JPH10271211A - 異種回線網間交換接続システム - Google Patents

異種回線網間交換接続システム

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JPH10271211A
JPH10271211A JP9068200A JP6820097A JPH10271211A JP H10271211 A JPH10271211 A JP H10271211A JP 9068200 A JP9068200 A JP 9068200A JP 6820097 A JP6820097 A JP 6820097A JP H10271211 A JPH10271211 A JP H10271211A
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mobile
line
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JP9068200A
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Minoru Satake
稔 佐竹
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Abstract

(57)【要約】 一般公衆回線網と移動体系事業者公衆回線網間の接続
を容易とする異種回線網間交換接続システムを提供す
る。 【解決手段】 アナログ・デジタル信号変換手段32、
デジタル・アナログ信号変換手段34を備えた接続交換
機30を一般公衆回線網10に接続し、この接続交換機
30を多重化装置52、専用線55、多重化装置52’
を介して移動体系事業者公衆回線網20の移動通信制御
局24に接続する。一般公衆回線網10より入力された
アナログ信号は、接続交換機30によりデジタル信号に
変換されて、専用線55を介して移動体系事業者公衆回
線網20に出力され、移動体系事業者公衆回線網20よ
り入力されたデジタル信号は、専用線55を介して接続
交換機30に入力されてアナログ信号に変換されて一般
公衆回線網10に出力され、異種回線網10,20間の
接続が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数回線の異種回
線網間を接続交換可能な交換接続システムに関し、より
詳細にはデジタル・アナログ信号間を相互に変換可能な
手段を備え一般公衆回線網と移動体系事業者公衆回線網
間を専用線又は無線により接続交換可能な異種回線網間
交換接続システムに関する。
【0002】
【従来枝術】図9に示すように、一般公衆回線網10に
接続された電話機12から移動体系事業者公衆回線網2
0と無線接続された移動電話機を呼び出す場合には、以
下のような作業が行われる。
【0003】先ず、一般公衆回線網10内では発信側電
話機12から一般公衆回線網10の市内交換局、市外交
換局、移動体系事業者公衆回線網の移動通信制御局24
の所在する市内交換局を結ぶ回線が確保され、該確保さ
れた回線を介して発信側電話機12と移動体系事業者公
衆回線網20とが接続される。
【0004】そして、一般公衆回線網10と接続された
移動体系事業者公衆回線網20においては、前記一般公
衆回線網10と接続された移動通信制御局24から着信
側移動電話機のホームメモリ局28に着信側移動電話機
の所在が照会され、着信側移動電話機の存在する移動通
信制御局24、無線基地局22’間の回線が確保される
と共にこれらを経由して着信側移動電話機が接続され
る。
【0005】また、移動体系事業者公衆回線網20に無
線接続された移動電話機26から一般公衆回線網10に
接続された電話機12に対して発信する場合には、前述
とは逆の作業が行われる。
【0006】なお、移動体系事業者公衆回線網20にお
いて使用されている音声符号化方式(ビットレイト)
と、一般公衆回線網において使用されている音声符号方
式は相違するため、両回線網間で通話を行う場合にはこ
の音声符号化方式の変換が行われている。
【0007】この音声符号化方式の変換作業は、移動体
系事業者公衆回線網20における移動通信制御局24に
おいて行われ、例えば日本電信電話株式会社(NTT)
及びNTTDoCoMo間における変換処理の例を挙げ
れば、移動電話機から無線基地局22’を経て送られて
きた11.2kb/sの低ビツトレイトのデジタル信号を一
且アナログ電話信号に戻し、それを再び一般公衆回線網
10用の64kb/sのデジタル信号に変換している。但
し、移動電話機26相互間で通話をする場合には、この
ような音声符号化方式の変換を行うことなく通話が可能
である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、一般公
衆回線網10と移動体系事業者公衆回線網20を接続す
る場合、一般公衆回線網10、移動体系事業者公衆回線
網20共に複雑な経路を辿って多くの回線が保留されて
接続されるため、通話料が比較的高いものとなるが、前
述のように一般公衆回線網10に備えられた接続交換機
は、有線出力のみ行うことができ、移動体系事業者公衆
回線網20の無線基地局22’と直接交信することはで
きない。
【0009】一方、前述の従来の一般公衆回線網10と
移動体系事業者公衆回線網20間の接続方法において説
明したように、複雑な経路を辿って両回線網間を接続し
た場合には、移動体系事業者公衆回線網20と一般公衆
回線網10間の音声符号化方式の変換作業が行われる
が、この変換作業は前述のように移動体系事業者公衆回
線網20における低ビットレイトのデジタル信号を一且
アナログ電話信号に変換し、このアナログ電話信号を更
に高ビットレイトのデジタル信号に変換するという2段
階にわたる複雑な方法により変換しており、そのため、
