JPH10275849A - ダイピックアップ方法および装置ならびにダイボンダ - Google Patents
ダイピックアップ方法および装置ならびにダイボンダInfo
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- JPH10275849A JPH10275849A JP8126997A JP8126997A JPH10275849A JP H10275849 A JPH10275849 A JP H10275849A JP 8126997 A JP8126997 A JP 8126997A JP 8126997 A JP8126997 A JP 8126997A JP H10275849 A JPH10275849 A JP H10275849A
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- H01L2221/68322—Auxiliary support including means facilitating the selective separation of some of a plurality of devices from the auxiliary support
Abstract
形成されることを防止する。 【解決手段】 ダイシング後のウェハ1をこれに貼付さ
れたウェハシート4を介して支持するウェハリング5
と、ダイシング後のダイ2を突き上げる突き上げ駒6
と、突き上げ駒6による突き上げ後、ダイ2を再度突き
上げてダイ2とウェハシート4とを分離する突き上げ針
7と、ダイ2をピックアップしてダイ収容部3に搬送す
る吸着コレット8と、ウェハ1の画像情報を取り込むカ
メラ9と、前記画像情報によってダイ2のウェハ1上の
位置を認識するダイ認識部14と、ダイ2のウェハ1上
の位置に対応した突き上げ量を導き出す制御部10と、
ウェハリング5を載置するステージ13とからなり、ダ
イ2をウェハ1上の位置に対応させた前記突き上げ量で
突き上げてピックアップする。
Description
関し、特にダイシング後のダイピックアップ時における
ダイクラックの発生を防止するダイピックアップ方法お
よび装置ならびにダイボンダに関する。
完成するに際し、本発明者によって検討されたものであ
り、その概要は次のとおりである。
レットともいう)を個々のダイに選別するダイピックア
ップ装置においては、ウェハシートと呼ばれる粘着シー
トに貼り付けられたダイをダイ裏面側(粘着シート側)
から突き上げ駒によって突き上げ、さらに、突き上げ駒
内部に配置された突き上げ針によってダイを再度突き上
げて粘着シートから剥がしている。
ピックアップし、所定の収容箇所に搬送している。
ともいう)については、例えば、株式会社サイエンスフ
ォーラム、昭和59年7月25日発行、「最新半導体工
場自動化システム総合技術集成」、134頁〜137頁
に記載されている。
術においては、突き上げ駒によってダイを突き上げる際
に、ウェハ上の何れの位置のダイにおいても一定の突き
上げ量でダイを突き上げているため、各々のダイを突き
上げた際に粘着シートにかかる張力にばらつきが発生
し、粘着シートからダイを剥がすために必要な所定の張
力に満たないダイも存在している。
のダイの位置によって粘着シートの張力が不足するダイ
が存在し(ここでは、ウェハ中央部付近のダイ)、この
場合、ダイを突き上げてもダイ裏面は粘着シートと接合
したままである。
イに関しては、粘着シートからダイを剥がす際に、突き
上げ針によってダイ裏面を強く突き上げなければなら
ず、ダイ裏面に傷やクラックが形成されるという問題が
起こる。
ド工程後に、ダイクラックが発生することが問題とされ
る。
成されることを防止するダイピックアップ方法および装
置ならびにダイボンダを提供することにある。
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
は、ダイシング後のウェハをこれに貼付された粘着シー
