JP4112502B2 - 画像生成装置および方法、画像配信装置、メール中継装置並びにプログラム - Google Patents

画像生成装置および方法、画像配信装置、メール中継装置並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4112502B2
JP4112502B2 JP2004004064A JP2004004064A JP4112502B2 JP 4112502 B2 JP4112502 B2 JP 4112502B2 JP 2004004064 A JP2004004064 A JP 2004004064A JP 2004004064 A JP2004004064 A JP 2004004064A JP 4112502 B2 JP4112502 B2 JP 4112502B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
image data
encoded
size
parameter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2004004064A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005198163A (ja
Inventor
俊一郎 野中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2004004064A priority Critical patent/JP4112502B2/ja
Publication of JP2005198163A publication Critical patent/JP2005198163A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4112502B2 publication Critical patent/JP4112502B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

本発明は、画像データを符号化してファイルサイズを縮小した符号化画像データを生成する画像生成装置および方法、画像を携帯端末装置等に配信する画像配信装置、画像が添付された電子メールを中継して送信先に送信するメール中継装置並びに画像生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
一般に、画像データを扱う端末装置は、扱うことが可能なファイルサイズが決まっており、ファイルサイズの最大容量を定める規定ファイルサイズを超えた画像データについては、表示できなかったり画像処理を施すことができない場合が多い。とくに、携帯電話やPDA等の携帯端末装置は規定ファイルサイズが非常に小さく、電子メールに添付された画像データのファイルサイズが規定ファイルサイズを超えると、表示が不可能となる携帯電話の機種も存在する。このため、端末装置において画像データを扱うことを可能とするために、画像データのファイルサイズをその端末装置が取り扱うことが可能な規定ファイルサイズ以下となるように画像データを符号化することが行われている。
ここで、携帯電話において利用頻度が高い、ファイルサイズを縮小する画像フォーマットとしては、JPEG、GIF、PNGが挙げられる。JPEGは非可逆符号化を行う画像フォーマットであり、量子化ステップを変更することにより圧縮率を変更してファイルサイズを変更することができる。また、JPEGフォーマットにより画像データを符号化する際に、画像データが規定ファイルサイズとなるように、量子化ステップ等の画質を制御するためのパラメータを変更することが提案されている(特許文献1参照)。
一方、GIFおよびPNGは減色処理を行った後に可逆符号化を行う画像フォーマットであり、減色処理時の色数を画質を制御するパラメータとしてこれを変更することにより、符号化後の画像データのファイルサイズを変更することができるものである。
特開平10−136365号公報
ところで、上述したJPEG、GIF、PNG等の画像フォーマットにおいては、これらの画像フォーマットの画像を得るための画像データを符号化するエンコーダの規格により、画質を制御するパラメータの限界値(以下、限界パラメータとする)が規定されている。このため、画像データを符号化する際には限界パラメータを超えない範囲においてパラメータを設定する必要がある。しかしながら、画像データにより表される画像の種類によっては、限界パラメータを設定しても、符号化後の画像データのファイルサイズが規定ファイルサイズ以下とならない場合がある。また、限界パラメータにより画像データを符号化した場合、復元した画像の画質はかなり劣化するが、端末装置のユーザが画質が劣化することを好まない場合もある。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、符号化後の画像データのファイルサイズを確実に所望とするファイルサイズ以下とすることを第1の目的とする。
また本発明は、所望とする画質あるいは画像サイズを得つつも、符号化後の画像データのファイルサイズを確実に所望とするファイルサイズ以下とすることを第2の目的とする。
本発明による第1の画像生成装置は、画像データにより表される画像の画像サイズを縮小して縮小画像データを得るサイズ縮小手段と、
符号化後の画像の画質を設定するパラメータに基づいて画像データを符号化して符号化画像データを生成する符号化手段と、
前記符号化画像データが所望とするファイルサイズとなるように、前記パラメータを段階的に変更して前記画像データを符号化し、符号化後の画像の画質が所定の限界レベルとなる限界パラメータを設定してもなお前記符号化画像データが前記所望とするファイルサイズとならない場合に、前記符号化画像データが前記所望とするファイルサイズとなるまで、前記画像データにより表される画像サイズを段階的に縮小して縮小画像データを得、縮小された各段階の縮小画像データを前記限界パラメータに基づいて符号化して前記符号化画像データを得るよう、前記サイズ縮小手段および前記符号化手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
本発明による第2の画像生成装置は、画像データにより表される画像サイズを縮小して縮小画像データを得るサイズ縮小手段と、
符号化後の画像の画質を設定するパラメータに基づいて画像データを符号化して符号化画像データを生成する符号化手段と、
前記符号化画像データが所望とするファイルサイズとなるように、前記画像サイズおよび/または前記パラメータを変更して、前記画像サイズの縮小および/または前記縮小画像データもしくは前記画像データの符号化を行って前記符号化画像データを得るよう、前記サイズ縮小手段および/または前記符号化手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
「画像データ」としては、静止画を表す画像データであっても、動画像を表す画像データであってもよい。また、アニメーションGIFやPNGのアニメーションGIFに対応するフォーマットのMNGの画像データであってもよい。さらに、マルチメディアフォーマットのマルチメディア画像の画像データであってもよい。
「マルチメディアフォーマットのマルチメディア画像」とは、複数のフレームをコマ送り表示させつつ音声と同期させながらインタラクティブに表示可能なフォーマットの画像を意味し、例えばMacromedia社が開発したFlash(登録商標)を用いることができるがこれに限定されるものではない。また、音声と同期させないフォーマットも「マルチメディアフォーマットのマルチメディア画像」に含めるものとする。
Flashとは、音声やベクターグラフィックスのアニメーションを組み合わせたWeb表示用ベクトル型グラフィックアニメーションであり、SWFというファイルフォーマットで表現され、ベクトル表現された図形や写真等のグラフィックスアニメーション等を音声と同期させながら表示画面上においてインタラクティブに表示することができる。このようなFlashを用いることにより、複数のフレームがコマ送り表示されるマルチメディア画像を生成することができる。