該変換作業に使用される変換機も複雑、高価なものとな
る。
【0010】そして、前述のような種々の要因は、一般
公衆回線網10に接続された電話機12と移動体系事業
者公衆回線網20に接続された電話機間で通話する際の
通話料金を高価なものとする要因となっている。
【0011】このような問題点を解消すべく、移動体系
事業者公衆回線網における無線基地局と交信可能な無線
装置を備えた接続交換機を一般公衆回線網に接続するこ
とも考えられるが、このような方法により一般公衆回線
網10と移動体系事業者公衆回線網20間を接続した場
合には、一般公衆回線網10に接続された電話機12
と、移動体系事業者公衆回線網20に無線接続された移
動電話機とを接続する際に少なくとも2回の無線接続を
行う必要があり、通話時における音声の劣化が生ずるお
それがあるばかりでなく、移動体系事業者公衆回線網2
0の特定の無線基地局によりカバーされるエリア内に配
置された接続交換機により常時多数の回線が使用される
と、使用可能な電波の数が制限されて該エリア内におけ
る他の一般的な移動電話機の使用が困難となる等の問題
が生ずる。
【0012】そこで、本発明の目的は、一般公衆回線網
10と移動体系事業者公衆回線網20間を専用線による
接続が可能であり、従って音声符号化方式の複雑な変換
が不要であり、保留回線量が少なく、従って通話料金を
軽減することができると共に、通話時の音声品質が向上
でき、さらに特定エリア内における使用可能な電波数を
確保して異種回線網間の接続を可能とする異種回線網間
交換接続システムを提供することを目的とする。
【0013】さらに、本発明の別の目的は、一般公衆回
線網10と移動体系事業者公衆回線網20間の接続を、
専用線又は無線による接続を選択して接続することが可
能であり、従って移動体系事業者公衆回線網に対する接
続を専用線及び無線による接続に分散して行うことので
きる異種回線網間交換接続システムを提供することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の異種回線網間交換接続システム60は、一
般公衆回線網10及び移動体系事業者公衆回線網20に
接続され、移動体系事業者公衆回線網20から入力され
たデジタル信号をアナログ電話信号に変換後、一般公衆
回線網に出力するデジタル・アナログ信号変換手段34
と、一般公衆回線網10を経て入力されたアナログ電話
信号を出力先移動体系事業者公衆回線網20に適合した
デジタル信号に変換後、当該移動体系事業者公衆回線網
20に出力するアナログ・デジタル信号変換手段32を
備えた接続交換機30と、前記接続交換機30と移動体
系事業者公衆回線網20の移動通信制御局24間を接続
する専用線55と、多重化して入力された信号を各回線
毎の信号に分割して出力すると共に、各回線毎に入力さ
れた信号を多重化して出力する多重化装置52,52’
を備え、前記専用線55の両端にそれぞれ前記多重化装
置52,52’を接続すると共に、該多重化装置52,
52’を介して前記接続交換機30及び移動体系事業者
公衆回線網20の移動通信制御局24を前記専用線55
に接続したことを特徴とする。
【0015】また、本発明の別の異種回線網間接続交換
システム602は、一般公衆回線網10及び移動体系事
業者公衆回線網20に接続され、移動体系事業者公衆回
線網20から入力されたデジタル信号をアナログ電話信
号に変換後、一般公衆回線網10に出力するデジタル・
アナログ信号変換手段34と、一般公衆回線網10を経
て入力されたアナログ電話信号を出力先移動体系事業者
公衆回線網20に適合したデジタル信号に変換後、当該
移動体系事業者公衆回線網20に出力するアナログ・デ
ジタル信号変換手段32を備えた接続交換機30と、前
記接続交換機30と移動体系事業者公衆回線網20の移
動通信制御局間24を接続する専用線55と、前記接続
交換機30に接続された、前記移動体系事業者公衆回線
網20の無線基地局22と交信可能な無線装置36と、
多重化して入力された信号を各回線毎の信号に分割して
出力すると共に、各回線毎に入力された信号を多重化し
て出力する多重化装置52,52’を備え、前記専用線
55の両端にそれぞれ前記多重化装置52,52’を接
続すると共に、該多重化装置52,52’を介して前記
接続交換機30及び移動体系事業者公衆回線網20の移
動通信制御局24を前記専用線55に接続し、前記一般
公衆回線網10と移動体系事業者公衆回線網20間の接
続を前記専用線55による接続又は無線装置36による
無線接続を選択して切り換える切替手段70を前記接続
交換機30に設けたことを特徴とする。
【0016】前記接続交換機30は、予め利用者に付与
された会員番号及びデータ化された前記接続交換機の作
動状態の履歴を記憶する記憶装置48と、発信側電話機
12(又は26)により入力された会員番号を前記記憶
装置48に記憶された会員番号と照合する会員管理手段
44と、前記照合により発信側電話機12(又は26)
から入力された会員番号と記憶装置48に記憶された会
員番号の一致が確認された場合に入力された着信側電話
番号に対応する着信側電話機26(又は12)の呼び出
しを行う交換処理手段50と、発信側電話機12(又は
26)との接続から回線切断までの前記接続交換機30
の作動状態をデータ化し、記憶装置48に記録するログ
処理手段46と、前記各手段を制御する中央処理装置4
0を備えた制御手段80に接続することもできる。
【0017】また、前記記憶装置48に、前記接続交換
機30の作動段階に応じて発信側電話機12(又は2
6)に出力される音声情報を記録し、発信側電話機12
(又は26)と前記接続交換機30の接続から着信側電
話機26(又は12)の接続、又は着信側電話機26
(又は12)との接続不能の場合の発信側電話機12
(又は26)と接続交換機間30の回線の切断までの各
