JPH10276414A - 送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、送受信装置、および、送受信方法 - Google Patents

送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、送受信装置、および、送受信方法

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JPH10276414A
JPH10276414A JP9079800A JP7980097A JPH10276414A JP H10276414 A JPH10276414 A JP H10276414A JP 9079800 A JP9079800 A JP 9079800A JP 7980097 A JP7980097 A JP 7980097A JP H10276414 A JPH10276414 A JP H10276414A
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JP
Japan
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video data
data
input
receiving
video
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Application number
JP9079800A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Tamori
寛文 田守
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信側が復号化回路を有さない場合にもビデ
オメールに含まれているテキストデータを見ることがで
きるようにする。 【解決手段】 ビデオデッキ1またはビデオカメラ2か
ら出力されたビデオデータは、MPEG符号化回路10
eに入力され、そこでMPEG方式に基づく符号化が施
され、入力部5から入力されたテキストデータととも
に、ISDNTA10dに供給される。ISDNTA1
0dは、ビデオデータとテキストデータをビデオメール
として公衆回線10を介して受信装置30に送信する。
受信装置30は、送信されてきたメールを受信し、ビデ
オデータを抽出してMPEG復号化回路3gに供給する
とともに、テキストデータを抽出してVRAM30hの
所定の領域に書き込む。オーバーレイ30iは、MPE
G復号化回路30gから出力されるビデオデータとVR
AM30hに書き込まれたテキストデータを重畳してC
RTモニタ40に表示出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信装置、送信方
法、受信装置、受信方法、送受信装置、および送受信方
法に関し、特に、電子メールをネットワークを介して送
受信する、送信装置、送信方法、受信装置、受信方法、
送受信装置、および送受信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、例えば、ネットワーク等
を介してビデオメール(ビデオデータを含む電子メー
ル)を送受信する場合、送信側では、送ろうとするビデ
オ(動画)データに対して専用のテロッパなどを用いて
テキスト(文字)情報を入力する。そして、ビデオデー
タとテキストデータを重畳した後、MPEGなどの符号
化方式を用いて符号化し、ネットワークを介して相手に
送信する。
【0003】そして、受信側では、ネットワークを介し
て伝送されてきたデータを受信し、テキスト情報が重畳
されたビデオデータを復号化して、CRT(Cathode Ra
y Tube)モニタなどに表示出力するようになされてい
た。
【0004】図14は、以上に説明したような従来にお
ける、電子メール送受信装置の構成例を示すブロック図
である。
【0005】この図において、送信側の送信装置10
は、CPU(Central Processing Unit)10a、RO
M(Read Only Memory)10b、RAM(Random Acces
s Memory)10c、ISDNTA(Integrated Service
Digital Network Terminal Adapter)10d、MPE
G符号化回路(MPEG Encoder)10e、HDD(Hard D
isk Drive)10f、および、MPEG復号化回路(MPE
G Decoder)10gにより構成されている。また、送信
装置10には、ビデオデータを出力するビデオデッキ1
とビデオカメラ2、および、画像を表示するCRTモニ
タ3が接続されている。更に、ビデオデッキ1とビデオ
カメラ2には、文字などのテキストデータを、ビデオデ
ータに対して付加するビデオテロッパ4が接続されてい
る。
【0006】CPU10aは、装置の各部を制御すると
ともに、各種演算を実行するようになされている。RO
M10bは、CPU10aが実行するプログラムやプロ
グラムを実行する際に必要なデータなどを格納するよう
になされている。RAM10cは、CPU10aが各種
演算を実行する際に、演算途中のデータなどを一時的に
格納するようになされている。ISDNTA10dは、
送信装置10をISDN回線のS点やP点に接続するた
めに、プロトコル変換を行うようになされている。
【0007】MPEG符号化回路10eは、ビデオデッ
キ1やビデオカメラ2から出力されるビデオデータをM
PEG方式に基づいて符号化するようになされている。
HDD10fは、MPEG符号化回路10eにより符号
化されたビデオデータなどを一時的に格納するようにな
されている。MPEG復号化回路10gは、MPEG符
号化回路10eにより符号化されたビデオデータを元の
ビデオデータに復号化して、CRTモニタ3に表示出力
するようになされている。
【0008】公衆回線20は、例えば、ISDN回線で
あり、所望の相手との間で情報をデジタル信号で送受信
することが可能とされている。
【0009】受信側の受信装置30は、CPU30a、
ROM30b、RAM30c、ISDNTA30d、H
DD30f、および、MPEG復号化回路30gにより
構成されている。CRTモニタ40は、再生されたビデ
オデータを表示出力するようになされている。なお、送
信装置10と対応する部分には、対応する符号(アルフ
ァベット)が付してあるので、その説明は省略する。
【0010】次に、以上の例の動作について説明する。
【0011】先ず、送信側において、ビデオメールを作
成する場合について説明する。ユーザは、ビデオテロッ
パ4を用いて、ビデオデッキ1またはビデオカメラ2か
ら出力されるビデオデータ(送信しようとするビデオデ
ータ)に対して所望のテキストデータ(例えば、ビデオ
の題名やコメントなどのデータ)を入力する。ビデオテ
ロッパ4は、入力されたテキストデータをビデオデータ
に重畳して出力する。
【0012】テキストデータが重畳されたビデオデータ
は、送信装置10のMPEG符号化回路10eに供給さ
れ、そこで、MPEG方式に準拠した符号化がなされて
情報量が圧縮される。MPEG符号化回路10eにより
符号化されたビデオデータは、一時的にHDD10fに
格納される。
【0013】次に、ユーザは、図示せぬ入力部を操作す
ることにより、送信相手の電話番号を入力する。そし
て、通信を開始するための所定の操作を実行すると、C
PU10aは、入力された電話番号をISDNTA10
dを介して送出することにより、送信相手との間で回線
を閉結する。
【0014】次に、CPU10aは、HDD10fに格
納されているビデオデータを読み出し、ISDNTA1
0dおよび公衆回線20を介して、受信側の受信装置3
0へビデオメールとして送信する。ビデオメールの送信
が完了すると、CPU10aは、ISDNTA10dに
より回線を切断させる。
【0015】受信側の受信装置30は、公衆回線20を
介して伝送されたきたビデオメールをISDNTA30
dにより受信し、HDD30fに格納する。そして、ビ
デオメールの受信が終了すると、CPU30aは、受信
したビデオメールをHDD30fから読み出し、MPE
G復号化回路30gに供給する。
【0016】MPEG復号化回路30gは、供給された
ビデオメールを構成するビデオデータに対して復号化処
理を施して元のビデオデータを再生し、CRTモニタ4
0に対して出力する。
【0017】CRTモニタ40は、MPEG復号化回路
30gから出力されたビデオデータを表示出力する。そ
の結果、送信側において作成された、ビデオデータにテ
キストデータが重畳された動画が再生されることにな
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、以上のよう
