JPH10271407A - 映像信号処理装置 - Google Patents

映像信号処理装置

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JPH10271407A
JPH10271407A JP6764697A JP6764697A JPH10271407A JP H10271407 A JPH10271407 A JP H10271407A JP 6764697 A JP6764697 A JP 6764697A JP 6764697 A JP6764697 A JP 6764697A JP H10271407 A JPH10271407 A JP H10271407A
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裕喜 浦川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラマブルICを用いた映像信号処理装
置において、CPUまたはプログラマブル演算回路に誤
動作が生じた場合、安定して映像を表示しなければなら
ない。 【解決手段】 DSP3に誤動作が生じた場合に、画面
に映像データ格納手段8のデータを出力するように選択
手段9を出力し、また誤動作情報を表示するように構成
したものである。これにより、ユーザーにプロセッサの
動作状態を認識させることを可能にし、同時に映像信号
を安定して出力することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号の処理装
置に係わるものであり、更に詳しくはプログラマブル演
算回路(ディジタルシグナルプロセッサ:以下、DSP
と記す)を用いたテレビジョン受信機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、DSPによる信号処理技術につい
ては様々な開発がなされ、その一つとしては、例えば特
開平5ー56372号公報に記されたDSPを使用した
テレビジョン受像機がある。このDSPを用いるテレビ
ジョン受信機の構成例を図7に示し、以下にこのテレビ
ジョン受信機について説明する。
【0003】図7はDSPを用いたテレビジョン受像機
の概略を記すブロック図である。図7において、アンテ
ナ200で受信された信号は、チューナー201に導か
れここで選択チャンネルが決まり、チューナー201か
ら導出された中間周波信号は、中間周波増幅器202に
て増幅され、検波器203に供給される。検波器203
から出力されたビデオ信号は、選択回路204にて選択
され、同期再生偏向制御回路206およびアナログデジ
タル(A/D)変換器207に供給される。選択回路2
04は、端子205からの外部からのビデオ信号を選択
導入することもできる。
【0004】デジタル化されたビデオ信号は、映像信号
処理装置210に供給される。この映像信号処理装置2
10は、複数のDSPにより構成されている。映像信号
処理装置210で処理されたビデオ信号は、デジタルア
ナログ(D/A)変換器208に供給されアナログ信号
に変換され、カラーブラウン管209に供給される。映
像信号処理装置210には、ローダ回路501が接続さ
れており、このローダ回路501は、プログラムメモリ
211からのプログラムデータを映像信号処理装置21
0の各DSPに書き込むのに利用される。
【0005】ここでプログラムデータは、入力信号の方
式に応じて自動的に書き込まれるもので、その方式判定
は、方式判定回路500が選択回路204から出力され
るビデオ信号がNTSC方式、PAL方式、SECAM
方式のいずれであるかを判定している。
【0006】方式判定回路500は、プログラムメモリ
211に対して方式に対応したプログラムが格納されて
いるバンクセレクト信号を与えるとともに、ローダ回路
501に対してトリガーパルスを与える。これにより、
プログラムメモリ211内のプログラムが、複数のDS
Pへ順次転送される。これにより、映像信号処理装置2
10内部における信号処理モードが設定される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、複数の映像信号
を処理できるテレビジョン受信機を実現する場合におい
ては、各方式に沿った専用の映像信号処理回路が必要で
あり、より多くの機能を実現するためには数多くの回路
が必要となりコスト的な問題を抱えており、複数の映像
信号を1つの回路で実現できるDSPが要求されてい
る。
【0008】しかし、図7で記したようなDSPを用い
た信号処理回路においては、複数の映像信号を1つの映
像処理回路で処理・構成できるがデータ誤転送やCPU
のハングアップなどで映像信号処理の誤動作や同期の乱
れなどで誤った画像出力を行ってしまうという問題を抱
