JPH10277853A - 微細部品の組立装置 - Google Patents

微細部品の組立装置

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JPH10277853A
JPH10277853A JP8291297A JP8291297A JPH10277853A JP H10277853 A JPH10277853 A JP H10277853A JP 8291297 A JP8291297 A JP 8291297A JP 8291297 A JP8291297 A JP 8291297A JP H10277853 A JPH10277853 A JP H10277853A
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JP
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station
fine
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transfer
assembling
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JP8291297A
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English (en)
Inventor
Hironori Uemoto
浩紀 植本
Kenichi Yoshimura
研一 吉村
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産タクトが長い。 【解決手段】 駆動ユニットを供給する第1ステーショ
ンS1と、駆動ユニット2に接着剤8を塗布する第2ス
テーションS2と、駆動ユニット2と液室ユニット3と
を接合する第3ステーションS3と、組立物を排出する
第4ステーションとを順次配置し、これらの第1〜第4
ステーションS1〜S4間でワークを移送する移送機構
部23を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2つの微細部品を接
合する微細部品の組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、インクジェットヘッドを用いて
画像を記録するプリンタ、ファクシミリ、コピー等のイ
ンクジェット記録装置は、インク滴を吐出するための複
数のノズルと、各ノズルに対応して設けた電気機械変換
素子や発熱抵抗体などのアクチュエータとを備えたイン
クジェットヘッドを記録ヘッドに用いて、記録信号に応
じてノズルからインク滴を記録媒体(インク滴が付着す
るもの)に吐出することによって、高速、高密度、高品
質の記録を行なうものである。
【0003】インクジェットヘッドとしては種々の構造
のものが知られているが、例えば、基板上に複数の圧電
素子を設け、この圧電素子に振動板の変位部を接合し、
この振動板上に変位部に対応する液室を形成するための
液室隔壁部材を設け、この液室隔壁部材上に振動板の変
位部に対向するノズルを形成したノズル板(ノズル形成
部材)を設けて、圧電素子を駆動することで振動板を介
して液室内のインクを加圧し、ノズル板のノズルからイ
ンク滴を吐出するようにしたものがある。また、基板上
に複数の圧電素子と液室隔壁となる支柱部とを交互に列
設し、圧電素子に対向するノズルを形成したノズル板を
支柱部に接合して、圧電素子の変位によって対向するノ
ズルからインク滴を吐出するようにしたものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したようなインク
ジェットヘッドおいて、高密度、高品質記録を行うため
はヘッドを構成している微細な構成部品の個々の精度を
高くしなければならないと共に、ノズル板、振動板、圧
電素子等の各微細部品を接合して組み立てるときの組み
立て精度(部品相互の位置精度即ち接合精度)を高くし
なければならない。
【0005】特に、組立ての中でも、ノズル板のノズル
と振動板の変位部との位置精度、振動板の変位部と圧電
素子との位置精度、ノズル板のノズルと圧電素子との位
置精度を高くしなければ、圧電素子の変位が効率的に振
動板から液室に伝達されなくなってインクの吐出効率が
低下したり、複数の圧電素子を同時に駆動したときに相
互の干渉を生じて吐出速度が低下したりして、画像品質
が低下するなどの不都合が発生する。
【0006】したがって、上述したようなインクジェッ
トヘッドを構成している2つの微細部品を自動的に接合
する組立装置を構成しようとする場合、接合に要する時
間を短縮して生産タクトの短縮化を図ると共に、2つの
微細部品の位置合せ精度の向上が要求される。
【0007】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、2つの微細部品を高精度に接合でき、生産タクト
