JPH10276685A - 動物用食品 - Google Patents

動物用食品

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JPH10276685A
JPH10276685A JP9090913A JP9091397A JPH10276685A JP H10276685 A JPH10276685 A JP H10276685A JP 9090913 A JP9090913 A JP 9090913A JP 9091397 A JP9091397 A JP 9091397A JP H10276685 A JPH10276685 A JP H10276685A
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JP
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food
animal
meal
protein
weight
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JP9090913A
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English (en)
Inventor
Kiyontetsu Kan
▲きょん▼哲 韓
Masaharu Kamei
正治 亀井
Masatomi Otsuka
正富 大塚
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Earth Corp
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Earth Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一回の食事毎の取扱いが容易な形状に成型さ
れ、かつ1回の食事量が一目で判る新規な動物用食品を
提供する。 【解決手段】 蛋白質、脂質、糖質を含有する動物用
食品において、該食品1個当たり、蛋白質、脂質、糖質
を、重量比で蛋白質に対し、脂質は少なく、糖質は多く
なるように含有し、動物1食分の必要カロリ−の1/n
(但し、nは動物1頭が摂取する1食の合計個数で、2
以上で12以下の整数)の熱量を有してなり、固形状と
したことを特徴とする動物用食品。1個当たりの折れ
強度が大きさを長さ65〜75mm、幅20〜25m
m、厚さ10〜15mm、重量20〜30gの固形状と
したときに10kg以上である前記動物用食品。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動物用の新規な食
品に関し、詳しくは1回の食事毎の取扱いが容易な形状
に成型され、かつ1回の食事量が一目でわかる動物用食
品に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のペットブ−ムを背景として、ペッ
トフ−ドと呼称される種々タイプの愛玩動物を対象とす
る動物用の食品が提供されていて、中でもドライタイプ
のものが多く市場に出廻っている。これらのペットフ−
ドは、その殆どが主食として用いられ、時折、おやつと
しての栄養補助食品として利用されることもあり、各種
栄養素を補充配合して栄養分をバランスよく摂取できる
ように配慮されている。その際には、動物が好んで食す
るように、栄養面だけでなく、嗜好性にも十分配慮され
ている。実際には販売上の点から栄養面の配慮よりも嗜
好性に重点を置く傾向もみられる。
【0003】そして、このドライタイプのペットフ−ド
は適当な大きさの塊状の固形物とされている。最近人間
社会においては、主として食事に起因する肥満等から、
老若を問わずダイエットに関心が高く、カロリ−を抑え
た高蛋白で高栄養の固形ダイエット食品が提供されてい
る。一般に、犬や猫のような動物は、人間のように暴
飲、暴食をすることがなく、肥満には比較的無縁である
と考えられていた。そのため、従来は、動物用食品につ
