JPH1027176A - 機械翻訳装置及び機械翻訳方法 - Google Patents

機械翻訳装置及び機械翻訳方法

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JPH1027176A
JPH1027176A JP8183347A JP18334796A JPH1027176A JP H1027176 A JPH1027176 A JP H1027176A JP 8183347 A JP8183347 A JP 8183347A JP 18334796 A JP18334796 A JP 18334796A JP H1027176 A JPH1027176 A JP H1027176A
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JP
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JP8183347A
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Tomotaka Mori
知孝 森
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部分翻訳を必要に応じて効果的に実行させるこ
とを可能にする。 【解決手段】翻訳対象とする第1言語による文字列を格
納するための入力バッファ10と、文字列を翻訳する際
に参照される第1言語と翻訳結果となる第2言語との関
係を示す情報を格納する翻訳辞書18と、文法的な情報
を格納した文法辞書16と、翻訳辞書18と文法辞書1
6とを用いた翻訳が失敗した場合に部分翻訳を行うか否
かを示す部分翻訳出力フラグ20と、翻訳辞書18と文
法辞書16を用いて文字列を解析する解析処理部14a
と、部分翻訳出力フラグ20を判別する部分翻訳処理部
14bと、解析処理部14aによる文字列についての解
析が成功ならば第2言語による文字列に翻訳し、解析が
失敗した文字列については部分翻訳出力フラグ20が部
分翻訳を行うことを示すことを判別した場合に部分翻訳
して第2言語による文字列を生成する訳文生成処理部1
4cとを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1言語による文
書を第2言語の文書に翻訳する機械翻訳装置及び機械翻
訳方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、第1言語による文字列(例えば
英文)を第2言語の文字列(例えば日本文)に翻訳(英
日翻訳)する機械翻訳装置では、第1言語と第2言語の
関係を示す情報が登録された翻訳辞書や、文法に関する
情報が登録された文法辞書を用いて、第1言語の文字列
(翻訳対象文)を解析し、この解析結果に基づいて訳文
が生成されている。
【0003】ところで、一般の機械翻訳装置において
は、翻訳対象文を解析できなかった場合には、解析でき
た範囲(単語・句等)での訳文を出力するといった部分
翻訳が実行されている。
【0004】例えば、「He have a pencil. 」という文
(英文としては不正な文)を翻訳対象文として入力した
場合、「He(彼) have(持っている、3人称単数現
在)a(冠詞) pencil(鉛筆).」と解析され、部分
翻訳として「彼◆鉛筆を持っている」(◆は部分翻訳を
表すとする)という訳が出力される。
【0005】部分翻訳として出力される場合は、このよ
うに英文が文法的におかいし場合や文法的に正しくと
も、翻訳システム側の文法規則になかったり、構文が複
雑な場合などである。この部分翻訳により解析失敗の場
合でも何らかの翻訳結果が得られるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の機
械翻訳装置においては、次のような問題があった。すな
わち、翻訳失敗(英文として不正、文法規則にない等)
にも関わらず、翻訳結果を無条件に出力しているために
無駄な処理時間が生じていた。また、概略を知るために
翻訳を行なう場合などは必ずしも全文の訳が必要ではな
い。場合によっては訳文として不完全な部分翻訳が出力
されてるということにより、全文の内容がより不明瞭に
なってしまうことさえあった。
【0007】本発明は前記のような事情を考慮してなさ
れたもので、部分翻訳を必要に応じて効果的に実行させ