段階に応じて前記記憶装置48に記憶された音声情報の
1を選択して発信側電話機に出力する音声処理手段を備
えることもできる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につき
添付図面を参照しながら説明する。
【0019】〔専用線による異種回線網間の接続〕図1
は、一般公衆回線網10と移動体系事業者公衆回線網2
0間を例えば一般通信事業者が提供する専用線を介して
接続する異種回線網間交換接続システム60のブロック
図であり、移動体系事業者公衆回線網20の移動通信制
御局24に多重化装置52’を介して接続された専用線
55に、同様の多重化装置52を介して接続交換機30
を接続したものである。
【0020】図1に示すように、一般公衆回線網10と
移動体系事業者公衆回線網20は、本発明の異種回線網
間交換接続システム60における接続交換機30を介し
て接続され、複合的な回線網を形成する。
【0021】この接続交換機30は、一般公衆回線網1
0より入力されたアナログ電話信号を接続先の移動体系
事業者公衆回線網20に適合したデジタル信号に変換す
るアナログ・デジタル信号変換手段32を備えると共
に、移動体系事業者公衆回線網20より入力されたデジ
タル信号をアナログ信号に変換するデジタル・アナログ
信号変換手段34を備える。
【0022】この交換接続機30は、前述の移動体系事
業者公衆回線網20の移動通信制御局24に接続された
専用線55と多重化装置52を介して接続されて、異種
回線網間交換接続システム60を構成している。
【0023】前述の多重化装置52,52’は、前記移
動体系事業者公衆回線網20においては多重搬送が行わ
れており、一般公衆回線網10の加入者線より出力され
た信号をそのまま移動体系事業者公衆回線網20の移動
通信制御局24に入力してもアクセスすることができな
いため、該移動体系事業者公衆回線網20の多重搬送方
式に適合した搬送方式に一般公衆回線網10より入力さ
れた信号を多重化するためのものである。
【0024】このように、本発明の異種回線網間交換接
続システム60にあっては、移動体系事業者公衆回線網
20にアクセスするための多重化装置52,52’を備
えており、この多重化装置52,52’として、本実施
形態にあつては時分割多重化装置(TDM)を使用して
いる。
【0025】本実施例において多重化装置52,52’
として前述の時分割多重化装置(TDM)を使用するの
は、前述のNTTDoCoMo及び新第1種電気通信事
業者(以下「NCC」という)において、多重方式とし
て時分割多重方式を採用しているためであり、例えば、
将来的に前記移動体系事業者20において多重化方式と
して前述の時分割多重化方式とは異なる、例えばスペク
トラム拡散方式(CDM)、その他の方式が採用された
場合には、前記多重化装置はこれらの方式に適したもの
に変更可能である。
【0026】このように構成された本発明の異種回線網
間交換接続システム60における一般公衆回線網10
と、移動体系事業者公衆回線網間20の回線接続から回
線切断までの作動状態を、一の入出力信号を例として示
せば以下の通りである。なお、本実施の形態において
は、一般公衆回線網10に接続された電話機12から、
移動体系事業者公衆回線網20に接続された移動電話機
26を呼び出す例について説明し、移動体系事業者公衆
回線網20に接続された移動電話機26から一般公衆回
線網10に接続された電話機12を呼び出す例について
は同様の作業が行われるためその説明を省略する。
【0027】また、本発明において、一般公衆回線網1
0に接続された電話機12、さらには、移動体系事業者
公衆回線網20に無線接続される移動電話機26には、
一般にいう「電話機」のみならず、ファクシミリ等の送
受信装置や、一般公衆回線網10の市内交換局(ISD
Nの市内交換局)を交換局とするPHS等をも含み、携
帯電話、白動車電話等の電話機の他に、その付属装置、
そして、各種モデム、TAを介して接続される制御装置
として使用されるパソコン等の広義の通信端末、あるい
は、VRS,テレゴング、ATMネツトワーク等接続交
換機の介在し得る対象をも含む。
【0028】まず、一般公衆回線網10に接続された発
信側電話機12をダイヤルし、本発明の異種回線網間交
換接続システム60の接続交換機30に接続可能な電話
番号をダイヤルすると、一般公衆回線網10内の回線が
確保されて発信側電話機12と、接続交換機30が接続
される。
【0029】発信側電話機12と、接続交換機30の接
続を確認後、発信側電話機12を更にダイヤルして、着
信側移動電話機26の電話番号をダイヤルすると、発信
側電話機12より入力されたアナログ信号による電話番
号は接続交換機30内に備えられたアナログ・デジタル
信号変換手段32によりデジタル信号に変換され、多重
化装置52を介して多重化された後、着信側移動電話2
6の接続された移動体系事業者公衆回線網20の移動通
信制御局24に接続された専用線55に出力される。
【0030】前記専用線55の移動体系事業者公衆回線
網20側の終端には、多重化装置52’が接続されてお
り、この多重化装置52’により、前記多重化装置52
により多重化された一般公衆回線網10からの信号が各
回線毎の信号に分割されて移動体系事業者公衆回線網2
0の移動通信制御局24に入力される。
【0031】移動通信制御局24に前記着信側移動電話
機26の番号が入力されると、移動通信制御局24は前
記着信側移動電話機26の番号に基づいて移動電話機2
6の所在がホームメモリ局28に照会されて、移動電話
機26の所在が確認された場合には、移動通信制御局2
4と移動電話機26の所在する最寄りの無線基地局2
2’間の回線が確保されて発信側電話機12と着信側移
動電話機26間の回線が接続されて通話可能な状態とな