いては格別肥満防止の問題を考えられていなかったが、
最近では、人為的にエサが与えられるなどによりこれら
の動物においても肥満化傾向にあるものが多くなってい
る。このことから、健康維持や栄養を考慮したバランス
のとれた食事を与えることが愛犬家や愛猫家の間で重要
視されるようになってきた。斯かる状況に対応して栄養
面だけでなく、肥満の防止などの総合的な面について配
慮した動物用食品を提供されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近の交通事
情や住宅事情から動物に運動を十分させられないなどの
点から栄養のアンバランスにより動物が肥満になる傾向
にあり、肥満の防止は一層図らなければならない必要性
が増大しているが、その要求に十分答えられ、また食事
量の調整が容易であるような動物用食品は従来なかっ
た。このように、現状においては愛犬家や愛猫家が満足
して使用し易い形状で、1回の食事毎の取扱いが容易な
形状に成型され、かつ1回の食事量が一目で判り、栄養
もある愛玩動物用、さらにはより広い意味での動物用食
品は見当たらず、斯かる動物用食品の提供が強く望まれ
ている。また、従来の動物用食品は、その殆どが主食と
して使用されているため、1回の食事で多量に食する必
要があり、形状が塊状の固形物のものでは、その量と嵩
が多くなり、例えば散歩先や旅行先に携帯する場合には
持ち運びや、保管に不都合があった。また、従来の栄養
補助食品は主食用としては使用されていなかったため、
この栄養補助食品のみで食事に代えることは健康上の点
から問題があった。
【0005】さらに、従来のペットフードはその形状が
球状又は角形の塊状等で、一回に与える量は目分量によ
るため、食事量を正確に把握できず、肥満を防止する際
にはその食事量を正確にコントロールすることが難しか
った。本発明は、上記で指摘した種々の課題を解決する
ため、1回当りの食事量が簡単に調節することができ、
その食事で動物が本来的に必要とするカロリ−の熱量の
取得とバランスのとれた栄養分の摂取を可能とする動物
用食品の提供を目的とするものである。また、本発明
は、その体積が小さくて、旅行等において携帯が便利で
ある動物用食品を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の手段に
より前記の課題を解決することができた。 (1)蛋白質、脂質、糖質を含有する動物用食品におい
て、該食品1個当たり、蛋白質、脂肪、糖質を、重量比
で蛋白質に対し、脂質は少なく、糖質は多くなるように
含有し、動物1食分の必要カロリ−の1/n(但し、n
は動物1頭が摂取する1食の合計個数で、2以上で12
以下の整数)の熱量を有してなり、固形状としたことを
特徴とする動物用食品。 (2)前記動物用食品の1個当りの折れ強度を、1個当
りの大きさを長さ65〜75mm、幅20〜25mm、
厚み10〜15mm、重量20〜30gとなるように加
圧成型、乾燥した時に10kg以上とした前記(1)記
載の動物用食品。 (3)蛋白質、脂質、糖質を含有する愛玩動物用栄養食
品において、該食品が固形状であり、1個当りの折れ強
度を、1個当りの大きさを長さ65〜75mm、幅20
〜25mm、厚み10〜15mm、重量20〜30gと
なるように加圧成型、乾燥した時に10kg以上とした
ことを特徴とする動物用食品。
【0007】本発明において、動物1食分の必要とする
カロリ−の1/n(但し、nは動物1頭が摂取する1食
の合計個数、2以上で12以下の整数)の熱量を取得す
るためのカロリ−源としては、主として蛋白質、脂質、
糖質等が使用され、配合に当っては、栄養のバランスを
考慮して、蛋白質、脂質、糖質を、重量比で蛋白質に対
し、脂質は少なく、糖質は多くなるように含有させ、こ
の条件を満足する限りにおいては、配合される三成分の
種類は特に制限されないが、蛋白としては、主として例
えばミートボーンミール、チキンミ−ル、大豆蛋白、小
麦蛋白等が好ましく、脂質としては、主として例えばマ
−ガリン、チーズ、バタ−等の他、植物性油脂、動物性
油脂が好ましく、また糖質としては、主として穀類、例