ることが可能な機械翻訳装置及び機械翻訳方法を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、翻訳対象とす
る第1言語による文字列を格納するための入力バッファ
と、前記入力バッファに格納された文字列を翻訳する際
に参照される、第1言語と翻訳結果となる第2言語との
関係を示す情報を格納する翻訳辞書と、文法的な情報を
格納した文法辞書と、前記入力バッファに格納された文
字列に対する、前記翻訳辞書と前記文法辞書とを用いた
翻訳が失敗した場合に、部分翻訳を行うか否かを示す翻
訳制御情報を格納する翻訳制御情報格納部と、前記翻訳
辞書と前記文法辞書を用いて、前記入力バッファに格納
された第1言語による文字列を解析する解析処理部と、
前記翻訳制御情報格納部に格納された翻訳制御情報を判
別する部分翻訳処理部と、前記解析処理部による前記入
力バッファに格納された第1言語の文字列についての解
析が成功ならば第2言語による文字列に翻訳し、解析が
失敗した文字列については前記部分翻訳処理部によって
前記翻訳制御情報が部分翻訳を行うことを示すことを判
別した場合に部分翻訳して第2言語による文字列を生成
する訳文生成処理部と、前記訳文生成処理における翻訳
で得られた第2言語による文字列を格納するための出力
候補格納バッファとを具備したことを特徴とする。
【0009】これにより、翻訳制御情報(部分翻訳出力
フラグ)の設定によって、任意に部分翻訳を行なわない
ようにすることができ、不要な翻訳結果出力のための翻
訳時間を省略し、処理時間を短縮化することができる。
【0010】また、前記訳文生成処理部によって前記部
分翻訳を出力しないで翻訳を終了した後に、解析が失敗
した文字列に対する部分翻訳の実行を指示する部分翻訳
指示手段を具備し、前記訳文生成処理部は、前記部分翻
訳指示手段からの指示に応じて、解析が失敗した文字列
に対する部分翻訳を行なうことを特徴とする。
【0011】これにより、翻訳制御情報(部分翻訳出力
フラグ)の設定によって部分翻訳の翻訳結果を出力しな
かった場合でも、翻訳処理終了後において、翻訳失敗部
分について任意に部分翻訳を行なうことができる。
【0012】また、前記翻訳制御情報格納部は、前記解
析処理部による解析が失敗となる複数の条件のそれぞれ
について部分翻訳を行うか否かを示す翻訳制御情報を格
納し、前記訳文生成処理部は、前記複数の条件について
の解析結果に基づいて、部分翻訳を行うことを特徴とす
る。これにより、部分翻訳する/しないを多段階に設定
することができ、翻訳失敗文に対する部分翻訳出力を細
かく設定できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本実施形態に係わる
機械翻訳装置の構成を示すブロック図である。図1に示
すように、本実施形態における機械翻訳装置は、入力部
10、入力バッファ12、翻訳処理部14、文法ルール
格納部16、翻訳辞書18、部分翻訳出力フラグ20、
出力候補格納バッファ22、及び表示部24によって構
成されている。
【0014】入力部10は、翻訳対象とする第1言語に
よる文字列を入力するもので、キーボードやハードディ
スク装置等に格納されたファイルとして入力する。入力
バッファ12は、入力部10(キーボード,ファイル)
から入力された翻訳対象とする第1言語による文字列を
格納するためのバッファである。
【0015】翻訳処理部14は、入力バッファ12に格
納された第1言語による文字列を第2言語による文字列
に翻訳を行うものである。翻訳処理部14には、解析処
理部14a、部分翻訳処理部14b、訳文生成処理部1
4cを含んで構成されている。解析処理部14aは、入
力バッファ12に格納された翻訳対象とする第1言語の
文字列に対して、文法ルール格納部16、翻訳辞書18
を用いて解析する。部分翻訳処理部14bは、部分翻訳
出力フラグ20を参照し、部分翻訳を行うか否かを判別
する。訳文生成処理部14cは、解析処理部14aで解
析された結果に従って、解析処理部14aによる入力バ
ッファ12に格納された第1言語の文字列についての解
析が成功ならば第2言語による文字列に翻訳し、解析が
失敗した文字列については部分翻訳処理部14bによっ
て部分翻訳出力フラグ20が部分翻訳を行うことを示す
ことを判別した場合に部分翻訳して第2言語による文字
列を生成する。
