JPH10270372A - 半導体製造装置の熱処理炉 - Google Patents

半導体製造装置の熱処理炉

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JPH10270372A
JPH10270372A JP8737097A JP8737097A JPH10270372A JP H10270372 A JPH10270372 A JP H10270372A JP 8737097 A JP8737097 A JP 8737097A JP 8737097 A JP8737097 A JP 8737097A JP H10270372 A JPH10270372 A JP H10270372A
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cooling water
heat treatment
side wall
semiconductor manufacturing
wall
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JP8737097A
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Shoji Ishihara
將司 石原
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Kokusai Electric Corp
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Kokusai Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】被処理基板を加熱する際の被処理基板の均熱性
を向上させる半導体製造装置の熱処理炉を提供する。 【解決手段】側壁25の上下に上盤42、底盤46を気
密に設け処理室5を形成し、前記側壁25を内側壁部2
7と外側壁部26により構成し、該内側壁部27と該外
側壁部26の境界部に冷却水路33用の溝34を形成
し、冷却水を前記冷却水路に流通させ側壁の内壁を全周
に亘って均等に冷却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体基板に熱処
理、或は成膜処理をして半導体を製造する半導体製造装
置、特に処理時に加熱を行う半導体製造装置の熱処理炉
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体製造装置は、ウェーハ或はガラス
基板等の被処理基板に種々の薄膜を生成し、或はエッチ
ング等を行い、被処理基板表面に多数の半導体素子を形
成するものである。
【0003】斯かる半導体製造装置の一連の処理工程に
於いて、被処理基板を処理する際、加熱を行う工程があ
り、加熱を行う装置の一つに熱処理炉がある。
【0004】半導体製造装置には多数の被処理基板を一
度に処理するバッチ式のものと、被処理基板を一枚ずつ
処理する枚葉式のものがある。
【0005】図3及び図4に於いて、従来の枚葉式半導
体製造装置の熱処理炉について説明する。
【0006】図中1は側壁であり、該側壁1はアルミニ
ウム合金製で、偏平な直方体から偏平な円柱を刳抜いた
形状を成し、該側壁1の上面には石英製で正方形状の上
盤2がOリング3を介在させ気密に固着され、又、前記
側壁1の下面には石英製で前記上盤2と同形状の底盤4
が前記Oリング3を介在させ気密に固着され、偏平な円
筒状の処理室5が画成されている。
【0007】前記側壁1の内部には、上下2段で全周に
亘り冷却水路6が設けられ、該冷却水路6は図示しない
冷却水給排管と接続されている。前記冷却水路6は以下
の様に形成される。
【0008】第1側面7の端部から隣接する第2側面8
と平行に第1ドリル穴9を先端が対向する第3側面10
の近傍に到達する様に穿設する。第2側面8の第3側面
10側の端部に第2ドリル穴11を先端が第4側面12
の近傍に達する様穿設し、第1ドリル穴9の先端部と第
2ドリル穴11の基部とを連通させる。同様に第3ドリ
ル穴13を穿設して第2ドリル穴11と連通し、第4ド
リル穴14を穿設して第3ドリル穴13と連設する。第
4ドリル穴14の先端は第1ドリル穴9には達せず、該