トを介して支持する工程と、前記ウェハ上におけるダイ
の位置を認識する工程と、前記ダイの前記ウェハ上の位
置に対応した突き上げ量を導き出す工程と、前記ダイを
前記突き上げ量で突き上げる工程と、前記ダイと前記粘
着シートとを分離する工程と、突き上げた前記ダイをダ
イ保持部材によってピックアップする工程と、前記ダイ
保持部材によって前記ダイをダイ収容部に搬送する工程
とを有し、前記ダイを前記ウェハ上の位置に対応した前
記突き上げ量で突き上げてピックアップするものであ
る。
法は、ダイシング後のウェハをこれに貼付された粘着シ
ートを介して支持する工程と、前記ウェハ上におけるダ
イの位置を認識する工程と、前記ダイの前記ウェハ上の
位置に対応した突き上げ量を導き出す工程と、前記突き
上げ量に基づいて突き上げ駒を制御し、前記突き上げ駒
によって前記ダイを前記突き上げ量で突き上げる工程
と、突き上げ針によって前記ダイを突き上げて前記ダイ
と前記粘着シートとを分離する工程と、前記突き上げ量
に基づいてダイ保持部材を制御し、突き上げられた前記
ダイを前記ダイ保持部材によってピックアップする工程
と、前記ダイ保持部材によって前記ダイをダイ収容部に
搬送する工程とを有し、前記ダイを前記ウェハ上の位置
に対応した前記突き上げ量で突き上げてピックアップす
るものである。
突き上げ量をウェハ上の位置ごとに変えて突き上げるこ
とができる。
上のダイの位置の違いによって発生する粘着シートの張
力のばらつきを低減することができる。
のに必要な粘着シートの張力を、ウェハ上のダイの位置
に係わらず全てのダイに対して安定して掛けることが可
能になる。
き上げた際のピックアップミスの発生を防止することが
できる。
を必要以上に受けることがなくなるため、ダイには必要
最小限の荷重だけを掛けることになり、ダイに傷やクラ
ックが形成されることを防止できる。
法は、前記突き上げ駒によって前記ダイを突き上げた
後、前記ウェハを支持するウェハ支持部材または前記突
き上げ駒もしくはその両者を前記ウェハの円周内方また
は円周外方に移動させるものである。
は、ダイシング後のウェハをこれに貼付された粘着シー
トを介して支持するウェハ支持部材と、ダイシング後の
ダイを突き上げる突き上げ駒と、前記突き上げ駒によっ
て突き上げられた前記ダイを再度突き上げて前記ダイと
前記粘着シートとを分離する突き上げ針と、前記ダイを
ピックアップしてダイ収容部に搬送するダイ保持部材
と、前記ダイの前記ウェハ上の位置を認識するダイ認識
部と、前記ダイの前記ウェハ上の位置に対応した突き上
げ量を導き出すとともに、前記突き上げ駒および前記突
き上げ針の突き上げ動作と前記ダイ保持部材のピックア
ップ動作とを制御する制御部とを有し、前記ダイを前記
ウェハ上の位置に対応させた前記突き上げ量で突き上げ
てピックアップするものである。
ング後のウェハをこれに貼付された粘着シートを介して
支持するウェハ支持部材と、ダイシング後のダイを突き
上げる突き上げ駒と、前記突き上げ駒によって突き上げ
られた前記ダイを再度突き上げて前記ダイと前記粘着シ
ートとを分離する突き上げ針と、前記ダイをピックアッ
プしかつ所定箇所に搬送するダイ保持部材と、前記ダイ
の前記ウェハ上の位置を認識するダイ認識部と、前記ダ
イの前記ウェハ上の位置に対応した突き上げ量を導き出
すとともに、前記突き上げ駒および前記突き上げ針の突
き上げ動作と前記ダイ保持部材のピックアップ動作とを
制御する制御部と、前記ダイとこれを搭載するダイ搭載
部材とを接合するダイボンド部とを有し、前記ダイを前
記ウェハ上の位置に対応させた前記突き上げ量で突き上
げてピックアップしかつこのダイと前記ダイ搭載部材と
の接合を行うものである。
に基づいて詳細に説明する。
造の実施の形態の一例を一部断面にして示す構成概念
図、図2は本発明のピックアップ装置における突き上げ
駒の突き上げ方法の実施の形態の一例を一部断面にして
示す部分拡大図、図3は本発明のピックアップ装置にお
ける突き上げ駒の突き上げ方法の実施の形態の一例を一
部断面にして示す部分拡大図、図4は本発明のピックア