【0016】文法ルール格納部16は、翻訳対象とする
第1言語の文字列について、活用形、品詞の接続、文型
などを解析する文法規則情報が登録されている。翻訳辞
書18は、入力バッファ12に格納された文字列を翻訳
する際に翻訳処理部14によって参照されるもので、第
1言語と対応する第2言語の情報が格納されている。
【0017】部分翻訳出力フラグ20は、入力バッファ
12に格納された文字列に対する、翻訳辞書18と文法
ルール格納部16とを用いた翻訳が失敗した場合に、部
分翻訳を行うか否かを示す翻訳制御情報を格納する。部
分翻訳出力フラグ20は、部分翻訳設定用の表示画面中
において任意に設定された内容に従って、部分翻訳行な
う/行なわないが設定される。
【0018】出力候補格納バッファ22は、翻訳処理部
14により、翻訳を行った結果の出力候補(訳文)が格
納される。表示部24は、出力候補格納バッファ22に
格納された翻訳候補を表示させる。
【0019】次に、第1実施形態における動作につい
て、図2に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。まず、翻訳処理を開始する前に、図3に示すような
部分翻訳指定画面を用いて、翻訳対象とする文字列に対
する解析が失敗した場合に、部分翻訳を「行なう」か
「行なわない」かが選択される。部分翻訳指定画面にお
いて選択された内容は、部分翻訳出力フラグ20に設定
される。
【0020】部分翻訳指定画面において部分翻訳を「行
わない」に設定された場合は、通常の翻訳処理において
部分翻訳は行わずに、正常に翻訳できた第2言語による
文字列(訳文)のみが出力される。文章の概略をつかむ
ときなどは部分翻訳を行わないことで時間を削減でき、
出力される文に関してある程度の翻訳精度を確保するこ
とができる。
【0021】入力部10から入力されるある文章を翻訳
するとき、文ごとに入力バッファ12に格納する(ステ
ップA1,A2)。翻訳処理部14の解析処理部14a
は、入力バッファ12に格納された入力文について、文
法ルール格納部16に格納された文法ルールと、翻訳辞
書18を参照して解析を行なう(ステップA3)。
【0022】ここで、文法ルールで適合するものがある
場合は(ステップA4)、翻訳処理部14の訳文生成処
理部14cは、解析処理部14aによる解析結果に基づ
いて訳文を生成し(ステップA7)、出力候補格納バッ
ファ22に出力する(ステップA8)。
【0023】一方、文法ルールに適合するものがない
(翻訳失敗)場合(ステップA4)、翻訳処理部14の
部分翻訳処理部14bは、先に部分翻訳指定画面で指定
された部分翻訳出力フラグ20を参照する(ステップA
5)。
【0024】ここで、部分翻訳出力フラグ20がオン、
すなわち部分翻訳を行なうことが設定されているならば
(ステップA6)、訳文生成処理14cは、解析処理部
14aの解析結果に基づいて部分翻訳を行なって訳文生
成し(ステップA7)、出力候補格納バッファ22に出
力する(ステップA8)。
【0025】部分翻訳処理部14bが部分翻訳出力フラ
グ20を参照した結果、オフであった場合、すなわち部
分翻訳を行なわないことが設定されていれば(ステップ
A6)、次の翻訳対象文を入力バッファ12に格納し
て、前述と同様にして翻訳処理を行う。
【0026】以下、入力バッファ12に格納される各文
について前述のようにして翻訳を行ない、翻訳対象とす
る全文についての処理が完了すると翻訳処理を終了する
(ステップA1)。
【0027】このようにして、部分翻訳指定画面を用い
て、予め翻訳処理を実行する前に部分翻訳出力フラグ2
0を設定することによって、任意に部分翻訳を行なわな
いようにすることができ、不要な翻訳結果出力のための
翻訳時間を省略し、処理時間を短縮化することができ
る。また、翻訳結果については、ある程度の翻訳精度を
期待することができる。
【0028】次に、第2実施形態における動作につい
て、図4に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。第2実施形態における翻訳では、部分翻訳を行なわ
なかった場合(部分翻訳出力フラグ20がオフ)に、翻
訳終了後、ユーザの何らかの操作(例えば、あるキーを
押下する)に応じて部分翻訳を実行し、部分翻訳による
翻訳結果を出力するようにする。
【0029】例えば、翻訳対象とする文字列について、
記載された内容の概略を知りたいだけなので、部分翻訳
