JPH10269699A - ディジタルデータ記録装置及び記録再生装置 - Google Patents

ディジタルデータ記録装置及び記録再生装置

Info

Publication number
JPH10269699A
JPH10269699A JP9088828A JP8882897A JPH10269699A JP H10269699 A JPH10269699 A JP H10269699A JP 9088828 A JP9088828 A JP 9088828A JP 8882897 A JP8882897 A JP 8882897A JP H10269699 A JPH10269699 A JP H10269699A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
data
digital data
reproducing
recording medium
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9088828A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3552453B2 (ja
Inventor
Hiroshi Yamada
浩 山田
Takeshi Okauchi
武 岡内
Hironori Akasaka
宏則 赤坂
Koji Suzuki
康二 鈴木
Hiroyuki Kitamura
宏行 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP08882897A priority Critical patent/JP3552453B2/ja
Publication of JPH10269699A publication Critical patent/JPH10269699A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3552453B2 publication Critical patent/JP3552453B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで大量のデータを連続して確実に記
録でき、従来の装置に比べて使い勝手を向上させたディ
ジタルデータ記録装置及び記録再生装置を提供する。 【解決手段】 制御部2は、データレートDR1で入力
されるディジタルデータを、データレートDR3でHD
D6に書き込む第1の動作と、HDD6に書き込まれた
データ量が所定量に達する毎に、HDD6からデータを
読み出してDTR7により磁気テープに記録する第2の
動作と、第2の動作により磁気テープに記録されたデー
タを再生し、HDD6に書き込む第3の動作と、第3の
動作によりHDD6に書き込まれたデータを再生して出
力する第4の動作とを時分割で実行させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタルデータ
を長時間に亘って連続的に記録するディジタルデータ記
録装置及びディジタルデータを長時間に亘って記録する
とともに、記録したデータを再生するディジタルデータ
記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば道路や自動現金支払機等の監視用
ビデオカメラにより撮影されて得られる画像信号を記録
する場合には、24時間以上の長時間の記録を行うこと
が要求される。例えば、データレートが4メガビット/
秒(=500キロバイト/秒)の動画(あるいは連続す
る静止画)による監視システムでは、1日分のデータ量
は、500KB/sec×60×60×24=43.2
ギガバイトにもなる。したがって、HDD(ハードディ
スクドライブ)やMOD(光磁気ディスクドライブ)な
どは、記録容量が数ギガバイト程度であるため、このよ
うな長時間の記録には適さない。このため、例えば特開
平8−237600号公報に示されるような従来のHD
D等を用いたシステムでは、画像の質を落としてデータ
レートを下げ、全体の容量を抑えることで対応してい
る。
【0003】また、間欠記録を行うことにより長時間の
記録を可能としたタイムラプスVTR(ビデオテープレ
コーダ)も、監視用ビデオカメラの画像信号の記録に従
来より使用されている。さらに、例えばDAT(ディジ
タルオーディオテープレコーダ)を用いたディジタルデ
ータ記録装置において、データが確実に記録されたこと
を確認するためのRAW(Read After Wr
ite)という機能が知られている。このRAWは、デ
ータの記録処理中に記録ヘッドとは別のヘッドにより記
録したデータを再生して記録済みデータの確認を行い、
正しく記録されていないことが判明したときは、記録し
たデータを保持、遅延して、テープの別の場所に再記録
する機能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】先ず、HDD、MOD
等を用いたデータ記録装置では、画質を落とさない場合
には、1ギガバイトのリムーバブルHDDを用いると、
1日分の43.2ギガバイトを記録するのに44個のハ
ードディスクカセットを必要とし、過去のデータの保管
や整理に手間がかかり、システムの運用コストが高いと
いう問題がある。また、データ量を減らす場合には、画
質が落ちるという問題がある。
【0005】また、タイムラプスVTRは、大量のデー
タを1つのカセットに記録できるため保管に便利である
が、間欠記録を行うため必要な場面(瞬間)が記録され
ていない場合があるという欠点、見たい部分を検索して
表示させるまでの時間、すなわちアクセス時間が長いと
いう欠点、及びテープの同じ箇所を何度も往復して再生
するとその部分が劣化する(ドロップアウト、きず、ノ
イズ等の原因となる)という欠点があった。
【0006】また、従来のRAW機能を有する装置で
は、再生用の追加ヘッド及び再生信号と記録信号が干渉
しないようにするための追加回路が必要となり、さらに
記録済みデータ確認及び再記録のためのデータ保持遅延
処理、データを別位置に再記録したことを示すための処
理、再生時に部分的に別位置に記録したデータを再生す
