JPH10275360A - 光学情報記録媒体及びその製造方法 - Google Patents
光学情報記録媒体及びその製造方法Info
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- JPH10275360A JPH10275360A JP9079477A JP7947797A JPH10275360A JP H10275360 A JPH10275360 A JP H10275360A JP 9079477 A JP9079477 A JP 9079477A JP 7947797 A JP7947797 A JP 7947797A JP H10275360 A JPH10275360 A JP H10275360A
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Abstract
着性に優れた窒化物、窒酸化物の製造条件のマージンが
限られており、製造条件を精密に制御する必要があっ
た。 【解決手段】 ポリカーボネート樹脂基板1の上に、Z
nS・SiO2の保護層2・GeN層7・Ge−Sb−
Te記録膜3・GeMoN層8・Al合金の反射層5を
順次積層し、光ディスクを作製した。この光ディスク
を、90℃80%の雰囲気中に放置することにより耐候
性、及び、記録・消去の繰返しによりジッター値の測定
で評価したところ、両特性ともに優れた結果が得られ
た。
Description
射等の光学的な手段を用いて、情報を高密度、高速度に
記録することができる光学記録情報媒体、及びその製造
方法に関するものである。
及び書き換えが可能な媒体として、光磁気記録媒体や相
変化型記録媒体等が知られている。これら光記録媒体
は、レーザー光を局所的に照射することにより生じる記
録材料の光学特性の違いを記録として利用したものであ
り、例えば光磁気記録媒体では、磁化状態の違いにより
生じる、反射光偏光面の回転角の違いを記録として利用
している。また、相変化型記録媒体は、特定波長の光に
対する反射光量が結晶状態と非晶質状態とで異なること
を記録として利用しているものであり、レーザーの出力
パワーを変調させることにより記録の消去と上書きの記
録を同時に行うことができるため、高速で情報信号の書
き換えが可能であるという利点がある。
に示す。基板1には、ポリカーボネート、PMMA等の
樹脂、またはガラス等が用いられ、一般的にはレーザー
光線を導くための案内溝が施されている。
化しうる物質から成り、書き換え型の相変化型光ディス
クの場合、Te−Sb−Ge、Te−Sn−Ge、Te
−Sb−Ge−Se、Te−Sn−Ge−Au、Ag−
In−Sb−Te、In−Sb−Se、In−Te−S
e等を主成分とする材料が知られている。
金属、或いは金属の合金より成り、放熱効果や記録膜の
効果的な光吸収を目的として設けられるが、必須の層で
はない。
媒体の酸化やほこり等の付着の防止を目的として、反射
層5の上にオーバーコート層を設けた構成、或いは紫外
線硬化樹脂を接着剤として用い、ダミー基板を張り合わ
せた構成等が一般的に用いられている。
蒸発や変形を防止するといった記録膜の保護機能を担う
と共に、その膜厚を調節することによって光記録媒体の
吸収率や記録部分、消去部分の間の反射率差の調節が可
能となるため、媒体の光学特性の調節機能も同時に担っ
ている。また、保護層を構成する材料の条件としては、
上記目的を満たすばかりでなく、記録膜の構成材料或い
は基板との接着性が良いこと、保護層自身がクラックを
生じない耐候性の良い膜であることが不可欠である。
る場合は、記録材料の光学的変化を損なわない材料でな
ければならない。例えば図1(b)に示すように、保護
層を二層とし異なる材料を用いることにより、基板との
接着性に優れた媒体を得る提案や、情報の繰り返し記録
の特性に優れた媒体を得る提案が知られている。
等の硫化物、SiO2、Ta2O5、Al2O3等の酸化
物、GeN、Si3N4、Al3N4等の窒化物、GeO