る。
【0032】発信側電話機12から入力される音声等
は、接続交換機30にアナログ信号として入力される
が、この交換接続機30に入力されたアナログ信号は、
交換接続機30に設けられた前述のアナログ・デジタル
信号変換手段32によりデジタル信号に変換され、この
交換接続機に接続された多重化装置52により多重化さ
れて専用線55に出力される。
【0033】また逆に、移動電話機26より入力される
信号は、多重化装置52’、専用線55、多重化装置5
2を介してデジタル信号として接続交換機30に入力さ
れるが、接続交換機30に入力された前記デジタル信号
は、前記接続交換機30に備えられたデジタル・アナロ
グ信号変換手段34によりアナログ信号に変換されて、
一般公衆回線網10に出力される。このようにして、一
般公衆回線網10に接続された発信側電話機l2と、移
動体系事業者公衆回線網20に接続された移動電話機2
6間での通話が可能となる。
【0034】以上のようにして確保された回線を介して
行われた通話か終了し、発信側電話機12又は受信側移
動電話機26のいずれかのオフフックが検出されると、
確保されていた一般公衆回線網10及び移動体系事業者
公衆回線網20の回線がいずれも切断されて接続交換作
業が終了する。
【0035】さらに、前述の異種回線網間交換接続シス
テム60のより好適な実施の形態について図2に示すブ
ロック図を参照して説明する。
【0036】なお、図2は、一般公衆回線網10から移
動体系事業者公衆回線網20に対して呼び出しを行った
状態を示す図であり、図3は、移動体系事業者公衆回線
網20から一般公衆回線網10に対して呼び出しを行っ
た状態を示す図であるが、図3においては、発信側電話
機と着信側電話機が図2のものと逆となったものであ
り、接続交換機30自体の動作は前記図2の説明と同様
であるので、その説明を省略する。
【0037】図2に示すブロック図は、本発明の異種回
線網間交換接続システム60を、予め登録された特定会
員に対する通信サービス業務に使用する装置等として構
成した例を示したものであり、本実施形態においては、
前記接続交換機30に発信側電話機12に着信側電話機
26の接続までの各段階に応じた音声情報をアナウスす
る音声処理手段42、記憶装置48に記憶された予め各
利用者毎に付与された会員番号と、利用者により発信側
電話機12より入力された会員番号の照合を行う会員管
理手段44、本異種回線網間交換接続システム60の利
用状況の履歴をデータ化処理して記憶装置48に逐次記
録するログ処理手段46、及び前記会員番号、音声情
報、接続交換機30の作動状態の履歴等のデータを記憶
する記憶手段48、前記会員管理手段44による照合の
結果、記憶装置48内に記憶された会員番号と発信側電
話機12により入力された会員番号の一致が確認された
場合にのみ、発信側電話機12により入力された着信側
電話機26の電話番号に従い着信側電話機26の呼び出
しを行う交換処理手段50及び前記各手段のシーケンス
制御を司る中央処理装置(CPU)40を備た制御装置
80を接続して成り、前記接続交換機30がデジタル・
アナログ信号変換手段34、アナログ・デジタル信号変
換手段32を備え、多重化装置52を介して専用線55
と接続されている点は前記実施の形態と同様である。
【0038】このように構成された本発明の実施の形態
の異種回線網間交換接続システム60の動作について図
4のフロー図を参照して説明すれば、以下の通りであ
る。
【0039】発信側電話機12により、異種回線網間交
換接続システム60の接続交換機30に付された電話番
号をダイヤルして、前記接続交換機30を呼び出し、発
信側電話機12と接続交換機30とが接続された状態が
図4中の「着信」である。
【0040】発信側電話機12と、接続交換機30間の
回線が確保され、「着信」の状態となったことを、前記
接続交換機30に接続された中央処理装置40が検出
し、ログ処理手段46による接続変換機30の作動状態
の履歴をテータ化し、及びこのデータの記憶装置48に
記録する作業が開始されると共に、音声処理手段42を
介して記憶装置48中に記憶された音声情報中、本発明
の異種回線網間交換接続システム60の利用方法の案
内、会員番号を入力すべき旨の音声情報を選択して発信
側電話機12に出力する。この状態が図4中の「オープ
ニング」に相当する。
【0041】利用者は、この音声情報に従い、発信側電
話機12をダイヤルして予め与えられている会員番号を
入力すると、この時のプッシュボタン信号を中央処理装
置40が検出し、会員管理手段44に対して入力された
会員番号と記憶装置48内に記憶されている会員番号と
の照合が指令される。
【0042】照合の結果、記憶装置48内に記憶された
会員番号と一致しない場合には、中央処理装置40が会
員番号の入力エラーを判断して音声処理手段42を介し
て再度会員番号の入力を要求する音声情報がアナウスさ
れ、この音声情報に従って再度入力された会員番号に対
して前述と同様の会員番号の照合が行われる。
【0043】中央処理装置40が3度目の会員番号の入
力エラーを検出すると、音声処理手段42により会員番
号がエラーである旨の音声情報が選択されて発信側電話
機12に出力され、その後一般公衆回線網10と接続交
換機30間の回線が切断される。
【0044】前記会員番号の照合の結果、中央処理装置
40が発信側電話機12により入力された会員番号と記
憶装置48内に記憶されている会員番号との一致を確認
した場合には、音声処理手段42により着信側移動電話
機26の電話番号を入力すべき旨の音声情報がアナウス
され、この音声情報に従って利用者は発信側電話機12
をダイヤルして着信側移動電話26の電話番号を入力す
ると共に、着信側移動電話機26の電話番号の入力終了
を識別するための♯を入力する。
【0045】着信側移動電話機26の電話番号及び♯の
