JPH10269684A - 記録媒体の再生装置及び記録媒体の再生方法 - Google Patents

記録媒体の再生装置及び記録媒体の再生方法

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JPH10269684A
JPH10269684A JP8563097A JP8563097A JPH10269684A JP H10269684 A JPH10269684 A JP H10269684A JP 8563097 A JP8563097 A JP 8563097A JP 8563097 A JP8563097 A JP 8563097A JP H10269684 A JPH10269684 A JP H10269684A
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公嘉 水野
Akira Hasegawa
亮 長谷川
Yoshinori Shimizu
義則 清水
Takayuki Ishida
隆行 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 局所的なエラーのリカバリができな場合であ
っても、出力を保つことのできる記録媒体の再生装置等
を提供する。 【解決手段】 記録媒体1であるDVD−VIDEOデ
ィスクに記録されているビデオ信号を等再生する際に、
ピックアップ2によるフォーカスサーボループの引き込
みができない、データデコーダ4でエラー訂正ができな
い、ビデオデコーダ6等でピクチャヘッダやシーケンス
エンドコードが一定時間読み取れない、また、ビデオデ
コーダ6がハングアップして回復ができない等の場合が
ある。係る場合に、各回路での局所的なリカバリ処理が
不可能であるとして、エラーが発生した位置から所定時
間先のデータを記録媒体1から読出し再生を回復する。
また、発生したエラーの内容に応じて、読出し位置を変
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオデータやオ
ーディオデータ等の時間的に連続性があるデータを記録
した記録媒体の再生装置及び記録媒体の再生方法に関
し、特に再生時にエラーが発生したときのエラー処理を
行う記録媒体の再生装置及び記録媒体の再生方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光ディスク等の記録媒体の再生装置で
は、一般に、データを読み出すことができないときやデ
コーダがハングアップしたとき等のエラーが発生した場
合に、リカバリ処理を行う。このリカバリ処理は、エラ
ーが発生した回路やそのエラーの内容によって処理手法
が異なる。従来のDVD−VIDEOディスクの再生装
置により行われているリカバリ処理について、エラーの
内容で場合分けをして以下に説明する。
【0003】第1にDVD−VIDEOディスクの再生
装置の各構成部分単位でエラーが生じた場合のいわゆる
局所的なエラーが生じた場合について説明する。この局
所的なエラーとは、例えば、ピックアップが外部からの
衝撃等により振動してフォーカスが落ちた場合やトラッ
クが外れた場合等である。また、トラックが外れたこと
により読み出したデータのセクタアドレスが正しくない
場合や、ECCエラーや、EDCエラーによりデータの
エラー訂正ができない場合である。
【0004】また、この局所的なエラーとして、ビデオ
デコーダやオーディオデコーダがハングアップした場合
や、ビデオデータとオーディオデータ等を振り分けるデ
マルチプレクサ等の処理がハングアップした場合等もあ
る。
【0005】このような局所的なエラーが発生した場合
のリカバリ処理は、エラーが生じた構成部分単位でリカ
バリ処理が行われ、他の構成部分に対しては影響を与え
ない。すなわち、各回路単位でリカバリ処理であるいわ
ゆる局所的なリカバリ処理がされる。具体的には、フォ
ーカスやトラックが外れた場合には、ピックアップが再
度フォーカスサーボやトラックサーボを引き込み、エラ
ーの発生したデータから再度読み出す。そして、後の処
理を行うビデオデコーダ等に対してはエラーの発生した
データは供給しない。
【0006】また、ビデオデコーダ,オーディオデコー
ダ又はデマルチプレクサ等がハングアップした場合は、
これらの前段にトラックバッファ等が有れば、エラーが
発生した位置を基準にしてこのトラックバッファからデ
ータを再度読出し、デコード等の処理を行う。そして、
出力されるビデオ信号やオーディオ信号に対しては、何
等影響を与えない。
【0007】すなわち、局所的なエラーの場合は、リカ
バリ処理を行っても出力されるビデオ信号等が何等途切
れることなく出力される。従って、DVD−VIDEO
ディスクの再生装置のユーザーは、装置内部でエラーが
生じたことを気づかずに視聴できる。
【0008】第2にDVD−VIDEOディスクの再生
装置の動作全体にエラーが生じる場合のいわゆる致命的
なエラーが生じた場合について説明する。この致命的な
エラーとは、例えば、ディスクの回転が暴走している場
合やメカの動作が不良である場合などである。
【0009】また、致命的なエラーとして例えば、再
生、早送り等のモードが遷移する場合に、このモード遷
移が一定時間行われない場合や、インターフェースコン
トローラやドライブコントローラ等との通信が一定時間
正しく行われない場合などの、装置のシステムを制御す
るシステムコントローラにの動作に関するものもある。
さらに、ディスクに損傷があるためデータが全く読めな
い場合や、ディスクに記録されているディスク情報に不
具合がある場合などのディスクに起因する場合もある。
【0010】このような致命的なエラーのリカバリ処理
は、そのまま動作の続行をすることができないため、装
置の停止処理がされる。具体的には、モード遷移や通信
が一定時間行われない場合は、リセット処理や電源をo
ffする等の処理がされる。また、ディスクに起因する
エラーの場合は、例えば、ディスクが無いものとして停
止状態にしたり、ディスクが装填されているディスクト
レイを自動的に外部に配出したりする。
【0011】すなわち、致命的なエラーの場合は、ビデ
オ信号等の再生を継続できない。従って、DVD−VI
DEOディスクの再生装置のユーザーは、継続して映像
等の視聴をすることができない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、局所的なエ
ラーが生じた場合上述したような局所的なリカバリ処理
が行われるが、この局所的なリカバリ処理によりエラー
原因が解消されない場合がある。例えば、フォーカスサ
ーボやトラックサーボの引き込み動作を数十回行っても
引き込みをすることができない場合や、ビデオデコー
ダ,オーディオデコーダ又はデマルチプレクサ等がハン
グアップしてその回復ができない場合などである。さら
に、記録媒体から何度もデータを読み込んでも、エラー
が生じたデータしか読み込めない等の場合もある。
【0013】このような場合、従来のDVD−VIDE
