぼ同様の効果が得られる。また、押出機は二軸押出機
としているが、単軸押出機としてもよい。
【００２８】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次のような効果を得ることができる。すな
わち、本発明による混練調整バルブでは、両スライドプ
レートの接触面をかみ合い面としているので、従来のス
ライドプレートのように開放初期から一挙に溶融流路面
積が変動することがなく、スライドプレートがかみ合っ
た範囲のストロークでは、従来以上に混練効果の微調整
が容易になる。
ているので、次のような効果を得ることができる。すな
わち、本発明による混練調整バルブでは、両スライドプ
レートの接触面をかみ合い面としているので、従来のス
ライドプレートのように開放初期から一挙に溶融流路面
積が変動することがなく、スライドプレートがかみ合っ
た範囲のストロークでは、従来以上に混練効果の微調整
が容易になる。
【００２９】また、従来の混練調整バルブのスライドプ
レートのみを代えることによって、容易に本発明の混練
調整バルブとすることができる。
レートのみを代えることによって、容易に本発明の混練
調整バルブとすることができる。
【図１】本発明による混練調整バルブのスライドプレー
トの構成図であり、図１（ａ）は正面図、図１（ｂ）は
右側面図、図１（ｃ）は左側面図である。
トの構成図であり、図１（ａ）は正面図、図１（ｂ）は
右側面図、図１（ｃ）は左側面図である。
【図２】スライドプレートが開く状態を示す図である。
【図３】スライドプレートが全開した状態を示す図であ
る。
る。
【図４】混練調整バルブの開閉状態を示す図である。
【図５】混練調整バルブの開閉ストロークに対する溶融
樹脂流路面積の変化を示す図である。
樹脂流路面積の変化を示す図である。
【図６】他の実施例のスライドプレートを示す図であ
る。
る。
【図７】従来の二軸押出機の混練調整バルブを示す全体
構成図であり、図７（ａ）は要部断面正面図、図７
（ｂ）は図７（ａ）のＡ−Ａ線断面図である。
構成図であり、図７（ａ）は要部断面正面図、図７
（ｂ）は図７（ａ）のＡ−Ａ線断面図である。
１ シリンダ １ａ フランジ ２ バルブ本体 ３Ａ、３ａ 上スライドプレート ３Ｂ、３ｂ 上スライドプレート ４ 駆動装置 ５ 二軸スクリュ（スクリュ） ５ａ スクリュ軸 ６ 半円筒部 ７ Ｕ字状溝 ８ 側面部 ９ 傾斜面（かみ合い面）
Claims (4)
- 【請求項１】 押出機のシリンダ（１）に設けられた混
練調整バルブの上、下スライドプレート（３Ａ，３Ｂ）
の対向面側には、スクリュ（５）に対向してＵ字状溝
（７）が形成され、前記両スライドプレート（３Ａ，３
Ｂ）の接触面はかみ合い面（９）とされ、両面が接触し
たとき、両スライドプレート（３Ａ，３Ｂ）のＵ字状溝
（７）によりスクリュ（５）のスクリュ軸（５ａ）の外
径よりやや大きい径ｄの孔が形成されることを特徴とす
る押出機の混練調整バルブ。 - 【請求項２】 前記かみ合い面が、傾斜面（９）である
ことを特徴とする請求項１記載の押出機の混練調整バル
ブ。 - 【請求項３】 前記両スライドプレート（３Ａ，３Ｂ）
が全開状態において、両スライドプレート（３Ａ，３
Ｂ）の対向面側にスクリュ外径よりやや大きい径Ｄの孔
が形成されるように、前記Ｕ字状溝（７）の対向面側の
側面部（８）に、Ｄ／２のＲが形成されていることを特
徴とする請求項１または２記載の押出機の混練調整バル
ブ。 - 【請求項４】 前記スクリュが二軸スクリュ（５）であ
ることを特徴とする請求項１、２または３記載の押出機
の混練調整バルブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9086722A JPH10278099A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 押出機の混練調整バルブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9086722A JPH10278099A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 押出機の混練調整バルブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10278099A true JPH10278099A (ja) | 1998-10-20 |
Family
ID=13894774
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9086722A Pending JPH10278099A (ja) | 1997-04-04 | 1997-04-04 | 押出機の混練調整バルブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10278099A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007007488A1 (ja) | 2005-07-11 | 2007-01-18 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | 噛合型２軸押出機および混練度調整装置 |
| WO2009057753A1 (ja) | 2007-11-02 | 2009-05-07 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | 混練度調整機構、押出機、連続混練機、混練度調整方法並びに混練方法 |
| US7802915B2 (en) * | 2008-10-31 | 2010-09-28 | Kobe Steel, Ltd. | Device and method for adjusting the degree of mixing |
-
1997
- 1997-04-04 JP JP9086722A patent/JPH10278099A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2007007488A1 (ja) | 2005-07-11 | 2007-01-18 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | 噛合型２軸押出機および混練度調整装置 |
| US7677787B2 (en) | 2005-07-11 | 2010-03-16 | Kobe Steel, Ltd. | Intermeshing type twin screw extruder and mixing degree adjusting device |
| WO2009057753A1 (ja) | 2007-11-02 | 2009-05-07 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | 混練度調整機構、押出機、連続混練機、混練度調整方法並びに混練方法 |
| US7802915B2 (en) * | 2008-10-31 | 2010-09-28 | Kobe Steel, Ltd. | Device and method for adjusting the degree of mixing |
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