JPH10273984A - 錠操作装置 - Google Patents

錠操作装置

Info

Publication number
JPH10273984A
JPH10273984A JP7933597A JP7933597A JPH10273984A JP H10273984 A JPH10273984 A JP H10273984A JP 7933597 A JP7933597 A JP 7933597A JP 7933597 A JP7933597 A JP 7933597A JP H10273984 A JPH10273984 A JP H10273984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
vehicle
detecting
unlocking
transmitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7933597A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Sato
和彦 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP7933597A priority Critical patent/JPH10273984A/ja
Publication of JPH10273984A publication Critical patent/JPH10273984A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 キー操作をすることなく車両のドアロック操
作が可能となる車両用錠操作装置(いわゆるキーレスエ
ントリー装置)であって、送信機を携帯したユーザーが
車両に近づき、この送信機を叩くことにより、わずらわ
しいスイッチ操作をすることなくエントリー可能となる
錠操作装置を提供する。 【解決手段】 衝撃を検出する衝撃検出手段(衝撃検出
スイッチ14)と、この衝撃検出手段からの衝撃検出出
力が所定のレベル以上の時、車両の施錠手段を解錠する
ための識別情報を送信する送信制御手段(制御回路1
5)とを送信機に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キー操作をするこ
となく車両のドアロック操作が可能となる車両用錠操作
装置(いわゆるキーレスエントリー装置)に係わり、詳
しくは、予め暗証コードを登録した送信機を携帯したユ
ーザーが車両に近づき、この送信機を叩くことにより、
わずらわしいスイッチ操作をすることなくエントリー可
能となる車両用錠操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両のドアを開閉する際に、キー
に代えて送信機を用いて無線信号によりドアロック操作
するキーレスエントリー装置が実用化されている。この
種の装置としては、従来、例えば特開昭58−1388
75号公報や特開昭59−24075号公報に開示され
た装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
キーレスエントリー装置は、使用者が携帯する送信機に
例えば押しボタン式の送信スイッチが設けられ、この送
信スイッチが使用者により操作されることにより、解錠
を指令する無線信号(セキュリティ保持のための暗証コ
ードを含む識別情報)が送信機より出力され、これに応
じて車両のドアロック駆動機構が動作して解錠が行われ
る構成であった。
【0004】このため、ユーザーが両手に荷物を持って
いたり、雨が降って傘をさしているなどの場合でも、車
両のドアロックを解錠するためには、ポケットや鞄に入
った送信機をわざわざ取り出して送信スイッチを押すこ
とが必要であり、不便であるという問題があった。
【0005】そこで本発明は、予め識別情報を登録した
送信機を携帯したユーザーが車両に近づき、この送信機
を叩くことにより、わずらわしいスイッチ操作をするこ
となくエントリー可能となる錠操作装置を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の錠操作装置は、携帯可能な送信機と
車両に設けられる車両側機器とよりなり、前記送信機
は、車両に搭載された施錠手段を施錠又は解錠するため
の識別情報を非接触で送信する送信手段と、前記送信手
段に電力を供給する電源手段と、衝撃を検出する衝撃検
出手段と、前記衝撃検出手段からの衝撃検出出力が所定
のレベル以上の時、前記電源手段を駆動状態にして前記
識別情報を送信する送信制御手段とを備えており、前記
車両側機器としては、前記送信機からの前記識別情報を
非接触で受信する受信手段と、前記識別情報が正しいも
のであるかどうかを判別する判別手段と、前記判別手段
が前記識別情報を正しいものと判別した場合に、前記施
錠手段を施錠又は解錠する制御を行う施解錠制御手段と
を備えていることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の錠操作装置は、車両のドア
開閉状態を検出するドア開閉検出手段と、前記ドア開閉
検出手段によりドア開状態が検出されている場合に、前
記施錠手段の施解錠制御を禁止する施解錠禁止制御手段
と、を前記車両側機器としてさらに備えたことを特徴と
する。
【0008】請求項3記載の錠操作装置は、車両のイグ
ニションキーシリンダへのキー挿入状態を検出するイグ
ニションキー挿入検出手段と、前記イグニションキー挿
入検出手段によりイグニションキー挿入状態が検出され
ている場合に、前記施錠手段の施解錠制御を禁止する施