Oディスクの再生装置では、上述した致命的なエラーの
場合と同じリカバリ処理を行っている。すなわち、ディ
スクの再生処理等を停止したり、装置のリセット等をし
たりしている。
【0014】しかしながら、記録媒体に記録されている
データがビデオデータやオーディオデータ等の時間的に
連続性のある、いわゆるシーケンシャルデータであれ
ば、エラーが発生している部分を除き、他の部分を再生
してもその映像等としての出力を保つことが要求され
る。
【0015】すなわち、記録されているデータがコンピ
ュータデータであれば、一部にデータのエラーが生じて
いれば或いは一部のデータが存在しなければ、全体のデ
ータに何等意味が生じなくなる。ところが、記録されて
いるデータがビデオデータ等のシーケンシャルデータで
あれば、一部のデータが存在しなくてもその後のデータ
に対しては影響は生じず、ユーザーもそのデータの意味
内容を理解することが可能である。従って、ビデオデー
タ等のシーケンシャルデータを再生する場合は、一部の
データがエラーにより再生できなくても再生出力を保つ
ことが要求される。
【0016】また、レーザーディスク等のように物理的
にシーケンシャルにデータが記録された記録媒体では、
ピックアップを単に物理的にスキップするといった処理
をしても再生出力は保たれる。しかしながら、DVD−
VIDEOディスク等では、データが物理的にランダム
記録されている、つまり、データのストリームがパケッ
ト単位で構成されているため、単にピックアップを物理
的にスキップするといった処理では、データの連続性を
保つことができない。
【0017】本発明は、このような実情を鑑みてなされ
たものであり、局所的なエラーのリカバリができな場合
であっても、出力を保つことができる記録媒体の再生装
置及び記録媒体の再生方法を提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る記録媒体の再生装置は、再生した際
に連続性があるデータを物理的にランダムに記録した記
録媒体から、この連続性があるデータを読み出す読出し
部と、上記読出し部から読み出したデータの再生処理を
施す複数のデータ処理部と、上記読出し部及び複数のデ
ータ処理部のうち読出し部又は1のデータ処理部内でエ
ラーが発生した場合に、この読出し部又は1のデータ処
理部によりエラーが発生したデータの位置から再度デー
タの読み出し又は再生処理を施して他のデータ処理部に
対してはデータの連続性を確保する局所的リカバリを行
う制御をし、さらに、この読出し部又は1のデータ処理
部により上記局所的リカバリが行えない場合には、上記
読出し部によりエラーが発生した位置から一定時間先の
位置のデータを記録媒体から読み出す制御をする制御部
とを備えることを特徴とする。
【0019】本発明の記録媒体の再生装置では、局所的
リカバリができない場合であっても、制御部がエラーが
発生したデータの部分から一定時間先のデータのアドレ
ス検出して、読出し部によりこのアドレスから読み出し
を開始する。この記録媒体の再生装置では、エラーが発
生したデータの部分をデータとして出力せず、一定時間
先のデータから出力を再開する。
【0020】また、本発明に係る記録媒体の再生装置
は、上記制御部が、読出し部又は1のデータ処理部内の
エラーの内容に基づき、記録媒体から読み出すデータの
位置を変更することを特徴とする。
【0021】本発明に係る記録媒体の再生方法は、再生
した際に連続性があるデータを物理的にランダムに記録
した記録媒体から、この連続性があるデータを読み出す
読出し工程と、上記読出し工程により読み出したデータ
の再生処理を施す複数のデータ処理工程と、上記読出し
工程及び複数のデータ処理工程のうち読出し工程又は1
のデータ処理工程でエラーが発生した場合に、この読出
し工程又は1のデータ処理工程内でエラーが発生したデ
ータの位置から再度データの読み出し及びデータ再生処
理を施して他のデータ処理工程に対してはデータの連続
性を確保する局所的リカバリを行い、さらに、この読出
し工程又は1のデータ処理工程で上記局所的リカバリが
行えない場合には、読出し工程によりエラーが発生した
位置から一定時間先の位置のデータを記録媒体から読み
出すことを特徴とする。
【0022】また、本発明に係る記録媒体の再生方法
は、読出し工程又は1のデータ処理工程内のエラーの内
容に基づき、記録媒体から読み出すデータの位置を変更
することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態として本発明を
適用したDVD−VIDEOディスクの再生装置(以
下、DVD再生装置という。)について、図面を参照し
ながら説明する。
【0024】図1は、DVD再生装置のブロック構成図
である。
【0025】DVD再生装置100は、記録媒体1から
RF信号を再生するピックアップ2と、このピックアッ
プ2により再生されたRF信号が供給されこのRF信号
の2値化処理等をするRF回路3と、RF回路3からの
再生データが供給されエラー訂正等のデコード処理をす
るデータデコーダ4と、データデコーダ4によりデコー
ド処理がされた再生データを主映像圧縮データ,副映像
圧縮データ及び音声圧縮データに振り分けるデマルチプ
レクサ5とを備える。
【0026】また、このDVD再生装置100は、上記
主映像圧縮データを伸張するビデオデコーダ6と、上記
副映像圧縮データを伸張して主映像データと合成する副
映像デコーダ7と、上記音声圧縮データを伸張するオー
ディオデコーダ8と、副映像デコーダ7からの主映像デ
ータと副映像データが合成された映像データが供給され
NTSC信号又はPAL信号に変換するデジタル/NT
SC,PAL変換回路(以下、単にNTSC変換回路と
いう。)9と、オーディオデコーダ8からのオーディオ
データが供給されアナログ信号に変換するデジタル/ア
ナログ変換回路(以下、単にD/A変換回路という。)
10とを備える。
【0027】また、このDVD再生装置100は、ピッ
クアップ2,RF回路3,データデコーダ4,デマルチ
プレクサ5,ビデオデコーダ6,副映像デコーダ7,オ
ーディオデコーダ8,NTSC変換回路9及びD/A変
換回路10を制御するコントローラ11と、このコント
ローラ11とユーザーの操作入力を媒介するユーザーイ
ンターフェース12と、コントローラ11のデータ記憶
部となるメモリ13とを備える。
【0028】DVD再生装置100は、記録媒体1とし
て再生専用,追記型,書換型等のDVDディスク及びD
VD−VIDEOディスクを再生する。
【0029】ピックアップ2は、記録媒体1からRF信
号を再生してRF回路3に供給する。
【0030】RF回路3は、このRF信号の波形等化及
び2値化等をしてデジタルデータとその同期信号等を生
成する。このRF回路3により生成されたデジタルデー
タ等は、データデコーダ4に供給される。
【0031】データデコーダ4は、RF回路3により生
成されたデジタルデータに基づきデータの復調や誤り訂
正等の処理を行う。データデコーダ4により復調等がさ
