JPH1199654A - 微細部品の組立装置 - Google Patents

微細部品の組立装置

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JPH1199654A
JPH1199654A JP26302197A JP26302197A JPH1199654A JP H1199654 A JPH1199654 A JP H1199654A JP 26302197 A JP26302197 A JP 26302197A JP 26302197 A JP26302197 A JP 26302197A JP H1199654 A JPH1199654 A JP H1199654A
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fine
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screen mask
assembling
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JP26302197A
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Kenichi Yoshimura
研一 吉村
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組立装置の稼働率が低い。 【解決手段】 接着剤塗布装置35のスクリーンマスク
33を自動的に交換するマスク交換機構部60を備え
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は2つの微細部品を接
合する微細部品の組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、インクジェットヘッドを用いて
画像を記録するプリンタ、ファクシミリ、コピー等のイ
ンクジェット記録装置は、インク滴を吐出するための複
数のノズルと、各ノズルに対応して設けた電気機械変換
素子や発熱抵抗体などのアクチュエータとを備えたイン
クジェットヘッドを記録ヘッドに用いて、記録信号に応
じてノズルからインク滴を記録媒体(インク滴が付着す
るもの)に吐出することによって、高速、高密度、高品
質の記録を行なうものである。
【0003】インクジェットヘッドとしては種々の構造
のものが知られているが、例えば、基板上に複数の圧電
素子を設け、この圧電素子に振動板の変位部を接合し、
この振動板上に変位部に対応する液室を形成するための
液室隔壁部材を設け、この液室隔壁部材上に振動板の変
位部に対向するノズルを形成したノズル板(ノズル形成
部材)を設けて、圧電素子を駆動することで振動板を介
して液室内のインクを加圧し、ノズル板のノズルからイ
ンク滴を吐出するようにしたものがある。また、基板上
に複数の圧電素子と液室隔壁となる支柱部とを交互に列
設し、圧電素子に対向するノズルを形成したノズル板を
支柱部に接合して、圧電素子の変位によって対向するノ
ズルからインク滴を吐出するようにしたものもある。
【0004】このようなインクジェットヘッドおいて、
高密度、高品質記録を行うためはヘッドを構成している
微細な構成部品の個々の精度を高くしなければならない
と共に、ノズル板、振動板、圧電素子等の各微細部品を
接合して組み立てるときの組み立て精度(部品相互の位
置精度即ち接合精度)を高くしなければならない。
【0005】特に、組立ての中でも、ノズル板のノズル
と振動板の変位部との位置精度、振動板の変位部と圧電
素子との位置精度、ノズル板のノズルと圧電素子との位
置精度を高くしなければ、圧電素子の変位が効率的に振
動板から液室に伝達されなくなってインクの吐出効率が
低下したり、複数の圧電素子を同時に駆動したときに相
互の干渉を生じて吐出速度が低下したりして、画像品質
が低下するなどの不都合が発生する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上述したよう
なインクジェットヘッドを構成している2つの微細部品
を自動的に接合する微細部品の組立装置を構成すること
が考えられる。このとき、一方の微細部品への接着剤の
塗布は、ディスペンサシステムを具備したスクリーン印
刷方式接着剤塗布装置によって行うことができるが、ス
クリーンマスク上にディスペンサで接着剤を供給してス
キージで塗布するようにした場合、スクリーンマスク上
面及び下面での接着剤残りが多くなると、接着剤が無駄
になる。
【0007】また、スクリーン印刷方式接着剤塗布装置
にあっては、塗布回数を重ねることによって、スクリー
ンマスクの下面への接着剤の回り込みが生じて接着剤塗
布精度を低下させて微細部品の品質に悪影響を及ぼすこ
とになるため、スクリーンマスクを適宜洗浄する必要が
ある。しかし、このスクリーンマスクの洗浄を行うため
に装置を停止するのでは作業効率が悪くなり、特にスク
リーンマスクへの過剰供給を行ったときにはスクリーン
マスク下面への回り込み量が多くなって、スクリーンマ
スクの洗浄回数が増え、装置の稼働率が低下することに
なる。
【0008】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、スクリーン印刷方式接着剤塗布装置を用いた微細