N、SiON、AlON等の窒酸化物、他、炭化物、フ
ッ化物等の誘電体、或いはこれらの適当な組み合わせ等
が各種提案されているが、専ら適用されている材料とし
てはZnS−SiO2が挙げられる。
ることにより、良好な膜質を得る技術は公知である。例
えば特開昭63−50931号公報には、窒化アルミニ
ウムと窒化シリコンの複合誘電体に酸化アルミニウムと
酸化シリコンのうち少なくとも一種を添加し、その屈折
率を限定することにより基板との接着性に優れた良好な
膜質の保護層を得る例が開示されている。また、特開平
2−105351号公報には、保護層をシリコン及びイ
ンジウムの窒化物からなる複合誘電体とすることにより
基板との接着性が良く延性に富んだ膜を得る例が開示さ
れている。さらに、特開平2−265051号公報、特
開平2−265052号公報には、保護膜がSi、N、
Siより比電気抵抗の小さい元素より成ることにより、
膜割れが生じにくく記録膜の保護機能に優れた保護層を
得る例が開示されている。
回にわたって繰り返すと、記録膜と保護層との間で構成
原子の相互拡散、記録膜組成の経時変化といった現象が
見られることが最近判明した。このことは、信号の書き
換えを繰り返すと、信号の振幅が徐々に低下し、また、
記録マークのマーク位置のジッター値が大きくなり記録
信号のエラーレートが高くなるため、書き換えの繰り返
し可能な回数が限られてしまうといった問題点がある。
GeN、GeON等を主成分とする拡散防止層を設ける
技術が特願平8−052772号に開示されている。G
eNまたはGeONを主成分とする拡散防止層は、記録
膜との接着性にも優れるとともに、従来の保護層材料と
記録膜の原子拡散を防止する働きをなすため、情報の書
き換え可能な回数が飛躍的に向上した光学情報記録媒体
を得ることが可能となった。
し易さという点を考慮すると、良好な膜質が得られる製
造条件のマージンが広い保護層材料が求められる。ま
た、更に長期にわたっての保存が可能な媒体が好ましい
ことはいうまでもない。
性に優れ、良好な記録消去特性及び繰り返し特性を有す
る光学情報記録媒体、及びその製造方法を提供すること
を目的とする。
の手段として、記録膜と、GeXN若しくはGeXON
の何れかを主成分とする層とを備え、前記層の材料成分
Xが、Ti、V、Cr、Mn、Cu、Zn、Zr、N
b、Mo、Pd、Ag、Cd、Hf、Ta、W、Cのう
ち少なくとも1つの元素をを含む構成にする。
れかを主成分とする層を設けた場合に比べ、更に耐候性
に優れた媒体を得ることが可能となる。
段として、記録膜と、GeXN若しくはGeXONの何
れかを主成分とする層とを備え、前記層の材料成分X
が、Ti、V、Cr、Mn、Cu、Zn、Zr、Nb、
Mo、Pd、Ag、Cd、Hf、Ta、W、Cのうち少
なくとも1つの元素を含み、前記層を、GeとX、若し
くはGe、X、Nの何れかを含む材料をターゲットと
し、希ガスと窒素とを含む混合ガス中で反応性スパッタ
リングにより製造する工程を設ける。
れた良好な膜質の窒化物層若しくは窒酸化物層が得られ
る。
図面を用いながら具体的に説明する。本発明に関する光
学情報記録媒体の層構成の一例を図2に示す。これは図
1(b)の構成において保護層6、4をそれぞれ拡散防
止層7、8に置き換えたものである。
2、4との原子拡散、特に保護層中に硫黄または硫化物
が含まれる場合、これらの成分の拡散防止を主な目的と
して設けられる。この層を設ける位置は記録膜3のいず
れか一方であっても両側であってもよいが、記録膜と保
護層との拡散をより効果的に防止するためには両側に設
けることが好ましい。拡散防止層中に含有される成分が
情報の繰り返し記録後で記録膜に拡散等する場合もあり
うるが、このような場合であっても、記録膜の光学変化
を妨げにくい材料を、拡散防止層の構成材料として用い
ればよい。
は、上記構成に限定されるものではなく、拡散防止層8
と反射層5の間に他の材料からなる層を設ける構成、保
護層2を全て拡散防止層7の材料で置き換えた構成、ま