な従来の送受信装置では、ビデオデータに対してテキス
トデータを付加する場合には、ビデオテロッパ4が必要
となる。従って、ビデオテロッパ4がない場合には、ビ
デオデータに対してテキストデータを付加することが困
難であるという課題があった。
【0019】また、テキストデータは、ビデオデータに
重畳された後、MPEG方式の符号化が施されて伝送さ
れるため、受信側の受信装置がMPEG復号化回路30
gを有していない場合には、ビデオデータのみならず、
テキストデータも見ることができないという課題があっ
た。
【0020】本発明は、以上のような状況に鑑みてなさ
れたものであり、ビデオテロッパがない場合において
も、テキストデータをビデオデータに付加することを可
能にするとともに、受信側がMPEG復号化回路を有さ
ない場合においても、テキストデータは見ることが可能
とするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の送信装
置は、テキストデータが入力されるテキストデータ入力
手段と、ビデオデータが入力されるビデオデータ入力手
段と、ビデオデータ入力手段より入力されたビデオデー
タを符号化するビデオデータ符号化手段と、送信相手を
指定する情報が入力される送信相手入力手段と、テキス
トデータ入力手段より入力されたテキストデータと、ビ
デオデータ符号化手段により符号化されたビデオデータ
を電子メールとして、送信相手入力手段より入力された
情報が指定する送信相手に対して、ネットワークを介し
て送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
【0022】請求項4に記載の送信方法は、テキストデ
ータが入力されるテキストデータ入力ステップと、ビデ
オデータが入力されるビデオデータ入力ステップと、ビ
デオデータ入力ステップより入力されたビデオデータを
符号化するビデオデータ符号化ステップと、送信相手を
指定する情報が入力される送信相手入力ステップと、テ
キストデータ入力ステップより入力されたテキストデー
タと、ビデオデータ符号化ステップにより符号化された
ビデオデータを電子メールとして、送信相手入力ステッ
プより入力された情報が指定する送信相手に対して、ネ
ットワークを介して送信する送信ステップとを備えるこ
とを特徴とする。
【0023】請求項5に記載の受信装置は、ネットワー
クを介して伝送されてきた電子メールを受信する受信手
段と、受信手段により受信された電子メールからテキス
トデータを抽出するテキストデータ抽出手段と、受信手
段により受信された電子メールからビデオデータを抽出
するビデオデータ抽出手段と、ビデオデータ抽出手段に
より抽出されたビデオデータを復号化するビデオデータ
復号化手段と、テキストデータ抽出手段により抽出され
たテキストデータと、ビデオデータ復号化手段により復
号化されたビデオデータとを重畳する重畳手段と、重畳
手段により重畳された画像を表示装置に出力する出力手
段とを備えることを特徴とする。
【0024】請求項7に記載の受信方法は、ネットワー
クを介して伝送されてきた電子メールを受信する受信ス
テップと、受信ステップにより受信された電子メールか
らテキストデータを抽出するテキストデータ抽出ステッ
プと、受信ステップにより受信された電子メールからビ
デオデータを抽出するビデオデータ抽出ステップと、ビ
デオデータ抽出ステップにより抽出されたビデオデータ
を復号化するビデオデータ復号化ステップと、テキスト
データ抽出ステップにより抽出されたテキストデータ
と、ビデオデータ復号化ステップにより復号化されたビ
デオデータとを重畳する重畳ステップと、重畳ステップ
により重畳された画像を表示装置に出力する出力ステッ
プとを備えることを特徴とする。
【0025】請求項8に記載の送受信装置は、送信側
は、テキストデータが入力されるテキストデータ入力手
段と、ビデオデータが入力されるビデオデータ入力手段
と、ビデオデータ入力手段より入力されたビデオデータ
を符号化するビデオデータ符号化手段と、送信相手を指
定する情報が入力される送信相手入力手段と、テキスト
データ入力手段より入力されたテキストデータと、ビデ
オデータ符号化手段により符号化されたビデオデータを
電子メールとして、送信相手入力手段より入力された情
報が指定する送信相手に対して、ネットワークを介して
送信する送信手段とを備え、受信側は、ネットワークを
介して伝送されてきた電子メールを受信する受信手段
と、受信手段により受信された電子メールからテキスト
データを抽出するテキストデータ抽出手段と、受信手段
により受信された電子メールからビデオデータを抽出す
るビデオデータ抽出手段と、ビデオデータ抽出手段によ
り抽出されたビデオデータを復号化するビデオデータ復
号化手段と、テキストデータ抽出手段により抽出された
テキストデータと、ビデオデータ復号化手段により復号
化されたビデオデータとを重畳する重畳手段と、重畳手
段により重畳された画像を表示装置に出力する出力手段
とを備えることを特徴とする。
【0026】請求項9に記載の送受信方法は、送信側
は、テキストデータが入力されるテキストデータ入力ス
テップと、ビデオデータが入力されるビデオデータ入力
ステップと、ビデオデータ入力ステップより入力された
ビデオデータを符号化するビデオデータ符号化ステップ
と、送信相手を指定する情報が入力される送信相手入力
ステップと、テキストデータ入力ステップより入力され
たテキストデータと、ビデオデータ符号化ステップによ
り符号化されたビデオデータを電子メールとして、送信
相手入力ステップより入力された情報が指定する送信相
手に対して、ネットワークを介して送信する送信ステッ
プとを備え、受信側は、ネットワークを介して伝送され
てきた電子メールを受信する受信ステップと、受信ステ
ップにより受信された電子メールからテキストデータを
抽出するテキストデータ抽出ステップと、受信ステップ
により受信された電子メールからビデオデータを抽出す
るビデオデータ抽出ステップと、ビデオデータ抽出ステ
ップにより抽出されたビデオデータを復号化するビデオ
データ復号化ステップと、テキストデータ抽出ステップ
により抽出されたテキストデータと、ビデオデータ復号
化ステップにより復号化されたビデオデータとを重畳す
る重畳ステップと、畳ステップにより重畳された画像を
表示装置に出力する出力ステップとを備えることを特徴
とする。
【0027】請求項1に記載の送信装置においては、テ
キストデータがテキストデータ入力手段から入力され、
ビデオデータがビデオデータ入力手段から入力され、ビ
デオデータ入力手段より入力されたビデオデータをビデ
オデータ符号化手段が符号化し、送信相手を指定する情
報が送信相手入力手段から入力され、テキストデータ入
力手段より入力されたテキストデータと、ビデオデータ
符号化手段により符号化されたビデオデータを電子メー
ルとして、送信相手入力手段より入力された情報が指定
する送信相手に対して、ネットワークを介して送信手段
が送信する。例えば、文章データがテキストデータ入力
手段から入力され、ビデオデータがビデオデータ入力手
段から入力され、ビデオデータ入力手段から入力された
ビデオデータが符号化手段により圧縮処理され、送信相
手を指定する情報が送信相手入力手段より入力され、送
信手段が文章データと符号化されたビデオデータを、送
信相手入力手段より入力された情報が指定する送信相手
に対して電子メールとして送信する。
【0028】請求項4に記載の送信方法においては、テ
キストデータがテキストデータ入力ステップから入力さ
れ、ビデオデータがビデオデータ入力ステップから入力
され、ビデオデータ入力ステップより入力されたビデオ
データをビデオデータ符号化ステップが符号化し、送信
相手を指定する情報が送信相手入力ステップから入力さ
れ、テキストデータ入力ステップより入力されたテキス
トデータと、ビデオデータ符号化ステップにより符号化
されたビデオデータを電子メールとして、送信相手入力
ステップより入力された情報が指定する送信相手に対し
て、ネットワークを介して送信ステップが送信する。例
えば、文章データがテキストデータ入力ステップから入
力され、ビデオデータがビデオデータ入力ステップから
入力され、ビデオデータ入力ステップから入力されたビ
デオデータが符号化ステップにより圧縮処理され、送信
相手を指定する情報が送信相手入力ステップより入力さ
れ、送信ステップが文章データと符号化されたビデオデ
ータを、送信相手入力ステップより入力された情報が指
定する送信相手に対して電子メールとして送信する。
【0029】請求項5に記載の受信装置は、ネットワー
クを介して伝送されてきた電子メールを受信手段が受信
し、受信手段により受信された電子メールからテキスト
データをテキストデータ抽出手段が抽出し、受信手段に
より受信された電子メールからビデオデータをビデオデ
