JPH10269724A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH10269724A
JPH10269724A JP7700997A JP7700997A JPH10269724A JP H10269724 A JPH10269724 A JP H10269724A JP 7700997 A JP7700997 A JP 7700997A JP 7700997 A JP7700997 A JP 7700997A JP H10269724 A JPH10269724 A JP H10269724A
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head base
head
guide
guide shaft
disk
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Kazuhiro Mihara
和博 三原
Noritaka Akagi
規孝 赤木
Takafumi Okada
孝文 岡田
Kiyoshi Masaki
清 正木
Shuichi Yoshida
修一 吉田
Masaharu Imura
正春 井村
Tsutomu Kai
勤 甲斐
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク装置において、ヘッドを急加速ある
いは急減速を行って移動させる際、送りネジのネジ溝に
係合しているナット部がネジ溝から外れてしまう、ま
た、ヘッドの振動が大きくなるという課題を解決し、高
速でも安定したトラバース動作が可能なディスク装置を
提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明のディスク装置は、ラックのヘッ
ド固定部とナット部を片持ち平行バネによって連結す
る。また、ヘッドベースが摺動する際に振動するという
課題を、摩擦負荷を増やすことなく解決するために、ガ
イドシャフトに係合するガイド溝から、ガイドシャフト
の軸方向に離れた位置を弾性材で付勢するシャフト押さ
えを備える。さらに、ヘッドベースに発生する任意の方
向の振動を効果的に抑制する事を目的に、ラックが送り
ネジに付勢する力の方向と、シャフト押さえがガイドシ
ャフトを付勢する力の方向が直行するように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高速アクセス動作
時に送りねじに係合するラックのナット部がネジ溝から
離脱することやヘッドの振動を防ぎ、高速で安定したア
クセス動作を可能とするディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータプログラムあるいは
データの大規模化に伴い、ソフトウェアの記録媒体ある
いは供給媒体として、従来のフロッピーディスクにかわ
り、より大容量の光ディスクの普及が進んでいる。その
光ディスク装置の使用感を高めるために、ディスク上の
データにアクセスする動作の高速化が求められている。
このアクセス動作を高速化するためには、短時間でディ
スク上の目的位置にヘッドを移動させる必要であるが、
ヘッドを急加速、あるいは急減速させると、ラックの歯
が、送りネジのネジ溝から外れてしまったり、またはヘ
ッドに振動が発生するといった問題が起こる。この様に
アクセス動作の高速化を実現するためには、ヘッドの急
加速や急減速に対して安定して摺動可能なアクセス機構
が必須となる。
【0003】まず、従来のディスク装置で、ヘッドの急
加速や急減速を行う時に発生する課題について説明す
る。
【0004】以下、図面を参照しながら、従来のディス
ク装置の例について説明する。(図12)は従来のディ
スク装置第1の例を示す斜視図である。図中1は、ディ
スクである。2はディスク1に信号の読み書きを行うヘ
ッドである。3はヘッド2が搭載されたヘッドベースで
ある。4は、ヘッドベース3を、ディスク1の半径方向
に移動させるトラバースモータである。5は、トラバー
スモータ4によって回転駆動される送りネジであり、1
5は、送りネジ5の外周に切られている、ネジ溝であ
る。8はヘッドベース3と送りネジ5を係合させるラッ
クであり、6は、ヘッドベース3が固定される固定部で
あり、7は、ネジ溝15に係合するナット部である。2
3は、ナット部7がネジ溝15に係合する歯である。2
4は、歯23をネジ溝15に付勢するラックバネであ
る。
【0005】11は、ヘッドベース3が、ディスク1の
半径方向に摺動可能に案内するガイド機構である。12
は、ヘッドベース3に設けられたガイド孔であり、9は
ガイド孔12と嵌合しヘッドベース3をディスク1の半
径方向に摺動可能に案内する第1のガイドシャフトであ