解錠禁止制御手段と、を前記車両側機器としてさらに備
えたことを特徴とする。
【0009】請求項4記載の錠操作装置は、車両のドア
開閉状態を検出するドア開閉検出手段と、車両のイグニ
ションキーシリンダへのキー挿入状態を検出するイグニ
ションキー挿入検出手段と、前記施解錠制御手段により
前記施錠手段が解錠された後、前記ドア開閉検出手段に
よりドア閉状態が検出されており、かつ前記イグニショ
ンキー挿入検出手段によりイグニションキー挿入状態が
検出されない状態が所定時間継続した場合に、自動的に
前記施錠手段を施錠する自動施錠制御手段と、を前記車
両側機器としてさらに備えたことを特徴とする。
【0010】請求項5記載の錠操作装置は、車両のドア
開閉状態を検出するドア開閉検出手段と、前記施解錠制
御手段により前記施錠手段が解錠された後、前記ドア開
閉検出手段によりドア閉状態が検出されている状態が所
定時間継続した場合には、自動的に前記施錠手段を施錠
する自動施錠制御手段と、を前記車両側機器としてさら
に備えたことを特徴とする。
【0011】請求項6記載の錠操作装置は、前記送信機
が、施錠又は解錠を指令する操作スイッチをさらに備
え、前記送信制御手段が、前記操作スイッチの操作に応
じて前記電源手段を駆動状態にして前記識別情報を送信
する機能も有しており、かつ前記衝撃検出手段の最高感
度検出方向が前記操作スイッチの操作方向と同一方向と
されていることを特徴とする。
【0012】請求項7記載の錠操作装置は、前記衝撃検
出手段の最高感度検出方向が前記送信機のケース表面に
垂直な方向とされていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の各例
を図面に基づいて説明する。第1例 まず、図1乃至図4により本発明の第1例を説明する。
ここで図1は、本例の錠操作装置の全体構成を示す図で
あり、図2は、衝撃検出スイッチ(衝撃検出手段)の具
体的構成を示す図であり、図3は、送信機の制御回路
(送信制御手段)の処理内容を示すフローチャートであ
り、図4は、車両側の制御回路(判別手段、施解錠制御
手段)の処理内容を示すフローチャートである。本例の
錠操作装置は、大きく分けて、図1に示すように携帯可
能な送信機10と、車両に設けられる車両側機器とより
なる。
【0014】送信機10は、車両に搭載されたドアロッ
ク等の施錠手段を解錠するための識別情報を非接触で送
信するための送信回路11及び送信アンテナ12(送信
手段)と、送信回路11に電力を供給して駆動する電力
供給回路13(電源手段)と、衝撃を検出する衝撃検出
スイッチ14(衝撃検出手段)と、この衝撃検出スイッ
チ14からの衝撃検出出力に応じて、送信回路11及び
電力供給回路12に信号を出力して、送信機10全体の
制御を行う制御回路15(送信制御手段)と、バッテリ
ー16とを備えている。
【0015】ここで送信回路11は、制御回路15から
出力された識別情報の信号を送信アンテナ12から電磁
波として送信できるように所定の変調等を行う回路であ
り、電力供給回路13から電力供給があったときのみ作
動する。また電力供給回路13は、例えば図1に示すよ
うなトランジスタ13aよりなるスイッチング素子を有
する回路であり、制御回路からの制御信号に応じたトラ
ンジスタ13aのスイッチング動作により、送信回路1
1への電力供給をオンオフするものである。
【0016】また衝撃検出スイッチ14は、この場合送
信機10に設定レベル以上の衝撃が加わった時に、接点
が閉じてオンするものである。そして図1の場合には、
衝撃検出スイッチ14がオンすると、その端子電圧(制
御回路15への入力電圧)がH(ハイ)からL(ロー)
に変化するため、これにより制御回路11は、衝撃検出
スイッチ14の衝撃検出出力が所定のレベル以上になっ
たと判定する構成となっている。なお、衝撃検出スイッ
チ14を含む衝撃検出手段の具体的構造例については、
図2により後述する。
【0017】また制御回路15は、例えばマイクロコン
ピュータを含む回路であり、後述する図3のフローチャ
ートに示す処理を行って、衝撃検出スイッチ14からの
衝撃検出出力が所定のレベル以上の時、所定回数だけ電
力供給回路12を間欠的に駆動状態にして、解錠のため
の識別信号を送信する制御を行う点に特徴を有するもの
である。またバッテリー16は、例えばボタン形電池で
ある。
【0018】なお送信機10は、例えば、上述した各要
素が実装又は装填される基板10a(その一部を図2に
示すもの)と、この基板が内部に固定収納される平板状
のケース(例えば後述の図6において符号10bで示す
もの)とよりなる構造であり、使用者の衣類のポケット
等に容易に入る小型なものとなっている。
【0019】次に車両側機器としては、図1に示すよう
に、送信機10から電磁波として送信された識別情報の
信号を受信する受信アンテナ21及び受信回路22(受
信手段)と、車両の施錠手段を駆動するモータ23と、
受信した識別情報に応じてモータ23を作動させるため
の駆動回路24及び制御回路25(判別手段、施解錠制
御手段)と、バッテリー26及び電源回路27とを備え
ている。ここで受信回路22は、所定の復調等を行って
受信した信号を制御回路25で読取れる形態に変換する
回路である。
【0020】また駆動回路24は、例えば図1に示すよ
うに、二つのリレー28,29と、制御回路25からの
制御信号に応じてこれらリレー28,29をそれぞれ駆
動するためのトランジスタ30,31とよりなる。そし
て、各リレー28,29の接点は、非励磁の状態ではモ
ータ23の各端子をアース側に接続する状態となってお
り、励磁されると対応するモータ23の端子を電源側に
接続する構成となっている。