部品の組立装置の稼働率低下を抑制することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、請求項1の微細部品の組立装置は、2つの微細部品
のいずれか一方の微細部品にディスペンサシステムを具
備したスクリーン印刷方式接着剤塗布装置によって接着
剤を塗布して、前記2つの微細部品を接合する微細部品
の組立装置において、前記ディスペンサシステムの接着
剤吐出手段を2軸方向に移動させる移動手段を備えてい
る構成とした。
【0010】請求項2の微細部品の組立装置は、2つの
微細部品のいずれか一方の微細部品にディスペンサシス
テムを具備したスクリーン印刷方式接着剤塗布装置によ
って接着剤を塗布して、前記2つの微細部品を接合する
微細部品の組立装置において、前記スクリーン印刷方式
接着剤塗布装置のスクリーンマスクを交換するマスク交
換手段を備えている構成とした。
【0011】請求項3の微細部品の組立装置は、上記請
求項2の微細部品の組立装置において、前記一方の微細
部品に塗布された接着剤の塗布状態を検査する塗布状態
検査手段を備え、この塗布状態検査手段の検査結果に応
じて前記スクリーンマスクの交換を行う構成とした。
【0012】請求項4の微細部品の組立装置は、上記請
求項2又は3の微細部品の組立装置において、前記スク
リーン印刷方式接着剤塗布装置から取り出した使用され
たスクリーンマスクを洗浄するマスク洗浄手段を備えて
いる構成とした。
【0013】請求項5の微細部品の組立装置は、上記請
求項4の微細部品の組立装置において、前記スクリーン
マスクをストックするマスクストッカ手段を備えている
構成とした。
【0014】請求項6の微細部品の組立装置は、上記請
求項1乃至5のいずれかの微細部品の接合装置におい
て、この接合装置は、順次配置した第1、第2、第3、
第4及び第5ステーションと、これらの各ステーション
に前記2つの部材のうちの他方の部材を移送位置決めす
る移送機構部とを備え、前記第1ステーションは、前記
一方の微細部品を吸着保持し、X軸、Y軸、Z軸及びθ
軸まわりに移動させる移動機構部を有する支持機構部を
備え、前記第2ステーションは、前記支持機構部で保持
された一方の微細部品を撮像する位置検出用カメラと、
この位置検出用カメラの検出結果に基づいて前記第3ス
テーションに配設されるスクリーンマスクとの位置合せ
をするに必要な指令を前記支持機構部の移動機構部に送
出する手段とを備え、前記第3ステーションは移送され
た前記一方の微細部品と前記スクリーンマスクとを重ね
合せて前記一方の微細部品の所定位置に接着剤を塗布す
るスクリーン印刷方式接着剤塗布装置を備え、前記第4
ステーションは、前記第2つの微細部品のうちの他方の
微細部品を吸着保持する保持手段と、この保持手段を前
記他方の微細部品を搭載する前記第5ステーションとの
間で往復移動させる移動機構部とを備えている構成とし
た。
【0015】請求項7の微細部品の組立装置は、上記請
求項1乃至6のいずれかの微細部品の組立装置におい
て、前記2つの微細部品のうちの一方の微細部品が基板
に圧電素子を接合した駆動ユニットであり、他方の微細
部品がノズルを形成したノズル形成部材、液室隔壁部材
及び振動板を一体化したノズルユニットであること微細
部品の組立装置。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照して説明する。先ず、図1乃至図4を参照し
て本発明に係る微細部品の組立装置で接合する2つの微
細部品を含むインクジェットヘッドの一例について説明
する。図1はインクジェットヘッドの模式的説明図、図
2は同ヘッドの駆動ユニットの平面図、図3は同駆動ユ
ニットの正面図、図4は同ヘッドのノズルユニットの平
面図である。
【0017】このインクジェットヘッド1は、駆動ユニ
ット2と、この駆動ユニット2に接合したノズルユニッ
ト3とを備えている。駆動ユニット2は、図2及び図3
にも示すように、基板4上に複数の圧電素子5及び支柱
部6を交互に配設してなり、これらの圧電素子5及び支
柱部6は所定の間隔を置いて基板4に接合している。
【0018】一方、ノズルユニット3には、図4にも示
すように、インク滴を吐出する複数のノズル7を形成し
たノズル形成部材(ノズルプレート)8と、ノズル7が
連通する液室9を形成する液室隔壁部材10と、圧電素
子5の変位を液室9へ伝達するための振動板11とを順
次積層し接合してなる。
【0019】そして、これらの駆動ユニット2及びノズ
ルユニット3はそれぞれ別個に組立接合された後、本発
明に係る微細部品の組立装置を用いて、駆動ユニット2
の各圧電素子5及び支柱部6上面に接着剤8を塗布して
ノズルユニット3と高い精度で接着接合する。
【0020】ここで、駆動ユニット2の基板4には4隅
の一角を除いた3箇所に位置検出用基準手段である位置
検出用基準孔12を形成し、一方、ノズルユニット3に
も基板4の位置検出用基準孔12に対応する位置に位置
検出用基準手段である位置検出用基準孔13を形成して
いる。このノズルユニット3の位置検出用基準孔13は
基板4の位置検出用基準孔12よりも大径に形成してい
る。
【0021】また、ノズルユニット3の位置検出用基準