えば小麦粉、米粉、コ−ンスタ−チ等が好ましい。
【0008】なお、上記で挙げた蛋白、脂質、糖質の他
に、種々のものが使用可能であり、蛋白としては、可食
性の動、植物に由来する蛋白質、或はこれらを含むも
の、更には酵素分解により生成したもの等何れのもので
も使用することができ、また形状についても特に制限さ
れず、これらについて代表例を挙げると、動物性蛋白質
として例えば、ゼラチン、アクチン、アルブミン、カゼ
イン、フィブリン、フィブリノ−ゲン、ケラチン、
(α、β、γ)−グロブリン、ヘモグロビン、ラクトグ
ロビン、ミオシン、ペプシン、ホスホリラ−ゼ、リボヌ
クレア−ゼ等が挙げられ、植物性蛋白質として例えば、
エデスチン、ゼイン、グリアジン、アラチン、グルテ
ン、ファゼオリン等が挙げられる。また、上記動物性蛋
白質を含むものとして例えば、脱脂粉乳、乳清ホエ−、
卵、肉類や魚介類、甲殻類(海老、かに)のエキス,パ
ウダ−,コンソメ,フレ−バ−,ソルブル,ミ−ル等が
挙げられ、植物性の蛋白質を含むものとして例えば、小
麦、脱脂粉乳、トウモロコシ、大豆、澱粉、落花生、カ
ボチャの種子、野菜類、藻類のエキス等が挙げられる。
これらの蛋白質及び蛋白質を含むものは、それぞれ適宜
選択して単独で、又は複数種の混合で用いることができ
る。
【0009】また脂質としては、動、植物由来の油状
物、或はこれを含むものいずれをも用いることができ、
例えば椰子油、カカオ油、オリ−ブ油、落花生油、米
油、大豆油、トウモロコシ油、ナタネ油、ゴマ油、綿実
油、鯨油、イルカ油、イワシ油、ニシン油、タラ肝油、
サメ肝油、イカ油、卵油、微生物の油脂あるいは酵母の
油脂、粉末化した肉類、乾燥した卵や卵黄、全脂粉乳、
大豆胚芽等が挙げられ、これらは適宜選択して単独で、
又複数種の混合で用いることができる。
【0010】更に、糖質としては、各種の糖類、或はこ
れを含むものを用いることができ、糖類としては、例え
ば澱粉類、D−グルコ−ス、D−ガラクト−ス、D−マ
ンノ−ス、D−フラクト−ス、L−フコ−ス、D−グル
コサミン、D−ガラクツロン酸、D−グルクロン酸、シ
ュクロ−ス、マルト−ス、ラクト−ス、トレハロ−ス、
ソホロ−ス、コウジビオ−ス、ツラノ−ス、ラミナリビ
オ−ス、ニゲロ−ス、セロビオ−ス、キシロビオ−ス、
ゲンチオビオ−ス、イソマルト−ス、メリビオ−ス等が
挙げられる。これらの糖を含むもの或は構成成分とする
ものとしては、例えば上白糖,グラニュ−糖,三温糖等
の砂糖、黒砂糖、廃糖蜜、脱脂粉乳、蜂蜜、果汁、ロイ
ヤルゼリ−、異性化糖(ブドウ糖果糖、果糖ブドウ糖の
液糖)、パラチノ−ス、フラクトオリゴ,ガラクトオリ
ゴ,イソマルトオリゴ,ノンマルトオリゴ及びマルトオ
リゴの各オリゴ糖等が挙げられ、これらは適宜選択して
単独で、又複数種の混合で用いることができる。
【0011】本発明においては、更に、上記で挙げた主
たる構成成分に加えて、補助成分として、例えばミネラ
ル、ビタミン、アミノ酸等を添加することもでき、ミネ
ラルの例としては、塩化ナトリウム、塩化カリウム、乳
酸ナトリウム、L−グルタミン酸ナトリウム、5'−イノ
シン酸ナトリウム、炭酸カルシウム、乳酸カルシウム、
塩化カルシウム、グルコン酸カルシウム、塩化マグネシ
ウム、リン酸、リン酸三カルシウム、リン酸一水素ナト
リウム、リン酸三カリウム、リン酸二水素カリウム、硫
酸鉄、硫酸コバルト、硫酸銅、硫酸マンガン、硫酸亜
鉛、ヨウ素酸カルシウム、ヘム鉄、クエン酸第一鉄ナト
リウム、クエン酸第二鉄、ピロリン酸第二鉄等が挙げら
れる。
【0012】ビタミンの例としては、ビタミンA、ビタ
ミンB1 、ビタミンB2 、ビタミンB6 、パントテン
酸、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、ビタミンH、葉
酸、ビタミンB12、コリン、ビタミンC、ビタミンD、
ビタミンE、ビタミンK、ビタミンP、カルニチン等が
挙げられる。アミノ酸の例としては、タウリン、メチオ
ニン、グルタチオン、トリプトファン、リジン、グリシ
ン、アルギニン、ヒスチジン、イソロイシン、ロイシ
