JPH10274497A - 鋼球タンク - Google Patents

鋼球タンク

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JPH10274497A
JPH10274497A JP8036797A JP8036797A JPH10274497A JP H10274497 A JPH10274497 A JP H10274497A JP 8036797 A JP8036797 A JP 8036797A JP 8036797 A JP8036797 A JP 8036797A JP H10274497 A JPH10274497 A JP H10274497A
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JP
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steel ball
steel
tank
discharge pipe
ball discharge
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JP8036797A
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Hitoshi Koike
仁 小池
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IHI Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タンク本体の底部に溜まった鋼球から順次排
出を行うことができ、鋼球が互いに固着することを防止
し得、且つ大容量の場合でも鋼球の詰りを生じることな
く鋼球の排出を円滑に行い得る鋼球タンクを提供する。 【解決手段】 上部所要位置に鋼球入口15が設けられ
且つホッパ部14b下端部に鋼球落下口16’が設けら
れたタンク本体14aを設置し、その鋼球落下口16’
に、鋼球Bの安息角と略等しい傾斜角度θで下り勾配を
有するよう配設される鋼球払出管21を接続し、外周所
要位置に入口開口部23が設けられ且つ下端軸心部に鋼
球出口24が設けられた所要容量の弁本体25と、その
軸心位置に昇降自在に配設され且つ中途部外周面に鋼球
取入口26が穿設された鋼球排出管27と、鋼球排出管
27を昇降させる昇降駆動装置28とを有する鋼球排出
弁22を前記鋼球払出管21に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスガスヒータ伝
熱面に付着した灰や煤塵を除去するためにショットクリ
ーニング装置における鋼球散布器から散布される鋼球を
貯蔵する鋼球タンクに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5に示される如く、ボイラから排出さ
れたボイラ排ガスGEを送給するための排ガスダクト1
中には、いわゆるガスガスヒータ2が設けられており、
該ガスガスヒータ2においては、伝熱管群3内を流れる
熱媒によりボイラ排ガスGEから熱を回収し、熱媒によ
り回収した熱は排ガスダクト1に設けた別のガスガスヒ
ータ(図示せず)で放熱し得るようになっている。
【0003】而して、上述のガスガスヒータ2において
は、運転に伴い伝熱管群3に灰や煤塵が付着し、熱回収
効率が低下するため、これら灰や煤塵を除去すべく、従
来からショットクリーニング装置が使用されている。
【0004】斯かるショットクリーニング装置は、図5
に示される如く、ガスガスヒータ2のケーシング2a上
部に設置された鋼球分配器4と、該鋼球分配器4の下面
に接続された複数の鋼球分配管5と、各鋼球分配管5の
下端に接続されると共に下方に反撥板6を有する鋼球散
布器7を備えており、鋼球分配器4から分配されて各鋼
球分配管5へ分配された径が約5[mm]程度の鋼球B
は、鋼球分配管5から鋼球散布器7の垂直配置された案
内管を通って反撥板6へ落下し、反撥板6で反撥して平
面的に見て或る程度広がった状態でガスガスヒータ2の
伝熱管群3上へ落下し、伝熱管群3を構成する伝熱管に