たは反射層のない構成、反射層が二層である構成等、種
々の構成に適用することが可能である。
に示した構成で、基板1に厚さ0.6mm、直径120
mmのディスク状ポリカーボネート樹脂、誘電体層2、
4にはZnSにSiO2を20mol%含む混合物、記
録膜3には、Ge−Sb−Te合金を主成分とする相変
化型材料、反射層5にはAl合金を用いた例について述
べる。但し、記録膜材料としては、例えばGe−Sb−
Te系合金の他に、例えばTe−Sn−Ge、Te−S
b−Ge−Se、Te−Sn−Ge−Au、Ag−In
−Sb−Te、In−Sb−Se、In−Te−Se
等、種々の材料を用いることが可能であり、反射層5の
材料、保護層2、4についても他の材料を用いることが
できる。
分であり、GeXN若しくはGeXONの何れかを主成
分とし、Xが、Ti、V、Cr、Mn、Cu、Zn、Z
r、Nb、Mo、Pd、Ag、Cd、Hf、Ta、W、
Cのうち少なくとも1つの元素を含む材料とする。な
お、XはTi、Zr、Hf、V、Nb、Ta、Cr、M
o、Wを含むことが好ましく、Crを含むことが更に好
ましい。
マニウムに窒化物またはゲルマニウムの窒酸化物である
が、例えば従来提案されている窒化硼素、窒化アルミニ
ウムまたは窒化硅素等の窒化物とは全く性質が異なる。
すなわち、従来提案されているこれら窒化物では、内部
応力または滑性等が原因で記録膜及び/または基板との
密着性が非常に乏しく、また保護層の構成元素または記
録膜の構成元素の何れかの移動を抑制する作用効果は全
く見受けられない。これに対して本発明の窒化ゲルマニ
ウムまたは窒酸化ゲルマニウムでは、元素の移動を抑制
する効果があるとともに密着性も良好であり、本発明は
このように傑出した特性を備えた窒化ゲルマニウムまた
は窒酸化ゲルマニウムに、より一層の耐候性、繰返し特
性、及び製造マージンを付与できる発明である。
ガス成分のうち希ガスや、H、C、H2O等が不純物と
して含まれることがあるが、これら不純物の濃度を10
at%以下に抑えることにより、不純物が含有されない
場合と同様の特性を得ることができる。
示す(GeX)・O・Nをそれぞれ頂点とする三元組成
図において、組成点 A((GeX)90.0O0.0N10.0)、B((GeX)
83.4O13.3N3.3)、C((GeX)35.0O
0.0N65.0)、D((GeX)31.1O55.1N13.8)、で
囲まれた範囲内にあることが好ましく、E((GeX)
65.0O0.0N35.0)、F((GeX)53.9O
9.20N36.9)、C((GeX)35.0O0.0N65.0)、D
((GeX)31.1O55.1N13.8)、で囲まれた範囲内に
あることが望ましい。
結合していないGe、またはXの何れかが過剰に存在す
る(以下、余剰GeまたはXと称す)場合、余剰Geま
たはXが記録膜に拡散し、記録膜の光学変化を妨げる傾
向にあり、逆にGe、またはXと結合していない窒素ま
たは酸素が過剰に存在する場合、これらの原子が同じく
記録膜になだれ込み、記録の妨げとなる傾向を示す。
の平均組成比の範囲は、XがGeに対して50%以下で
あることが好ましく、10%以上30%以下であること
が望ましい。このGe・Xの組成割合の根拠は、Xの含
有量がGe含有量の50%より多いと、物質Xが記録の
繰り返し後で記録膜へなだれ込んで記録膜の光学変化を
妨げてしまう傾向が顕著となる場合があり、10%より
も少ないと、GeN若しくはGeON何れかへの物質X
の添加効果があまり顕著でない場合がある。
ることが必要である。これは膜厚が1nm以下である場
合、拡散防止層としての効果が低下するためであり、拡
散防止層の膜厚の上限としては、例えば記録膜にレ−ザ
光の入射側では当該記録膜を記録・または再生できるレ
−ザ光強度が得られる範囲である。なお、レ−ザ光強度
は、レ−ザパワーまたは適用する記録膜の材料に依存
し、適宜設定できる。
について述べる。上記光学情報記録媒体を構成する多層