ン、フェニルアラニン、スレオニン、バリン等が挙げら
れる。その他リノ−ル酸、リノレン酸、オレイン酸、パ
ルミチン酸等の脂肪酸類、ヒアルロン酸やコンドロイチ
ン硫酸のようなムコ多糖類、ムチンのような粘性蛋白質
類、イノシト−ルやミオイノシト−ルのような環状糖ア
ルコ−ル類、おから、ふすま、アルフアルファ等の食物
繊維類、また乳化剤、粘結剤、着香料、合成糊料等も加
えることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】上記の如くしてなる本発明の動物
用食品は、前記割合となるように選定された蛋白、脂
質、糖質を含み、かつその形態を固形状とするものであ
り、動物が食べ易く、携帯や保管を容易にするために、
前記動物1頭が摂取する1食の合計個数n(nは2以上
の整数)を数個の範囲とすることが好ましく、これに、
1食分の必要とするカロリ−をもたらす前記蛋白、脂
質、糖質を配分して含有させればよい。そして、その与
える個数nは、その動物の体重によって決められる。1
食分の摂取量をn分割することにより、例えば与える量
を1個減らすことにより栄養の取り過ぎの防止を図るこ
とができる。食品1個当たりの大きさは、例えば長さ6
〜7:幅2〜3:厚さ1〜2の比率を有するものが取扱
い上、製造上、喫食性の面から好ましいが、この値は動
物の種類に応じて摂食しやすい大きさのものであれば限
定されない。また、1個当たりの重量も食べ過ぎの防止
上、取扱い上、製造の面から、10〜50g、好ましく
は20〜30gの範囲から選択される。
【0014】また、その形状はビスケット状、クッキ−
状のものも考えられるが、具体的には例えば、長さが6
5〜75mm、 幅が20〜25mm、 厚みが10〜15
mm範囲の直方体様がより好ましく、重量も20〜30
gの範囲にするのが好ましい。上記の如くして構成され
る本発明の動物用食品は、対象となる動物の種類、体
重、成長度により若干の変動はあるが、例えば体重10
kgの成犬では、1食分で80〜130g程度がよく、
これは、上記直方体様の固形体4〜7個に相当し、一日
分では犬の場合食事が通常朝、夕の2回であるので、8
〜14個(150〜300gに相当)を与えるのが良
い。
【0015】本発明の動物用食品を製造するには、前記
割合となるように選定された蛋白、脂質、糖質となる原
料と、補助栄養素他の素材を必要に応じて粉砕し、これ
に水を加えるか、加えずして十分に練り合せ、これを、
長さが65〜75mm、幅が20〜25mmの升目で、
深さが10〜15mm範囲となる金型に流し込み、プレ
ス圧(例えば、50〜200kg/cm2 )を作用させ
て加圧成型し、トンネルオーブンで160〜260℃の
温度、好ましくは180℃の温度で20〜30分焼くこ
とにより製品とする。
【0016】得られた製品は、1個当たりの折れ強度
は、1個当りの大きさを長さ65〜75mm、幅20〜
25mm、厚み10〜15mm、重量20〜30gとな
るように加圧成型、乾燥した時に10kg以上としたも
のである。これは、折れ強度が高いものとすることによ
り、犬等の動物の歯及び顎の健康向上に寄与するもので
ある。従来のペットフードは、その折れ強度が3〜4k
gと低いものであるため、噛みごたえがなく、歯及び顎
の強化に役立たなかった。そして、本発明の栄養食品
は、このように折れ強度が大きくても、その喫食性を低
下させるようなことはなかった。
【0017】
【実施例】以下、実施例により、本発明を具体的に説明
する。ただし、本発明はこの実施例により限定されるも
のではない。 実施例 第1表に示すように、小麦粉、コ−ンスタ−チ,小麦蛋
白、大豆蛋白、米粉などを、そこに示す配合割合で、均
一に練り合せた後、これを1つの区画が長さ75mm、
幅が25mmの升目で、 深さが15mmである金型に流
し込み、プレス圧(150kg/cm2 )により加圧
し、固形状に成型して、長さ75mm、 幅25mm、 厚
み15mmの直方体様となる本発明の動物用食品のサン
プルNo.1〜32を得た。この動物用食品における蛋
白質、脂質、糖質の割合は、第1表に示す通りである。
【0018】
