JP3892143B2 - 画像記録装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は監視システムなどに使用する画像記録装置、特に外部記録媒体としてディスク記録媒体を用い、店舗などに設置された監視カメラに接続されて使用される画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、店舗や金融機関等において、防犯のために監視システムを導入する事例が多く発生している。この監視システムには画像記録装置が接続され長時間にわたって画像の記録を行なうようになっている。図7はかかる監視システムに接続されて使用する従来の画像記録装置の一例を示すブロック図である。図7において、符号1はVTR(ビデオテープレコーダ)、2は緊急事態の発生により録画トリガを発生するアラーム入力部、3は撮像を行なうカメラである。以上のように構成された画像記録装置について、以下にその動作を説明する。先ず、VTRには通常の録画モータ(録画レート)で録画を行なっている。ここでアラーム入力があった場合は、アラーム用の録画レートと録画長さに切り替えて録画を行なう。このように、従来のVTR方式による画像記録装置ではアラーム入力があると、録画条件を変更して録画を行なうことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の画像記録装置にあっては、アラーム入力が1系統だけであり、しかも設定内容も1種類であるため、アラームの重要度に関わらず一定の録画しかできないという不具合があった。
【0004】
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、アラームの重要度に応じて最適な録画ができる優れた画像記録装置を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、画像データを圧縮処理等して格納する画像記録装置に、圧縮された画像データを一時記録しておく圧縮データ一時記憶手段と、圧縮データ一時記憶手段から画像データを読み出してディスク記録装置へ転送するデータ転送手段と、画像データを記録および再生するディスク記録装置と、画像の記録、再生動作をコントロールする制御手段と、制御手段に録画のタイミングを与える録画トリガ入力部とを備え、制御手段は、前記録画トリガ入力部に録画トリガが入力されていないときは前記映像入力手段に入力されている複数の映像信号を所定の時間間隔で切り替えて出力し、前記録画トリガ入力部に録画トリガが入力されたときは、前記映像入力手段に入力されている録画トリガに対応した映像信号を出力し、前記ディスク記録装置に記録するように制御することを要旨とするものである。
【0006】
本発明は、上記のような構成により、アラームの重要度すなわち監視の重要度によって録画する静止画枚数(フレーム数)を変えるとか、或いは録画時間を変化させるとかし、限られたディスク容量の中で、多くのイベント(録画トリガの発生)を録画することができる。また、アラームによっては見るべき場所を変えるべくカメラを切り替えるなどをすることもできる。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、画像記録装置に、複数の映像信号が入力され、前記複数の映像信号を所定の時間間隔で切り替えて出力する映像入力手段と、前記映像入力手段から出力された映像信号を圧縮処理し、画像データにする映像データ圧縮手段と、前記映像データ圧縮手段で圧縮された画像データを一時記録しておく圧縮データ一時記憶手段と、前記圧縮データ一時記憶手段から画像データを読み出し、転送するデータ転送手段と、前記データ転送手段から転送された画像データを記録および再生するディスク記録装置と、前記映像入力手段、前記映像データ圧縮手段、前記圧縮データ一時記憶手段および前記データ転送手段の動作をコントロールする制御手段と、前記複数の映像信号に対応した複数の録画トリガが入力される録画トリガ入力部とを備えたものであり、制御手段は、前記録画トリガ入力部に録画トリガが入力されていないときは前記映像入力手段に入力されている複数の映像信号を所定の時間間隔で切り替えて出力し、前記録画トリガ入力部に録画トリガが入力されたときは、前記映像入力手段に入力されている録画トリガに対応した映像信号を出力し、前記ディスク記録装置に記録するように制御するという作用を有する。
【0008】
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1記載の画像記録装置において、画像データを記録するディスク記録媒体にデータ管理情報が書き込まれるデータ管理領域を備え、前記データ管理領域がデータが記録される最外周縁とデータが記録される最内周縁との間の中央の位置に配置されるようにしたものであり、データ書き込み位置に書き込まれた画像・音声データについてのデータ管理情報を検索するために記録ヘッドがシークする場合、データ書き込み位置からデータ管理領域までの移動距離は少なくなるという作用を有する。