ータ抽出手段が抽出し、ビデオデータ抽出手段により抽
出されたビデオデータをビデオデータ復号化手段が復号
化し、テキストデータ抽出手段により抽出されたテキス
トデータと、ビデオデータ復号化手段により復号化され
たビデオデータとを重畳手段が重畳し、重畳手段により
重畳された画像を表示装置に出力手段が出力する。例え
ば、ネットワークであるインターネットを介して伝送さ
れてきた電子メールを受信手段が受信し、受信手段によ
り受信された電子メールからテキスト情報である文章デ
ータをテキストデータ抽出手段が抽出し、ビデオデータ
をビデオデータ抽出手段が抽出し、ビデオデータ抽出手
段が抽出したビデオデータをビデオデータ復号化手段が
伸長処理し、重畳手段が文章データとビデオデータを重
畳し、出力手段がCRTモニタに対して重畳された画像
を表示出力する。
【0030】請求項7に記載の受信方法は、ネットワー
クを介して伝送されてきた電子メールを受信ステップが
受信し、受信ステップにより受信された電子メールから
テキストデータをテキストデータ抽出ステップが抽出
し、受信ステップにより受信された電子メールからビデ
オデータをビデオデータ抽出ステップが抽出し、ビデオ
データ抽出ステップにより抽出されたビデオデータをビ
デオデータ復号化ステップが復号化し、テキストデータ
抽出ステップにより抽出されたテキストデータと、ビデ
オデータ復号化ステップにより復号化されたビデオデー
タとを重畳ステップが重畳し、重畳ステップにより重畳
された画像を表示装置に出力ステップが出力する。例え
ば、ネットワークであるインターネットを介して伝送さ
れてきた電子メールを受信ステップが受信し、受信ステ
ップにより受信された電子メールからテキスト情報であ
る文章データをテキストデータ抽出ステップが抽出し、
ビデオデータをビデオデータ抽出ステップが抽出し、ビ
デオデータ抽出ステップが抽出したビデオデータをビデ
オデータ復号化ステップが伸長処理し、重畳ステップが
文章データとビデオデータを重畳し、出力ステップがC
RTモニタに対して重畳された画像を表示出力する。
【0031】請求項8に記載の送受信装置は、送信側
は、テキストデータがテキストデータ入力手段から入力
され、ビデオデータがビデオデータ入力手段から入力さ
れ、ビデオデータ入力手段より入力されたビデオデータ
をビデオデータ符号化手段が符号化し、送信相手を指定
する情報が送信相手入力手段から入力され、テキストデ
ータ入力手段より入力されたテキストデータと、ビデオ
データ符号化手段により符号化されたビデオデータを電
子メールとして、送信相手入力手段より入力された情報
が指定する送信相手に対して、ネットワークを介して送
信手段が送信し、受信側は、ネットワークを介して伝送
されてきた電子メールを受信手段が受信し、受信手段に
より受信された電子メールからテキストデータをテキス
トデータ抽出手段が抽出し、受信手段により受信された
電子メールからビデオデータをビデオデータ抽出手段が
抽出し、ビデオデータ抽出手段により抽出されたビデオ
データをビデオデータ復号化手段が復号化し、テキスト
データ抽出手段により抽出されたテキストデータと、ビ
デオデータ復号化手段により復号化されたビデオデータ
とを重畳手段が重畳し、重畳手段により重畳された画像
を表示装置に出力手段が出力する。例えば、送信側は、
文章データがテキストデータ入力手段から入力され、ビ
デオデータがビデオデータ入力手段から入力され、ビデ
オデータ入力手段から入力されたビデオデータが符号化
手段により圧縮処理され、送信相手を指定する情報が送
信相手入力手段より入力され、送信手段が文章データと
符号化されたビデオデータを、送信相手入力手段より入
力された情報が指定する送信相手に対して電子メールと
してインターネットを介して送信し、受信側は、インタ
ーネットを介して伝送されてきた電子メールを受信手段
が受信し、受信手段により受信された電子メールからテ
キスト情報である文章データをテキストデータ抽出手段
が抽出し、ビデオデータをビデオデータ抽出手段が抽出
し、ビデオデータ抽出手段が抽出したビデオデータをビ
デオデータ復号化手段が伸長処理し、重畳手段が文章デ
ータとビデオデータを重畳し、出力手段がCRTモニタ
に対して重畳された画像を表示出力する。
【0032】請求項9に記載の送受信方法は、送信側
は、テキストデータがテキストデータ入力ステップから
入力され、ビデオデータがビデオデータ入力ステップか
ら入力され、ビデオデータ入力ステップより入力された
ビデオデータをビデオデータ符号化ステップが符号化
し、送信相手を指定する情報が送信相手入力ステップか
ら入力され、テキストデータ入力ステップより入力され
たテキストデータと、ビデオデータ符号化ステップによ
り符号化されたビデオデータを電子メールとして、送信
相手入力ステップより入力された情報が指定する送信相
手に対して、ネットワークを介して送信ステップが送信
し、受信側は、ネットワークを介して伝送されてきた電
子メールを受信ステップが受信し、受信ステップにより
受信された電子メールからテキストデータをテキストデ
ータ抽出ステップが抽出し、受信ステップにより受信さ
れた電子メールからビデオデータをビデオデータ抽出ス
テップが抽出し、ビデオデータ抽出ステップにより抽出
されたビデオデータをビデオデータ復号化ステップが復
号化し、テキストデータ抽出ステップにより抽出された
テキストデータと、ビデオデータ復号化ステップにより
復号化されたビデオデータとを重畳ステップが重畳し、
重畳ステップにより重畳された画像を表示装置に出力ス
テップが出力する。例えば、送信側は、文章データがテ
キストデータ入力ステップから入力され、ビデオデータ
がビデオデータ入力ステップから入力され、ビデオデー
タ入力ステップから入力されたビデオデータが符号化ス
テップにより圧縮処理され、送信相手を指定する情報が
送信相手入力ステップより入力され、送信ステップが文
章データと符号化されたビデオデータを、送信相手入力
ステップより入力された情報が指定する送信相手に対し
て電子メールとしてインターネットを介して送信し、受
信側は、インターネットを介して伝送されてきた電子メ
ールを受信ステップが受信し、受信ステップにより受信
された電子メールからテキスト情報である文章データを
テキストデータ抽出ステップが抽出し、ビデオデータを
ビデオデータ抽出ステップが抽出し、ビデオデータ抽出
ステップが抽出したビデオデータをビデオデータ復号化
ステップが伸長処理し、重畳ステップが文章データとビ
デオデータを重畳し、出力ステップがCRTモニタに対
して重畳された画像を表示出力する。
【0033】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態の構
成例を示すブロック図である。この図において、図14
と対応する部分には対応する符号が付してあるので、そ
の説明は省略する。
【0034】この実施の形態においては、図14の場合
に比較して、送信側のビデオテロッパ4が除外され、入
力部5(テキストデータ入力手段、送信相手入力手段)
とIF(Interface)10hが新たに付加されている。
また、受信装置30に対してVRAM(Video Random A
ccess Memory)30hとオーバーレイ30i(重畳手
段、出力手段)とが新たに追加されている。その他の構
成は、図14に示す場合と同様である。
【0035】入力部5は、例えば、キーボードやマウス
などにより構成されており、ユーザが情報を入力する際
に操作されるようになされている。IF10hは、入力
部5から入力されたデータを所定のタイミングでCPU
10aに供給するようになされている。
【0036】VRAM30hは、CRTモニタ40に表
示しようとするテキストデータが書き込まれるようにな
されている。オーバーレイ30iは、MPEG復号化回
路30g(ビデオデータ復号化手段、音声データ復号化
手段)から出力されるビデオデータとVRAM30hに
書き込まれたテキストデータとを重畳してCRTモニタ
40に出力するようになされている。
【0037】次に、図2を参照して、以上の実施の形態
の動作について説明する。
【0038】図2は、送信側の送信装置10において、
ビデオメールを作成する場合の手順を説明するフローチ
ャートである。この図において、ステップS1では、送
信装置10のCPU10aは、ビデオデッキ1またはビ
デオカメラ2からビデオデータを読み込み、MPEG符
号化回路10e(ビデオデータ入力手段、ビデオデータ
符号化手段、音声データ入力手段、音声データ符号化手
段)により符号化させる。そして、ステップS2では、
CPU10aは、符号化されたビデオデータをHDD1
0fに所定のファイル名を付与して格納する。
【0039】ステップS3では、CPU10aは、HD
D10fに格納されたファイルを読み出し、MPEG復
号化回路10gに供給して復号化した後、CRTモニタ