【0021】また制御回路25は、例えばマイクロコン
ピュータを含む回路であり、後述する図4のフローチャ
ートに示す処理を行って、受信した識別情報が正しいも
のであるかどうかを判別した上で、車両の施錠手段を解
錠する制御を行う点に特徴を有するものである。またバ
ッテリー26は、例えば車両のエンジン始動等に用いら
れる車両に既存のバッテリーであり、電源回路27は、
このバッテリー26の電圧を上記各要素(受信回路2
2、駆動回路24及び制御回路25等)に供給する電圧
に変換する回路である。
【0022】なお、駆動回路24において、例えばトラ
ンジスタ30のスイッチング動作によりリレー28のみ
が励磁されると、モータ23が車両の施錠手段を施錠す
る方向に作動するようになっており、また、トランジス
タ31のスイッチング動作によりリレー29のみが励磁
されると、モータ23が逆に車両の施錠手段を解錠する
方向に作動するようになっている。このため制御回路2
5は、トランジスタ30,31のうちのいずれか一方を
作動させることで、車両の施錠手段を施錠又は解錠する
制御が可能であり、また、トランジスタ30,31を非
作動に維持すれば、モータ23を停止状態に維持して施
錠手段の状態を保持できる。
【0023】次に図2により、衝撃検出スイッチ14を
含む衝撃検出手段の具体的構造例を説明する。図1によ
り説明した前述の衝撃検出スイッチ14は、この場合被
検出物の接近による磁界の変化により内部の接点が閉じ
る近接スイッチであり、例えば図2に示すように、送信
機10の基板10aに実装され、ばね板41により支持
された永久磁石42(被検出物)の接近により作動す
る。
【0024】ここでばね板41は、可撓性を有する例え
ば帯錠の板で、基端が基板10aの裏面に固定され、先
端側が基板10aの裏面に対して垂直な方向に移動する
ように撓むようになっている。このばね板41の先端に
は、フロート43が取り付けられており、永久磁石42
はこのフロート43よりも基端側の位置の内面側に取り
付けられている。
【0025】なおフロート43は、例えば基板10aの
裏面にその上面が当接することにより、ばね板41の基
板10aに接近する向きの移動を、図2において鎖線で
示す位置(以下、作動位置という。)までに規制するス
トッパーとしての機能と、衝撃によりばね板に生じる慣
性力を調節するための重りとしての機能とを有する。ま
たばね板41は、衝撃による力が加わっていない通常の
状態においては、ばね板自身の復元力により、例えば後
述する図6に示すように、フロート43の下面がケース
の内面に当接した位置(図2において実線で示す位置で
あり、以下、通常位置という。)に保持される。
【0026】そして、ばね板41が前記通常位置にある
状態では、磁石42は衝撃検出スイッチ14により検出
されない(衝撃検出スイッチ14は作動しない)ように
設定されており、一方、ばね板41が前記作動位置にあ
る状態では、磁石42の接近が衝撃検出スイッチ14に
より確実に検出される(衝撃検出スイッチ14が作動す
る)ように設定されている。また、ばね板41のばね定
数やフロート43の重量等は、以下のように設定されて
いる。すなわち、送信機10がばね板41の撓み方向に
人により軽く叩かれた程度の衝撃により生じる慣性力に
よって、ばね板41が前記作動位置に撓んで移動するよ
うに設定されている。
【0027】つまり、本発明の所定レベル以上の衝撃と
は、本例の場合には、送信機10が人により軽く叩かれ
る程度の衝撃であり、このレベル以上の衝撃が加わる
と、磁石42の前記作動位置までの移動が起こって、こ
れにより衝撃検出スイッチ14の接点がオンとなること
により、この衝撃が検出される。なお本例の場合には、
基板10aが収納固定される平板状のケース(図示省
略)の表面に対して垂直な方向に、前記ばね板41の撓
み方向が設定され、上記衝撃検出手段の最高感度検出方
向が前記ケース表面に垂直な方向とされている。
【0028】これにより、上記衝撃検出手段の最高感度
を必要最低限に設定でき、使用者が意図しない不用意な
衝撃により上記衝撃検出手段が作動してしまう不具合が
信頼性高く防止される。というのは、使用者が送信機を
叩く場合、そのケース表面に垂直な方向に叩くのが自然
であり、その可能性が極めて高いため、その方向の感度
を最高感度としておけば、他の方向の衝撃により作動し
難くなり、結果として不用意な衝撃による作動がより信
頼性高く防止されるからである。
【0029】次に、以上のように構成された本例の錠操
作装置の特徴的な動作について、図3及び図4に示す各
制御回路の処理を中心にして説明する。まず、送信機側
の動作について、図3により説明する。送信機10の制
御回路15は、所定のサイクルで又は所定の割込み処理
により以下の一連の処理を繰り返し行う。
【0030】まずステップS2において、衝撃検出スイ
ッチ14の出力信号を読取り、送信機10に前述した所
定レベル以上の衝撃が加わっているか判定する。この場
合具体的には、衝撃検出スイッチ14の端子電圧がH
(ハイ)からL(ロー)に変化したか否かを判定する。
そして、所定レベル以上の衝撃が加わっていると判定さ
れた場合には、ステップS4に進み、衝撃が検出されな
い場合には、このステップS2の処理を繰り返す。
【0031】ステップS4では、変数nの値を0にリセ
ットし、次いでステップS6からステップS10の処理
により、電力供給回路13を一時的に作動させて送信回
路11を一時的に駆動し、予め使用者により設定された
IDコード(セキュリティ保持のための暗証コード)と
解錠指令を含む識別情報を送信する。その後ステップS
12において、変数nの値を1だけ増加させ、次いでス
テップS14において、変数nの値が予め設定された規