【0016】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。図1は本発明による画像記録装置が組み込まれる監視システムの一実施の形態の構成を示すブロック図である。図1において、符号11は映像が入力され、また再生画像が出力される映像入出力力手段、12は音声が入力され、また再生された音声が出力される音声入出力力手段、13は映像入出力力手段11に入力された映像データを圧縮処理し、また再生画像データに対して伸長処理を施す映像データ圧縮・伸長手段、14は圧縮された画像データおよび音声データ(以下、画像・音声データという)を一時記録しておく圧縮データ一時記憶手段、15は圧縮データ一時記憶手段14から読み出された画像・音声データをディスク記録装置へ転送するデータ転送手段、16はデータ転送手段15から受けた画像・音声データを記録および再生するディスク記録装置、17は前記各機能部の動作をコントロールする制御手段、18は制御手段17に録画のタイミングを与える録画トリガ入力部である。
【0017】
映像入出力手段11は入力された画信号をアナログ信号からディジタル信号へ変換するA/D変換機能と、再生画像データをディジタル信号からアナログ信号に変換するD/A変換機能とを有している。また、音声入出力手段11は入力された音声信号をアナログ信号からディジタル信号へ変換するA/D変換機能と、再生される音声信号をディジタル信号からアナログ信号に変換するD/A変換機能とを有している。
【0018】
データ転送手段はディスクインタフェース機能を有している。ディスク記録装置16には、例えばDVD−RAMドライブなどの大容量記憶媒体を駆動する記録装置が使用される。制御手段17は、各機能部からの信号を受け、またそれぞれの操作や動作に応じてこれらの機能部に対して指令を発することにより装置全体の動作をコントロールする。この制御手段17はCPUなどのデータ処理装置により構成されており、内部にはシステム制御、ドライブ制御、LSI制御などの各種制御動作を行なう動作コントロール機能部と、圧縮データ一時記憶手段14とディスク記録装置16に格納されているファイルを管理するファイル管理機能部と、圧縮データ一時記憶手段14のデータの書き込み、読み出し動作を制御するメモリコントロール機能部とを備えている。
【0019】
また、メモリコントロール機能部にはインタフェース機能を有するデータ転送手段15が接続され、このデータ転送手段15との間でデータ転送のための制御信号を送受信しディスクインタフェースを介してディスク記録装置16と圧縮データ一時記憶手段14との間でデータのコピーや移動などの送受が行なわれる。映像入出力手段11における撮像動作などは制御手段17の動作コントロール機能部が制御する。ディスク記録装置16には外部記憶媒体として大容量の記憶媒体であるDVD−RAM(書き換え可能なDVD(ディジタル・ビデオ・ディスク))やHDD(ハードディスクドライバー)がセットされデータの記録、再生が行なわれる。
【0020】
次に上記実施の形態の監視システムにおける監視動作およびディスク記録媒体へのデータ記録動作について説明する。通常の監視動作においては、店舗などの要所々々に設置された複数の撮像カメラから撮像された画像が入力されている。したがって映像入出力手段11には1チャネル、2チャネル、・・・・、Nチャネル、或いはAチャネル、Bチャネル、というように複数の画信号が入力されている。一方、録画トリガ入力部18には上記各チャネルの画信号に対応して1チャネル、2チャネル、・・・・、Nチャネル、或いはAチャネル、Bチャネル、というように複数の録画トリガが入力されるようになっている。ここでは説明を簡単にするために撮像カメラは2台、チャネル数はAチャネル、Bチャネルの2つということにする。そしてAチャネルに対応する撮像カメラは店舗の入り口における人の出入りを監視する一方、Bチャネルに対応する撮像カメラは店舗のレジ係カウンターにおける人の対応、および動きを監視しているものとする。
【0021】
図2はこのような構成の監視システムにおける通常の監視動作での録画パターンを示すものである。この場合は、制御手段17の制御動作によってAチャネルの画像が1枚(1フレーム)、次にBチャネルの画像が1フレーム、さらにその次にAチャネルの画像が1フレーム、・・・、というように交互にチャネルを切り替えながら所定の時間間隔で各撮像カメラで撮像された画信号が取り込まれる。この画信号は画像データ圧縮・伸長手段13により圧縮処理され、同時に取り込まれた音声信号とともに圧縮データ一時記憶手段14に格納される。そして、この圧縮データ一時記憶手段14に格納された画像・音声データは、制御手段17の制御動作によりデータ転送手段15を介してディスク記録装置へ転送されディスク記録媒体へ記録される。
【0022】
