JPH10275418A - マルチメディアサーバおよびマルチメディアオンデマンドシステムならびにマルチメディア情報の配信方法 - Google Patents

マルチメディアサーバおよびマルチメディアオンデマンドシステムならびにマルチメディア情報の配信方法

Info

Publication number
JPH10275418A
JPH10275418A JP9078203A JP7820397A JPH10275418A JP H10275418 A JPH10275418 A JP H10275418A JP 9078203 A JP9078203 A JP 9078203A JP 7820397 A JP7820397 A JP 7820397A JP H10275418 A JPH10275418 A JP H10275418A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
segment
segments
request
terminal
control means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9078203A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Tanaka
清 田中
Takemoto Suzuki
偉元 鈴木
Kazutoshi Nishimura
一敏 西村
Hideki Sakamoto
秀樹 阪本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP9078203A priority Critical patent/JPH10275418A/ja
Publication of JPH10275418A publication Critical patent/JPH10275418A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】マルチメディアサーバに適用して好適な情報配
信手段を提供すること。 【解決手段】ビットストリームをストライピングして蓄
積する複数の蓄積手段と、蓄積内容の読み出しを行う、
蓄積手段毎に設けた制御手段と、端末側から再生要求を
受信すると、セグメント読み出し要求を対応する制御手
段に発行して行き、セグメントを当該制御手段から順次
獲得して端末側に送信する通信制御手段とを備える。各
制御手段は、端末での1セグメントの再生時間を1周期
として、ある周期中に発行を受けたセグメント読み出し
要求に対するセグメントの読み出しのスケジューリング
を当該周期の終了時に行って、次周期で、スケジューリ
ング結果にしたがいて、蓄積手段に記憶されたセグメン
トを読み出していって、通信制御手段に与える処理を各
蓄積手段間で同期を取らずに繰り返し行っていく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビットストリーム
をストライピングして蓄積しておいたものを配信する技
術に係わり、特に、ビデオオンデマンド等のマルチメデ
ィアシステムに適用して好適な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来のビデオオンデマンドシス
テムのブロック構成図である。このシステムは、ビデオ
サーバ300と端末装置310とを、通信媒体305を
介して通信可能に接続し、端末装置310からの再生要
求に応じ、ビデオサーバ300が画像情報を配信するも
のである。なお、説明の都合上、端末装置310は1台
しか図示していない。
【0003】このビデオサーバ300は、ビットストリ
ームを分割したセグメントをストライピングして蓄積す
る3台の蓄積装置201、202、203と、端末装置
310との通信機能を有する通信装置206と、画像情
報の配信処理を行うために各装置の動作を制御する制御
装置205とを有していて、各装置は、装置間で必要な
情報を通信するための内部バス204に接続されてい
る。
【0004】なお、各蓄積装置201、202、203
は、例えば、磁気ディスク装置等の記憶デバイスで構成
されていて、今、ビットストリームは、一定長のセグメ
ントに分割されて、いわゆるラウンドロビン配置で3台
の蓄積装置へストライピングされて蓄積されているもの
とする。
【0005】次に、図3のビットストリームの読み取り
スケジュールの説明図を参照して、ビデオサーバ300
の動作の概要を説明する。なお、図3では、説明の簡略
化のために、各ビットストリームのセグメントが同一サ
イズであり、蓄積装置201〜203の蓄積内容の読み
取り周期(サイクル)が3つの位相からなっていて、1
サイクルに読み取ることができるセグメント数が「3」
であるビデオサーバを想定していて、さらに、1読み取
り周期は、端末装置310での1セグメントの再生時間
と等しい。
【0006】そして、セグメントa1、a2、a3、a
4、…からなるビットストリームAの各セグメントの蓄
積態様は、「1番目のセグメントa1がディスク1(蓄
積装置201に対応)に蓄積され、2番目のセグメント
a2がディスク2(蓄積装置202に対応)に蓄積さ
れ、3番目のセグメントa3がディスク3(蓄積装置2
03に対応)に蓄積され、4番目のセグメントa4がデ
ィスク1に蓄積され、…」というようになっていて、い
わゆるラウンドロビン型でセグメントの蓄積が行われて
いる。
【0007】さて、通信装置206が通信媒体305を
介して端末装置310から、ビットストリームAの再生
要求を受信すると、制御装置205は、ビットストリー
ムAの読み取り動作を行うために、所望のセグメント
(a1、a2、a3、a4、…)が蓄積されているディ
スク1〜3(蓄積装置201〜203に対応)に対し、
内部バス204を介して、所定のタイミングでセグメン
ト読み出し要求を順次発行してセグメントを順次読み出
し、順次読み出したセグメントを内部バスを介して通信
装置206に送り、通信装置206は受信したセグメン
トを端末装置310に送信する。