3に表示出力させる。
【0040】続くステップS4では、CPU10aは、
送信するビデオデータの内容を確認するように促すメッ
セージをCRTモニタ3に表示し、ユーザの入力を待
つ。その結果、表示された内容が適当ではない(NO)
とユーザが判定した場合には、ステップS1に戻り、前
述の場合と同様の処理が繰り返される。また、表示され
たビデオデータが適当である(YES)と判定した場合
には、ステップS5に進む。
【0041】ステップS5では、CPU10aは、必要
があればテキストデータ(題名やコメントなどのデー
タ)を入力するように促すメッセージをCRTモニタ3
に表示し、入力部5からのテキストデータの入力を待
つ。そして、ステップS6では、入力されたテキストデ
ータのレイアウト情報(テキストデータを表示するコマ
や、コマ内での表示位置、および、表示色などに関する
情報)の入力を受け付ける。
【0042】なお、このような作業は、HDD10fに
格納されているビデオデータを所定のスピード(通常よ
りは遅いスピード)により再生しながら、テキストデー
タの表示位置を決定するようにすればよい。
【0043】次に、CPU10aは、入力されたテキス
トデータのレイアウト情報に基づき、レイアウトディス
クリプタ(テキストデータの表示位置および表示色など
に関するデータ)を生成し、ステップS8に進む。
【0044】ステップS8では、CPU10aは、MP
EG符号化回路10eにより符号化されてHDD10f
に格納されているビデオデータと、ステップS5におい
て入力されたテキストデータと、ステップS7において
生成されたレイアウトディスクリプタをファイル化し、
所定のファイル名を付与した後、ビデオメールとしてH
DD10fに再度格納する。
【0045】以上のような処理により、ビデオメールが
生成され、HDD10fに格納されることになる。
【0046】例えば、いま、図3に示すようなビデオデ
ータに対して、同じく図3に示すテキストデータ「こち
らは今日もいい天気です。そっちはどうですか?會爾太
郎」が入力されたとすると、ビデオデータ(動画デー
タ)はMPEG方式に基づいて符号化される。得られた
データには、テキストデータとレイアウトディスクリプ
タとが付加され、ビデオメールが作成される。そして、
得られたビデオメールは、HDD10fに格納される。
【0047】次に、以上のようにして生成されたビデオ
メールを、公衆回線20を介して送信する場合の処理に
ついて、図4を参照して説明する。図4は、図2の手順
に従ってビデオメールが作成された後に、作成されたビ
デオメールを送信する場合に実行される処理の一例を説
明するフローチャートである。
【0048】この処理が実行されると、ステップS30
において、送信装置10のCPU10aは、送信相手の
電話番号を入力することを促すメッセージをCRTモニ
タ3に表示させる。そして、送信相手の電話番号が入力
部5から入力されると、ステップS31に進む。
【0049】ステップS31では、CPU10aは、ス
テップS30において入力された電話番号をISDNT
A10d(送信手段、受信手段)に供給する。その結
果、ISDNTA10dは、供給された電話番号に対応
するトーン信号を公衆回線20に対して送出し、送信相
手との間で回線を閉結させる。
【0050】ステップS32では、CPU10aは、P
PP(Point to Point Protocol)のログイン手順を実
行する。その結果、通信相手との間でPPPによる通信
回線が確立される(ステップS33)。
【0051】ステップS34では、CPU10aは、H
DD10fに格納されているビデオメールを読み出し、
ISDNTA10dに供給する。その結果、ISDNT
A10dは、ビデオメールに含まれているビデオデー
タ、テキストデータ、および、レイアウトディスクリプ
タをそれぞれ所定の長さのデータブロックにし、公衆回
線20に送出する。
【0052】図5は、ISDNTA10dから送出され
るデータのフォーマットの一例を示す図である。この図
に示すように、伝送されるデータは、制御データ(レイ
アウトディスクリプタを含むデータ)60、文章データ
61−1乃至61−n、および、画像データ62−1乃
至62−mにより構成されている。但し、画像データ
は、ビデオデータを構成する各フレーム(またはフィー
ルド)に対応するデータを意味しており、また、文章デ
ータは各フレームに表示される題名やメッセージなどの
データを意味している。更に、n,mは、それぞれ、テ
キストデータを構成する文章データの個数と、ビデオデ
ータを構成する画像データの個数を示している。なお、
テキストデータとビデオデータが伝送される場合には、
それらのデータを構成する基本単位である文章データと
画像データに分解され、それぞれが1つのパケットに格
納されて送信されるものとする。
【0053】図6は、図5に示す制御データ60の詳細
な構成例を示す図である。この図に示すように、制御デ
ータは、ヘッダ70、文章データの個数(=n)を示す
情報71、第1乃至第nの文章データの長さを示す情報
72−1乃至72−n、第1乃至第nの文章データの表
示位置と表示形式を示す情報73−1乃至73−n、第
1乃至第nの文章の格納位置を示す情報74−1乃至7
4−n、画像データの個数(=m)を表す情報75、第
1乃至第mの画像データの長さを示す情報76−1乃至
76−m、第1乃至第mの画像データの表示位置と表示
形式を示す情報77−1乃至77−m、および、第1乃
至第mの画像データの格納位置を示す情報78−1乃至
78−mにより構成されている。
【0054】ヘッダ70には、送信しようとする情報の
種類を示す情報が含まれている。文章データの個数を示
す情報71は、文章データのパケットの個数(=n)を
示すデータを格納している。また、第1乃至第nの文章
データの長さを示す情報72−1乃至72−nは、第1
乃至第nの文章データを格納しているパケットのそれぞ
れのデータ長を示すデータが格納されている。第1乃至
第nの文章データの表示位置と表示形式を示す情報73
−1乃至73−nは、それぞれの文章データを画面上に
表示する際の座標(位置)を示すデータを格納してい
る。また、第1乃至第nの文章データの格納位置を示す
情報74−1乃至74−nは、送信データ中におけるパ
ケットの位置を示すデータを格納している。
【0055】画像データの個数を示す情報75は、画像
データのパケットの個数(=m)を示すデータを格納し
ている。また、第1乃至第mの画像データの長さを示す
情報76−1乃至76−mは、第1乃至第mの画像デー
タを格納しているパケットのそれぞれのデータ長を示す
データを格納している。第1乃至第mの画像データの表
示位置と表示形式を示す情報77−1乃至77−mは、
それぞれの画像データを画面上に表示する際の座標(位
置)を示すデータを格納している。また、第1乃至第m
の画像データの格納位置を示す情報78−1乃至78−
mは、送信データ中におけるパケットの位置を示すデー
タを格納している。
【0056】図4に戻って、ステップS35では、CP
U10aは、送信が終了したか否かを判定し、その結
果、送信が終了していない(NO)と判定した場合は、
ステップS35に戻り、送信が終了するまで同様の処理
を繰り返す。また、送信が終了した(YES)と判定し
た場合には、ステップS36に進む。
【0057】ステップS36では、CPU10aは、I
SDNTA10dに対して所定の制御信号を供給し、通
信回線を切断させる。そして、処理を終了する(エン
ド)。
【0058】以上の処理により、図2に示す処理により
生成されたビデオメールを相手に対して送信することが
可能となる。
【0059】次に、図7を参照して、図1に示す受信側
の受信装置30が、図4に示す処理により送信側から送
信されたビデオメールを受信する処理について説明す
る。
【0060】この処理が実行されると、受信装置30の
CPU30a(テキストデータ抽出手段、ビデオデータ
抽出手段)は、ステップS50において、ISDNTA
30d(受信手段)に対して制御信号を供給し、公衆回
線20を介して伝送されてきたビデオメールを受信させ
る。そして、ステップS51に進む。
【0061】ステップS51では、CPU30aは、図
6に示す第1乃至第mの画像データの格納位置を示す情
報78−1乃至78−mを参照して、ビデオメールから
ビデオデータを抽出する。そして、ステップS52に進
み、抽出したビデオデータをMPEG復号化回路30g
に供給する。そして、そこで、復号化処理を施し、元の
ビデオデータを再生する。
【0062】続くステップS53では、CPU30a
は、図6に示す第1乃至第nの文章データの格納位置を
示す情報74−1乃至74−nを参照してビデオメール
からテキストデータを抽出し、ステップS54に進む。
【0063】ステップS54では、CPU30aは、図
5に示す制御データ60に含まれているレイアウトディ