えており、安定した映像処理システムが要求されてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、DSPを用い複数の映像信号を1つの映像
処理回路で処理するとき、DSPがプログラム転送ミス
などが起きても安定に映像信号出力できるように構成し
たものである。
【0010】また、DSPがプログラム転送ミスなどシ
ステムの動作状態を画面上に適応的に表示可能なように
構成したものである。
【0011】これにより、ユーザーにプロセッサの動作
状態を認識させることを可能にし、同時にプログラム誤
転送やCPUハングアップ時に安定したシステムが得ら
れる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の映像信号処理装置は、複
数の映像デコード処理アルゴリズムを規定する複数のマ
イクロプログラムが予め格納されるメモリと、映像信号
が供給され前記マイクロプログラムに従って映像デコー
ド処理を行うプログラマブル演算回路と、前記メモリに
格納されるマイクロプログラムを前記プログラマブル演
算回路への転送を制御するCPUと、映像データを蓄積
している映像データ蓄積手段と、前記プログラマブル演
算回路の出力か前記映像データ蓄積手段の出力かを前記
CPUの制御信号により選択できる選択回路を備え、プ
ログラマブル演算回路へ送られるプログラムの転送ミス
がおきた場合に、出力する映像信号を差し替えることに
より、映像信号を安定に出力させるという作用を有する
ものである。
【0013】また、本発明の映像信号処理装置は、複数
の映像デコード処理アルゴリズムを規定する複数のマイ
クロプログラムが予め格納されるメモリと、映像信号が
供給され前記マイクロプログラムに従って映像デコード
処理を行うプログラマブル演算回路と、前記メモリに格
納されるマイクロプログラムを前記プログラマブル演算
回路への転送を制御するCPUと、映像データを蓄積し
ている映像データ蓄積手段と、前記プログラマブル演算
回路の出力か前記映像データ蓄積手段の出力かを前記C
PUの制御信号により選択できる選択回路と、前記プロ
グラマブル演算回路へのプログラム転送ミスである情報
を表示可能な表示手段を備え、プログラマブル演算回路
へ送られるプログラムの転送ミスがおきた場合、転送ミ
スであることを表示手段に表示することにより、ユーザ
ーにプロセッサの動作状態を認識させることを可能にす
るという作用を有するものである。
【0014】また、本発明の映像信号処理装置は、複数
の映像デコード処理アルゴリズムを規定する複数のマイ
クロプログラムが予め格納されるメモリと、映像信号が
供給され前記マイクロプログラムに従って映像デコード
処理を行うプログラマブル演算回路と、前記メモリに格
納されるマイクロプログラムを前記プログラマブル演算
回路への転送を制御するCPUと、映像データを蓄積し
ている映像データ蓄積手段と、CPUハングアップ時に
映像信号出力、偏向同期信号出力を制御する映像同期制
御回路と、前記プログラマブル演算回路の出力か前記映
像データ蓄積手段の出力かを前記映像同期制御回路の第
1の制御信号により選択できる第1の選択回路と、入力
映像信号に対して同期検出を行い、同期再生を行う同期
再生回路と、前記同期再生回路の同期信号出力を入力と
し、偏向系の同期信号処理を行う偏向同期回路と、予め
設定された同期信号を発生させる設定同期信号発生回路
と、前記偏向同期回路の出力と前記設定同期信号発生回
路の出力とを前記映像同期制御回路の第2の制御信号に
より選択できる第2の選択回路を備え、CPUハングア
ップ時においても、映像信号出力および偏向同期を差し
替えることにより、画面表示を安定して行うことことが
できるという作用を有するものである。
【0015】また、本発明の映像信号処理装置は、複数
の映像デコード処理アルゴリズムを規定する複数のマイ
クロプログラムが予め格納されるメモリと、画面表示を
制御する複数のマイクロプログラムが予め格納される第
2のメモリと、画面表示内容が予め格納された第3のメ
モリと、映像信号が供給され前記マイクロプログラムに
従って映像デコード処理を行うプログラマブル演算回路
と、前記メモリに格納されるマイクロプログラムを前記
プログラマブル演算回路への転送を制御するCPUと、
映像データを蓄積している映像データ蓄積手段と、CP
Uハングアップ時に前記プログラマブル演算回路および
偏向同期信号出力を制御する映像表示同期出力制御回路
と、入力映像信号に対して同期検出を行い、同期再生を
行う同期再生回路と、前記同期再生回路の同期信号出力
を入力とし、偏向系の同期信号処理を行う偏向同期回路
と、予め設定された同期信号を発生させる設定同期信号
発生回路と、前記偏向同期回路の出力と前記設定同期信
号発生回路の出力とを前記映像同期制御回路の制御信号