第1ドリル穴9近傍で、該第1ドリル穴と平行に穿設し
た第5ドリル穴15と連通する。前記第2ドリル穴11
の開口部、第3ドリル穴13の開口部、第4ドリル穴1
4の開口部はそれぞれメクラ栓16により閉塞し、第1
ドリル穴9、第2ドリル穴11、第3ドリル穴13、第
4ドリル穴14、第5ドリル穴15により前記処理室5
の周りを巡回する冷却水路6を形成する。
【0009】前記側壁1の外周1側面には基板搬送用の
開口部17が、上下の冷却水路6の間を外部から前記処
理室5まで連通する様に穿設されている。前記上盤2の
上面には偏平な直方体形状の上部ランプユニット18が
固着され、前記底盤4の下面には偏平な直方体形状の下
部ランプユニット19が固着されている。
【0010】図示しない搬送アームにより前記開口部1
7を介して被処理基板20が前記処理室5内に挿入さ
れ、前記上部ランプユニット18及び前記下部ランプユ
ニット19からの光により前記被処理基板20が加熱さ
れる。該被処理基板20が所定の温度で処理されると、
前記搬送アーム(図示せず)により前記被処理基板20
は前記開口部17を介して前記処理室5の外部へ取出さ
れる。次に処理される被処理基板20が前記搬送アーム
(図示せず)により前記開口部17を介して前記処理室
5内に装入され、前記した加熱処理が順次繰返し行われ
る。
【0011】前記被処理基板20は常温で前記処理室5
内に装入されるので、前記被処理基板20が急加熱され
ない様、該被処理基板20を前記処理室5内に装入前、
前記冷却水路6に冷却水を循環させ前記側壁1を冷却す
る。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の熱処理
炉では、前記処理室5の平面形状が円であるのに対し、
前記冷却水路6の平面形状が矩形であることから、該冷
却水路6と前記側壁1の内壁との距離が均等でない。従
って、前記側壁1の内壁が前記冷却水路6に接近する部
分では冷却効果が大きく、該冷却水路の角部に対応した
部分では冷却効果が小さい為、冷却水により前記側壁1
の内壁を全周に亘って均等に冷却できない。この為、冷
却後、前記側壁1の内壁に温度差が生じ、加熱工程に影
響を及ぼし、前記被処理基板20を均等に加熱処理する
ことができなくなる。又、前記冷却水路6の内面の表面
処理ができない為、腐食により水漏れが発生する等の不
具合を有していた。更に、従来の冷却水路形成の加工方
法では前記メクラ栓16の使用は避けられず、接合、溶
接作業が必須となるが、前記側壁1の材質であるアルミ
ニウム合金は接合、溶接加工が困難である為、前記メク
ラ栓16を気密に固着させるには高度の技術が必要とさ
れていた。
【0013】本発明は斯かる実情に鑑み、被処理基板を
加熱する際の被処理基板の均熱性を向上させ、腐食し難
く、而も加工しやすい冷却水路を有する半導体製造装置
の熱処理炉を提供しようとするものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、側壁の上下に
上盤、底盤が気密に設けられて処理室が形成され、前記
側壁が内側壁部と外側壁部により構成され、該内側壁部
と該外側壁部の境界部に冷却水路用の溝を形成した半導
体製造装置の熱処理炉に係り、冷却水路内面に防食処理
を施した半導体製造装置の熱処理炉に係り、側壁の外側
壁部の内周面、及び内側壁部の外周面をテーパ状とし、
前記外側壁部に前記内側壁部を気密に嵌合した半導体製
造装置の熱処理炉に係り、処理室内に上下2段の均熱板
を設け、上下均熱板の間で被処理基板を加熱する様構成
した半導体製造装置の熱処理炉に係り、処理室内に側面
均熱筒を設けた半導体製造装置の熱処理炉に係り、前記
加熱源がランプであり、側壁内面の形状を、光が前記側
壁内面に反射し処理室内の被処理基板面へ集光する様に
した半導体製造装置の熱処理炉に係り、側壁内面を鏡面
研磨仕上した半導体製造装置の熱処理炉に係り、冷却水
により側壁の内壁を全周に亘って均等に冷却し、冷却水
路内部の腐食を抑止し、又、加熱ランプの光が内側壁部
内面に反射し、処理室内の被処理基板面へ集光する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
【0016】尚、図1及び図2中、図3及び図4中で示
したものと同様のものには同符号を付してある。
