JPH10271U - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JPH10271U
JPH10271U JP003434U JP343498U JPH10271U JP H10271 U JPH10271 U JP H10271U JP 003434 U JP003434 U JP 003434U JP 343498 U JP343498 U JP 343498U JP H10271 U JPH10271 U JP H10271U
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magnetic head
buffer material
density
filler
contact surface
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JP003434U
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トゥマ ボルフガング
トラキシルメィア ウルリッヒ
コディイェン ヴァルター
フベルタス ヨセフ ロルティエー ヤン
デン バッケル ルランド
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Koninklijke Philips NV
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Koninklijke Philips NV
Koninklijke Philips Electronics NV
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    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/187Structure or manufacture of the surface of the head in physical contact with, or immediately adjacent to the recording medium; Pole pieces; Gap features
    • G11B5/23Gap features
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    • GPHYSICS
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    • G11B5/52Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with simultaneous movement of head and record carrier, e.g. rotation of head
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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  • Supporting Of Heads In Record-Carrier Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録単体を磁気ヘッドのテープ接触面上で移
動させる際に生じるおそれのある妨害信号の発生を著し
く低減させる。 【解決手段】 2つの組合わせたプレート状フェライト
コアリム(3,4)を有する磁気ヘッド(2)におい
て、その2つの側面のうちの一方の側面上に少なくとも
部分的に緩衝材料(19)が設けられており、この緩衝
材料を、30容量%よりも少ない量の充填剤が充填された
合成樹脂とし、この充填剤の密度を10×103kg/m3より
も高くし、この充填剤の重量部を少なくとも74重量%と
し、緩衝材料の密度を4×103kg /m3よりも高くし、こ
の緩衝材料の弾性率を 107〜109Pa の範囲とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、2つの組合わせたプレート状フェライトコアリムを有する磁気ヘッ ドであって、これらコアリムは一側で記録担体用のテープ接触面を構成しており 、このテープ接触面で、2つの前記のコアリムによって画成されたギャップが終 端しており、これらコアリムを以って構成され前記のテープ接触面に対し交差し て延在する2つの側面のうち少なくとも一方の側面上に少なくとも部分的に緩衝 材料が設けられている磁気ヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