により選択できる選択回路を備え、CPUハングアップ
時においても、映像信号出力および偏向同期を差し替え
ることにより、画面表示を安定して行うことことができ
るという作用を有するものである。
【0016】(実施の形態1)以下に本発明の映像信号
処理装置の第1の実施の形態例について図1、および2
を用いて説明する。図1は本発明の一実施の形態例であ
る映像信号処理装置の構成を示すブロック図である。ま
た図2は図1の映像信号処理装置の動作を説明するため
のフローチャート図である。
【0017】図1において、1は映像信号入力端子、2
は映像信号入力端子1から入力された映像信号をディジ
タル信号に変換するA/D変換器、3は映像信号入力端
子1から入力された映像信号を放送方式に応じて信号処
理できるプログラマブル演算回路、4は前記プログラマ
ブル演算回路3から出力されたディジタル映像信号をア
ナログ映像信号に変換するD/A変換器、5、6は複数
の映像デコード処理アルゴリズムを規定する複数のマイ
クロプログラムが予め格納されるメモリであり5がリー
ドオンリーメモリ(以下、ROMと記す)、6がランダ
ムアクセスメモリ(以下、RAMと記す)、7はメモリ
5、6に格納されるマイクロプログラムをプログラマブ
ル演算回路3への転送を制御するCPU、8は映像情報
データを格納している映像データ格納手段、9はCPU
7の制御信号により出力を選択できる選択回路、10は
信号転送バス、11は選択回路9の出力端子である。
【0018】プログラマブル演算回路3は入出力ポート
を介して(図示せず)、ROM5、RAM6、およびC
PU7にバス10を介して相互に接続されている。ま
た、プログラマブル演算回路3は処理内容を変更するこ
とのできる演算回路であって、その演算の手順はマイク
ロプログラムとしてROM5から入力され、CPU7か
らのロード命令に従ってプログラマブル演算回路3にロ
ードされる。
【0019】CPU7は、レジスタ誤転送やプログラマ
ブル演算回路3のデータ誤認識を判断し、誤って転送さ
れた場合は選択回路9に制御信号を出力する。この制御
信号は、誤った映像データを出力しないように、映像デ
ータ格納手段8から出力された信号を出力制御を施す。
【0020】以上のように構成された図1の映像信号処
理回路について、図2を用いてその動作を説明する。
【0021】電源ON時には、プログラマブル演算回路
3にROM5からプログラムを転送する間、映像信号入
力端子1から入力される映像信号は信号処理がされない
ため、CPU7は選択信号「1」を選択回路9に出力す
る。(step1)この選択信号により選択回路9は出
力端子11から出力される信号は映像データ格納手段8
からの映像データであるように切り替えられる。
【0022】次に、映像信号入力端子1に入力された映
像信号は、A/D変換器2を経て、プログラマブル演算
回路3に入力される。プログラマブル演算回路3に入力
された映像信号の方式をCPU7が判断し、その映像信
号に応じたプログラムをROM5からプログラマブル演
算回路3へ出力するよう命令をROM5に出す(ste
p2)。
【0023】ROM5からの出力信号は、バス10を介
してプログラマブル演算回路3、RAM6およびCPU
7のそれぞれに入力される。CPU7ではROM5から
の入力信号とプログラマブル演算回路3にロードされた
データ(レジスタ)との比較を行う(step3)。比
較した結果が一致していたら、ROM5からプログラマ
ブル演算回路3には正常にプログラムが送信されたと判
断し、選択回路9に選択値「0」となる選択信号を送り
(step4)、選択回路9はプログラマブル演算回路
3から出力され、D/A変換器4でアナログ信号に変換
された信号を出力端子11から出力するように切り換え
る。
【0024】一方、比較した結果、プログラマブル演算
回路3にロードされたデータとCPU7に送られた信号
が一致していない場合はプログラム転送ミスと判断し、
再度ROM情報をプログラマブル演算回路3に転送する
よう命令する。CPUは一致するまでレジスタ値の比較
を行うように制御する。
【0025】CPU7は、一致して選択値が「0」にな
った後もn回に1回(設定周期n:整数)はレジスタ比
較を行い、転送ミスが起きた場合は、即座に変更をかけ
るのではなくヒステリシスを持たし、一時的な転送ミス
かどうかを判断し、その後ROM5のデータを再転送す
るかどうかの判断を行う。
【0026】このように、本発明の映像信号処理装置
は、プログラマブル演算回路にプログラムデータを転送
する際、CPU7のレジスタ誤転送やプログラマブル演
算回路3のデータ誤認識が発生した場合、映像データ格
納手段8に記録されている映像を代わりに出力すること
で誤って乱れた映像信号が出力されないように制御を行
い、安定した出力動作を実現するものである。
【0027】(実施の形態2)次に、本発明の映像信号
処理装置の第2の実施の形態例について図3及び図4を
用いて説明する。なお図1を用いて説明した第1の実施
の形態例と同じ構成については同じ符号を用い、その説
明を省略する。
【0028】図3は本発明の映像信号処理装置の構成例
を示すブロック図であり、図4はこの映像信号処理装置
をそなえた画像表示装置の表示部分状態を示す図であ
る。
【0029】図3において、21は映像表示出力制御回
路の制御信号により、プログラマブル演算回路3へのデ
ータ誤転送が発生した場合に、ユーザーに認識できるよ
うに外部に表示を行う表示手段、22は前記表示手段2
1の出力端子である。
【0030】以上のように構成された映像信号処理回路
について、以下、図3を用いてその動作を説明する。
【0031】CPU7では、実施の形態1において説明
したようにCPU7のレジスタ誤転送やプログラマブル
演算回路3のデータ誤認識を判断し、誤って転送された
場合は選択回路9に選択値「1」の制御信号(第1の制
御信号)を選択回路9に出力する。この制御信号は、誤
った映像データを出力しないように映像データ格納手段
8からの映像を出力するように出力制御を施す。また、
同時にもう一つの制御信号(第2の制御信号)を表示手
段21に出力する。表示手段21では、第2の制御信号
により制御され、レジスタ誤転送が起きた場合はユーザ
ーが認識できるようにその内容を表示する。この表示手
段21は画像表示装置の表示部分のディスプレイ、また
LED等が考えられる。
【0032】ここで、図4を用いてその表示例を示し、
説明する。図4において、左部分には画面表示例(図4
(a))、右部分にはLED表示例(図4(b))であ
る。画面表示においてはオンスクリーンディスプレイ
(以下、OSDと記す)表示であり、画面上の一部分
に”データ転送中”などの表示を行ったり、静止画を送
ってユーザーに認識させる。この間、CPU7は誤転送
であった部分のプログラムを再ロードさせるようにRO
M5、プログラマブル演算回路3の制御をを行う。また
LED表示については、色の種類で判別させる方法を使
い、その色に応じてユーザーは転送情報を認識できるこ
とも可能である。
【0033】このように本発明では、画面上やまたは画
面の近くにプログラム転送の状況を記すための情報を送
ることで、視聴者にその状況をしらせ、故障等の不安を
与えず、安心して視聴できる表示装置を提供できる映像
信号処理装置を実現する。
【0034】(実施の形態3)次に、本発明の映像信号
処理装置の第3の実施の形態例について図5を用いて説
明する。なお前述した第1、2の実施の形態例と同じ構
成については同じ符号を用い、その説明を省略する。
【0035】図5は映像信号処理装置の実施の形態例を
であるブロック図である。図5において、31はCPU
7のハングアップ時に映像信号出力制御および偏向同期
の制御を行う映像同期制御回路、32は入力映像信号に
対して同期検出・再生を行う同期再生回路、33は同期
再生回路32から出力された偏向同期信号が入力され偏
向ループを構成する偏向同期回路、34は予め設定され
た同期信号を発生させる設定同期信号発生回路、35は
前記映像同期制御回路31の第2の制御信号により偏向
同期回路33の出力か設定同期信号発生回路34の出力
かを選択可能な第2の選択回路、36、37は映像信
号、偏向同期信号の振幅増幅を行う振幅増幅回路、38
は映像信号処理された信号を表示可能なディスプレイで
ある。
【0036】以上のように構成された映像信号処理回路
について、以下その動作を図5を用いて説明する。
【0037】映像同期制御回路31では、CPU7がハ
ングアップしているか常時監視し、実施の形態1におい
て説明したように、第1の選択回路9の制御と新たに偏
向同期回路33を選択する第2の選択回路35の制御を
行う。CPU7がハングアップした場合は、映像同期制
御回路31は第1の選択回路9へ映像データ格納手段8
から出力される映像データを選択するように選択値
「1」(第1の制御信号)を出力し、第2の選択回路3
5へは設定同期信号発生回路34から出力される偏向同
期信号を選択する第2の制御信号を出力する。
【0038】これにより、CPU7がハングアップして
システム制御が不可能になった場合であっても、出力映
像信号は映像データ格納手段8から出力された映像が画
像表示手段であるディスプレイ38に表示され、また偏
向同期信号は、設定同期信号発生回路34から出力され
たあらかじめ設定された同期信号がディスプレイ38に
出力されるため、画面の乱れることを防ぎ安定した画面
表示ができる。
【0039】以上の実施の形態例の映像信号処理装置に
より、CPUがハングアップしてシステム制御が不能に
なった場合でも、視聴者には安定した画像を提供できる
ものである。
【0040】(実施の形態4)次に、本発明の映像信号
処理装置の第4の実施の形態例について図6を用いて説
明する。なお前述した第1、2、3の実施の形態例と同
じ構成については同じ符号を用い説明を省略する。
【0041】図6は映像信号処理装置の実施の形態例を
であるブロック図である。図6において、51は画面表
示を制御する複数のマイクロプログラムが予め格納され
る第2のメモリ(以下、第2のROMと記す)、52は
画面表示内容が予め格納された第3のメモリ(以下、第
3のROMと記す)、53はCPU7のハングアップ時
に映像信号出力、偏向同期信号出力を制御する映像表示
同期制御回路である。
【0042】以上のように構成された映像信号処理装置
について、図6を用いてその動作を説明する。
【0043】映像表示同期制御回路53では、第1の制
御信号をプログラマブル演算回路3に第1の制御信号、
選択回路35に第2の制御信号を送る。プログラマブル
演算回路3では、映像表示同期制御回路53からの第1
の制御信号により、CPU7がハングアップした場合は
第2のROM51に記録されているマイクロプログラム
をダウンロードし、第3のROM52に格納されてい
る、CPU7がハングアップしていることを表現する画
面表示内容をデコードし、ディスプレイ28にその内容
を映し出す。また、第2の制御信号により選択回路35
では、設定同期信号発生回路34にあらかじめ設定され
た同期信号を選択する。
【0044】本実施の形態例では、第2のROM51、
第3のROM52をそれぞれ映像表示同期制御回路5
3、プログラマブル演算回路3に接続させた構成を示し
たが、第1のROM5のように、バス10に接続させ
て、バス10を通してそれぞれプログラム、データをプ
ログラマブル演算回路3に出力するものであってもよ
い。
【0045】このように、CPU7がハングアップして
システム制御が不可能になっても出力映像信号および偏
向同期信号を安定化し画面の乱れることを防ぎ安定した
画面表示ができる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、プログラ
マブル演算回路へ送られるプログラムの転送ミスがおき
た場合に、出力する映像信号を差し替えることにより、
映像信号を安定に出力させることが可能となる。
【0047】また、プログラマブル演算回路へ送られる
プログラムの転送ミスがおきた場合、転送ミスであるこ
とを表示手段に表示することにより、ユーザーにプログ
ラム転送ミスを認識させることが可能となる。
【0048】また、CPUハングアップ時においても、
映像信号出力および偏向同期を差し替えることにより、
画面表示を安定して行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の映像信号処理装置の回
路ブロック図
【図2】同映像信号処理装置の動作のアルゴリズムフロ
ーチャート
【図3】本発明の実施の形態2の映像信号処理装置の回
路ブロック図
【図4】本発明の実施の形態2の例を示す図
【図5】本発明の実施の形態3の映像信号処理装置の回
路ブロック図
【図6】本発明の実施の形態4の映像信号処理装置の回
路ブロック図
【図7】従来の映像信号処理装置の回路ブロック図
【符号の説明】
1 映像信号入力端子 2、207 A/D変換器 3 プログラマブル演算回路 4、208 D/A変換器 5、51、52 メモリ(ROM) 6 メモリ(RAM) 7 CPU 8 映像データ格納手段 9 選択手段 10 信号バス 11 映像信号出力端子 21 表示手段 22 表示手段出力端子 31 映像同期制御回路 32 同期再生回路 33 偏向同期回路 34 設定同期信号発生回路 35 第2の選択回路 36、37 増幅器 38 ディスプレイ 53 映像表示同期制御回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムによって制御されるプログラ
    マブル演算回路を1つ或いは複数個用いて映像信号処理
    を実行する映像信号処理装置において、前記プログラマ
    ブル演算回路へ送られるプログラムの転送ミスがおきた
    場合に、出力する映像信号を差し替えることを特徴とす
    る映像信号処理装置。
  2. 【請求項2】 複数の映像デコード処理アルゴリズムを
    規定する複数のマイクロプログラムが予め格納されるメ
    モリと、映像信号が供給され前記マイクロプログラムに
    従って映像デコード処理を行うプログラマブル演算回路
    と、前記メモリに格納されるマイクロプログラムを前記
    プログラマブル演算回路へ転送する制御を行うCPU
    と、映像データを蓄積している映像データ蓄積手段と、
    前記プログラマブル演算回路の出力か前記映像データ蓄
    積手段の出力かを前記CPUの制御信号により選択する