【0017】側壁25はアルミニウム合金製であり、外
側壁部26と内側壁部27が合体して構成されている。
前記外側壁部26は外形が偏平な直方体で中央部は円柱
状に刳抜かれ、刳抜かれた内周面はテーパ形状となって
おり、下端に内鍔部28が突設されている。
【0018】前記内側壁部27は平面的にドーナッツ形
状を成し、該内側壁部27の外周は前記外側壁部26と
嵌合可能な様にテーパ形状となっており、前記内側壁部
27の上面は外周に凸部29を形成する段差面30であ
り、該段差面30に第1Oリング溝31が刻設され、前
記内側壁部27の下面の前記第1Oリング溝31と対向
する位置に第2Oリング溝32が刻設されている。
【0019】前記内側壁部27が外側壁部26に嵌合さ
れた状態で境界部に水密な冷却水路33を形成する様、
前記内側壁部27の外周にはそれぞれ上下2条の溝34
が刻設され、該溝34を挟んでそれぞれ第1Oリング3
5が嵌設されている。前記内側壁部に対する前記冷却水
路33を刻設する場合は、旋盤等の工作機械で前記内側
壁部27の外周面より容易に切削加工することができ
る。
【0020】前記外側壁部26の外周1側面にはフラン
ジ36が第2Oリング37を介して水密に固着され、該
フランジ36には冷却水入口38、図示しない冷却水出
口が穿設され、該冷却水入口38、冷却水出口(図示せ
ず)は前記外側壁部26に穿設された連絡孔39によっ
て前記冷却水路33と連通されている。又、該冷却水路
33内はアルマイト処理等の防食処理が施され、前記内
側壁部27の内面40は断面形状が、くの字形を成し、
表面が鏡面研磨されている。前記側壁25の外周1側面
には基板搬送用の開口部41が、上下の前記冷却水路3
3の間を外部から前記処理室5まで連通する様に穿設さ
れている。
【0021】前記内側壁部27の上面には円盤状の上盤
42が設けられ、該上盤42は前記段差面30に内嵌
し、外形が矩形で中央部が円筒状に刳抜かれた形状の上
フランジ43を前記外側壁部26上面にボルト44で固
着することにより、前記上盤42は前記内側壁部27と
前記上フランジ43によって挾持され、前記内側壁部2
7と前記上盤42間は第3Oリング45により気密とな
っている。
【0022】又、前記内側壁部27の下面には前記上盤
42と同形状の底盤46が設けられ、該底盤46は前記
内鍔部28に内嵌し、前記上フランジ43と同形状の下
フランジ47を前記外側壁部26下面に前記ボルト44
で固着することにより、前記底盤46は前記内側壁部2
7と前記下フランジ47によって挾持され、前記内側壁
部27と前記底盤46間は前記第3Oリング45により
気密となっている。
【0023】前記上下のボルト44を締込み、前記上フ
ランジ43を前記外側壁部26に、又、前記下フランジ
47を前記外側壁部26に固着することで前記内側壁部
27には前記外側壁部26に対して嵌合方向の荷重が作
用し、且、前記外側壁部26と内側壁部27との接合面
はテーパ面であるので、該外側壁部26と内側壁部27
間に固着手段を設けなくても強固な結合状態が得られ
る。
【0024】前記処理室5には支柱48により、前記上
盤42及び底盤46に平行に同心で石英製の均熱板が上
下2段に支持され、上段の均熱板49は円盤形状を成
し、下段の均熱板50はドーナツ盤形状を成している。
又、前記側壁25の内側には、該側壁25に近接して円
筒状の側面均熱筒51が立設されている。前記下段の均
熱板50の空洞部には、該下段の均熱板50と同心で平
面が円形のステージ52が前記底盤46の中心部を気密
に貫通する回転軸53を中心に水平回転可能に設けら
れ、前記ステージ52上には基板支持ピン54が立設さ
れ、該基板支持ピン54上に被処理基板20が載置可能
となっている。
【0025】前記上フランジ43の上面には上部ランプ
ユニット55が固着され、前記下フランジ47の下面に
は前記上部ランプユニット55と同構造の下部ランプユ
ニット56が前記上部ランプユニット55を水平方向に
90度回転させた形で固着されている。
【0026】以下は下部ランプユニット55について説
明する。
【0027】前記下フランジ47に固着される面が開放
された弁当箱形状のケ−ス57の下面部中央には吸込口
58が設けられ、該吸込口58には図示しない風導を介
して図示しないブロアが接続され、前記ケ−ス57の周