衝突しつつ落下する過程で伝熱管に付着した灰や煤塵を
除去するようになっている。
【0005】伝熱管に衝突しつつ落下した鋼球Bは、ガ
スガスヒータ2のケーシング2aの下部に接続された切
出ゲート8により鋼球ダスト除去装置9へ切り出され、
該鋼球ダスト除去装置9において付着したダストが除去
されつつ、バケットエレベータの如き垂直搬送装置10
へ送給され、垂直搬送装置10により上方へ搬送され、
シュート管11により鋼球分配器4へ戻され、再び伝熱
管に付着した灰や煤塵の除去に使用されるようになって
いる。
【0006】一方、前記シュート管11途中には、切換
弁12を介して鋼球回収管路13が接続され、該鋼球回
収管路13の下流端側には、鋼球Bを貯蔵可能な鋼球タ
ンク14が設置されている。
【0007】前記鋼球タンク14は、図6に示される如
く、筒状で下部にホッパ部14bを有するタンク本体1
4aの上部周縁所要位置に鋼球入口15を、下部軸心位
置にホッパ部14bから連続して下方へ延びる鋼球出口
16をそれぞれ設け、前記タンク本体14a内部の軸心
位置に鋼球排出管17をその下端部が鋼球出口16に挿
入された状態で昇降自在となるよう配設し、該鋼球排出
管17を支持片18を介して昇降させるシリンダ等の昇
降駆動装置19を前記タンク本体14aの上部軸心位置
に設置してなる構成を有しており、前記鋼球出口16に
は、タンク本体14a内に貯蔵された鋼球Bを前記鋼球
ダスト除去装置9へ送給する鋼球供給管路20が接続さ
れている。
【0008】前述の如く、鋼球Bの循環により、ガスガ
スヒータ2の伝熱管群3に付着した灰や煤塵の除去が充
分に行われた後には、前記鋼球タンク14の昇降駆動装
置19を収縮させ支持片18を介して鋼球排出管17の
上端開口を所要の高さ位置まで上昇させた状態で、切換
弁12を切り換え、垂直搬送装置10からシュート管1
1へ送られる鋼球Bを鋼球回収管路13へ導き、鋼球タ
ンク14内に回収するようになっている。
【0009】又、前記ガスガスヒータ2の伝熱管群3に
付着した灰や煤塵の除去を再び行う際には、昇降駆動装
置19を伸長させ支持片18を介して鋼球排出管17の
上端開口を、タンク本体14a内部に収容されている鋼
球Bの上面より低い位置まで下降させることにより、鋼
球排出管17の上端開口へタンク本体14a内部の鋼球
Bを流れ込ませ、鋼球排出管17から鋼球供給管路20
を介して鋼球ダスト除去装置9へ鋼球Bを送り、該鋼球
ダスト除去装置9へ送られた鋼球Bを垂直搬送装置10
へ送給し、該垂直搬送装置10により上方へ搬送し、切
換弁12の切り換えによりシュート管11を介して鋼球
分配器4へ鋼球Bを供給するようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
如く、鋼球排出管17を上げ下げして、鋼球Bを鋼球排
出管17の上端開口から排出させるのでは、鋼球タンク
14の底部に溜まった鋼球Bの使用頻度が少なくなる可
能性があり、鋼球ダスト除去装置9において除去し切れ
ずに鋼球Bにダストが付着したまま残存している場合に
は、雰囲気条件によっては前記ダストにより鋼球Bが互
いに固着してしまう虞れがあった。
【0011】又、鋼球タンク14の容量が大きくなった
場合、鋼球Bの圧力により鋼球排出管17を円滑に昇降
させることが困難になると共に、鋼球Bの排出時に、該
鋼球Bの鋼球排出管17内への流入量が一時的に増大
し、鋼球排出管17の上端開口部近傍で鋼球Bのブリッ
ジが発生し、鋼球排出管17を下げても鋼球Bが排出さ
れなくなる虞れがあった。
【0012】本発明は、斯かる実情に鑑み、タンク本体
の底部に溜まった鋼球から順次排出を行うことができ、
鋼球が互いに固着することを防止し得、且つ大容量の場
合でも鋼球の詰りを生じることなく鋼球の排出を円滑に
行い得る鋼球タンクを提供しようとするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、筒状で下部に
ホッパ部を有し、上部所要位置に鋼球入口が設けられ、
且つホッパ部下端部に鋼球落下口が設けられたタンク本
体と、該タンク本体の鋼球落下口に接続され、且つ鋼球
の安息角と略等しい傾斜角度で下り勾配を有するよう配