膜を作製する方法としては、スパッタリング法、真空蒸
着、CVD等の方法が可能であるが、ここではスパッタ
リング法を用いた場合を例に説明し、図4にその成膜装
置の一例の概略図を示す。
ンプ(図示省略)を接続してあり、真空容器9内を高真
空に保つことができるようになっている。ガス供給口1
4からは、一定流量のAr等の希ガス、窒素、酸素、ま
たはこれらの混合ガスを供給することができるようにな
っている。図中10は基板であり、基板の自公転を行う
ための駆動装置11に取り付けられている。
タターゲットであり、陰極13に接続されている。ここ
では、ターゲット12として直径10cm厚さ6mmの
ディスク状のものを用いた。陰極13は図示は省略した
が、スイッチを通して直流電源または高周波電源に接続
されている。また、真空容器9を接地することにより、
真空容器9及び基板10は陽極に保たれている。
Arに窒素を2.5%混合したガスを、全圧がそれぞれ
1.0mTorr、0.5mTorrrとなるように一
定の流量で供給し、陰極にそれぞれDC1.27W/c
m2、RF5.10W/cm2のパワーを投入して行っ
た。
3.0mTorrになるように供給し、DC4.45W
/cm2のパワーを投入して行った。スパッタガス中の
希ガスとしては、Ar以外にもKr等のスパッタ可能な
希ガスが用いられる。
X、若しくはGe、X、Nとを含む材料をターゲットと
し、XをTi、V、Cr、Mn、Cu、Zn、Zr、N
b、Mo、Pd、Ag、Cd、Hf、Ta、W、Cのう
ち少なくとも1つの元素を含む材料とする。成膜ガスは
希ガスと窒素を含む混合ガスとし、反応性スパッタリン
グにより製造する。膜質が硬質である場合、または膜の
内部応力が大きい場合等、必要に応じて微量の酸素を成
膜ガス中に混合することにより、良好な膜質の層を得る
ことができる場合がある。
学情報記録媒体の構成で、拡散防止層7をGeN、拡散
防止層8をGeCrN、とした場合を(1)、拡散防止
層7をGeN、拡散防止層8をGeMoNとした場合を
(2)とする。また、比較例として拡散防止層7、8を
いずれもGeNとした場合を(0)とする。なお、上記
(0)〜(2)の拡散防止層7、8の膜厚はそれぞれ1
0nm、20nmで共通とした。
N層を成膜する際は、ターゲット材料をそれぞれGeC
r、GeMo、Geとし、GeCrN膜、GeMoN膜
中に含有されるCr、Mo原子数のGe原子数に対する
比率は共に25%となるようにした。
スパッタガスはArと窒素との混合ガス、スパッタガス
圧は10mTorr、スパッタパワー密度は6.37W
/cm2で全て共通とし、拡散防止層7を成膜する際の
スパッタガス中の窒素分圧を40%で一定、拡散防止層
8を成膜する際のスパッタガス中の窒素分圧を20%、
30%、40%と変化させて成膜を行った。
す。特性評価は耐候性、及び記録の繰り返し特性につい
て行った。耐候性の評価は、90℃80%の加速試験を
200時間行い、100時間毎に光学顕微鏡にて剥離の
有無を観察した。200時間後まで剥離が全く観察され
なかったものを○、100時間後では剥離は無く、20
0時間後で剥離が発生したものを△、100時間後で剥
離が観察されたものを×として示した。
より最短マーク長が0.61μmとなる場合について3
Tから11Tの長さのマークを記録し、マークの前端間
及び後端間のジッター値をウィンドウ幅Tで割った値
(以下ジッター値)が、10万回の繰り返し記録後で前
端間、後端間共に13%を越えないものを○、10万回
後で前端間、後端間ジッター値のうち少なくとも一方が
13%を越えたものを×として示した。
7をGeCrN、GeMoNとし、拡散防止層8を成膜
する際のスパッタガス中の窒素分圧を30%で一定、拡
散防止層7を成膜する際のスパッタガス中の窒素分圧を
40%、50%、60%と変化させた以外は(1)
(2)と同条件で作製した媒体をそれぞれ(3)、
(4)とする。この場合の比較例として拡散防止層7、
8を共にGeNとした場合の媒体を(0)’とする。こ
れらの媒体を評価した結果を(表2)に示す。
