JPH10275066A - 印字装置 - Google Patents

印字装置

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JPH10275066A
JPH10275066A JP9080389A JP8038997A JPH10275066A JP H10275066 A JPH10275066 A JP H10275066A JP 9080389 A JP9080389 A JP 9080389A JP 8038997 A JP8038997 A JP 8038997A JP H10275066 A JPH10275066 A JP H10275066A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印字装置において、メモリ上の作業領域に対
する印字データの展開を回避して、装置の異常動作の発
生を防止する。 【解決手段】 用紙に対して印字される印字データを格
納する格納領域を有するとともに、この格納領域とパー
ティションで仕切られた各種データ処理のための作業領
域を有するRAM、RAMへの印字データの書き込みま
たは読み出しを制御するDMAコントローラ、およびD
MAコントローラにより読み出された印字データを用紙
に印字する印字手段を備えた印字装置であって、DMA
コントローラにより印字データが書き込まれるとき、そ
の書込アドレスに基づいて書込領域が格納領域であるか
作業領域であるかを判断し(S3)、作業領域への印字
データの書き込みと判断したとき(S3:NO)、DM
Aコントローラによる書き込みを停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリを介して印
字データを印字する印字装置に関する。
【0002】
【従来技術】通信装置の一例としてのファクシミリ装置
には、パーソナルコンピュータなどのコンピュータと接
続可能で、コンピュータから圧縮されて送信されてくる
文字や図形などの印字データを印字するように、これら
の印字データを解凍しつつ用紙に印字可能なシリアル式
の印字装置が備えられているものが存在する。この印字
装置は、たとえば、装置全体を制御するCPU、圧縮さ
れた印字データを解凍する解凍部、解凍された印字デー
タなどをメモリに対して直接転送制御するDMAコント
ローラ、1バンド分の印字データを記憶可能な格納領域
を有するとともに、CPUによる各種データ処理のため
の作業領域を有するメモリ、および印字ヘッドを駆動す
ることにより印字データを用紙に印字する印字部を有し
ている。
【0003】このような従来の構成の印字装置では、受
信した印字データを解凍部において自動的に解凍しつ
つ、DMAコントローラを介して直接上記メモリの格納
領域に対して書き込んだ後、上記格納領域から印字デー
タを読み出しながら印字ヘッドを駆動することにより印
字動作が行われる。そして、1バンド分の印字動作が終
了すると、DMAコントローラが次バンド分の印字デー
タをメモリの格納領域に直接書き込み、上記と同様にし
て次バンドの印字動作を行うようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の印
字装置では、印字データが、解凍部において自動的に解
凍された後、直接メモリに書き込まれるので、転送にお
けるノイズなどの外的要因により解凍前に印字データが
改変されてしまった場合、改変された印字データがその
まま解凍された後、直接メモリに書き込まれると、場合
によってはCPUの作業領域にまで印字データが展開さ
れてしまうことがあり、このような場合、装置全体を制
御するCPUの処理動作に異常な挙動が現れ、その結
果、装置に異常な動作が発生してしまう可能性があると
いう課題があった。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、CPUの作業領域に対する印字データの展
開を回避できる印字装置を提供することを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明の印字装置は、被記録体に
対して印字される印字データを格納する格納領域を有す
るとともに、各種データ処理のための作業領域を有する
メモリと、前記メモリに印字データを書き込む書込手段
と、前記メモリから印字データを読み出す読出手段と、
前記読出手段により読み出された印字データを前記被記
録体に印字する印字手段とを備えた印字装置であって、
前記書込手段により前記メモリの作業領域に印字データ