ップ装置における突き上げ駒の突き上げ方法の実施の形
態の一例を一部断面にして示す部分拡大図、図5は本発
明によるダイボンダの構造の実施の形態の一例を一部断
面にして示す構成概念図である。
ップ装置は、半導体製造工程でダイシングを終えたウェ
ハ1において、ウェハ1に貼付された粘着シートである
ウェハシート4から個々のダイ2(ペレットともいう)
を剥がし(分離し)、かつ、ピックアップして所定箇所
(ここではダイ収容部3)に選別収容するものである。
グ後のウェハ1をこれに貼付されたウェハシート4を介
して支持するウェハリング5(ウェハ支持部材)と、ダ
イシング後のダイ2を突き上げる突き上げ駒6と、突き
上げ駒6によって突き上げられたダイ2を再度突き上げ
てダイ2とウェハシート4とを分離する突き上げ針7
と、ダイ2をピックアップしてダイ収容部3に搬送する
ダイ保持部材である吸着コレット8と、ウェハ1の画像
情報を取り込むカメラ9と、前記画像情報によってダイ
2のウェハ1上の位置を認識するダイ認識部14と、ダ
イ2のウェハ1上の位置に対応した突き上げ量11を導
き出すとともに、突き上げ駒6および突き上げ針7の突
き上げ動作と吸着コレット8のピックアップ動作とを制
御する制御部10と、ウェハ1を支持したウェハリング
5が突き上げ時に載置されるステージ13とからなり、
ダイ2をウェハ1上の位置に対応させた突き上げ量11
で突き上げてピックアップするものである。
の先端部6aは、ダイ2の裏面2a(被突き上げ面)を
押圧する平坦面6bと、この平坦面6bと繋がりかつダ
イ2の突き上げ方向12と傾斜して形成された傾斜面6
cとからなる。
厚さ90μm程度のテープ部材であり、ダイシング後の
ウェハ1が個々のダイ2にばらけないように、ダイシン
グ前に予めウェハ1の非回路形成面に貼付しておくもの
である。
を照射することにより、その接着強度が弱まるものを用
いることが好ましい。
4の接着部に紫外線を照射することにより、ダイ2をウ
ェハシート4から分離し易くできる。
えば、良品と不良品とに分類)して収容可能なものであ
り、例えば、ダイ2を収容するトレイなどである。
4を介してウェハ1を支持する環状の部材である。
からなる部材であり、突き上げ針7より先にダイ2を突
き上げるとともに、突き上げ針7の動作の案内を行う。
内部に配置され、例えば、1つの突き上げ駒6に対して
4本の突き上げ針7が配置されている。
突き上げ針7の本数は、特に限定されるものではなく、
3本以下であっても、あるいは5本以上であってもよ
い。
は、例えば、ゴム製の部材であり、例えば、その吸着面
が凹形状の角錐である。
ダイ2の表面(回路形成面)を損傷させないようにする
ための形状であり、真空吸着によってダイ2を吸着し、
その後、ダイ2を吸着した状態でダイ収容部3まで搬送
する部材である。
されてウェハ1の画像情報を取り込むものであり、この
画像情報をダイ認識部14に送る。
送られたウェハ1の画像情報に基づいてダイ2の位置を
認識するものである。
ェハ1上における具体的位置(例えば、ウェハ1上の所
定箇所を基準とした座標)は、ダイ認識部14によって
認識される。
有する制御部10は、CPU(Central Processing Uni
t)を備え、ダイ2のウェハ1上の位置に対応した突き上
げ量11を導き出すとともに、突き上げ駒6および突き
上げ針7の突き上げ動作と吸着コレット8のピックアッ
プ動作とを制御するものである。
0によって突き上げ量11を求める際に、ウェハリング
5の大きさ(リング径)と、ウェハシート4の特性(例
えば、材質や接着強度など)と、ウェハ1上のダイ2の
位置とをパラメータとし、このパラメータによってダイ
2の突き上げ量11を導き出す場合を説明する。
ラメータは、前記以外のものであってもよい。
ピックアップ方法について説明する。
付されたウェハシート4を介して支持する。
ェハシート4に貼ったままの状態でウェハリング5ごと
ステージ13上に搬送し、ステージ13にウェハリング
5を固定する。
る図示しないウェハマップを、予め、準備しておく。