孔13と基板4の位置検出用基準孔12とは接合時に同
心円状になる位置に形成しているが、後述するように上
方からカメラ(撮像手段)で撮像したときにノズルユニ
ット3の位置検出用基準孔13と基板4の位置検出用基
準孔12とを検出可能な位置に配置していれば良い。つ
まり、駆動ユニット2とノズルユニット3とを高精度に
位置合わせして接合すること、より正確には、ノズルユ
ニット3の各ノズル7と駆動ユニット2の各圧電素子5
とが接着剤8を介して精度よく接着接合されていること
がヘッドの性能上重要であり、位置検出用基準手段はこ
の高精度接着接合を可能にする基準となるものであれば
よい。
【0022】そこで、本発明に係る微細部品の組立装置
について図5以降を参照して説明する。図5は同接合装
置の全体構成を示す正面図、図6は図5のA−A線に沿
う断面図、図7は図5のB−B線に沿う断面図である。
【0023】この微細部品の組立装置は、剛性のある溶
接構造で構成したフレーム21上にベース22を載置
し、このベース22上にスライドレール23を敷設して
いる。そして、ベース22上に、第1ステーションS
1、第2ステーションS2、第3ステーションS3、第
4ステーションS4及び第5ステーションS5を順次配
置すると共に、接合対象となるインクジェットヘッド1
を構成する一方の微細部品である駆動ユニット2を第
1、第2、第3及び第4ステーションS1〜S4に順次
移送する図示しない移送機構部を備えている。
【0024】ここで、第1ステーションS1は、接合対
象となるインクジェットヘッド1の駆動ユニット2を搭
載するステーションであり、駆動ユニット2を搭載する
テーブル24を備えている。このテーブル24は、スラ
イドレール23上に支持機構部25を介して支持される
と共に、図示しない真空源に連結されていて、搭載され
た駆動ユニット2を吸着保持する。支持機構部25は、
スライドレール23上に一方向(X方向)に可動台26
を摺動自在の搭載し、この可動台26上にZ軸移動機構
部27を支持し、このZ軸移動機構部27上にY軸移動
機構部28を支持し、このY軸移動機構部28上にθ軸
移動機構部29を支持してなり、このθ軸移動機構部2
9上にテーブル24を載設している。
【0025】第2ステーションS2は、図示しない移送
機構部によって支持機構部25で支持されたテーブル2
4と共に第1ステーションS1から移送された駆動ユニ
ット2の位置検出及び位置調整を行うステーションであ
り、駆動ユニット2の圧電素子5及び支柱部6をエリア
で撮像する位置検出用(以下、「印刷用カメラ」とい
う。)31を備えている。この印刷用カメラ31は接着
剤の塗布状態を検査するためのカメラとしても兼用する
ことができる。
【0026】そして、この第2ステーションS2では、
印刷用カメラ31による撮像結果を画像処理して駆動ユ
ニット2の位置を測定し、この測定結果と後述する第3
ステーションS3のスクリーンマスク33の位置情報と
に基づいて支持機構部25を駆動制御して、駆動ユニッ
ト2の圧電素子5及び支柱部6と第3ステーションS3
のスクリーンマスク33との位置合わせを行う。
【0027】すなわち、この組立装置では、駆動ユニッ
ト2の圧電素子5及び支柱部6上にスクリーン印刷方式
で接着剤8を塗布してノズルユニット3と接合するた
め、圧電素子5及び支柱部6上に接着剤8を塗布しなけ
ればならない。そのため、第3ステーションS3の所定
位置に設けたスクリーンマスク33は予め所定の姿勢で
マスク支持プレート34にセットされているので、駆動
ユニット2の位置を検出して、スクリーンマスク33と
のずれ量を演算し、この演算結果であるずれ量に応じて
支持機構部25の可動台26(X軸),Y軸,θ軸の各
移動機構部27,28,29を駆動制御することによっ
て、テーブル24上の駆動ユニット2をスクリーンマス
ク33と合致する位置に正確に位置調整する。
【0028】第3ステーションS3は、上述したように
駆動ユニット2の圧電素子5及び支柱部6に接着剤8を
塗布するステーションである。すなわち、駆動ユニット
2とスクリーンマスク33とを重ね合わせて、ベース2
2上に載置したスクリーン印刷方式接着剤塗布装置35
によって駆動ユニット2の圧電素子5及び支柱部6上面
に接着剤8をスクリーン印刷で塗布する。
【0029】このスクリーン印刷方式接着剤塗布装置3
5にはディスペンサシステムを具備して接着剤8を自動
供給できるようにし、作業時間の短縮を図っている。そ
して、ディスペンサシステムには接着剤吐出手段である
シリンジ(シリンジを保持する部材を含む)をX軸、Z
軸の2軸方向に移動させる図示しない移動手段である移
動機構部を備え、X軸は位置制御可能なモータによって
駆動制御し、このX軸の移動速度とディスペンサ(シリ
ンジ)の吐出圧力の調整によって接着剤の供給量を制御
する。なお、Z軸の駆動制御はシリンダ或いはモータに
よって行うことができる。
【0030】第4ステーションS4と第5ステーション
S5とはノズルユニット移動機構部36のスライドレー
ル37を介して連結している。このノズルユニット移動
機構部36は、ベース22上に載置され、スライドレー
ル37上に摺動自在に支持した保持手段38を備え、こ
の保持手段38は、第4ステーションS4と第5ステー