が書き込まれるとき、書き込みを停止させる書込停止手
段を有している。
【0007】この印字装置によれば、メモリの作業領域
に印字データが書き込まれようとしたとき、その書き込
みが停止されるので、印字データが改変されてしまって
この作業領域に書き込まれようとしても、作業領域に対
する印字データの展開が回避されることから、この作業
領域において各種データ処理を行うCPUの処理動作に
異常をきたすことがなく、装置における異常動作の発生
を防止することができる。
【0008】また、請求項2に記載した発明の印字装置
は、被記録体に対して印字される印字データを格納する
格納領域を有するとともに、この格納領域とパーティシ
ョンで仕切られた各種データ処理のための作業領域を有
するメモリと、前記メモリに印字データを書き込む書込
手段と、前記メモリから印字データを読み出す読出手段
と、前記読出手段により読み出された印字データを前記
被記録体に印字する印字手段とを備えた印字装置であっ
て、前記書込手段により印字データが書き込まれると
き、その書込領域が前記メモリの格納領域であるか作業
領域であるかを前記パーティションに基づいて判断する
書込領域判断手段と、前記書込領域判断手段により前記
メモリの作業領域への印字データの書き込みと判断され
たとき、書き込みを停止させる書込停止手段とを有して
いる。
【0009】この印字装置によれば、メモリの作業領域
に印字データが書き込まれようとしたとき、その書込領
域が格納領域か作業領域かをパーティションに基づいて
判断し、その判断結果により作業領域への書き込みが停
止されるので、作業領域に対する印字データの展開が回
避されることから、この作業領域において各種データ処
理を行うCPUの処理動作に異常をきたすことがなく、
装置における異常動作の発生を防止することができる。
【0010】さらに、請求項3に記載した発明の印字装
置は、請求項1または請求項2に記載の印字装置であっ
て、圧縮された印字データを解凍しつつ前記書込手段に
印字データを受け渡すデータ解凍手段を有している。
【0011】この印字装置によれば、請求項1または請
求項2に記載の印字装置による効果に加えて、圧縮され
た印字データが解凍されつつ書込手段に受け渡されてい
るので、解凍結果が予測できないような改変のなされた
印字データであっても、確実に作業領域に対する印字デ
ータの展開が禁止される。
【0012】
【発明の実施形態】以下、本発明の好ましい実施の形態
を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0013】図1は、本発明に係る印字装置を備えたフ
ァクシミリ装置のブロック図であり、このファクシミリ
装置は、CPU1、NCU2、RAM3、モデム4、R
OM5、EEPROM6、ゲートアレイ7、コーデック
8、およびインターフェース9を備えている。CPU
1、NCU2、RAM3、モデム4、ROM5、EEP
ROM6、ゲートアレイ7、コーデック8、およびイン
ターフェース9は、バス線により相互に接続されてい
る。バス線には、アドレスバス、データバス、および制
御信号線が含まれる。ゲートアレイ7には、読取部1
1、印字部12、操作部13、および表示部14が接続
されている。NCU2には、通信回線の一例としての電
話回線15が接続されている。インターフェース9に
は、パーソナルコンピュータ31が接続可能である。
【0014】CPU1は、ファクシミリ装置全体を制御
する。NCU2は、電話回線15に接続されて網制御を
行う。RAM3は、各種のデータを格納する一方、CP
U1に対してワークエリアを提供する。モデム4は、送
信データの変調や受信データの復調などを行う。ROM
5は、CPU1により実行される各種のプログラムなど
を記憶している。EEPROM6は、各種のデータやフ
ラグなどを記憶する。ゲートアレイ7は、CPU1に対
する入出力インターフェースとして機能するとともに、
印字処理などを行う。コーデック8は、送信ファクシミ
リデータの符号化などを行う。読取部11は、読取原稿
から読取データを取り込む。印字部12は、印字データ
を印字ヘッドなどにより被記録体としての記録用紙上に
印字する。操作部13は、キースイッチ群などからな
り、使用者の操作に応じた信号を出力する。表示部14
は、LCDなどからなり、CPU21により制御されて
各種の表示を行う。
【0015】図2は、図1におけるゲートアレイ7によ
り実現されている印字処理部のブロック図であって、こ
の図に基づいて本発明に係る印字装置の要点について説
明すると、RAM3は、印字ヘッドにより印字される1
バンド分の印字データを格納する格納領域を有するとと
もに、CPU1による各種データ処理のためのワークエ
リアとなる作業領域を有しており、これら両領域は、1
バイト毎にアドレスが割り当てられてポインタに基づく
パーティションで仕切られた構成となっている。
【0016】すなわち、DMAコントローラ23は、レ
ジスタなどからなるポインタを有しており、ポインタの
値に基づいて、RAM3に対する書込アドレスおよび読
出アドレスを生成するとともに、印字データの書き込み
が格納領域の最終アドレスに至ったか否かを判断する。
このポインタの初期値は、CPU1により設定されるも
のであって、格納領域の最初の実アドレスであってもよ
いし、たとえば0あるいは1であってもよい。この初期
値は、たとえばカラー印字用に、シアン、マゼンタ、イ
エロー、黒の4色に対応して4つの格納領域が設定され
ている場合、それぞれの格納領域に対応するポインタに
CPU1によりそれぞれ設定される。また、モノクロ印
字用に1つの格納領域が設定されている場合には、ポイ
ンタも1つだけ設けられる。以下の説明では、内容の理
解を容易にするために、モノクロ印字の場合について述
べる。
【0017】そして、印字データの書き込み時には、1
バイトすなわち8ビットの書き込み毎にDMAコントロ
ーラ23はポインタを1ずつインクリメントしていく。
この書き込みにより、格納領域が全部使用されると、ポ
インタが所定値に達するので、これ以上の書き込みを行
うと印字データが作業領域に書き込まれてしまうと判断
できる。印字データが正しければ、1バンド分の印字デ
ータは全て作業領域に書き込むことができるはずであ
り、作業領域から溢れるということは、印字データが異
常であるということなので、DMAコントローラ23
は、ポインタが所定値に達すると、そのバンドについて
は、それ以降の印字データをRAM3に書き込まない。
すなわち、この固定された格納領域と作業領域との境界
がパーティションである。
【0018】印字データの読み出し時には、1バイトす
なわち8ビットの読み出し毎にDMAコントローラ23
はポインタを所定数ずつインクリメントしていく。この
所定数は、主走査方向すなわちラスタ方向の画素数によ
って決定され、たとえば画素数が1728の場合、21
6バイトのデータ数であるので、216ずつインクリメ
ントされる。これにより、印字ヘッドの副走査方向すな
わち印字ヘッドの配列方向の印字データが読み出され、
印字制御部24のレジスタに格納される。印字ヘッド
は、黒色に対応するインクジェットノズルが64個副走
査方向に配列されたものであって、1回の主走査により
64ライン分の画素が印字され、これが1バンドに相当
する。
【0019】CPU1は、ROM5に格納されたプログ
ラムに基づいてRAM3のアドレス管理を行っており、
このRAM3に対してDMAコントローラ23を介して
アドレスを指定しつつ、作業領域に格納されたプログラ
ムやデータを呼び出して各種のデータ処理を実行してい
る。
【0020】ゲートアレイ7は、I/F制御部21、デ
ータ解凍部22、DMAコントローラ23、および印字
制御部24を有するハードロジック回路として概略構成
されている。このゲートアレイ7の内部バス線には、C
PU1が接続されている。
【0021】I/F制御部21は、インターフェース9
を介してパーソナルコンピュータ31と接続されてお
り、インターフェース9を経由した圧縮データをデータ
解凍部22に対して転送制御する。
【0022】データ解凍部22は、TIFF形式により
圧縮された印字データを自動的に解凍しつつ、タイミン
グ信号に基づいてDMAコントローラ23に転送する。
【0023】DMAコントローラ23は、データ解凍部
22から転送されてきた印字データを、直接RAM3に
対して書き込みまたは読み出すものであり、RAM3の
各領域に割り当てられたアドレスを生成しつつ、1バン
ド分毎に印字データの書き込みまたは読み出しを行う。
また、RAM3に対して印字データを書き込むときに、
その書込領域が格納領域であるか作業領域であるかを、
パーティションで区切られたポインタに基づいて判断
し、作業領域への印字データの書き込みであると判断す
ると、書き込みを停止する。
【0024】印字制御部24は、DMAコントローラ2
3によってRAM3から読み出された1バンド分の印字
データに基づいて、印字部12の印字ヘッドを駆動制御
する。これにより用紙上に文字や図形などの1バンド分
の印字データが印字されることとなり、この1バンド分
の印字動作が繰り返されることで用紙全体に文字や図形
が表されることとなる。
【0025】すなわち、DMAコントローラ23は、印
字データの書込領域がメモリの格納領域であるか作業領
域であるかをパーティションに基づいて判断する書込領
域判断手段を実現しているとともに、作業領域への印字
データの書き込みと判断されたとき、書き込みを停止さ
せる書込停止手段を実現している。また、DMAコント
ローラ23は、メモリに印字データを書き込む書込手段
およびメモリから印字データを読み出す読出手段を実現
している。データ解凍部22は、圧縮された印字データ
を解凍しつつ書込手段に印字データを受け渡すデータ解
凍手段を実現している。印字制御部24および印字部1
2は、印字データを被記録体に印字する印字手段を実現
している。
【0026】次に、このように構成された印字装置の動
作の要点について、図3を参照しつつ説明する。
【0027】図3は、本発明に係る印字装置の印字動作
を示したフローチャートであり、この図に示すように、
まず、圧縮された印字データがパーソナルコンピュータ
31からインターフェース9とI/F制御部21とを経
由してデータ解凍部22に転送されてくると、データ解
凍部22は、その圧縮形式に基づく復元化により印字デ
ータを解凍しつつ、DMAコントローラ23に転送する
(S1)。
【0028】DMAコントローラ23は、印字データが
転送されてくると、RAM3の書込領域を指定するため
の書込アドレスをポインタに基づいて生成する(S
2)。
【0029】さらにDMAコントローラ23は、このD
MAコントローラ23によって生成された書込アドレス
が、RAM3の格納領域に割り当てられた格納アドレス
に存在するかどうかをポインタに基づいて判断する(S
3)。
【0030】書込アドレスが格納アドレスに存在する場
合(S3:YES)、DMAコントローラ23は、書込
アドレスで指定された格納領域に印字データを書き込む
(S4)。
【0031】このような処理を経て、DMAコントロー
ラ23からのコマンドにより、CPU1が1バンド分の
印字データの書き込みを完了したと判断すると(S5:
YES)、DMAコントローラ23に対して読出要求信
号を送出し、DMAコントローラ23が、RAM3の格
納領域からタイミング信号に基づいて1バンド分の印字
データを順次読み出す(S6)。
【0032】順次読み出された印字データに基づいて印
字制御部24が印字ヘッドを駆動させることにより、こ
の印字ヘッドが用紙に対して主走査方向に移動しながら
1バンド分の印字データを印字する(S7)。
【0033】1バンド分の印字動作が完了すると、CP
U1は、DMAコントローラ23による次バンド分の印
字データの書込待ちがないかどうかを判断し(S8)、
書込待ちの印字データがない場合(S8:YES)、こ
の印字処理のメインルーチンを終了する。
【0034】S8において、DMAコントローラ23に
よる次バンド分の印字データの書込待ちがある場合(S
8:NO)、S2に戻って処理を継続する。
【0035】S5において、1バンド分の印字データの
書き込みを完了していないとき(S5:NO)、S2に
戻って処理を継続する。
【0036】S3において、DMAコントローラ23に
よって生成された書込アドレスが、格納アドレスに存在
せず、CPU1のワークエリアとして提供されたRAM
3の作業領域を指定するアドレスであると(S3:N
O)、次のS4のステップにおいて実行されるべきDM
Aコントローラ23によるRAM3への印字データの書
き込みを停止する(S9)。書込停止後、S2のステッ
プに戻って処理を継続する。すなわち、オーバーフロー
した印字データはRAM3に書き込まれない。
【0037】したがって、このような印字装置によれ
ば、インターフェース9からの解凍前の印字データにノ
イズなどの外的要因が加わり、RAM3に対してどのよ
うに展開されるか予測できないような改変されたデータ
となってしまっても、このRAM3に割り当てられた作
業領域へのデータ書込が回避されているので、作業領域
において各種データ処理を行うCPU1などの処理動作
に異常をきたすことがなく、装置の異常動作の発生を防
止することができる。
【0038】また、一部の印字データがCPU1の作業
領域に対して書き込まれようとする場合であっても、他
の印字データは、上記作業領域に展開されることなく正
常に格納領域に書き込まれるので、正常に格納領域に書
き込まれた印字データに基づいて、印字動作を停止させ
ることなくそのまま続行することができる。
【0039】なお、本実施形態において印字データは、
TIFF形式により圧縮されているとしたが、特にこれ
に限定することはなく、JPEGやGIF形式で圧縮さ
れているものとしても良い。
【0040】また上記実施形態では、モノクロ印字の場
合について説明したが、カラー印字の場合も同様であっ
て、作業領域に隣接する格納領域ポインタによりパーテ
ィションを超えるか否かを判断すればよい。
【0041】また上記実施形態では、パーティションを
設定して格納領域および作業領域を固定化したが、格納
領域と作業領域との境界をCPU1によりフレキシブル
に設定するように構成してもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載し
た発明の印字装置によれば、メモリの作業領域に印字デ
ータが書き込まれようとしたとき、その書き込みが停止
されるので、印字データが改変されてしまってこの作業
領域に書き込まれようとしても、作業領域に対する印字
データの展開が回避されることから、この作業領域にお
いて各種データ処理を行うCPUの処理動作に異常をき
たすことがなく、装置における異常動作の発生を防止す
ることができる。
【0043】また、請求項2に記載した発明の印字装置
によれば、メモリの作業領域に印字データが書き込まれ
ようとしたとき、その書込領域が格納領域か作業領域か
をパーティションに基づいて判断し、その判断結果によ
り作業領域への書き込みが停止されるので、作業領域に
対する印字データの展開が回避されることから、この作
業領域において各種データ処理を行うCPUの処理動作
に異常をきたすことがなく、装置における異常動作の発
生を防止することができる。
【0044】さらに、請求項3に記載した発明の印字装
置によれば、請求項1または請求項2に記載の印字装置
による効果に加えて、圧縮された印字データが解凍され
つつ書込手段に受け渡されているので、解凍結果が予測
できないような改変のなされた印字データであっても、
確実に作業領域に対する印字データの展開が禁止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印字装置を備えたファクシミリ装
置のブロック図である。
【図2】図1に示すファクシミリ装置に備えられた印字
処理部のブロック図である。
【図3】本発明に係る印字装置の印字動作を示したフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 3 RAM 5 ROM 7 ゲートアレイ 16 印字処理部 22 データ解凍部 23 DMAコントローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被記録体に対して印字される印字データ
    を格納する格納領域を有するとともに、各種データ処理
    のための作業領域を有するメモリと、 前記メモリに印字データを書き込む書込手段と、 前記メモリから印字データを読み出す読出手段と、 前記読出手段により読み出された印字データを前記被記
    録体に印字する印字手段とを備えた印字装置であって、 前記書込手段により前記メモリの作業領域に印字データ
    が書き込まれるとき、書き込みを停止させる書込停止手
    段を有することを特徴とする印字装置。
  2. 【請求項2】 被記録体に対して印字される印字データ
    を格納する格納領域を有するとともに、この格納領域と
    パーティションで仕切られた各種データ処理のための作
    業領域を有するメモリと、 前記メモリに印字データを書き込む書込手段と、 前記メモリから印字データを読み出す読出手段と、 前記読出手段により読み出された印字データを前記被記
    録体に印字する印字手段とを備えた印字装置であって、 前記書込手段により印字データが書き込まれるとき、そ
    の書込領域が前記メモリの格納領域であるか作業領域で
    あるかを前記パーティションに基づいて判断する書込領
    域判断手段と、 前記書込領域判断手段により前記メモリの作業領域への
    印字データの書き込みと判断されたとき、書き込みを停
    止させる書込停止手段とを有することを特徴とする印字
    装置。
  3. 【請求項3】 圧縮された印字データを解凍しつつ前記
    書込手段に印字データを受け渡すデータ解凍手段を有し
    ている、請求項1または請求項2に記載の印字装置。
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