次に本実施の形態の監視システムにおけるアラーム動作(緊急動作)について説明する。アラームは店舗の各所へ取り付けられたセンサーによって緊急事態が発生したときに発せられるもので、アラーム1によりチャネルBの録画トリガが制御手段17へ入力され、またアラーム2によりチャネルAの録画トリガが制御手段17へ入力されるようになっている。図3は上記アラーム動作時での録画パターンを示すものである。図3において、図3(a)はアラーム1用に設定された録画パターンを示し、図3(b)はアラーム2用に設定された録画パターンを示すものである。
【0023】
図3(a)の場合についてみると、この場合は、先ず通常状態からの続きとして、制御手段17の制御動作によってAチャネルの画像が1フレーム、次にBチャネルの画像が1フレーム、さらにその次にAチャネルの画像が1フレーム、・・・、という撮像、記録動作、すなわちプレ録画動作が実行されている。この状態において、何らかの事態の変化が生じてアラーム1が発せられたものとすると、チャネルBの録画トリガ21が録画トリガ入力部18から制御手段17へ入力される。これによって制御手段17は、それまでのAチャネル、Bチャネル交互の画信号取り込み動作からBチャネルのみの取り込み動作へ切り替えそれ以降はBチャネルのみの画信号が映像入出力手段11から入力される。取り込まれたBチャネルの画信号は画像データ圧縮・伸長手段13により圧縮処理され、同時に取り込まれた音声信号とともに圧縮データ一時記憶手段14に格納される。そして、この圧縮データ一時記憶手段14に格納された画像・音声データは、制御手段17の制御動作によりデータ転送手段15を介してディスク記録装置へ転送されディスク記録媒体へ記録される。
【0024】
図3(b)の場合についてみると、この場合は、最初の部分は図3(a)の場合と同様に通常状態からの続きとして、制御手段17の制御動作によってAチャネルの画像が1フレーム、次にBチャネルの画像が1フレーム、さらにその次にAチャネルの画像が1フレーム、・・・、という撮像、記録動作が実行されている。この状態において、上とは別の事態の変化が生じてアラーム2が発せられたものとすると、チャネルAの録画トリガ22が録画トリガ入力部18から制御手段17へ入力される。これによって制御手段17は、それまでのAチャネル、Bチャネル交互の画信号取り込み動作からAチャネルのみの取り込み動作へ切り替え、それ以降はAチャネルのみの画信号が映像入出力手段11から入力される。取り込まれたAチャネルの画信号は画像データ圧縮・伸長手段13により圧縮処理され、同時に取り込まれた音声信号とともに圧縮データ一時記憶手段14に格納される。
【0025】
そして、この圧縮データ一時記憶手段14に格納された画像・音声データは、制御手段17の制御動作によりデータ転送手段15を介してディスク記録装置へ転送されディスク記録媒体へ記録される。以上のBチャネルのみの取り込み、およびAチャネルのみの取り込みの間においては、アラームの重要度すなわち監視の重要度によって静止画を録画するときの時間間隔が変えてある。例えばアラーム1の方がアラーム2よりも重要度が大きいと認識されているときはアラーム1に起因するチャネルBの取り込み時の録画間隔をアラーム2に起因するチャネルAの取り込み時の録画間隔よりも短く設定し、頻繁に撮像することにより人の動きなどを詳細に記録するように設定する。さらに、この場合において、チャネルBの取り込み時の録画時間(総時間)をチャネルAの取り込み時の録画時間よりも長く設定し、長い時間撮像することにより人の動きの一部始終を詳細に記録するように設定することもできる。
【0026】
また、上記とは別の観点から、Aチャネルのみの取り込み、およびBチャネルのみの取り込みの間においては、アラームの重要度すなわち監視の重要度によって録画する静止画のフレーム数を変えるという方法もある。例えばアラーム1の方がアラーム2よりも重要度が大きいと認識されているときはアラーム1に起因するチャネルBの取り込み時の静止画のフレーム数をアラーム2に起因するチャネルAの取り込み時の静止画のフレーム数よりも多くなるように設定する。図4はアラーム1での録画(Bチャネル)とアラーム2での録画(Aチャネル)との間における録画フレーム数の設定を異ならせた事例を説明する図である。この図に示すように、設定された録画フレーム数が20フレームあるとして、Bチャネルの録画では第4フレームから第18フレームまでの15フレームの撮像がなされるのに対して、Aチャネルの録画では第5フレームから第7フレームまでの3フレームしか撮像がなされないというように設定してあり、監視の重要度、或いはイベントの重要度に応じて撮像形態を変えている。
【0027】
さらに別の観点により録画トリガごとの録画モードを変えることもでき、例えば、アラームによっては見るべき場所を変えるべくカメラを切り替えるなどをすることもできる。
【0028】