れたデジタルデータは、デマルチプレクサ5に供給され
る。
【0032】また、このデータデコーダ4では、MPE
G2のフォーマットにおけるシステムヘッダや、パック
ヘッダ等に含まれるパラメータ情報やDVDフォーマッ
トにおけるナビゲーションパック(Navigation Pack:
NV_PCK)に含まれる所定の情報等を検出する。こ
の検出したパラメータ情報等は、データデコーダ4から
コントローラ11に供給される。
【0033】また、このデータデコーダ4は、デジタル
データの出力段にトラックバッファ4aを有している。
このトラックバッファ4aによりデータデコーダ4とデ
マルチプレクサ5の処理速度の違いが吸収される。
【0034】デマルチプレクサ5は、データデコーダ4
によりエラー訂正のデコード処理等がされたデジタルデ
ータを、主映像圧縮データと、副映像圧縮データと、音
声圧縮データとに分割する。
【0035】ここで、主映像圧縮データとは、MPEG
2の方式で圧縮された映像データであり、例えばDVD
のフォーマットにおけるVideo streamsで
ある。副映像圧縮データとは、主映像に合成される字幕
画像等のデータであり、例えば、DVDのフォーマット
におけるSub−picture streamsであ
る。音声圧縮データとは、MPEG2等の方式で圧縮等
された音声データであり、DVDのフォーマットにおけ
るAudio streamsである。
【0036】デマルチプレクサ5は、主映像圧縮データ
をビデオデコーダ6に供給し、副映像圧縮データを副映
像デコーダ7に供給し、音声圧縮データをオーディオデ
コーダ8に供給する。
【0037】ビデオデコーダ6は、主映像圧縮データの
復号処理を行い、この復号処理により伸張化された主映
像データを生成する。このビデオデコーダ6は、復号処
理を行うために3画面分のメモリを有している。すなわ
ち、MPEG2のフォーマットにおけるI−Pictu
re,P−Picture,B−Pictureを復号
してビデオデコーダ6のメモリに格納し、さらに、この
復号された各ピクチャをこのメモリ上から出力する。な
お、このメモリは、3画面分に限らず、これ以上の容量
があってもよい。ビデオデコーダ6は、生成した主映像
データを副映像デコーダ7に供給する。
【0038】副映像デコーダ7は、副映像圧縮データの
復号処理を行い、この復号処理をした副映像データをビ
デオデコーダ6から供給された主映像データに合成し
て、映像データを生成する。すなわち、副映像デコーダ
7は、副映像データとして再生される字幕画像等を主映
像と合成する。なお、この副映像デコーダ7は、副映像
データが無い場合には、主映像データをそのまま映像デ
ータとして出力する。副映像デコーダ7は、生成した映
像データをNTSC変換回路9に供給する。
【0039】オーディオデコーダ8は、音声圧縮データ
の復号処理を行い、伸張した音声データを生成する。す
なわち、オーディオデコーダ8は、音声圧縮データがM
PEG2のフォーマットで圧縮されていれば、これに対
応した伸張処理をして、音声データを生成する。なお、
この音声データがこのMPEG2のフォーマットの他
に、PCM等のフォーマットで符号化されたものであれ
ば、これに対応した復号処理を行う。オーディオデコー
ダ8は、生成した音声データをD/A変換回路10に供
給する。
【0040】NTSC変換回路9は、映像データをデジ
タルデータからNTSCやPAL等のテレビジョン信号
に変換して出力する。この出力をモニタ等に供給するこ
とにより、ユーザーが記録媒体1から再生した映像を視
聴することができる。
【0041】D/A変換回路10は、デジタルデータで
ある音声データをアナログの音声データに変換して出力
する。この出力をスピーカ等に供給することにより、ユ
ーザーが記録媒体1から再生した映像を視聴することが
できる。
【0042】コントローラ11は、ピックアップ2,R
F回路3,データデコーダ4,デマルチプレクサ5,ビ
デオデコーダ6,副映像デコーダ7,オーディオデコー
ダ8,NTSC変換回路9及びD/A変換回路10の制
御を行う。
【0043】また、このコントローラ11には、操作パ
ネルやリモートコントローラであるユーザーインターフ
ェース12を介して操作入力がされ、この操作入力に基
づき各回路の制御を行う。
【0044】また、コントローラ11は、メモリ13に
各制御データ等を記憶させ、メモリ13が記憶したデー
タに基づき各回路の制御を行う。
【0045】つぎに、DVD再生装置100において局
所的なエラーが発生した場合の局所的なリカバリ処理に
ついて説明する。
【0046】ピックアップ2で発生する局所的なエラー
としては、例えば、外部からの衝撃やディスク上のゴミ
等によりフォーカスが落ちた場合や、トラックが外れた
場合等がある。フォーカスが落ちた場合は、ピックアッ
プからのRF信号等が正常に読み出せなくなる。また、
トラックが外れた場合は、読み出しているデータのセク
タアドレスが不連続になる。
【0047】ピックアップ2は、フォーカスが落ちた場
合に、コントローラ11の制御に基づき再度フォーカス
サーボループを引き込む処理をする。1回でフォーカス
サーボループがオンできなければ、数回繰り返して引き
込み動作を行う。同様にトラックが外れた場合も再度目
的のトラックにトラッキングをかける。そして、ピック
アップ2は、エラーが発生して読み出せなかった部分の
データを再度読出し、RF回路3及びデータデコーダ4
等に供給する。
【0048】RF回路3で発生する局所的なエラーとし
ては、例えば、RF信号から同期信号を取り出せない場
合や、正確にRF信号の2値化処理をできない場合等が
ある。この場合は、エラーが生じたデータを次のデータ
デコーダ4に供給することとなり、このデータデコーダ
4においてエラーの訂正処理等が行われる。
【0049】データデコーダ4で発生する局所的なエラ
ーとしては、上述したようにRF回路3で正確に同期信
号を取り出せなかった場合や2値化処理が正確にできな
かった場合に発生するエラー等がある。データデコーダ
4は、EDC/ECC(Error Detection Codes/Error
Correction Codes)に基づきデータのエラー訂正を行
う。なお、データデコーダ4は、このエラー訂正を行っ
てもエラーを訂正しきれない場合やセクタアドレスにエ
ラーが生じている場合は、コントローラ11に再度デー
タの読出しを要求する。コントローラ11は、ピックア
ップ2等を制御して、エラーが発生した部分からのデー
タを再度読み出す。
【0050】従って、ピックアップ2,RF回路3及び
データデコーダ4では、局所的なエラーが発生した場合
であっても、エラー訂正処理またコントローラ11が再
読出し等の制御を行うことにより局所的なリカバリ処理
を行う。従って、後段のデマルチプレクサ5に対して
は、エラーの生じているデータを供給することがない。
なお、データデコーダ4には、出力段に十分な容量のト
ラックバッファが設けられているため、上述したリカバ
リ処理の遅延は吸収される。