スクリプタである、第1乃至第nの文章データの表示位
置と表示形式を示す情報73−1乃至73−n、およ
び、第1乃至第mの画像データの表示位置と表示形式を
示す情報77−1乃至77−mを抽出する。そして、ス
テップS55へ進む。
【0064】ステップS55では、CPU30aは、ス
テップS54において抽出したレイアウトディスクリプ
タに応じて、画像データと文章データを画面に表示す
る。即ち、CPU30aは、レイアウトディスクリプタ
である第1乃至第nの文章データの表示位置と表示形式
を示す情報73−1乃至73−nに応じて、第1乃至第
nの文章データをVRAM30hの所定の領域に書き込
む。また、同様に、CPU30aは、レイアウトディス
クリプタである第1乃至第mの画像データの表示位置と
表示形式を示す情報77−1乃至77−mに応じて、M
PEG復号化回路30gから出力される第1乃至第mの
画像データの配置を設定する。その結果、MPEG復号
化回路30gから出力される画像データとVRAM30
hに格納されている文章データは、オーバーレイ30i
により重畳され、CRTモニタ40に表示出力されるこ
とになる。
【0065】以上の処理により、送信側から送られてき
た、例えば、図3に示すような画像がCRTモニタ40
に表示されることになる。
【0066】以上の実施の形態によれば、送信側におい
ては、ビデオデッキ1やビデオカメラ2から出力された
ビデオデータに対して、入力部5から入力されたテキス
トデータを付加するようにしたので、ビデオテロッパ4
が不要になる。また、ビデオデータとテキストデータを
重畳せずに別々に伝送するようにしたので、例えば、受
信側の受信装置30がMPEG復号化回路30gを有さ
ない場合であっても、テキストデータだけは参照するこ
とが可能となる。
【0067】以上の実施の形態においては、ビデオデー
タとテキストデータとを同時に送信するようにしたが、
先ず、テキストデータのみを伝送し、続いて、ビデオデ
ータを必要に応じて伝送するようにすることも可能であ
る。図8および図9は、そのような伝送を可能とする処
理の一例を説明するフローチャートである。
【0068】図8に示す処理は、図2に示す手順に従っ
てビデオメールが作成された後に、そのメールを送信す
るために送信装置において実行される処理の一例を説明
するフローチャートである。
【0069】この処理が実行されると、送信装置10の
CPU10aは、ステップS70において、送信相手の
電話番号を入力するように促すメッセージをCRTモニ
タ3に表示させ、入力待ちの状態となる。そして、ユー
ザが送信相手の電話番号を入力すると、ステップS71
に進む。
【0070】ステップS71では、CPU10aは、入
力された電話番号をISDNTA10dに対して供給す
る。その結果、ISDNTA10dは、供給された電話
番号に応じて、例えば、トーン信号を公衆回線20に対
して送出し、送信相手との間に回線を閉結させる。
【0071】ステップS72では、CPU10aは、P
PPのログイン手順を実行する。その結果、受信側との
間でPPPによる通信回線を確立する(ステップS7
3)。
【0072】続いて、ステップS74では、CPU10
aはHDD10fに格納されているビデオメールのう
ち、テキストデータのみを読み出し、これをメールとし
て受信側に伝送する。
【0073】なお、このとき伝送されるデータは、図5
に示すデータのうち、画像データ62−1乃至62−m
を除外したものである。また、制御データ60として
は、図6に示す情報のうち、画像データに関する情報を
除外したものが伝送される。
【0074】ステップS75では、送信が完了したか否
かを判定し、その結果、送信が終了していない(NO)
と判定した場合はステップS75に戻り、送信が終了す
るまで同様の処理を繰り返す。また、送信が終了した
(YES)と判定した場合にはステップS76に進む。
【0075】ステップS76では、CPU10aは、I
SDNTA10dに対して制御データを供給し、回線を
切断させる。そして、処理を終了する(エンド)。
【0076】以上の処理により、送信側のHDD10f
に格納されているビデオメールのうち、テキストデータ
のみが受信側に伝送されることになる。
【0077】このとき、受信側の受信装置30では、図
9に示す処理が実行されている。
【0078】即ち、ステップS90では、受信装置30
は、公衆回線20を介して伝送されてきたメールをIS
DNTA30dにより受信する。そして、ステップS9
1に進み、CPU10aは、受信したメールからテキス
トデータを抽出し、RAM30cに格納する。なお、こ
のとき、テキストデータを抽出した残りのデータも、同
様にRAM30cの別の領域に格納しておく。
【0079】ステップS92では、CPU30aは、C
RTモニタ40に対して、ビデオデータを見るか否かを
訪ねるメッセージを表示し、ユーザに判断を促す。その
結果、ユーザがビデオデータを見ない(NO)と判定し
た場合は、ステップS101に進む。
【0080】ステップS101では、CPU30aは、
レイアウトディスクリプタを抽出する。即ち、CPU3
0aは、第1乃至第nの文章データの表示位置と表示形
式を示す情報73−1乃至73−nを、RAM30cに
格納されているメールから抽出する。そして、ステップ
S102に進み、抽出された第1乃至第nの文章データ
の表示位置と表示形式を示す情報73−1乃至73−n
に応じて、RAM30cに格納されているテキストデー
タをVRAM30hの所定の領域に書き込む。なお、こ
のとき、MPEG復号化回路30gは画像を出力してい
ないので、CRTモニタ40にはテキストデータのみが
表示されることになる。そして、処理を終了する(エン
ド)。
【0081】一方、ステップS92において、画像を見
る(YES)とユーザが判断したとCPU30aが判定
した場合には、ステップS93に進む。
【0082】ステップS93では、CPU30aは、I
SDNTA30dに対して制御信号を供給する。その結
果、ISDNTA30dは、文章データを送ってきた相
手の電話番号に対応するトーン信号を公衆回線20に送
出し、送信装置10との間で回線を閉結する。続いて、
ステップS94では、CPU30aは、PPPのログイ
ン手順を実行する。その結果、送信側の送信装置10と
の間でPPPによる通信回線が確立される(ステップS
95)。
【0083】続くステップS96では、CPU30a
は、ISDNTA30dおよび公衆回線20を介して所
定の信号を送信装置10に対して送信し、ビデオデータ
の転送要求を行う。その結果、送信装置10のCPU1
0aは、HDD10fに格納されているビデオデータを
読み出し、ISDNTA10dおよび公衆回線20を介
して、受信装置30に送信する。
【0084】なお、このとき送信装置10から送信され
るビデオデータは、図5に示すデータのうち、文章デー
タ61−1乃至61−nを除外したものである。また、
制御データ60は、図6に示すデータのうち、文章デー
タに関する情報を除外したものが伝送される。
【0085】ステップS97では、受信装置30のCP
U30aは、ビデオデータの受信が終了したか否かを判
定する。その結果、ビデオデータの受信が終了していな
い(NO)と判定した場合には、ステップS97に戻
り、受信が終了するまで同様の処理を繰り返す。また、
受信が終了した(YES)と判定した場合には、ステッ
プS98に進む。なお、受信されたメールは、RAM3
0cの所定の領域に逐次格納される。
【0086】ステップS98では、CPU30aは、I
SDNTA30dに対して制御信号を供給し、送信装置
10との間の回線を切断させる。そして、ステップS9
9に進み、受信したメールからビデオデータを抽出す
る。
【0087】ステップS100では、CPU30aは、
抽出したビデオデータをMPEG復号化回路30gに供
給し、ビデオデータを復号化させる。そして、ステップ
S101では、CPU30aは、RAM30cに格納さ
れているメールから第1乃至第nのテキストデータの表
示位置と表示形式を示す情報73−1乃至73−nと、
第1乃至第mの画像データの表示位置と表示形式を示す
情報77−1乃至77−mを抽出する。
【0088】ステップS102では、CPU30aは、
第1乃至第mの画像データの表示位置と表示形式を示す
情報77−1乃至77−mに応じて、MPEG復号化回
路30gから出力される画像データの位置を設定すると
ともに、第1乃至第nの文章データの表示位置と表示形
式を示す情報73−1乃至73−nに応じて、VRAM
30hの所定の位置に第1乃至第nの文章データを書き
込む。その結果、オーバーレイ30iがMPEG復号化
回路30gから出力されるビデオデータとVRAM30
hに格納されているテキストデータとを重畳して出力す
るので、これらが重畳された画像がCRTモニタ40に
表示されることになる。