の短縮化を図れる微細部品の組立装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の微細部品の組立装置は、2つの微細部品
にそれぞれ設けた位置検出用基準手段を検出し、この検
出結果に基づいて前記2つの微細部品を接合する微細部
品の組立装置において、前記2つの微細部品のうちの一
方の微細部品を供給する第1ステーションと、前記一方
の微細部品に接着剤を塗布する第2ステーションと、前
記2つの微細部品を接合する第3ステーションと、前記
2つの微細部品を接合した組立物を排出する第4ステー
ションとを順次配置すると共に、前記第2ステーション
には、前記一方の微細部品を撮像する位置検出用撮像手
段と、この撮像手段の撮像結果に基づいて前記一方の微
細部品を接着剤塗布位置に位置決めする位置決め手段と
を備え、前記第3ステーションには、前記他方の微細部
品を吸着保持する保持手段と、この保持手段を他方の微
細部品供給側との間で往復移動させる移動機構部と、前
記2つの微細部品を撮像する撮像手段及び移動可能に配
設した照明用光源と、前記2つの微細部品を接合位置に
位置決めする位置決め手段とを備えている構成とした。
【0009】請求項2の微細部品の組立装置は、上記請
求項1の微細部品の組立装置において、前記第1ステー
ションから第4ステーションの方向に沿って移動可能に
搬送アームを配設し、この搬送アームには前記一方の微
細部品及び接合された2つの微細部品を保持する複数の
ワーク保持手段を取付けてなる移送手段を備えると共
に、前記第2ステーションの前記位置決め手段は前記移
送手段のワーク保持手段との間でワークの受渡しをする
受渡し位置と前記接着剤を塗布する接着剤塗布位置との
間で移動可能に配設し、前記前記第3ステーションの前
記位置決め手段は前記移送手段のワーク保持手段との間
でワークの受渡しをする受渡し位置と前記他方の微細部
品と接合する接合位置との間で移動可能に配設した構成
した。
【0010】請求項3の微細部品の組立装置は、上記請
求項1又は2の微細部品の組立装置において、前記第
1,第2,第3,第4ステーションを等間隔で配置して
いる構成とした。
【0011】請求項4の微細部品の組立装置は、上記請
求項2又は3の微細部品の組立装置において、前記移送
手段の複数のワーク保持手段の内の少なくともいずれか
がメカニカルチャックである構成とした。
【0012】請求項5の微細部品の組立装置は、上記請
求項1乃至4のいずれかの微細部品の組立装置におい
て、前記第2ステーションの接着剤塗布手段がスクリー
ン印刷型接着剤塗布装置であり、この接着剤塗布装置に
はダミー印刷用ローラテープを備えている構成とした。
【0013】請求項6の微細部品の組立装置は、上記請
求項1乃至5のいずれかの微細部品の組立装置におい
て、前記第1,第4ステーションにはパレタイズステー
ジを備えている構成とした。
【0014】請求項7の微細部品の組立装置は、上記請
求項1乃至6のいずれかの微細部品の組立装置におい
て、前記2つの微細部品のうちの一方の微細部品がノズ
ル形成部材、液室隔壁部材及び振動板を一体化した液室
ユニットであり、他方の微細部品が基板に圧電素子を接
合した駆動ユニットである構成とした。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。先ず、図1乃至図4を参照し
て本発明に係る微細部品の組立装置で接合する2つの微
細部品を含むインクジェットヘッドの一例について説明
する。図1はインクジェットヘッドの模式的説明図、図
2は同ヘッドの駆動ユニットの平面図、図3は同駆動ユ
ニットの正面図、図4は同ヘッドの液室ユニットの平面
図である。
【0016】このインクジェットヘッド1は、駆動ユニ
ット2と、この駆動ユニット2に接合した液室ユニット
3とを備えている。駆動ユニット2は、図2及び図3に
も示すように、基板4上に複数の圧電素子5及び支柱部
6を交互に配設してなり、これらの圧電素子5及び支柱
部6は所定の間隔を置いて基板4に接合している。
【0017】一方、液室ユニット3には、図4にも示す
ように、インク滴を吐出する複数のノズル7を形成した
ノズル形成部材(ノズルプレート)8と、ノズル7が連
通する液室9を形成する液室隔壁部材10と、圧電素子
5の変位を液室9へ伝達するための振動板11とを順次
積層し接合してなる。
【0018】そして、これらの駆動ユニット2及び液室
ユニット3はそれぞれ別個に組立接合された後、本発明
に係る微細部品の組立装置を用いて、駆動ユニット2の
各圧電素子5及び支柱部6上面に接着剤8を塗布して液
室ユニット3と高い精度で接着接合する。
【0019】ここで、駆動ユニット2の基板4には4隅
の一角を除いた3箇所に位置検出用基準手段である位置
検出用基準孔12を形成し、一方、液室ユニット3にも
基板4の位置検出用基準孔12に対応する位置に位置検
出用基準手段である位置検出用基準孔13を形成してい
る。この液室ユニット3の位置検出用基準孔13は基板
4の位置検出用基準孔12よりも大径に形成している。
【0020】また、液室ユニット3の位置検出用基準孔
13と基板4の位置検出用基準孔12とは接合時に同心