次に画像・音声データを記録する記録媒体のデータ管理について説明する。画像・音声データは、制御手段17の制御動作により圧縮データ一時記憶手段14からデータ転送手段15を介してディスク記録装置へ転送されディスク記録媒体へ記録される。図5はこのようなディスク記録媒体のデータ記録状態を概略的に示す図である。この図において符号31はディスク記録媒体、32はディスク記録媒体内におけるデータ書き込み位置、33はデータ管理情報が書き込まれるデータ管理領域、34はディスク記録媒体31のデータが記録される最外周縁、35はディスク記録媒体31のデータが記録される最内周縁である。また、36はシーク動作時の記録ヘッドの移動距離を表し、37はいずれもファイルなどの格納に用いられるデータ記録領域を表す。
【0029】
から明らかなように、画像・音声データを記録するディスクの、データ管理領域33はディスク記録媒体31のデータが記録される最外周縁34とデータが記録される最内周縁35との間の中間位置に配置されている。好ましくは、このデータ管理領域33は、上記最外周縁34と最内周縁35との間のディスクのほぼ中央の位置に配置されるのが好ましい。このようにデータ管理領域33をディスクのほぼ中央の位置に配置しているため、図5において、データ書き込み位置32に書き込まれた画像・音声データについてのデータ管理情報を検索するために記録ヘッドがシークする場合、データ書き込み位置32からデータ管理領域33までの移動距離36は少なくなり、その移動時間は平均して、データ管理領域33がディスクの最内周縁35または最外周縁34に配置されている場合(通常のディスク記録媒体の場合)よりも平均して1/2で済むことになる。
【0030】
そして、ディスク記録装置16にはディスク中央に配置されたデータ管理領域33が、外部からはアドレス0に配置されたように変換する手段を有しており、操作する者にとってはデータ管理領域33がディスク記録媒体31の中央に存在していることを意識せずに、すなわちディスクの記録容量が増大した場合でも機械的な中央の位置(アドレス)を意識せずにシステムの変更、拡張に容易に対応できるという特徴を有する。
【0031】
さらに、このディスク記録媒体31においては、当該ディスク記録媒体31の使用状況(空き領域)を管理する多値化されたビットマップをディスク上に備えている。図6は本発明で用いているディスク記録媒体31の使用状況を管理するビットマップの一例を示す図である。このビットマップ38においては、従来1ビットであった情報を複数ビットとし、同一のファイル分割として使用されているブロックに同一の値を割り付け、異なるファイルに使用されるブロックが、多値化されたビットマップで異なる値を割り当てられている。これにより、隣接するブロックが同一のファイルに使用されているか、それとも異なるファイルに使用されているかを知ることができるようにしている。
【0032】
図6において、ビットマップ38の左端 のビット(複数ビットから成る)38aはデータ記録領域の第1ブロックを示しその右隣のビット38bはデータ記録領域の第2ブロックを示し、・・・、というようになっているものとする。そして各ビットの情報として、
0:未使用
1:ファイル1に使用
2:ファイル2に使用
3:欠陥領域(使用禁止)
のそれぞれを意味するものとすると、左端ビット38aには「0」が書き込まれているからその対応する第1ブロックは未使用であることを表す。また、第2番目のビット38bには「3」が書き込まれているからその対応する第2ブロックは欠陥領域であることを表す。
【0033】
このようにしてディスク記録媒体31の使用状況を管理するビットマップ38には上記のような管理情報が書き込まれているから、データ記録領域のどのブロックが何のファイルに使用されているかを認識でき、さらに隣合うブロックが同じファイルに使用されているか異なるファイルに使用されているかを容易に認識することができる。これによりファイルの削除または移動などの操作により、必要とする連続空きブロックを容易に作ることができる。
【0034】
さらに従来においては、欠陥ブロックは記録装置が提供する交替処理により交替されたその信頼性が確保されるが、データの時間的な連続性は、シーク動作が頻繁に起こるなどの理由から、大きく崩れる場合があった。しかし本発明の方式では、欠陥ブロックを利用者が容易に知ることができるので、連続するファイルデータを欠陥ブロックの直後に配置することにより、時間的連続性の崩れを最小限にすることが可能となる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、画像データを圧縮処理等して格納する画像記録装置に、画像データを一時記録しておく圧縮データ一時記憶手段と、圧縮データ一時記憶手段から画像データを読み出してディスク記録装置へ転送するデータ転送手段と、画像データを記録および再生するディスク記録装置と、画像の記録、再生動作をコントロールする制御手段と、制御手段に録画のタイミングを与える録画トリガ入力部とを備え、制御手段は、設定内容によって記録するデータの内容を変化させまた、複数の録画トリガ入力を受けて録画のタイミングを各録画トリガに対応させて変化させるようにしたため、アラームの重要度すなわち監視の重要度によって録画する静止画のフレーム数を変えたり、或いは録画時間を変化させるとかし、限られたディスク容量の中で、多くのイベント、すなわち録画トリガの発生を録画することができる。また、アラームによっては見るべき場所を変えるべくカメラを切り替えるなどをすることもできる。
【0036】
また、ディスク記録装置において、画像データを記録するディスク媒体の、データ管理領域を、ディスクの中央に配置したため、データ書き込み位置に書き込まれた画像・音声データについてのデータ管理情報を検索するために記録ヘッドがシークする場合、データ書き込み位置からデータ管理領域までの移動距離は少なくなり、その移動時間を少なくすることができ、高速処理を実現することができる。
【0037】
さらに、ディスク媒体の使用状況を管理する多値化されたビットマップをディスク上に備え、異なるファイルに使用される隣合うブロックが、多値化されたビットマップで異なる値を割り当てられて表現されるようにするとともに、ビットマップの多値化された値の一つを欠陥ブロックに割り当てているから、データ記録領域のどのブロックが何のファイルに使用されているかを認識でき、さらに隣合うブロックが同じファイルに使用されているか異なるファイルに使用されているかを容易に認識することができる。これによりディスク記録媒体の使用状況が容易に判別でき、またファイルの削除または移動などの操作により、必要とする連続空きブロックを容易に作ることができる。また、ビットマップから欠陥ブロックを利用者が容易に知ることができるので、連続するファイルデータを欠陥ブロックの直後に配置することにより、時間的連続性の崩れを最小限にすることが可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による画像記録装置が組み込まれる監視システムの一実施の形態の構成を示すブロック図
【図2】前記実施の形態における監視システムにおける通常の監視動作での録画パターンを示す図
【図3】(a) 前記実施の形態における監視システムのアラーム動作でのアラーム1用に設定された録画パターンを示す図
(b) 前記実施の形態における監視システムのアラーム動作でのアラーム2用に設定された録画パターンを示す図
【図4】前記実施の形態の動作においてアラーム1での録画とアラーム2での録画との間における録画フレーム数の設定を異ならせた事例を説明する図
【図5】前記実施の形態の監視システムにおけるディスク記録媒体のデータ記録状態を概略的に示す図
【図6】本発明で用いているディスク媒体の使用状況を管理するビットマップの一例を示す図
【図7】従来の監視システムに接続されて使用する画像記録装置の一例を示すブロック図
【符号の説明】
11 映像入出力力手段
12 音声入出力力手段
13 映像データ圧縮・伸長手段
14 圧縮データ一時記憶手段
15 データ転送手段
16 ディスク記録装置
17 制御手段
18 録画トリガ入力部
21、22 記録トリガ
31 データ記録領域最外周縁
35 データ記録領域最内周縁
36 記録ヘッドの移動距離
37 データ記録領域
38 ビットマップ

Claims (2)

  1. 複数の映像信号が入力され、前記複数の映像信号を所定の時間間隔で切り替えて出力する映像入力手段と、前記映像入力手段から出力された映像信号を圧縮処理し、画像データにする映像データ圧縮手段と、前記映像データ圧縮手段で圧縮された画像データを一時記録しておく圧縮データ一時記憶手段と、前記圧縮データ一時記憶手段から画像データを読み出し、転送するデータ転送手段と、前記データ転送手段から転送された画像データを記録および再生するディスク記録装置と、前記映像入力手段、前記映像データ圧縮手段、前記圧縮データ一時記憶手段および前記データ転送手段の動作をコントロールする制御手段と、前記複数の映像信号に対応した複数の録画トリガが入力される録画トリガ入力部とを備え、
    前記制御手段は、前記録画トリガ入力部に録画トリガが入力されていないときは前記映像入力手段に入力されている複数の映像信号を所定の時間間隔で切り替えて出力し、前記録画トリガ入力部に録画トリガが入力されたときは、前記映像入力手段に入力されている録画トリガに対応した映像信号を出力し、前記ディスク記録装置に記録するように制御することを特徴とする画像記録装置。
  2. 画像データを記録するディスク記録媒体にデータ管理情報が書き込まれるデータ管理領域を備え、前記データ管理領域がデータが記録される最外周縁とデータが記録される最内周縁との間の中央の位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
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