ションS5との間で往復移動させる。このノズルユニッ
ト移動機構部36は、モータ39、ボールネジ40及び
スライドレール37とからなる。保持手段38は、ノズ
ルユニット3を吸着保持するものであり、図示しない真
空源に連結され、ノズルユニット3を吸着保持し、ま
た、後述する接合用カメラ41で駆動ユニット2の基板
4の位置検出用基準孔12及びノズルユニット3の位置
検出用基準孔13を撮像できるように貫通穴を設けてい
る。
【0031】第4ステーションS4は、第3ステーショ
ンS3から移送されてきた駆動ユニット2と、インクジ
ェットヘッド1を構成する他方の微細部品であるノズル
ユニット3を搭載するステーションである第5ステーシ
ョンS5から移送されたノズルユニット3とを重ねた状
態で、駆動ユニット2の基板4の位置検出用基準孔12
及びノズルユニット3の位置検出用基準孔13を撮像す
る撮像手段である位置検出用カメラ(以下、「接合用カ
メラ」という。)41を備え、この接合用カメラ41の
撮像結果を画像処理して駆動ユニット2とノズルユニッ
ト3の各位置を検出し、駆動ユニット2をノズルユニッ
ト3と合致する位置に正確に位置調整して、駆動ユニッ
ト2とノズルユニット3とを接合するステーションであ
る。
【0032】なお、接合用カメラ41は、駆動ユニット
2の基板4及びノズルユニット3に形成した複数の位置
検出用基準孔12,13を同時に撮像可能な3視野の光
学系を具備すると共に、その光学系として焦点深度の深
い光学系を用いている。
【0033】この第4ステーションS4には被撮像微細
部品である駆動ユニット2及びノズルユニット3の位置
検出を行う際にこれらの被撮像微細部品を照射する光源
42を備えている。この光源42はフレーム21上に支
持したアングル45上に取付けたスライドシリンダ44
によって移動可能としている。
【0034】そして、光源42は、第3ステーションS
3から駆動ユニット2が移送されてくる際には、スライ
ドシリンダ44によって駆動ユニット2に移送経路から
退避した退避位置に移動し、駆動ユニット2及びノズル
ユニット3の位置検出をするための撮像の際には所定位
置に移動させる。
【0035】また、接合完了後に接合用カメラ41を用
いて、接合後の駆動ユニット2の基板4及びノズルユニ
ット3に形成した複数の位置検出用基準孔12,13を
撮像し、この撮像結果に基づいてずれ量を計測し、良品
/不良品の判定を行う。この検査データは良品/不良品
の判定だけでなく、測定値をフィードバックして次回の
接合オフセットデータを自動修正する。
【0036】次に、このように構成した微細部品の組立
装置の全体の作用について図8をも参照して説明する。
先ず、駆動ユニット2を第1ステーションS1のテーブ
ル24上に吸着保持した後、テーブル24を図示しない
移送機構部によって第2ステーションS2に移送する。
そして、印刷用カメラ31によって駆動ユニット2の基
板4の位置検出用基準孔12を撮像して、駆動ユニット
2の位置を検出した後、この検出結果と第3ステーショ
ンS3のスクリーンマスク33の位置情報に基づいて駆
動ユニット2(圧電素子5及び支柱部6)の現位置がス
クリーンマスク33の位置と一致するか否かを判別す
る。
【0037】このとき、駆動ユニット2の位置がスクリ
ーンマスク33の位置と一致していないければ、計測結
果とスクリーンマスク33の位置情報とに基づいて駆動
ユニット2の位置補正量を演算して、この演算結果に応
じて支持機構部25の可動台26及びZ軸,Y軸,θ軸
の各移動機構部27,28,29を駆動制御して駆動ユ
ニット2の位置を調整し、再度駆動ユニット2の基板4
の位置検出用基準孔12を印刷用カメラ31で撮像して
駆動ユニット2の位置を計測する。
【0038】そして、駆動ユニット2とスクリーンマス
ク33との位置合せができたときには、駆動ユニット2
を第3ステーションS3に移送し、駆動ユニット2の圧
電素子5及び支柱部6上面に接着剤8を塗布する。この
ように駆動ユニット2とスクリーンマスク33との位置
合わせをした後接着剤を塗布する。すなわち、駆動ユニ
ット2の圧電素子5及び支柱部6に接着剤8を塗布する
ために使用するスクリーンマスク33のパターン(マス
クパターン)は、圧電素子5及び支柱部6の幅よりも狭
く形成しており、かつ、接着剤8は圧電素子5及び支柱
部6のセンターに塗布しなければならず、更に圧電素子
5と支柱部6との間の溝に接着剤8がはみ出して塗布し
てはならないので、駆動ユニット2とスクリーンマスク
33との位置合わせをした後接着剤を塗布するのであ
る。
【0039】その後、接着剤の塗布が完了した駆動ユニ
ット2を、第3ステーションS3から再度第2ステーシ
ョンS2に逆移送する。そして、第2ステーションS2
の印刷用カメラ31を塗布状態検査用のカメラとして兼
用し、駆動ユニット2に塗布された接着剤8のパターン
と圧電素子5及び支柱部6を撮像し、この撮像情報を画
像処理して、接着剤8の塗布位置が予め定めた良品範囲
内で圧電素子5及び支柱部6に塗布されているか否かを
判別し、良品範囲内になければ不良品処理ルーチンに移
行する。
【0040】このとき、接着剤8の塗布位置が良品範囲
内であれば、塗布オフセットの自動変更ルーチンを実行
して、次回からの接着剤塗布時の駆動ユニット2の塗布
オフセット量を補正する。すなわち、上述したように塗