定回数N以上となったか否か判定し、n≧Nとなってい
れば処理を終了し、n≧Nとなっていなければステップ
S6に戻ってステップS6以降の処理を繰り返す。
【0032】以上の処理によれば、制御回路15の送信
制御手段としての機能が果される。即ち、前述した所定
レベル以上の衝撃が検出されると、送信回路11への電
力供給が行われて、解錠のための識別信号が規定回数N
だけ間欠的に送信される。このため、使用者が例えば送
信機10の入ったポケットを軽く叩くなどして、送信機
10に軽く衝撃を加えるだけで、自動的に解錠のための
識別信号が送信される。なお、上記規定回数Nの値は、
小さすぎると解錠動作の信頼性が劣化するし、逆に大き
すぎると無用な電力を消費することになるので、それら
のバランスを考慮して適宜設定すればよい。
【0033】次に車両側の動作について、図4により説
明する。車両側の制御回路25は、所定のサイクルで又
は所定の割込み処理により以下の一連の処理を繰り返し
行う。まずステップS22において、受信回路22の出
力を読取り、前述のIDコードを含む解錠のための識別
情報が受信されたか否かを判定し、受信されれば次のス
テップS24に進み、受信されなければこの判定処理を
繰り返す。
【0034】次にステップS24では、受信された識別
情報のうちのIDコードが、予め使用者により設定され
た登録コードに一致するか否かの照合を行い、一致すれ
ばステップS26に進み、一致しなければ図4に示すよ
うに処理を終了するか、或いはステップS22に戻って
処理を繰り返す。そしてステップS26では、ドアロッ
ク解錠出力を行い車両の施錠手段を解錠する制御を行
う。この場合具体的には、駆動回路24におけるトラン
ジスタ30,31のうちのいずれか一方を作動させる信
号を出力することにより、車両の施錠手段を解錠する方
向にモータ23を作動させる。
【0035】以上の処理によれば、制御回路25の判別
手段及び施解錠制御手段としての機能が果される。即
ち、解錠のための識別信号が送信されると、IDコード
が判別された上で自動的に車両の施錠手段が解錠され
る。したがって本例の装置によれば、車両に対して送信
可能な距離範囲内において、使用者が送信機10を軽く
叩くなどして衝撃を加えれば、車両の施錠手段が解錠さ
れ、めんどうなスイッチ操作をしなくても容易にエント
リ可能となる。
【0036】第2例 次に、図5乃至図9により本発明の第2例を説明する。
ここで図5は、本例の錠操作装置の全体構成を示す図で
あり、図6は、衝撃検出手段を含む送信機の具体的構造
を示す図であり、図7は、送信機の外観を示す上面図で
あり、図8及び図9は、車両側の制御回路25(判別手
段、施解錠制御手段、施解錠禁止制御手段、自動施錠制
御手段)の処理内容を示すフローチャートである。な
お、第1例と同様の構成要素には、同符号を使用して重
複する説明を省略する。
【0037】本例の錠操作装置も、大きく分けて、図5
に示すように携帯可能な送信機50と、車両に設けられ
る車両側機器とよりなる。送信機50は、第1例の送信
機10に対して、施錠スイッチ51と解錠スイッチ52
(操作スイッチ)とがさらに設けられている点に特徴を
有するものである。施錠スイッチ51と解錠スイッチ5
2は、いずれも押しボタン式のスイッチで、押圧操作さ
れて接点が閉じると、制御回路15に入力される端子電
圧がこの場合L(ロー)からH(ハイ)に変化し、これ
により制御回路15に施錠指令又は解錠指令が与えられ
る。
【0038】これら施錠スイッチ51及び解錠スイッチ
52は、例えば図6に示すように、基板10a上に実装
されたマイクロスイッチよりなり、これらマイクロスイ
ッチの接触子が、例えば図6及び図7に示す如くケース
10bの表面に形成された押圧操作部51a,52aを
介して押圧操作されることにより、作動するものであ
る。
【0039】また車両側機器としては、第1例と比較し
て、ドア開閉スイッチ61(ドア開閉検出手段)と、イ
グニションキー検出スイッチ62(イグニションキー挿
入検出手段)とをさらに備える点に特徴を有する。ドア
開閉スイッチ61は、車両のドアの開動を例えば機械的
又は光学的に検出して作動するスイッチで、この場合ド
アが開動すると接点が閉じて、制御回路25に入力され
る端子電圧がH(ハイ)からL(ロー)に変化する。ま
た、イグニションキー検出スイッチ62は、イグニショ
ンキーシリンダにキーが挿入されたことを、例えば機械
的又は光学的に検出して作動するスイッチで、この場合
キーが挿入されると接点が閉じて、制御回路25に入力
される端子電圧がH(ハイ)からL(ロー)に変化す
る。
【0040】次に、以上のように構成された本例の錠操
作装置の特徴的な動作について、説明する。まず、送信
機側の動作について説明する。送信機10の制御回路1
5は、図3により説明した前述の第1例と同様の処理を
行って、衝撃検出手段により所定レベルの衝撃が加えら
れると、自動的に解錠のための識別情報を送信する機能
を有するとともに、施錠スイッチ51又は解錠スイッチ
52のマニュアル操作によって施錠又は解錠のための識
別情報を送信する機能も有する。
【0041】すなわち、施錠スイッチ51又は解錠スイ
ッチ52が操作されてその接点が閉じると、制御回路1
5は、前記衝撃が検出されていなくても、例えば前述の
図3におけるステップS4〜S14と同様の処理を行っ
て、施錠又は解錠の指令を含む識別情報を送信する。こ
のため、従来同様のマニュアル操作による、施解錠信号
の送信も可能となり、便利である。
【0042】次に車両側の動作について、図8及び図9
に示す制御回路25の処理を中心にして説明する。車両
側の制御回路25は、所定のサイクルで又は所定の割込
