JPH1027063A - マウスパッド - Google Patents

マウスパッド

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JPH1027063A
JPH1027063A JP8182129A JP18212996A JPH1027063A JP H1027063 A JPH1027063 A JP H1027063A JP 8182129 A JP8182129 A JP 8182129A JP 18212996 A JP18212996 A JP 18212996A JP H1027063 A JPH1027063 A JP H1027063A
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JP
Japan
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mouse pad
pad according
shape
mouse
sheet
Prior art date
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Pending
Application number
JP8182129A
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English (en)
Inventor
Jun Hanaoka
純 花岡
Tsutomu Ono
勉 大野
Masanori Nanba
正紀 難波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、掌や衣服の袖が引掛りにくく、マウ
ス操作ミスの起きにくく、さらにまた、表面材の剥れに
くい耐久性に優れたマウスパッドを提供せんとするもの
である。 【解決手段】本発明のマウスパッドは、パッドの周縁部
が、角のない断面形状を有することを特徴とするもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パソコンで用いら
れるマウスを転がすためのパッドに関し、特に掌や衣服
の袖が引掛りにくく、マウス操作ミスの起きにくく、耐
久性に優れたマウスパッドに関する。
【0002】
【従来の技術】従来からマウスパッドとして、弾性シー
トや編織物、さらにこれらの積層体が使用されていた
が、これらのパッドは、いずれもマウスパッド用の広幅
シートを単に刃物や打抜き機で切断して製造されていた
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来マウスパッ
ドは、該パッド周縁部の角を有するものばかりであり、
マウス操作中、よく掌が当ってマウスローラの転がりズ
レやパッドを押し動かすとか、衣服、たとえばカッター
シャツの袖が引掛ってパッドが押しやられ、そのために
マウスローラの回転ズレを惹起したり、表面材と基材と
の剥がれを惹起するという問題を有するものであった。
【0004】本発明は、かかる従来マウスパッドの問題
点に鑑み、掌や衣服の袖が引掛りにくく、マウス操作ミ
スの起きにくく、さらにまた、表面材の剥れにくい耐久
性に優れたマウスパッドを提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために次のような手段を採用する。すなわち、
本発明のマウスパッドは、パッドの周縁部が、角のない
断面形状を有することを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】従来のマウスパッドの掌や衣服の
袖が引掛り易い欠点や、マウス操作ミスを起こし易いな
どの問題や、さらに表面材が剥れ易いという問題など耐
久性に問題ののない優れたマウスパッドを提供すること
について鋭意検討したところ、マウスパッドの周縁部の
形状を工夫することで、意外にも、かかる問題を一挙に
解決することを究明したものである。
【0007】本発明のマウスパッドは、別に構成素材に
限定されるものではないが、たとえば、木板製シート、
コルク製シート、エラストマー製シートおよび繊維製シ
ートから選ばれた少なくとも1種、すなわちこれらの2
種以上を混用、複合したものを少なくとも表面材として
採用したものを使用する。ここで表面材とは、マウスロ
ーラが接触する面を意味するものである。
【0008】本発明のマウスパッドの特徴は、周縁部に
角がない、つまり勾配のある断面形状を有するところに