【0051】デマルチプレクサ5で発生する局所的なエ
ラーとしては、主映像圧縮信号、副映像圧縮信号及び音
声圧縮信号の分割ができず、後段のビデオデコーダ6等
に各信号を供給することができない等の場合がある。デ
マルチプレクサ5では、例えば、MPEG2のフォーマ
ットにおけるシステムヘッダや、パックヘッダ等に含ま
れるパラメータ情報やDVDフォーマットにおけるナビ
ゲーションパック(Navigation Pack:NV_PCK)
に含まれる所定の情報等に基づきこれらの主映像圧縮信
号等に分割する。しかしながら、このシステムヘッダ等
が検出できない場合は、主映像圧縮信号、副映像圧縮信
号及び音声圧縮信号が分割できない。従ってこのような
場合には、デマルチプレクサ5は、データデコーダ4の
トラックバッファ4aに必要なデータが残っていれば、
この残っているデータを再度読み出して、リカバリ処理
を行うこととなる。
【0052】ビデオデコーダ6で発生する局所的なエラ
ーは、ビデオデコーダ6のメモリから復号した画像が出
力されず次に復号するメモリ領域が無くなった場合や、
メモリが空になり出力する画像が無くなる場合等であ
る。このような場合ビデオデコーダ6は、次に復号する
メモリ領域が無くなれば、強制的に画像を出力する等の
処理を行う。また、メモリが空になり出力する画像が無
くなれば、前に出力している画像を出力し続け、メモリ
に画像が復号されるまで待機する。
【0053】以上のように、DVD再生装置100で
は、局所的なエラーが発生した場合であっても、出力さ
れるビデオ信号等が何等途切れることなく出力され、D
VD−VIDEOディスクの再生装置のユーザーは、装
置内部でエラーが生じたことを気づかずに視聴できる。
【0054】つぎに、DVD再生装置100が行うスキ
ップ処理について説明する。
【0055】DVD再生装置100では、上述したよう
に局所的なリカバリ処理を行うことにより、ビデオ信号
等が途切れること無く出力を行うことができる。ところ
が、局所的なリカバリ処理を行っても、そのリカバリ処
理によりエラーの回復ができない場合がある。
【0056】具体的には、ピックアップ2がフォーカス
サーボループの引き込み動作を何度行ってもループがオ
ンしない場合(例えば50回サーボの引き込みを行って
もループがオンしない場合)や、何度ピックアップ2か
らデータを読み込んでもデータデコーダ4に供給される
データにエラーが生じており、デマルチプレクサ5に正
確なデータが供給できない場合等である。
【0057】また、デマルチプレクサ5で、システムヘ
ッダ等の情報が全く取り込めず、後段のビデオデコーダ
6等にデータを供給できない場合や、ビデオデコーダ6
等でデコード処理やヘッダの検出処理を行わなければな
らないタイミングであっても、ピクチャヘッダやシーケ
ンスエンドコード(Seq End)が一定時間読み取
れない場合等である。また、ビデオデコーダ6で画像が
復号されるメモリの領域が空の状態が一定時間続いた
り、このメモリがFULLの状態であっても画像が出力
できない状態が一定時間続いたりした場合である。
【0058】このような場合は、DVD再生装置100
は、局所的なリカバリ処理が不可能であるとして、この
エラーを回避するためスキップ処理を行う。
【0059】以下、このDVD再生装置100における
局所的なリカバリ処理が不可能でこのエラーを回避する
ためのスキップ処理について説明する。
【0060】まず、この処理内容について説明する前
に、このDVD−VIDEOディスクのフォーマットの
簡単な説明とスキップ処理で使用する各管理情報,属
性,検索情報等を説明をする。
【0061】DVD−VIDEOディスクでは、図2に
示すように、Video Object Set(VOBS)単位で主映像
データ,副映像データ,音声データを管理する。このV
OBSは、例えば、映画の1作品等の単位となる。この
VOBSは、複数のVideoObject(VOB)から構成さ
れている。このVOBは、各データがディスク上に1群
として記録されている単位である。また、このVOBS
は、複数のCellで構成されている。このCell
は、例えば映画における1シーンや1カット等の単位と
なり、1Cellが数分から10数分という時間の単位
である。また、DVDでは、例えば、1つの映画を複数
のストーリー展開で見ることができるマルチストーリと
いったフォーマットやいわゆるパレンタルロックといわ
れる暴力シーンなどの教育上好ましくないシーンをとば
したりする機能を備えており、このような機能は、この
Cellの組み合わせにより作成される。
【0062】Cellは、複数のVideo Object Unit
(VOBU)により構成されている。このVOBUは、
動画像で0.4から1.2秒の単位であり、このVOB
Uの中にMPEG2のフォーマットにおける複数のGO
P(Group Of Pictures)が含まれることになる。
【0063】このVOBUは、このVOBUの管理情報
を有するパックであるNV_PCKと、主映像を有する
パックであるV_PCKと、音声データを有するパック
であるA_PCKと、副映像データを有するパックであ
るSP_PCKとにより構成されている。このV_PC
K、A_PCK、SP_PCKは、それぞれMPEG2
等のフォーマットで圧縮されて記録媒体1上に記録され
ている。
【0064】DVD−VIDEOディスクのフォーマッ
トのおいては、上述した構造の各データがそれぞれ各種
管理情報により管理されている。コントローラ11は、
映像データ等を記録媒体1から再生する際に、この管理
情報を記録媒体1から取得してメモリ13に記憶させ、
データの再生等の制御を行う。
【0065】例えば、各Cellの管理は、PGC(Pr
ogram Chain)と呼ばれる管理単位で行われる。このP
GCの管理情報は、図3に示すProgram Chain Informat
ion(PGCI)にある。PGCIのPreComma
ndには、前のPGCの管理情報が含まれており、ま
た、PostCommandには、後のPGCの管理情
報が含まれている。また、このPGCIには、このPG
Cで管理するCellの再生順序等の情報が含まれてい
る。コントローラ11は、映画等の再生をする場合に、
予めこのPGCIを記録媒体1読み込み、このPGCI
をメモリ13に記憶させておく。そして、コントローラ
11はこのPGCIの情報に基づき各部を制御して、指
定されたCellを順次再生していく。
【0066】このようなPGCIは、具体的には図4に
示すように、Program Chain General Information(P
GC_GI)と、Program Chain Command Table(PG
C_CMDT)と、Program Chain Program Table(P
GC_PGMAT)と、Cell Play back Information T
able(C_PBIT)と、Cell Position Information
Table(C_POSIT)といった管理情報を有してい
る。