る処理等が必要となる。そのため、システムが複雑化し
て高価であった。
【0007】本発明は上述した点に鑑みなされたもので
あり、低コストで大量のデータを連続して確実に記録で
き、従来の装置に比べて使い勝手を向上させたディジタ
ルデータ記録装置及び記録再生装置を提供することを第
1の目的とし、RAW機能を簡易な構成で実現し、信頼
性の高いデータ記録を行うことができるディジタルデー
タ記録再生装置を提供することを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の発明は、入力されるディジタルデータ
を記録媒体に記録するディジタルデータ記録装置におい
て、エンドレスに記録可能な第1の記録媒体にディジタ
ルデータを記録し、該記録したディジタルデータを再生
する記録再生手段と、前記第1の記録媒体よりアクセス
時間が長く、記録容量が大きい第2の記録媒体にディジ
タルデータを記録する記録手段と、前記入力ディジタル
データを前記記録再生手段により前記第1の記録媒体に
エンドレスで記録する第1の動作と、該第1の動作によ
り前記第1の記録媒体に記録されたデータ量が、前記第
1の記録媒体の記録容量以下の所定量に達する毎に、前
記第1の記録媒体に記録されたデータを再生し、前記記
録手段により前記第2の記録媒体に記録する第2の動作
とを時分割で実行させる制御手段とを備えることを特徴
とする。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のディジタルデータ記録装置において、前記ディジタル
データは、情報圧縮処理または情報間引き処理された画
像データあるいは画像及び音声データであることを特徴
とする。請求項3に記載の発明は、請求項1または2に
記載のディジタルデータ記録装置において、前記記録手
段が記録可能なディジタルデータの単位時間当たりのデ
ータ量は、当該装置に入力されるディジタルデータの単
位時間当たりのデータ量に比べて充分に大きく、前記記
録手段は間欠動作により前記第2の動作を実行すること
を特徴とする。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1から3
のいずれかに記載のディジタルデータ記録装置におい
て、前記第2の記録媒体は磁気テープであり、前記記録
手段は、前記磁気テープを走査してデータを記録するこ
とを特徴とする。
【0011】請求項5に記載の発明は、入力されるディ
ジタルデータを記録媒体に記録し、該記録したディジタ
ルデータを再生するディジタルデータ記録再生装置にお
いて、エンドレスに記録可能な第1の記録媒体にディジ
タルデータを記録し、該記録したディジタルデータを再
生する第1の記録再生手段と、該第1の記録媒体よりア
クセス時間が長く、記録容量が大きい第2の記録媒体に
ディジタルデータを記録し、該記録したディジタルデー
タを再生する第2の記録再生手段と、前記入力ディジタ
ルデータを前記第1の記録再生手段により前記第1の記
録媒体にエンドレスで記録する第1の動作と、該第1の
動作により前記第1の記録媒体に記録されたデータ量
が、前記第1の記録媒体の記録容量以下の所定量に達す
る毎に、前記第1の記録媒体に記録されたデータを再生
し、前記第2の記録再生手段により前記第2の記録媒体
に記録する第2の動作と、前記第2の記録再生手段によ
り前記第2の記録媒体に記録されたデータを再生し、前
記第1の記録再生手段により前記第1の記録媒体に記録
する第3の動作と、該第3の動作により前記第1の記録
媒体に記録されたデータを再生して出力する第4の動作
とを時分割で実行させる制御手段とを備えることを特徴
とする。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項5に記載
のディジタルデータ記録再生装置において、前記第2の
記録再生手段が記録再生可能なディジタルデータの単位
時間当たりのデータ量は、当該装置に入力されるディジ
タルデータの単位時間当たりのデータ量に比べて充分に
大きく、前記第2の記録手段は間欠動作により前記第2
の動作を実行することを特徴とする。
【0013】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
のディジタルデータ記録再生装置において、前記制御手
段は、前記第2の記録再生手段が前記第2の動作を実行
していないときに、前記第2の動作により第2の記録媒
体に記録されたデータを再生することにより得られる再
生データと、該再生データに対応するデータであって前
記第1の記録媒体に残されている元データとを照合、あ
るいは該再生データのデータ誤り量を測定することによ
り、前記第2の動作による記録が正確に実行されたこと
を確認する確認手段を備えることを特徴とする。
【0014】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
のディジタルデータ記録再生装置において、前記制御手
段は、前記確認手段による確認の結果、前記第2の動作
による記録が正確に実行されていないと判断されるとき
は、前記元データを前記第2の動作により前記第2の記
録媒体に再記録することを特徴とする。
【0015】請求項9に記載の発明は、請求項5または
6に記載のディジタルデータ記録再生装置において、前
記制御手段は、前記第3の動作実行中に、前記第1の記
録媒体に記録されたデータ量が、前記第1の記録媒体の
記録容量より小さい所定限界値に達したときに、使用者
にその旨知らせる注意信号を出力することを特徴とす
る。
【0016】請求項10に記載の発明は、大容量記録媒
体に記録されたディジタルデータを再生するディジタル
データ再生装置において、前記大容量記録媒体に記録さ
れたディジタルデータを再生する再生手段と、前記大容
量記録媒体より小容量で且つアクセス時間が短い小容量
記録媒体にディジタルデータを記録し、該記録したディ
ジタルデータを再生する記録再生手段と、前記再生手段
により前記大容量記録媒体に記録されたディジタルデー
タを再生するときは、前記大容量記録媒体から再生した
ディジタルデータを前記記録再生手段により前記小容量
記録媒体に記録し、該記録したデータを再生する処理を