布された接着剤8のパターンと圧電素子5及び支柱部6
を撮像して画像処理した結果と、駆動ユニット2とスク
リーンマスク33の位置合わせ時の画像処理結果から、
位置合わせ時の計算上の駆動ユニット2とスクリーンマ
スク33の最適位置と実際の塗布パターンのずれ量を得
ることができるので、この塗布パターンのずれ量を塗布
オフセット量として、塗布オフセット量を加えて駆動ユ
ニット2の位置補正量(修正量)を算出することによっ
て、常に最適位置に接着剤を塗布することができる。
【0041】次いで、駆動ユニット2を第2ステーショ
ンS2から第3ステーションS3を経て第4ステーショ
ンS4に移送する。一方、第5ステーションS5ではノ
ズルユニット3をノズルユニット移動機構部36で吸着
保持して、ノズルユニット3を第4ステーションS4に
移送する。
【0042】そこで、第4ステーションS4では、接合
用カメラ41によって駆動ユニット2の基板4の位置検
出用基準孔12とノズルユニット3の位置検出用基準孔
13とを撮像して、この撮像結果に基づいて駆動ユニッ
ト2とノズルユニット3の位置を測定し、両者のずれ量
(偏差量)を演算し、演算した両者の偏差量が予め定め
た許容範囲内か否かを判別する。
【0043】このとき、駆動ユニット2とノズルユニッ
ト3の偏差量が許容範囲内でなければ、演算した偏差量
を駆動ユニット2の位置補正量として、この補正量に応
じて支持機構部25の可動台26及びZ軸,Y軸,θ軸
の各移動機構部27,28,29を駆動制御して駆動ユ
ニット2の位置を調整し、再度駆動ユニット2の基板4
の位置検出用基準孔12及びノズルユニット3の位置検
出用基準孔13を位置検出用カメラ41で撮像して、こ
の撮像結果に基づいて駆動ユニット2とノズルユニット
3の位置を測定し、両者の偏差量を演算する処理を繰り
返し行う。
【0044】そして、駆動ユニット2とノズルユニット
3の偏差量が許容範囲内になったときには、Z軸移動機
構部27を駆動制御してZ軸を上昇させ、駆動ユニット
2を上昇させることによって駆動ユニット2の圧電素子
5及び支柱部6とノズルユニット3とを接合する。
【0045】その後、再度、接合用カメラ41によって
駆動ユニット2の基板4の位置検出用基準孔12とノズ
ルユニット3の位置検出用基準孔13とを撮像して、こ
の撮像結果に基づいて駆動ユニット2とノズルユニット
3の接合ずれ量を演算し、演算した両者の接合ずれ量が
予め定めた良品範囲内か否かを判別する。
【0046】このとき、接合ずれ量が良品許容範囲内で
あれば、接合オフセットの自動変更ルーチンを実行し、
接合ずれ量が良品許容範囲内でなければ、不良品処理ル
ーチンを実行する。
【0047】このように、2つの微細部品の少なくとも
一方の微細部品(駆動ユニット2)に塗布された接着剤
の塗布状態を接合前の工程で検査する塗布状態検査手段
を備えることによって、高精度の接合を行うことがで
き、組立歩留りが向上し、信頼性の高い製品を得ること
ができる。すなわち、2つの微細部品を位置合わせして
接着剤を塗布したとしても、接着剤の塗布状態自体が不
良であれば、接合後の検査工程で良品であっても最終的
な製品(ヘッド)としては不良品になる。そこで、接合
前の接着剤の塗布状態を検査することで以後の接合工程
を行うことなく不良品として扱うことができ、他の部品
の無駄を省くことができると共にヘッド自体の歩留りも
向上し、かつ信頼性の高いヘッドが得られる。
【0048】この場合、組立装置が順次配置した第1、
第2、第3、第4及び第5ステーションと、これらの各
ステーションに2つの微細部品のうちの一方の微細部品
を移送位置決めする移送機構部とを備え、第1ステーシ
ョンは一方の微細部品を吸着保持し、X軸、Y軸、Z軸
及びθ軸まわりに移動させる移動機構部を有する支持機
構部を備え、第2ステーションは支持機構部で保持され
た一方の微細部品を撮像する位置検出用カメラと、この
位置検出用カメラの検出結果に基づいて第3ステーショ
ンに配設されるスクリーンマスクとの位置合せをするに
必要な指令を支持機構部の移動機構部に送出する手段と
を備え、第3ステーションは移送された一方の微細部品
とスクリーンマスクとを重ね合せて一方の微細部品の所
定位置に接着剤を塗布する接着剤塗布装置を備え、第4
ステーションは第2つの微細部品のうちの他方の微細部
品を吸着保持する保持手段と、2つの微細部品を撮像す
る複数の視野を有する撮像手段及び移動可能に配設した
照明用光源と、保持手段を第5ステーションとの間で往
復移動させる移動機構部とを備えている構成を有するこ
とで、短い組立タクトで微細部品を組立ることができる
と共に、高精度に組立ることができる。
【0049】そして、このような組立装置の第2ステー
ションの位置検出用カメラを接着剤の塗布状態を検査す
るための撮像手段と兼用することによって、特別なカメ
ラなどを新規に設ける必要がなくなり、コストを廉価に
することができる。さらに、塗布状態検査手段の検査結
果に基づいて、接着剤を塗布するときの一方の微細部品
(駆動ユニット)の塗布オフセット量を修正(補正)す
る修正手段を備えることによって、次回からの接着剤塗
布時の駆動ユニットとスクリーンマスクとの位置合わせ
が修正されてより高い精度で接着剤を塗布することがで
きるようになって、一層の歩留りの向上を図ることがで