【0008】具体的には、制御装置205は、サイクル
1の位相1の開始時にセグメントa1の読み出し要求を
ディスク1に発行して、ディスク1からセグメントa1
を読み出して通信装置206に送り、次に、サイクル2
の位相1の開始時にセグメントa2の読み出し要求をデ
ィスク2に発行して、ディスク2からセグメントa2を
読み出して通信装置206に送り、次に、サイクル3の
位相3の開始時にセグメントa3の読み出し要求をディ
スク3に発行して、ディスク3からセグメントa3を読
み出して通信装置206に送る、という動作を繰り返し
て、ビットストリームAの画像情報を端末装置310に
送る。
【0009】ラウンドロビン型でセグメントの蓄積が行
われているため、制御装置は、各サイクルの同一位相の
開始時にセグメントの読み出し要求をディスクに対して
発行して、順次、同一ビットストリームを構成するセグ
メントを順次読み出す動作を行っていた。
【0010】このように、従来では、1つのビットスト
リーム読み取り動作に際して、各サイクル内の同一位相
で、順番に、ディスクに対してセグメントの読み出し要
求を発行していって、ビットストリーム途切れがないよ
うにセグメント読み出しを行い、その結果、各セグメン
トの読み取り時間の差は、読み取り周期(サイクル)に
等しくなっていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、従来
のビデオサーバでは、複数の蓄積装置にはラウンドロビ
ン型でセグメントの蓄積を行っておき、同一ビットスト
リームを構成するセグメントを順次読み出すためには、
各サイクルの同一位相の開始時にセグメントの読み出し
要求を蓄積装置に対して発行する構成となっていた。
【0012】しかしながら、このように、各サイクルの
同一位相の開始時にセグメントの読み出し要求を蓄積装
置に対して発行するためのは、読み出し制御動作の精密
性が要求され、読み出し制御機構が複雑になるという問
題があった。
【0013】また、ラウンドロビン型のセグメント蓄積
は、セグメントの蓄積自由度を拘束ししまうため、則性
に捕らわれることなく、セグメントを各蓄積装置にスト
ライピング可能な手段の出現が望まれていた。
【0014】また、ポーズ、スロー、ジャンプ、スキッ
プ再生等の特殊な再生要求が発生した場合には、同一ビ
ットストリームを構成するセグメントであっても、各サ
イクルの同一位相の開始時に順番にセグメント読み出し
を行えない事態が生じてしまい、セグメントの読み出し
遅延等による再生ビットストリームに途切れが生じてし
まうという問題もあった。
【0015】上述した問題は、ビデオサーバのみでな
く、音声情報等の他の各種のマルチメディア情報を提供
するサーバにおいても存在していた。そこで、本発明
は、このような従来の課題を解決するためになされたも
のであり、その目的は、複雑な読み出し制御機構を必要
とせず、しかも、ラウンドロビン型のような規則性のあ
るセグメントのストライピングを行わなくても、再生ビ
ットストリームの途切れが生じない、マルチメディア情
報の配信手段を提供する点にある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明によれば、端末側からのマルチ
メディア情報の再生要求に応じて、マルチメディア情報
を配信するマルチメディアサーバであって、ビットスト
リームを分割したセグメントをストライピングして蓄積
する複数の蓄積手段と、蓄積手段の蓄積内容の読み出し
を行うため、蓄積手段毎に設けた複数の制御手段と、前
記端末側から、前記再生要求を受信すると、この再生要
求に対するセグメント読み出し要求を対応する制御手段
に発行して行き、前記再生要求に応じたセグメントを当
該制御手段から順次獲得して前記端末側に送信する通信
制御手段とを備え、各制御手段は、端末での1セグメン
トの再生時間を1周期として、ある周期中に発行を受け
たセグメント読み出し要求に対するセグメントの読み出
しのスケジューリングを当該周期の終了時に行って、次
周期で、このスケジューリング結果にしたがって、自手
段に対応する蓄積手段に記憶されたセグメントを読み出
していって、前記通信制御手段に与える処理を、各蓄積
手段間で同期を取らずに繰り返し行っていく、マルチメ
ディアサーバが提供される。
【0017】また、請求項2に係る発明によれば、請求
項1において、前記通信制御手段は、端末当りn(nは
整数でn≧3)個の記憶容量を有していて、前記端末側
に送信するためのセグメントを順次一時記憶する記憶手
段を備え、前記通信制御手段は、端末とのセッション開
始後、該端末に対する送信セグメントが前記記憶手段に
2個一時記憶されてから、セグメントの送信を開始し、
さらに、前記記憶手段に一時記憶されているセグメント
が2つ以下の場合には、獲得したセグメントが前記記憶
手段に新たに一時記憶されること、および、1セグメン
トの送信が完了されることを契機に、新たなセグメント
読み出し要求を発行するように構成されている、マルチ
メディアサーバが提供される。
【0018】さらに、請求項3に係る発明によれば、本
発明のシステム態様、すなわち、マルチメディア情報の
再生要求を行う端末装置と、該再生要求に応じてマルチ
メディア情報を配信するマルチメディアサーバとを有す
るシステムであって、前記端末装置は、前記再生要求の
マルチメディアサーバへの送信処理および配信されたマ
ルチメディア情報を再生する処理を行う手段を少なくと
も備え、前記マルチメディアサーバは、ビットストリー
ムを分割したセグメントをストライピングして蓄積する
複数の蓄積手段と、蓄積手段の蓄積内容の読み出しを行
うため、蓄積手段毎に設けた複数の制御手段と、前記端
末側から、前記再生要求を受信すると、この再生要求に
対するセグメント読み出し要求を対応する制御手段に発
行して行き、前記再生要求に応じたセグメントを当該制
御手段から順次獲得して前記端末側に送信する通信制御
手段とを備え、各制御手段は、端末での1セグメントの
再生時間を1周期として、ある周期中に発行を受けたセ
グメント読み出し要求に対するセグメントの読み出しの