囲側面上部には図示しない吹出口が設けられている。前
記ケ−ス57の内部には平面が矩形の反射板59が設け
られ、該反射板59により前記ケ−ス57内部は第1チ
ャンバ60と第2チャンバ61に仕切られている。
【0028】前記反射板59と前記下フランジ47の間
には、該下フランジ47下面に平行な面内に並列に等間
隔で、所要本数、本実施の形態では12本の加熱ランプ
62が前記反射板59に近接して設けられ、該反射板5
9には前記加熱ランプ62と相対する面に、該加熱ラン
プ62を収納し該加熱ランプ62からの光を前記被処理
基板20に向けて反射する様に、凹部63が前記加熱ラ
ンプ62と同数形成され、前記反射板59の前記凹部6
3の薄肉部分には前記各加熱ランプ62と対応する孔6
4が設けられている。
【0029】前記下部ランプユニット56内には、前記
吸込口58から前記第1チャンバ60、孔64、前記凹
部63と前記加熱ランプ62との間の隙間65及び前記
第2チャンバ61を経て、前記吹出口(図示せず)に至
るまでの冷却気体流通路66が形成されている。
【0030】又、前記上部ランプユニット55には、前
記下部ランプユニット56と同様にケース67、吸込口
(図示せず)、吹出口(図示せず)、反射板68、第1
チャンバ69、第2チャンバ70、加熱ランプ71、凹
部(図示せず)、孔72、隙間(図示せず)、冷却気体
流通路73が設けられている。
【0031】以下、作動について説明する。
【0032】図示しない搬送アームにより、前記開口部
41を介して前記被処理基板20が前記処理室5内に装
入され、前記被処理基板20は前記基板支持ピン54上
に載置される。
【0033】前記被処理基板20は、前記上部ランプユ
ニット55及び前記下部ランプユニット56からの光7
4により直接加熱されると共に、該光74が前記側壁2
5の内面40に反射し、前記被処理基板20面へ集光す
ることにより間接的に加熱される。又、前記上段の均熱
板49、下段の均熱板50及び側面均熱筒51は、前記
光74により直接加熱されると共に、該光74が前記側
壁25の内面40に反射することにより間接的に加熱さ
れ、更に、前記被処理基板20は、前記加熱ランプ6
2,71によって加熱された前記上段の均熱板49、下
段の均熱板50及び側面均熱筒51からの輻射熱により
加熱される。加熱処理中、前記ステージ52は前記回転
軸53を中心に一定の速度で水平回転し、該ステージ5
2上の前記被処理基板20は均等に加熱される。
【0034】前記被処理基板20が所定の温度で処理さ
れると、前記搬送アーム(図示せず)により前記被処理
基板20は前記開口部41を介して前記処理室5の外部
へ取出される。次に処理される被処理基板20が、前記
搬送アーム(図示せず)により前記開口部41を介して
前記処理室5内に装入され、前記した加熱処理が順次繰
返し行われる。
【0035】前記被処理基板20は常温で前記処理室5
内に装入されるので、前記被処理基板20が前記基板支
持ピン54上に載置された際に、前記上段の均熱板4
9、下段の均熱板50、及び側面均熱筒51により急加
熱されない様、前記被処理基板20を前記処理室5内に
装入前、前記冷却水路33に冷却水を循環させることに
より、前記側壁25の内壁を全周に亘って冷却する。前
記冷却水路33は前記側壁25の内壁と同心の円形であ
るので該側壁25の内壁の冷却状態は均等となる。
【0036】又、前記被処理基板20が加熱された後、
次の該被処理基板20が前記処理室5内に装入される
前、前記ブロア(図示せず)が駆動され送風が開始さ
れ、冷却気体は前記風導(図示せず)、前記吸込口5
8、(図示せず)を経て、前記孔64,72より前記加
熱ランプ62,71と前記凹部63、(図示せず)との
隙間65、(図示せず)を流通して前記第2チャンバ6
1,70に流入し、前記上盤42、及び底盤46の表面
を冷却した後、前記吹出口(図示せず)より流出する。
冷却気体が前記加熱ランプ62,71と前記凹部63、
(図示せず)との間を流通する道程で前記加熱ランプ6
2,71も冷却される。又、冷却は加熱時に行なっても
よい。而して、前記上部ランプユニット55、下部ラン
プユニット56の温度も一処理毎に一定に維持できるの
で加熱再現性が向上する。
【0037】尚、上記実施の形態に於いては、内側壁部