【表1】
【0019】
【表2】
【0020】
【表3】
【0021】試験例 実施例により得られた食品を試料として、英国SMS社
製Texture Analyzer TA−XT2を
用いてその強度を測定したところ、その強度は14.9
5kgであった。比較品として、従来から市販されてい
るペットフードを試料として、同様に測定したところ、
その強度は3.65kgであって、本発明による動物用
食品は、通常のブロックタイプの食品に比しても硬い強
度を有するものであるといえる。また、この食品を8本
1箱として、種々の大きさの犬77匹について試食させ
て、その大きさ、硬さや食いつき性を調べたところ、食
いつき性は大変良いとまあまあ良いを併せると84.5
%で、それに普通も併せると93.6%と、喫食性が高
く、硬さも丁度良いが66.2%であり、また大きさも
丁度良いが49.4%という高い結果が得られた。これ
らの試験から、本発明の動物用食品は、実際に用いても
実用性が高く、有用なものである。
【0022】
【発明の効果】本発明の動物用食品は、該食品1個当た
り、蛋白質、脂質、糖質を、重量比で蛋白質に対し、脂
質は少なく、糖質は多くなるように含有させたので、栄
養のバランスがよく、そのため栄養の偏りによる問題を
起こすことがなく、かつ1個当たりの大きさを、動物1
食分の必要カロリ−の1/n(但し、nは動物1頭が摂
取する1食の合計個数で、2以上で12以下の整数)の
熱量を有するように、限定したことにより少ない個数で
必要な栄養を与えることができ、かつその与える個数を
調節することができ、特に動物の体調等をみて与える個
数を増減するようにすることができ、さらにその個数を
減少させた場合において、栄養のバランスを崩すことが
ない。動物の体重をみることにより、個数を増減して、
栄養の取り過ぎを効率良く抑えることができるので、肥
満を防止することも容易であり、特に与える個数を減ら
した場合においても、栄養のバランスは維持される。
【0023】また、その形態をコンパクトな固形状に成
型したので、従来の製品の取り扱いにおいて見受けられ
た散歩に際しての携帯の不便や旅行に際しての携帯、保
管場所の確保等の不都合なども解消することができると
いう、多様な効果を同時に得ることができる。このた
め、本発明の動物用食品は、愛玩動物が本来必要とする
栄養分を栄養的にバランスよくして必要な量を給餌する
とともに1回に与える食事量が一目で判る。そのため、
食事量を簡単に調節することができ、過剰なカロリー摂
取が未然に防止され、また固形であるために携帯に便利
である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛋白質、脂質、糖質を含有する動物用食
    品において、該食品1個当たり、蛋白質、脂質、糖質
    を、重量比で蛋白質に対し、脂質は少なく、糖質は多く
    なるように含有し、動物1食分の必要カロリ−の1/n
    (但し、nは動物1頭が摂取する1食の合計個数で、2
    以上で12以下の整数)の熱量を有してなり、固形状と
    したことを特徴とする動物用食品。
  2. 【請求項2】 前記動物用食品の1個当りの折れ強度
    を、1個当りの大きさを長さ65〜75mm、幅20〜
    25mm、厚み10〜15mm、重量20〜30gとな
    るように加圧成型、乾燥した時に10kg以上とした請
    求項1記載の動物用食品。
  3. 【請求項3】 蛋白質、脂質、糖質を含有する愛玩動物
    用栄養食品において、該食品が固形状であり、1個当り
    の折れ強度を、1個当りの大きさを長さ65〜75m
    m、幅20〜25mm、厚み10〜15mm、重量20
    〜30gとなるように加圧成型、乾燥した時に10kg
    以上としたことを特徴とする動物用食品。
JP9090913A 1997-04-09 1997-04-09 動物用食品 Pending JPH10276685A (ja)

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