を認識する。
して行う。
ックアップすべきダイ2の画像情報をカメラ9に取り込
むとともに、この画像情報をダイ認識部14に送り、ダ
イ認識部14において、前記画像情報に基づいてウェハ
1上におけるダイ2の位置(例えば、座標など)を求め
る。
ウェハ1上の位置に対応した突き上げ量11を導き出
す。
の中央部付近のダイ2とウェハ1の端部付近のダイ2と
で突き上げ量11を変えてダイ2を突き上げる場合を説
明する。
1上におけるダイ2の位置を求めた際に、ダイ2がウェ
ハ1の中央部付近の場合と、ウェハ1の端部付近の場合
とでそれぞれのダイ2の突き上げ量11を変えるもので
ある。
ェハ1の座標を求めることにより、ピックアップするダ
イ2がウェハ1の中央部付近のものか、または、端部付
近のものかを判別する。
き上げ量11をウェハリング5の大きさ(リング径)と
ウェハシート4の特性(材質および接着強度など)とウ
ェハ1上のダイ2の位置(本実施の形態では、ウェハ1
の中央部付近または端部付近)とによって導き出す。
ある場合、ダイ2の位置すなわちこの中央部付近に対応
した突き上げ量11を導き出す。
場合、ダイ2の位置すなわちこの端部付近に対応した突
き上げ量11を導き出す。
ダイ2の下方に移動させ、導き出した突き上げ量11に
基づいて突き上げ駒6の移動(上昇)を制御し、突き上
げ駒6によって突き上げ量11だけダイ2を突き上げ
る。
イ2の位置がウェハ1上における中央部付近の場合であ
り、また、図3に示す突き上げ量11は、ダイ2の位置
がウェハ1上における端部付近の場合である。
では、ウェハ1に貼付されたウェハシート4の張力が中
央部付近の方が小さいため、ダイ2を突き上げる際に、
中央部付近のダイ2の突き上げ量11を端部付近のダイ
2の突き上げ量11より大きくする。
0〜5.5mm、好ましくは、5.0mm程度とし、端部付
近の突き上げ量11を4.0〜4.5mm、好ましくは、4.
5mm程度とする。
イ2において、それぞれを突き上げた際のウェハシート
4の張力をほぼ同じにすることができる。
先端部6aが傾斜面6cを有しているため、ダイ2を突
き上げ駒6によって所定の突き上げ量11で突き上げた
際に、この傾斜面6cによってダイ2の裏面2aの端部
をウェハシート4から僅かに剥がすことができる。
すように、突き上げ駒6によってダイ2を突き上げた
後、ウェハ1を支持するウェハリング5または突き上げ
駒6もしくはその両者をウェハ1の円周外方20または
円周内方(前記円周外方20と反対の方向)に移動させ
る。
ウェハ1の端部付近のダイ2を突き上げた際に、ダイ2
とウェハ1の外周部とが成す距離によって、ウェハ1の
円周方向に対してウェハシート4の張力に微量の差(突
き上げ量11の変化では吸収しきれない差)を生じる場
合がある。
円周外方20に向かって右側領域のウェハシート4の張
力と向かって左側領域のウェハシート4の張力とで、向
かって右側領域の方が距離が長い分その張力が弱い。
に、図4においては、突き上げ駒6によって突き上げ
後、ウェハリング5を向かって右側にスライドさせて移
動させるか、もしくは、突き上げ駒6を向かって左側に
スライドさせて移動させる(両方少しずつ行ってもよ
い)。
て右側領域のウェハシート4の張力と、向かって左側領
域のウェハシート4の張力とをほぼ同じ張力に微調整す
ることができる。
上げ針7によってダイ2を突き上げてダイ2とウェハシ
ート4とを分離する。
端部6aの平坦面6bから1mm程度突出させ、これに
より、ダイ2を突き上げてウェハシート4からダイ2を
完全に剥がす。
対して貫通させることにより、ウェハシート4からダイ
2を完全に剥がせる。
部10によって吸着コレット8を移動制御する。
き上げられたダイ2の位置まで、吸着コレット8を下降
させ、続いて、このダイ2を吸着コレット8によって真
空吸着してピックアップする。
真空吸着した状態を維持し、この吸着コレット8を移動
させてダイ2をトレイなどのダイ収容部3に搬送し、か
つ収容する。
対応した突き上げ量11で突き上げてピックアップする