きる。
【0050】次に、この微細部品の組立装置におけるス
クリーン印刷方式接着剤塗布装置35の作用について図
9を参照して説明する。先ず、同図(a)に示すように
接着剤吐出用のシリンジ51及び接着剤塗布用のスキー
ジ52がスクリーンマスク33から退避した位置にある
状態で、スクリーンマスク33の下方に被接着剤塗布対
象物である駆動ユニット2が位置すると、シリンジ51
が下降して、このシリンジ51は、同図(b)に示すよ
うにX方向に移動しながら接着剤8をスクリーンマスク
33上に供給し、所定位置に達したときに同図(c)に
示すように接着剤供給を停止して上昇する。このときの
シリンジ51の移動速度と吐出圧を制御することでスク
リーンマスク33に対する接着剤供給量を制御する。
【0051】次に、同図(c)に示すようにシリンジ5
1の上昇に対応してスキージ52がスクリーンマスク3
3上に下降し、スキージ52は、同図(d)に示すよう
にスクリーンマスク33上をY方向に移動して、所定位
置に達したときに上昇して同図(e)に示すようにリタ
ーンを開始し、同図(f)に示すように初期状態に戻
る。この塗布動作において、本来であれば接着剤はすべ
て駆動ユニット2の圧電素子5及び支柱部6上面に塗布
されなければならないが、少量の接着剤はスクリーンマ
スク33の下面側に周り込んで付着する。
【0052】このようにディスペンサシステムの接着剤
吐出手段(シリンジ51)をX、Zの2軸方向に移動さ
せる移動手段を備えることによって、スクリーンマスク
に対する接着剤供給の最適化を行うことができて接着剤
のコストが低減すると共に、スクリーンマスク下面に回
り込む接着剤の量を低減することができて、スクリーン
マスクの洗浄回数を減らすことができ、組立装置の稼働
率を向上することができる。
【0053】次に、この微細部品の組立装置における第
3ステーションS3の他の例について図10を参照して
説明する。この第3ステーションS3では、スクリーン
マスク33を自動的に交換するマスク交換手段であるマ
スク交換機構60及びスクリーンマスク33をストック
するマスクストッカ手段であるストッカ70とを備えて
いる。ストッカ70には図示しないがマスクスクリーン
を洗浄するマスク洗浄手段を備えている。
【0054】マスク交換機構60は、スクリーンマスク
33を搬送する搬送アーム61とこのアーム61をY
軸、θ軸、Z軸の3軸に移動させる3軸構成移動機構部
62とからなる。搬送アーム61はスクリーンマスクが
収まるように段加工してスクリーンマスク33の内側を
受ける形になっている。移動機構部62は、アーム61
をY軸、θ軸、Z軸の3軸に移動させることができれば
よく、ここでは、ベース22上にY方向にスライドレー
ル63を施設し、このスライドレール63上にθ軸移動
機構部64を摺動自在に載設し、このθ軸移動機構部6
4上にZ軸移動機構部65を支持して、このZ軸移動機
構部65上に搬送アーム61を取付けている。
【0055】また、ストッカ70は、スクリーンマスク
33を複数枚ストックするための複数のスクリーン受け
台71を備えている。このスクリーン受け台71はスク
リーンマスク33の両側外周を支持するようにしてい
る。そして、ストッカ70の最下段のマスク洗浄エリア
72はスクリーン印刷方式接着剤塗布装置35から外さ
れたスクリーンマスク33を投入するエリアであり、こ
こには図示しないスクリーンマスク洗浄機構を具備し
て、スクリーンマスク33の洗浄を行う。洗浄完了後の
スクリーンマスク33は上記のマスク交換機構60によ
って空いているスクリーン受け台71に移載される。
【0056】そこで、スクリーンマスク33の交換動作
について説明する。スクリーン印刷方式接着剤塗布装置
35においては、スクリーンマスク33の両側外周を支
持して上方から図示しないストッパシリンダにより固定
保持している。そこで、先ず、スクリーンマスク33の
ストッパを解除した状態で、マスク交換機構部60の搬
送アーム61をY方向に前進させて所定位置でZ軸上昇
を行い、搬送アーム61でスクリーンマスク33を受け
たら、Y方向に後退させ、接着剤塗布装置35を抜けた
ときに、θ軸180゜回転と同時にY方向前進とZ軸下
降を行い、ストッカ70のマスク洗浄エリア72に正対
させ、搬送アーム61をストッカ70内に挿入して、Z
軸下降して、スクリーン受け台71にスクリーンマスク
33を移載し、搬送アーム61を退避させる。
【0057】次に、ストッカ70のスクリーンマスク3
3のセットされている位置にZ軸上昇し、接着剤塗布装
置35からスクリーンマスク33を外したのと同様にし
て、搬送アーム61にスクリーンマスク33を移載し、
θ軸180゜回転と同時にY方向前進と、Z軸上昇して
接着剤塗布装置35のマスク位置まで搬送アーム61を
移動させて、スクリーンマスク33を接着剤塗布装置3
5に投入、移載し、搬送アーム61を退避させる。接着
剤塗布装置35では上述したようにスクリーンマスク3
3をストッパシリンダにより固定保持する。
【0058】ここで、スクリーンマスクの洗浄機能がダ
ウンしたときには、接着剤塗布装置35から取り外した
スクリーンマスク33は、ストッカ70の空いているマ
スク受け台71に投入し、未使用のスクリーンマスク3
3を接着剤塗布装置35に投入する。なお、スクリーン