る。13はヘッドベース3に設けられたガイド溝であ
り、10は、ガイド溝13と係合し、ヘッドベース3の
第1のガイドシャフト9まわりの回転を規制する第2の
ガイドシャフトである。
【0006】(図13)は、(図12)の送りネジ5と
ラック8の近傍を拡大した平面図と側面図である。
【0007】14はラック8の、固定部6とナット部7
を連結する板バネである。通常、板バネ14の厚さは、
ナット部7よりも薄くし、ヘッドベース3の移動が何ら
かの理由で阻止されたときに、板バネ14が曲がり、ナ
ット部7がネジ溝15から離脱する事ができるようにな
っている。
【0008】上記構成の従来のディスク装置で、トラバ
ースモータ4を回転させて、ヘッドベース3を急加速ま
たは急減速させると、ラック8のナット部7と送りネジ
5のネジ溝15との間の係合が解除されてしまうという
第1の課題が発生し、また、ナット部7が送りネジ5の
ネジ溝15から受ける力によって変形することで、ヘッ
ドベース3にかかる力が変動し、その結果ヘッドベース
3の振動が大きくなるという第2の課題が発生する。
【0009】まず第1の課題が発生するときの様子を
(図13)で説明する。送りネジ5の急激な加速回転や
減速回転に対し、ヘッドベース3には慣性力が働くた
め、ヘッドベース3の移動は送りネジ5の回転の変化に
遅れて追従する。このとき、歯23の歯面の傾きから、
ネジ溝15の面からナット部7にかかる力の方向は、送
りネジの回転方向と、ネジ溝とラックの歯が接触してい
る点の、送りネジの半径方向と接線方向という直行する
3方向全ての成分を持っている。(図13)に示すよう
な従来のラックでは、ナット部7は、剛性の低い板バネ
14で支えられているだけであるため、この3方向の力
成分に対して剛性を十分に確保できず、そのために、ナ
ット部7はねじれるように変形することになる。
【0010】(図13)のナット部移動位置(P2位
置)は、ナット部7が変形した様子の一例を示したもの
であり、送りネジ5が停止している状態からR2方向に
急加速回転したときのナット部7の変形移動位置であ
る。
【0011】この様に(図12)(図13)に示した従
来のラック8の構造では、ネジ溝15からナット部7に
かかる力に対して、板バネ14の剛性が不足しているた
め、送りネジの急加速や急減速での回転に対し、ナット
部7は大きくねじれ、歯23はネジ溝15に係合しなく
なり、ついには係合が外れるという第1の課題が発生す
る。
【0012】ラックバネ24が、ナット部7をネジ溝1
5に付勢する力を強くして、ナット部7の変形を抑えよ
うとすると、歯23とネジ溝15の間の摩擦が増えて、
駆動のためのモータの負荷トルクが大きくなるという新
たな問題が発生する。
【0013】また、ヘッドベース3をディスク1の半径
方向に小さな力で摺動可能とするため、ヘッドベース3
とガイド機構11の間にはすきまが設けられている。ヘ
ッドベース3とネジ溝15からナット部7にかかる力の
方向は、上述したように歯23の面の傾きのため、3方
向の全ての方向の成分を持っていることから、ヘッドベ
ースを急加速や急減速で摺動させようとすると、ヘッド
ベース3が、ガイド機構11のすきま分で振動するとい
う第2の課題が発生する。
【0014】この様に、従来の一般的なディスク装置で
は高速アクセス動作時に上述した第1と第2の課題が発
生する。そこで、この課題を解決するいくつかの対策が
開示されている。次にその代表的なものについて説明す
る。
【0015】(図14)は上記第1の課題を解決する従
来のディスク装置の第2の例を示す斜視図である(たと
えば、特開平5−314679号公報)。本従来例にお
いて、(図12)(図13)に示した従来のディスク装
置の第1の例と同一の構成部品には同一符号をつけ説明
を省略し、相違点のみを説明する。
【0016】(図14)中、16は、送りネジ5の両端
に設けられた環状溝である。ナット部7は送りネジ5に
螺合し、ネジ溝15から力が加わっても変形し螺脱しな
い様に剛性が高めてある。送りネジ5の両端部では、送
りネジ5の外周部に環状溝16が設けられており、ナッ
ト部7がこの位置まで移動してくると、ナット部7は送
りネジ5から容易に螺脱し、ナット部7とネジ溝15と
の噛み込みを避ける事ができる。しかし、この様な構造
では、加工精度のばらつきや温度変化によって、ナット
部7と送りネジ5の間の摩擦負荷が大きくなる可能性が
あり、その場合、安定したアクセス動作を行うことがで
きないという問題点がある。
【0017】(図15)は上記第1の課題を解決する従
来のディスク装置の第3の例を示す斜視図である(たと
えば、特開平5−325439号公報)。本従来例にお
いて、(図12)〜(図14)に示した従来のディスク
装置の第1の例と同一の構成部品には同一符号を付け説
明を省略し、相違点のみを説明する。