経て出力するように制御する制御手段とを備えることを
特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。 (第1の実施形態)図1は本発明の第1の実施形態にか
かるディジタルデータ記録再生装置の構成を示すブロッ
ク図である。本実施形態の装置は、監視用ビデオカメラ
によって撮影された画像信号をディジタル化したディジ
タル画像信号を入力ディジタル信号とし、これを記録再
生するものである。この装置は、MPEG(Motion Pic
tureExperts Group)の規格に準拠した画像圧縮処理を
行う画像圧縮処理部1と、CPU(Central Processing
Unit)4と、RAM(Random Access Memory)からなる
CPUバッファ5とを含む制御部2と、画像圧縮処理部
1における画像圧縮処理に対応した画像伸張処理を行う
画像伸張処理部3と、第1の記録再生手段(または記録
再生手段)としてのハードディスク装置(以下「HD
D」という)6と、第2の記録再生手段(または記録手
段若しくは再生手段)としてのデータテープレコーダ
(以下「DTR」という)7と、DTR7により記録再
生するデータを一時的に記憶するDTRバッファ8と、
使用者が記録、再生等の指示を与えるための操作部21
とを備えており、制御部2、HDD6及びDTRバッフ
ァ8は、インタフェースバス(例えばSCSI(Small
Computer System Interface)2に準拠したもの)10
を介して相互に接続されている。制御部2は、制御プロ
グラムを格納したROM(図示せず)及び演算用のRA
M(図示せず)を有し、ROMに格納された制御プログ
ラムにしたがって、HDD6及びDTR7の動作をイン
タフェースバス10を介して制御可能に構成されてい
る。
【0018】HDD6は、周知のようにハードディスク
と呼ばれる磁気ディスク(第1の記録媒体)にデータを
書き込み(記録し)、該書き込んだデータを読み出す
(再生する)ものである。図2は、HDD6によるデー
タの書き込み及び読み出しを説明するための説明図であ
り、磁気ディスク上の領域R1、R2、R3…の順に順
次データを書き込み、領域RLASTまで書き込んだ後
は、また領域R1に戻ってエンドレスでデータの書き込
みを行うことができる。また読み出しは、領域R1、R
2、…毎に行うことも、また例えば領域R1からR3ま
でをまとめて読み出すこともできる。なお、図2は説明
図であり、必ずしも磁気ディスクの扇形の領域を単位と
してデータの書き込みを行うことを意味するものではな
い。
【0019】DTR7は、磁気ディスクより記録(記
憶)容量が大きく、単位データ量当たりのコストが安価
であるが、アクセス時間が長い磁気テープ(第2の記録
媒体)にデータを記録し、該記録したデータを再生する
ものである。DTR7としては、例えばD−VHS規格
に準拠したDTRを採用する。D−VHS規格に準拠し
たDTRは、標準で13.8Mbps(メガビット/
秒)のデータレートでディジタルデータの記録再生を行
うことができるものであり、VHS規格のVTRと同様
の機構を使用し、磁気テープを磁気ヘッドで斜めに走査
してデータを記録し、再生する。D−VHS規格に準拠
したDTRの詳細は例えば特開平8−275102号公
報に示されている。すなわち、DTR7の記録再生デー
タレートDR2は、本実施形態では13.8Mbpsで
ある。
【0020】図4は、入力ディジタルデータを記録する
場合の動作を説明するための図であり、この図も参照し
つつ図1の装置の記録時の動作を説明する。以下に説明
する動作は、制御部2がHDD6及びDTR7を制御す
ることにより実行される。図1において、画像圧縮処理
部1は、入力画像信号の圧縮処理を行い、該処理後のデ
ィジタルデータをデータレートDR1(例えば1.38
Mbps)で、CPU4に入力する(図4(a)参
照)。CPU4は、入力データをCPUバッファ5及び
インタフェースバス10を介してデータレートDR3
(例えば20Mbps)でHDD6に転送し、HDD6
は、磁気ディスクにデータを書き込む(図4(b)参
照)。ここで、データレートDR3は、入力データレー
トDR1に対して非常に大きい(約15倍)ので、CP
Uバッファ5に所定データ量DA1(例えば40Mbi
t)蓄積される毎(時間T1毎)に、短い時間T3(図
4(b))でHDD6への書き込みを行う。なお、この
ときHDD6の書き込み単位は、図2に示した領域R
1、R2、…にそれぞれ相当する。
【0021】なお、図4は、同図の時間軸(横軸)上の
縦軸の時刻(時間軸と縦軸との交点の時刻)から記録を
開始した状態を示すものではなく、長時間の記録動作の
一部(HDD6からDTRバッファ8へのデータの転送
が実行されるタイミング)を抜き出して示したものであ
る。
【0022】図3は、バッファを使用したデータレート
の変換を説明するための図であり、入力データレート
(CPUバッファ5の場合、DR1)に応じた書き込み
クロックでデータをバッファに書き込み、出力データレ
ート(CPUバッファ5の場合、DR3)に応じた読み
出しクロックでデータをバッファから読み出すことによ
り、データレートの変換を行うことができる。
【0023】HDD6に書き込まれたデータは、そのデ
ータ総量が所定量DA2に達する毎に、CPUバッファ
5からHDD6への書き込みが実行されていない期間に
おいて、データレートDR3でDTRバッファ8に転送
され、DTR7による記録が行われる(図4(c)
(d))。所定量DA2は、最大でもHDD6の記録容
量(記憶容量)DHDDMAX以下に設定する必要があ
るが、本実施形態では、記録動作と後述する再生動作と
を時分割で実行するので、所定量DA2の最大値は、記
録容量DHDDMAXの1/2程度の値に設定してい
る。図4(c)、(d)に実線で示す例では、図4
(b)に示す時間T3のHDD6への書き込み動作10
回に対して時間T4のDTRバッファ8への書き込み動
作1回を行うようにしている。DTR7による記録デー
タレートDR2は、上記したように13.8Mbpsで
あって、データレートDR3より小さいので、DTR7
の記録動作は時間T2(>T4)に亘って実行される。
ここでDR2×T2=DR3×T4である。