を「行なわない」に設定して翻訳処理に要する時間を短
くして翻訳を行ったが、あとから、部分翻訳も出したい
というときに使用する。
【0030】なお、図4に示すステップB1〜B8の処
理は、図2のフローチャートに示すA1〜A8と同様に
して実行されるものとして説明を省略する。翻訳対象と
する全文に対して翻訳終了後(ステップB1)、例えば
入力部10(キーボード)の所定のキーに割り当てられ
た部分翻訳開始キーが押下されると(ステップB9)、
先の翻訳処理での翻訳失敗文を入力バッファ12にセッ
トする。翻訳処理部14は、入力バッファ12にセット
された翻訳失敗文について部分翻訳を行い(ステップB
10)、翻訳結果を出力候補格納バッファ22に出力す
る(ステップB11)。
【0031】ここでは、翻訳失敗文の部分翻訳を行うと
きに、入力バッファ12にセットされた翻訳失敗文につ
いて解析処理部14aによって解析を行ない、その結果
に基づいて訳文生成処理部14cで訳文を生成しても良
いし、先の翻訳処理において解析した情報(ステップB
3)を使用して訳文を生成しても良い。
【0032】このようにして、部分翻訳出力フラグ20
に部分翻訳を行なわない設定がされていても、翻訳終了
後に翻訳失敗部分についての部分翻訳を行うことが可能
になる。
【0033】次に、第3実施形態の動作について、図5
に示すフローチャートを参照しながら説明する。第3実
施形態では、部分翻訳を行う/行わないの設定を、翻訳
対象とする文字列に対する解析についての複数の条件
(翻訳失敗の原因となるもの)で多段階で行なうことに
より、翻訳失敗文書の部分翻訳出力方法をより細かく指
定できる。
【0034】まず、翻訳処理を開始する前に、図6に示
すような部分翻訳指定画面を用いて、翻訳対象とする文
字列に対する解析が失敗した場合に、解析失敗の原因と
なった条件毎に部分翻訳を「行なう」か「行なわない」
かが選択される。部分翻訳指定画面において選択された
内容は、部分翻訳出力フラグ20に設定される。
【0035】解析失敗の原因となった条件として、例え
ば以下の4つがあるとする。すなわち、(1)活用が誤
っている(活用形不整合)、(2)文法的な不整合(文
型不整合)、(3)時制の誤り(時制不整合)、(4)
品詞の接続が不可(品詞接続性)である。このような場
合、これらの失敗の原因毎に部分翻訳を「行う」「行わ
ない」の設定ができるようにすることにより、翻訳失敗
文書の多段階出力が可能になる。なお、ここでは、説明
を簡単にするために翻訳失敗の原因を「品詞接続性」と
「品詞の接続以外」にする。
【0036】入力部10から入力されるある文章を翻訳
するとき、文ごとに入力バッファ12に格納する(ステ
ップC1,C2)。翻訳処理部14の解析処理部14a
は、入力バッファ12に格納された入力文について、文
法ルール格納部16に格納された文法ルールと、翻訳辞
書18を参照して解析を行なう(ステップC3)。
【0037】ここで、解析結果が文法ルールに適合しな
い(翻訳失敗)場合(ステップC4)翻訳処理部14
は、適合しない文法ルールが「品詞接続性」かどうかを
判断する(ステップC5)。適合しない文法ルールが
「品詞接続性」の場合、部分翻訳処理部14bは、先に
部分翻訳指定画面で「品詞接続性」に対して設定された
部分翻訳出力フラグ20を参照する。
【0038】ここで、部分翻訳出力フラグ20がオン、
すなわち部分翻訳を行なうことが設定されているならば
(ステップC7)、訳文生成処理部14cは、解析処理
部14aによる解析結果に基づいて部分翻訳を行って訳
文生成し(ステップC8)、出力候補格納バッファ22
に出力する(ステップC9)。
【0039】また、部分翻訳処理部14bが部分翻訳出
力フラグ20を参照した結果、オフであった場合、すな
わち部分翻訳を行なわないことが設定されていれば(ス
テップC7)、次の翻訳対象文を入力バッファ12に格
納して、前述と同様にして翻訳処理を行う。
【0040】一方、適合しない文法ルールが「品詞の接
続以外」の場合、部分翻訳処理部14bは、先に部分翻
訳指定画面で「品詞の接続以外」に対して設定された部
分翻訳出力フラグ20を参照する(ステップC6)。以
下、同様にして、先に部分翻訳指定画面で「品詞の接続
以外」に対して設定された部分翻訳出力フラグ20に応
じて部分翻訳を行なう、あるいは部分翻訳を行なわず、
次の文についての処理に移行する。