特開昭55−84021号公報から既知のこのような磁気ヘッドでは緩衝(減 衰)材料が多孔室で無機質の材料を以って構成されている。このような緩衝材料 は、記録担体、例えば磁気テープを磁気ヘッドのテープ接触面上で移動させる際 に磁気ヘッドの出力信号中に生じる妨害信号を減少させるのに用いられている。 英米文献では、このような妨害信号をスラィディングノイズあるいはラビィング ノイズ(摺動雑音)とも称されている。この特開昭55−84021号公報に記 載された緩衝材料によればこのような妨害信号を満足には減少せしめないという ことを確かめた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、記録担体を磁気ヘッドのテープ接触面上で移動させる際に 生じるおそれのある妨害信号の発生を著しく低減せしめることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、2つの組合わせたプレート状フェライトコアリムを有する磁気ヘッ ドであって、これらコアリムは一側で記録担体用のテープ接触面を構成しており 、このテープ接触面で、2つの前記のコアリムによって画成されたギャップが終 端しており、これらコアリムを以って構成され前記のテープ接触面に対し交差し て延在する2つの側面のうち少なくとも一方の側面上に少なくとも部分的に緩衝 材料が設けられている磁気ヘッドにおいて、前記の緩衝材料を、30容量%よりも 少ない量の充填剤が充填された合成樹脂とし、この充填剤の密度を10×103kg/m 3 よりも高くし、この充填剤の重量部を少なくとも74重量%とし、緩衝材料の密 度を4×103kg /m3よりも高くし、この緩衝材料の弾性率を 107〜109Pa の範囲 としたことを特徴とする。
【0005】 本考案によれば、記録担体を磁気ヘッドのテープ接触面上で移動させる際に生 じる妨害信号を殆ど無くすことができる。このことは、合成樹脂と密度が大きい フィルタとの混合比を特定の値に選択することにより、緩衝材料自体の密度が大 きくなるも合成樹脂に埋込まれた充填剤の粒子は依然として合成樹脂との共働で 満足な緩衝効果をもたらすのに適した相互移動の自由度を有しているという事実 により得られる。また、緩衝材料の弾性率を特定の値に選択している為、フェラ イトコアリムの磁気特性は緩衝材料を硬化させた際にフェライトコアリムに生じ る応力の結果として悪影響を受けず、従って磁気ヘッドの電気信号特性も変化し ない。
【0006】 ハウジング内に収容された磁気ヘッドのコアリムに対する封着用化合物は特開 昭57−222643号公報から既知であり、この化合物も特に記録担体を磁気 ヘッドのテープ接触面上で移動させた際に生じる妨害信号を減少させるも、この 化合物は、密度が5×103kg /m3よりも高く最大で9.14×103kg /m3である(実 施例の最小密度としては6.95×103kg /m3が与えられている) 充填剤が与えられ たエポキシ樹脂より成っている。充填剤の混合比に対しては、エポキシ樹脂が 1 00重量部に対し充填剤が50〜200 重量部になっており、これは33〜66重量%の充 填剤の重量部に相当する。これらの混合比を上述した例の封着用化合物の密度範 囲とともに後述する図1に二重斜線で示してある。この図1は、たとえ特開昭5 7−222643号公報に開示されている密度よりも大きな密度を有する充填剤 を選択したとしても、封着用化合物に対し示されている混合比では封着用化合物 に対しては多くとも 3.2×103kg/m3の密度しか達成できないということも示し ている。このような封着用化合物によって達成しうる緩衝効果もこれに応じてわ ずかである。このような封着用化合物の弾性率に関する内容はこの特開昭57− 222643号公報から得ることができない。一方、本考案による緩衝材料は磁 気ヘッドの両側面のうちの少なくとも一方の側面上に少なくとも部分的に設けた 4×103kg /m3よりも高い密度のものを用いている。本考案によれば、記録担体 が磁気ヘッドのテープ接触面上を移動する際に生じる妨害信号が極めて満足に抑 圧される。
【0007】 種々の関連のハンドブックから明らかなように、種々の材料或いは合金が10× 103kg /m3よりも高い密度を有する充填剤として適している。緩衝材料が充填剤 としてタングステンを有するようにするのが極めて有利であるということを確か めた。この場合、緩衝材料を廉価で簡単に製造でき、しかもタングステンの密度 が19.3×103kg /m3と比較的高い為に前述した混合比で緩衝材料に対し6.6 ×10 3 kg /m3までの密度を得ることができる。
【0008】 タングステンを充填した樹脂より成る材料自体は米国特許第4528652号 明細書から既知である。しかしこの材料は、超音波変換器においてこの変換器の 発振容量を減少させることなく超音波を吸収するために用いられており。この超 音波の吸収は音響インピーダンスを対応して選択することにより達成される。こ の材料を他の用途に用いること、特に本考案の場合のように磁気ヘッドと関連し て磁気ヘッドの機械的振動を減衰させるのに用いることはこの米国特許第452 8652号明細書には些かも開示されていない。
【0009】 緩衝材料の密度は 5.2×103kg /m3程度に選択するのが有利であることを確か めた。緩衝材料をこのような密度にすると、充填剤の粒子が合成樹脂中に均一に 分布され、これら粒子が合成樹脂により完全に被覆(クラッド)され、しかも、 個々の粒子が依然として、合成樹脂との共働で満足な緩衝作用をもたらすのに適 した相対移動の自由度を有する。この場合の上記の値は±10%程度の広がりを有 するものと理解すべきである。