【0018】(図15)中17は、ナット部7が送りネ
ジ5から離脱する方向の移動量を制限するストッパであ
る。このストッパ17を備えることで、送りネジ5が急
加速あるいは急減速で回転しナット部7がネジ溝15か
ら離脱する方向に変形しても、完全に離れてしまう事は
防止でき、上記第1の課題に対しては効果がある。しか
しながら、ナット部7はネジ溝15から受ける力によっ
て、可動範囲の中で変形する事からヘッドベース3にか
かる力はナット部7の変形によって変化する。この様に
ヘッドにかかる力が変化するために、ヘッドベース3を
振動させてしまうことになり、上記第2の課題であるヘ
ッドベース3の振動に対しては、効果は期待できない。
【0019】(図16)は上記第2の課題を解決するた
めの従来のディスク装置の第3の例を示す斜視図である
(たとえば、特開平8−279257号公報)。本従来
例において、(図12)〜(図15)に示した従来のデ
ィスク装置の例と同一の構成部品には同一符号を付け説
明を省略し、相違点のみを説明する。
【0020】(図16)中、18はヘッドベース3に設
けられ、孔のあいているガイド軸受けであり、ガイド軸
受け18の孔に第2のガイドシャフト10を嵌合し、ヘ
ッドベース3の第1のガイドシャフト9回りの回転を規
制する。19は、ガイド軸受け18をディスクに平行な
方向に第2のガイドシャフト10に付勢する軸受けバネ
である。この軸受けバネ19によってガイド軸受け18
と第2のガイドシャフト10との間のすきま分は除去さ
れ、高速アクセス時のヘッドベース3の振動を小さくす
ることができる。しかしながら、軸受けバネ19によっ
てすきまを減らせるのはディスク1に平行でヘッドベー
ス3の移動方向に垂直な方向だけであり、ヘッドベース
3はディスク1の面に対し垂直な振動に対しては効果は
小さい。この構成によりヘッドベースの振動を抑制する
効果を確実に出すためには軸受けバネ19の与圧力を増
やさねばならず、第2のガイドシャフト10とガイド軸
受け18との間の摩擦負荷が増えてしまい、トラバース
モータ4に、より大きなトルクを出せるものが必要にな
るという問題点がある。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のデ
ィスク装置の構成においては、ラックのナット部が送り
ネジのネジ溝から離脱してしまう事を防ぎ、さらにヘッ
ドベースの加速時と減速時の振動を抑えるのは困難であ
る。また、これらの課題を防げたとしてもヘッドベース
をガイド機構に摺動させるための摩擦負荷が増えてしま
い、安定して高速にアクセスを行う事は困難である。
【0022】本発明はこの様な事情を考慮してなされた
もので、その目的とするところは、ヘッドバースが摺動
する時の摩擦負荷を増やすことなく、高速トラバース動
作におけるラックのネジ溝からの離脱とヘッドベースの
振動を抑え、高速で安定したトラバース動作が可能なデ
ィスク装置を提供する事にある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明に係わるディスク
装置は、ディスクに信号の読み書きを行うヘッドと、前
記ヘッドが搭載されたヘッドベースと、前記ヘッドを前
記ディスクの半径方向に移動させるトラバースモータ
と、前記トラバースモータにより回転駆動され、外周に
ねじ溝を有する送りネジと、前記ヘッドベースに固定さ
れる固定部と前記ネジ溝に係合するナット部とを有する
ラックと、前記ヘッドベースを前記ディスクの半径方向
に移動可能に案内するガイド機構とを備え、前記ラック
の前記固定部と前記ナット部とが、前記送りネジの半径
方向に変位可能な片持ち平行バネで連結されているとい
う特徴を有する。
【0024】このため、本発明によれば、ヘッドを急加
速や急減速で動かすときでも、ラックのナット部が送り
ネジから外れてしまうことを防止でき、ヘッドを高速に
移動可能なディスク装置を実現することができる。
【0025】本発明に係わるディスク装置は、ラックに
設けられた片持ち平行バネの自由端が、送りネジの回転
軸方向に伸びているという特徴を有する。
【0026】このため、本発明によれば、ヘッドの摺動
方向が板バネの座屈方向と一致し、板バネはその座屈方
向には高い剛性を持っていることから、ラックはヘッド
の摺動方向に高い剛性を確保することができ、ヘッドを
高速に移動可能なディスク装置を実現する事ができる。
【0027】本発明に係わるディスク装置は、ラックの
ナット部の可動方向の移動量を制限するストッパを備え
ているという特徴を有する。
【0028】このため、本発明によれば、ナット部が送
りネジから外れることを確実に防止できる。
【0029】本発明に係わるディスク装置は、ラックに
設けられた片持ち平行バネが少なくとも2枚の板バネで