円状になる位置に形成しているが、後述するように上方
からカメラ(撮像手段)で撮像したときに液室ユニット
3の位置検出用基準孔13と基板4の位置検出用基準孔
12とを検出可能な位置に配置していれば良い。つま
り、駆動ユニット2と液室ユニット3とを高精度に位置
合わせして接合すること、より正確には、液室ユニット
3の各ノズル7と駆動ユニット2の各圧電素子5とが接
着剤8を介して精度よく接着接合されていることがヘッ
ドの性能上重要であり、位置検出用基準手段はこの高精
度接着接合を可能にする基準となるものであればよい。
【0021】そこで、本発明に係る微細部品の組立装置
について図5以降を参照して説明する。図5は同接合装
置の全体構成を示す正面図、図6は図5のA−A線に沿
う断面図、図7は図5のB−B線に沿う断面図、図8は
移送機構部の詳細図、図9はスクリーン印刷式接着剤塗
布装置の説明に供する説明図である。
【0022】この微細部品の組立装置は、剛性のある溶
接構造で構成したフレーム21上にベース22を載置
し、このベース22上に、第1ステーションS1、第2
ステーションS2、第3ステーションS3及び第4ステ
ーションS4を順次等間隔で配置すると共に、接合対象
となるインクジェットヘッド1を構成する一方の微細部
品である駆動ユニット2を第1、第2、第3及び第4ス
テーションS1〜S4に順次移送する移送手段である移
送機構部23を備えている。
【0023】ここで、第1ステーションS1は、接合対
象となるインクジェットヘッド1の駆動ユニット2を搭
載するステーションであり、駆動ユニット2を搭載する
テーブル24を備えている。このテーブル24は、ベー
ス22上に支持機構部25を介して支持されると共に、
図示しない真空源に連結されていて、搭載された駆動ユ
ニット2を吸着保持する。支持機構部25は、ベース2
2上に可動台26を一方向(Y方向)に摺動自在を配設
し、この可動台26上にZ軸移動機構部27を支持し、
このZ軸移動機構部27上にX軸移動機構部28を支持
し、このX軸移動機構部28上にθ軸移動機構部29を
支持してなり、このθ軸移動機構部29上に前記テーブ
ル24を載設している。
【0024】第2ステーションS2は、移送機構部23
によって第1ステーションS1から移送された駆動ユニ
ット2の位置検出及び位置調整を行なって駆動ユニット
2の圧電素子5及び支柱部6上に接着剤8を塗布するス
テーションであり、駆動ユニット2を搭載するテーブル
30を備えている。このテーブル30は、ベース22上
にワーク搬送方向(第1ステーションS1から第4ステ
ーションに沿う方向)に対して前後方向に敷設したガイ
ドレール31上に位置決め手段である支持機構部32を
介して支持されると共に、図示しない真空源に連結され
ていて、搭載された駆動ユニット2を吸着保持する。
【0025】支持機構部32は、ガイドレール31上に
可動台33を一方向(Y方向)に摺動自在の搭載し、こ
の可動台33上にZ軸移動機構部34を支持し、このZ
軸移動機構部34上にX軸移動機構部35を支持し、こ
のX軸移動機構部35上にθ軸移動機構部36を支持し
てなり、このθ軸移動機構部36上に前記テーブル30
を載設している。この支持機構部32は、図示しない移
動手段によって、上述したガイドレール31に沿って、
移送機構部23との間でワーク(駆動ユニット2)の受
渡しをする図6に図示のワーク受渡し位置と後述する接
着剤塗布装置38で接着剤を塗布する接着剤塗布位置と
の間で移動できるようにしている。
【0026】また、この第2ステーションS2は、ガイ
ドレール31のY方向前方側(図6の左側)にはポール
37によってベース22上方に配設したスクリーン印刷
式接着剤塗布装置38を備え、予め所定の姿勢でマスク
支持プレート39にセットしたスクリーンマスク40を
用いて、駆動ユニット2の圧電素子5及び支柱部6上面
に接着剤8をスクリーン印刷で塗布する。
【0027】このスクリーン印刷式接着剤塗布装置38
は、図9をも参照して、接着剤8を塗布するためのスキ
ージ41とダミー印刷用のスキージ42とを備えると共
に、ダミー印刷のためにテープ繰り出しローラ43から
繰り出されてテープ巻取りローラ44で巻取られるダミ
ー印刷用ローラテープ45を備え、これらのテープ繰り
出しローラ43及びテープ巻取りローラ44は図示しな
い移動機構部によってスクリーンマスク33の下方に位
置するダミー印刷位置とスクリーンマスク33の下方か
ら退避した退避位置との間で移動できるように配設して
いる。また、この接着剤塗布装置38にはディスペンサ
システムを具備して接着剤8を自動供給できるように
し、作業時間の短縮を図っている。
【0028】さらに、図6に戻って、この第2ステーシ
ョンS2には、駆動ユニット2の圧電素子5及び支柱部
6をエリアで撮像する位置検出用(以下、「印刷用カメ
ラ」という。)46を備えている。この印刷用カメラ4
6は接着剤の塗布状態を検査するためのカメラとしても
兼用することができる。
【0029】そして、この第2ステーションS2では、
移送機構部23によって移送された駆動ユニット2がテ
ーブル30上に移載され、ガイドレール31を介してテ