【0010】 更に、緩衝材料の弾性率は3×108Pa 程度に選択するのが有利であることを確 かめた。通常合成樹脂に軟化剤を加えることにより行なわれる弾性率のこのよう な選択により、緩衝材料の硬化中に生じるフェライトコアリム中の応力が磁気ヘ ッドの電気信号を不所望に変化させる程度には大きくならない。この場合の上記 の値は±50%の広がりを有するものと理解すべきである。 緩衝材料は局部的に画成された領域の形態で設け、これら領域間に緩衝材料の ない空所が残るようにするのが有利であるということも確かめた。緩衝材料をこ のように分布させることにより、緩衝材料の硬化中にコアリム中に生じる応力を 減少或いは阻止せしめ、従って前述したように磁気ヘッドの電気信号特性が不所 望に変化しない。
【0011】
【考案の実施の形態】
図2および3は、例えば回転ドラム上に設け、斜めに延在するトラックで磁気 テープを操作するのに適した通常の磁気ヘッドユニット1を示している。磁気ヘ ッド2はフェライトより成る2つの組合わせたコアリム3および4を有しており 、これらコアリムは幅狭面側で磁気テープに対するテープ接触面5を構成してお り、このテープ接触面で、2つのコアリム3および4により画成されたギャップ 6が終端している。このような磁気ヘッドはテープ接触面5およびギャップ6に 対し交差して延在する2つの側面7および8を有している。この磁気ヘッド2は 側面7の一部を以ってキャリア10の側面9上に例えば固着により設けられ、ギャ ップ6を有するこの磁気ヘッドの能動部分がキャリア10の自由端11から突出する ようになっている。磁気ヘッドには通常ギャップ6の領域に隣接してコイル巻線 12が設けられており、このコイル巻線12は2つのコアリム3および4間に設けら れたコイル窓13を通っており、コイル巻線12の両端14および15は、キャリア10上 に配置されたプリント配線板18上にプリント回路として形成されたリード線16お よび17に接続されている。
【0012】 このような磁気ヘッドユニットの動作中磁気テープが磁気ヘッド2のテープ接 触面5上を移動すると、磁気ヘッドの機械的な振動によって生ぜしめられる妨害 信号が磁気ヘッドの出力信号中に生ぜしめられるということが知られている。こ のような妨害信号を減少せしめるために、磁気ヘッドの少なくとも1つの側面上 に緩衝材料を設け、この緩衝材料により磁気ヘッドの機械的振動を減衰させるよ うにすることができる。
【0013】 磁気ヘッド2のこのような機械的な振動の減衰は特に密度が比較的大きい緩衝 材料を用いた場合に有効であるということを確かめた。この目的のために、30容 量%よりも少ない量の充填剤が充填された合成樹脂を緩衝材料として用い、充填 剤の密度は10×103kg /m3とし、充填剤の重量部は少なくとも74重量%とし、緩 衝材料の密度は4×103 kg/m3よりも大きくする。この目的のために用いうる合 成樹脂の一例はCiba-Geigy社から“Araldit F”なる商品名で入手しうるような エポキシ樹脂であり、その密度は約 1.2×103kg /m3である。上述した混合比に 対し、 3.4×103kg /m3よりも大きくする緩衝材料の密度は10×103kg /m3より も大きい密度を有するどの充填剤を用いるか、例えば鉛を用いるか或いはタンタ ルを用いるかに応じて達成しうる。緩衝材料の密度を4×103kg /m3よりも大き くした場合に妨害信号を満足に抑圧しうるということを実際に確かめた。10×10 3 kg /m3よりも大きい密度とした充填剤と合成樹脂とに対する前述した混合比に よれば、合成樹脂内に充填剤の粒子を適切な相対移動自由度が得られるように埋 込む、これらの粒子が合成樹脂と共働して満足な緩衝作用を呈するようにするこ ともできる。
【0014】 図1に示すグラフ線図は関連の混合比を示している。このグラフ線図において 、緩衝材料の密度を縦軸に103kg /m3の単位で示し、緩衝材料中の充填剤の容量 部を横軸に容量%で示してある。このグラフ線図中の破線は103kg/m3の単位で 表わした使用充填剤の所定の密度に対応し、一点鎖線は重量%(Gew %) の単位 で表わした緩衝材料中の充填剤の所定の重量部に対応する。充填剤の密度はオス ミウムあるいはイリジウムのような最大密度が22.5×103kg /m3である材料によ って上限を付ける。前述した混合比では、(一重)斜線によって示す緩衝材料の 選択しうる密度範囲が得られる。
【0015】 緩衝材料が充填剤として19.3×103kg /m3の密度を有するタングステンを有し 、緩衝材料に対する 6.6×103kg /m3までの密度を前述した条件の下で得られる ようにするのが特に有利であるということを確かめた。このことは図1のグラフ 線図から導き出すこともできる。このような緩衝材料は密度を大きくしうるとい う以外に簡単に且つ廉価に製造しうる。特に満足な緩衝作用を得るには、タング ステンの重量部を約82重量%に選択し、これにより緩衝材料の密度を 5.2×103k g /m3としうるようにするのが極めて有利であるということを確かめた。緩衝材 料の密度を上述した値にすると、充填剤の粒子を合成樹脂中に均一に分布させる ことができるとともに、これらの粒子を合成樹脂によって完全に被覆することが でき、しかも個々の粒子が依然として適切な相対移動の自由度を有しており、合 成樹脂と共働する前述した極めて満足な緩衝作用を得ることができるという事実 に基づいて特に満足な緩衝効果が得られる。