構成され、前記板バネの間隙に粘性材が充填されている
という特徴を有する。
【0030】このため、本発明によれば、ナット部が振
動することを防止し、送りネジからナット部にかかる力
が振動的になって、ヘッドが振動する事を防止できる。
【0031】本発明に係わるディスク装置は、ラックに
設けられた片持ち平行バネの長さL1と、前記片持ち平
行バネの自由端からナット部のネジ溝との接触位置まで
の長さL2と、前記片持ち平行バネを構成する2枚の板
バネの間隙距離Dと前記板バネの厚さtとすると、
【0032】
【数2】
【0033】を満足するように定められているという特
徴を有する。このため、本発明によれば、ラックの片持
ち平行バネがまがりながら変形するのを小さく抑えるこ
とができ、ヘッドを急加速や急減速で動かしたときにナ
ット部が送りネジから外れるのを防止できる。
【0034】本発明に係わるディスク装置は、ラックの
固定部とナット部と片持ち平行バネが樹脂により一体に
成型されているという特徴を有する。
【0035】このため、本発明によれば、ラックの製造
にかかるコストを小さく抑えることができ、ヘッドを高
速に移動可能なディスク装置を低コストで実現できる。
【0036】本発明に係わるディスク装置は、ディスク
に信号の読み書きを行うヘッドと、前記ヘッドが搭載さ
れたヘッドベースと、前記ヘッドベースに設けられたガ
イド孔と嵌合し、前記ヘッドベースを前記ディスクの半
径方向に摺動可能に案内する第1のガイドシャフトと、
前記ヘッドベースに設けられたガイド溝と係合し、前記
ヘッドベースの前記第1のガイドシャフト回りの回転を
規制する第2のガイドシャフトと、一端が前記ヘッドベ
ースに固定され、他端が前記ガイド溝から前記第2のガ
イドシャフトの軸方向の一方に離間した位置で前記第2
のガイドシャフトに圧接し、前記ガイド溝の内面が前記
第2のガイドシャフトに当接する方向に前記ヘッドベー
スを付勢するシャフト押さえとを備えているという特徴
を有する。
【0037】このため、本発明によれば、摩擦負荷を大
きく増やすことなく、ヘッドベースのガイド孔あるいは
ガイド溝とガイドシャフトとのすきまをなくすことがで
きる。そのため、ヘッドベースを急加速や急減速で動か
しても、ヘッドベースの振動を抑えることができ、ヘッ
ドを高速に移動可能なディスク装置を実現できる。
【0038】本発明に係わるディスク装置は、ディスク
に信号の読み書きを行うヘッドと、前記ヘッドが搭載さ
れたヘッドベースと、前記ヘッドを前記ディスクの半径
方向に移動させるトラバースモータと、前記トラバース
モータにより回転駆動され、外周にねじ溝を有する送り
ネジと、前記ヘッドベースに固定される固定部と前記ネ
ジ溝に係合するナット部と前記固定部と前記ナット部を
連結する片持ち平行バネを有するラックと、前記ヘッド
ベースに設けられたガイド孔と嵌合し、前記ヘッドベー
スを前記ディスクの半径方向に摺動可能に案内する第1
のガイドシャフトと、前記ヘッドベースに設けられたガ
イド溝と係合し、前記ヘッドベースの前記第1のガイド
シャフト回りの回転を規制する第2のガイドシャフト
と、一端が前記ヘッドベースに固定され、他端が前記ガ
イド溝から前記第2のガイドシャフトの軸方向の一方に
離間した位置で前記第2のガイドシャフトに圧接し、前
記ガイド溝の内面が前記第2のガイドシャフトに当接す
る方向に前記ヘッドベースを付勢するシャフト押さえと
を備え、前記片持ち平行バネの変位可能な方向と前記シ
ャフト押さえの前記第2のガイドシャフトに圧接する方
向が直行しているという特徴を有する。
【0039】このため、本発明によれば、ラックのナッ
ト部が送りネジから外れることもなく、ナット部からヘ
ッドベースにかかる力も、ラックの片持ち平行バネやシ
ャフト押さえによって、全方向にわたって、抑えられる
ため、そのため、ヘッドベースを急加速や急減速で動か
しても、ヘッドベースの振動を抑えることができ、ヘッ
ドを高速に移動可能なディスク装置を実現できる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0041】(実施の形態1)本実施の形態において、
(図12)〜(図16)に示した従来のディスク装置と
同一の構成部品には同一符号をつけ説明を省略し、従来
のディスク装置との相違点のみを説明する。
【0042】(図1)は実施の形態1を示すディスク装
置の斜視図である。21は、ラック8の固定部6とナッ
ト部7を連結する片持ち平行バネである。(図2)は、
(図1)のラック8と送りネジ5の近傍を拡大した平面
図と側面図である。実施の形態1に示すように、ラック
8の固定部6とナット部7を片持ち平行バネ21で連結
することで、ネジ溝15からナット部7にかかる力に対
して、ナット部7は、ネジ溝15と歯23の接触する点
での、送りネジ5の接線方向と、送りネジ5の回転軸方