ーブル30が移動することで駆動ユニット2を印刷用カ
メラ46による撮像位置に移動させ、この印刷用カメラ
46で駆動ユニット2を撮像して、この撮像結果を画像
処理して駆動ユニット2の位置を測定し、この測定結果
とスクリーンマスク40の位置情報とに基づいて支持機
構部35を駆動制御して、駆動ユニット2の圧電素子5
及び支柱部6とスリーンマスク40との位置合わせを行
う。
【0030】さらに、駆動ユニット2の圧電素子5及び
支柱部6とスリーンマスク40との位置合わせ後、テー
ブル30と共に駆動ユニット2をスクリーンマスク40
の下方側に移動させ、駆動ユニット2の位置調整をした
後、接着剤塗布装置38によって圧電素子5及び支柱部
6上にスクリーン印刷方式で接着剤8を塗布する。
【0031】すなわち、この組立装置では、駆動ユニッ
ト2の圧電素子5及び支柱部6上にスクリーン印刷方式
で接着剤8を塗布して液室ユニット3と接合するため、
圧電素子5及び支柱部6上に接着剤8を塗布しなければ
ならない。そのため、所定位置に設けたスクリーンマス
ク40は予め所定の姿勢でマスク支持プレート39にセ
ットされているので、駆動ユニット2の位置を検出し
て、スクリーンマスク40とのずれ量を演算し、この演
算結果であるずれ量に応じて支持機構部65の可動台3
3及びZ軸,X軸,θ軸の各移動機構部34,35,3
6を駆動制御することによって、テーブル30上の駆動
ユニット2をスクリーンマスク40と合致する位置に正
確に位置調整する。
【0032】第3ステーションS3は、移送機構部23
によって第2ステーションS2から移送された駆動ユニ
ット2と液室ユニット供給部から供給される他方の微細
部品である液室ユニット3とを接合するステーションで
あり、駆動ユニット2を搭載するテーブル30を備えて
いる。このテーブル50は、ベース22上にワーク搬送
方向(第1ステーションS1から第4ステーションに沿
う方向)に対して前後方向に敷設したガイドレール51
上に位置決め手段である支持機構部52を介して支持さ
れると共に、図示しない真空源に連結されていて、搭載
された駆動ユニット2を吸着保持する。
【0033】支持機構部52は、ガイドレール51上に
可動台53を一方向(Y方向)に摺動自在の搭載し、こ
の可動台53上にZ軸移動機構部54を支持し、このZ
軸移動機構部54上にX軸移動機構部55を支持し、こ
のX軸移動機構部55上にθ軸移動機構部56を支持し
てなり、このθ軸移動機構部56上に前記テーブル50
を載設している。この支持機構部52は、図示しない移
動手段によって、ガイドレール51に沿って、移送機構
部23との間でワーク(駆動ユニット2、及び駆動ユニ
ット2と液室ユニット3の接合部材=インクジェットヘ
ッド1)の受渡しをする図7に図示のワーク受渡し位置
と駆動ユニット2と液室ユニット3とを接合する接合位
置との間で移動できるようにしている。
【0034】また、この第3ステーションS3は、ガイ
ドレール51のY方向前方側(図7の左側)には他方の
微細部品である液室ユニット3を供給する液室ユニット
供給部と接合位置との間で液室ユニット3を移送するた
めの液室ユニット移送機構部61を備えている。この液
室ユニット移送機構部61は、図示しないスライドレー
ルに摺動自在に支持した保持手段62を備え、モータ6
3でボールネジ64を回転させることによって、保持手
段62を移動させる。この保持手段62は、液室ユニッ
ト3を吸着保持するものであり、図示しない真空源に連
結され、液室ユニット3を吸着保持し、また、後述する
接合用カメラで駆動ユニット2の基板4の位置検出用基
準孔12及び液室ユニット3の位置検出用基準孔13を
撮像できるように貫通穴を設けている。
【0035】さらに、この第3ステーションS3には、
駆動ユニット2と液室ユニット3とを重ねた状態で、駆
動ユニット2の基板4の位置検出用基準孔12及び液室
ユニット3の位置検出用基準孔13を撮像する撮像手段
である位置検出用カメラ(以下、「接合用カメラ」とい
う。)66を備え、この接合用カメラ66の撮像結果を
画像処理して駆動ユニット2と液室ユニット3の各位置
を検出し、駆動ユニット2を液室ユニット3と合致する
位置に正確に位置調整して、駆動ユニット2と液室ユニ
ット3とを接合する。
【0036】なお、接合用カメラ66は、駆動ユニット
2の基板4及び液室ユニット3に形成した複数の位置検
出用基準孔12,13を同時に撮像可能な3視野の光学
系を具備すると共に、その光学系として2焦点光学系を
用いている。
【0037】また、この第3ステーションS3には被撮
像微細部品である駆動ユニット2及び液室ユニット3の
位置検出を行う際にこれらの被撮像微細部品を照射する
光源67を備えている。この光源67を載置した照明支
持プレート68は、フレーム21上に支持したアングル
69上に取付けたスライドシリンダ70によって移動可
能としている。
【0038】そして、光源67は、駆動ユニット2がワ
ーク受渡し位置から移送されてくる際には、スライドシ
リンダ70によって駆動ユニット2に移送経路から退避
した退避位置に移動し、駆動ユニット2及び液室ユニッ