スケジューリングを当該周期の終了時に行って、次周期
で、このスケジューリング結果にしたがって、自手段に
対応する蓄積手段に記憶されたセグメントを読み出して
いって、前記通信制御手段に与える処理を、各蓄積手段
間で同期を取らずに繰り返し行っていく、マルチメディ
アオンデマンドシステムが提供される。
【0019】さらにまた、請求項4に係る発明によれ
ば、本発明の他の態様である方法、すなわち、端末側か
らのマルチメディア情報の再生要求に応じて、マルチメ
ディア情報を配信する方法であって、ビットストリーム
を分割したセグメントをストライピングして複数の蓄積
手段に蓄積しておいて、前記端末側から、前記再生要求
が与えられると、この再生要求に対するセグメント読み
出し要求を発行して、前記再生要求に応じたセグメント
を順次獲得して前記端末側に送信する場合、端末での1
セグメントの再生時間を1周期として、ある周期中に発
行を受けたセグメント読み出し要求に対するセグメント
の読み出しのスケジューリングを当該周期の終了時に行
って、次周期で、このスケジューリング結果にしたがっ
て、蓄積手段に記憶されたセグメントを読み出していっ
て、前記端末に配信する処理を、各蓄積手段間で同期を
取らずに繰り返し行っていく、マルチメディア情報の配
信方法が提供される。
【0020】なお、上述したマルチメディア情報として
は、例えば、静止画、動画、音声等の情報が挙げられ
る。また、1周期(サイクル)は、端末でのセグメント
1個の再生時間であって、蓄積手段から読み出されたセ
グメントは、この周期毎にスケジューリングされ、ま
た、通信制御手段は、この周期で、セグメントを端末に
送信する。但し、スケジューリングとセグメントの端末
送信のタイミングには、所定量のずれがあっても良い。
【0021】このようなマルチメディア情報の配信方法
や制御手段の動作の手順を記述したプログラムを記憶媒
体に記憶しておいて、コンピュータがこのプログラムを
読み取ることにより、マルチメディア情報配信や制御手
段の動作を実行可能とする、記憶媒体も提供される。記
憶媒体としては、CDROM、DVD等の光記憶媒体、
フレキシブルディスク等の磁気記憶媒体、ROM、IC
カード等の半導体記憶媒体が挙げられる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しつつ説明する。まず、本発明の原理について説明
し、その後、本発明の具体的な実施の形態を説明するこ
とによって理解の容易化に努める。
【0023】なお、マルチメディア情報としては、例え
ば、静止画、動画、音声等の情報が挙げられるが、本発
明の実施の形態では、特に、画像情報を配信するビデオ
サーバを例に取り説明する。
【0024】図4、図5は、通信制御装置から、蓄積装
置を制御する制御装置へセグメント読み出し要求を発行
するタイミングを示しており、これらの図面を参照し
て、本発明の原理について説明する。
【0025】蓄積装置101、蓄積装置102には、予
めセグメントをストライピングして蓄積してある。時刻
t1、時刻t2はそれぞれ蓄積装置101、蓄積装置1
02に対する、セグメント読み出しを行うためのスケジ
ューリングのタイミングであり、時刻t1と時刻t2と
は異なっている。
【0026】なお、時刻t2は、時刻t1よりも後の時
刻であって、時刻t1にもっとも近い、蓄積装置102
に対するセグメント読み出しのためのスケジューリング
のタンミングである。
【0027】また、時間Δtは、両蓄積装置において、
1つのセグメントを読み出すための時間であり、時間T
は、読み出されたセグメントの端末側での再生時間であ
り、各蓄積装置でのスケジューリング周期に相当する。
したがって、Δt<Tなる関係が成立している。
【0028】図4は、時刻t1と時刻t2の差が時間Δ
tよりも小さい場合(t2−t1<Δt)、また、図5
は、時刻t1と時刻t2の差が時間Δtよりも大きい場
合(t2−t1>Δt)を想定している。また、両図で
は、端末が要求する同一ビットストリームを構成する連
続するセグメントが、最長のタイミングで読み出される
場合を想定している。
【0029】さて、図4では、蓄積装置102に対して
セグメント読み出し要求を発行するときには、既に、時
刻t2から始まる時間Tの周期が開始している。このと
き、蓄積装置101からセグメントが読み出された後
に、蓄積装置102に対してセグメント読み出し要求を
発行すると、この要求に対する読み出しスケジューリン
グは、時刻「t2+T」に行われる。スケジューリング
した全てのセグメントは、その後の周期T以内に読み出
されるので、蓄積装置102に対して発行した読み出し
要求に対するセグメントは、蓄積装置101からセグメ
ントが読み出されてから、最長t=2T以内の時間で読
み出されることになる。
【0030】一方、図5では、蓄積装置102へのセグ
メント読み出し要求を発行するときに、いまだ、時刻t
2から始まる時間Tの周期が開始されていない。このと
き、蓄積装置101からセグメントが読み出された後
に、蓄積装置102に対してセグメント読み出し要求を
発行すると、この要求に対する読み出しスケジューリン
グは、時刻t2にて行われる。スケジューリングした全
てのセグメントは、その後の周期T以内に読み出される
ので、蓄積装置102に対して発行した読み出し要求に
対するセグメントは、蓄積装置101からセグメントが
読み出されてから、最長t=2T−Δt以内の時間で読
み出されることになる。
【0031】図4、図5を参照して説明したように、蓄
積装置からセグメントが読み出されるのは、1セグメン
トの読み出し時間Δtの大きさに係わらず、セグメント
読み出し要求を発行してから、最長2T以内であること
がわかる。すなわち、蓄積装置からのセグメント読み出
しは、通信制御装置が読み出し要求を発行してから、端
末側で2セグメントが再生される時間以内に行われる。
【0032】本発明は、この点に注目して創作したもの
であり、通信制御装置から制御装置へのセグメント読み
出し要求のタイミングでは、通信制御装置が備えるバッ