向に高い剛性を持つようになる。さらに、ネジ溝15と
歯23の接触する点の送りネジ5の半径方向には、ナッ
ト部7はねじれることなく、送りネジ5に係合する姿勢
のまま、平行に移動する。(図2)中のP1位置は、送
りネジ5が停止している状態からR1方向に急加速回転
したときに、ナット部7が平行に移動した位置を示して
いる。
【0043】この様に、実施の形態1のナット部は、ね
じれに対する剛性が高くなっているため、従来のディス
ク装置の例1に示したラック8よりもナット部7の変形
量は小さく、歯23はネジ溝15から離脱しにくい。に
もかかわらず、ヘッドベース3の移動が阻止された場合
には、ナット部はネジ溝から外れ、歯23がネジ溝15
に噛み込んで歯23が損傷する事は避けることができ
る。また、ナット部7は送りネジ15に係合する姿勢の
まま平行に移動し、ネジ溝15と歯23の係合状態が急
激に変化することはないから、歯23からヘッドベース
3にかかる力の大きさや方向が急激に変化する事はな
い。従って、ヘッドベース3を大きく振動させることは
ない。
【0044】なお、ナット部7の後ろをコイルバネ等の
弾性材(図示せず)を用いて送りネジ5側に付勢し、ナ
ット部7を送りネジ5に押しつけることがある。その場
合でも、弾性体による付勢力は弱くともナット部7の係
合を確実にすることができ、また、弱い付勢力で十分に
効果を出せるので、ナット部7と送りネジ15間の摩擦
負荷の増加を防ぐことができる。
【0045】(実施の形態2)(図3)は実施の形態2
を示す、ラック8の斜視図である。ラック8の固定部と
ナット部を連結する片持ち平行バネ21の自由端を、送
りネジ5の回転軸方向に伸ばしている。この様な構成に
よって、ヘッドベース3の摺動方向と片持ち平行バネ2
1の座屈方向を一致させている。一般に、板の座屈方向
は剛性が高いので、ヘッドベース3の摺動方向に対する
ラック8の剛性を高める事ができる。その結果、送りネ
ジ15の急加速や急減速に対してナット部7の変形をさ
らに抑えることが可能になる。
【0046】(実施の形態3)(図4)は実施の形態3
を示す、ラック8の斜視図である。ナット部8の可動方
向の移動量を制限するストッパ12を備えている。(図
2)のナット部移動位置(P1位置)に示すように、急
加速や急減速時のナット部7の移動は送りネジの回転軸
に垂直な方向に限定されているため、広い面積でナット
部7の後ろを抑えなくとも、ネジ溝15からの離脱を容
易に防止する事ができる。
【0047】(実施の形態4)(図5)は実施の形態4
を示す、ラック8の斜視図である。22は、片持ち平行
バネの間隙部に充填された粘性材である。この様な構成
により、片持ち平行バネ21にダンピング特性を持たせ
ることで、ナット部7が、送りネジ15の半径方向に振
動する事を抑えることができる。その結果、ナット部7
と送りネジ5との密着性を高めることができ、ヘッドベ
ース3に振動が起きることを防ぐ事ができる。
【0048】(実施の形態5)(図6)は実施の形態5
を示す、ラック8の斜視図である。
【0049】本発明は、固定部6とナット部7と片持ち
平行バネ21にさらにストッパ17も含めて樹脂材料で
全体を構成することで、一体に成型可能とし、製造にか
かるコストを少なくするものである。なお、この場合、
片持ち平行バネ21の間隙の穴の形状は、必ずしも長方
形である必要はなく、長円等の4角を丸めた形状でも同
様の効果が得られる。
【0050】(実施の形態6)(図7)に示す実施の形
態6は、(図3)の実施の形態2での各部の寸法関係を
示したものである。Fは、ネジ溝15から片持ち平行バ
ネ21の可動方向にかかる力を示している。L1は、片
持ち平行バネ21の長さ、L2は、片持ち平行バネ21
の自由端からナット部7とネジ溝15との接触位置まで
の長さ、Dは片持ち平行バネ21を構成する2枚の板バ
ネの間隙距離、tは片持ち平行バネ21を構成する板バ
ネの厚さ。bは、片持ち平行バネ21の板バネの幅であ
る。
【0051】ナット部7に力がかかったときの、片持ち
平行バネ21の変形は、厳密には、「平行移動による変
位」の成分と、「曲げによる変位」の成分の両方が含ま
れている。この「曲げによる変位」の成分と「平行移動
による変位」の成分の比は(数2)により表される。
【0052】この式の導出について説明する。「続・実
際の設計 日刊工業新聞社刊 畑村洋太郎編」の付録
8.7章には、片持ち平行バネ構造の、「曲げによる変
位」の成分と「平行移動による変位」の成分の比を表す
式として
【0053】
【数3】
【0054】の式が示されている。この(数3)では、
「曲げによる変位」の成分は
【0055】
【数4】
【0056】によって、また、「平行移動による変位」
の成分は、
【0057】
【数5】
【0058】によって求められるものとして計算されて