【0089】以上の実施の形態によれば、メールに含ま
れているビデオデータが必要ない場合には、その受信を
保留することが可能となるので、不要なデータの送受信
処理にかかる時間を削減することが可能となる。
【0090】以上の実施の形態では、公衆回線20を介
して受信装置30との間に回線を直接閉結し、情報を授
受するようにしたが、例えば、サーバを介して、情報を
間接的に相手に送信することも可能である。
【0091】図10は、サーバ101を介して情報の伝
送を行う場合の実施の形態の一例である。なお、この図
において、図1と対応する部分には対応する符号が付し
てあるので、その説明は省略する。
【0092】この実施の形態においては、送信側の送信
装置10と受信側の受信装置30とが公衆回線100、
サーバ101、および、公衆回線102を介して相互に
接続されている。その他の部分は、図1における場合と
同様である。
【0093】次に、この実施例の動作について説明す
る。
【0094】図11は、図10に示す送信装置10がH
DD10fに格納されているビデオメールを送信する場
合に実行される処理の一例を説明するフローチャートで
ある。
【0095】この処理が実行されると、送信装置10の
CPU10aは、ステップS120において、サーバ1
01の電話番号を入力するように促すメッセージをCR
Tモニタ3に表示させる。その結果、ユーザが入力部5
を操作することにより、サーバ101の電話番号を入力
すると、ステップS121に進む。
【0096】ステップS121では、CPU10aは、
ISDNTA10dに対して制御信号を供給する。する
と、ISDNTA10dは、公衆回線100に対して、
入力された電話番号に対応するトーン信号を出力する。
その結果、サーバ101と送信装置10との間に通信回
線が閉結されることになる。
【0097】そして、ステップS122では、CPU1
0aは、PPPのログイン手順を実行する。その結果、
送信装置10とサーバ101との間でPPPによる通信
回線が確立される(ステップS123)。
【0098】ステップS124では、CPU10aは、
HDD10fに格納されているビデオメールのファイル
を読み出し、これをISDNTA10dを介して、サー
バ101に対して転送する。そして、ステップS125
に進み、送信が終了したか否かを判定する。その結果、
送信が終了していない(NO)と判定した場合は、ステ
ップS125に戻り、送信が終了するまで前述の場合と
同様の処理を繰り返す。また、送信が終了した(YE
S)と判定した場合にはステップS126に進む。
【0099】ステップS126では、CPU10aは、
ISDNTA10dに対して所定の制御信号を供給し、
サーバ101との間の通信回線を切断させる。そして処
理を終了する(エンド)。
【0100】以上のような処理によれば、ビデオメール
をサーバ101に対して転送することが可能となる。な
お、転送されたビデオメールは、サーバ101の記憶装
置に格納されることになる。
【0101】次に、受信側の受信装置30において、図
12に示す処理が実行され、サーバ101に転送された
ビデオメールが受信される。
【0102】即ち、図12に示す処理が実行されると、
ステップS140において、CPU30aは、サーバ1
01の電話番号を入力することを促すメッセージをCR
Tモニタ40に表示し、入力待ちの状態となる。そし
て、サーバ101の電話番号が入力されると、ステップ
S141の処理に進む。
【0103】ステップS141では、CPU30aは、
ISDNTA30dを制御して入力された電話番号に対
応するトーン信号を公衆回線100に対して送出させ、
サーバ101との間に回線を閉結させる。そして、ステ
ップS142では、CPU30aは、PPPのログイン
手順を実行しする。その結果、受信装置30とサーバ1
01との間にPPPによる通信回線が確立される(ステ
ップS143)。
【0104】ステップS144では、CPU30aは、
サーバ101に着信しているビデオメールの送信要求を
行う。その結果、サーバ101は、図示せぬ記憶装置に
記憶されているビデオメールを読み出し、公衆回線10
2を介して受信装置30に送信(ダウンロード)する。
【0105】そして、ステップS145に進み、CPU
30aは、ダウンロードが終了したか否かを判定する。
その結果、ダウンロードが終了していない(NO)と判
定した場合はステップS145に戻り、ダウンロードが
終了するまで同様の処理を繰り返す。また、ダウンロー
ドが終了した(YES)と判定した場合にはステップS
146に進む。
【0106】ステップS146では、CPU30aは、
ISDNTA30dを制御し、サーバ101との間の通
信回線を切断させる。そして、ステップS147に進
み、CPU30aは、ダウンロードしたビデオメールに
含まれているビデオデータを抽出する。
【0107】続くステップS148では、CPU30a
は、抽出したビデオデータをMPEG復号化回路30g
に供給し、復号化処理を実行させる。そして、ステップ
S149では、CPU30aは、ビデオメールからテキ
ストデータを抽出し、RAM30cの所定の領域に格納
し、ステップS150に進む。
【0108】ステップS150では、CPU30aは、
受信したビデオメールからレイアウトディスクリプタを
抽出する。即ち、図6に示す、第1乃至第nの文章デー
タの表示位置と表示形式を示す情報73−1乃至73−
nと、第1乃至第mの画像データの表示位置と表示形式
を示す情報77−1乃至77−mとを抽出する。
【0109】そして、ステップS151において、抽出
されたレイアウトディスクリプタに応じてテキストデー
タとビデオデータをCRTモニタ40に表示する。即
ち、CPU30aは、RAM30cから読み出した第1
乃至第nの文章データを、第1乃至第nの文章データの
表示位置と表示形式を示す情報73−1乃至73−nに
応じて、VRAM30hの所定の領域に書き込む。ま
た、CPU30aは、MPEG復号化回路30gから出
力される第1乃至第mの画像データの配置状態を、第1
乃至第mの画像データの表示位置と表示形式を示す情報
77−1乃至77−mに従って設定する。その結果、V
RAM30hに格納された文章データと、MPEG復号
化回路30gより出力された画像データは、オーバーレ
イ30iにより重畳され、1枚の画像としてCRTモニ
タ40に表示出力される。
【0110】以上のような実施の形態によれば、ビデオ
メールをサーバ101を介して受信側に転送するように
したので、受信側のユーザの都合がよいときに、ビデオ
メールを受信することが可能となる。
【0111】なお、以上の実施の形態では、サーバ10
1からビデオデータとテキストデータを同時に転送する
ようにしたが、先ず、テキストデータを転送した後に、
必要に応じてビデオデータを転送するようにしてもよ
い。
【0112】図13は、そのようなデータの転送を可能
とする実施の形態の一例を説明するフローチャートであ
る。なお、この処理は、受信装置30がサーバ101に
格納されているビデオメール(ビデオデータとテキスト
データからなるメール)を受信する場合に実行される処
理である。
【0113】この処理が実行されると、ステップS18
0において、受信装置30のCPU30aは、サーバ1
01の電話番号を入力することを促すメッセージをCR
Tモニタ40に表示させ、入力待ちの状態となる。そし
て、電話番号が入力されると、ステップS181に進
む。
【0114】ステップS181では、CPU30aは、
ISDNTA30dを制御して、入力された電話番号に
対応するトーン信号を公衆回線102に対して送出させ
る。その結果、受信装置30とサーバ101との間に回
線が閉結されることになる。
【0115】ステップS182では、CPU30aは、
PPPのログイン手順を実行する。その結果、受信装置
30とサーバ101との間にPPPによる通信回線が確
立される(ステップS183)。
【0116】続くステップS184では、CPU30a
は、サーバ101に着信しているビデオメールのうち、
テキストデータのみを送信するように要求を行う。その
結果、サーバ101は、図示せぬ記憶装置に格納されて
いるビデオメールに含まれているテキストデータを抽出
し、公衆回線102を介して、受信装置30に転送(ダ
ウンロード)する。
【0117】ステップS185では、CPU30aは、
ダウンロードが終了したか否かを判定する。その結果、
ダウンロードが終了していない(NO)と判定した場合
はステップS185に戻り、ダウンロードが終了するま
で同様の処理を繰り返す。また、ダウンロードが終了し
た(YES)と判定した場合にはステップS186に進
む。
【0118】ステップS186では、CPU30aは、
ISDNTA30dを制御して、サーバ101との間の
通信回線を切断させる。そして、ステップS187に進