【0041】なお、ステップC10〜C12の処理につ
いては、第2実施形態における図4のフローチャート中
のステップB9〜B11の処理と同様に実行されるもの
として説明を省略する。
【0042】このようにして、部分翻訳の設定を多段階
にすることにより、翻訳失敗文の部分翻訳出力を細かく
設定できる。なお、実施形態に記載した手法は、コンピ
ュータに実行させることのできるプログラムとして、磁
気ディスク(フロッピーディスク、ハードディスクな
ど)、光ディスク(CD−ROM、DVDなど)、半導
体メモリなどの記憶媒体に格納して配付することができ
る。記憶媒体に格納されたプログラムは、コンピュータ
(CPU)によって読み出され、実行されることで、コ
ンピュータの動作を制御する。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、部
分翻訳を行う/行なわないの設定を設けて、必要がない
場合には部分翻訳となる文章の翻訳は行わないように
し、また部分翻訳を出力しなかった場合でも、翻訳処理
後に何らかの操作で部分翻訳を出力できるので、部分翻
訳を必要に応じて効果的に実行させることが可能となる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係わる機械翻訳装置の構成
を示すブロック図。
【図2】第1実施形態における動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図3】第1実施形態における部分翻訳を行う/行なわ
ないを設定するための画面例を示す図。
【図4】第2実施形態における動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図5】第3実施形態における動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図6】第3実施形態における部分翻訳指定画面の一例
を示す図。
【符号の説明】 10…入力部 12…入力バッファ 14…翻訳処理部 14a…解析処理部 14b…部分翻訳処理部 14c…訳文生成処理部 16…文法ルール格納部 18…翻訳辞書 20…部分翻訳出力フラグ 22…出力候補格納バッファ 24…表示部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 翻訳対象とする第1言語による文字列を
    格納するための入力バッファと、 前記入力バッファに格納された文字列を翻訳する際に参
    照される、第1言語と翻訳結果となる第2言語との関係
    を示す情報を格納する翻訳辞書と、 文法的な情報を格納した文法辞書と、 前記入力バッファに格納された文字列に対する、前記翻
    訳辞書と前記文法辞書とを用いた翻訳が失敗した場合
    に、部分翻訳を行うか否かを示す翻訳制御情報を格納す
    る翻訳制御情報格納部と、 前記翻訳辞書と前記文法辞書を用いて、前記入力バッフ
    ァに格納された第1言語による文字列を解析する解析処
    理部と、 前記翻訳制御情報格納部に格納された翻訳制御情報を判
    別する部分翻訳処理部と、 前記解析処理部による前記入力バッファに格納された第
    1言語の文字列についての解析が成功ならば第2言語に
    よる文字列に翻訳し、解析が失敗した文字列については
    前記部分翻訳処理部によって前記翻訳制御情報が部分翻
    訳を行うことを示すことを判別した場合に部分翻訳して
    第2言語による文字列を生成する訳文生成処理部と、 前記訳文生成処理における翻訳で得られた第2言語によ
    る文字列を格納するための出力候補格納バッファとを具
    備したことを特徴とする機械翻訳装置。
  2. 【請求項2】 前記訳文生成処理部によって前記部分翻
    訳を出力しないで翻訳を終了した後に、解析が失敗した
    文字列に対する部分翻訳の実行を指示する部分翻訳指示
    手段を具備し、 前記訳文生成処理部は、前記部分翻訳指示手段からの指
    示に応じて、解析が失敗した文字列に対する部分翻訳を
    行なうことを特徴とする請求項1記載の機械翻訳装置。
  3. 【請求項3】 前記翻訳制御情報格納部は、 前記解析処理部による解析が失敗となる複数の条件のそ
    れぞれについて部分翻訳を行うか否かを示す翻訳制御情