いる。この(数3)(数4)では、Fは、ネジ溝15か
らナット部7にかかる力の大きさ。Eは、片持ち平行バ
ネ21の材料の縦弾性係数を表している。(数4)で
は、板バネの厚さtが非常に薄いものとして扱われてい
る。しかし実際には、実施の形態5に示すように、ラッ
ク8全体を樹脂で成型する場合、剛性を確保するため板
バネの厚さtは、ある程度の厚みを持たねばならず、式
の上でも無視することはできない。この事をふまえて、
厳密に、「曲げによる変位」の成分を計算したのが
【0059】
【数6】
【0060】であり、(数2)は、(数5)と(数6)
を使って導出したものである。「平行移動による変位」
の成分に対し「曲げによる変位」の成分の割合が大きい
と片持ち平行バネ21を備えている効果は小さくなり、
従来の板バネ14を備えているものと同程度の特性しか
得られなくなる。具体的には、歯23がネジ溝15から
外れやすくなったり、また、特に実施の形態2の構成で
は、送り溝15に係合するナット部7の歯のうち、片持
ち平行バネ21に近いほうのみが送り溝15にこすれて
歯が磨耗し、ラック8の寿命を縮める事になる。この様
な問題を避けるため、「曲げによる変位」の成分の大き
さは少なくとも「平行移動による変位」よりも小さくす
ることが必要であり、(数2)は、「平行移動による変
位」の「曲げによる変位」の割合が1.0以下になる条
件を示したものである。当然の事ながら「曲げによる変
位」分の大きさは、「平行移動による変位」分に対して
小さければ小さい程良く、理想的には、「曲げによる変
位」分を「平行移動による変位」分に対して0.1以下
に抑えることが望ましい。
【0061】なお、本実施の形態では、L2の寸法を、
片持ち平行バネの自由端から、片持ち平行バネから遠い
方のナット部7の歯が、ネジ溝15に接触している位置
までの長さとしている。これは、(数2)から明らかな
ように、L2が大きい程、「曲げによる変位」の割合が
大きくなることから、L2の最悪状態を想定して、決め
ている。また、本実施の形態では、実施の形態2での寸
法関係を示したものであるが、他の実施の形態でも同様
である。
【0062】(実施の形態7)(図8)は実施の形態7
を示す斜視図である。
【0063】20は、一端がヘッドベース3に固定さ
れ、他端がガイド溝13から第2のガイドシャフト10
の軸方向の一方に離間した位置で第2のガイドシャフト
10に圧接するシャフト押さえである。
【0064】このようなシャフト押さえ20を備えるこ
とで、ヘッドベース3には、ガイド溝13周りにねじる
ような力が働き、ヘッドベース3を傾斜させて、ガイド
孔12と第1のガイドシャフト9の間のすきま、また
は、ガイド溝13と第2のガイドシャフト10の間のす
きまを、取り除くことができる。
【0065】その結果、ヘッドベース3が急加速や急減
速で移動する際のヘッドベース3に発生する振動を抑制
することができる。
【0066】シャフト押さえ20を備えたときの、ヘッ
ドベース3とガイド機構11の間の接触状態は、ガイド
孔12とガイド溝13の位置関係、ガイド孔12の孔径
と第1のガイドシャフト9シャフト径の関係、ガイド溝
13の間隙量とガイドシャフト10のシャフト径の関
係、あるいは、ヘッド2とヘッドベースの重さと重心の
位置の関係によって変化する。(図9)(図10)は、
シャフト押さえ20を備えたときの、ヘッドベース3と
ガイド機構11との接触状態の例を示している。(図
9)は、ヘッドベース3をガイド溝13の方向からみた
ときのヘッドベース3の断面図であり、第1のガイドシ
ャフト9とガイド孔12は傾斜して接触し、すきまが抑
えられている。また、(図10)は、ヘッドベース3を
ガイド溝13の方向からみたときのヘッドベース3の側
面図であり、第2のガイドシャフト10とガイド溝13
は傾斜して接触し、すきまが抑えられている。
【0067】シャフト押さえは、第2のガイドシャフト
10を圧接する力だけで、ヘッドベース13を傾斜させ
るのではなく、ヘッドベース13から、第2のガイドシ
ャフト10の一方の方向に離間した位置を圧接すること
で、ガイド溝13周りに回転モーメントを発生させ、そ
の回転モーメントによって、ヘッドベース13を傾斜さ
える。従って、ガイド溝13とシャフト押さえ20が、
第2のガイドシャフト10を圧接する位置は、ガイド溝
13から離れているほど、より少ない圧接力でもヘッド
ベース3をガイド機構11に圧接することができる。な
お、(図8)の実施の形態7では、板バネによってシャ
フト押さえ20を実現しているが、コイルバネ等、他の
弾性材を使っても同様の効果が得られる。
【0068】(実施の形態8)(図11)は、実施の形
態8を示す斜視図である。ラック8の片持ち平行バネ2
1の可動方向はディスク1に水平で送りネジ5の半径の