み、CPU30aは、ビデオデータを見るか否かを判断
するように促すメッセージをCRTモニタ40に表示す
る。その結果、ビデオデータを見ない(NO)とユーザ
が判定した場合には、ステップS196に進む。
【0119】ステップS196では、CPU30aは、
メールからレイアウトディスクリプタを抽出する。即
ち、CPU30aは、メールから第1乃至第nの文章デ
ータの表示位置と表示形式を示す情報73−1乃至73
−nを抽出する。そして、ステップS197に進み、C
PU30aは、抽出した第1乃至第nの文章データの表
示位置と表示形式を示す情報73−1乃至73−nに応
じて、文章データをVRAM30hの所定の領域に書き
込む。その結果、CRTモニタ40にテキストデータが
表示されることになる。
【0120】一方、ステップS187において、画像を
見る(YES)とユーザが判定した場合にはステップS
188に進む。
【0121】ステップS188では、CPU30aは、
ISDNTA30dを制御し、ステップS180におい
て入力されたサーバ101の電話番号に対応したトーン
信号を公衆回線102に対して送出させ、サーバ101
との間に通信回線を閉結させる。
【0122】ステップS189では、CPU30aは、
PPPによるログイン手順を実行する。その結果、サー
バ101との間にPPPによる通信回線が確立される
(ステップS190)。
【0123】ステップS191では、CPU30aは、
サーバ101に対してビデオデータの転送を要求する。
その結果、サーバ101は、送信装置10から転送され
たメールに含まれているビデオデータを、受信装置30
に対して転送(ダウンロード)する。
【0124】ステップS192では、CPU30aは、
ダウンロードが終了したか否かを判定する。その結果、
ダウンロードが終了していない(NO)と判定した場合
はステップS192に戻り、ダウンロードが終了するま
で同様の処理を繰り返す。また、ダウンロードが終了し
た(YES)と判定した場合には、ステップS193に
進む。
【0125】ステップS193では、CPU30aは、
ISDNTA30dを制御し、サーバ101との通信回
線を切断させる。そして、ステップS194に進み、C
PU30aは、ダウンロードしたメールからビデオデー
タを抽出する。続いて、ステップS195では、CPU
30aは、抽出したビデオデータをMPEG復号化回路
30gに供給し、デコード処理を実行させる。
【0126】続くステップS196では、CPU30a
は、メールからレイアウトディスクリプタを抽出する。
即ち、CPU30aは、メールから第1乃至第nの文章
データの表示位置と表示形式を示す情報73−1乃至7
3−nと、第1乃至第mの画像データの表示位置と表示
形式を示す情報77−1乃至77−mとを抽出する。
【0127】ステップS197では、CPU30aは、
レイアウトディスクリプタに応じて、ビデオデータとテ
キストデータを、CRTモニタ40に表示する。即ち、
CPU30aは、第1乃至第nの文章データの表示位置
と表示形式を示す情報73−1乃至73−nに応じて第
1乃至第nの文章データをVRAM30hの所定の領域
に書き込むとともに、第1乃至第mの画像データの表示
位置と表示形式を示す情報77−1乃至77−mに応じ
て、MPEG復号化回路30gから出力される第1乃至
第mの画像の位置を設定する。その結果、VRAM30
hに書き込まれた文章データと、MPEG30gから出
力される画像データとは、オーバーレイ30iにより重
畳され、1枚の画像としてCRTモニタ40に表示され
ることになる。
【0128】以上のような実施の形態によれば、受信側
のユーザの都合がよい場合に、ビデオメールを受信でき
るようになるとともに、必要な場合にのみビデオデータ
を受信するようにできるので、ビデオデータが不要な場
合には、ビデオデータの転送に必要な時間を短縮するこ
とが可能となる。
【0129】また、受信装置30のオーバーレイ30i
から出力されるビデオデータを、例えば、ビデオデッキ
に供給して記録するようにすれば、受信装置30が存在
しない環境下においても、ビデオデッキさえあれば、ビ
デオメールを見ることが可能となる。
【0130】なお、以上の実施の形態においては、公衆
回線20,100,102を介して情報を伝送するよう
にしたが、例えば、インターネットを介して情報を伝達
するようにしてもよいことは言うまでもない。
【0131】更に、以上の実施の形態においては、ビデ
オデータとテキストデータを伝送する場合を対象として
説明を行ったが、音声データを伝送するようにしてもよ
い。その場合、送信装置10のMPEG符号化回路10
eにより、ビデオデータとともに音声データの符号化処
理を行った後、ビデオメールとして送信する。そして、
受信装置30では、受信したビデオメールから、CPU
30aにより音声データを抽出し、MPEG復号化回路
30gにより音声データを復号化し、図示せぬスピーカ
に対して、得られた音声信号を供給するようにすればよ
い。
【0132】
【発明の効果】請求項1に記載の送信装置および請求項
4に記載の送信方法によれば、テキストデータを入力
し、ビデオデータを入力し、入力されたビデオデータを
符号化し、送信相手を指定する情報を入力し、入力され
たテキストデータと、符号化されたビデオデータを電子
メールとして、入力された情報が指定する送信相手に対
して、ネットワークを介して送信するようにしたので、
ビデオテロッパのような特別な装置がない場合において
も、ビデオデータに対して文字情報を付加して生成した
ビデオメールを送信することが可能となる。
【0133】請求項5に記載の受信装置および請求項7
に記載の受信方法によれば、ネットワークを介して伝送
されてきた電子メールを受信し、受信された電子メール
からテキストデータを抽出し、受信された電子メールか
らビデオデータを抽出し、抽出されたビデオデータを復
号化し、抽出されたテキストデータと、復号化されたビ
デオデータとを重畳し、重畳された画像を表示装置に出
力するようにしたので、必要な場合にだけビデオデータ
を表示するようにできるので、データの伝送に必要な時
間を短縮することが可能となる。
【0134】請求項8に記載の送受信装置および請求項
9に記載の送受信方法によれば、送信側は、テキストデ
ータを入力し、ビデオデータを入力し、入力されたビデ
オデータを符号化し、送信相手を指定する情報を入力
し、入力されたテキストデータと、符号化されたビデオ
データを電子メールとして、入力された情報が指定する
送信相手に対して、ネットワークを介して送信し、受信
側は、ネットワークを介して伝送されてきた電子メール
を受信し、受信された電子メールからテキストデータを
抽出し、受信された電子メールからビデオデータを抽出
し、抽出されたビデオデータを復号化し、抽出されたテ
キストデータと、復号化されたビデオデータとを重畳
し、重畳された画像を表示装置に出力するようにしたの
で、ビデオメールを簡単に作成し、送受信することが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成例を示すブロック図
である。
【図2】図1に示す送信装置において、ビデオメールを
作成する場合の手順を説明するフローチャートである。
【図3】図2の手順に従って作成されたビデオメールを
ディスプレイ上に表示した中間調画像の写真である。
【図4】図1に示す送信装置が、作成されたビデオメー
ルを受信装置に送信する場合に実行される処理の一例を
説明するフローチャートである。
【図5】図4に示す処理により送信装置から送出される
データのフォーマットを説明する図である。
【図6】図5に示す制御データの一例を示す図である。
【図7】図1に示す受信装置が、送信装置から送信され
たデータを受信する場合に実行される処理の一例を説明
するフローチャートである。
【図8】図1に示す送信装置が、作成されたビデオメー
ルを受信装置に送信する場合に実行される処理の他の一
例を説明するフローチャートである。
【図9】図8の処理により送信されたビデオメールを受
信する場合に、受信装置において実行される処理の一例
を説明するフローチャートである。
【図10】本発明の他の実施の形態の構成例を示すブロ
ック図である。
【図11】図10に示す実施の形態において、送信装置
がサーバに対してビデオメールを送信する場合に実行さ
れる処理の一例を説明するフローチャートである。
【図12】図10に示す実施の形態において、サーバか
らビデオメールをダウンロードする場合に実行される処
理の一例を説明するフローチャートである。
【図13】図10に示す実施の形態において、サーバか
らビデオメールをダウンロードする場合に実行される処
理の他の一例を説明するフローチャートである。
【図14】従来の送受信装置の構成の一例を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