    選択回路とを備えることを特徴とする映像信号処理装
    置。
  3. 【請求項3】 プログラムによって制御されるプログラ
    マブル演算回路を1つ或いは複数個用いて映像信号処理
    を実行する映像信号処理装置において、前記プログラマ
    ブル演算回路へ送られるプログラムの転送ミスがおきた
    場合、転送ミスであることを表示手段に表示することを
    特徴とする映像信号処理装置。
  4. 【請求項4】 複数の映像デコード処理アルゴリズムを
    規定する複数のマイクロプログラムが予め格納されるメ
    モリと、映像信号が供給され前記マイクロプログラムに
    従って映像デコード処理を行うプログラマブル演算回路
    と、前記メモリに格納されるマイクロプログラムを前記
    プログラマブル演算回路への転送を制御するCPUと、
    映像データを蓄積している映像データ蓄積手段と、前記
    プログラマブル演算回路の出力か前記映像データ蓄積手
    段の出力かを前記CPUの制御信号により選択する選択
    回路と、前記プログラマブル演算回路へのプログラム転
    送ミスである情報を表示する表示手段とを備えたことを
    特徴とする映像信号処理装置。
  5. 【請求項5】 プログラムによって制御されるプログラ
    マブル演算回路を1つ或いは複数個用いて映像信号処理
    を実行する映像信号処理装置において、CPUがハング
    アップした時に、映像信号の出力信号および偏向同期信
    号を差し替えることを特徴とする映像信号処理装置。
  6. 【請求項6】 複数の映像デコード処理アルゴリズムを
    規定する複数のマイクロプログラムが予め格納されるメ
    モリと、映像信号が供給され前記マイクロプログラムに
    従って映像デコード処理を行うプログラマブル演算回路
    と、前記メモリに格納されるマイクロプログラムを前記
    プログラマブル演算回路へ転送することを制御するCP
    Uと、映像データを蓄積している映像データ蓄積手段
    と、前記CPUがハングアップした時に映像信号の出力
    または偏向同期信号の出力を制御する映像同期制御回路
    と、前記プログラマブル演算回路の出力か前記映像デー
    タ蓄積手段の出力かを前記映像同期制御回路の第1の制
    御信号により選択する第1の選択回路と、入力映像信号
    に対して同期検出を行い、同期再生を行う同期再生回路
    と、前記同期再生回路の同期信号出力を入力とし、偏向
    系の同期信号処理を行う偏向同期回路と、予め設定され
    た同期信号を発生させる設定同期信号発生回路と、前記
    偏向同期回路の出力と前記設定同期信号発生回路の出力
    とを前記映像同期制御回路の第2の制御信号により選択
    する第2の選択回路とを備えたことを特徴とする映像信
    号処理装置。
  7. 【請求項7】 複数の映像デコード処理アルゴリズムを
    規定する複数のマイクロプログラムが予め格納されるメ
    モリと、CPUがハングアップした時に画面表示を制御
    するマイクロプログラムが予め格納される第2のメモリ
    と、画面表示内容が予め格納された第3のメモリと、映
    像信号が供給され前記マイクロプログラムに従って映像
    デコード処理を行うプログラマブル演算回路と、前記メ
    モリに格納されるマイクロプログラムを前記プログラマ
    ブル演算回路へ転送する制御を行うCPUと、映像デー
    タを蓄積している映像データ蓄積手段と、前記CPUが
    ハングアップした時に前記プログラマブル演算回路およ
    び偏向同期信号出力を制御する映像表示同期出力制御回
    路と、入力映像信号に対して同期検出を行い、同期再生
    を行う同期再生回路と、前記同期再生回路の同期信号出
    力を入力とし、偏向系の同期信号処理を行う偏向同期回
    路と、予め設定された同期信号を発生させる設定同期信
    号発生回路と、前記偏向同期回路の出力と前記設定同期
    信号発生回路の出力とを前記映像同期制御回路の制御信
    号により選択する選択回路とを備えたことを特徴とする
    映像信号処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002044549A (ja) * 2000-07-26 2002-02-08 Toshiba Corp 受信装置
KR100421849B1 (ko) * 1998-12-17 2004-06-24 엘지전자 주식회사 주프로세서의디지털신호프로세서운용방법

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