み処理により以下の一連の処理を繰り返し行う。まずス
テップS32において、イグニションキー検出スイッチ
62の端子電圧を読取り、イグニションキーシリンダに
キーが挿入されたか否かを判定する。そして、キーが挿
入されていなければ次のステップS34に進み、キーが
挿入されていればこの判定処理を繰り返す。
【0043】次にステップS34では、ドア開閉スイッ
チ61の端子電圧を読取り、車両のドアが開いているか
否かを判定し、開いていなければ次のステップS36に
進み、開いていればステップS32に戻って判定処理を
繰り返す。次いでステップS36では、受信回路22の
出力を読取り、前述のIDコードを含む解錠のための識
別情報が受信されたか否かを判定し、受信されれば次の
スッテプS24に進み、受信されなければステップS3
2に戻って判定処理を繰り返す。
【0044】次にステップS38では、受信された識別
情報のうちのIDコードが、予め使用者により設定され
た登録コードに一致するか否かの照合を行い、一致すれ
ばステップS40に進み、一致しなければ図8に示すよ
うにステップS32に戻るか、或いは処理を終了する。
そしてステップS40では、タイマの計時動作をスター
トさせる。なおこのタイマの設定時間は、例えば、車両
の施錠手段の解錠が行われてから実際にドアが開けられ
るか、或いはイグニションシリンダにキーが挿入される
までの一般的な時間よりも若干長い時間とされている。
【0045】次いでステップS42では、ドアロック解
錠出力を行い車両の施錠手段を解錠する制御を行い、ス
テップS44に進む。ステップS44では、ステップS
32と同じ判定を行い、キーが挿入されていなければ次
のステップS46に進み、キーが挿入されていれば処理
を終了する。そしてステップS46では、ステップS3
4と同じ判定を行い、ドアが開いていなければ次のステ
ップS48に進み、開いていれば処理を終了する。次に
ステップS48では、ステップS40で計時を開始した
タイマが設定時間になっているか否かを判定し、タイム
アップしていれば次のステップS50に進み、タイムア
ップしていなければステップS44に戻る。
【0046】なお、以上説明した図8及び図9の車両側
の処理には、送信された信号に基づく施錠動作の処理が
含まれていないが、これは例えば図8に示した処理と同
様の処理で実現できる。即ち、図8のステップS36に
おいて施錠のための信号の受信を判定し、ステップS4
2で施錠手段を施錠する施錠制御を行えばよい。但し施
錠の場合には、ステップS40や図9に示すステップS
44以降の処理は不要であり、ステップS42を実行し
た後即座に処理を終了すればよい。
【0047】またなお、解錠動作の処理と施錠動作の処
理を同一のプログラムルーチンで処理することもでき
る。例えば、図8のステップS36では、解錠の信号又
は施錠の信号のいずれかを受信判定するようにし、例え
ばステップS38の次に、受信した信号が解錠指令であ
るか施錠指令であるかを判定する判定処理を設け、解錠
指令である場合にはステップS40以降を実行し、施錠
指令である場合には施錠制御を行った後処理を終了する
プログラムとすればよい。
【0048】以上のような処理によれば、制御回路25
の判別手段、施解錠制御手段、施解錠禁止制御手段及び
自動施錠制御手段としての機能が果される。即ち、イグ
ニションキー挿入状態が検出されている場合には、ステ
ップS34以降への処理の進行が停止するため、結果と
して施錠手段の施解錠制御が禁止される。また、ドア開
状態が検出されている場合にも、ステップS36以降へ
の処理の進行が停止するため、結果として施錠手段の施
解錠制御が禁止される。
【0049】このため、イグニションキー挿入状態或い
はドア開状態といった施解錠制御が不要な状況におい
て、送信機の不用意な振動等により無用に施錠手段が駆
動され車両のバッテリー等が消耗することが防止される
ため経済的である。また、車両走行中において、送信機
の不用意な振動等により施錠手段が使用者の意図に反し
て作動してしまうという不具合も防止される。
【0050】そして、イグニションキーが挿入されてお
らず、かつドアが開いていない状況下において、施錠又
は解錠のための識別信号が送信されると、IDコードが
照合された上で、自動的に車両の施錠手段が施錠又は解
錠される。したがって本例の装置によれば、車両に対し
て送信可能な距離範囲内において、使用者が送信機10
を軽く叩くなどして衝撃を加えれば、車両の施錠手段が
解錠され、めんどうなスイッチ操作をしなくても容易に
エントリ可能となるし、また、前述の施錠スイッチ51
又は解錠スイッチ52のマニュアル操作によっても、従
来どおり施錠手段の施錠又は解錠が行われ、極めて便利
となる。
【0051】また、送信機10の無線信号に基づいて施
錠手段の解錠が行われた後、ドアが開けれず、かつイグ
ニションキーが挿入されない状態が、前述の設定時間を
越えて継続した場合には、ステップS40〜S50の処
理により自動的に施錠手段が施錠される。このため、例
えば送信機10の不用意な振動や操作により解錠が行わ
れてしまった場合でも、通常の解錠操作による車両内へ
の入室等に必要最低限の時間が経過した時点で、自動的
に施錠状態に復帰することになり、安全性が高まる。
【0052】なお、本発明は以上説明した形態例に限ら
れず、各種の態様が有り得る。例えば、上記二つの形態
例では、衝撃の検出により自動的に解錠を指令する無線
信号が送信される態様を例示したが、衝撃の検出により
自動的に施錠を指令する無線信号が送信されるようにし
てもよい。また送信機に、衝撃により施錠を指令するか
解錠を指令するかを設定しておく切換えスイッチ等の設