5 入力部(テキストデータ入力手段、送信相手入力手
段), 10d ISDNTA(送信手段、受信手
段), 10e MPEG符号化回路(ビデオデータ入
力手段、ビデオデータ符号化手段、音声データ入力手
段、音声データ符号化手段), 30a CPU(テキ
ストデータ抽出手段、ビデオデータ抽出手段、音声デー
タ抽出手段), 30d ISDNTA(受信手段),
30g MPEG復号化回路(ビデオデータ復号化手
段、音声データ復号化手段), 30iオーバーレイ
(重畳手段、出力手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/14

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子メールをネットワークを介して送信
    する送信装置において、 テキストデータが入力されるテキストデータ入力手段
    と、 ビデオデータが入力されるビデオデータ入力手段と、 前記ビデオデータ入力手段より入力されたビデオデータ
    を符号化するビデオデータ符号化手段と、 送信相手を指定する情報が入力される送信相手入力手段
    と、 前記テキストデータ入力手段より入力されたテキストデ
    ータと、前記ビデオデータ符号化手段により符号化され
    たビデオデータを電子メールとして、前記送信相手入力
    手段より入力された情報が指定する送信相手に対して、
    前記ネットワークを介して送信する送信手段とを備える
    ことを特徴とする送信装置。
  2. 【請求項2】 受信手段を更に備え、 前記送信手段は、前記テキストデータを先に送信し、前
    記送信相手より送信された前記ビデオデータの転送要求
    が前記受信手段により受信された場合には、前記ビデオ
    データを送信することを特徴とする請求項1に記載の送
    信装置。
  3. 【請求項3】 音声データが入力される音声データ入力
    手段と、 前記音声データ入力手段より入力された音声データを符
    号化する音声データ符号化手段とを更に備え、 前記送信手段は、前記音声データ符号化手段により符号
    化された音声データを更に送信することを特徴とする請
    求項1に記載の送信装置。
  4. 【請求項4】 電子メールをネットワークを介して送信
    する送信方法において、 テキストデータが入力されるテキストデータ入力ステッ
    プと、 ビデオデータが入力されるビデオデータ入力ステップ
    と、 前記ビデオデータ入力ステップより入力されたビデオデ
    ータを符号化するビデオデータ符号化ステップと、 送信相手を指定する情報が入力される送信相手入力ステ
    ップと、 前記テキストデータ入力ステップより入力されたテキス
    トデータと、前記ビデオデータ符号化ステップにより符
    号化されたビデオデータを電子メールとして、前記送信
    相手入力ステップより入力された情報が指定する送信相
    手に対して、前記ネットワークを介して送信する送信ス
    テップとを備えることを特徴とする送信方法。
  5. 【請求項5】 ネットワークを介して伝送されてきた電
    子メールを受信する受信装置において、 前記ネットワークを介して伝送されてきた電子メールを
    受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記電子メールからテキ
    ストデータを抽出するテキストデータ抽出手段と、 前記受信手段により受信された前記電子メールからビデ
    オデータを抽出するビデオデータ抽出手段と、 前記ビデオデータ抽出手段により抽出されたビデオデー
    タを復号化するビデオデータ復号化手段と、 前記テキストデータ抽出手段により抽出されたテキスト
    データと、前記ビデオデータ復号化手段により復号化さ
    れたビデオデータとを重畳する重畳手段と、 前記重畳手段により重畳された画像を表示装置に出力す
    る出力手段とを備えることを特徴とする受信装置。
  6. 【請求項6】 前記受信手段により受信された前記電子
    メールから音声データを抽出する音声データ抽出手段
    と、 前記音声データ抽出手段により抽出された前記音声デー
    タを復号化する音声データ復号化手段とを更に備えるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
  7. 【請求項7】 ネットワークを介して伝送されてきた電
    子メールを受信する受信方法において、 前記ネットワークを介して伝送されてきた電子メールを
    受信する受信ステップと、 前記受信ステップにより受信された前記電子メールから
    テキストデータを抽出するテキストデータ抽出ステップ
    と、 前記受信ステップにより受信された前記電子メールから
    ビデオデータを抽出するビデオデータ抽出ステップと、 前記ビデオデータ抽出ステップにより抽出されたビデオ
    データを復号化するビデオデータ復号化ステップと、 前記テキストデータ抽出ステップにより抽出されたテキ
    ストデータと、前記ビデオデータ復号化ステップにより
    復号化されたビデオデータとを重畳する重畳ステップ
    と、 前記重畳ステップにより重畳された画像を表示装置に出
    力する出力ステップとを備えることを特徴とする受信方
    法。
  8. 【請求項8】 電子メールをネットワークを介して送受
    信する送受信装置において、 送信側は、 テキストデータが入力されるテキストデータ入力手段
    と、 ビデオデータが入力されるビデオデータ入力手段と、 前記ビデオデータ入力手段より入力されたビデオデータ
    を符号化するビデオデータ符号化手段と、 送信相手を指定する情報が入力される送信相手入力手段
    と、 前記テキストデータ入力手段より入力されたテキストデ
    ータと、前記ビデオデータ符号化手段により符号化され
    たビデオデータを電子メールとして、前記送信相手入力
    手段より入力された情報が指定する送信相手に対して、
    前記ネットワークを介して送信する送信手段とを備え、 受信側は、 前記ネットワークを介して伝送されてきた電子メールを
    受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記電子メールからテキ
    ストデータを抽出するテキストデータ抽出手段と、 前記受信手段により受信された前記電子メールからビデ
    オデータを抽出するビデオデータ抽出手段と、 前記ビデオデータ抽出手段により抽出されたビデオデー
    タを復号化するビデオデータ復号化手段と、 前記テキストデータ抽出手段により抽出されたテキスト
    データと、前記ビデオデータ復号化手段により復号化さ
    れたビデオデータとを重畳する重畳手段と、 前記重畳手段により重畳された画像を表示装置に出力す
    る出力手段とを備えることを特徴とする送受信装置。
  9. 【請求項9】 電子メールをネットワークを介して送受
    信する送受信方法において、 送信側は、 テキストデータが入力されるテキストデータ入力ステッ
    プと、 ビデオデータが入力されるビデオデータ入力ステップ
    と、 前記ビデオデータ入力ステップより入力されたビデオデ
    ータを符号化するビデオデータ符号化ステップと、 送信相手を指定する情報が入力される送信相手入力ステ
    ップと、 前記テキストデータ入力ステップより入力されたテキス
    トデータと、前記ビデオデータ符号化ステップにより符
    号化されたビデオデータを電子メールとして、前記送信
    相手入力ステップより入力された情報が指定する送信相
    手に対して、前記ネットワークを介して送信する送信ス
    テップとを備え、 受信側は、 前記ネットワークを介して伝送されてきた電子メールを
    受信する受信ステップと、 前記受信ステップにより受信された前記電子メールから
    テキストデータを抽出するテキストデータ抽出ステップ
    と、 前記受信ステップにより受信された前記電子メールから
    ビデオデータを抽出するビデオデータ抽出ステップと、 前記ビデオデータ抽出ステップにより抽出されたビデオ
    データを復号化するビデオデータ復号化ステップと、 前記テキストデータ抽出ステップにより抽出されたテキ
    ストデータと、前記ビデオデータ復号化ステップにより
    復号化されたビデオデータとを重畳する重畳ステップ
    と、 前記重畳ステップにより重畳された画像を表示装置に出
    力する出力ステップとを備えることを特徴とする送受信
    方法。
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