本発明による画像配信装置は、画像データの送信を要求した送信要求端末装置に、該要求された画像データを送信する画像配信装置において、
前記送信要求端末装置の機種を判別する機種判別手段と、
本発明による第1または第2の画像生成装置とを備え、
前記送信要求端末装置の機種が扱うことが可能なファイルサイズの符号化画像データを生成し、該符号化画像データを前記送信要求端末装置に送信することを特徴とするものである。
本発明によるメール中継装置は、画像が添付された電子メールを該電子メールの送信先である送信先端末装置に送信するメール中継装置において、
前記送信先端末装置の機種を判別する機種判別手段と、
本発明による第1または第2の画像生成装置とを備え、
前記送信先端末装置の機種が扱うことが可能なファイルサイズの符号化画像データを生成し、該符号化画像データを前記送信先端末装置に送信することを特徴とするものである。
本発明による第1の画像生成方法は、画像データにより表される画像の画像サイズを縮小して縮小画像データを得るサイズ縮小手段と、符号化後の画像の画質を設定するパラメータに基づいて画像データを符号化して符号化画像データを生成する符号化手段とを備えた画像生成装置における画像生成方法であって、
前記符号化画像データが所望とするファイルサイズとなるように、前記パラメータを段階的に変更して前記画像データを符号化し、
符号化後の画像の画質が所定の限界レベルとなる限界パラメータを設定してもなお前記符号化画像データが前記所望とするファイルサイズとならない場合に、前記符号化画像データが前記所望とするファイルサイズとなるまで、前記画像データにより表される画像サイズを段階的に縮小して縮小画像データを得、縮小された各段階の縮小画像データを前記限界パラメータに基づいて符号化して前記符号化画像データを得ることを特徴とするものである。
本発明による第2の画像生成方法は、画像データにより表される画像の画像サイズを縮小して縮小画像データを得るサイズ縮小手段と、符号化後の画像の画質を設定するパラメータに基づいて画像データを符号化して符号化画像データを生成する符号化手段とを備えた画像生成装置における画像生成方法であって、
前記符号化画像データが所望とするファイルサイズとなるように、前記画像サイズおよび/または前記パラメータを変更して、前記画像サイズの縮小および/または前記縮小画像データもしくは前記画像データの符号化を行って前記符号化画像データを得ることを特徴とするものである。
なお、本発明による第1および第2の画像生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明による第1の画像生成装置および方法によれば、符号化画像データが所望とするファイルサイズとなるように、パラメータが段階的に変更されて画像データが符号化される。そして、符号化後の画像の画質が所定の限界レベルとなる限界パラメータが設定されてもなお符号化画像データが所望とするファイルサイズとならない場合に、符号化画像データが所望とするファイルサイズとなるまで、画像データにより表される画像サイズが段階的に縮小されて縮小画像データが得られ、縮小された各段階の縮小画像データが限界パラメータに基づいて符号化されて符号化画像データが得られる。このため、限界パラメータを設定した場合において符号化画像データのファイルサイズが所望とするファイルサイズとならない場合であっても、画像データにより表される画像の画像サイズを縮小してファイルサイズを小さくすることにより、確実に符号化画像データのファイルサイズを所望とするファイルサイズ以下とすることができる。
本発明による第2の画像生成装置および方法によれば、所望とするファイルサイズの符号化画像データが得られるように、画像データにより表される画像の画像サイズおよび/またはパラメータが変更されて、画像サイズの縮小および/または縮小画像データもしくは画像データの符号化が行われて符号化画像データが得られる。このため、画像サイズおよび/またはパラメータを適宜変更することにより、符号化画像データにより表される画像について、所望とする画像サイズまたは画質を維持しつつも、確実に符号化画像データのファイルサイズを所望とするファイルサイズ以下とすることができる。
本発明の画像配信装置によれば、画像の送信を要求した送信要求端末装置の機種が判別され、その送信要求端末装置の機種が扱うことが可能なファイルサイズの符号化画像データが生成され、この符号化画像データが送信要求端末装置に送信される。このため、画像の送信を要求した端末装置の機種において、送信された画像データを確実に取り扱うことが可能となる。
本発明によるメール中継装置によれば、画像が添付された電子メールの送信先である送信先端末装置の機種が判別され、その送信先端末装置の機種が扱うことが可能なファイルサイズの符号化画像データが生成され、この符号化画像データが送信先端末装置に送信される。このため、送信先の端末装置の機種において、送信された画像データを確実に取り扱うことが可能となる。
以下図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の第1の実施形態による画像生成装置および画像配信装置を適用した画像配信システムの構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、本発明の第1の実施形態による画像配信システムは、画像配信サーバ1を備え、画像コンテンツ作成装置であるパソコン2等において作成した画像データS0を画像配信サーバ1に保管し、携帯電話機、PHS、PDA等の携帯端末装置3から画像の配信のリクエストを携帯電話通信網を介して画像配信サーバ1に対して行って、画像配信サーバ1から携帯端末装置3に画像データS0を配信するものである。なお、本実施形態においては、画像データS0は静止画像を表すものとする。
図1に示すように、画像配信サーバ1は、画像蓄積部11と、リクエスト受信部12と、機種判別部13と、画像フォーマット変換部14と、画像生成部15と、画像出力部16とを備える。
画像蓄積部11は、パソコン2が作成した画像データS0を複数蓄積する。なお、画像データS0は所定の符号化方式により符号化されて画像蓄積部11に蓄積される。
リクエスト受信部12は、携帯端末装置3が送信した画像配信のリクエストを受信する。なお、携帯端末装置3が送信した画像配信のリクエストには、配信を所望する画像データS0のファイル名および携帯端末装置3の機種を表す機種情報が含まれる。
機種判別部13は、リクエストに含まれる機種情報に基づいて、携帯端末装置3の機種を判別する。
画像フォーマット変換部14は、リクエストに含まれるファイル名を有する画像データS0を画像蓄積部11から読み出し、さらに画像データS0を復号化して機種判別部13が判別した携帯端末装置3の機種に応じて、読み出した画像データS0のフォーマットを変換する。この際、画像フォーマット変換部14は、機種とフォーマットとの関係を表すテーブルを参照して画像データS0のフォーマットを変換する。
図2は機種とフォーマットとの関係を表すテーブルを示す図である。図2に示すように、テーブルL1は、携帯端末装置3が携帯電話機である場合の機種毎に、画面サイズ、表示可能色数および扱うことが可能な画像データのファイルサイズが割り当てられている。そして、画像フォーマット変換部14は、テーブルL1を参照して、リクエストを行った機種の表示画面サイズおよび表示可能色数に適合するように画像データS0のフォーマットを変換してフォーマット変換済みの画像データS1を生成する。
画像生成部15は、上記テーブルL1を参照して、画像データS1がリクエストを行った携帯端末装置3が扱うことが可能なファイルサイズ(以下、規定ファイルサイズとする)以下となるように画像データS1を符号化して符号化画像データS2を生成する。図3は画像生成部15の構成を示す概略ブロック図である。図3に示すように、画像生成部15は、画像符号化部51と、ファイルサイズ判定部52と、パラメータ判定部53と、パラメータ設定部54と、画像縮小部55とを備える。