ことができ、その後、ダイ収容部3に収容することがで
きる。
ダイボンダについて説明する。
ダイピックアップ方法および前記ダイピックアップ装置
を用いたものであり、前記ダイピックアップ方法によっ
てピックアップしたダイ2とダイ搭載部材であるフレー
ム16とを前記ダイボンダが有するダイボンド部15に
おいて接合するものである。
ウェハ1をこれに貼付されたウェハシート4を介して支
持するウェハリング5と、ダイシング後のダイ2を突き
上げる突き上げ駒6と、突き上げ駒6によって突き上げ
られたダイ2を再度突き上げてダイ2とウェハシート4
とを分離する突き上げ針7と、ダイ2をピックアップ
し、かつ所定箇所すなわちダイ収容部3に搬送する吸着
コレット8と、ダイ2のウェハ1上の位置を認識するダ
イ認識部14と、ダイ2のウェハ1上の位置に対応した
突き上げ量11を導き出すとともに突き上げ駒6および
突き上げ針7の突き上げ動作と吸着コレット8のピック
アップ動作とを制御する制御部10と、ダイ2とこれを
搭載するフレーム16(ダイ搭載部材)とを接合するダ
イボンド部15とからなり、ダイ2をウェハ1上の位置
に対応させた突き上げ量11で突き上げてピックアップ
し、かつこのダイ2とフレーム16との接合を行うもの
である。
ド部15には、ダイ2をダイ収容部3からピックアップ
しかつ所定のボンディング位置まで搬送するボンディン
グコレット17と、前記ボンディング位置においてフレ
ーム16を支持および案内するフレームガイド18(シ
ュートともいう)と、ダイ2のボンディング時の台であ
るボンディングステージ19とが設けられている。
げ駒6の先端部6aは、ダイ2の裏面2a(被突き上げ
面)を押圧する平坦面6bと、平坦面6bと繋がりかつ
ダイ2の突き上げ方向12と傾斜して形成された傾斜面
6cとからなる。
ックアップ(ウェハ1からピックアップする際のピック
アップ)機構については、前記ダイピックアップ装置と
同様であるため、その詳細説明は省略する。
グ方法について説明する。
イ2のウェハ1からのピックアップ方法は、本実施の形
態のダイピックアップ方法と同様であるため、その重複
説明は省略する。
って良品のダイ2をウェハ1からピックアップするとと
もに、一度ダイ収容部3にダイ2を収容する。
てダイ収容部3からダイ2をピックアップし、ダイボン
ド部15のボンディングステージ19上の所定のボンデ
ィング位置までダイ2を搬送する。
ームガイド18上でフレーム16を移動させ、ボンディ
ングすべきフレーム16を前記ボンディング位置まで移
動させておく。
グコレット17を前記ボンディング位置まで移動させて
一端停止させる。
わせを行った後、ボンディングコレット17を下降さ
せ、ダイ2をフレーム16上の所定箇所に載置する。
場合には、予め、ヒータなどの加熱手段(図示せず)に
よってフレーム16を所定の温度に加熱しておく。
の高さまで上昇させ、ボンディングコレット17によっ
てダイ2とフレーム16とに所定の荷重を掛ける。
ダイ2とフレーム16とのボンディングが行われる。
び装置ならびにダイボンダによれば、以下のような作用
効果が得られる。
応した突き上げ量11を導き出すことにより、ウェハシ
ート4からダイ2を剥がすためにダイ2を突き上げる際
のダイ2の突き上げ量11をウェハ1上の位置ごとに変
えて突き上げることができる。
ェハ1上のダイ2の位置の違いによって発生するウェハ
シート4の張力のばらつきを低減することができる。
がすのに必要なウェハシート4の張力を、ウェハ1上の
ダイ2の位置に係わらず全てのダイ2に対して安定して
掛けることが可能になる。
4の張力のばらつきを低減できるため、突き上げ針7に
よってダイ2を突き上げた際のピックアップミスの発生
を防止することができる。
針7からの荷重を必要以上に受けることがなくなるた
め、ダイ2には必要最小限の荷重だけを掛けることにな
り、ダイ2に傷やクラックが形成されることを防止でき
る。
クが発生することを防止できる。
上げた後、ウェハリング5または突き上げ駒6もしくは
その両者をウェハ1の円周外方20または円周内方(前