ト3の位置検出をするための撮像の際には所定位置に移
動させる。また、接合完了後に接合用カメラ67を用い
て、接合後の駆動ユニット2の基板4及び液室ユニット
3に形成した複数の位置検出用基準孔12,13を撮像
し、この撮像結果に基づいてずれ量を計測し、良品/不
良品の判定を行う。この検査データは良品/不良品の判
定だけであく、すれ量をフィードバックして次回の接合
オフセットデータを自動修正する。
【0039】第4ステーションS4は、テーブル72及
び第1ステーションS1の支持機構部25と同様に構成
した支持機構部72を備えている。なお、第1ステーシ
ョンS1及び第4ステーションS4のテーブル24,7
2としてはパレタイズステージを用いることによって、
パレット搬送に対応する供給、排出ができるようにな
る。
【0040】移送機構部23は、ベース22上に取付け
た支持部材81,82間に、第1ステーションS1から
第4ステーションS4の方向(ワーク搬送方向)に沿っ
てガイドシャフト83を配設し、このガイドシャフト8
3に移動テーブル84を摺動自在に搭載し、この移動テ
ーブル84には支持部材81に取付けた送りシリンダ8
5を連結して、移動テーブル84をワーク搬送方向に移
動可能にしている。
【0041】そして、移動テーブル84上にスペーサ部
材86を介してワーク搬送方向に沿った搬送アーム87
を取付けている。この搬送アーム87は第1ステーショ
ンS1から第3ステーションS3間の長さに相当する長
さを有し、搬送アーム87の両端部にはワーク保持手段
である真空チャック88,89を保持し、中央部には同
じくワーク搬送手段であるメカニカルチャック90を保
持している。これらの真空チャック88とメカニカルチ
ャック90との間隔及びメカニカルチャック90と真空
チャック89との間隔は、第1〜第4ステーションS1
〜S4の間隔と同じく等ピッチ間隔としている。
【0042】この移送機構部23の搬送アーム87は、
図5で実線図示の位置にあるときに、真空チャック88
が第1ステーションS1のワーク受取り位置に、メカニ
カルチャック89が第2ステーションS2のワーク受け
渡し位置に、真空チャック89が第3ステーションのワ
ーク受け渡し位置にそれぞれ対応し、送りシリンダ85
が駆動されて同図破線図示の位置に移動されたときに、
真空チャック88が第2ステーションS2のワーク受け
渡し位置に、メカニカルチャック89が第3ステーショ
ンS3のワーク受け渡し位置に、真空チャック89が第
4ステーションのワーク払出し位置にそれぞれ対応す
る。
【0043】次に、このように構成した微細部品の組立
装置の作用について図10及び図11をも参照して説明
する。先ず、図10を参照して、駆動ユニット2を第1
ステーションS1のテーブル24上に吸着保持した後、
移送機構部23の真空チャック88によってテーブル2
4上の駆動ユニット2を吸着し、送りシリンダ85によ
って搬送アーム87を図5の実線図示の位置から破線図
示を図示の位置へ移動させることによって、駆動ユニッ
ト2を第2ステーションS2に移送する。
【0044】そして、移送機構部23から駆動ユニット
2を受け渡し位置にいるテーブル30に移載し、テーブ
ル30を移動させて駆動ユニット2を印刷用カメラ46
の撮像位置に移動させ、印刷用カメラ46によって駆動
ユニット2の基板4の位置検出用基準孔12を撮像し
て、駆動ユニット2の位置を検出した後、この検出結果
とスクリーンマスク40の位置情報に基づいて駆動ユニ
ット2(圧電素子5及び支柱部6)の現位置がスクリー
ンマスク40の位置と一致するか否かを判別する。
【0045】このとき、駆動ユニット2の位置がスクリ
ーンマスク40の位置と一致していないければ、計測結
果とスクリーンマスク40の位置情報とに基づいて駆動
ユニット2の位置補正量を演算して、この演算結果に応
じて支持機構部32の可動台33及びZ軸,Y軸,θ軸
の各移動機構部34,35,36を駆動制御して駆動ユ
ニット2の位置を調整し、再度駆動ユニット2の基板4
の位置検出用基準孔12を印刷用カメラ46で撮像して
駆動ユニット2の位置を計測する。
【0046】そして、駆動ユニット2とスクリーンマス
ク40との位置合せができたときには、テーブル30を
移動することで駆動ユニット2を接着剤塗布装置38に
よる接着剤塗布位置に移動して、接着剤塗布装置38に
よって駆動ユニット2の圧電素子5及び支柱部6上面に
接着剤8をスクリーン印刷で塗布する。このように駆動
ユニット2とスクリーンマスク33との位置合わせをし
た後接着剤を塗布する。
【0047】すなわち、駆動ユニット2の圧電素子5及
び支柱部6に接着剤8を塗布するために使用するスクリ
ーンマスク40のパターン(マスクパターン)は、圧電
素子5及び支柱部6の幅よりも狭く形成しており、か
つ、接着剤8は圧電素子5及び支柱部6のセンターに塗
布しなければならず、更に圧電素子5と支柱部6との間
の溝に接着剤8がはみ出して塗布してはならないので、
駆動ユニット2とスクリーンマスク40との位置合わせ
をした後接着剤を塗布するのである。
【0048】ここで、図9をも参照してスクリーン印刷