【0016】 図4,5および6に示す実施例では、緩衝材料19を前述したように磁気ヘッド 2 の2 つの側面7および8のうち自由にアクセスしうる表面部分上に設ける。こ の場合側面8は完全に自由にアクセスしうるものである。本例では自由にアクセ スしうるこれらの表面部分を完全に緩衝材料で被覆する。或いはまた、これらの 表面部分上の一部のみに緩衝材料を設けるか或いは、磁気ヘッドの2つの側面の うちの一方の側面上にのみ緩衝材料を設けるようにすることができること勿論で ある。この目的のために、緩衝材料19を流体状で関連の表面部分上に設け、次に 使用した合成樹脂に課せられている条件に応じて硬化、換言すれば加熱する。こ の場合、緩衝材料の硬化中にコアリム3および4のフェライトに応力が全く或い は過大な応力が生じないようにすることが重要であるということを確かめた。実 際このような応力はフェライトの磁気特性に、従って磁気ヘッド全体の電気信号 特性に影響を及ぼす。このような不所望な影響を無くすためには、緩衝材料の弾 性率を 107〜109 Paの範囲とするのが重用であるということを確かめた。またこ の弾性率は3×108Pa 程度に選択するのが特に有利であることを確かめた。緩衝 材料の弾性率をこのように選択するのは、通常のように合成樹脂に軟化剤を添加 することにより行なう。このようにすれば、磁気ヘッドの電気信号特性は悪影響 を受けず、一方磁気ヘッドの機械的振動の満足な緩衝が達成され、磁気テープが 磁気ヘッド2のテープ接触面5上を移動する際に磁気ヘッドの出力信号に殆ど妨 害信号が生じなくなる。
【0017】 磁気ヘッド2の2つのコアリム3および4のフェライトに応力が生じるのを防 止するためには、図7および8の実施例に示すように、磁気ヘッドの側面7およ び8の自由にアクセスしうる表面部分のうちの局部的に画成された領域にのみ緩 衝材料19を設け、これら領域の間に中間空所を残すようにするのが有利であるこ とを確かめた。本例では、側面7の自由にアクセスしうる表面部分の2つの領域 20および21上と、完全に自由にアクセスしうる側面8の4つの領域22, 23, 24お よび25上とに緩衝材料19を設け、他の表面部分には緩衝材料を設けないようにす る。緩衝材料を設ける領域の個数および位置は変えることができること勿論であ る。本例では、緩衝材料が設けられている個々の領域の境界は円形であり、これ は緩衝材料を滴下態様で設けることにより達成される。しかし、緩衝材料を細条 状パターン或いはその他のパターンで設けることもできる。
【0018】 勿論、上述した実施例とは異なる磁気ヘッドユニットの例も可能であることに 注意すべきである。例えば、磁気ヘッドを設けるキャリアは直接回転ドラムとす ることができる。本考案による手段は、それ自体固定とするか或いはディスク状 記録担体に対して径方向に移動する磁気ヘッドに対しても用いることができる。 前述した実施例には本考案の範囲を逸脱することなく種々の変更を加えうること 勿論である。緩衝材料は、磁気ヘッドをキャリア上に装着する前に磁気ヘッドの 両側面のうちの少なくとも一方の側面上に設けることができることも銘記すべき である。また緩衝材料は磁気ヘッドの2 つのコアリムにコイル巻線を設ける前に 磁気ヘッドの両側面のうちの少なくとも一方の側面上に設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】緩衝材料を種々の混合比および組成とした場合
に得られる関係を示すグラフ線図である。
【図2】キャリア上に配置した磁気ヘッドを有する通常
の磁気ヘッドユニットを示す側面図である。
【図3】図2の磁気ヘッドユニットを示す平面図であ
る。
【図4】本考案による緩衝材料を磁気ヘッド上に、特に
磁気ヘッドの両側面の自由にアクセスしうる表面部分の
すべてに設けた図2と同様な磁気ヘッドユニットを示す
側面図である。
【図5】図4のV−V線側から見た図4の磁気ヘッドユ
ニットを示す平面図である。
【図6】図4のV1−VI線側から見た図4の磁気ヘッ
ドユニットを示す底面図である。
【図7】緩衝材料を磁気ヘッドの両側面の自由アクセス
しうる表面部分上で局部的に画成された領域にのみ設け
た場合の図5と同様の磁気ヘッドユニットを示す平面図
である。
【図8】図7と同様に緩衝材料を局部的に画成された領
域にのみ設けた場合の図6と同様の磁気ヘッドユニット
を示す底面図である。
【符号の説明】