【0024】また、DTR7は、磁気テープを記録媒体
に用いるためあまり短時間(数十秒程度)の記録動作よ
り、ある程度まとまった時間の記録動作を行う方が望ま
しいので、例えば、、図4(c)、(d)に破線で示す
ように、時間T3のHDD6への書き込み20回に対し
て、時間T4のDTRバッファ8への書き込みを2回連
続して行うようにしてもよい。この場合、時間T2=時
間T1となるように、時間T4(=T2×DR2/DR
3)を設定することにより、図4(d)に示すように、
DTRバッファ8からDTR7への記録(実線の動作と
破線の動作)を連続させることができる。
【0025】なお、図4(c)の時間T6、T7は、H
DD6の読み出しと書き込みの処理切換のための時間
(シークタイム)であり、読み出しアドレスと書き込み
アドレスに依存して変化するものである。したがって、
シークタイムの最大値を考慮して、時間T1及びT4の
設定を行う。
【0026】データレートDR1〜DR3及び時間T1
〜T4は例えば、DR1=1.38Mbps、DR2=
13.8Mbps、DR3=20Mbps、T1=T2
=29秒、T3=2秒、T4=20秒とする。この場
合、DTRバッファ8の最小限の容量は、DR2×(T
2−T4)で与えられるので、125Mbitである。
【0027】次に図5を参照して再生時の動作を説明す
る。同図の例は、DTR7を時間T2だけ再生動作させ
る場合を示しており、DTR7により磁気テープから再
生された再生データは、DTRバッファ8でデータレー
トが変更され、HDD6に書き込まれる(同図(a)
(b))。このときデータレートDR1で入力される入
力データの記録も継続するので、同図(c)に示すよう
に、時間T1毎の記録データの時間T3におけるHDD
6への書き込み動作も実行されている。したがって、再
生データのHDD6への書き込みは、記録データの書き
込みが実行されていない期間に行われる。前述したよう
に、本実施形態ではHDD6の記録容量DHDDMAX
の約半分の容量DHDDRECを、記録データの書き込
みに使用し、残りの半分の容量DHDDPBを再生デー
タの書き込みに使用するようにしているので、このよう
に記録データの書き込みと再生データの書き込みを時分
割で実行することができる。
【0028】HDD6に書き込まれた再生データは、同
図(d)に示すように、読み出される。すなわち、時間
T11(≦T3)の読み出し動作が時間T12毎に実行
され、読み出された再生データはCPUバッファ5(上
記した記録時とは逆方向にデータが流れる)に書き込ま
れる。そして、直前のHDD6の書き込み動作の終了時
点からCPU処理に要する時間T15だけ遅れて、再生
データが制御部2からデータレートDR1で画像伸張処
理部3に出力される。画像伸張処理部3は、入力データ
の伸張処理を行い、該処理後の画像信号を出力する。出
力画像信号は、例えばCRTディスプレイに供給され、
画面上に表示される。この場合、CPU4は、記録中の
画像信号と、再生中の画像信号とを並べて1つ画面を構
成し、CRTディスプレイ上に記録中の入力画像信号
と、再生画像信号とを並べて表示することが望ましい。
もちろん、使用者の選択により、記録中の入力画像信号
のみの表示、再生画像信号のみの表示、または両者を並
べた画像の表示を切り換えて表示できるようにしてもよ
い。また、DHDDPB上に再生データを転送した後に
DHDDPBの確認済みの領域に再生データを重ね書き
すれば、テープ上の別位置(別時刻)のデータを続けて
表示することもできる。
【0029】なお、上記再生動作の処理時間が長くなる
と、記録データ量がHDD6の記録データ用の記憶容量
DHDDRECを越えてしまうので、本実施形態では、
例えば記録データ量が記録データ用記憶容量DHDDR
ECの80%に達した時刻で、使用者にその旨知らせる
ための注意信号が出力される。この注意信号は、出力画
像信号と合成され、ディスプレイ上に表示されることが
望ましい。なお注意信号は、ディスプレイに表示するも
のに限らず、例えば音声信号であってもよい。なお、こ
れらの制御は、例えばCPU4によって行われるものと
する。
【0030】図6は、図5に示す再生動作の変形例を説
明するための図である。この変形例では、DTRバッフ
ァ8からHDD6への書き込み動作を、時間T16で3
回に分けて実行するようにしている。これにより、使用
者が再生動作を開始してから、実際にCPU4からの再
生データの出力を、1回目のHDD6への書き込み動作
の終了時点から時間T15だけ遅れた時点から開始する
ことができる(図6(e))。すなわち、使用者による
再生指示から再生画像出力までの時間を図5に比べて短
縮し、使い勝手を向上させることができる。
【0031】以上のように本実施形態の装置では、入力
画像データをHDD6に書き込む動作と、HDD6に書
き込まれたデータがある程度まとまった段階でデータを
読み出してDTR7に記録する動作とを時分割で実行す
るようにしたので、長時間連続して入力されるデータを
低コストで確実に記録することができる。すなわち、従
来のHDDのみによる記録のように記録媒体が膨大な量
になるという不具合や、タイムラプスVTRのように間
欠記録による必要な瞬間のデータの欠落といった不具合
がなく、使い勝手を向上させたコストパーフォーマンス
の高いディジタルデータ記録装置を実現することができ
る。
【0032】また再生動作は常にHDD6を介して実行
されるので、同じ箇所を繰り返し再生する場合も、HD
D6上で再生処理が行われるので、DTR7の磁気テー
プを劣化させることがない。また、繰り返して再生する
場合のアクセス時間を大幅に短縮することができる。
【0033】さらに記録動作と時分割で、再生動作も行
うようにしたので、記録動作を中断することなく、記録
したデータの再生を行うことができる。また記録画像
と、再生画像とを同時にディスプレイに表示することが
可能となる。また上述したデータ例では、入力データレ
ートDR1=1.38Mbps、DTR6の記録再生デ
ータレートDR2=13.8Mbpsであるので、例え
ば30分の間に約3分間だけ、DTR7の記録動作を行
えば、すべての入力データを連続して記録できるので、