による接着剤の塗布工程について説明すると、同図
(a)に示すように接着剤塗布装置38の印刷用スキー
ジ41及びダミー印刷用スキージ42が初期位置にある
状態で、同図(b)に示すように駆動ユニット2が位置
決めされた後、同図(c)に示すようにスキージ41の
みが下降してスクリーンマスク40上を一方向に走査
し、これによって駆動ユニット2に接着剤8が塗布さ
れ、同図(d)に示すように終了位置でスキージ41が
上昇して印刷が完了する。
【0049】次いで、同図(f)に示すようにスクリー
ンマスク40の下方に繰り出しローラ43及び巻取りロ
ーラ44間に張装したダミー印刷用ローラテープ45が
移動配置され、同図(g)に示すようにスキージ42が
下降し(なお、実際にはスキージ41の上昇時にこれら
の動作が行われる。)、同図(h)に示すようにスクリ
ーンマスク40を逆方向に走査し、スクリーンマスク4
0に残留している接着剤をダミー印刷用ローラテープ4
5側にはみ出させてを除去し、同図(i)に示すように
スキージ42が上昇してダミー印刷が完了する。なお、
ダミー印刷用ローラテープ45はダミー印刷が終了する
と巻取りローラ44に所定量巻取られて次の接着剤塗布
動作に備える。
【0050】このようにスキージ41及びダミー印刷用
スキージ42を備えて、スキージ41が次の印刷をする
ために初期位置に戻るときにダミー印刷用スキージ42
の動作に併せてスクリーンマスク40の裏面にダミー印
刷用ローラテープ45を配置して接着剤の残液及び転写
残りの接着剤を除去することによって、接合品質が向上
する。
【0051】その後、接着剤の塗布が完了した駆動ユニ
ット2を、テーブル30を逆方向に移動させることで接
着剤塗布位置から受け渡し位置へ移動させ、移送機構部
23によって保持する。この場合、移送機構部23の搬
送アーム87は第1ステーションS1から第2ステーシ
ョンS2への駆動ユニット2の移送が終了した後、図1
の実線図示の位置に復帰しており、第2ステーションS
2ではメカニカルチャック90で接着剤が塗布された駆
動ユニット2を保持すると共に、第1ステーションS1
では前述したように真空チャック88で接着剤の塗布さ
れていない駆動ユニット2を保持する。
【0052】ここで、移送機構部23の搬送アーム87
に備えたワーク保持手段として、接着剤塗布後の駆動ユ
ニット2を保持するためのワーク保持手段としては真空
チャックに代えてメカニカルチャック90を用いている
ので、圧電素子5及び支柱部6表面に接着剤8が塗布さ
れている駆動ユニット2を保持することが可能になる。
【0053】次いで、図11を参照して、移送機構部2
3の搬送アーム87を移動させて駆動ユニット2を第2
ステーションS2から第3ステーションS3に移送す
る。なお、このとき、移送機構部23の搬送アーム87
の真空チャック88で吸着保持した駆動ユニット2は上
述したように第2ステーションS2に移送される。
【0054】そして、受け渡し位置で駆動ユニット2を
テーブル50に移載し、テーブル50を移動して駆動ユ
ニット2を接合位置に移動させる。一方、第3ステーシ
ョンS3では液室ユニット3を液室ユニット移動機構部
61で吸着保持して、液室ユニット3を接合位置に移動
させる。
【0055】そこで、第3ステーションS3の接合位置
では、接合用カメラ66によって駆動ユニット2の基板
4の位置検出用基準孔12と液室ユニット3の位置検出
用基準孔13とを撮像して、この撮像結果に基づいて駆
動ユニット2と液室ユニット3の位置を測定し、両者の
ずれ量(偏差量)を演算し、演算した両者の偏差量が予
め定めた許容範囲内か否かを判別する。
【0056】このとき、駆動ユニット2と液室ユニット
3の偏差量が許容範囲内でなければ、演算した偏差量を
駆動ユニット2の位置補正量として、この補正量に応じ
て支持機構部52の可動台53及びZ軸,Y軸,θ軸の
各移動機構部54,55,56を駆動制御して駆動ユニ
ット2の位置を調整し、再度駆動ユニット2の基板4の
位置検出用基準孔12及び液室ユニット3の位置検出用
基準孔13を位置検出用カメラ66で撮像して、この撮
像結果に基づいて駆動ユニット2と液室ユニット3の位
置を測定し、両者の偏差量を演算する処理を繰り返し行
う。
【0057】そして、駆動ユニット2と液室ユニット3
の偏差量が許容範囲内になったときには、Z軸移動機構
部56を駆動制御してZ軸を上昇させ、駆動ユニット2
を上昇させることによって駆動ユニット2の圧電素子5
及び支柱部6と液室ユニット3とを接合する。
【0058】その後、再度、接合用カメラ41によって
駆動ユニット2の基板4の位置検出用基準孔12と液室
ユニット3の位置検出用基準孔13とを撮像して、この
撮像結果に基づいて駆動ユニット2と液室ユニット3の
接合ずれ量を演算し、演算した両者の接合ずれ量が予め
定めた良品範囲内か否かを判別する。
【0059】このとき、接合ずれ量が良品許容範囲内で
あれば、テーブル50を復動させて駆動ユニット2と液
室ユニット3とを接合したインクジェットヘッド1(ワ
ーク)を受け渡し位置に移動し、移送機構部23の真空
チャック91で保持して、移送機構部23の搬送アーム