ファには、端末当り常に2セグメントを一時記憶するよ
うにして、セグメント読み出し要求の発行から最長時間
2Tを要してセグメントが読み出され続けても、通信制
御装置のバッファメモリは空にはならず、通信制御装置
から端末へのセグメント送信は途切れないようにしてい
る。これによれば、読み出しセグメントのサイズが等し
くない場合についても同様に、途切れのないビットスト
リームの読み出しが可能となる。
【0033】以下、本発明の具体的な実施の形態につい
て説明する。図1は、本発明の実施の形態であるビデオ
オンデマンドシステムのブロック構成図である。
【0034】このシステムは、ビデオサーバ400と端
末装置410とを、通信媒体405を介して通信可能に
接続し、端末装置410からの再生要求に応じ、ビデオ
サーバ400が画像情報を配信するものである。なお、
説明の都合上、端末装置410は1台しか図示していな
いが通常複数台接続されている。
【0035】端末装置410は、再生要求のビデオサー
バ400への送信処理および配信された画像情報を再生
する処理を行う処理部415を少なくとも備え、他に、
再生要求を指示するキーボード等の入力デバイスや再生
画像を表示するCRT等の表示デバイスを備えている。
なお、処理部415は、例えば、動作プログラムを内蔵
するROM等の記憶媒体、動作プログラムにしたがって
所定の処理を実行するCPU等で実現可能であるため、
端末装置410は、例えば1台のコンピュータシステム
で実現できる。
【0036】一方、ビデオサーバ400は、ビットスト
リームを分割したセグメントをストライピングして蓄積
する3台の蓄積装置(1、2、3)101、102、1
03と、端末装置410や制御装置111、112、1
13との情報の授受を行う通信制御装置(1、2、3)
105、106、107と、画像情報の配信処理を行う
ために蓄積装置毎の動作を制御する制御装置111、1
12、113とを有していて、各装置は、装置間で必要
な情報を通信するための内部バス155に接続されてい
る。各装置は、例えば、磁気ディスク装置や、動作プロ
グラムを内蔵するROM等の記憶媒体、動作プログラム
にしたがって所定の処理を実行するCPU等で実現可能
であるため、ビデオサーバ400は、例えば1台のコン
ピュータシステムで実現できる。
【0037】なお、図1に示す構成例では、蓄積装置お
よび通信制御装置を3台設けた場合を示しているが、蓄
積装置や通信制御装置の台数については特に制限がない
ことは言うまでもない。
【0038】さらに、各通信制御装置105、106、
107は、例えば、端末当り3セグメント(一般には、
nセグメント(nは3以上の整数))を一時記憶するバ
ッファメモリ(記憶手段)108、109、110を夫
々備え、読み出されたセグメントはバッファメモリに順
次一時記憶されるようになっている。
【0039】3セグメント分のバッファメモリ(一例と
してバッファメモリ108に対して符号a、b、cで図
示)は、一時記憶されたセグメントを端末へ送り出すた
めの1セグメント分のバッファ(a)と、蓄積装置から
読み出されたセグメントを一時記憶するための2セグメ
ント分のバッファ(b、c)とに用いられる。
【0040】ここで、本実施形態の主要部である制御装
置111、112、113と通信制御装置105〜10
7の動作概要について説明しておく。各制御装置は、蓄
積装置からのセグメント読み出しを、従来技術のように
各サイクルの同一位相で行うことはしない。各制御装置
は、端末装置での1セグメントの再生時間を1周期とし
て、ある周期中に発行されたセグメント読み出し要求に
対するセグメントの読み出しのスケジューリングを当該
周期の終了時に行って、次周期で、このスケジューリン
グ結果にしたがって、蓄積装置に記憶されたセグメント
を読み出していって、通信制御装置に与える処理を、各
蓄積装置間で同期を取らずに行う。
【0041】なお、スケジューリングとは、セグメント
の読み出し順序を決定することを指し、この読み出し順
序の決定ルールとしては、例えば、予め定めたビットス
トリームの優先度にしたがって読み出すことが挙げられ
る。
【0042】また、各通信制御装置は、バッファメモリ
に少なくとも2セグメントを一時記憶してから、この一
時記憶を行ったサイクルの次のサイクルで端末装置41
0へのビットストリームの送信を開始し、各通信制御装
置は、バッファメモリに一時記憶されるセグメントが2
つ以下の場合、制御装置から送られてくるセグメントを
受信し、バッファメモリがこのセグメントを一時記憶す
るタイミング、およびバッファメモリから1つのセグメ
ントを送信完了するタイミングで、同一のストリームを
構成する次のセグメントの読み出し要求を、次のセグメ
ントが蓄積されている蓄積装置を制御する制御装置に対
して発行する。
【0043】また、各通信制御装置は、バッファメモリ
が3セグメントを一時記憶している場合には、端末装置
410へのセグメント送信が完了して当該セグメントが
バッファメモリを解放するまで、セグメント要求を発行
しないように構成されている。
【0044】次に、図6のビットストリームの読み取り
スケジュールの説明図、図7の通信制御装置の処理を示
すフローチャート、および、図8のバッファリングされ
たセグメントの送信処理を示すフローチャートを参照し
て、ビデオサーバ400の動作を説明する。
【0045】端末装置415からは、セグメントa1、
a2、a3、…、からなるビットストリームAの再生要
求があるものとし、各セグメントは、サイズが等しく、
蓄積装置から、1読み取り周期(サイクル)当りに読み
取ることのできるセグメント数が3の場合を想定する。
ビットストリームはセグメントに分割され、各蓄積装置
に対して任意の蓄積態様でストライピングしながら蓄積
されているものとする。さらに、各セグメントが、どの
蓄積装置に蓄積されているかを記述したテーブルが通信
制御装置105に格納されているものとする。
【0046】また、図6において、各時間t111〜t
333はセグメントの読み出し時間、図中の縦の実線は
スケジューリングを行う時刻を示している。そして、各