    報を格納し、 前記訳文生成処理部は、前記複数の条件についての解析
    結果に基づいて、部分翻訳を行うことを特徴とする請求
    項1記載の機械翻訳装置。
  4. 【請求項4】 翻訳対象とする第1言語による文字列に
    対する翻訳が失敗した場合に、部分翻訳を行うか否かを
    示す翻訳制御情報を設定し、 第1言語と翻訳結果となる第2言語との関係を示す情報
    を格納する翻訳辞書と、文法的な情報を格納した文法辞
    書とを用いて、翻訳対象とする第1言語による文字列を
    解析し、 この解析が成功ならば翻訳対象とする第1言語を第2言
    語による文字列に翻訳し、 解析が失敗ならば前記翻訳制御情報が部分翻訳を行うこ
    とを示す場合に解析が失敗した第1言語による文字列を
    部分翻訳して第2言語による文字列を生成することを特
    徴とする機械翻訳方法。
  5. 【請求項5】 翻訳対象とする第1言語による文字列に
    対する翻訳が失敗した場合に、部分翻訳を行うか否かを
    示す翻訳制御情報を設定し、 第1言語と翻訳結果となる第2言語との関係を示す情報
    を格納する翻訳辞書と、文法的な情報を格納した文法辞
    書とを用いて、翻訳対象とする第1言語による文字列を
    解析し、 この解析が成功ならば翻訳対象とする第1言語を第2言
    語による文字列に翻訳し、 解析が失敗ならば前記翻訳制御情報が部分翻訳を行うこ
    とを示す場合に解析が失敗した第1言語による文字列を
    部分翻訳して第2言語による文字列を生成し、 解析が失敗し、前記翻訳制御情報が部分翻訳を行なわな
    いことを示す場合に、解析が成功した文字列の翻訳が終
    了した後に、解析が失敗した文字列に対する部分翻訳の
    実行の指示を入力し、 この入力された指示に応じて、解析が失敗した文字列に
    対する部分翻訳を行なうことを特徴とする機械翻訳方
    法。
  6. 【請求項6】 翻訳対象とする第1言語による文字列に
    対する翻訳が失敗した場合に、解析が失敗となる複数の
    条件のそれぞれについて部分翻訳を行うか否かを示す翻
    訳制御情報を設定し、 第1言語と翻訳結果となる第2言語との関係を示す情報
    を格納する翻訳辞書と、文法的な情報を格納した文法辞
    書とを用いて、翻訳対象とする第1言語による文字列を
    解析し、 この解析が成功ならば翻訳対象とする第1言語を第2言
    語による文字列に翻訳し、 解析が失敗ならば、解析が失敗となった条件に対応する
    前記翻訳制御情報が部分翻訳を行うことを示す場合に解
    析が失敗した第1言語による文字列を部分翻訳して第2
    言語による文字列を生成することを特徴とする機械翻訳
    方法。
  7. 【請求項7】 翻訳対象とする第1言語による文字列に
    対する翻訳が失敗した場合に、部分翻訳を行うか否かを
    示す翻訳制御情報を設定し、 第1言語と翻訳結果となる第2言語との関係を示す情報
    を格納する翻訳辞書と、文法的な情報を格納した文法辞
    書とを用いて、翻訳対象とする第1言語による文字列を
    解析し、 この解析が成功ならば翻訳対象とする第1言語を第2言
    語による文字列に翻訳し、 解析が失敗ならば前記翻訳制御情報が部分翻訳を行うこ
    とを示す場合に解析が失敗した第1言語による文字列を
    部分翻訳して第2言語による文字列を生成するようにコ
    ンピュータを制御するためのプログラムを格納したコン
    ピュータ読取可能な記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013254258A (ja) * 2012-06-05 2013-12-19 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置及び情報処理プログラム

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JP2013254258A (ja) * 2012-06-05 2013-12-19 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置及び情報処理プログラム

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