27に溝34が刻設されているが、該溝34は外側壁部
26に刻設されてもよく、又、該外側壁部26と前記内
側壁部27の両方に跨がって刻設されていてもよい。更
に、前記内側壁部27の内面40の断面形状はくの字形
を成しているが、前記光74が前記内側壁部27の内面
40に反射して、処理室5内の被処理基板20面へ集光
する様な形状であれば、凹曲面等、他の形状であっても
よい。更に又、上記に於いては、熱処理炉の平面外形形
状を正方形としているが、円形、六角形等であってもよ
い。
【0038】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、以下の
優れた効果を発揮する。
【0039】 冷却水路の平面形状が、側壁の内壁と
同心の円形であり、冷却水路と前記側壁の内壁との距離
が一様に等しい為、冷却水により側壁の内壁が全周に亘
って均等に冷却され、冷却後、被処理基板を均等に加熱
処理することが可能となる。
【0040】 冷却水路は外側壁部と内側壁部が密着
されることにより形成され、冷却水路自体は前記外側壁
部、内側壁部に旋盤加工等によって容易に形成でき、更
に冷却水路自体は前記外側壁部と内側壁部との嵌合前は
外部に露出しているので、前記冷却水路の内面に防食処
理が可能となり、該冷却水路内面の腐食を抑止すること
ができる。
【0041】 溶接、ろう接合加工することなく、組
立て及び分解が可能である為、製作費を低減化でき、
又、メンテナンス性も向上する。
【0042】 側壁の内側壁部と外側壁部の境界面を
テーパ状としている為、Oリングを着脱しやすく、熱処
理炉の組立て及び分解が容易である。
【0043】 側壁の内側壁部内面の形状を加熱ラン
プの光が該内側壁部内面に反射し処理室内の被処理基板
面へ集光する様にし、且、前記光が反射しやすい様に前
記内側壁部内面を鏡面研磨仕上としている為、熱処理炉
の加熱効率が著しく向上する。
【0044】 処理室内の上段の均熱板、下段の均熱
板、側面均熱筒によって炉内温度の均等化が図られ、炉
内の温度分布特性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す断面図である。
【図2】図1のA矢視部分拡大図である。
【図3】従来の熱処理炉を示す図4のC矢視図である。
【図4】従来の熱処理炉を示す図3のB矢視図である。
【符号の説明】
26 外側壁部 27 内側壁部 33 冷却水路 42 上盤 46 底盤 49 上段の均熱板 50 下段の均熱板 51 側面均熱筒 55 上部ランプユニット 56 下部ランプユニット

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁の上下に上盤、底盤が気密に設けら
    れて処理室が形成されると共に上盤、底盤の上側、下側
    に加熱源が設けられ、前記側壁が内側壁部と外側壁部に
    より構成され、該内側壁部と該外側壁部の境界部に冷却
    水路用の溝を形成したことを特徴とする半導体製造装置
    の熱処理炉。
  2. 【請求項2】 冷却水路内面に防食処理を施した請求項
    1の半導体製造装置の熱処理炉。
  3. 【請求項3】 側壁の外側壁部の内周面、及び内側壁部
    の外周面をテーパ状とし、前記外側壁部に前記内側壁部
    を嵌合した請求項1の半導体製造装置の熱処理炉。
  4. 【請求項4】 処理室内に上下2段の均熱板を設け、上
    下均熱板の間で被処理基板を加熱する様構成した請求項
    1の半導体製造装置の熱処理炉。
  5. 【請求項5】 処理室内に側面均熱筒を設けた請求項1
    の半導体製造装置の熱処理炉。
  6. 【請求項6】 前記加熱源がランプであり、側壁内面の
    形状を、光が前記側壁内面に反射し処理室内の被処理基
    板面へ集光する様にした請求項1の半導体製造装置の熱
    処理炉。
  7. 【請求項7】 側壁内面を鏡面研磨仕上した請求項1、
    請求項6の半導体製造装置の熱処理炉。
JP8737097A 1997-03-21 1997-03-21 半導体製造装置の熱処理炉 Pending JPH10270372A (ja)

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