入力の検出により、交換処理手段50により該移動電話
26の番号がアナログ・デジタル変換手段32に出力さ
れてデジタル信号に変換されて専用線55を介して出力
されると共に、音声処理手段42により着信側移動電話
機26との接続待ちである旨の音声情報が選択されてア
ナウスされる。また、中央処理装置40は着信側移動電
話機26からの応答信号の受信を監視する。
【0046】デジタル信号に変換された前記移動電話機
26の電話番号の送信後、所定時間の経過にもかかわら
ず中央処理装置40が着信側移動電話機26の応答信号
を確認できない場合、中央処理装置40は、着信側移動
電話機26が電波の届かない場所にあるか、又は電源が
入っていない状態にあるために送信エラーが生じたもの
と判断し、その旨の音声情報を音声処理手段42によっ
てアナウスした後、回線を切断する。
【0047】一方、着信側移動電話機26の応答信号が
検出された場合には、発信側電話機12と着信側電話機
26間を接続して通話が可能となると共に、ログ処理手
段46により記憶装置48に通話開始時刻が記録され、
通話時間のカウントが開始される。
【0048】以上のようにして接続された発信側電話機
12と、着信側移動電話機26間での通話が終了し、中
央処理装置40により発信側電話機12又は着信側移動
電話機26のいずれかがオフフックの状態となったこと
が検出されると、回線が切断されると共に通話時間のカ
ウントが終了し、ログ処理手段46による接続交換機3
0の作動状況のデータ化、記憶装置48に対する記録が
終了する。
【0049】なお、以上の例においては会員番号の入力
等を発信側電話機12をダイヤルして手入力により行う
例を示し、また、前記会員番号等が手入力されることを
前提として、音声アナウスが出力される例を示したが、
例えば一般公衆回線網10に接続された発信側電話機1
2に、既知のターミナルアダプタ等を接続し、発信側電
話機12により予め設定された番号の入力後に着信側移
動電話機26の電話番号を入力することにより、前記接
続交換機30の呼び出し、会員番号の入力、着信側移動
電話機26の番号の入力等の一連の処理を前記ターミナ
ルアダプタに行わせるように構成することもでき、この
場合には前述の音声ガイダンス等の出力が不要となる。
従って、本発明の異種回線網間交換接続システム60を
より簡単な構成とすることができる。
【0050】以上のように、本発明の異種回線網間交換
接続システム60によれば、アナログ・デジタル変換手
段32、デジタル・アナログ変換手段34を備えた接続
交換機30を多重化装置52を介して専用線55に接続
し、該専用線55、多重化装置55’を介して移動体系
事業者公衆回線網20の移動通信制御局24に接続した
ので、一般公衆回線網10に接続された電話機12によ
り本発明の異種回線網間交換接続システム60を介して
移動体系事業者公衆回線網20の移動通信制御局24と
直接交信することができ、従来複雑な経路、複雑な変換
手段を介して行われていた一般公衆回線網10と移動体
系事業者公衆回線網20間の接続を容易に行うことがで
きる。
【0051】また、一般公衆回線網10と移動体系事業
者公衆回線網20間の接続を専用線55を介して行うた
めに、通話時の音声の劣化が少なく、また、無線基地局
22に比較して接続可能な回線の容量の大きい移動通信
制御局24に接続することにより、より多量の回線を本
異種回線網間交換接続システム60を介して接続するこ
とが可能となる。
【0052】〔無線又は専用線による異種回線網間の接
続〕次に、一般公衆回線網10と移動体系事業者公衆回
線網20間の接続を専用線55又は無線による接続を選
択して接続可能な本発明の別の異種回線網間交換接続シ
ステム602の構成例を図5、図6、及び図7に示すブ
ロック図に基づいて説明する。
【0053】本実施形態の異種回線網間交換接続システ
ム602においては、接続交換機30は、アナログ・デ
ジタル変換手段32及びデジタル・アナログ変換手段3
4に接続された切替交換手段70を備え、この切替手段
70に多重化装置52を介して専用線55を接続すると
共に、前記移動体系事業者公衆回線網20の無線基地局
22と交信可能な無線装置36を接続し、前記切替手段
70による切替えにより、一般公衆回線網10と移動体
系事業者公衆回線網20間の接続を前記専用線55によ
る接続、又は無線装置36による無線接続のいずれか選
択して行えるように構成したものである。
【0054】この無線装置36は、デジタル信号に変換
された一般公衆回線網10からの信号を移動体系事業者
公衆回線網20の無線基地局22に発信し、無線基地局
22より発信された無線信号を受信するための無線出入
力端子38を備え、該無線出入力端子38により受信さ
れた無線信号は、無線装置本体37を介してデジタル・
アナログ信号変換手段34によってアナログ信号に変換
されて一般公衆回線網10に出力されるよう構成されて
いる。
【0055】前述の無線装置36は、本異種回線網間接
続交換システム602により接続される移動体系事業者
公衆回線網20の無線基地局22と交信可能なものであ
ればいかなるものをも使用することができ、例えば、接
続先の移動体系事業者公衆回線網20に加入している移
動電話機をそのまま転用して使用することもできる。こ
の場合には、該移動電話機に設けられている出入力端子
を切替手段70を介してデジタル・アナログ変換手段3
4及びアナログ・デジタル変換手段32に接続して使用
する。
【0056】また、前記切替手段70は、本発明の異種
回線網間交換接続システム602の設置される地域、そ
の他の条件に合わせて手動により切替えて、専用線55
による接続又は無線装置36による無線接続のいずれか
を適宜に選択することもできるが、交換接続機30に中
央処理装置40等の制御手段80を接続した図6及び図