ある。すなわち、該周縁部の角が、テーパー化された断
面形状か、またはR化された断面形状、さらにこれらの
複合断面形状となっているものである。すなわち、テー
パーとしては、該パッド表面に対する角度で、好ましく
は45度以下、さらに好ましくは30度以下の小角度の
テーパーが、上述の効果を達成する上からよい。この点
は、R化の場合も同じで、たとえば該パッドの厚さを半
径として描かれる丸み以上になだらかなRが好ましく、
さらに好ましくはテーパー化された断面形状に丸みを付
与した複合断面形状、たとえば該丸みが、テーパーに対
して凸型または凹型に付与されたもののいずれであって
もよい。さらに具体的な断面形状としては、変曲点を有
する断面形状、たとえばタンゼント曲線のような断面形
状を有するものでもよい。
【0009】かかるマウスパッドとして、通常使用され
ている形状は、矩形状のものが実用的でよい。かかる矩
形状マウスパッドの場合は、一辺の周縁部を角がない形
状にしたものが好ましく使用される。
【0010】また、かかるマウスパッドで、表面材とし
て繊維製シートを使用したものが、マウスローラの回転
性や該ローラ清掃性の上から好ましく使用される。かか
る繊維製シートとしては、たとえば不織布および編織物
から選ばれた少なくとも1種のものが好ましく使用され
る。かかる繊維製シートの中でも、樹脂との複合シー
ト、特に樹脂含浸シートが裁断や積層のし易さなど取扱
いの上から好ましく使用される。
【0011】かかる繊維製シートを構成する繊維として
は、好ましくは極細繊維、さらに好ましくは超極細繊維
が使用される。すなわち、単糸繊度でいえば、好ましく
は0.0001〜0.5d、さらに好ましくは0.01
〜0.1dの単糸繊度を有するものが繊維強度、つまり
該パッドの耐久性の上から好ましく使用される。
【0012】以下、本発明を図面により説明する。
【0013】図1は、本発明のマウスパッドの平面図、
側面図、正面図である。図2〜図4は、本発明のマウス
パッドの他の一例を示す平面図、側面図、正面図であ
る。
【0014】これらの図で、マウスパッドの周縁部で、
表面材1はテーパーを有する基板3の上にのっている形
で示されているが、図5で示されているように、表面材
1は、基板3を被覆する形でもよいし、基板端部より内
側に入り込んでいてもよい。また、テーパーは、図6の
ように直線状である必要はなく、Rが付加された形でも
よく、タンゼント曲線のように編曲点を有する形でもよ
い。
【0015】
【実施例】次に、実施例及び比較例を挙げて、本発明を
更に詳細に説明する。 実施例1、比較例1 島成分としてポリエチレンテレフタレート、海成分とし
てポリスチレンからなる成分比80/20、島数16、
複合繊維のデニール3d、繊維長51mm、捲縮数14山
/インチの海島型複合繊維の原綿を用いて、カード、ク
ロスラッパーの工程を経てウェブを作成し、次いでプレ
パンチで100本/cm2 のニードルパンチを行ない目付
380g/m2 のフェルトを作成した。その両面に、7
5d−36f、ヨリ数2000T/mの生糸強撚糸使い
の平織物(目付量90g/m2 )を均一に広げて挟み込
んだ。
【0016】次にこの三層シートを針深度7mmバーブの
向きにランダムに植え込んだニードルボードを用い、2
500本/cm2 のニードルパンチを行なって、目付65
0g/m2 の不織布とした。使用した強撚織物は、バー
ブによる損傷、ひっかかりが全くなく、不織布ウェブと
強撚織物が不離一体構造となっていた。この不織布を9
8℃の熱水で潜在トルク解舒処理後、PVA溶液を島成
分に対し、固形分で35%付与して乾燥した後、水中で
ポリウレタンを凝固した。このシートを更に熱水中に浸
漬、絞液を繰返してPVA及びDMFを除去し、乾燥さ
せた後、該不織布を半裁(スライス)して、2枚のシー
トとした。
【0017】これらのシートのスライス面を、研削機に
かけて立毛を形成させた後、分散染料を用いて120℃
×60分間液流染色し、厚さ1.0mm、目付342g/
2、密度0.342g/cm3 のマウスパッド用不織布
を得た。
【0018】このマウスパッド用不織布を、厚さ4mmの
NBR発泡体シートに接着して積層した後、その周縁部
をカッターで切り、断面形状がテーパー化された、角の
ない形のマウスパッドを作った。
【0019】なお、比較例1として、マウスパッド用不
織布を厚さ4mmのNBR発泡体シートに接着して積層し
た後、その周縁部をテーパー化しないで、つまり角のな
る形のマウスパッドを作った。