使用時間との対比でDTR7のMTBF(平均故障時間
間隔)、特に磁気ヘッドの寿命を大幅に延ばすことがで
きる。
【0034】(第2の実施形態)本実施形態は、ハード
ウエアの構成及び基本的な記録再生動作は、第1の実施
形態と同一とし、さらにRAW(Read After Write)機
能を実現する動作を、制御部2の制御により実行するよ
うにしたものである。以下、図7及び8を参照して、こ
の動作を説明する。
【0035】すなわち、上述したデータ例を用いると、
DR2=10×DR1であるので、30分間の入力デー
タを約3分間でDTR7により磁気テープに記録し(図
8、処理P1)、残りの27分間(以下「非記録時間」
という)はDTR7は停止している。そこで、本実施形
態では、この非記録時間中に磁気テープに記録したデー
タを再生し(図8、処理P2)、その再生データをHD
D6に書き込み、HDD6に残されている、その再生デ
ータに対応する元データと、その再生データとをCPU
4へ送り(図7(b)、時間T17)、CPU4にてこ
れらのデータの照合を行う(処理P3)。そして、その
照合の結果、磁気テープに正確に記録されたことが確認
されたとき(再生データ=元データであったとき)は、
停止状態に移行して、次の記録動作タイミングでDTR
7の記録動作を行う(処理P1)。一方、照合の結果、
再生データに誤りがあったとき(再生データ≠元データ
であったとき)は、その元データをDTR7により再度
記録する動作(処理P4)及び再記録したデータの再照
合動作(処理P5、P6)を行って、次の記録動作タイ
ミングでDTR7の記録動作を行う(処理P1)。再記
録する場合には、磁気テープにきず等の欠陥がある可能
性を考慮して、磁気テープ上の別の位置に記録するよう
にしてもよい。
【0036】上記照合は、当然のことながらHDD6に
記録されている元データが上書きされる(消去される)
前に実行する必要がある。したがって、DTR7による
1回の記録動作終了後、直ちに照合を行うことが望まし
い。ここで、一般的なDTRは、特開平8−27510
2号公報に記載されているように、記録データに誤り訂
正符号データを付加して記録を行い、再生時のデータ誤
り(比較的小さなドロップアウト、きず等による磁気テ
ープのエラー)を誤り訂正符号によって訂正して再生デ
ータを出力する。誤り訂正符号データが多いほどこの訂
正能力が高い傾向にある。しかし、大きなドロップアウ
トによるデータ誤りは上記した誤り訂正符号では訂正し
きれない場合があり、再生データのエラーとなる。
【0037】一方、パリティ符号に代表されるように訂
正符号は訂正できなかったことを誤り訂正の演算から特
定することができる。すなわち、再生データ内のエラー
の有無やその数、規模等はDTRの再生プロセス中の訂
正符号演算内のエラー表示によって確認することができ
る。
【0038】そこで、上記したエラー表示を確認する手
段をDTR7内に付加し、再生データのエラーをDTR
7内で検出することによって正しい記録が行われたこと
を確認することで、HDD6への再生データの転送、H
DD6で再生データを書き込むための領域確保、HDD
6において元データと再生データとを照合するプロセス
等を省略してもよいことはもちろんである。
【0039】図8は、1回の再記録再照合プロセスの実
行により、正確な磁気テープへの記録が行われた例を示
しているが、再生データ≠元データの状態がつづくとき
は、再記録再照合プロセスを繰り返す。その場合、記録
動作(例えば30分間に3分間の記録動作)を妨げるこ
とがないようにする。
【0040】以上のように本実施形態によれば、従来高
価であったRAW機能を、ハードウエアを何ら追加する
ことなく安価に実現することができる。なお、DTR7
により一定量のデータを記録するのに要する時間TRE
Cと、そのデータを再生するのに要する時間TPBとは
ほぼ等しいので、記録動作と時分割で上記照合動作を行
うためには、データレートDR2は、少なくともデータ
レートDR1の2倍より大きいことが必要である。また
照合により正しく記録されていないことが判明したとき
に、再記録動作を1回実行可能とするためには、さらに
時間TRECを要するので、データレートDR2は、少
なくともデータレートDR1の3倍より大きいことが必
要である。
【0041】(その他の実施形態)本発明は上述した実
施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能であ
る。例えば、上述した図1の構成では、HDD6の全体
の記憶容量をほぼ2分割して、約半分の容量を記録デー
タの書き込みに使用し、残りの約半分の容量を再生デー
タの書き込みに使用するようにしたが、これに限るもの
ではなく、入力データレート、HDD6の全記憶容量、
連続して再生可能な時間、DTR7の記録動作の時間間
隔等を考慮して、装置のコストやニーズに合った設定を
すればよい。また図9(a)に示すように、図1の構成
に対してHDD11を追加し、一方を記録データ用と
し、他方を再生データ用としてもよい。また図9(a)
の構成において、一方のHDD6を書き込み専用とし、
他方のHDD11を読み出し専用とし、HDD6の全領
域への書き込みが終了後は、逆にHDD11を書き込み
専用とし、HDD6を読み出し専用として使用し、以後
同様に書き込み用HDDと読み出し用HDDを切り換え
て使用するようにしてよい。
【0042】また、同図(b)に示すように、図1の構
成に対してDTR12及びDTRバッファ13を追加
し、一方のDTRを記録用とし、他方のDTRを再生用
として使用するようにしてもよい。1つのDTRで、記
録中のテープと異なるテープを再生しようとする場合に
は、記録動作を行っていない期間にテープを入れ換え
て、再生する必要があり、また記録中のテープの記録済
みの部分を再生する場合でも、記録動作を行うときは、
再生動作を中断する必要があるが、図9(b)に示す構
成によれば、このようなカセットの入れ換えや再生の中
断をなくすことができる。
【0043】また、画像圧縮処理部1のおけるデータ量
圧縮処理は、MPEG規格に準拠したものに限らず、J
PEG(Joint Photographic Experts Group)規格に準