7の実施形態にあっては、予め入力された情報に従っ
て、中央処理装置40により個別の回線接続作業毎に切
替え可能に構成することもできる。
【0057】より具体的には、例えば、移動体系事業者
公衆回線網20と専用線55によって接続された回線数
が予め設定された回線数を上回った場合に、以後接続さ
れる回線については無線装置36による出力を選択し、
該無線装置36による無線出力により移動体系事業者公
衆回線網20の無線基地局22と交信して、該無線基地
局22を経由して移動通信制御局24に接続し得るよう
に構成している。
【0058】なお、前述の切替手段70及び前記切替手
段70に接続された無線装置36を備える点を除いて
は、本実施形態における異種回線網間交換接続システム
602は図1〜図3において説明した異種回線網間接続
交換システム60と同様の構成である。
【0059】このように構成された本発明の異種回線網
間交換接続システム602により、一般公衆回線網10
と、移動体系事業者公衆回線網20間の回線接続の作動
状態を、一の入出力信号を例として示せば以下の通りで
ある。
【0060】まず、図5に従って、本実施形態における
異種回線網間交換接続システム602の基本的な動作に
ついて説明すると、一般公衆回線網10に接続された発
信側電話機12をダイヤルし、異種回線網間交換接続シ
ステム602の接続交換機30に接続可能な電話番号を
ダイヤルすると、一般公衆回線網10中の回線が確保さ
れて発信側電話機12と、接続交換機30が接続され
る。
【0061】発信側電話機12と、接続交換機30の接
続を確認後、発信側電話機12を更にダイヤルして、着
信側移動電話機26の電話番号をダイヤルすると、切替
手段70の切替えにより予め選択された専用線55又は
無線装置36のうちのいずれかの接続方法を介して移動
体系事業者公衆回線網20と一般公衆回線網10間の接
続が行われる。
【0062】切替手段70により予め選択された接続方
法が、無線装置36による無線接続である場合には、前
記発信側電話機12より入力されたアナログ信号による
電話番号は、接続交換機30内に備えられたアナログ・
デジタル信号変換手段32によりデジタル信号に変換さ
れ、無線装置36を介して着信側移動電話26の接続さ
れた移動体系事業者公衆回線網20で使用する無線信号
に変換されて出力され、この出力された無線信号は、移
動体系事業者公衆回線網20の無線基地局22により受
信される。
【0063】無線基地局により受信された移動電話機2
6の番号は、無線基地局22から移動通信制御局24に
送信され、この移動通信制御局24により該番号に基づ
いて移動電話機26の所在がホームメモリ局28に照会
されて、移動電話機26の所在が確認された場合には、
移動通信制御局24と移動電話機26の所在する最寄り
の無線基地局22’間の回線が確保されて発信側電話機
12と着信側移動電話機26間の回線が接続されて通信
可能な状態となる。
【0064】発信側電話機12から入力される音声等
は、接続交換機30にアナログ信号として入力される
が、この接続交換機30に入力されたアナログ信号は、
前述のアナログ・デジタル信号変換手段32によりデジ
タル信号に変換され、無線装置36により無線信号とし
て出力される。
【0065】また逆に、移動電話機26より入力される
信号は、無線出入力端子38、無線装置本体37を介し
てデジタル信号として接続交換機30に入力されるが、
接続交換機30に入力された前記デジタル信号は、デジ
タル・アナログ信号変換手段34によりアナログ信号に
変換されて、一般公衆回線網10に出力される。このよ
うにして、一般公衆回線網10に接続された発信側電話
機12と、移動体系事業者公衆回線網20に接続された
移動電話機26間での通話が可能となる。
【0066】以上のようにして確保された回線を介して
行われた通信が終了し、発信側電話機12又は受信側移
動電話機26のいずれかのオフフックが検出されると、
確保されていた一般公衆回線網10及び移動体系事業者
公衆回線網20の回線がいずれも切断されて交換作業が
終了する。
【0067】なお、切替手段70により選択された接続
方法が専用線55による接続である場合には、前述の図
1に示した異種回線網間交換接続システム60の実施形
態における場合と同様の方法により回線の接続から切断
までの作業が行われる。
【0068】次に、図6は前記実施形態における異種回
線網間交換接続装置602を特定会員に対する通信サー
ビス業務として使用する装置として構成し、また、前記
切替手段70による接続方法の切替を接続交換機30に
接続された制御手段80の中央処理手段40により予め
設定された条件で自動に行うよう構成した場合のブロッ
ク図であり、この図6の異種回線網間交換接続装置60
2の動作について図8のフロー図を参照して説明すれ
ば、以下の通りである。
【0069】なお、図7に示す異種回線網間交換接続装
置602のブロック図は、前記図6に示す異種回線網間
交換接続装置602のブロック図おける発信側、着信側
が入れ代わったものであるため、その説明を省略する。
【0070】発信側電話機12により、異種回線網間交
換接続システム602における接続交換機30に付され
たれ電話番号をダイヤルして、前記接続交換機30を呼
び出し、発信側電話機12と接続交換機30とが接続さ
れた状態が図8中の「着信」である。
【0071】発信側電話機12と、接続交換機30間の
回線が確保され、「着信」の状態となったことを中央処
理装置40が検出し、ログ処理手段46による接続変換
機30の作動状態の履歴をテータ化し、及びこのデータ
の記憶装置48に記録する作業が開始されると共に、音
声処理手段42を介して記憶装置48中に記憶された音
声情報中、本発明の異種回線網間交換接続装置60の利
用方法の案内、会員番号を入力すべき旨の音声情報を選