【0067】PGC_GIには、このPGC全体の情報
が含まれている。例えば、このPGCの情報内容やPG
C全体の時間情報等である。PGC_CMDTには、こ
のPGCの前後のPGCとの関係を示す情報が含まれて
いる。例えば、上述したPreCommandやPos
tCommand等の情報である。PGC_PGMAT
には、各プログラムの開始Cell番号等が含まれてい
る。C_PBITには、各Cellの再生時間等の情報
が含まれている。C_POSITには、各CellのV
OB内の続き番号であるID番号等が含まれている。
【0068】特に、C_PBITには、図5に示すよう
に、PGCを構成する各Cell単位における再生時間
等の管理情報のCell Play back Information(C_PB
I)が含まれている。この各CellのC_PBIに
は、図6に示すように、管理情報としてC_CATと、
C_PBTMと、C_FVOBU_SAと、C_FIL
VU_EAと、C_LVOBU_SAと、C_LVOB
U_EAとが含まれている。C_CATには、このCe
llのカテゴリ情報が示されている。C_PBTMに
は、このCellの合計の再生時間等が示されている。
C_FVOBU_SAには、このCellの最初のVO
BUのスタートアドレスが示されている。C_FILV
U_EAには、このCellのインターリーブされた最
後のVOBUのエンドアドレスが示されている。C_L
VOBU_SAには、このCellの最後のVOBUの
スタートアドレスが示されている。C_LVOBU_E
Aには、このCellの最後のVOBUのエンドアドレ
スが示されている。
【0069】また、各VOBUの管理は、Navigation P
ack(NV_PCK)と呼ばれる管理パックに基づき行
われる。このNV_PCKは、図2で示したように、各
VOBUの先頭にある。コントローラ11は、映画等の
再生をする場合に、予めこのNV_PCKをデータデコ
ーダ4及びデマルチプレクサ5等を介して取得してメモ
リ13に記憶させておき、このNV_PCKの管理情報
に基づき再生をしていく。
【0070】このNV_PCKは、図7(a)及び図8
(a)に示すように、映像データの表示の制御情報が含
まれるPresentation Control Information(PCI)パ
ケットと、各データのサーチ情報が含まれるData Searc
h Information(DSI)パケットとが含まれている。
【0071】NV_PCKのPCIには、図7(b)に
示すように、PCI全般の管理情報が含まれるPCI Gene
ral Information(PCI_GI)と、ノンシームレス
の場合のアングル切換情報が含まれるAngle Informatio
n for non-seamless(NSML_AGLI)と、副映像
等を表示する際に所定領域にハイライト表示をする為の
情報が含まれるをHighlight Information(HTL)
と、主映像データ,副映像データ及び音声データのレコ
ーディング情報が含まれるRecording Information(R
ECI)とが含まれている。
【0072】特に、PCI_GIには、図7(c)に示
すように、NV_PCK_LBNと、VOBU_CAT
と、VOBU_UOP_CTLと、VOBU_S_PT
Mと、VOBU_E_PTMと、VOBU_SE_E_
PTMと、C_ELTMとが含まれている。
【0073】NV_PCK_LBNには、このNV_P
CKのアドレスが示されている。VOBU_CATに
は、このVOBUのカテゴリが示されている。VOBU
_UOP_CTLには、オプションの制御情報が示され
ている。VOBU_S_PTMには、このVOBU内の
最初のGOPの表示のスタート時間が示されている。V
OBU_E_PTMには、このVOBU内の最後のGO
Pの表示の終了時間が示されている。VOBU_SE_
E_PTMには、このVOBUで主映像データが途切れ
ることが示されている。つまり、このVOBU_SE_
E_PTMは、この後のVOBUにはしばらく主映像デ
ータがないこと(或いは主映像データが全くないこと)
を示しており、いわゆる、DVDフォーマットにおける
ビデオギャップを示している。C_ELTMには、この
VOBUが含まれるCellの先頭からの経過時間が示
されている。この時間時に基づきディスプレイに経過時
間等が表示できる。
【0074】NV_PCKのDSIには、図8(b)に
示すように、DSI全般の管理情報が含まれるDSI Gene
ral Information(DSI_GI)と、シームレスの場
合の再生管理情報が含まれるSeamless Playback Inform
ation(SML_PBI)と、シームレスの場合のアン
グル情報が含まれるAngle Information for seamless
(SML_AGLI)と、VOBU間の時間間隔等の検
索情報が含まれるVOB Unit Search Information(VO
BU_SRI)と、音声データ及び副映像データと時間
的な一致を示すシンクロ情報が含まれるSynchronous In
formation(SYNCI)とが含まれている。
【0075】特に、DSI_GIには、図8(c)に示
すように、NV_PCK_SCRと、NV_PCK_L
BNと、VOBU_EAと、VOBU_1STREF_
EAと、VOBU_2NDREF_EAと、VOBU_
3RDREF_EAと、VOBU_VOB_IDNと、
VOBU_C_IDNと、C_ELTMとが含まれてい
る。
【0076】NV_PCK_SCRには、システムクロ
ックの基準が示されている。NV_PCK_LBNに
は、このNV_PCKのアドレスが示されている。VO
BU_EAには、このVOBUのエンドアドレスが示さ
れている。VOBU_1STREF_EAには、このV
OBUの最初のI−Pictureのアドレスが示され
ている。なお、VOBUにI−Pictureが無い場
合には、このデータは、0となる。VOBU_2NDR
EF_EAには、このVOBUの最初から2番目のI−
Picture又はP−Pictureのアドレスが示
されている。なお、VOBUに2枚のI−Pictur
e又はP−Pictureが無い場合には、このデータ
は、0となる。VOBU_3RDREF_EAには、こ
のVOBUの最初から3番目のI−Picture又は
P−Pictureのアドレスが示されている。なお、
VOBUに3枚のI−Picture又はP−Pict
ureが無い場合には、このデータは、0となる。VO
BU_VOB_IDNには、このVOBUのID番号が
示されている。VOBU_C_IDNには、このVOB
Uが含まれるCellのIC番号が示されている。C_
ELTMには、PCIと同様に、このVOBUが含まれ
るCellの先頭からの経過時間が示されている。
【0077】また、このDSIのVOBU_SRIは、
図9に示すように、現在のVOBUと、Cell内の他
のVOBUとの時間差を示した情報が含まれている。こ
のVOBU_SRIには、例えば、このVOBUの0.