蓄積装置は、周期の開始時が所定量だけずれている状態
で、各別のサイクルにしたがって、各制御装置によって
読み出し制御される。すなわち、各制御装置は、蓄積装
置間で同期を取らず、別個独立に、自装置に対応する制
御装置からのセグメント読み出し制御を行っている点に
本発明の特徴がある。
【0047】さて、端末装置410が画像情報の再生要
求を送信してから、画像情報を再生開始するまでの動作
について説明する。端末装置410の処理部415が画
像情報(ビットストリームA)の再生要求を送信する
と、通信制御装置105が、この再生要求を受信する
(図7、ステップS700)。
【0048】通信制御装置105は、前記テーブルを参
照して、端末装置410が再生要求した画像情報の第1
のセグメントa1を読み出すため、制御装置111に対
してセグメント読み出し要求を発行する(図7、ステッ
プS705)。
【0049】制御装置111は、時刻t1において、蓄
積装置101に対してサイクルc11の1つ前のサイク
ル中にセグメント読み出し要求のあったセグメントの読
み出し要求を並べ替え、セグメント読み出しの順序を決
定するスケジューリングを行う。なお、このスケジュー
リングを行うためのアルゴリズムの一例として、通常再
生と、ジャンプ、ポーズ等の特殊再生とに対し優先順位
を設けておき、その優先順位にしたがって、読み出し順
序を決定するものを採用し、通常再生を特殊再生に優先
させてセグメント読み出しの順序を決定するようにして
おくことが考えられる。
【0050】次に、制御装置111は、スケジューリン
グ結果(図6では、ディスク1に対しては、a1、b
1、c1の順にセグメントを読み出す)にしたがって、
ディスク1から、サイクルc11においてセグメントa
1を読み出す。
【0051】制御装置111が、ディスク1から読み出
したセグメントa1を、通信制御装置105に送ると、
受信されたセグメントa1は、バッファメモリ108に
一時記憶される(図7、ステップS710)。バッファ
メモリ108にセグメントa1が一時記憶されると、バ
ッファメモリ108には1セグメントが記憶されたこと
になる。
【0052】ここで、以下の動作の概要を図7のステッ
プS725〜ステップS735、図8を参照して説明
し、さらに、装置構成に則して具体的に説明することに
よって理解の容易化に努める。
【0053】ステップS725では、通信制御装置10
5は、「バッファメモリ108が解放されず、かつ、バ
ッファメモリ108が3つのセグメントをバッファリン
グしているか否か」を判断する。そして、「バッファメ
モリ108が解放されず、かつ、バッファメモリ108
が3つのセグメントをバッファリングしている」場合
(Yes)には、ステップS725でウエイト状態にな
り、これ以外の場合(No)には、次のセグメントの読
み出し(ステップS730)、ステップS735で、前
記テーブルを参照して読み出し終了か否かを判断し、読
み出し終了の場合(No)には処理を終了し(エン
ド)、これ以外の場合(Yes)には、ステップS71
0にブランチする。
【0054】一方、これらの処理と平行して、バッファ
メモリ108にバッファリングされたセグメントの送信
処理が行われる。これは、図6、ステップS710の符
号Aから分岐する処理であって、図8のフローチャート
で示される。
【0055】図8のステップS800では、バッファメ
モリ108に2以上のセグメントがバッファリングされ
ている場合(Yes)には、ステップS805に進み、
これ以外の場合には、ウエイト状態となる。ステップS
805では、バッファリングされているセグメントの送
信処理を行い、ステップS810では、全てのセグメン
トが送信処理されたとき(Yes)処理を終了し、これ
以外の場合(No)にはステップS805に戻る。そし
て、符号Bで示すように、1つのセグメントの送信が完
了されると、次のセグメント読み出し要求が発行され、
図6のステップS730に処理が移行する。なお、バッ
ファメモリ108の容量を3セグメントと限定すると、
符号Bで示すようなセグメント読み出し要求が発行され
るのは、バッファメモリ108にバッファリングされる
セグメント数が2未満の場合であることが条件となる。
【0056】さて、これらを参照して具体的に動作を説
明する。今、バッファメモリ108には1セグメントa
1だけが一時記憶されているので、通信制御装置105
は、端末装置410が要求した画像情報の第2セグメン
トa2が蓄積されている蓄積装置102を制御する制御
装置112に対してセグメント読み出し要求を発行す
る。
【0057】サイクルc21でセグメントa2の読み出
し要求を受信した制御装置112は、時刻t2にスケジ
ューリングを行い、そのスケジューリング結果にしたが
って、サイクルc22の時間t222で、蓄積装置10
2からセグメントa2を読み出して、通信制御装置10
5へセグメントa2を送信する。
【0058】セグメントa2は、バッファメモリ108
に一時記憶され、このとき、バッファメモリ108には
2つのセグメントが一時記憶されたことになるので、通
信制御装置105は、端末装置410へのビットストリ
ーム送信を開始する。
【0059】次に、制御装置113は、時刻331に、
蓄積装置103からセグメントa3を読み出し、バッフ
ァメモリ108に送信する。この時点で、バッファメモ
リ108には、3つのセグメントが一時記憶されること
になるが、3セグメントが一時記憶されたので、通信制
御装置105が、セグメントa1の端末装置410への
送信を終了するまで、即ち、1セグメント分のバッファ
が解放されるまで、通信制御装置105は、制御装置に
対してセグメントの読み出し要求を発生しないので、バ
ッファ溢れは発生せず、再生ビットストリームが途切れ
ることはない。
【0060】また、セグメントa1の送信が終了して
も、バッファメモリ108には、セグメントが2つ一時
記憶されており、通信制御装置105から制御装置へ次
のセグメントを読み出し要求しても、必ず2セグメント
の再生時間内に次のセグメントが読み出されるので、通