設される鋼球払出管と、外周所要位置に形成した入口開
口部が前記鋼球払出管に接続され且つ下端軸心部に鋼球
出口が設けられた所要容量の弁本体と、該弁本体内部の
軸心位置に下端部が鋼球出口に挿入された状態で昇降自
在となるよう配設され且つ中途部外周面に鋼球取入口が
穿設された鋼球排出管と、該鋼球排出管を昇降させる昇
降駆動装置とを有する鋼球排出弁とを備えたことを特徴
とする鋼球タンクにかかるものである。
【0014】前記鋼球タンクにおいては、上向きに尖っ
た断面形状を有する錐状体をタンク本体内下部の軸心位
置に配設することが望ましい。
【0015】上記手段によれば、以下のような作用が得
られる。
【0016】タンク本体内部に貯蔵されている鋼球は、
鋼球落下口から鋼球払出管を経て鋼球排出弁の弁本体内
へ流入するが、鋼球のような粒体の特性として、前記タ
ンク本体が大容量で鋼球の荷重がいかに大きくとも、閉
ざされた空間を形成する前記弁本体に対しては、衝撃や
振動等を与えない限り、鋼球はその安息角で保持され、
それ以上の鋼球が弁本体内へ流入することはない。
【0017】このため、鋼球排出管の鋼球取入口を鋼球
排出弁の弁本体内における所要高さ位置まで上昇させた
状態から、昇降駆動装置の駆動により鋼球排出管の鋼球
取入口を弁本体内部に収容されている鋼球の上面より低
い位置まで下降させると、弁本体内部の鋼球は、鋼球排
出管の鋼球取入口から鋼球排出管内へ流入し、該鋼球排
出管から鋼球出口を経て排出されると共に、前記鋼球排
出弁の弁本体内から排出された鋼球の量に見合う量の鋼
球が、前記タンク本体から鋼球落下口と鋼球払出管とを
経て鋼球排出弁の弁本体内へ流入する。
【0018】一方、前述とは逆に、鋼球排出管の鋼球取
入口を弁本体内部に収容されている鋼球の上面より低い
位置に下降させた状態から、昇降駆動装置の駆動により
鋼球排出管の鋼球取入口を鋼球排出弁の弁本体内におけ
る鋼球の上面より高い位置まで上昇させると、鋼球取入
口から鋼球排出管内への鋼球の流入が停止されると共
に、タンク本体から鋼球排出弁への鋼球の流入も停止さ
れ、鋼球排出弁において鋼球はその安息角で保持され
る。
【0019】この結果、前記タンク本体からは、そのホ
ッパ部下端部に設けられた鋼球落下口から、タンク本体
の底部に溜まった鋼球から順次鋼球排出弁を介して排出
が行われるため、前記タンク本体の底部に溜まった鋼球
の使用頻度が少なくなることはなく、仮に鋼球にダスト
が付着したまま残存していたとしても、タンク本体内に
おいて鋼球が互いに固着する心配がほとんどなくなる。
【0020】又、鋼球タンクのタンク本体の容量が大き
くなったとしても、タンク本体とは別個に設けた鋼球排
出弁の容量を小さくしておけば、タンク本体内の鋼球の
荷重の影響を全く受けずに鋼球排出管を円滑に昇降させ
ることが可能になると共に、鋼球の排出時に、該鋼球の
鋼球排出管内への流入量が一時的に増大し、鋼球排出管
の鋼球取入口近傍で鋼球のブリッジが発生し、鋼球排出
管を下げても鋼球が排出されなくなるようなことが回避
され、少量ずつ等速での定量排出が可能となる。
【0021】前記タンク本体内下部の軸心位置に、上向
きに尖った断面形状を有する錐状体を配設すると、タン
ク本体内に貯蔵されている鋼球のうち、錐状体の上方に
ある鋼球の荷重は、該錐状体によって負担され、鋼球落
下口の直上にある鋼球への荷重が減少する形となり、鋼
球落下口の部分で鋼球が詰ることが確実に予防され、タ
ンク本体から鋼球排出弁への鋼球の払い出しがより円滑
に行われる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
例と共に説明する。
【0023】図1〜図4は本発明を実施する形態の一例
であって、図中、図5及び図6と同一の符号を付した部
分は同一物を表わしており、筒状で下部にホッパ部14
bを有し、上部所要位置に鋼球入口15が設けられ、且
つホッパ部14b下端部に鋼球落下口16’が設けられ
たタンク本体14aを設置し、該タンク本体14aの鋼
球落下口16’に、鋼球Bの安息角と略等しい傾斜角度
θで下り勾配を有するよう配設される鋼球払出管21を
接続し、該鋼球払出管21に鋼球排出弁22を接続して