5秒先のVOBUのアドレスはFWD1に示されてお
り、7.5秒先のVOBUのアドレスはFWD15に示
されている。同様に、このVOBUの0.5秒前のVO
BUのアドレスはBWD1に示されており、2.5秒前
のVOBUのアドレスはBWD5に示されている。すな
わち、FWD−ScanやBWD−Scanを行う為に
は、コントローラ11がこのVOBU_SRIの情報を
検出して再生情報を制御する必要がある。このVOBU
_SRIには、具体的には、図10に示すように、FW
DNextと、FWDInと、FWDIVideoと、
BWDprevと、BWDInと、BWDVideoと
が含まれている。
【0078】FWDInには、このVOBUから時間軸
方向に先のVOBUのアドレスが示されている。ここ
で、添字のnは、時間を表しており、実際には、n×
0.5秒の単位である。つまり、30秒先のVOBUの
アドレスは、FWDI60に示されている。同様に、B
WDInには、このVOBUから時間軸方向に前のVO
BUのアドレスが示されている。添字のnは、FWDI
と同一である。なお、同一のCell内に、所定時間以
降の或いは所定時間以前のVOBUが無い場合は、この
アドレスを示すデータの下30bitはすべて1となる
(なお、このVOBUのアドレスを示すデータは、4B
iteで示されている。)。例えば、Cellの一番最
初のVOBUであれば、それ以前のVOBUはこのVO
BU_SRIには示されないため各BWDIのアドレス
を示すデータは、0となる。また、Cellの一番最後
のVOBUであれば、各FWDIのアドレスを示すデー
タは、0となる。
【0079】FWDINextには、このVOBUの時
間的に次のVOBUのアドレスが示されている。また、
BWDIPrevには、このVOBUの時間的に直前の
VOBUのアドレスが示されている。
【0080】FWDIVideoには、次の主映像デー
タのストリームのあるVOBUのアドレスが示されてい
る。例えば、主映像データが存在しないVOBUが連続
して続くいわゆるビデオギャップの場合は、次に主映像
データが存在するVOBUのアドレスを示している。ま
た、BWDIVideoには、主映像データのストリー
ムが途切れる直前のVOBUのアドレスが示されてい
る。例えば、このVOBU以前のVOBUに主映像デー
タが存在していないVOBUが続いていれば、最後に主
映像データが存在したVOBUのアドレスである。
【0081】また、各FDWInのデータは、図11
(a)に示すように、アドレスのデータを示すFDWA
と、V_FWD_Exist1と、V_FWD_Exi
st2とで構成されている。アドレスのデータは、上述
したように、所定時間先のVOBUのアドレスを示して
おり、30bitのデータである。V_FWD_Exi
st1は、この所定時間先のVOBUに主映像データが
存在するかどうかを示しており、存在しなければ0であ
り、存在すれば1である。また、V_FWD_Exis
t2は、所定時間先のVOBUと、この所定時間先のV
OBUのSRIのステップで1つ手前のVOBUとの間
に主映像データが存在するかどうかを示しており、映像
データが存在すれば1であり、映像データが存在しなけ
れば0である。例えば、図10のFWDI14とFWD
I15の間にVOBUが存在して、このFWDI14と
FWD15の間のVOBUに映像データが存在すれば、
FWDI15のV_FWD_Exist2が1となる。
【0082】また、各BWDInのデータは、図11
(b)に示すように、アドレスのデータと、V_BWD
_Exist1と、V_BWD_Exist2とで構成
されている。アドレスのデータは、上述したように、所
定時間前のVOBUのアドレスを示している。V_BW
D_Exist1は、この所定時間前のVOBUに主映
像データが存在するかどうかを示しており、存在しなけ
れば0であり、存在すれば1である。また、V_FWD
_Exist2は、所定時間先のVOBUと、この所定
時間先のVOBUのSRIのステップで1つ手前のVO
BUとの間に主映像データが存在するかどうかを示して
おり、映像データが存在すれば1であり、映像データが
存在しなければ0である。
【0083】なお、以上説明したVOBU_SRIのア
ドレスは、VOBUの先頭からの距離を示した相対アド
レスである。すなわち、このVOBU_SRIに示され
るアドレスのVOBUのデータを取得するときは、この
VOBU_SRIが含まれる当該VOBUのアドレス
(NV_PCK_LBN)に例えばFWDInを加える
こととなる。
【0084】つぎに、DVD再生装置100により行わ
れるスキップ処理について、図12及び図13に示すフ
ローチャートを用いて説明する。
【0085】DVD再生装置100では、記録媒体10
0の再生中にコントローラ11が図12に示すステップ
S1からの処理を行うことにより上記スキップ処理を行
う。ステップS1において、コントローラ11は、記録
媒体再生中に局所的なリカバリができないエラーが発生
したか否かを判断し、局所的なリカバリ処理が行えない
エラーが発生するまで待機する。
【0086】なお、ステップS1で局所的なリカバリが
できないエラーが発生していない期間が一定時間経過す
ると、ステップS2及びステップS3で変数rleve
lを0とする。なお、この変数のrlevelは、発生
したエラーの内容によって重み付けをされる変数であ
り、この値は0,1,2,3,4の5段階ある。初期値
では、このrlevelの値は0である。また、ステッ
プS2及びステップS3で、局所的なリカバリができな
いエラーが発生していない期間をカウントして、この期
間が一定時間経過したときはrlevel=0となるこ
とから、局所的なリカバリができないエラーが発生しな
ければ、rlevelは初期値にもどる。また、コント
ローラ11は、局所的なリカバリができないエラーが発
生したことを、各デマルチプレクサ5やビデオデコーダ
6等の各回路からエラーフラグが供給されるため、この
エラーフラグを検出することにより判断する。
【0087】ステップS1で局所的なリカバリができな
いエラーが発生したと判断すると、ステップS4におい
て、上述したステップS2におけるタイマをリセットす
る。タイマをリセットするとステップS5において、r
level=0であるか否かを判断する。rlevel
=0である場合はステップS6に進み、rlevel=
0でない場合はステップS11に進む。
【0088】ステップS6において、現在のナビパック
(NV_PCK)が存在するか否かを判断する。なお、
このナビパック(NV_PCK)は、VOBUがデータ
デコーダ4及びデマルチプレクサ5を通過したときに、
コントローラ11に供給される。コントローラ11は、
このNV_PCKをメモリ13に記憶させ、各処理を行
っている。従って、このステップS6でコントローラ1
1は、エラーが発生した現在のNV_PCKをデータデ
コーダ4或いはデマルチプレクサ5から取得する。
【0089】現在のナビパック(NV_PCK)を検出
できないときは、ステップS7に進み、このステップS
7において、rlevel=4にセットしステップS1
1に進む。
【0090】現在のナビパック(NV_PCK)を検出
できたときは、ステップS8に進む。
【0091】ステップS8において、この現在のナビパ
ック(NV_PCK)の情報をメモリ13に記憶させ、
ステップS9に進む。
【0092】ステップS9において、現在のrleve