87を移動させてワークを第4ステーションS4に移送
して排出する。なお、良品許容範囲内でなければ、不良
品処理ルーチンを実行する。
【0060】この移送機構部23の搬送アーム87を移
動するときに、第1ステーションS1から第2ステーシ
ョンS2び駆動ユニット2が移送され、第2ステーショ
ンS2から第3ステーションS3に移送され、複数のワ
ークの移送が並行して行われる。これによって、接着剤
塗布工程と接合工程を同時に行なうことが可能になり、
生産タクトが短縮し、また、高精度の接合を行なうこと
ができる。
【0061】なお、上記実施例においては、本発明を微
細部品としてのインクジェットヘッドを組立る組立装置
に適用した例で説明したが、インクジェットヘッド以外
の微細部品を組立る装置にも当然に適用することができ
る。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の微細部
品の組立装置によれば、2つの微細部品にそれぞれ設け
た位置検出用基準手段を検出し、この検出結果に基づい
て2つの微細部品を接合する微細部品の組立装置におい
て、2つの微細部品のうちの一方の微細部品を供給する
第1ステーションと、一方の微細部品に接着剤を塗布す
る第2ステーションと、2つの微細部品を接合する第3
ステーションと、2つの微細部品を接合した組立物を排
出する第4ステーションとを順次配置すると共に、第2
ステーションには、一方の微細部品を撮像する位置検出
用撮像手段と、この撮像手段の撮像結果に基づいて一方
の微細部品を接着剤塗布位置に位置決めする位置決め手
段とを備え、第3ステーションには、他方の微細部品を
吸着保持する保持手段と、この保持手段を他方の微細部
品供給側との間で往復移動させる移動機構部と、2つの
微細部品を撮像する撮像手段及び移動可能に配設した照
明用光源と、2つの微細部品を接合位置に位置決めする
位置決め手段とを備えている構成としたので、接着剤塗
布と接合工程を並行して行なえるようにすることが可能
になって生産タクトの短縮化を図れると共に、高精度の
接合を行なうことができる。
【0063】請求項2の微細部品の組立装置によれば、
上記請求項1の微細部品の組立装置において、第1ステ
ーションから第4ステーションの方向に沿って移動可能
に搬送アームを配設し、この搬送アームには一方の微細
部品及び接合された2つの微細部品を保持する複数のワ
ーク保持手段を取付けてなる移送手段を備えると共に、
第2ステーションの位置決め手段は移送手段のワーク保
持手段との間でワークの受渡しをする受渡し位置と接着
剤を塗布する接着剤塗布位置との間で移動可能に配設
し、第3ステーションの位置決め手段は移送手段のワー
ク保持手段との間でワークの受渡しをする受渡し位置と
他方の微細部品と接合する接合位置との間で移動可能に
配設した構成したので、接着剤塗布と接合工程を並行し
て行なうことができ、生産タクトが短縮すると共に、高
精度の接合を行なうことができる。。
【0064】請求項3の微細部品の組立装置によれば、
上記請求項1又は2の微細部品の組立装置において、第
1,第2,第3,第4ステーションを等間隔で配置して
いる構成としたので、微細部品のステーション間の移送
を行なうための構成が簡単になる。
【0065】請求項4の微細部品の組立装置によれば、
上記請求項2又は3の微細部品の組立装置において、移
送手段の複数のワーク保持手段の内の少なくともいずれ
かがメカニカルチャックである構成としたので、接着剤
が塗布された後の微細部品を保持して移送することがで
きる。
【0066】請求項5の微細部品の組立装置によれば、
上記請求項1乃至4のいずれかの微細部品の組立装置に
おいて、第2ステーションの接着剤塗布手段がスクリー
ン印刷型接着剤塗布装置であり、この接着剤塗布装置に
はダミー印刷用ローラテープを備えている構成としたの
で、接合品質が向上する。
【0067】請求項6の微細部品の組立装置によれば、
上記請求項1乃至5のいずれかの微細部品の組立装置に
おいて、第1,第4ステーションにはパレタイズステー
ジを備えている構成としたので、微細部品のパレット搬
送に対応する供給、排出を行なうことができる。
【0068】請求項7の微細部品の組立装置によれば、
上記請求項1乃至6のいずれかの微細部品の組立装置に
おいて、2つの微細部品のうちの一方の微細部品がノズ
ル形成部材、液室隔壁部材及び振動板を一体化した液室
ユニットであり、他方の微細部品が基板に圧電素子を接
合した駆動ユニットである構成としたので、液室ユニッ
トと駆動ユニットを高精度に接合することができ、信頼
性の高いインクジェットヘッドを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェットヘッドの模式的説明図
【図2】同ヘッドの駆動ユニットの平面図
【図3】同駆動ユニットの正面図
【図4】同ヘッドの液室ユニットの平面図
【図5】本発明に係る微細部品の組立装置の全体構成を
示す正面図
【図6】同5のA−A線に沿う断面図
【図7】同6のB−B線に沿う断面図
【図8】同組立装置の移送機構部の搬送アームを説明す