鋼球タンク14を構成する。
【0024】前記鋼球排出弁22は、外周所要位置に形
成した入口開口部23が前記鋼球払出管21に接続され
且つ下端軸心部に鋼球出口24が設けられた前記タンク
本体14aより小さい所要容量の弁本体25と、該弁本
体25内部の軸心位置に下端部が鋼球出口24に挿入さ
れた状態で昇降自在となるよう配設され且つ中途部外周
面に複数個(図の例では四個)の鋼球取入口26が穿設
された鋼球排出管27と、該鋼球排出管27を昇降させ
るシリンダ等の昇降駆動装置28とを備えてなる構成を
有しており、前記鋼球排出弁22の弁本体25の鋼球出
口24には、該弁本体25内に取り入れられた鋼球Bを
鋼球ダスト除去装置9(図5参照)へ送給する鋼球供給
管路20を接続してある。
【0025】又、前記タンク本体14a内下部の軸心位
置には、上向きに尖った断面形状を有する錐状体29,
30を、それぞれ支持部材31,32を介して配設して
ある。
【0026】次に、上記図示例の作動を説明する。
【0027】タンク本体14a内部に貯蔵されている鋼
球Bは、鋼球落下口16’から鋼球払出管21を経て鋼
球排出弁22の弁本体25内へ流入するが、鋼球Bのよ
うな粒体の特性として、前記タンク本体14aが大容量
で鋼球Bの荷重がいかに大きくとも、閉ざされた空間を
形成する前記弁本体25に対しては、衝撃や振動等を与
えない限り、鋼球Bはその安息角(θと略等しい)で保
持され、それ以上の鋼球Bが弁本体25内へ流入するこ
とはない。
【0028】このため、図1に示す如く、昇降駆動装置
28を収縮させ鋼球排出管27の鋼球取入口26を鋼球
排出弁22の弁本体25内における所要高さ位置まで上
昇させた状態から、図2に示す如く、昇降駆動装置28
を伸長させ鋼球排出管27の鋼球取入口26を弁本体2
5内部に収容されている鋼球Bの上面より低い位置まで
下降させると、弁本体25内部の鋼球Bは、鋼球排出管
27の鋼球取入口26から鋼球排出管27内へ流入し、
該鋼球排出管27から鋼球出口24に接続された鋼球供
給管路20を介して鋼球ダスト除去装置9へ送られると
共に、前記鋼球排出弁22の弁本体25内から排出され
た鋼球Bの量に見合う量の鋼球Bが、前記タンク本体1
4aから鋼球落下口16’と鋼球払出管21とを経て鋼
球排出弁22の弁本体25内へ流入する。
【0029】一方、前述とは逆に、図2に示す如く、昇
降駆動装置28を伸長させ鋼球排出管27の鋼球取入口
26を弁本体25内部に収容されている鋼球Bの上面よ
り低い位置に下降させた状態から、図1に示す如く、昇
降駆動装置28を収縮させ鋼球排出管27の鋼球取入口
26を鋼球排出弁22の弁本体25内における鋼球Bの
上面より高い位置まで上昇させると、鋼球取入口26か
ら鋼球排出管27内への鋼球Bの流入が停止されると共
に、タンク本体14aから鋼球排出弁22への鋼球Bの
流入も停止され、鋼球排出弁22において鋼球Bはその
安息角(θと略等しい)で保持される。
【0030】この結果、前記タンク本体14aからは、
そのホッパ部14b下端部に設けられた鋼球落下口1
6’から、タンク本体14aの底部に溜まった鋼球Bか
ら順次鋼球排出弁22を介して排出が行われるため、前
記タンク本体14aの底部に溜まった鋼球Bの使用頻度
が少なくなることはなく、仮に鋼球ダスト除去装置9に
おいて除去し切れずに鋼球Bにダストが付着したまま残
存していたとしても、タンク本体14a内において鋼球
Bが互いに固着する心配がほとんどなくなる。
【0031】又、鋼球タンク14のタンク本体14aの
容量が大きくなったとしても、タンク本体14aとは別
個に設けた鋼球排出弁22の容量を小さくしておけば、
タンク本体14a内の鋼球Bの荷重の影響を全く受けず
に鋼球排出管27を円滑に昇降させることが可能になる
と共に、鋼球Bの排出時に、該鋼球Bの鋼球排出管27
内への流入量が一時的に増大し、鋼球排出管27の鋼球
取入口26近傍で鋼球Bのブリッジが発生し、鋼球排出
管27を下げても鋼球Bが排出されなくなるようなこと
が回避され、少量ずつ等速での定量排出(およそ0.2
〜1.0[l/sec]程度)が可能となる。
【0032】更に又、前記タンク本体14a内下部の軸
心位置には、上向きに尖った断面形状を有する錐状体2
9,30を、それぞれ支持部材31,32を介して配設
してあるため、タンク本体14a内に貯蔵されている鋼
球Bのうち、錐状体29,30の上方にある鋼球Bの荷
重は、該錐状体29,30によって負担され、鋼球落下
口16’の直上にある鋼球Bへの荷重が減少する形とな
り、鋼球落下口16’の部分で鋼球Bが詰ることが予防
され、タンク本体14aから鋼球排出弁22への鋼球B
の払い出しが円滑に行われる。
【0033】こうして、タンク本体14aの底部に溜ま
った鋼球Bから順次排出を行うことができ、鋼球Bが互
いに固着することを防止し得、且つ大容量の場合でも鋼
球Bの詰りを生じることなく鋼球Bの排出を円滑に行い
得る。
【0034】尚、本発明の鋼球タンクは、上述の図示例
にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱し
ない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
【0035】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の鋼球タン
クによれば、タンク本体の底部に溜まった鋼球から順次
排出を行うことができ、鋼球が互いに固着することを防
止し得、且つ大容量の場合でも鋼球の詰りを生じること
なく鋼球の排出を円滑に行い得るという優れた効果を奏
し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する形態の一例であって、排出弁
を閉じた状態を表わす側断面図である。
【図2】本発明を実施する形態の一例であって、排出弁
を開いた状態を表わす側断面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】図1のIV−IV断面図である。
【図5】ショットクリーニング装置の一例の概要構成図
である。
【図6】従来の鋼球タンクの一例を表わす側断面図であ
る。
【符号の説明】
14 鋼球タンク 14a タンク本体 14b ホッパ部 15 鋼球入口 16’ 鋼球落下口 21 鋼球払出管 22 鋼球排出弁 23 入口開口部 24 鋼球出口 25 弁本体 26 鋼球取入口 27 鋼球排出管 28 昇降駆動装置 29 錐状体 30 錐状体 B 鋼球 θ 傾斜角度

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状で下部にホッパ部を有し、上部所要
    位置に鋼球入口が設けられ、且つホッパ部下端部に鋼球
    落下口が設けられたタンク本体と、 該タンク本体の鋼球落下口に接続され、且つ鋼球の安息
    角と略等しい傾斜角度で下り勾配を有するよう配設され
    る鋼球払出管と、 外周所要位置に形成した入口開口部が前記鋼球払出管に
    接続され且つ下端軸心部に鋼球出口が設けられた所要容
    量の弁本体と、該弁本体内部の軸心位置に下端部が鋼球
    出口に挿入された状態で昇降自在となるよう配設され且
    つ中途部外周面に鋼球取入口が穿設された鋼球排出管
    と、該鋼球排出管を昇降させる昇降駆動装置とを有する
    鋼球排出弁とを備えたことを特徴とする鋼球タンク。
  2. 【請求項2】 上向きに尖った断面形状を有する錐状体
    をタンク本体内下部の軸心位置に配設した請求項1記載
    の鋼球タンク。
JP8036797A 1997-03-31 1997-03-31 鋼球タンク Pending JPH10274497A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104118717A (zh) * 2014-07-30 2014-10-29 无锡明珠钢球有限公司 一体式钢球上下料机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104118717A (zh) * 2014-07-30 2014-10-29 无锡明珠钢球有限公司 一体式钢球上下料机构

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