lに1を加えて、ステップS10に進む。
【0093】ステップS10において、ピックアップ2
を現在のナビパック(NV_PCK)のセクタアドレス
(VOBU_PCK_LBN)を検出し、この現在のN
V_PCKが含まれているVOBUからの再生を開始す
る。すなわち、rlevel=0の場合には、エラーが
発生した位置からの再生を試みる。
【0094】ステップS10で再生を開始すると、ステ
ップS1からの処理を繰り返す。なお、このとき、ステ
ップS1では、rlevel=1となっている。そし
て、このステップS1で局所的なリカバリ処理が不可能
なエラーが一定時間発生しなければ、rlevelは0
となる。
【0095】一方、ステップS5でrlevel=0で
ない場合及びステップS6で現在のナビパック(NV_
PCK)を取得できない場合は、ステップS11からス
テップS13において、現在のrlevelが1から4
のいずれであるかを判断する。 ステップS11におい
てrlevel=1であれば、ステップS14におい
て、変数rpointを10secに設定し、ステップ
S20に進む。
【0096】ステップS12おいてrlevel=2で
あれば、ステップS15において、変数rpointを
30secに設定し、ステップS20に進む。
【0097】ステップS13においてrlevel=3
であれば、ステップS16において、変数rpoint
を1minに設定し、ステップS20に進む。
【0098】さらに、ステップS13においてrlev
el=3でなければ、すなわち、rlevel=4であ
れば、変数rpointをcell(ここでは、次に再
生すべきCell)に設定し、ステップS20に進む。
【0099】すなわち、ステップS11から17では、
rlevelの重みに応じて、rpointの値を変え
ている。ここで、このrpointは、後の工程で行う
再生するVOBUを現在のVOBUから一定時間とばす
スキップ処理を行うが、このスキップ処理をするために
用いられる。つまり、rlevel=1のときは、現在
のVOBUから10秒先のVOBUから再生を開始し、
rlevel=2ときは、30秒先のVOBUから再生
を開始する。また、rlevel=3のときは、1分先
のVOBUから再生を開始し、rlevel=4のとき
は、現在再生しているVOBUが含まれるCellの次
のCellから再生を開始する。
【0100】ステップS14からステップS17でrp
ointの設定を終えると、図13に示すステップS2
0において、現在のDVD再生装置100のモードがリ
バースモード(FR:反転再生)か或いはスローリバー
スモード(SR:スローの反転再生)等であるかどうか
を判断する。すなわち、現在のモードが逆方向のモード
か順方向のモードかを判断する。順方向であると判断す
る場合はステップS21に進み、逆方向であると判断す
る場合は、ステップS22に進む。
【0101】ステップS21において、メモリ13に記
憶している現在のナビパック(NV_PCK)の情報を
検索し、現在のVOBUからrpoint分先の時間の
VOBU_SAを取得する。このVOBU_SAは、N
V_PCKのVOBU_SRIを参照して求められる。
このVOBU_SRIのFWDInには、現在のVOB
Uからrpoint先のVOBUのアドレスが示されて
いる。そして、ステップS21からステップS23に進
む。
【0102】また、ステップS22において、メモリ1
3に記憶している現在のナビパック(NV_PCK)の
VOBU_SRIの情報を検索し、現在のVOBUから
rpoint時間前のVOBU_SAを取得する。上述
のステップS21の処理と同様にVOBU_SRIのB
WDInには、現在のVOBUからrpoint前のV
OBUのアドレスが示されている。そして、ステップS
22からステップS23に進む。
【0103】なお、ステップS21及びステップS22
において、rlevel=4でありrpointがCe
llのときは、NV_PCKのVOBU_SRIではな
く、メモリ13に記憶しているPGCIのC_FVOB
U_SAやC_LVOBU_SA等を参照することとな
る。
【0104】ステップS23において、ステップS21
及びステップS22で取得したVOBU_SAが現在の
VOBUが含まれているCellの範囲を超えているか
どうかを判断する。Cellの範囲を超えていれば、ス
テップS24に進み、rlevel=4に設定して、ス
テップS11からの処理を繰り返す。また、Cellの
範囲を超えていない場合は、ステップS25に進む。
【0105】ここで、この判断は、先のステップS21
又はステップS22で参照したVOBU_SRIのFW
DI又はBWDIを参照して行われる。すなわち、FW
DI及びBWDIのデータの下30bitがすべて1で
あれば、現在再生しているCellの中に、所定時間先
のVOBUがないこととなり、係る場合は、Cellの
範囲を超えていることとなる。なお、rlevel=4
のときには、必ずCellの範囲を超えていることとな
るので、このときは必ずステップS25に進む。
【0106】ステップS25において、現在のCell
が再生範囲のCellを超えたかどうかを判断する。例
えば、フォーワード方向の再生をしている場合は、映画
等のすべての映像が終了した場合やユーザーが規定した
再生範囲を超えて終了する場合である。また、バックワ
ード方向の再生をしている場合は、映画等の始まりのC
ellを過ぎてしまった等である。再生Cellを超え
ているときは、処理を終了し、再生Cellを超えてい
ない場合は、ステップS26に進む。
【0107】ステップS26において、rlevel=
4であるかどうかを判断し、rlevel=4でなけれ
ば、ステップS27において現在のrlevelに1を
加えてステップS28に進み、rlevel=4であれ
ば、そのままステップS28に進む。
【0108】ステップS28において、ステップS21
及びステップS22で取得した再生すべきVOBU_S
Aから再生を試みる。
【0109】ここで、rlevel=1のときは、現在
のVOBUから10秒先のVOBUから試みる。rle
vel=2のときは、現在のVOBUから30秒先のV
OBUから試みる。また、rlevel=3のときは、
現在のVOBUから1分先のVOBUから試みる。そし
て、rlevel=4のときは、次のCellからの再
生を試みる。
【0110】すなわち、このステップS1からステップ
S28の処理を繰り返すことにより、エラーのrlev
elの重みを変えて処理を行っていく。
【0111】ステップS28で再生先のVOBUをスキ
ップさせて再生を開始すると、ステップS1からの処理
を繰り返す。
【0112】以上のように、DVD再生装置100で
は、局所的なエラーのリカバリができな場合であって
も、エラーが発生した読出し位置から一定距離読出し位
置をスキップさせて読出しを開始するため、映像出力を
保つことができる。
【0113】また、rlevelを用いてエラーの内容
に重み付けを行い、この重み付けみもとづき、読出し位
置を変えている。このことにより、エラーの内容に応じ
たエラーリカバリ処理ができる。
【0114】なお、上述した実施の形態の説明において
は、DVDのフォーマットを用いて説明したがこのフォ
ーマットに限らず他のフォーマットにおいても、記録媒
体からの読出し位置を変えることにより実現ができる。
【0115】
【発明の効果】本発明の記録媒体の再生装置では、局所
的リカバリができない場合であっても、制御部がエラー