方向になるように配置し、一方、シャフト押さえ20
は、ディスク1に垂直な方向に第2のガイドシャフト1
0を圧接している。この様に、ラック8の片持ち平行バ
ネ21の可動方向とシャフト押さえ20の圧接方向を直
行させることで、ヘッドベース3とガイド機構11との
すきまを全方向にわたり抑えることができ、その結果、
ヘッドベース3を急加速や急減速で移動させてもヘッド
ベース3に発生する振動を小さくすることができ、安定
したディスク装置を実現できる。なお、(図11)に示
した実施の形態とは別の方向、具体的には、ラック8の
片持ち平行バネ21の可動方向を、ディスク1に垂直で
送りネジ5の半径方向とし、シャフト押さえ20の圧接
方向を、ディスク1に平行な方向などとしても、同様な
効果が得られる。
【0069】
【発明の効果】以上のように、本発明の構成をとること
により、ヘッドベースを急加速あるいは急減速させた場
合でもラックのナット部と送りネジとの係合が外れるこ
とがなく、ヘッドベースの振動も小さく抑えることがで
きる。また、ナット部と送りネジ間、ヘッドベースとガ
イドシャフト間の摺動負荷の増加も小さいのでトラバー
スモータのトルクを増やさなくてもよい。
【0070】本発明は、このようにコストアップするこ
となく、ヘッドベースを高速に移動させることができ、
安定した高速アクセス可能なディスク装置を実現できる
ため、産業上きわめて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のディスク装置の斜視図
【図2】(a)本発明の実施の形態1の送りネジとラッ
クの部分を拡大した側面図 (b)本発明の実施の形態1の送りネジとラックの部分
を拡大した平面図
【図3】本発明の実施の形態2の送りネジとラックの部
分の斜視図
【図4】本発明の実施の形態3の送りネジとラックの部
分の斜視図
【図5】本発明の実施の形態4の送りネジとラックの部
分の斜視図
【図6】本発明の実施の形態5の送りネジとラックの部
分の斜視図
【図7】本発明の実施の形態6のラックの片持ち平行バ
ネとナット部の寸法関係を示す図
【図8】本発明の実施の形態7のディスク装置の斜視図
【図9】本発明の実施の形態7のヘッドベースとガイド
機構との接触状態を示す断面側面図
【図10】本発明の実施の形態7のヘッドベースとガイ
ド機構との接触状態を示す側面図
【図11】本発明の実施の形態8のディスク装置の斜視
【図12】従来のディスク装置の例1の斜視図
【図13】(a)従来のディスク装置の例1の送りネジ
とラックの部分を拡大した側面図 (b)従来のディスク装置の例1の送りネジとラックの
部分を拡大した平面図
【図14】従来のディスク装置の例2の斜視図
【図15】従来のディスク装置の例3の斜視図
【図16】従来のディスク装置の例4の斜視図
【符号の説明】
1 ディスク 2 ヘッド 3 ヘッドベース 4 トラバースモータ 5 送りネジ 6 固定部 7 ナット部 8 ラック 9 第1のガイドシャフト 10 第2のガイドシャフト 11 ガイド機構 12 ガイド孔 13 ガイド溝 14 板バネ 15 ネジ溝 16 環状溝 17 ストッパ 18 ガイド軸受け 19 軸受けバネ 20 シャフト押さえ 21 片持ち平行バネ 22 粘性材 23 歯 24 ラックバネ R1 送りネジの回転方向 R2 送りネジの回転方向 P1 ナット部移動位置 P2 ナット部移動位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 正木 清 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 吉田 修一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 井村 正春 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 甲斐 勤 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスクに信号の読み書きを行うヘッド
    と、前記ヘッドが搭載されたヘッドベースと、前記ヘッ
    ドを前記ディスクの半径方向に移動させるトラバースモ
    ータと、前記トラバースモータにより回転駆動され、外
    周にねじ溝を有する送りネジと、前記ヘッドベースに固
    定される固定部と前記ネジ溝に係合するナット部とを有
    するラックと、前記ヘッドベースを前記ディスクの半径
    方向に移動可能に案内するガイド機構とを備え、前記ラ
    ックの前記固定部と前記ナット部とが、前記送りネジの
    半径方向に変位可能な片持ち平行バネで連結されている
    ことを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記片持ち平行バネの自由端が、前記送