1 磁気ヘッドユニット 2 磁気ヘッド 3,4 コアリム 5 テープ接触面 6 ギャップ 7,8 2の側面 9 10の側面 10 キャリア 11 10の自由端 12 コイル巻線 13 窓 14, 15 12の両端 16, 17 リード線 18 プリント配線板 19 緩衝材料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 ウルリッヒ トラキシルメィア オーストリア国 2361 ラクセンブルク ヨセフ レンドル ガッセ 7 (72)考案者 ヴァルター コディイェン オーストリア国 2824 ジーベンスタイン バーンシュトラーセ 39 (72)考案者 ヤン フベルタス ヨセフ ロルティエー オランダ国 5581 セーゼット ウォール レ ディルク ファン ホルネラーン 12 (72)考案者 ルランド デン バッケル オランダ国 5611 テーカー アインドー フェン イェー ファン アインドーフェ ンストラート 17

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの組合わせたプレート状フェライト
    コアリムを有する磁気ヘッドであって、これらコアリム
    は一側で記録担体用のテープ接触面を構成しており、こ
    のテープ接触面で、2つの前記のコアリムによって画成
    されたギャップが終端しており、これらコアリムを以っ
    て構成され前記のテープ接触面に対し交差して延在する
    2つの側面のうち少なくとも一方の側面上に少なくとも
    部分的に緩衝材料が設けられている磁気ヘッドにおい
    て、前記の緩衝材料を、30容量%よりも少ない量の充填
    剤が充填された合成樹脂とし、この充填剤の密度を10×
    10 3kg/m3よりも高くし、この充填剤の重量部を少なく
    とも74重量%とし、緩衝材料の密度を4×103kg /m3
    りも高くし、この緩衝材料の弾性率を 107〜109Paの範
    囲としたことを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の磁気ヘッドにおいて、
    前記の緩衝材料が充填剤としてタングステンを有してい
    ることを特徴とする磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の磁気ヘッドに
    おいて、前記の緩衝材料の密度は 5.2×103kg /m3程度
    に選択されていることを特徴とする磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項に記載の磁
    気ヘッドにおいて、前記の緩衝材料の弾性率は3×108P
    a 程度に選択されていることを特徴とする磁気ヘッド。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれか一項に記載の磁
    気ヘッドにおいて、前記の緩衝材料は局部的に画成され
    た領域の形態で設けられ、これら領域間に緩衝材料のな
    い空間が存在していることを特徴とする磁気ヘッド。
JP003434U 1987-07-30 1998-05-20 磁気ヘッド Pending JPH10271U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
AT0193487A AT388822B (de) 1987-07-30 1987-07-30 Magnetkopf
AT1934/87 1987-07-30

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JPH10271U true JPH10271U (ja) 1998-11-17

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ID=3524182

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63188523A Pending JPS6453306A (en) 1987-07-30 1988-07-29 Magnetic head
JP003434U Pending JPH10271U (ja) 1987-07-30 1998-05-20 磁気ヘッド

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JP63188523A Pending JPS6453306A (en) 1987-07-30 1988-07-29 Magnetic head

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US (1) US4905111A (ja)
EP (1) EP0301654B1 (ja)
JP (2) JPS6453306A (ja)
KR (1) KR970002826B1 (ja)
AT (1) AT388822B (ja)
CZ (1) CZ282931B6 (ja)
DE (1) DE3879799D1 (ja)
ES (1) ES2039592T3 (ja)

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