信制御装置105から端末装置へのビットストリーム送
信が途切れることない。
【0061】以降、上記の動作を繰り返すことにより、
通信制御装置105は、ストリームAを構成するセグメ
ントa1、a2、a3、…、を途切れることなく、端末
装置410に送信できることになる。
【0062】そして、端末装置410の処理部415
は、送られてきたセグメントを順次再生処理することに
よって、ビットストリーム再生を行う。以上説明してき
たように、この実施の形態によれば、ビットストリーム
を分割したセグメントをストライピングして複数の蓄積
装置(蓄積手段)に蓄積しておいて、端末側から、再生
要求が与えられると、この再生要求に対するセグメント
読み出し要求を発行して、再生要求に応じたセグメント
を順次獲得して端末側に送信する場合、端末での1セグ
メントの再生時間を1周期として、ある周期中に発行を
受けたセグメント読み出し要求に対するセグメントの読
み出しのスケジューリングを当該周期の終了時に行っ
て、次周期で、このスケジューリング結果にしたがっ
て、蓄積装置に記憶されたセグメントを読み出していっ
て、端末に配信する処理を、各蓄積手段間で同期を取ら
ずに繰り返し行っていくので、複雑な読み出し制御機構
を必要とせず、セグメントのストライピング態様に自由
度を確保できる。
【0063】また、端末当りn(nは整数でn≧3)個
の記憶容量を有するバッファメモリが、端末側に送信す
るためのセグメントを順次一時記憶し、さらに、通信制
御装置は、端末とのセッション開始後、該端末に対する
送信セグメントが前記記憶手段に2個一時記憶されてか
ら、セグメントの送信を開始し、バッファメモリに一時
記憶されているセグメントが2つ以下の場合には、獲得
したセグメントがバッファメモリに新たに一時記憶され
ること、および、1セグメントの送信が完了されること
を契機に、新たなセグメント読み出し要求を発行するの
で、セグメントの読み出し遅延等による再生ビットスト
リームの途切れが生じない。
【0064】そして、ポーズ、スロー、ジャンプ、スキ
ップ再生等の特殊な再生要求が発生した場合でも、各サ
イクルの同一位相の開始時に順番にセグメント読み出し
を行わずに、各制御装置が、自身が制御を行う蓄積装置
に対して、所定のタイミングで行ったスケジュール結果
にしたがって、セグメント読み出しを行っていくので、
セグメントの読み出し遅延等による再生ビットストリー
ムの途切れが生じない。
【0065】また、位相を用いないので、読み取りセグ
メントの大きさが等しくない場合でっても、同様の手順
によって、途切れを生じずにビットストリームの再生が
行える。なお、本発明の実施の形態では、特に、画像情
報の配信を想定して説明してきたが、本発明によれば、
各種のマルチメディア情報、例えば、静止画、動画、音
声等の情報が同様に配信可能になる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、端末での1セグメントの再生時間を1周期
として、ある周期中に発行を受けたセグメント読み出し
要求に対するセグメントの読み出しのスケジューリング
を当該周期の終了時に行って、次周期で、このスケジュ
ーリング結果にしたがって、自手段に対応する蓄積手段
に記憶されたセグメントを読み出していって通信制御手
段に与える処理を各蓄積手段間で同期を取らずに繰り返
し行っていき、通信制御手段が、制御手段からセグメン
トを順次獲得して端末側に送信するので、複雑な読み出
し制御機構を必要とせず、しかも、セグメントのストラ
イピング態様に自由度のある装置を実現することができ
るという効果が得られる。
【0067】また、請求項2に係る発明によれば、請求
項1の効果に加えて、端末当りn(nは整数でn≧3)
個の記憶容量を有する記憶手段が、端末側に送信するた
めのセグメントを順次一時記憶し、さらに、通信制御手
段は、端末とのセッション開始後、該端末に対する送信
セグメントが前記記憶手段に2個一時記憶されてから、
セグメントの送信を開始し、記憶手段に一時記憶されて
いるセグメントが2つ以下の場合には、獲得したセグメ
ントが前記記憶手段に新たに一時記憶されること、およ
び、1セグメントの送信が完了されることを契機に、新
たなセグメント読み出し要求を発行するので、セグメン
ト読み出しの遅延等が生じても、再生ビットストリーム
に途切れが生ずることがなくなるという効果が得られ
る。
【0068】さらに、請求項3に係る発明によれば、端
末装置が、再生要求のマルチメディアサーバへの送信処
理および配信されたマルチメディア情報を再生する処理
を行い、マルチメディアサーバが備える制御手段が、端
末での1セグメントの再生時間を1周期として、ある周
期中に発行を受けたセグメント読み出し要求に対するセ
グメントの読み出しのスケジューリングを当該周期の終
了時に行って、次周期で、このスケジューリング結果に
したがって、自手段に対応する蓄積手段に記憶されたセ
グメントを読み出していって、前記通信制御手段に与え
る処理を、各蓄積手段間で同期を取らずに繰り返し行っ
ていき、通信制御手段が、制御手段からセグメントを順
次獲得して端末側に送信するので、複雑な読み出し制御
機構を必要とせず、しかも、セグメントのストライピン
グ態様に自由度のあるマルチメディアオンデマンドシス
テムを実現することができるという効果が得られる。
【0069】さらにまた、請求項4に係る発明によれ
ば、ビットストリームを分割したセグメントをストライ
ピングして複数の蓄積手段に蓄積しておいて、端末での
1セグメントの再生時間を1周期として、ある周期中に
発行を受けたセグメント読み出し要求に対するセグメン
トの読み出しのスケジューリングを当該周期の終了時に
行って、次周期で、このスケジューリング結果にしたが
って、蓄積手段に記憶されたセグメントを読み出してい
って、端末に配信する処理を、各蓄積手段間で同期を取
らずに繰り返し行っていくので、複雑な読み出し制御機
構を必要とせず、しかも、セグメントのストライピング
態様に自由度のあるマルチメディア情報の配信方法を実
現することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態であるビデオオンデマンドシ
ステムのブロック構成図である。
【図2】従来のビデオオンデマンドシステムのブロック
構成図である。
【図3】従来のビットストリームの読み取りスケジュー
ルの説明図である。
【図4】本発明の原理の説明図である。
【図5】本発明の原理の説明図である。
【図6】本発明の実施形態におけるビットストリームの
読み取りスケジュールの説明図である。
【図7】通信制御装置の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【図8】バッファリングされたデータの送信処理を説明
するためのフローチャートである。
【符号の説明】
101 蓄積装置1 102 蓄積装置2 103 蓄積装置3 105 通信制御装置1 106 通信制御装置2 107 通信制御装置3 108 バッファメモリ1 109 バッファメモリ2 110 バッファメモリ3 111 制御装置1 112 制御装置2 113 制御装置3 155 内部バス 400 ビデオサーバ 405 通信媒体 410 端末装置 415 処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阪本 秀樹 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端末側からのマルチメディア情報の再生
    要求に応じて、マルチメディア情報を配信するマルチメ
    ディアサーバであって、 ビットストリームを分割したセグメントをストライピン
    グして蓄積する複数の蓄積手段と、 蓄積手段の蓄積内容の読み出しを行うため、蓄積手段毎
    に設けた複数の制御手段と、 前記端末側から、前記再生要求を受信すると、この再生
    要求に対するセグメント読み出し要求を対応する制御手
    段に発行して行き、前記再生要求に応じたセグメントを
    当該制御手段から順次獲得して前記端末側に送信する通
    信制御手段とを備え、 各制御手段は、 端末での1セグメントの再生時間を1周期として、ある
    周期中に発行を受けたセグメント読み出し要求に対する
    セグメントの読み出しのスケジューリングを当該周期の
    終了時に行って、 次周期で、このスケジューリング結果にしたがって、自
    手段に対応する蓄積手段に記憶されたセグメントを読み
    出していって、前記通信制御手段に与える処理を、各蓄
    積手段間で同期を取らずに繰り返し行っていく、マルチ
    メディアサーバ。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記通信制御手段は、 端末当りn(nは整数でn≧3)個の記憶容量を有して
    いて、前記端末側に送信するためのセグメントを順次一
    時記憶する記憶手段を備え、 前記通信制御手段は、 端末とのセッション開始後、該端末に対する送信セグメ
    ントが前記記憶手段に2個一時記憶されてから、セグメ
    ントの送信を開始し、さらに、 前記記憶手段に一時記憶されているセグメントが2つ以
    下の場合には、 獲得したセグメントが前記記憶手段に新たに一時記憶さ
    れること、および、1セグメントの送信が完了されるこ
    とを契機に、新たなセグメント読み出し要求を発行する
    ように構成されている、マルチメディアサーバ。
  3. 【請求項3】 マルチメディア情報の再生要求を行う端
    末装置と、該再生要求に応じてマルチメディア情報を配
    信するマルチメディアサーバとを有するシステムであっ
    て、 前記端末装置は、前記再生要求のマルチメディアサーバ
    への送信処理および配信されたマルチメディア情報を再
    生する処理を行う手段を少なくとも備え、 前記マルチメディアサーバは、 ビットストリームを分割したセグメントをストライピン
    グして蓄積する複数の蓄積手段と、蓄積手段の蓄積内容
    の読み出しを行うため、蓄積手段毎に設けた複数の制御
    手段と、前記端末側から、前記再生要求を受信すると、
    この再生要求に対するセグメント読み出し要求を対応す
    る制御手段に発行して行き、前記再生要求に応じたセグ
    メントを当該制御手段から順次獲得して前記端末側に送
    信する通信制御手段とを備え、 各制御手段は、 端末での1セグメントの再生時間を1周期として、ある
    周期中に発行を受けたセグメント読み出し要求に対する
    セグメントの読み出しのスケジューリングを当該周期の
    終了時に行って、 次周期で、このスケジューリング結果にしたがって、自
    手段に対応する蓄積手段に記憶されたセグメントを読み
    出していって、前記通信制御手段に与える処理を、各蓄
    積手段間で同期を取らずに繰り返し行っていく、マルチ
    メデイアオンデマンドシステム。
  4. 【請求項4】 端末側からのマルチメデイア情報の再生
    要求に応じて、マルチメデイア情報を配信する方法であ
    って、 ビットストリームを分割したセグメントをストライピン
    グして複数の蓄積手段に蓄積しておいて、 前記端末側から、前記再生要求が与えられると、この再
    生要求に対するセグメント読み出し要求を発行して、前
    記再生要求に応じたセグメントを順次獲得して前記端末
    側に送信する場合、 端末での1セグメントの再生時間を1周期として、ある
    周期中に発行を受けたセグメント読み出し要求に対する
    セグメントの読み出しのスケジューリングを当該周期の
    終了時に行って、 次周期で、このスケジューリング結果にしたがって、蓄
    積手段に記憶されたセグメントを読み出していって、前
    記端末に配信する処理を、各蓄積手段間で同期を取らず
    に繰り返し行っていく、マルチメデイア情報の配信方
    法。