拠したものでもよく、あるいは圧縮処理ではなく、画素
の間引き処理を行う画像間引き処理部に代えてもよい
し、これらを併用してもよい。
【0044】また、上述した実施形態では、圧縮処理後
のデータレートDR1が一定の場合を示したが、画像圧
縮処理部1における圧縮率を一定とし、画像の内容によ
ってデータレートDR1が変動する場合でもよいことは
いうまでもない。CPUバッファ5に格納されるデータ
量を監視して、HDD6への書き込み時間間隔T1や書
き込み時間T3を適宜変更すればよい。
【0045】また、入力ディジタルデータは、ディジタ
ル化された画像信号に限るものではく、本発明の装置を
例えば通信回線を介して送受信されるテキスト情報など
を含む一般的なディジタルデータの監視装置に適用し、
一般的なディジタルデータの記録再生に使用してもよ
い。あるいは、ディジタル化された画像信号及び音声信
号の組合わせを入力ディジタルデータとしてもよい。
【0046】また、HDD6は、大容量の半導体メモリ
(RAM)に代えてもよい。また、上述した実施形態で
は、制御部2と、HDD6と、DTR7及びDTRバッ
ファ8とをインタフェースバス10により相互に接続す
るようにしたが、通信回線を介してこれらの構成要素を
相互に接続するようにしてよい。
【0047】また、上述した実施形態では、ディジタル
データの記録及び再生を行う記録再生装置を示したが、
記録機能のみの記録装置または再生機能のみの再生装置
としてよい。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載のデ
ィジタルデータ記録装置によれば、入力ディジタルデー
タを記録再生手段により第1の記録媒体にエンドレスで
記録する第1の動作と、該第1の動作により第1の記録
媒体に記録されたデータ量が、第1の記録媒体の記録容
量以下の所定量に達する毎に、第1の記録媒体に記録さ
れたデータを再生し、記録手段により、第1の記録媒体
よりアクセス時間が長く大容量の第2の記録媒体に記録
する第2の動作とが時分割で実行されるので、長時間連
続して入力される全データを確実に記録することがで
き、しかも記録された記録媒体の量が膨大なものとなる
不具合を回避することができる。
【0049】請求項5に記載の発明によれば、入力ディ
ジタルデータを第1の記録再生手段により第1の記録媒
体にエンドレスで記録する第1の動作と、該第1の動作
により第1の記録媒体に記録されたデータ量が、第1の
記録媒体の記録容量以下の所定量に達する毎に、第1の
記録媒体に記録されたデータを再生し、第2の記録再生
手段により第2の記録媒体に記録する第2の動作と、第
2の記録再生手段により第2の記録媒体に記録されたデ
ータを再生し、第1の記録再生手段により第1の記録媒
体に記録する第3の動作と、該第3の動作により第1の
記録媒体に記録されたデータを再生して出力する第4の
動作とが時分割で実行されるので、請求項1に記載の発
明と同様の効果を奏するとともに、同じ箇所を繰り返し
再生しても、第2の記録媒体を劣化させることがなく、
また繰り返して再生する場合のアクセス時間を大幅に短
縮することができる。さらに記録動作と時分割で、再生
動作も行うようにしたので、記録動作を中断することな
く、記録したデータの再生を行うことができる。
【0050】請求項7に記載の発明によれば、第2の記
録再生手段が第2の動作を実行していないときに、第2
の動作により第2の記録媒体に記録されたデータを再生
することにより得られる再生データと、該再生データに
対応するデータであって第1の記録媒体に残されている
元データとを照合することにより、あるいは該再生デー
タのデータ誤り量を測定することにより、第2の動作に
よる記録が正確に実行されたことが確認されるので、第
2の記録媒体への記録が正確に実行されなかった場合を
確実に検出することができる。
【0051】請求項8に記載の発明によれば、請求項7
の確認手段による確認の結果、第2の動作による記録が
正確に実行されていないと判断されるときは、前記元デ
ータが第2の動作により第2の記録媒体に再記録される
ので、いわゆるRAW機能を安価に実現し、信頼性の高
いデータ記録を行うことができる。
【0052】請求項10に記載の発明によれば、再生手
段により大容量記録媒体に記録されたディジタルデータ
を再生するときは、大容量記録媒体から再生したディジ
タルデータを記録再生手段により小容量記録媒体に記録
し、該記録したデータを再生する処理を経て出力される
ので、同じ箇所を繰り返し再生しても、大容量記録媒体
を劣化させることがなく、また繰り返して再生する場合
のアクセス時間を大幅に短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかるディジタルデー
タ記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】エンドレス記録を説明するための図である。
【図3】バッファによるデータレートの変換を説明する
ための図である。
【図4】図1の装置の記録動作を説明するための図であ
る。
【図5】図1の装置の再生動作を説明するための図であ
る。
【図6】図1の装置の再生動作を説明するための図であ
る。
【図7】図1の装置の照合動作を説明するための図であ
る。
【図8】図1の装置の照合動作、再記録再照合動作を説
明するための図である。
【図9】図1の構成の変形例の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
2 制御部(制御手段、確認手段) 4 CPU(Central Processing Unit) 5 CPUバッファ 6 ハードディスク装置(記録再生手段、第1の記録再
生手段) 7 データテープレコーダ(記録手段、第2の記録再生
手段、再生手段) 8 DTRバッファ 10 インタフェースバス
フロントページの続き (72)発明者 赤坂 宏則 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 鈴木 康二 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内 (72)発明者 北村 宏行 神奈川県横浜市神奈川区守屋町3丁目12番 地 日本ビクター株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力されるディジタルデータを記録媒体