画像符号化部51は、パラメータ設定部54が設定した符号化後の画像の画質を制御するパラメータP0に基づいて画像データS1を符号化して符号化画像データS2を生成する。
ファイルサイズ判定部52は、符号化画像データS2のファイルサイズが、リクエストを行った携帯端末装置3が扱うことが可能な規定ファイルサイズ以下であるか否かを判定し、この判定が肯定されると符号化画像データS2を画像生成部15から出力する。一方、この判定が否定されるとその旨の情報をパラメータ判定部53に出力する。
パラメータ判定部53には、符号化画像データS2により表される画像の画質が所定の限界レベルとなる限界パラメータPLが入力されており、ファイルサイズ判定部52から上記判定が否定された旨の情報が入力されると、パラメータ設定部54に符号化画像データS2を生成した際のパラメータP0を問い合わせ、パラメータP0が限界パラメータPLであるか否かを判定する。この判定が否定されると、圧縮率を高めるようにパラメータP0を変更する指示をパラメータ設定部54に行う。一方、この判定が肯定されると、その旨の情報を画像縮小部55に出力する。
パラメータ設定部54は、画像符号化部51において画像データS1を符号化する際のパラメータP0を設定する。具体的には、あらかじめ定めたパラメータP0の初期値をまず画像符号化部51に入力し、上述したようにパラメータ判定部53からパラメータP0を変更して圧縮率を高める指示がなされると、その指示が行われる毎に現在設定されているパラメータP0をあらかじめ定めた所定量変更して画像符号化部51に入力する。具体的には、画像符号化部51における符号化の方式がJPEGである場合には量子化ステップがパラメータP0となり、量子化ステップを所定量変更する。また、画像符号化部51における符号化の方式がGIFあるいはPNGである場合には、画像データS1により表される画像の色数がパラメータP0となり、色数を所定量少なくする。
画像縮小部55は、パラメータ判定部53からパラメータP0が限界パラメータPLであるか否かの判定が肯定された旨の情報が入力されると、画像符号化部51から符号化されていない画像データS1を取得し、画像データS1により表される画像の画像サイズをあらかじめ定めた所定量小さくなるように縮小する。なお、画像サイズを縮小する手法としては、画素を間引く、スプライン演算等の補間演算を施して画像サイズを縮小する等、既知の手法を用いることができる。
次いで、第1の実施形態において行われる処理について説明する。図4は第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。携帯端末装置3が送信した画像配信のリクエストをリクエスト受信部12が受信すると処理が開始され、機種判別部13がリクエストに含まれる機種情報に基づいて、携帯端末装置3の機種を判別する(ステップS1)。続いて、画像フォーマット変換部14が、リクエストに含まれるファイル名を有する画像データS0を画像蓄積部11から読み出し(ステップS2)、テーブルL1を参照してリクエストを行った携帯端末装置3の機種に適合するように、画像データS0のフォーマットを変換してフォーマット変換済みの画像データS1を取得する(ステップS3)。
次いで、画像生成部15は、リクエストを行った携帯端末装置3が取り扱うことが可能なファイルサイズとなるように画像データS1を符号化して符号化画像データS2を生成する画像生成処理を行う(ステップS4)。
図5は第1の実施形態における画像生成処理を示すフローチャートである。まず、パラメータ設定部54がパラメータP0を初期値に設定し(ステップS11)、画像符号化部51が画像データS1をパラメータP0に基づいて符号化して符号化画像データS2を生成する(ステップS12)。次いで、ファイルサイズ判定部52が、符号化画像データS2のファイルサイズが規定ファイルサイズ以下となったか否かを判定する(ステップS13)。
ステップS13が否定されると、ファイルサイズ判定部52はその旨の情報をパラメータ判定部53に出力し、パラメータ判定部53が現在の符号化画像データS2を生成したパラメータP0が限界パラメータPLであるか否かを判定する(ステップS14)。ステップS14が否定されると、パラメータ判定部53は圧縮率を高めるようにパラメータP0を変更する指示をパラメータ設定部54に行い、パラメータ設定部54がパラメータP0を変更し(ステップS15)、ステップS12に戻り、変更したパラメータP0を用いてのステップS12以降の処理が繰り返される。
一方、ステップS14が肯定されると、パラメータ判定部53はその旨の情報を画像縮小部55に出力し、画像縮小部55が画像符号化部51から符号化されていない画像データS1を取得し、画像データS1により表される画像の画像サイズを縮小し(ステップS16)、ステップS12に戻り、縮小した画像サイズの画像データS1を用いてのステップS12以降の処理が繰り返される。
そして、ステップS13が肯定されると、ファイルサイズ判定部52が符号化画像データS2を画像生成部15から出力し(ステップS17)、画像生成処理を終了する。
図5に戻り、ステップS4の画像生成処理が終了すると、画像出力部16が符号化画像データS2をリクエストを行った携帯端末装置3に送信し(ステップS5)、処理を終了する。
携帯端末装置3においては、符号化画像データS2が受信される。ここで、符号化画像データS2は携帯端末装置3が取り扱うことが可能なファイルサイズを有するため、携帯端末装置3は符号化画像データS2により表される画像を表示できる。
このように、第1の実施形態によれば、限界パラメータPLにより画像データS1を符号化した場合において符号化画像データS2のファイルサイズが規定ファイルサイズとならない場合であっても、画像データS1により表される画像の画像サイズを縮小してファイルサイズを小さくしているため、確実に符号化画像データS2のファイルサイズを規定ファイルサイズ以下とすることができる。したがって、リクエストを行った携帯端末装置3は、確実に符号化画像データS2を表示することができる。
次いで、本発明の第2の実施形態について説明する。図6は本発明の第2の実施形態による画像生成装置およびメール中継装置を適用したメールシステムの構成を示す概略ブロック図である。図6に示すように、第2の実施形態によるメールシステムは、メール中継サーバ101を備え、画像を撮影可能なカメラ付きの携帯電話機、PHS、PDA等の携帯端末装置3から送信された、画像が添付された電子メールをメール中継サーバ101において中継して、電子メールの送信先に送信するものである。
図6に示すように、メール中継サーバ101は、メール受信部111と、画像分離部112と、機種判別部113と、画像蓄積部114と、画像生成部115と、画像添付部116と、URL添付部117と、メール送信部118と、リクエスト受信部119と、画像読み出し部120と、画像送信部121とを備える。
メール受信部111は、ある携帯端末装置3が送信した画像を表す画像データS0が添付された電子メールE0を受信する。
画像分離部112は、電子メールE0から画像データS0を分離して、電子メールE0の画像データS0以外の情報からなるメール本体E1を生成する。なお、メール本体E1はメール本文と送信者のメールアドレス、送信先のメールアドレス等の各種情報を含むヘッダとからなる。画像分離部112はメール本体E1および画像データS0を機種判別部113に入力する。
機種判別部113は、メール本体E1のヘッダに含まれる送信先の携帯端末装置3のメールアドレスに基づいて、メールアドレスと機種とを対応づけたデータベース113Aを参照して、送信先の携帯端末装置3の機種を判別する。また、送信先の携帯端末装置3が、画像が添付された電子メールをそのまま受信可能なものであるか否かも判定する。