JP9078203A 1997-03-28 1997-03-28 マルチメディアサーバおよびマルチメディアオンデマンドシステムならびにマルチメディア情報の配信方法 Pending JPH10275418A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9078203A JPH10275418A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 マルチメディアサーバおよびマルチメディアオンデマンドシステムならびにマルチメディア情報の配信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9078203A JPH10275418A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 マルチメディアサーバおよびマルチメディアオンデマンドシステムならびにマルチメディア情報の配信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10275418A true JPH10275418A (ja) 1998-10-13

Family

ID=13655475

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9078203A Pending JPH10275418A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 マルチメディアサーバおよびマルチメディアオンデマンドシステムならびにマルチメディア情報の配信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10275418A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7937509B2 (en) 2008-11-28 2011-05-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Content processing apparatus and content processing method
CN103313122A (zh) * 2012-03-09 2013-09-18 联想(北京)有限公司 一种数据处理方法及电子设备

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7937509B2 (en) 2008-11-28 2011-05-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Content processing apparatus and content processing method
CN103313122A (zh) * 2012-03-09 2013-09-18 联想(北京)有限公司 一种数据处理方法及电子设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5822528A (en) Audio-video data transmission apparatus, audio-video data transmission system and audio-video data server
JP3816972B2 (ja) ディジタルビデオ記憶装置システム、およびそのビデオデータの格納方法と視聴方法
US6209024B1 (en) Method and apparatus for accessing an array of data storage devices by selectively assigning users to groups of users
EP0686908B1 (en) Server for video on demand system
EP0660605B1 (en) Video storage and delivery apparatus and method
KR100377092B1 (ko) 다중 사용자 데이터 분배 시스템내 저장장치 서브세트상에 데이터 스트림을 스트라이핑하는 방법
JP3190813B2 (ja) 配信システム
JP2000507017A (ja) 複数のデータメモリアレイ用データバッファリングシステム
JP2007520898A (ja) 動的チャンネルを利用する注文型マルチメディアデータサービス方法及びその装置
JP2003209823A (ja) ストリーム送受信システムおよびストリーム送受信方法
JPH11146014A (ja) 分散マルチメディアサーバ装置,分散マルチメディアサーバ情報アクセス方法およびこの方法を実現するプログラムを記録した記録媒体
JPH08149451A (ja) ビデオ・オン・デマンド・システム
JPH10275418A (ja) マルチメディアサーバおよびマルチメディアオンデマンドシステムならびにマルチメディア情報の配信方法
JPH0535407A (ja) 情報ライブラリシステム
EP1026679B1 (en) Recorded information reproducing apparatus
CN102739765A (zh) 接收设备、接收方法和程序
JPH10275419A (ja) マルチメディアサーバおよびマルチメディアオンデマンドシステムならびにマルチメディア情報の配信方法
JPH1051740A (ja) データ送信方式
JP3596466B2 (ja) 情報信号制御装置及び情報信号制御方法
JP3596016B2 (ja) 情報信号制御装置及び情報信号制御方法
KR0185916B1 (ko) 보조기록매체를 구비한 비디오서비스장치
JPH0854990A (ja) 動画像情報提供装置
JP2000115714A (ja) 映像音声情報提供システム
JPH10149327A (ja) 廉価な記憶媒体を用いたvodサーバシステム
JP3416498B2 (ja) サーバ装置およびその制御方法並びにサーバ装置制御プログラムを記録した記録媒体