る要部説明図
【図9】同組立装置に接着剤塗布工程の説明に供する説
明図
【図10】同組立装置による組立工程の説明に供するフ
ロー図
【図11】同組立装置による組立工程の説明に供するフ
ロー図
【符号の説明】
1…インクジェットヘッド、2…駆動ユニット、3…液
室ユニット、4…基板、12,13…位置検出用基準
孔、23…移送機構部、24,30,50…テーブル、
25,32,52…支持機構部、26,33,53…可
動台、27,34,54…X軸移動機構部、28,3
5,55…Z軸移動機構部、29,36,56…θ軸移
動機構部、38…接着剤塗布装置、40…スクリーンマ
スク、45…ダミー印刷用ローラテープ、46…印刷用
カメラ、61…液室ユニット移動機構部、63…接合用
用カメラ、87…搬送アーム、88,89…真空チャッ
ク、90…メカニカルチャック、S1…第1ステーショ
ン、S2…第2ステーション、S3…第3ステーショ
ン、S4…第4ステーション。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの微細部品にそれぞれ設けた位置検
    出用基準手段を検出し、この検出結果に基づいて前記2
    つの微細部品を接合する微細部品の組立装置において、
    この組立装置は、前記2つの微細部品のうちの一方の微
    細部品を供給する第1ステーションと、前記一方の微細
    部品に接着剤を塗布する第2ステーションと、前記2つ
    の微細部品を接合する第3ステーションと、前記2つの
    微細部品を接合した組立物を排出する第4ステーション
    とを順次配置すると共に、前記第2ステーションには、
    前記一方の微細部品を撮像する位置検出用撮像手段と、
    この撮像手段の撮像結果に基づいて前記一方の微細部品
    を接着剤塗布位置に位置決めする位置決め手段とを備
    え、前記第3ステーションには、前記他方の微細部品を
    吸着保持する保持手段と、この保持手段を他方の微細部
    品供給側との間で往復移動させる移動機構部と、前記2
    つの微細部品を撮像する撮像手段及び移動可能に配設し
    た照明用光源と、前記2つの微細部品を接合位置に位置
    決めする位置決め手段とを備えたことを特徴とする微細
    部品の組立装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の微細部品の組立装置に
    おいて、前記第1ステーションから第4ステーションの
    方向に沿って移動可能に搬送アームを配設し、この搬送
    アームには前記一方の微細部品及び接合された2つの微
    細部品を保持する複数のワーク保持手段を取付けてなる
    移送手段を備えると共に、前記第2ステーションの前記
    位置決め手段は前記移送手段のワーク保持手段との間で
    ワークの受渡しをする受渡し位置と前記接着剤を塗布す
    る接着剤塗布位置との間で移動可能に配設し、前記前記
    第3ステーションの前記位置決め手段は前記移送手段の
    ワーク保持手段との間でワークの受渡しをする受渡し位
    置と前記他方の微細部品と接合する接合位置との間で移
    動可能に配設したことを特徴とする微細部品の組立装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の微細部品の組立
    装置において、前記第1,第2,第3,第4ステーショ
    ンを等間隔で配置したことを特徴とする微細部品の組立
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の微細部品の組立
    装置において、前記移送手段の複数のワーク保持手段の
    内の少なくともいずれかがメカニカルチャックであるこ
    とを特徴とする微細部品の組立装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の微細
    部品の組立装置において、前記第2ステーションの接着
    剤塗布手段がスクリーン印刷型接着剤塗布装置であり、
    この接着剤塗布装置にはダミー印刷用ローラテープを備
    えたことを特徴とする微細部品の組立装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の微細
    部品の組立装置において、前記第1,第4ステーション
    にはパレタイズステージを備えたことを特徴とする微細
    部品の組立装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の微細
    部品の組立装置において、前記2つの微細部品のうちの
    一方の微細部品がノズル形成部材、液室隔壁部材及び振
    動板を一体化した液室ユニットであり、他方の微細部品
    が基板に圧電素子を接合した駆動ユニットであることを
    特徴とする微細部品の組立装置。
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