    りネジの回転軸方向に伸びていることを特徴とする請求
    項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記ナット部の可動方向の移動量を制限
    するストッパを備えていることを特徴とする請求項1記
    載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記片持ち平行バネが少なくとも2枚の
    板バネで構成され、前記板バネの間隙に粘性材が充填さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のディスク装
    置。
  5. 【請求項5】 前記片持ち平行バネの長さL1と、前記
    片持ち平行バネの自由端から前記ナット部のネジ溝との
    接触位置までの長さL2と、前記片持ち平行バネを構成
    する2枚の板バネの間隙距離Dと前記板バネの厚さtと
    すると、 【数1】 を満足するように定められている事を特徴とする請求項
    1記載のディスク送り装置。
  6. 【請求項6】 前記ラックの前記固定部と前記ナット部
    と前記片持ち平行バネが樹脂により一体に成型されてい
    る事を特徴とする請求項1記載のディスク装置。
  7. 【請求項7】 ディスクに信号の読み書きを行うヘッド
    と、前記ヘッドが搭載されたヘッドベースと、前記ヘッ
    ドベースに設けられたガイド孔と嵌合し、前記ヘッドベ
    ースを前記ディスクの半径方向に摺動可能に案内する第
    1のガイドシャフトと、前記ヘッドベースに設けられた
    ガイド溝と係合し、前記ヘッドベースの前記第1のガイ
    ドシャフト回りの回転を規制する第2のガイドシャフト
    と、一端が前記ヘッドベースに固定され、他端が前記ガ
    イド溝から前記第2のガイドシャフトの軸方向の一方に
    離間した位置で前記第2のガイドシャフトに圧接し、前
    記ガイド溝の内面が前記第2のガイドシャフトに当接す
    る方向に前記ヘッドベースを付勢するシャフト押さえと
    を備えていることを特徴とするディスク装置。
  8. 【請求項8】 ディスクに信号の読み書きを行うヘッド
    と、前記ヘッドが搭載されたヘッドベースと、前記ヘッ
    ドを前記ディスクの半径方向に移動させるトラバースモ
    ータと、前記トラバースモータにより回転駆動され、外
    周にねじ溝を有する送りネジと、前記ヘッドベースに固
    定される固定部と前記ネジ溝に係合するナット部と前記
    固定部と前記ナット部を連結する片持ち平行バネを有す
    るラックと、前記ヘッドベースに設けられたガイド孔と
    嵌合し、前記ヘッドベースを前記ディスクの半径方向に
    摺動可能に案内する第1のガイドシャフトと、前記ヘッ
    ドベースに設けられたガイド溝と係合し、前記ヘッドベ
    ースの前記第1のガイドシャフト回りの回転を規制する
    第2のガイドシャフトと、一端が前記ヘッドベースに固
    定され、他端が前記ガイド溝から前記第2のガイドシャ
    フトの軸方向の一方に離間した位置で前記第2のガイド
    シャフトに圧接し、前記ガイド溝の内面が前記第2のガ
    イドシャフトに当接する方向に前記ヘッドベースを付勢
    するシャフト押さえとを備え、前記片持ち平行バネの変
    位可能な方向と前記シャフト押さえの前記第2のガイド
    シャフトに圧接する方向が直行している事を特徴とする
    ディスク装置。
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US10/458,899 US20030198150A1 (en) 1997-02-27 2003-06-11 Disk drive apparatus
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8117630B2 (en) * 2007-05-22 2012-02-14 Hong Fu Jin Precision Industry (Shenzhen) Co., Ltd. Optical disk player with head feeding mechanism
JP2014146389A (ja) * 2013-01-28 2014-08-14 Funai Electric Co Ltd 光ディスク装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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