拡散防止層としてGeCrN、またはGeMoNを用い
た場合、GeNのみの場合に比べて、記録の繰り返し特
性を損ねることなく耐候性が向上していることがわか
る。
N、GeCrNとし、GeCrN膜中に含まれるCr原
子数のGe原子数に対する比率を5%、10%、20
%、30%、50%、60%と変化させたディスクを作
製し、これらの媒体を順に(5)(6)(7)(8)
(9)(10)とする。ディスクの層構成は上記既述の
ディスク(0)〜(4)と同様とし、拡散防止層7を成
膜する際の窒素分圧を40%で一定、拡散防止層8のそ
れを20%、30%、40%、50%、60%と変化さ
せた。これらのディスクの評価結果を(表3)に示す。
10at%以上になるとCrの添加効果が現われ始める
ことがわかる。但し、Cr含有量がGeに対して60a
t%以上となると記録の繰り返し特性が悪化する。これ
はCrがGeに比べ窒素と結合しにくく、窒素と結合し
ない余剰Crが膜中に過剰に存在し、これらの原子が記
録膜へなだれ込んで記録の繰り返し特性が悪化している
ためと考えられる。以上より、GeCrN膜中のCr含
有量は、Geに対して50%以下が好ましく、10%以
上30%以下であることが望ましいといえる。
rを例に説明したが、Xの元素はMo及びCrに限定さ
れるものではなく、上述したように拡散防止層に含有さ
れるXは、情報の繰返しにともない仮に記録膜に拡散等
しても、記録膜の光学特性に与える影響が少ない元素で
あれば良く、このような元素としてはMo及びCr以外
に、Ti、V、Mn、Cu、Zn、Zr、Nb、Pd、
Ag、Cd、Hf、Ta、W、C等があり、その何れを
用いても効果の差は若干見られるものの本質的には含有
の効果があり、その含有量についてもほぼ同様であっ
た。
一方に接してGeXN若しくはGeXONを主成分とす
る保護層を設け、Xを(Ti、V、Cr、Mn、Cu、
Zn、Zr、Nb、Mo、Pd、Ag、Cd、Hf、T
a、W、C)のうち少なくとも1つの元素を含む材料と
することにより、耐候性に優れ、かつ情報信号の記録消
去の繰り返し特性にも優れた光情報記録媒体を得ること
が可能になる。
で (a)は、4層構成の光記録媒体の断面図 (b)は、5層構成の光記録媒体の断面図
図
図
Claims (20)
- 【請求項1】光学特性が可逆的に変化する記録膜と、G
eXN若しくはGeXONの何れかを主成分とする層と
を有し、前記層の材料成分Xが、Ti、V、Cr、M
n、Cu、Zn、Zr、Nb、Mo、Pd、Ag、C
d、Hf、Ta、W、Cのうち少なくとも1つの元素を
含むことを特徴とする光学情報記録媒体。 - 【請求項2】GeXN若しくはGeXONの何れかを主
成分とする層が、記録膜の少なくとも一方の側に接して
いることを特徴とする請求項1記載の光学情報記録媒
体。 - 【請求項3】記録膜の両側に接してGeXN若しくはG
eXONの何れかを主成分とする層を有し、前記層の材
料成分Xの平均含有量が、前記記録膜の両側で異なるこ
とを特徴とする請求項1記載の光学情報記録媒体。 - 【請求項4】記録膜の両側にGeXN若しくはGeXO
Nの何れかを主成分とする層を有し、前記記録膜のレー
ザー入射側に位置する前記層の平均組成が(Ge
1-xXx)aObNc(但し、a>0、b≧0、c>0)、
レーザー入射側と反対側に位置する層の平均組成が(G
e1-yXy)dOeNf(但し、d>0、e≧0、f>0)
と表わすと、0≦x<yの関係にあることを特徴とする
請求項1または3何れかに記載の光学情報記録媒体。 - 【請求項5】GeXN若しくはGeXONの何れかを主
成分とする層に含まれるGeとXとの平均組成比が、
(Ge1-xXx)aObNc(但し、a>0、b≧0、c>
0、0<x≦0.5)で表される範囲内にあることを特
徴とする請求項1記載の光学情報記録媒体。 - 【請求項6】GeXN若しくはGeXONの何れかを主
成分とする層に含まれるGeとXとの平均組成比が、
(Ge1-xXx)aObNc(但し、a>0、b≧0、c>
0、0.10≦x≦0.30)で表される範囲内にある
ことを特徴とする請求項1記載の光学情報記録媒体。 - 【請求項7】GeXN若しくはGeXONの何れかを主
成分とする層の平均組成比が、(GeX)・O・Nをそ
れぞれ頂点とするの三元組成図において、組成点 A((GeX)90.0O0.0N10.0)、B((GeX)
83.4O13.3N3.3)、C((GeX)35.0O
0.0N65.0)、D((GeX)31.1O55.1N13.8)、で
囲まれた範囲内にあることを特徴とする請求項1記載の
光学情報記録媒体。 - 【請求項8】GeXN若しくはGeXONの何れかを主
成分とする層の膜厚が1nm以上であることを特徴とす
る請求項1記載の光学情報記録媒体。 - 【請求項9】XがCrを含むことを特徴とする請求項1
〜8何れかに記載の光学情報記録媒体。 - 【請求項10】記録膜が、Te、Se、Sbのいずれか
を主成分とする相変化材料であることを特徴とする請求
項1記載の光学情報記録媒体。 - 【請求項11】記録膜が、Te、Sb、Geの三元素を
主成分とする相変化材料であることを特徴とする請求項
1記載の光学情報記録媒体。 - 【請求項12】光学特性が可逆的に変化する記録膜と、
GeXN若しくはGeXONの何れかを主成分とする層
とを有し、前記層の材料成分Xが、Ti、V、Cr、M
n、Cu、Zn、Zr、Nb、Mo、Pd、Ag、C
d、Hf、Ta、W、Cのうち少なくとも1つの元素を
含み、前記層を、GeとX、若しくはGe、X、Nの何
れかを含む材料をターゲットとし、希ガスと窒素とを含
む混合ガス中で反応性スパッタリングにより製造する工
程を含むことを特徴とする光学情報記録媒体の製造方
法。 - 【請求項13】GeXN若しくはGeXONの何れかを
主成分とする層を成膜する際、スパッタガス中に酸素を
含むことを特徴とする請求項12記載の光学情報記録媒
体の製造方法。 - 【請求項14】(GeX)の窒化物若しくは窒酸化物の
何れかを成膜する第1の工程、光学特性が可逆的に変化
する記録膜を成膜する第2の工程、及び(GeX)の窒
化物若しくは窒酸化物の何れかを成膜する第3の工程を
この順に有し、前記第1の工程における成膜ガス中に含
まれる窒素量と、前記第3の工程における成膜ガス中に
含まれる窒素量とが異なることを特徴とする請求項12
記載の光学情報記録媒体の製造方法。 - 【請求項15】第1の工程における成膜ガス中に含まれ
る窒素量が、第3の工程における成膜ガス中に含まれる
窒素量よりも多いことを特徴とする請求項14記載の光
学情報記録媒体の製造方法。 - 【請求項16】(GeX)の窒化物若しくは窒酸化物の
何れかを成膜する第1の工程、光学特性が可逆的に変化
する記録膜を成膜する第2の工程、及び(GeX)の窒
化物若しくは窒酸化物の何れかを成膜する第3の工程を
この順に有し、前記第1の工程、及び前記第3の工程に
おける成膜ターゲット中に含まれるGeとXとの平均組
成比をそれぞれGe1ーxXx、Ge1ーyXyとしたとき、0
≦x<yの関係を満たすことを特徴とする請求項12ま
たは14何れかに記載の光学情報記録媒体の製造方法。 - 【請求項17】スパッタターゲットがGeとXとの合金
を含むことを特徴とする請求項12記載の光学情報記録
媒体の製造方法。 - 【請求項18】スパッタターゲットがGeとXの混合物
を含むことを特徴とする請求項12記載の光学情報記録
媒体の製造方法。 - 【請求項19】GeXN若しくはGeXONの何れかを
主成分とする層を成膜する際、スパッタガスの全圧が
1.0mTorr以上であることを特徴とする請求項1
2記載の光学情報記録媒体の製造方法。 - 【請求項20】GeXN若しくはGeXONの何れかを
主成分とする層を成膜する際、スパッタガス中の窒素分
圧が10%以上であることを特徴とする請求項12記載
の光学情報記録媒体の製造方法。
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