画像蓄積部114は、後述するように画像生成部115が生成した符号化画像データS2を蓄積する。
画像生成部115は、第1の実施形態における画像フォーマット変換部14および画像生成部15の機能を有するものであり、画像データS0を復号化して機種判別部113が判別した送信先の携帯端末装置3の機種に応じて、機種とフォーマットとの関係を表すテーブルを参照して画像データS0のフォーマットを変換してフォーマット変換済みの画像データS1を生成する。さらに、上記第1の実施形態と同様に、送信先の携帯端末装置3が取り扱うことが可能な規定ファイルサイズとなるように画像データS1を符号化して符号化画像データS2を生成する。
ここで、送信先の携帯端末装置3が、画像が添付された電子メールをそのまま受信可能である場合、画像生成部115は符号化画像データS2を画像添付部116に入力する。また、画像分離部112はメール本体E1を画像添付部116に入力する。
一方、送信先の携帯端末装置3が、画像が添付された電子メールをそのまま受信可能でない場合、画像生成部115は符号化画像データS2を画像蓄積部114に入力する。また、画像分離部112はメール本体E1をURL添付部117に入力する。
画像添付部116は、送信先の携帯端末装置3が画像が添付された電子メールをそのまま受信可能である場合に、メール本体E1に符号化画像データS2を添付して画像が添付された電子メールE2を生成する。
URL添付部117は、送信先の携帯端末装置3が画像が添付された電子メールをそのまま受信可能でない場合に、メール本体E1に符号化画像データS2の画像蓄積部114における蓄積場所のURLを添付してURLが添付された電子メールE3を生成する。
メール送信部118は、電子メールE2または電子メールE3を送信先の携帯端末装置3に携帯電話通信網を介して送信する。
リクエスト受信部119は、URLが添付された電子メールE3を受信した携帯端末装置3による画像のダウンロードのリクエストを受信する。なお、携帯端末装置3による画像配信のリクエストには、符号化画像データS2の蓄積先のURLが含まれる。
画像読み出し部120は、リクエスト受信部119が受信したリクエストに含まれるURLを参照して、符号化画像データS2を画像蓄積部114から読み出す。
画像送信部121は、画像読み出し部120が読み出した符号化画像データS2を、リクエストを行った携帯端末装置3に携帯電話通信網を介して送信する。
次いで、第2の実施形態において行われる処理について説明する。図7は第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。ある携帯端末装置3が送信した画像データS0が添付された電子メールE0をメール受信部111が受信すると処理が開始され、画像分離部112が電子メールE0から画像データS0を分離する(ステップS21)。次いで、機種判別部113がメール本体E1のヘッダに含まれる送信先携帯端末装置3のメールアドレスに基づいてデータベース113Aを参照して、送信先の携帯端末装置3が画像が添付された電子メールをそのまま受信可能なものであるか否かを判定する(ステップS22)。そして、画像生成部115がフォーマット変換を含む画像生成処理を行う(ステップS23)。なお、画像生成処理は上記第1の実施形態と同様に、送信先の携帯端末装置3が取り扱うことが可能な規定ファイルサイズとなるようにフォーマット変換済みの画像データS1を符号化して符号化画像データS2を生成する処理であるため、ここでは詳細な説明は省略する。次いで、画像生成部115は機種判別部113によるステップS22の判定が肯定されたか否かを判定する(ステップS24)。
ステップS24が肯定されると、画像生成部115が符号化画像データS2を、画像分離部112がメール本体E1をそれぞれ画像添付部116に入力する(ステップS25)。画像添付部116は、符号化画像データS2をメール本体E1に添付して画像が添付された電子メールE2を生成し(ステップS26)、メール送信部118が電子メールE2を送信先の携帯端末装置3に送信し(ステップS27)、処理を終了する。
電子メールE2を受信した携帯端末装置3は画像を表示可能であることから、電子メールE2に添付された画像データS0が表示される。
一方、ステップS24が否定された場合、画像生成部115が符号化画像データS2を画像蓄積部114に入力し、画像分離部112がメール本体E1をURL添付部117に入力する(ステップS28)。画像蓄積部114は符号化画像データS2を蓄積する(ステップS29)。URL添付部117は、符号化画像データS2の蓄積先のURLをメール本体E1に添付してURLが添付された電子メールE3を生成し(ステップS30)、メール送信部118が電子メールE3を送信先の携帯端末装置3に送信し(ステップS31)、処理を終了する。
電子メールE3を受信した携帯端末装置3は、符号化画像データS2のダウンロードのリクエストをメール中継サーバ101に対して行う。
図8はリクエストが行われた際にメール中継サーバ101において行われる処理を示すフローチャートである。リクエスト受信部119がダウンロードのリクエストを受信すると処理が開始され、画像読み出し部120がリクエストに含まれるURLを参照して画像蓄積部114から符号化画像データS2を読み出す(ステップS41)。そして、画像送信部121が符号化画像データS2をリクエストを行った携帯端末装置3に送信し(ステップS42)、処理を終了する。
携帯端末装置3においては、符号化画像データS2が受信される。ここで、符号化画像データS2は携帯端末装置3が取り扱うことが可能なファイルサイズを有するため、携帯端末装置3は符号化画像データS2により表される画像を表示できる。
このように、第2の実施形態によれば、第1の実施形態と同様に画像生成処理を行って符号化画像データS2を生成しているため、確実に符号化画像データS2のファイルサイズを規定ファイルサイズ以下とすることができる。したがって、送信先の携帯端末装置3は、確実に符号化画像データS2を表示することができる。
なお、上記第2の実施形態において、送信先の携帯端末装置3が、電子メールE0に添付された画像データS0のフォーマットを変換したり、ファイルサイズを変更しなくても受信可能な機種である場合には、符号化画像データS2を生成することなく、画像データS0を画像添付部116または画像蓄積部114に入力するようにしてもよい。
この場合、画像分離部112において画像データS0が添付された電子メールE0を一時的に保管しておき、機種判別部113が送信先の携帯端末装置3が画像が添付された電子メールをそのまま受信可能な機種である場合には、画像データS0が添付された電子メールE0をそのままメール送信部118から送信先の携帯端末装置3に送信してもよい。
また、上記第2の実施形態においては、メール中継サーバ101を、送信先の携帯端末装置3が、画像が添付された電子メールをそのまま受信可能であるか否かに拘わらず電子メールを中継するものとしているが、送信先の携帯端末装置3が画像が添付された電子メールをそのまま受信可能である場合に特化したものとなるようにメール中継サーバ101を構成することも可能である。このように構成したメール中継サーバ(101Aとする)を第3の実施形態として図9に示す。図9に示すメール中継サーバ101Aは、図6に示すメール中継サーバ101と比較して、画像蓄積部114、URL添付部117、リクエスト受信部119、画像読み出し部120および画像送信部121が除かれたものとなる。
逆に、送信先の携帯端末装置3が画像が添付された電子メールをそのまま受信できない場合に特化したものとなるようにメール中継サーバ101を構成することも可能である。このように構成したメール中継サーバ(101Bとする)を第4の実施形態として図10に示す。図10に示すメール中継サーバ101Bは、図6に示すメール中継サーバ101と比較して、画像添付部116が除かれたものとなる。
なお、上記第1の実施形態における画像生成部15および上記第2から第4の実施形態における画像生成部115を、規定ファイルサイズとなるように符号化画像データS2を生成する画像生成装置として単独で用いてもよい。
また、画像生成部15または画像生成部115を下記のように構成してもよい。以下これを第5の実施形態として説明する。図11は本発明の第5の実施形態における画像生成部の構成を示す概略ブロック図である。図11に示すように、第5の実施形態による画像生成部25は、画像符号化部71と、ファイルサイズ判定部72と、パラメータ判定部73と、パラメータ設定部74と、画像縮小部75とを備える。
画像符号化部71は、パラメータ設定部74が設定した符号化後の画像の画質を制御するパラメータP0に基づいて画像データS1を符号化して符号化画像データS2を生成する。なお、第5の実施形態においては、画像データS1を全く圧縮しない符号化を含むものとする。
ファイルサイズ判定部72は、符号化画像データS2のファイルサイズが、リクエストを行った携帯端末装置3が扱うことが可能な規定ファイルサイズ以下であるか否かを判定し、この判定が肯定されると符号化画像データS2を画像生成部25から出力する。一方、この判定が否定されるとその旨の情報をパラメータ判定部73に出力する。
パラメータ判定部73には、符号化画像データS2により表される画像の画質が、符号化画像データS2を所望するユーザがあらかじめ設定した限界レベルとなるユーザ設定パラメータPSが入力されており、ファイルサイズ判定部72から上記判定が否定された旨の情報が入力されると、パラメータ設定部74に符号化画像データS2を生成した際のパラメータP0を問い合わせ、パラメータP0がユーザ設定パラメータPSであるか否かを判定する。この判定が否定されると、圧縮率を高めるようにパラメータP0を変更する指示をパラメータ設定部74に行う。一方、この判定が肯定されると、その旨の情報およびパラメータP0を画像縮小部75に出力する。ここで、ユーザ設定パラメータPSには、符号化を全く行わないパラメータも含むものとする。
パラメータ設定部74は、画像符号化部71において画像データS1を符号化する際のパラメータP0を設定する。具体的には、あらかじめ定めたパラメータP0の初期値をまず画像符号化部71に入力し、上述したようにパラメータ判定部73からパラメータP0を変更して圧縮率を高める指示がなされると、その指示が行われる毎に現在設定されているパラメータP0をあらかじめ定めた所定量変更して画像符号化部71に入力する。具体的には、画像符号化部71における符号化の方式がJPEGである場合には量子化ステップがパラメータP0となり、量子化ステップを所定量変更する。また、画像符号化部71における符号化の方式がGIFあるいはPNGである場合には、画像データS1により表される画像の色数がパラメータP0となり、色数を所定量少なくする。
画像縮小部75は、規定ファイルサイズを得るための画像サイズとパラメータとの関係を表すテーブルを記憶している。図12は画像サイズとパラメータとの関係を表すテーブルを示す図である。図12に示すようにこのテーブルL2は、規定ファイルサイズが得られる画像サイズとパラメータとの関係を規定するものであり、画像サイズが小さいほど画質が高くなるパラメータが設定され、画像サイズが大きいほど画質が低くなるパラメータが設定されるようになっている。逆に画質が高くなるパラメータほど小さい画像サイズが設定され、画質が低くなるパラメータほど大きい画像サイズが設定されるようになっている。
画像縮小部75はパラメータ判定部73からパラメータP0がユーザ設定パラメータPSであるか否かの判定が肯定された旨の情報およびパラメータP0が入力されると、画像符号化部71から符号化されていない画像データS1を取得し、テーブルL2を参照してパラメータP0に対応する画像サイズを設定する。そして設定した画像サイズとなるように画像データS1により表される画像を縮小する。なお、画像サイズを縮小する手法としては、画素を間引く、スプライン演算等の補間演算を施して画像サイズを縮小する等、既知の手法を用いることができる。
次いで、第5の実施形態において行われる処理について説明する。図13は第5の実施形態における画像生成処理を示すフローチャートである。まず、パラメータ設定部74がパラメータP0を初期値に設定し(ステップS51)、画像符号化部71が画像データS1をパラメータP0に基づいて符号化して符号化画像データS2を生成する(ステップS52)。なお、第5の実施形態においてはパラメータP0の初期値を全く符号化を行わないものとする。このため、処理開始直後に符号化画像データS2は画像データS1と同一ファイルサイズ(すなわち画質が低下していない)となっている。次いで、ファイルサイズ判定部72が、符号化画像データS2のファイルサイズが規定ファイルサイズ以下となったか否かを判定する(ステップS53)。
ステップS53が否定されると、ファイルサイズ判定部72はその旨の情報をパラメータ判定部73に出力し、パラメータ判定部73が現在の符号化画像データS2を生成したパラメータP0がユーザ設定パラメータPSであるか否かを判定する(ステップS54)。ステップS54が否定されると、パラメータ判定部73は圧縮率を高めるようにパラメータを変更する指示をパラメータ設定部74に行い、パラメータ設定部74がパラメータP0を変更し(ステップS55)、ステップS52に戻り、ステップS52以降の処理が繰り返される。
一方、ステップS54が肯定されると、パラメータ判定部73はその旨の情報およびパラメータP0を画像縮小部75に出力し、画像縮小部75が画像符号化部71から符号化されていない画像データS1を取得し、テーブルL2を参照して画像データS1により表される画像の画像サイズを縮小し(ステップS56)、ステップS52に戻り、縮小した画像サイズの画像データS1を用いてのステップS52以降の処理が繰り返される。
そして、ステップS53が肯定されると、ファイルサイズ判定部72が符号化画像データS2を画像生成部25から出力し(ステップS57)、画像生成処理を終了する。
これにより、符号化画像データS2により表される画像の画質は、ユーザがあらかじめ設定した画質以上のものとなる。その一方で、符号化画像データS2のファイルサイズを規定ファイルサイズとする必要があることから、符号化画像データS2により表される画像のサイズは元の画像データS0のサイズよりもかなり縮小されたものとなる場合がある。
ここで、第5の実施形態において、パラメータP0が初期値(すなわち符号化を行わないパラメータ)の場合においてステップS53が肯定された場合は、初期値のパラメータP0により符号化画像データS2(すなわち画像データS1と同一ファイルサイズで画質が低下していないもの)が出力される。また、パラメータP0が初期値の場合において、ステップS53が否定され、ステップS54が肯定された場合は、画質が画像データS1により表される画像と同一で画像サイズが縮小された画像を表す符号化画像データS2が出力される。
なお、上記第5の実施形態においては、画像サイズを許容される限度まで縮小しても、符号化画像データS2のファイルサイズが規定ファイルサイズとならない場合がある。このため、パラメータ判定部73に上記第1の実施形態と同様に限界パラメータPLを入力しておき、限界パラメータPLとなるまでパラメータP0を変更して画像データS1を符号化することが好ましい。この場合、ユーザ設定パラメータPSを無視してパラメータP0を設定して符号化を行った旨をユーザに通知することが好ましい。
なお、画像生成部15を下記のように構成してもよい。以下これを第6の実施形態として説明する。図14は本発明の第6の実施形態における画像生成部の構成を示す概略ブロック図である。図14に示すように、第6の実施形態による画像生成部35は、画像符号化部81と、ファイルサイズ判定部82と、パラメータ設定部84と、画像縮小部85と、画像サイズ判定部86を備える。
画像符号化部81は、パラメータ設定部84が設定した符号化後の画像の画質を制御するパラメータP0に基づいて画像データS1を符号化して符号化画像データS2を生成する。なお、第6の実施形態においては、画像データS1を全く圧縮しない符号化を含むものとする。
ファイルサイズ判定部82は、符号化画像データS2のファイルサイズが、リクエストを行った携帯端末装置3が扱うことが可能な規定ファイルサイズ以下であるか否かを判定し、この判定が肯定されると符号化画像データS2を出力する。一方、この判定が否定されるとその旨の情報を画像サイズ判定部86に出力する。
画像サイズ判定部86には、符号化画像データS2により表される画像の画像サイズが、符号化画像データS2を所望するユーザがあらかじめ設定した限界サイズとなるユーザ設定画像サイズK0が入力されており、ファイルサイズ判定部82から上記判定が否定された旨の情報が入力されると、符号化画像データS2により表される画像の画像サイズがユーザ設定画像サイズK0であるか否かを判定する。この判定が否定されると画像サイズを縮小する指示を画像縮小部85に行う。一方、この判定が肯定されると、その旨の情報をパラメータ設定部84に出力する。ここで、ユーザ設定画像サイズK0には、画像サイズの縮小を全く行わないサイズを含むものとする。
パラメータ設定部84は、画像符号化部81において画像データS1を符号化する際のパラメータP0を設定する。まず、処理の開始時には、あらかじめ定めたパラメータP0の初期値をまず画像符号化部81に入力する。また、パラメータ設定部84は、上記図12に示すテーブルL2を記憶しており、上述したように画像サイズ判定部86から、符号化画像データS2により表される画像の画像サイズがユーザ設定画像サイズK0であるか否かの判定が肯定された旨の情報が入力されると、テーブルL2を参照してユーザ設定画像サイズK0に対応するパラメータP0を設定し、画像符号化部81に入力する。
画像縮小部85は、画像サイズ判定部86から画像サイズを縮小する指示がなされると、画像符号化部81から符号化されていない画像データS1を取得し、画像データS1により表される画像の画像サイズをあらかじめ定めた所定量小さくなるように縮小する。
次いで、第6の実施形態において行われる処理について説明する。図15は第6の実施形態における画像生成処理を示すフローチャートである。まず、パラメータ設定部84がパラメータP0を初期値に設定し(ステップS61)、画像符号化部81が画像データS1をパラメータP0に基づいて符号化して符号化画像データS2を生成する(ステップS62)。なお、第6の実施形態においてはパラメータP0の初期値は全く符号化を行わないものであり、符号化画像データS2は画像データS1と同一ファイルサイズ(すなわち画質が低下していない)となっている。次いで、ファイルサイズ判定部82が、符号化画像データS2のファイルサイズが規定ファイルサイズ以下となったか否かを判定する(ステップS63)。
ステップS63が否定されると、ファイルサイズ判定部82はその旨の情報を画像サイズ判定部86に出力し、画像サイズ判定部86が現在の符号化画像データS2により表される画像の画像サイズがユーザ設定画像サイズK0であるか否かを判定する(ステップS64)。ステップS64が否定されると、画像サイズ判定部86は画像サイズを縮小する指示を画像縮小部85に行い、画像縮小部85が画像符号化部81から符号化されていない画像データS1を取得し、画像データS1により表される画像の画像サイズを縮小し(ステップS65)、ステップS62に戻り、縮小した画像サイズの画像データS1を用いてのステップS62以降の処理が繰り返される。
一方、ステップS64が肯定されると、画像サイズ判定部86はその旨の情報をパラメータ設定部84に出力し、パラメータ設定部84がテーブルL2を参照して画像データS1を符号化する際のパラメータP0を変更し(ステップS16)ステップS62に戻り、変更したパラメータP0を用いてのステップS62以降の処理が繰り返される。
そして、ステップS63が肯定されると、ファイルサイズ判定部82が符号化画像データS2を画像生成部35から出力し(ステップS67)、画像生成処理を終了する。
これにより、符号化画像データS2により表される画像のサイズは、ユーザがあらかじめ設定したサイズより大きいものとなる。その一方で、符号化画像データS2のファイルサイズを規定ファイルサイズとする必要があることから、符号化画像データS2により表される画像の画質はかなり低下したものとなる場合がある。
ここで、第6の実施形態において、画像サイズを全く縮小しないでステップS63が肯定された場合は、初期値のパラメータP0により符号化画像データS2(すなわち画像データS1と同一ファイルサイズで画像サイズが縮小されていないもの)が出力される。また、ユーザ設定画像サイズK0と画像データS1により表される画像のサイズが同一であって画像サイズを縮小しない場合において、ステップS63が否定され、ステップS64が肯定された場合は、画像サイズが画像データS1により表される画像と同一で画質が低下した画像を表す符号化画像データS2が出力される。
なお、上記第6の実施形態においては、パラメータP0を変更しても、符号化画像データS2のファイルサイズが規定ファイルサイズとならない場合がある。このため、パラメータ設定部84に限界パラメータPLを入力しておき、限界パラメータPLとなるまでパラメータP0を変更して画像データS1を符号化することが好ましい。また、限界パラメータPLまでパラメータP0を変更しても、なお符号化画像データS2のファイルサイズが規定ファイルサイズとならない場合がある。このような場合には、ユーザ設定画像サイズK0を無視してさらに画像サイズを縮小して符号化画像データS2を生成するようにしてもよい。この場合、ユーザ設定画像サイズK0を無視して画像サイズを縮小した旨をユーザに通知することが好ましい。
なお、上記第1から第6の実施形態においては、静止画像を表す画像データS0を符号化しているが、本発明の処理の対象はこれに限定されるものではなく、動画像を表す画像データであってもよい。また、アニメーションGIFやPNGのアニメーションGIFに対応するフォーマットのMNGの画像データであってもよい。さらに、マルチメディアフォーマットのマルチメディア画像の画像データであってもよい。
本発明の第1の実施形態による画像生成装置および画像配信装置を適用した画像配信システムの構成を示す概略ブロック図 機種とフォーマットとの関係を表すテーブルを示す図 画像生成部の構成を示す概略ブロック図 第1の実施形態において行われる処理を示すフローチャート 第1の実施形態における画像生成処理を示すフローチャート 本発明の第2の実施形態によるメール中継装置を適用したメールシステムの構成を示す概略ブロック図 第2の実施形態において行われる処理を示すフローチャート リクエストが行われた際にメール中継サーバにおいて行われる処理を示すフローチャート 本発明の第3の実施形態によるメール中継装置を適用したメールシステムの構成を示す概略ブロック図 本発明の第4の実施形態によるメール中継装置を適用したメールシステムの構成を示す概略ブロック図 本発明の第5の実施形態による画像生成部の構成を示す概略ブロック図 画像サイズとパラメータとの関係を表すテーブルを示す図 第5の実施形態における画像生成処理を示すフローチャート 本発明の第6の実施形態による画像生成部の構成を示す概略ブロック図 第6の実施形態における画像生成処理を示すフローチャート
符号の説明
1 画像配信サーバ
2 パソコン
3 携帯端末装置
11 画像蓄積部
12 リクエスト受信部
13 機種判別部
14 画像フォーマット変換部
15 画像生成部
16 画像出力部
51,71,81 画像符号化部
52,72,82 ファイルサイズ判定部
53,73 パラメータ判定部
54,74,84 パラメータ設定部
55,75,85 画像縮小部
86 画像サイズ判定部
101,101A,101B メール中継サーバ
111 メール受信部
112 画像分離部
113 機種判別部
114 画像蓄積部
115 画像生成部
116 画像添付部
117 URL添付部
118 メール送信部
119 リクエスト受信部
120 画像読み出し部
121 画像送信部

Claims (5)

  1. 画像データにより表される画像の画像サイズを縮小して縮小画像データを得るサイズ縮小手段と、
    符号化後の画像の画質を設定するパラメータに基づいて画像データを符号化して符号化画像データを生成する符号化手段と、
    前記符号化画像データが所望とするファイルサイズとなるように、前記パラメータを段階的に変更して前記画像データを符号化し、符号化後の画像の画質が所定の限界レベルとなる限界パラメータを設定してもなお前記符号化画像データが前記所望とするファイルサイズとならない場合に、前記符号化画像データが前記所望とするファイルサイズとなるまで、前記画像データにより表される画像サイズを段階的に縮小して縮小画像データを得、縮小された各段階の縮小画像データを前記限界パラメータに基づいて符号化して前記符号化画像データを得るよう、前記サイズ縮小手段および前記符号化手段を制御する制御手段とを備えたことを特徴とする画像生成装置。
  2. 画像データの送信を要求した送信要求端末装置に、該要求された画像データを送信する画像配信装置において、
    前記送信要求端末装置の機種を判別する機種判別手段と、
    請求項記載の画像生成装置とを備え、
    前記送信要求端末装置の機種が扱うことが可能なファイルサイズの符号化画像データを生成し、該符号化画像データを前記送信要求端末装置に送信することを特徴とする画像配信装置。
  3. 画像が添付された電子メールを該電子メールの送信先である送信先端末装置に送信するメール中継装置において、
    前記送信先端末装置の機種を判別する機種判別手段と、
    請求項記載の画像生成装置とを備え、
    前記送信先端末装置の機種が扱うことが可能なファイルサイズの符号化画像データを生成し、該符号化画像データを前記送信先端末装置に送信することを特徴とするメール中継装置。
  4. 画像データにより表される画像の画像サイズを縮小して縮小画像データを得るサイズ縮小手段と、符号化後の画像の画質を設定するパラメータに基づいて画像データを符号化して符号化画像データを生成する符号化手段とを備えた画像生成装置における画像生成方法であって、
    前記符号化画像データが所望とするファイルサイズとなるように、前記パラメータを段階的に変更して前記画像データを符号化し、
    符号化後の画像の画質が所定の限界レベルとなる限界パラメータを設定してもなお前記符号化画像データが前記所望とするファイルサイズとならない場合に、前記符号化画像データが前記所望とするファイルサイズとなるまで、前記画像データにより表される画像サイズを段階的に縮小して縮小画像データを得、縮小された各段階の縮小画像データを前記限界パラメータに基づいて符号化して前記符号化画像データを得ることを特徴とする画像生成方法。
  5. 画像データにより表される画像の画像サイズを縮小して縮小画像データを得るサイズ縮小手段と、符号化後の画像の画質を設定するパラメータに基づいて画像データを符号化して符号化画像データを生成する符号化手段とを備えた画像生成装置における画像生成方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記符号化画像データが所望とするファイルサイズとなるように、前記パラメータを段階的に変更して前記画像データを符号化する手順と、
    符号化後の画像の画質が所定の限界レベルとなる限界パラメータを設定してもなお前記符号化画像データが前記所望とするファイルサイズとならない場合に、前記符号化画像データが前記所望とするファイルサイズとなるまで、前記画像データにより表される画像サイズを段階的に縮小して縮小画像データを得、縮小された各段階の縮小画像データを前記限界パラメータに基づいて符号化して前記符号化画像データを得る手順とを有することを特徴とするプログラム。
JP2004004064A 2004-01-09 2004-01-09 画像生成装置および方法、画像配信装置、メール中継装置並びにプログラム Expired - Lifetime JP4112502B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004004064A JP4112502B2 (ja) 2004-01-09 2004-01-09 画像生成装置および方法、画像配信装置、メール中継装置並びにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004004064A JP4112502B2 (ja) 2004-01-09 2004-01-09 画像生成装置および方法、画像配信装置、メール中継装置並びにプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005198163A JP2005198163A (ja) 2005-07-21
JP4112502B2 true JP4112502B2 (ja) 2008-07-02