【0020】この2種のマウスパッドについて、パソコ
ンオペレーター7人に、それぞれ半年ずつ使用してもら
い、表面材であるマウスパッド用不織布と基材であるN
BR発泡体シートとの剥がれ具合について評価してもら
った。
【0021】その結果、実施例1のマウスパッドに比し
て比較例1のものは、表面材と基材との間で剥がれ易
く、耐久性に乏しいという評価であった。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、表面材と基材がひ剥が
れ憎く、耐久性に優れたマウスパッドを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この図は、本発明のマウスパッドの平面図、側
面図、正面図である。
【図2】この図は、本発明のマウスパッドの他の一例を
示す平面図、側面図、正面図である。
【図3】この図は、本発明のマウスパッドの他の一例を
示す平面図、側面図、正面図である。
【図4】この図は、本発明のマウスパッドの他の一例を
示す平面図、側面図、正面図である。
【図5】この図は、本発明のマウスパッドの周縁部の各
種断面形状の例を示す模式図である。
【図6】この図は、本発明のマウスパッドの周縁部の各
種断面投影図を示す模式図である。
【符号の説明】
1:表面材 2:基板 3:テーパー 4:R 5:タンゼント曲線

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パッドの周縁部が、角のない断面形状を有
    することを特徴とするマウスパッド。
  2. 【請求項2】該角のない断面形状が、テーパー化された
    形状およびR化された形状から選ばれた少なくとも1種
    の形状である請求項1記載のマウスパッド。
  3. 【請求項3】該マウスパッドの平面形状が、矩形状であ
    る請求項1記載のマウスパッド。
  4. 【請求項4】請求項3において、少なくとも一辺の周縁
    部を角がない断面形状にしたことを特徴とするマウスパ
    ッド。
  5. 【請求項5】該テーパーが、該パッド表面に対する角度
    で45度以下の小角度である請求項2記載のマウスパッ
    ド。
  6. 【請求項6】該Rが、該パッドの厚さを半径として描か
    れる丸み以上になだらかなものである請求項2記載のマ
    ウスパッド。
  7. 【請求項7】該角のない断面形状が、テーパー化された
    形状に丸みを付与した複合形状である請求項2記載のマ
    ウスパッド。
  8. 【請求項8】該丸みが、テーパーの勾配に対して凸型ま
    たは凹型である請求項7記載のマウスパッド。
  9. 【請求項9】該角のない断面形状が、変曲点を有する形
    状である請求項2記載のマウスパッド。
  10. 【請求項10】該パッドが、木板製シート、コルク製シ
    ート、エラストマー製シートおよび繊維製シートから選
    ばれた少なくとも1種からなるシート状物を少なくとも
    表面材とするものである請求項1記載のマウスパッド。
  11. 【請求項11】該繊維製シートが、不織布および編織物
    から選ばれた少なくとも1種である請求項10記載のマ
    ウスパッド。
  12. 【請求項12】該繊維製シートが、樹脂との複合シート
    である請求項11記載のマウスパッド。
  13. 【請求項13】該複合シートが、樹脂含浸シートである
    請求項12記載のマウスパッド。
  14. 【請求項14】該繊維製シートを構成する繊維が、極細
    繊維である請求項10〜12のいずれかに記載のマウス
    パッド。
  15. 【請求項15】該極細繊維が、0.0001〜0.5d
    の単糸繊度を有するものである請求項14記載のマウス
    パッド。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004072841A1 (ja) * 2003-02-12 2004-08-26 Nissha Printing Co., Ltd. タッチパネル
WO2013008620A1 (ja) * 2011-07-14 2013-01-17 Tanaka Masato マウスパッド
JP2016165379A (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 株式会社ノーリツ 浴室用防汚鏡

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