記円周外方20と反対の方向)に移動させることによ
り、突き上げ後のウェハシート4のウェハ1上における
張力の均等化を図ることが可能になるとともに、ウェハ
シート4の張力のばらつきをさらに低減させることがで
きる。
2の裏面2aを押圧する平坦面6bと、平坦面6bと繋
がりかつダイ2の突き上げ方向12と傾斜して形成され
た傾斜面6cとからなることにより、突き上げ駒6によ
ってダイ2を突き上げた際に、突き上げ駒6の先端部6
aの傾斜面6cによってダイ2の裏面2aの端部をウェ
ハシート4から剥がすことができる。
剥がし易くすることができる。
明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
前記発明の実施の形態に限定されるものではなく、その
要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言う
までもない。
ンダは、吸着コレット8とボンディングコレット17と
の2つのコレットを備えたものであるが、ボンディング
コレット17が吸着コレット8の機能を兼ねるものであ
ってもよい。
ら良品のダイ2をピックアップし、このダイ2をフレー
ム16と接合するまでをボンディングコレット17によ
って行う。
ップ装置およびダイボンダにおいて、突き上げ駒6の先
端部6aのダイ2を突き上げる面の形状が平坦面6bの
場合を説明したが、前記突き上げる面の形状は必ずしも
平坦面6bでなくてもよく、球面などであってもよい。
(ダイ2をウェハシート4から剥がし易くする効果)は
得られなくなるが、その他の効果については、前記実施
の形態で説明した効果と同様のものが得られる。
プ装置およびダイボンダにおいては、ダイ認識部14と
制御部10とが別々に設けられている場合を説明した
が、ダイ認識部14が制御部10に組み込まれているも
のであってもよい。
が設置されていない代わりに、制御部10がダイ認識部
14の機能を兼ね備えているものである。
表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、
以下のとおりである。
ェハ上の位置に対応した突き上げ量を導き出すことによ
り、ダイの突き上げ量をウェハ上の位置ごとに変えて突
き上げることができる。これにより、ダイを突き上げた
際に、ウェハ上のダイの位置の違いによって発生する粘
着シートの張力のばらつきを低減することができる。そ
の結果、突き上げ針によってダイを突き上げた際のピッ
クアップミスの発生を防止することができる。
げ時の突き上げ針からの荷重を必要以上に受けることが
なくなるため、ダイには必要最小限の荷重だけを掛ける
ことになり、ダイに傷やクラックが形成されることを防
止できる。これにより、モールド工程後にダイクラック
が発生することを防止できる。
げた後、ウェハ支持部材または突き上げ駒もしくはその
両者をウェハの円周内方または円周外方に移動させるこ
とにより、突き上げ後の粘着シートのウェハ上における
張力の均等化を図ることが可能になるとともに、粘着シ
ートの張力のばらつきをさらに低減できる。
き上げ面を押圧する平坦面とこれに繋がる傾斜面とから
なることにより、突き上げ駒によってダイを突き上げた
際に、この先端部の傾斜面によってダイの被突き上げ面
端部を粘着シートから剥がすことができる。その結果、
粘着シートからダイを剥がし易くすることができる。
形態の一例を一部断面にして示す構成概念図である。
の突き上げ方法の実施の形態の一例を一部断面にして示
す部分拡大図である。
の突き上げ方法の実施の形態の一例を一部断面にして示
す部分拡大図である。
の突き上げ方法の実施の形態の一例を一部断面にして示
す部分拡大図である。
を一部断面にして示す構成概念図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 ダイシング後のウェハをこれに貼付され
た粘着シートを介して支持する工程と、 前記ウェハ上におけるダイの位置を認識する工程と、 前記ダイの前記ウェハ上の位置に対応した突き上げ量を
導き出す工程と、 前記ダイを前記突き上げ量で突き上げる工程と、 前記ダイと前記粘着シートとを分離する工程と、 突き上げた前記ダイをダイ保持部材によってピックアッ
プする工程と、 前記ダイ保持部材によって前記ダイをダイ収容部に搬送
する工程とを有し、 前記ダイを前記ウェハ上の位置に対応した前記突き上げ
量で突き上げてピックアップすることを特徴とするダイ
ピックアップ方法。 - 【請求項2】 ダイシング後のウェハをこれに貼付され
た粘着シートを介して支持する工程と、 前記ウェハ上におけるダイの位置を認識する工程と、 前記ダイの前記ウェハ上の位置に対応した突き上げ量を
導き出す工程と、 前記突き上げ量に基づいて突き上げ駒を制御し、前記突
き上げ駒によって前記ダイを前記突き上げ量で突き上げ
る工程と、 突き上げ針によって前記ダイを突き上げて前記ダイと前
記粘着シートとを分離する工程と、 前記突き上げ量に基づいてダイ保持部材を制御し、突き
上げられた前記ダイを前記ダイ保持部材によってピック
アップする工程と、 前記ダイ保持部材によって前記ダイをダイ収容部に搬送
する工程とを有し、 前記ダイを前記ウェハ上の位置に対応した前記突き上げ
量で突き上げてピックアップすることを特徴とするダイ
ピックアップ方法。 - 【請求項3】 請求項1または2記載のダイピックアッ
プ方法であって、前記突き上げ駒によって前記ダイを突
き上げた後、前記ウェハを支持するウェハ支持部材また
は前記突き上げ駒もしくはその両者を前記ウェハの円周
内方または円周外方に移動させることを特徴とするダイ
ピックアップ方法。 - 【請求項4】 請求項1,2または3記載のダイピック
アップ方法であって、前記ウェハの中央部付近のダイと
前記ウェハの端部付近のダイとで前記突き上げ量を変え
て前記ダイを突き上げることを特徴とするダイピックア
ップ方法。 - 【請求項5】 請求項1,2,3または4記載のダイピ
ックアップ方法であって、前記突き上げ量を前記ウェハ
支持部材の大きさと前記粘着シートの特性と前記ダイの
前記ウェハ上の位置とによって導き出すことを特徴とす
るダイピックアップ方法。 - 【請求項6】 ダイシング後のウェハをこれに貼付され
た粘着シートを介して支持するウェハ支持部材と、 ダイシング後のダイを突き上げる突き上げ駒と、 前記突き上げ駒によって突き上げられた前記ダイを再度
突き上げて前記ダイと前記粘着シートとを分離する突き
上げ針と、 前記ダイをピックアップしてダイ収容部に搬送するダイ
保持部材と、 前記ダイの前記ウェハ上の位置を認識するダイ認識部
と、 前記ダイの前記ウェハ上の位置に対応した突き上げ量を
導き出すとともに、前記突き上げ駒および前記突き上げ
針の突き上げ動作と、前記ダイ保持部材のピックアップ
動作とを制御する制御部とを有し、 前記ダイを前記ウェハ上の位置に対応させた前記突き上
げ量で突き上げてピックアップすることを特徴とするダ
イピックアップ装置。 - 【請求項7】 請求項6記載のダイピックアップ装置で
あって、前記突き上げ駒の先端部は、前記ダイの被突き
上げ面を押圧する平坦面と、前記平坦面と繋がりかつ前
記ダイの突き上げ方向と傾斜して形成された傾斜面とか
らなることを特徴とするダイピックアップ装置。 - 【請求項8】 ダイシング後のウェハをこれに貼付され
た粘着シートを介して支持するウェハ支持部材と、 ダイシング後のダイを突き上げる突き上げ駒と、 前記突き上げ駒によって突き上げられた前記ダイを再度
突き上げて前記ダイと前記粘着シートとを分離する突き
上げ針と、 前記ダイをピックアップし、かつ所定箇所に搬送するダ
イ保持部材と、 前記ダイの前記ウェハ上の位置を認識するダイ認識部
と、 前記ダイの前記ウェハ上の位置に対応した突き上げ量を
導き出すとともに、前記突き上げ駒および前記突き上げ
針の突き上げ動作と、前記ダイ保持部材のピックアップ
動作とを制御する制御部と、 前記ダイとこれを搭載するダイ搭載部材とを接合するダ
イボンド部とを有し、 前記ダイを前記ウェハ上の位置に対応させた前記突き上
げ量で突き上げてピックアップし、かつこのダイと前記