マスクの使用状況(使用済みか未使用か)及びストッカ
70の空き状況は、本組立装置の図示しない制御装置に
よって管理する。
【0059】この場合、上述したように駆動ユニット2
に塗布された接着剤8の塗布状態を検査して、この塗布
状態検査結果に応じて、塗布状態が低下したときに接着
剤塗布装置35のスクリーンマスク33の交換を行うよ
うにすることもでき、これによって塗布不良による微細
部品の無駄をなくすることができる。
【0060】このように、スクリーン印刷方式接着剤塗
布装置のスクリーンマスクを交換するマスク交換手段を
備えたので、インラインでスクリーンマスクの交換がで
きて、スクリーンマスクの洗浄に伴う組立装置の停止時
間を短くすることができ、組立装置の稼働率を低下させ
ることを防止できる。この場合、接着剤塗布装置から取
り出した使用されたスクリーンマスクを洗浄するマスク
洗浄手段を備えることで、洗浄作業の効率化を図れる。
また、スクリーンマスクをストックするマスクストッカ
手段を備えることで、洗浄機能がダウンしたときでも予
備のスクリーンマスクをセットすることができて、装置
の稼働率低下を少なくできる。
【0061】なお、上記実施例においては、本発明を微
細部品としてのインクジェットヘッドを組立てる組立装
置に適用した例で説明したが、インクジェットヘッド以
外の微細部品を組立てる装置にも当然に適用することが
できる。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の微細部
品の組立装置によれば、2つの微細部品のいずれか一方
の微細部品にディスペンサシステムを具備したスクリー
ン印刷方式接着剤塗布装置によって接着剤を塗布して、
2つの微細部品を接合する微細部品の組立装置におい
て、ディスペンサシステムの接着剤吐出手段を2軸方向
に移動させる移動手段を備えたので、接着剤供給量の最
適化を行うことができて、接着剤コストを低減でき、ス
クリーンマスクの洗浄回数を少なくすることができて、
稼働率を向上することができる。
【0063】請求項2の微細部品の組立装置によれば、
2つの微細部品のいずれか一方の微細部品にディスペン
サシステムを具備したスクリーン印刷方式接着剤塗布装
置によって接着剤を塗布して、2つの微細部品を接合す
る微細部品の組立装置において、スクリーン印刷方式接
着剤塗布装置のスクリーンマスクを交換するマスク交換
手段を備えたので、インラインでスクリーンマスクの交
換を行うことができるようになり、スクリーンマスクの
洗浄による稼働率低下を低減することができる。
【0064】請求項3の微細部品の組立装置によれば、
上記請求項2の微細部品の組立装置において、一方の微
細部品に塗布された接着剤の塗布状態の検査結果に応じ
てスクリーンマスクの交換を行う構成としたので、スク
リーンマスクの無駄な洗浄を低減できて、内の稼働率が
向上する。
【0065】請求項4の微細部品の組立装置によれば、
上記請求項2又は3の微細部品の組立装置において、ス
クリーン印刷方式接着剤塗布装置から取り出した使用さ
れたスクリーンマスクを洗浄するマスク洗浄手段を備え
たので、洗浄作業の効率化を図れる。
【0066】請求項5の微細部品の組立装置によれば、
上記請求項4の微細部品の組立装置において、スクリー
ンマスクをストックするマスクストッカ手段を備えたの
で、使用すみのスクリーンマスクの洗浄中或いは洗浄不
能なときなどに予備のスクリーンマスクに交換して稼働
を続けることができて、稼働率を向上できる。
【0067】請求項6の微細部品の組立装置によれば、
上記請求項1乃至5のいずれかの微細部品の接合装置に
おいて、この接合装置は、順次配置した第1、第2、第
3、第4及び第5ステーションと、これらの各ステーシ
ョンに2つの部材のうちの他方の部材を移送位置決めす
る移送機構部とを備え、第1ステーションは、一方の微
細部品を吸着保持し、X軸、Y軸、Z軸及びθ軸まわり
に移動させる移動機構部を有する支持機構部を備え、第
2ステーションは、支持機構部で保持された一方の微細
部品を撮像する位置検出用カメラと、この位置検出用カ
メラの検出結果に基づいて第3ステーションに配設され
るスクリーンマスクとの位置合せをするに必要な指令を
支持機構部の移動機構部に送出する手段とを備え、第3
ステーションは移送された一方の微細部品とスクリーン
マスクとを重ね合せて一方の微細部品の所定位置に接着
剤を塗布するスクリーン印刷方式接着剤塗布装置を備
え、第4ステーションは、第2つの微細部品のうちの他
方の微細部品を吸着保持する保持手段と、この保持手段
を他方の微細部品を搭載する第5ステーションとの間で
往復移動させる移動機構部とを備えているので、微細部
品の組立を自動的に行うことができる。
【0068】請求項7の微細部品の組立装置によれば、
上記請求項1乃至6のいずれかの微細部品の組立装置に
おいて、2つの微細部品のうちの一方の微細部品が基板
に圧電素子を接合した駆動ユニットであり、他方の微細
部品がノズルを形成したノズル形成部材、液室隔壁部材
及び振動板を一体化したノズルユニットである構成とし
たので、インクジェットヘッドの組立を高い稼働率で自
動的に行うことができる組立装置を得ることができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェットヘッドの模式的説明図
【図2】同ヘッドの駆動ユニットの平面図
【図3】同駆動ユニットの正面図
【図4】同ヘッドのノズルユニットの平面図
【図5】本発明に係る微細部品の組立装置の全体構成を
示す正面図
【図6】同5のA−A線に沿う断面説明図
【図7】同6のB−B線に沿う断面説明図
【図8】同組立装置による組立工程を説明するフロー図
【図9】同組立装置の接着剤塗布装置の作用説明に供す
る説明図
【図10】同組立装置の第3ステーションの他の例を示
す断面説明図
【符号の説明】
1…インクジェットヘッド、2…駆動ユニット、3…ノ
ズルユニット、4…基板、12,13…位置検出用基準
孔、24…テーブル、25…支持機構部、26…可動
台、27…X軸移動機構部、28…Z軸移動機構部、2
9…θ軸移動機構部、31…印刷用カメラ、33…スク
リーンマスク、35…接着剤塗布装置、36…ノズルユ
ニット移動機構部、41…接合用用カメラ、60…マス
ク交換機構部、70…ストッカ、S1…第1ステーショ
ン、S2…第2ステーション、S3…第3ステーショ
ン、S4…第4ステーション、S5…第5ステーショ
ン。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの微細部品のいずれか一方の微細部
    品にディスペンサシステムを具備したスクリーン印刷方
    式接着剤塗布装置によって接着剤を塗布して、前記2つ
    の微細部品を接合する微細部品の組立装置において、前
    記ディスペンサシステムの接着剤吐出手段を2軸方向に
    移動させる移動手段を備えたことを特徴とする微細部品
    の組立装置。
  2. 【請求項2】 2つの微細部品のいずれか一方の微細部
    品にディスペンサシステムを具備したスクリーン印刷方
    式接着剤塗布装置によって接着剤を塗布して、前記2つ
    の微細部品を接合する微細部品の組立装置において、前
    記スクリーン印刷方式接着剤塗布装置のスクリーンマス
    クを交換するマスク交換手段を備えたことを特徴とする
    微細部品の組立装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の微細部品の組立装置に
    おいて、前記一方の微細部品に塗布された接着剤の塗布
    状態を検査する塗布状態検査手段を備え、この塗布状態
    検査手段の検査結果に応じて前記スクリーンマスクの交
    換を行うことを特徴とする微細部品の組立装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の微細部品の組立
    装置において、前記スクリーン印刷方式接着剤塗布装置
    から取り出した使用されたスクリーンマスクを洗浄する
    マスク洗浄手段を備えたことを特徴とする微細部品の組
    立装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の微細部品の組立装置に
    おいて、前記スクリーンマスクをストックするマスクス
    トッカ手段を備えたことを特徴とする微細部品の組立装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の微細
    部品の接合装置において、この接合装置は、順次配置し
    た第1、第2、第3、第4及び第5ステーションと、こ
    れらの各ステーションに前記2つの部材のうちの他方の
    部材を移送位置決めする移送機構部とを備え、前記第1
    ステーションは、前記一方の微細部品を吸着保持し、X
    軸、Y軸、Z軸及びθ軸まわりに移動させる移動機構部
    を有する支持機構部を備え、前記第2ステーションは、
    前記支持機構部で保持された一方の微細部品を撮像する
    位置検出用カメラと、この位置検出用カメラの検出結果
    に基づいて前記第3ステーションに配設されるスクリー
    ンマスクとの位置合せをするに必要な指令を前記支持機
    構部の移動機構部に送出する手段とを備え、前記第3ス
    テーションは移送された前記一方の微細部品と前記スク
    リーンマスクとを重ね合せて前記一方の微細部品の所定
    位置に接着剤を塗布するスクリーン印刷方式接着剤塗布
    装置を備え、前記第4ステーションは、前記第2つの微
    細部品のうちの他方の微細部品を吸着保持する保持手段
    と、この保持手段を前記他方の微細部品を搭載する前記
    第5ステーションとの間で往復移動させる移動機構部と
    を備えていることを特徴とする微細部品の接合装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6のいずれかに記載の微細
    部品の組立装置において、前記2つの微細部品のうちの
    一方の微細部品が基板に圧電素子を接合した駆動ユニッ
    トであり、他方の微細部品がノズルを形成したノズル形
    成部材、液室隔壁部材及び振動板を一体化したノズルユ
    ニットであることを特徴とする微細部品の組立装置。
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