    に記録するディジタルデータ記録装置において、 エンドレスに記録可能な第1の記録媒体にディジタルデ
    ータを記録し、該記録したディジタルデータを再生する
    記録再生手段と、 前記第1の記録媒体よりアクセス時間が長く、記録容量
    が大きい第2の記録媒体にディジタルデータを記録する
    記録手段と、 前記入力ディジタルデータを前記記録再生手段により前
    記第1の記録媒体にエンドレスで記録する第1の動作
    と、該第1の動作により前記第1の記録媒体に記録され
    たデータ量が、前記第1の記録媒体の記録容量以下の所
    定量に達する毎に、前記第1の記録媒体に記録されたデ
    ータを再生し、前記記録手段により前記第2の記録媒体
    に記録する第2の動作とを時分割で実行させる制御手段
    とを備えることを特徴とするディジタルデータ記録装
    置。
  2. 【請求項2】 前記ディジタルデータは、情報圧縮処理
    または情報間引き処理された画像データあるいは画像及
    び音声データであることを特徴とする請求項1に記載の
    ディジタルデータ記録装置。
  3. 【請求項3】 前記記録手段が記録可能なディジタルデ
    ータの単位時間当たりのデータ量は、当該装置に入力さ
    れるディジタルデータの単位時間当たりのデータ量に比
    べて充分に大きく、前記記録手段は間欠動作により前記
    第2の動作を実行することを特徴とする請求項1または
    2に記載のディジタルデータ記録装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の記録媒体は磁気テープであ
    り、前記記録手段は、前記磁気テープを走査してデータ
    を記録することを特徴とする請求項1から3のいずれか
    に記載のディジタルデータ記録装置。
  5. 【請求項5】 入力されるディジタルデータを記録媒体
    に記録し、該記録したディジタルデータを再生するディ
    ジタルデータ記録再生装置において、 エンドレスに記録可能な第1の記録媒体にディジタルデ
    ータを記録し、該記録したディジタルデータを再生する
    第1の記録再生手段と、 該第1の記録媒体よりアクセス時間が長く、記録容量が
    大きい第2の記録媒体にディジタルデータを記録し、該
    記録したディジタルデータを再生する第2の記録再生手
    段と、 前記入力ディジタルデータを前記第1の記録再生手段に
    より前記第1の記録媒体にエンドレスで記録する第1の
    動作と、該第1の動作により前記第1の記録媒体に記録
    されたデータ量が、前記第1の記録媒体の記録容量以下
    の所定量に達する毎に、前記第1の記録媒体に記録され
    たデータを再生し、前記第2の記録再生手段により前記
    第2の記録媒体に記録する第2の動作と、前記第2の記
    録再生手段により前記第2の記録媒体に記録されたデー
    タを再生し、前記第1の記録再生手段により前記第1の
    記録媒体に記録する第3の動作と、該第3の動作により
    前記第1の記録媒体に記録されたデータを再生して出力
    する第4の動作とを時分割で実行させる制御手段とを備
    えることを特徴とするディジタルデータ記録再生装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の記録再生手段が記録再生可能
    なディジタルデータの単位時間当たりのデータ量は、当
    該装置に入力されるディジタルデータの単位時間当たり
    のデータ量に比べて充分に大きく、前記第2の記録手段
    は間欠動作により前記第2の動作を実行することを特徴
    とする請求項5に記載のディジタルデータ記録再生装
    置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記第2の記録再生手
    段が前記第2の動作を実行していないときに、前記第2
    の動作により第2の記録媒体に記録されたデータを再生
    することにより得られる再生データと、該再生データに
    対応するデータであって前記第1の記録媒体に残されて
    いる元データとを照合、あるいは該再生データのデータ
    誤り量を測定することにより、前記第2の動作による記
    録が正確に実行されたことを確認する確認手段を備える
    ことを特徴とする請求項6に記載のディジタルデータ記
    録再生装置。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、前記確認手段による確
    認の結果、前記第2の動作による記録が正確に実行され
    ていないと判断されるときは、前記元データを前記第2
    の動作により前記第2の記録媒体に再記録することを特
    徴とする請求項7に記載のディジタルデータ記録再生装
    置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記第3の動作実行中
    に、前記第1の記録媒体に記録されたデータ量が、前記
    第1の記録媒体の記録容量より小さい所定限界値に達し
    たときに、使用者にその旨知らせる注意信号を出力する
    ことを特徴とする請求項5または6に記載のディジタル
    データ記録再生装置。
  10. 【請求項10】 大容量記録媒体に記録されたディジタ
    ルデータを再生するディジタルデータ再生装置におい
    て、 前記大容量記録媒体に記録されたディジタルデータを再
    生する再生手段と、 前記大容量記録媒体より小容量で且つアクセス時間が短
    い小容量記録媒体にディジタルデータを記録し、該記録
    したディジタルデータを再生する記録再生手段と、 前記再生手段により前記大容量記録媒体に記録されたデ
    ィジタルデータを再生するときは、前記大容量記録媒体