ダイ搭載部材との接合を行うことを特徴とするダイボン
ダ。 - 【請求項9】 請求項8記載のダイボンダであって、前
記突き上げ駒の先端部は、前記ダイの被突き上げ面を押
圧する平坦面と、前記平坦面と繋がりかつ前記ダイの突
き上げ方向と傾斜して形成された傾斜面とからなること
を特徴とするダイボンダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8126997A JPH10275849A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | ダイピックアップ方法および装置ならびにダイボンダ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8126997A JPH10275849A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | ダイピックアップ方法および装置ならびにダイボンダ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10275849A true JPH10275849A (ja) | 1998-10-13 |
Family
ID=13741654
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8126997A Pending JPH10275849A (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | ダイピックアップ方法および装置ならびにダイボンダ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10275849A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013004895A (ja) * | 2011-06-21 | 2013-01-07 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 部品実装機 |
KR101332982B1 (ko) * | 2011-03-23 | 2013-11-25 | 가부시끼가이샤 히다찌 하이테크 인스트루먼츠 | 다이본더의 픽업 방법 및 다이본더 |
WO2020009242A1 (ja) * | 2018-07-06 | 2020-01-09 | 株式会社新川 | 半導体ダイのピックアップシステム |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP8126997A patent/JPH10275849A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101332982B1 (ko) * | 2011-03-23 | 2013-11-25 | 가부시끼가이샤 히다찌 하이테크 인스트루먼츠 | 다이본더의 픽업 방법 및 다이본더 |
US9343338B2 (en) | 2011-03-23 | 2016-05-17 | Fasford Technology Co., Ltd. | Pick-up method of die bonder and die bonder |
JP2013004895A (ja) * | 2011-06-21 | 2013-01-07 | Fuji Mach Mfg Co Ltd | 部品実装機 |
WO2020009242A1 (ja) * | 2018-07-06 | 2020-01-09 | 株式会社新川 | 半導体ダイのピックアップシステム |
JPWO2020009242A1 (ja) * | 2018-07-06 | 2021-02-15 | 株式会社新川 | 半導体ダイのピックアップシステム |
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