定手段を設けておき、衝撃を検出した際には、この切換
えスイッチ等の設定に応じて、施錠又は解錠のいずれか
を指令する無線信号が自動的に送信されるようにしても
よい。このようにすれば、使用者の好みに合った使い方
が可能となるので、より便利である。
【0053】また、ドア開閉スイッチ61とイグニショ
ンキー検出スイッチ62のうちのいずれか一方を設け
て、図8及び図9に示した処理においては、例えばステ
ップS32又はS34のうちのいずれか一方の処理、或
いはステップS44又はS46のうちのいずれか一方の
処理を削除してもよい。
【0054】
【発明の効果】請求項1記載の錠操作装置によれば、衝
撃検出手段が所定レベル以上の衝撃を検出すると、送信
制御手段により送信手段への電力供給が行われて、施錠
又は解錠のための識別情報が非接触で送信される。そし
て、送信された識別情報は受信手段により受信され、さ
らに判別手段で正しいものと判別された上で、施解錠制
御手段が、この識別情報に応じて車両の施錠手段を施錠
又は解錠する制御を行う。このため、送信機に所定レベ
ル以上の衝撃を加えるだけで、自動的に施錠又は解錠の
ための識別信号が送信され、車両側ではこの識別信号に
従って施錠手段の施錠又は解錠が行われる。
【0055】したがって本装置によれば、車両に対して
送信可能な距離範囲内において、使用者が例えば送信機
の入ったポケットや鞄などを叩くなどすれば、車両の施
錠手段が自動的に施錠又は解錠され、めんどうなスイッ
チ操作をしなくても、キーを使用しない施錠手段の遠隔
操作が容易に可能となる。
【0056】さらに請求項2記載の錠操作装置によれ
ば、ドア開閉検出手段によりドア開状態が検出されてい
る場合には、前記施錠手段の施解錠制御が禁止される。
このため、ドア開状態という施解錠制御が不要な状況に
おいて、送信機の不用意な振動等により無用に施錠手段
が駆動され車両のバッテリー等が消耗することが防止さ
れるため経済的である。
【0057】また請求項3記載の錠操作装置によれば、
イグニションキー挿入検出手段によりイグニションキー
挿入状態が検出されている場合には、前記施錠手段の施
解錠制御が禁止される。このため、イグニションキー挿
入状態という施解錠制御が不要な状況において、送信機
の不用意な振動等により無用に施錠手段が駆動され車両
のバッテリー等が消耗することが防止されるため経済的
である。また、車両走行中において、送信機の不用意な
振動等により施錠手段が使用者の意図に反して作動して
しまうという不具合も防止される。
【0058】また請求項4記載の錠操作装置によれば、
施解錠制御手段により施錠手段が解錠された後、ドア開
閉検出手段によりドア閉状態が検出されており、かつイ
グニションキー挿入検出手段によりイグニションキー挿
入状態が検出されない状態が所定時間継続した場合に
は、自動的に施錠手段が施錠される。このため、例えば
送信機の不用意な振動や操作により解錠が行われてしま
い、その後にドアの開動やイグニションキーの挿入が行
われないような場合には、所定時間が経過した時点で、
自動的に施錠状態に復帰することになり、安全性が高ま
る。
【0059】また請求項5記載の錠操作装置によれば、
施解錠制御手段により施錠手段が解錠された後、ドア開
閉検出手段によりドア閉状態が検出されている状態が所
定時間継続した場合には、自動的に施錠手段が施錠され
る。このため、例えば送信機の不用意な振動や操作によ
り解錠が行われてしまい、その後にドアの開動が行われ
ないような場合には、所定時間が経過した時点で、自動
的に施錠状態に復帰することになり、安全性が高まる。
【0060】また請求項6記載の錠操作装置によれば、
操作スイッチを操作することで、施錠又は解錠の識別信
号が送信されるため、従来どおりのマニュアル操作も可
能となり、便利である。また、前記衝撃検出手段の最高
感度検出方向が前記操作スイッチの操作方向と同一方向
とされているあため、上記衝撃検出手段の最高感度を必
要最低限に設定でき、使用者が意図しない不用意な衝撃
により上記衝撃検出手段が作動してしまう不具合が信頼
性高く防止される。というのは、使用者が送信機に衝撃
を加える場合、操作スイッチの操作方向と同一方向に叩
くのが自然であり、その可能性が極めて高いため、その
方向の感度を最高感度としておけば、最高感度を必要最
低限に設定でき、また他の方向の衝撃により作動し難く
なり、結果として不用意な衝撃による作動がより信頼性
高く防止されるからである。
【0061】また請求項7記載の錠操作装置によれば、
前記衝撃検出手段の最高感度検出方向が送信機のケース
表面に垂直な方向とされているため、上記衝撃検出手段
の最高感度を必要最低限に設定でき、使用者が意図しな
い不用意な衝撃により上記衝撃検出手段が作動してしま
う不具合が信頼性高く防止される。というのは、使用者
が送信機を叩く場合、そのケース表面に垂直な方向に叩
くのが自然であり、その可能性が極めて高いため、その
方向の感度を最高感度としておけば、最高感度を必要最
低限に設定でき、また他の方向の衝撃により作動し難く
なり、結果として不用意な衝撃による作動がより信頼性
高く防止されるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】錠操作装置(第1例)の全体構成を示す図であ
る。
【図2】衝撃検出手段の構造例を示す図である。
【図3】錠操作装置(第1例)の送信機側の処理を示す
フローチャートである。
【図4】錠操作装置(第1例)の車両側の処理を示すフ
ローチャートである。
【図5】錠操作装置(第2例)の全体構成を示す図であ
る。
【図6】送信機の構造例を示す図である。
【図7】送信機の外観例を示す平面図である。
【図8】錠操作装置(第2例)の車両側の処理を示すフ
ローチャートである。
【図9】錠操作装置(第2例)の車両側の処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
10 送信機 10b ケース 11 送信回路(送信手段) 12 送信アンテナ(送信手段) 13 電力供給回路(電源手段) 14 衝撃検出スイッチ(衝撃検出手段) 15 制御回路(送信制御手段) 21 受信アンテナ(受信手段) 22 受信回路(受信手段) 24 駆動回路 25 制御回路(判別手段、施解錠制御手段、施解錠禁
止制御手段、自動施錠制御手段) 41 ばね板(衝撃検出手段) 42 永久磁石(衝撃検出手段) 43 フロート(衝撃検出手段) 51 施錠スイッチ(操作スイッチ) 52 解錠スイッチ(操作スイッチ) 61 ドア開閉スイッチ(ドア開閉検出手段) 62 イグニションキー検出スイッチ(イグニションキ
ー挿入検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301B

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯可能な送信機と車両に設けられる車
    両側機器とよりなり、 前記送信機は、車両に搭載された施錠手段を施錠又は解
    錠するための識別情報を非接触で送信する送信手段と、
    前記送信手段に電力を供給する電源手段と、衝撃を検出
    する衝撃検出手段と、前記衝撃検出手段からの衝撃検出
    出力が所定のレベル以上の時、前記電源手段を駆動状態
    にして前記識別情報を送信する送信制御手段とを備えて
    おり、 前記車両側機器としては、前記送信機からの前記識別情
    報を非接触で受信する受信手段と、前記識別情報が正し
    いものであるかどうかを判別する判別手段と、前記判別
    手段が前記識別情報を正しいものと判別した場合に、前
    記施錠手段を施錠又は解錠する制御を行う施解錠制御手
    段とを備えていることを特徴とする錠操作装置。
  2. 【請求項2】 車両のドア開閉状態を検出するドア開閉
    検出手段と、前記ドア開閉検出手段によりドア開状態が
    検出されている場合に、前記施錠手段の施解錠制御を禁
    止する施解錠禁止制御手段と、を前記車両側機器として
    さらに備えたことを特徴とする請求項1記載の錠操作装
    置。
  3. 【請求項3】 車両のイグニションキーシリンダへのキ
    ー挿入状態を検出するイグニションキー挿入検出手段
    と、前記イグニションキー挿入検出手段によりイグニシ
    ョンキー挿入状態が検出されている場合に、前記施錠手
    段の施解錠制御を禁止する施解錠禁止制御手段と、を前
    記車両側機器としてさらに備えたことを特徴とする請求
    項1又は2記載の錠操作装置。
  4. 【請求項4】 車両のドア開閉状態を検出するドア開閉
    検出手段と、車両のイグニションキーシリンダへのキー
    挿入状態を検出するイグニションキー挿入検出手段と、
    前記施解錠制御手段により前記施錠手段が解錠された
    後、前記ドア開閉検出手段によりドア閉状態が検出され
    ており、かつ前記イグニションキー挿入検出手段により
    イグニションキー挿入状態が検出されない状態が所定時
    間継続した場合に、自動的に前記施錠手段を施錠する自
    動施錠制御手段と、を前記車両側機器としてさらに備え
    たことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    錠操作装置。
  5. 【請求項5】 車両のドア開閉状態を検出するドア開閉
    検出手段と、前記施解錠制御手段により前記施錠手段が
    解錠された後、前記ドア開閉検出手段によりドア閉状態
    が検出されている状態が所定時間継続した場合には、自
    動的に前記施錠手段を施錠する自動施錠制御手段と、を
    前記車両側機器としてさらに備えたことを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の錠操作装置。
  6. 【請求項6】 前記送信機は、施錠又は解錠を指令する
    操作スイッチをさらに備え、前記送信制御手段は、前記
    操作スイッチの操作に応じて前記電源手段を駆動状態に
    して前記識別情報を送信する機能も有しており、かつ前
    記衝撃検出手段の最高感度検出方向が前記操作スイッチ
    の操作方向と同一方向とされていることを特徴とする請
    求項1乃至5のいずれかに記載の錠操作装置。
  7. 【請求項7】 前記衝撃検出手段の最高感度検出方向が
    前記送信機のケース表面に垂直な方向とされていること
    を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の錠操作
    装置。
JP7933597A 1997-03-31 1997-03-31 錠操作装置 Pending JPH10273984A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7933597A JPH10273984A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 錠操作装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7933597A JPH10273984A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 錠操作装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10273984A true JPH10273984A (ja) 1998-10-13

Family

ID=13687036

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7933597A Pending JPH10273984A (ja) 1997-03-31 1997-03-31 錠操作装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10273984A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000297569A (ja) * 1999-03-19 2000-10-24 Daimlerchrysler Ag 電子閉鎖システム
US6522095B2 (en) * 2000-02-29 2003-02-18 Brose Schliesssysteme Gmbh Motor vehicle door lock
JP2014227740A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 株式会社東海理化電機製作所 遠隔操作システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000297569A (ja) * 1999-03-19 2000-10-24 Daimlerchrysler Ag 電子閉鎖システム
US6700475B1 (en) 1999-03-19 2004-03-02 Daimlerchrysler Electronic closure system, in particular a vehicle closure system
US6522095B2 (en) * 2000-02-29 2003-02-18 Brose Schliesssysteme Gmbh Motor vehicle door lock
JP2014227740A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 株式会社東海理化電機製作所 遠隔操作システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4670746A (en) Keyless entry system for automotive devices with feature for giving caution for locking wireless code transmitter in vehicle
EP1184236B9 (en) Radio system
US4761645A (en) Keyless entry system for automotive devices including steering lock device with compact, portable wireless code transmitter
US5736935A (en) Keyless vehicle entry and engine starting system
US4688036A (en) Keyless entry system for automotive vehicle with power consumption saving feature
EP0138090B1 (en) Radio-wave transmission system of keyless entry system for automotive vehicle devices
US4973958A (en) Keyless entry system for automotive devices antenna device allowing low power radio signal communication
EP0158354B1 (en) Keyless entry system for automotive devices with compact, portable wireles code transmitter, and feature for preventing users from locking transmitter in vehicle
JP4022859B2 (ja) ドアロック制御装置
JP2001227218A (ja) 制御装置
JPH053509B2 (ja)
JP2001254549A (ja) 制御装置
JP4022913B2 (ja) 無線装置
JPH09189156A (ja) ワイヤレスドアロック装置
JPH10273984A (ja) 錠操作装置
JPH10331495A (ja) 錠操作装置
JP2001351453A (ja) 押しボタンスイッチ
JP4130368B2 (ja) 車両用エンジン始動装置
JP2002029385A (ja) 車両用遠隔操作装置
JPH10153025A (ja) 車両用ドアロックシステム
JP3974210B2 (ja) 車両用ドアロック解除装置
JP2001355363A (ja) 車両キーレスエントリー装置
JP2003291778A (ja) スマートイグニッション装置の操作機構
JPS63107665A (ja) 無線式ドアロツク制御装置
JPH11303480A (ja) 車両用無線カードおよび車両運転管理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040120