択して発信側電話機12に出力する。この状態が図11
中の「オープニング」に相当する。
【0072】利用者は、前述の会員番号を入力すべき旨
の音声情報に従い、発信側電話機12をダイヤルして予
め与えられている会員番号を入力すると、この時のプッ
シュボタン信号を中央処理装置40が検出し、会員管理
手段44に対して入力された会員番号と記憶装置48内
に記憶されている会員番号との照合が指令される。
【0073】照合の結果、記憶装置48内に記憶された
会員番号と一致しない場合には、中央処理装置40が会
員番号の入力エラーを判断して音声処理手段42を介し
て再度会員番号の入力を要求する音声情報がアナウスさ
れ、この音声情報に従って再度入力された会員番号に対
して前述と同様の会員番号の照合が行われる。
【0074】中央処理装置40が3度目の会員番号の入
力エラーを検出すると、音声処理手段42により会員番
号がエラーである旨の音声情報が選択されて発信側電話
機12に出力され、その後一般公衆回線網10と間の回
線が切断される。
【0075】前記会員番号の照合の結果、中央処理装置
40が発信側電話機12により入力された会員番号と記
憶装置48内に記憶されている会員番号との一致を確認
した場合には、音声処理手段42により着信側移動電話
機26の電話番号を入力すべき旨の音声情報がアナウス
され、この音声情報に従って利用者は発信側電話機12
をダイヤルして着信側移動電話機26の電話番号を入力
すると共に、着信側移動電話機26の電話番号の入力終
了を識別するための♯を入力する。
【0076】着信側移動電話機26の電話番号及び♯の
入力の検出により、中央処理装置40は、予め設定され
た条件に従い、該回線を専用線55により移動体系事業
者公衆回線網20と接続するか、又は無線装置36によ
る無線接続とするかを判断し、該結果に従って切替手段
70を切り換える。そして、接続交換機30により前記
中央処理装置40により選択された専用線55又は無線
装置36による接続方法により移動体系事業者公衆回線
網20と接続されると共に、音声処理手段42により着
信側移動電話機26との接続待ちである旨の音声情報が
選択されてアナウスされる。また、中央理装置40は着
信側移動電話機26からの応答信号の受信を監視する。
【0077】デジタル信号に変換された前記移動電話機
26の電話番号の出力後、所定時間の経過にもかかわら
ず中央処理装置40が着信側移動電話機26の応答信号
を確認できない場合、中央処理装置40は、着信側移動
電話機26が電波の届かない場所にあるか、又は電源が
入っていない状態にあるために送信エラーが生じたもの
と判断し、その旨の音声情報を音声処理手段42によっ
てアナウスした後、回線を切断する。
【0078】一方、着信側移動電話機26の応答信号が
検出された場合には、発信側電話機12と着信側電話機
26間を接続して通話が可能となると共に、ログ処理手
段46により記憶装置48に通話開始時刻が記録され、
通話時間のカウントが開始される。
【0079】以上のようにして接続された発信側電話機
12と、着信側移動電話機26間での通話が終了し、中
央処理装置40により発信側電話機12又は着信側移動
電話機26のいずれかがオフフックの状態となったこと
が検出されると、回線が切断されると共に通話時間のカ
ウントが終了し、ログ処理手段46による接続交換機3
0の作動状況のデータ化、記憶装置48に対する記録が
終了する。
【0080】なお、一般公衆回線網10に接続された発
信側電話機12に、既知のターミナルアダプタ等を接続
して、前述の会員番号の入力等の作業を行わせるよう構
成し得る点は、前記図2に示す実施形態の場合と同様で
ある。
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、一般公衆回線網と
移動体系事業者公衆回線網間を専用線による接続が可能
であり、従って音声符号化方式の複雑な変換が不要であ
り、保留回線量が少なく、従って通話料金を軽減するこ
とができると共に、通話時の音声品質が向上でき、さら
に特定エリア内における使用可能な電波数を確保して異
種回線網間の接続を可能とする異種回線網間交換接続シ
ステムを提供することができた。
【0082】さらに、一般公衆回線網10と移動体系事
業者公衆回線網20間の接続を、専用線又は無線による
接続を選択して接続することが可能であり、従って一般
公衆回線網と移動体系事業者公衆回線網との間の接続を
専用線又は無線による接続に分散することのできる異種
回線網間交換接続システムを提供することができた。
【0083】また、音声処理手段、会員管理手段、ログ
処理手段、交換処理手段、中央処理装置、記憶装置の各
手段より成る制御手段を接続交換機に接続した異種回線
網間交換接続システムは、予め登録された特定会員のみ
に接続交換のサービスを提供することができ、また、利
用者に対して対話方式による異種回線網間交換接続装置
の利用方法を案内することができ、さらに、作動状態の
履歴が記憶装置内にデータ化して記録されており、利用
者に対する課金処理が容易であり、通信事業者等が業務
用に使用する接続交換機として利用するに好適な異種回
線網間交換接続システムを提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図l】本発明の異種回線網間交換接続システムによる
接続例を示すブロック図。
【図2】本発明の異種回線網間交換接続システムによる
接続例を示すブロック図。
【図3】本発明の異種回線網間交換接続システムによる
接続例を示すブロック図。
【図4】本発明の異種回線網間交換接続システムの動作
を示すフロー図。
【図5】本発明の異種回線網間交換接続システムによる
接続例を示すブロック図。
【図6】本発明の異種回線網間交換接続システムによる
接続例を示すブロック図。
【図7】本発明の異種回線網間交換接続システムによる
接続例を示すブロック図。
【図8】本発明の異種回線網間交換接続システムの動作
を示すフロー図。
【図9】従来における一般公衆回線網と移動体系事業者
公衆回線網間の接続を示す図。
【符号の説明】
10 一般公衆回線網 12 電話機(一般公衆回線網側) 20 移動体系事業者公衆回線網 22 無線基地局 22’ 無線基地局 24 移動通信制御局 26 移動電話機 28 ホームメモリ局 30 接続交換機 32 アナログ・デジタル変換手段 34 デジタル・アナログ変換手段 36 無線装置 37 無線装置本体 38 無線出入力端子 40 中央処理装置(CPU) 42 音声処理手段 44 会員管理手段 46 ログ処理手段 48 記憶装置 50 交換処理手段 52,52’ 多重化装置 55 専用線 60,602 異種回線網間交換接続装置 70 切替手段 80 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04Q 7/04 D

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般公衆回線網及び移動体系事業者公衆
    回線網に接続され、移動体系事業者公衆回線網から入力
    されたデジタル信号をアナログ電話信号に変換後、一般
    公衆回線網に出力するデジタル・アナログ信号変換手段
    と、一般公衆回線網を経て入力されたアナログ電話信号
    を出力先移動体系事業者公衆回線網に適合したデジタル
    信号に変換後、当該移動体系事業者公衆回線網に出力す
    るアナログ・デジタル信号変換手段を備えた接続交換機
    と、 前記接続交換機と移動体系事業者公衆回線網の移動通信
    制御局間を接続する専用線と、 多重化して入力された信号を各回線毎の信号に分割して
    出力すると共に、各回線毎に入力された信号を多重化し
    て出力する多重化装置を備え、 前記専用線の両端にそれぞれ前記多重化装置を接続する
    と共に、該多重化装置を介して前記接続交換機及び移動
    体系事業者公衆回線網の移動通信制御局を前記専用線に
    接続したことを特徴とする異種回線網間交換接続システ
    ム。
  2. 【請求項2】 一般公衆回線網及び移動体系事業者公衆
    回線網に接続され、移動体系事業者公衆回線網から入力
    されたデジタル信号をアナログ電話信号に変換後、一般
    公衆回線網に出力するデジタル・アナログ信号変換手段
    と、一般公衆回線網を経て入力されたアナログ電話信号
    を出力先移動体系事業者公衆回線網に適合したデジタル
    信号に変換後、当該移動体系事業者公衆回線網に出力す
    るアナログ・デジタル信号変換手段を備えた接続交換機
    と、 前記接続交換機と移動体系事業者公衆回線網の移動通信
    制御局間を接続する専用線と、 前記接続交換機に接続された、前記移動体系事業者公衆
    回線網の無線基地局と交信可能な無線装置と、 多重化して入力された信号を各回線毎の信号に分割して
    出力すると共に、各回線毎に入力された信号を多重化し
    て出力する多重化装置を備え、 前記専用線の両端にそれぞれ前記多重化装置を接続する
    と共に、該多重化装置を介して前記接続交換機及び移動
    体系事業者公衆回線網の移動通信制御局を前記専用線に
    接続し、 前記一般公衆回線網と移動体系事業者公衆回線網間の接
    続を前記専用線による接続又は無線装置による無線接続
    を選択して切り換える切替手段を前記接続交換機に設け
    たことを特徴とする異種回線網間交換接続システム。
  3. 【請求項3】 前記接続交換機は、予め利用者に付与さ
    れた会員番号、データ化された前記接続交換機の作動状
    態の履歴を記憶する記憶装置と、 発信側電話機により入力された会員番号を前記記憶装置
    に記憶された会員番号と照合する会員管理手段と、 前記照合により発信側電話機から入力された会員番号と
    記憶装置に記憶された会員番号の一致が確認された場合
    に入力された着信側電話番号に対応する着信側電話機の
    呼び出しを行う交換処理手段と、 発信側電話機との接続から回線切断までの前記接続交換
    機の作動状態をデータ化し、記憶装置に記録するログ処
    理手段と、 前記各手段を制御する中央処理装置を備えた制御手段に
    接続されて成ることを特徴とする請求項l又は2記載の
    異種回線網間交換接続システム。
  4. 【請求項4】 前記記憶装置には、前記接続交換機の作
    動段階に応じて発信側電話機に出力される音声情報が記
    録され、 発信側電話機と前記接続交換機の接続から着信側電話機
    の接続、又は着信側電話機との接続不能の場合の発信側
    電話機と接続交換機間の回線の切断までの各段階に応じ
    て前記記憶装置に記憶された音声情報の1を選択して発
    信側電話機に出力する音声処理手段を備える請求項3記
    載の異種回線網間交換接続システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100978899B1 (ko) * 2008-04-16 2010-08-30 주식회사 에이투텍 유·무선단말기를 이용한 pstn망의 유선 통화연결시스템

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KR100978899B1 (ko) * 2008-04-16 2010-08-30 주식회사 에이투텍 유·무선단말기를 이용한 pstn망의 유선 통화연결시스템

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