Family

ID=34818783

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004004064A Expired - Lifetime JP4112502B2 (ja) 2004-01-09 2004-01-09 画像生成装置および方法、画像配信装置、メール中継装置並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4112502B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4851300B2 (ja) * 2006-11-01 2012-01-11 ソフトバンクモバイル株式会社 通信端末、通信方法、および通信プログラム
EP3136726B1 (en) * 2015-08-27 2018-03-07 Axis AB Pre-processing of digital images

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005198163A (ja) 2005-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7366712B2 (en) Information retrieval center gateway
KR101259726B1 (ko) 필기 애니메이션 메시지 전송 장치 및 방법
EP2320652A2 (en) Method and apparatus for communicating compressed video information
WO2005015910A1 (en) Method for displaying high resolution picture in mobile communication terminal, mobile communication terminal and system for converting picture file format therefor
US20040234140A1 (en) Apparatus and method for moving image conversion, apparatus and method for moving image transmission, and programs therefor
US9219795B2 (en) Moving picture file transmitting server and method of controlling operation of same
JP4222982B2 (ja) 画像復号縮小装置および方法
US8269815B2 (en) Dynamic image distribution device and method thereof
JP4112502B2 (ja) 画像生成装置および方法、画像配信装置、メール中継装置並びにプログラム
JP4444623B2 (ja) 動画像変換装置および方法、動画像配信装置、メール中継装置並びにプログラム
JP2005236653A (ja) 代表色選択装置および方法、減色画像生成装置および方法並びにプログラム
EP1263205A1 (en) Method for providing a terminal with coded still image signals, communications system, network element and module
JP2004356998A (ja) 動画像変換装置および方法、動画像配信装置および方法並びにプログラム
KR100706427B1 (ko) 다단계 이미지 수신 기능을 가지는 무선통신 단말기 및 그방법과 콘텐츠 전송 장치에서의 다단계 이미지 송신 방법
JPWO2006068073A1 (ja) 画像データ生成方法及びその装置と、画像配信システム及びその画像配信装置と、それらのプログラム
JP2006253941A (ja) 画像処理方法及び装置
CN113453081A (zh) 视频传输方法、系统、相关设备及存储介质
JP2009272984A (ja) 通信制御装置
JP4170150B2 (ja) メール中継装置および方法並びにプログラム
JP4223940B2 (ja) 画像生成装置、携帯端末、画像生成方法、画像表示方法及びプログラム
JP2006237907A (ja) カラーファクシミリ装置及びその動作方法
JP2002185961A (ja) 画像データ受信方法及びアダプタ装置及び携帯端末
JP2010074324A (ja) 画像送信方法、画像送受信システム及び画像送信装置
JP4757830B2 (ja) 画像処理装置及びその方法
JP2006173987A (ja) 画像変換サーバおよびその制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060502

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20061207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070927

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071023

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071220

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080408

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080409

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140418

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250