    から再生したディジタルデータを前記記録再生手段によ
    り前記小容量記録媒体に記録し、該記録したデータを再
    生する処理を経て出力するように制御する制御手段とを
    備えることを特徴とするディジタルデータ再生装置。
JP08882897A 1997-03-24 1997-03-24 ディジタル映像信号記録再生装置 Expired - Fee Related JP3552453B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08882897A JP3552453B2 (ja) 1997-03-24 1997-03-24 ディジタル映像信号記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08882897A JP3552453B2 (ja) 1997-03-24 1997-03-24 ディジタル映像信号記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10269699A true JPH10269699A (ja) 1998-10-09
JP3552453B2 JP3552453B2 (ja) 2004-08-11

Family

ID=13953810

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08882897A Expired - Fee Related JP3552453B2 (ja) 1997-03-24 1997-03-24 ディジタル映像信号記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3552453B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7835617B2 (en) 1999-03-19 2010-11-16 Hitachi, Ltd. Data recording apparatus and system having sustained high transfer rates

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7835617B2 (en) 1999-03-19 2010-11-16 Hitachi, Ltd. Data recording apparatus and system having sustained high transfer rates
US7903930B2 (en) 1999-03-19 2011-03-08 Hitachi, Ltd. Data recording apparatus and system having sustained high transfer rates

Also Published As

Publication number Publication date
JP3552453B2 (ja) 2004-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3166971B2 (ja) ディジタルデータ記録再生装置及び再生装置
US20010038704A1 (en) Data recording/reproducing apparatus, data recording/reproducing method applied to the apparatus, and computer program product used in data processing apparatus
US7620299B2 (en) Data recording device for recording data in basic recording units
JPH08140043A (ja) 画像信号記録方法および画像信号記録装置、画像信号再生方法および画像信号再生装置、ならびに画像信号記録ディスク媒体
JP3552453B2 (ja) ディジタル映像信号記録再生装置
JP3173634B2 (ja) ディスク記録方法及び装置
JP2000276857A (ja) データ記録装置及びデータ記録方法並びにデータ再生装置及びデータ再生方法
JP3125709B2 (ja) ディジタルデータ記録装置及び記録再生装置
JP2000276856A (ja) データ記録装置及びデータ記録方法並びにデータ再生装置及びデータ再生方法
JP2000293944A (ja) データ記録装置及びデータ記録方法、データ再生装置及びデータ再生方法並びに記録媒体
JPH05342759A (ja) ディスク装置
JPH07154740A (ja) 記録媒体、記録方法、記録装置、及び編集方法
JP4006663B2 (ja) ディスク記録装置
JP2005260988A (ja) 光ディスクの再生方法及び再生装置
JP2008171566A (ja) データ再生装置及びデータ記録装置、並びにデータ再生方法及びデータ記録方法
JP3892143B2 (ja) 画像記録装置
KR20050079611A (ko) 기록 재생 장치
JP2000134568A (ja) 記録再生装置及び記録再生方法
JPH07272415A (ja) 記録媒体およびその再生装置
JP3681370B2 (ja) 光ディスクの記録方法及び記録装置、並びに再生方法及び再生装置
KR910003369B1 (ko) 디지탈 신호 저장용 테이프에 있어서 영상데이타 기록/재생 장치 및 방식
JPH06103318A (ja) 情報再生装置
JP2000278645A (ja) データ記録装置及びデータ記録方法並びにデータ再生装置及びデータ再生方法
JP2725343B2 (ja) データ記録装置及び方法
JP2002367297A (ja) 情報記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040413

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040426

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees