JPH10275169A - 冷却ユニットの設計支援システム及びその方法 - Google Patents

冷却ユニットの設計支援システム及びその方法

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JPH10275169A
JPH10275169A JP9080597A JP8059797A JPH10275169A JP H10275169 A JPH10275169 A JP H10275169A JP 9080597 A JP9080597 A JP 9080597A JP 8059797 A JP8059797 A JP 8059797A JP H10275169 A JPH10275169 A JP H10275169A
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敏之 茂木
Hiroshi Takahashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 熟練技術者の経験に頼らず、短時間で所望の
冷却能力を備えた冷却ユニットを設計することができる
設計支援システムを提供する。 【解決手段】 自動設計システム10は、構成機器属性
データベース13Aと配管設計ルールデータベース13
Bを備え、第1の入力手段14に入力された設計諸元に
基づき、前記構成機器属性データベース13Aから冷却
ユニットに使用する構成機器を選定し、この構成機器を
機械室に配置する構成機器配置情報A、この構成機器間
を連結する配管の配管属性情報Pを作成し、これらを3
D−CADシステム20に転送し、3D−CADシステ
ム20では、転送された情報に基づき、各構成機器及び
配管の配置状態をを第2の画像表示装置25に表示し、
設計者による確認,修正の後にデータをNC加工装置3
0に転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却或いは冷却及
び加温を目的とした自動販売機等に用いられる冷却ユニ
ットの設計を支援する設計支援システムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動販売機等に用いられる冷却ユニット
は、圧縮機,凝縮器,ドライヤ,膨張弁,蒸発器,アキ
ュームレータ等及びこれらを連結し内部にフロン等の冷
媒を循環する配管から構成されるものである。この冷却
ユニットを設計する際には、圧縮機等の構成機器を、様
々な性能,特性を備えたものの中から所望の冷却性能を
満たす適切なものを選択し、この選択した各構成機器を
機械室内に互いに干渉しないように配置し、更に、各構
成機器や他の配管に干渉せず、この冷却ユニットが所望
の冷却能力を備えるように適切な配管設計をする必要が
ある。特に、この配管設計は、油戻り,冷媒の寝込み,
熱交換効率等を考慮して、その引き回し方,振動減衰対
策等の設計ノウハウに基づいて設計する必要がある。従
来、この設計は、技術者の経験に基づいて行われてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、経験が浅く設
計ノウハウを十分に習熟していない技術者が設計する場
合には、設計に多大な時間を要するだけでなく、冷却ユ
ニットが所望の冷却能力を備えなかったり、冷却ユニッ
トの過熱障害等が発生するという問題があった。また、
かかる設計は通常三角法によりなされるものであるた
め、構成機器及び配管の干渉状態を直感的に確認,修正
するのが困難であるだけでなく、構成機器及び配管の製
造,加工時に、図面から必要な情報を抽出するために多
大な時間を要していた。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的とするところは、熟練技術者の経験に
頼らず、短時間で所望の冷却能力を備えた冷却ユニット
を設計することができる設計支援システム及びその方法
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、圧縮機や凝縮器等の複数の構成
機器及びこれらの構成機器間を連結し内部に冷媒を循環
する複数の配管からなる冷却ユニットの機械室への配置
設計を支援する設計支援システムにおいて、一の構成機
器毎に少なくとも一種類以上の構成機器属性情報を記憶
する構成機器属性記憶手段と、各構成機器間を連結する
配管の設計ルールを記憶する配管設計ルール記憶手段
と、冷却ユニットの冷却能力等の設計諸元を入力する入
力手段と、この入力手段によって入力された設計諸元及
び前記構成機器属性記憶手段に記憶された構成機器属性
情報に基づき、設計諸元を満たす構成機器を選択する構
成機器選択手段と、この構成機器選択手段によって選択
された構成機器にかかる構成機器属性情報に基づき、各
構成機器を互いに干渉しないように機械室に配置する構
成機器配置情報を出力する構成機器配置情報出力手段
と、この構成機器配置情報出力手段によって出力された
構成機器配置情報及び前記配管設計ルール記憶手段に記
憶された配管設計ルールに基づき、配管属性情報を出力
する配管属性情報出力手段とを備えたことをその特徴と
する。
【0006】この発明によれば、入力手段によって冷却
ユニットの設計諸元が入力されると、構成機器選択手段
により、この冷却ユニットの設計諸元を満たす構成機器
が構成機器属性記憶手段の中から選択され、構成機器配
置情報出力手段により、この選択された構成機器を互い
に干渉しないように機械室に配置する構成機器配置情報
が出力される。さらに、配管属性情報出力手段により、
配管設計ルール記憶手段に記憶された配管設計ルールに
基づき、この機械室内に配置された構成機器間を連結す
る配管の配管属性情報が出力される。これにより、設計
者は、冷却ユニットの設計諸元の入力を行うだけで、こ
の冷却ユニットに使用すべき構成機器、その構成機器を
機械室のどこに配置すべきかの構成機器配置情報、これ
らを連結する配管の配管属性情報を得ることができる。
ここで配管属性情報とは、配管の内外径,保有水量,展
開長さ,配管形状の起点となるXYZ座標,方向長さ,
位置ベクトル等の配管の設計に関する諸情報である。
【0007】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
冷却ユニットの設計支援システムであって、前記構成機
器配置情報出力手段による各構成機器の構成機器配置情
報と、前記配管属性情報出力手段による配管属性情報
と、前記構成機器属性記憶手段とに基づき、各構成機器
及び各配管の機械室への配置状態を画面表示する表示手
段と、この画面上で前記構成機器配置情報及び配管属性
情報を編集する編集手段とを備えたことをその特徴とす
る。
【0008】この発明によれば、請求項1記載の発明に
よって選択された構成機器、この構成機器の構成機器配
置情報、これらを連結する配管の配管属性情報に基づ
き、これらを実際に機械室に配置した状態を画面上で確
認,修正することができる。これにより、設計者は、直
感的に各構成機器の干渉状態等を確認し、必要に応じて
その内容を修正することができる。
【0009】さらに、請求項3の発明は、請求項1又は
請求項2記載の冷却ユニットの設計支援システムであっ
て、前記配管属性情報出力手段によって出力された配管
属性情報をNC加工装置に転送することをその特徴とす
る。
【0010】この発明によれば、請求項1又は請求項2
記載の発明により設計出力される配管属性情報をそのま
まNC加工装置に入力して配管の製造をすることができ
るので、設計者等の人間による図面からのデータの作成
やそのデータ入力の軽減等、設計から製造までの省力化
が図られる。
【0011】さらに、請求項4の発明は、圧縮機や凝縮
器等の複数の構成機器及びこれらの構成機器間を連結し
内部に冷媒を循環する複数の配管からなる冷却ユニット
の機械室への配置設計を支援するコンピュータシステム
を用いた設計支援方法において、予め構成機器属性情報
を一の構成機器毎に少なくとも一種類以上記憶するとと
もに、各構成機器間を連結する配管の配管設計ルールを
記憶し、設計者により入力される冷却ユニットの設計諸
元及び前記構成機器属性情報に基づき、設計諸元を満た
す構成機器を選択し、この選択された構成機器の構成機
器属性情報に基づき各構成機器を互いに干渉しないよう
に機械室に配置する構成機器配置情報を出力し、この構
成機器配置情報及び前記配管設計ルールに基づき配管属
性情報を出力することをその特徴とする。
【0012】この発明によれば、冷却ユニットの設計諸
元が入力されると、この冷却ユニットの設計諸元を満た
す構成機器が予め記憶されている構成機器属性情報の中
から選択され、この選択された構成機器を互いに干渉し
ないように機械室に配置する構成機器配置情報が出力さ
れる。さらに、予め記憶されている配管設計ルールに基
づき、この機械室内に配置された構成機器間を連結する
配管の配管属性情報が出力される。これにより、設計者
は、冷却ユニットの設計諸元の入力を行うだけで、この
冷却ユニットに使用すべき構成機器、その構成機器を機
械室のどこに配置すべきかの構成機器配置情報、これら
を連結する配管の配管属性情報を得ることができる。
【0013】さらに、請求項5の発明は、請求項4記載
の冷却ユニットの設計支援方法であって、前記構成機器
配置情報と配管属性情報と構成機器属性情報に基づき各
構成機器及び各配管の機械室への配置状態を画面表示
し、この画面上において必要に応じて前記構成機器配置
情報及び配管属性情報について編集をすることをその特
徴とする。
【0014】この発明によれば、請求項4記載の発明に
よって選択された構成機器、この構成機器の構成機器配
置情報、これらを連結する配管の配管属性情報に基づ
き、これらを実際に機械室に配置した状態を画面上で確
認,修正することができる。これにより、設計者は、直
感的に各構成機器の干渉状態等を確認し、必要に応じて
その内容を修正することができる。
【0015】さらに、請求項6記載の発明は、請求項3
または請求項4記載の冷却ユニットの設計支援方法であ
って、前記配管属性情報をNC加工装置に転送すること
をその特徴とする。
【0016】この発明によれば、請求項4又は請求項5
記載の発明により設計出力される配管属性情報をそのま
まNC加工装置に転送して、このNC加工装置ではこの
情報に基づき配管の製造をすることができるので、設計
者等の人間による図面からのデータの作成やそのデータ
入力の軽減等、設計から製造までの省力化が図られる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1のハードウェア構成図に示す
ように、本発明にかかる設計支援システム1は、コンピ
ュータシステムである自動設計システム10と3D−C
ADシステム20によって実現されるものである。図1
において、10は自動設計システムであり、第1のCP
U11、第1の主記憶装置12、第1の補助記憶装置1
3、第1の入力装置14、第1の画像表示装置15、第
1の印字装置16、これらの装置間のデータの伝送路で
ある第1のバス17、第1のインターフェース回路18
からなり第1のインタフェース装置18を介して3D−
CADシステム20と接続する。
【0018】第1の主記憶装置12には自動設計プログ
ラム12Aが格納され、この自動設計プログラム12A
に従い第1のCPU11は後述する処理を行う。第1の
入力装置14は、キーボード、マウス等からなり、設計
者等の操作者によって冷却ユニットの設計諸元等の情報
をCPU11に入力するものである。第1の画像表示装
置15はCRT等からなり、第1のCPU11の指示に
より、その画面に冷却ユニットの設計に関する諸情報を
表示するものである。第1の印字装置16はプリンタ等
からなり冷却ユニットの構成機器を機械室に配置した構
成機器配置情報A等を印字するものである。
【0019】第1の補助記憶装置13には、構成機器属
性データベース13A、配管設計ルールデータベース1
3Bが記憶されており第1のCPU11からのアクセス
によりこれらデータベースの情報を第1のCPU11に
入力する。また、後述する自動設計プログラム2Aの処
理により、構成機器配置情報A及び配管属性情報Pが記
憶される。
【0020】構成機器属性データベース13Aは、図2
に示すように、冷却ユニットを構成する圧縮機、凝集器
等の構成機器に関する構成機器属性データZが記録され
ており、その能力等の相違によって一つの構成機器につ
き少なくとも一種類の構成機器属性データZが記録され
ている。例えば、図2では、圧縮機に関して2つの構成
機器属性データZ1〜Z2が記録され、凝縮器に関して
2つの構成機器属性データZ3〜Z4が記録され、蒸発
器に関して1つの構成機器属性データZ5が記録されて
いる。ここで、各構成機器属性データZは、各構成機器
に関して、その装置の名称,寸法,配管取出口位置,図
面番号,配置ルール等の情報からなるものである。
【0021】配管設計ルールデータベース13Bは、図
3に示すように、冷却ユニットに必要な配管に関して、
各配管ごとに少なくとも一つ以上の配管設計ルールRが
記録されている。例えば、図3では、『圧縮機プリクー
ラー入口と凝縮器プリクーラー出口を連結する配管』に
関して2つの配管設計ルールR1〜R2が記録され、
『圧縮機吸入パイプとアキュムレータ出口を連結する配
管』に関して2つの配管設計ルールR3〜R4が記録さ
れている。各配管設計ルールRは、各配管に関して、適
用される構成機器、形状、寸法条件、配置ルール、干渉
条件等の情報からなるものであり、これらは主に熟練技
術者の経験により蓄積されたデータに基づいている。
【0022】構成機器配置情報Aは、図4に示すよう
に、冷却ユニットに用いられる構成機器の名称、配置レ
イアウト、配置座標位置情報等からなり、後述する自動
設計プログラム2Aにより、機械室に配置される各構成
機器ごとに作成される。
【0023】配管属性情報Pは、図5に示すように、冷
却ユニットに用いられる構成機器間を連結する配管につ
いて、その内外径、保有水量、展開長さ、配管形状の起
点となるXYZ座標、方向長さ、位置ベクトル等の情報
からなり、後述する自動設計プログラム2Aにより、機
械室に配置される各構成機器を連結する配管ごとに作成
される。
【0024】3D−CADシステム20は、図1に示す
ように、自動設計システム10と同様に、第2のCPU
21、第2の主記憶装置22、第2の補助記憶装置2
3、第2の入力装置24、第2の画像表示装置25、第
2の印字装置26、第2のインタフェース回路28から
なり第2のインタフェース回路28を介して自動設計シ
ステム10と接続する。また、この3D−CADシステ
ム20は、第2の主記憶装置22に格納された3D−C
ADプログラム22Aによって処理,動作し、第2の画
像表示装置25に物体を2次元及び3次元表示し、第2
の入力装置24によって編集等の操作を行うものであ
る。ここでは、その処理、動作は従来の3D−CADシ
ステムのものと変わらないため省略する。さらに、この
3D−CADシステム20は、例えばフロッピーディス
ク等のメディア31を介してNC加工装置30にデータ
を転送可能である。
【0025】次に、図6のフローチャートを参照して、
第1の主記憶装置12に格納されている自動設計プログ
ラム12Aの動作について説明する。
【0026】まず、第1の入力装置14により冷却ユニ
ットの設計諸元を入力する。設計諸元としては、その冷
却ユニットが用いられる自動販売機の外形寸法、断熱材
厚み、温度設定値、冷温パターン、中身負荷、冷却ユニ
ットの配置スペース等がある(ステップS11)。
【0027】次に、これら設計諸元に基づき、冷却ユニ
ットの能力計算を行うとともに、この計算結果を第1の
印字装置16に印字する(ステップS12)。ここで、
この能力計算は熱収支計算,必要冷凍能力計算、必要加
温能力計算等からなるものである。
【0028】次に、ステップS12での計算結果及び構
成機器属性データベース13Aに記憶されている各構成
機器の構成機器属性データZに基づき、ステップS11
で入力した設計諸元を満足するような能力を有する圧縮
機、凝縮器、蒸発器、モーター、ファンを選定するとと
もに、この選定結果を第1の印字装置16に印字する
(ステップS13)。
【0029】次に、構成機器属性データベース13Aに
記憶された各構成機器の構成属性データZの情報に基づ
き、ステップS13で選定された各構成機器を互いに干
渉しないように機械室に配置する構成機器配置情報Aを
作成して第1の補助記憶装置13に記憶するとともに、
この構成機器配置情報Aを第1の印字装置16に印字す
る(ステップS14)。ここで、この構成機器の配置
は、以下の様にして行われる。例えば、ある圧縮機にか
かる構成機器属性データZに「左側面に10mm以上の
クリアランスを保つ様に配置する。」,「移動可能範囲
は30mmまでとし、刻み幅を1mmとする。」という
配置ルールがあった場合、(1)まず、機械室の配置スペ
ースに対して左側面を10mm空けた位置にこの圧縮機
を配置する。(2)次に、この場所での他の構成機器との
干渉の有無をチェックし、(3)干渉のある場合は、刻み
幅1mmだけ左側面のクリアランスを大きくして配置す
る。(4)干渉のない場合は、その位置を圧縮機の配置場
所とする。(5)これらの動作を移動可能範囲の中で、干
渉のない場所が見つかるまで繰り返す、というものであ
る。
【0030】次に、設計者は、ステップS13で選定さ
れた各構成機器のそれぞれの配管取出口を、冷媒の流れ
る順序に従って指示し、かかる指示のなされた配管につ
いて、配管設計ルールデータベース13Bに記憶された
各配管の配管設計ルールRに基づいてその設計を行って
配管属性情報Pを作成し、この配管属性情報Pを第1の
補助記憶装置13に記憶するとともに、第1の印字装置
16に印字する(ステップS15)。この配管設計は、
例えば、設計者によって『圧縮機プリクーラ入口』→
『凝縮器プリクーラ出口』と指示された場合であって、
『圧縮機プリクーラー入口と凝縮器プリクーラー出口を
連結する配管』の配管設計ルールRとして、「圧縮機プ
リクーラー入口パイプから、取り出し方向に水平に配管
を引き延ばす。」,「水平方向に引き延ばす長さは、外
寸法で配置エリアの中にあって、曲げ加工の中止線まで
の長さが40mm以下の寸法とする。」,「水平方向に
引き延ばす長さの推奨値を5mmとする。長さの増減
は、1mmピッチとする。」,「各構成機器及び他の配
管とのクリアランスを10mm以上確保する。」等のル
ールがある場合、前述した構成機器の配置と同様に、こ
れらのルールを満たすように配管を設計配置し、配管属
性情報Pを作成するものである。
【0031】次に、ステップS14で作成された構成機
器配置情報A及びステップS15で作成された配管属性
情報Pを第1のインターフェース回路18を介して3D
−CADシステム20に転送して自動設計プログラム2
Aによる処理は終了する(ステップS16)。ここで3
D−CADシステム20へ転送する配管属性情報Pは、
3D−CADシステム20において使用可能な形式でも
ってなされるものである。
【0032】以上のステップS11乃至ステップS16
により、設計者による冷却ユニットの設計諸元の入力が
行われることで、その冷却ユニットの冷却能力等の情
報、この冷却ユニットに用いられる圧縮機等の構成機
器,その構成機器配置情報A,構成機器を連結する配管
の外径,内径,配置位置,形状等の配管属性情報Pが第
1の印字装置16に印刷されるとともに、構成機器配置
情報A及び配管属性情報Pが3D−CADシステム20
に転送される。
【0033】次に、図7を参照して3D−CADシステ
ム20での処理手順を説明すると、まず、3D−CAD
システム20では、前記自動設計プログラム12Aの処
理によって第2のインターフェース回路28を介して転
送された構成機器配置情報A及び配管属性情報Pに基づ
き、冷却ユニットの各構成機器及び各配管が、第2の画
像表示装置25に2次元及び3次元表示される(ステッ
プS21)。設計者は、この画面表示により設計の適否
を確認、検討し、必要に応じて修正することができる
(ステップS22)。
【0034】設計者による確認、修正が終了すると、3
D−CADシステム20は、自動設計プログラム12A
から転送された構成機器配置情報A及び配管属性情報P
又はこれらにステップS22で修正が加えられたものに
基づいて、NC加工装置30で処理可能な形式で配管加
工データをNC加工装置30に転送する(ステップS2
3)。
【0035】この設計支援システムによれば、設計者
は、冷却ユニットの設計諸元を第1の入力装置14に入
力するだけで、この冷却ユニットに使用すべき構成機
器、その構成機器を機械室のどこに配置すべきかの構成
機器配置情報A、これらを連結する配管の配管属性情報
Pを得ることができる。また、これらの情報が3D−C
ADシステム20に転送され、第2の画像表示装置25
で各構成機器及び配管の配置状態を確認、修正すること
ができる。さらに、3D−CADシステム20はNC加
工装置30に用いられる配管加工データを出力するの
で、このデータをNC加工装置に入力するだけで配管の
製造ができる。従って、熟練技術者の経験に頼らず、短
時間で所望の冷却能力を備えた冷却ユニットを設計する
ことができるものである。
【0036】尚、本実施の形態では、自動設計システム
10と3D−CADシステム20が別々のCPU,主記
憶装置等を備えているが、これらを一組のCPU,主記
憶装置等で実現してもよい。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
設計者は、冷却ユニットの設計諸元を入力手段に入力す
るだけで、この冷却ユニットに使用すべき構成機器、そ
の構成機器を機械室のどこに配置すべきかの構成機器配
置情報、これらを連結する配管の配管属性情報を得るこ
とができる。また、画面上で各構成機器及び各配管の配
置状態を確認、修正することができ、さらに、NC加工
装置に配管属性情報が転送されるので設計から製造まで
省力化を図ることができる。従って、熟練技術者の経験
に頼らず、短時間で所望の冷却能力を備えた冷却ユニッ
トを設計することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるシステム支援シ
ステムのハードウェア構成図
【図2】構成機器属性データベースのデータ構造を表す
【図3】配管設計ルールデータベースのデータ構造を表
す図
【図4】構成機器配置情報のデータ構造を表す図
【図5】配管属性情報のデータ構造を表す図
【図6】自動設計プログラムのフローチャート
【図7】3D−CADシステムの処理手順
【符号の説明】
1…設計支援システム、10…自動設計システム、13
A…構成機器属性データベース、13B…配管設計ルー
ルデータベース、A…構成機器配置情報、P…配管属性
情報、20…3D−CADシステム、30…NC加工装

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮機や凝縮器等の複数の構成機器及び
    これらの構成機器間を連結し内部に冷媒を循環する複数
    の配管からなる冷却ユニットの機械室への配置設計を支
    援する設計支援システムにおいて、 一の構成機器毎に少なくとも一種類以上の構成機器属性
    情報を記憶する構成機器属性記憶手段と、 各構成機器間を連結する配管の設計ルールを記憶する配
    管設計ルール記憶手段と、 冷却ユニットの冷却能力等の設計諸元を入力する入力手
    段と、 この入力手段によって入力された設計諸元及び前記構成
    機器属性記憶手段に記憶された構成機器属性情報に基づ
    き、設計諸元を満たす構成機器を選択する構成機器選択
    手段と、 この構成機器選択手段によって選択された構成機器にか
    かる構成機器属性情報に基づき、各構成機器を互いに干
    渉しないように機械室に配置する構成機器配置情報を出
    力する構成機器配置情報出力手段と、 この構成機器配置情報出力手段によって出力された構成
    機器配置情報及び前記配管設計ルール記憶手段に記憶さ
    れた配管設計ルールに基づき、配管属性情報を出力する
    配管属性情報出力手段とを備えたことを特徴とする冷却
    ユニットの設計支援システム。
  2. 【請求項2】 前記構成機器配置情報出力手段による各
    構成機器の構成機器配置情報と、前記配管属性情報出力
    手段による配管属性情報と、前記構成機器属性記憶手段
    とに基づき、各構成機器及び各配管の機械室への配置状
    態を画面表示する表示手段と、 この画面上で前記構成機器配置情報及び配管属性情報を
    編集する編集手段とを備えたことを特徴とする請求項1
    記載の冷却ユニットの設計支援システム。
  3. 【請求項3】 前記配管属性情報出力手段によって出力
    された配管属性情報をNC加工装置に転送することを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載の冷却ユニットの設
    計支援システム。
  4. 【請求項4】 圧縮機や凝縮器等の複数の構成機器及び
    これらの構成機器間を連結し内部に冷媒を循環する複数
    の配管からなる冷却ユニットの機械室への配置設計を支
    援するコンピュータシステムを用いた設計支援方法にお
    いて、 予め構成機器属性情報を一の構成機器毎に少なくとも一
    種類以上記憶するとともに、各構成機器間を連結する配
    管の配管設計ルールを記憶し、 設計者により入力される冷却ユニットの設計諸元及び前
    記構成機器属性情報に基づき、設計諸元を満たす構成機
    器を選択し、 この選択された構成機器の構成機器属性情報に基づき各
    構成機器を互いに干渉しないように機械室に配置する構
    成機器配置情報を出力し、 この構成機器配置情報及び前記配管設計ルールに基づき
    配管属性情報を出力することを特徴とする冷却ユニット
    の設計支援方法。
  5. 【請求項5】 前記構成機器配置情報と配管属性情報と
    構成機器属性情報に基づき各構成機器及び各配管の機械
    室への配置状態を画面表示し、 この画面上において必要に応じて前記構成機器配置情報
    及び配管属性情報について編集をすることを特徴とする
    請求項4記載の冷却ユニットの設計支援方法。
  6. 【請求項6】 前記配管属性情報をNC加工装置に転送
    することを特徴とする請求項3又は請求項4記載の冷却
    ユニットの設計支援方法。
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