が発生したデータの部分から一定時間先のデータのアド
レス検出して、読出し部によりこのアドレスから読み出
しを開始する。このことにより、この記録媒体の再生装
置では、エラーが発生したデータの部分をデータとして
出力せず、一定時間先のデータから出力を再開すること
ができる。さらに、エラーが発生している部分を除き、
他の部分を再生してもその映像等としての出力を保つこ
とができる。
【0116】また、本発明の記録媒体の再生装置では、
制御部が、読出し部又は1のデータ処理部内のエラーの
内容に基づき、記録媒体から読み出すデータの位置を変
更することにより、エラーの内容に応じたデータの出力
を行うことができる。
【0117】本発明の記録媒体の再生方法では、局所的
リカバリができない場合であっても、エラーが発生した
データの部分から一定時間先のデータのアドレス検出し
て、このアドレスから読み出しを開始する。このことに
より、この記録媒体の再生方法では、エラーが発生した
データの部分をデータとして出力せず、一定時間先のデ
ータから出力を再開することができる。さらに、エラー
が発生している部分を除き、他の部分を再生してもその
映像等としての出力を保つことができる。
【0118】また、本発明の記録媒体の再生方法では、
読出し工程又は1のデータ処理工程でののエラーの内容
に基づき、記録媒体から読み出すデータの位置を変更す
ることにより、エラーの内容に応じたデータの出力を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したDVD再生装置のブロック構
成図である。
【図2】DVD−VIDEOのフォーマットの説明図で
ある。
【図3】DVD−VIDEOのフォーマットの説明図で
ある。
【図4】DVD−VIDEOのフォーマットの説明図で
ある。
【図5】DVD−VIDEOのフォーマットの説明図で
ある。
【図6】DVD−VIDEOのフォーマットの説明図で
ある。
【図7】DVD−VIDEOのフォーマットの説明図で
ある。
【図8】DVD−VIDEOのフォーマットの説明図で
ある。
【図9】DVD−VIDEOのフォーマットの説明図で
ある。
【図10】DVD−VIDEOのフォーマットの説明図
である。
【図11】DVD−VIDEOのフォーマットの説明図
である。
【図12】本発明を適用したDVD再生装置のコントロ
ーラの処理内容を説明するフローチャートである。
【図13】本発明を適用したDVD再生装置のコントロ
ーラの処理内容を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 記録媒体、2 ピックアップ、3 RF回路、4
データデコーダ、5デマルチプレクサ、6 ビデオデコ
ーダ、7 副映像デコーダ、8 オーディオデコーダ、
9 NTSC変換回路、10 D/A変換回路、11
コントローラ、12 ユーザーインターフェース、13
メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 隆行 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生した際に連続性があるデータを物理
    的にランダムに記録した記録媒体から、この連続性があ
    るデータを読み出す読出し部と、 上記読出し部から読み出したデータの再生処理を施す複
    数のデータ処理部と、 上記読出し部及び複数のデータ処理部のうち読出し部又
    は1のデータ処理部内でエラーが発生した場合に、この
    読出し部又は1のデータ処理部によりエラーが発生した
    データの位置から再度データの読み出し又は再生処理を
    施して他のデータ処理部に対してはデータの連続性を確
    保する局所的リカバリを行う制御をし、さらに、この読
    出し部又は1のデータ処理部により上記局所的リカバリ
    が行えない場合には、上記読出し部によりエラーが発生
    した位置から一定時間先の位置のデータを記録媒体から
    読み出す制御をする制御部とを備えることを特徴とする
    記録媒体の再生装置。
  2. 【請求項2】 上記制御部は、読出し部又は1のデータ
    処理部内のエラーの内容に基づき、記録媒体から読み出
    すデータの位置を変更することを特徴とする請求項1に
    記載の記録媒体の再生装置。
  3. 【請求項3】 上記読出し部が記録媒体に記録された上
    記連続性があるデータを時間的に順方向に読み出してい
    る場合は、エラーが発生した位置から時間的に先のデー
    タを読み出すことを特徴とする請求項1に記載の記録媒
    体の再生装置。
  4. 【請求項4】 上記読出し部が記録媒体に記録された上
    記連続性があるデータを時間的に逆方向に読み出してい
    る場合は、エラーが発生した位置から時間的に前のデー
    タを読み出すことを特徴とする請求項1に記載の記録媒
    体の再生装置。
  5. 【請求項5】 上記記録媒体に記録されている時間的に
    連続性があるデータがビデオデータ及び/又はオーディ
    オデータであることを特徴とする請求項1に記載の記録
    媒体の再生装置。
  6. 【請求項6】 再生した際に連続性があるデータを物理
    的にランダムに記録した記録媒体から、この連続性があ
    るデータを読み出す読出し工程と、 上記読出し工程により読み出したデータの再生処理を施
    す複数のデータ処理工程と、 上記読出し工程及び複数のデータ処理工程のうち読出し
    工程又は1のデータ処理工程でエラーが発生した場合
    に、この読出し工程又は1のデータ処理工程内でエラー
    が発生したデータの位置から再度データの読み出し及び
    データ再生処理を施して他のデータ処理工程に対しては
    データの連続性を確保する局所的リカバリを行い、さら
    に、この読出し工程又は1のデータ処理工程で上記局所
    的リカバリが行えない場合には、読出し工程によりエラ
    ーが発生した位置から一定時間先の位置のデータを記録
    媒体から読み出すことを特徴とする記録媒体の再生方
    法。
  7. 【請求項7】 読出し工程又は1のデータ処理工程内の
    エラーの内容に基づき、記録媒体から読み出すデータの
    位置を変更することを特徴とする請求項6に記載の記録
    媒体の再生方法。
  8. 【請求項8】 上記読出し工程が記録媒体に記録された
    上記連続性があるデータを時間的に順方向に読み出して
    いる場合は、エラーが発生した位置から時間的に先のデ
    ータを読み出すことを特徴とする請求項6に記載の記録
    媒体の再生方法。
  9. 【請求項9】 上記読出し工程が記録媒体に記録された
    上記連続性があるデータを時間的に逆方向に読み出して
    いる場合は、エラーが発生した位置から時間的に前のデ
    ータを読み出すことを特徴とする請求項6に記載の記録
    媒体の再生方法。
  10. 【請求項10】 上記記録媒体に記録されている時間的
    に連続性があるデータがビデオデータ及び/又はオーデ
    ィオデータであることを特徴とする請求項6に記載の記
    録媒体の再生方法。
JP08563097A 1997-03-19 1997-03-19 記録媒体の再生装置及び記録媒体の再生方法 Expired - Fee Related JP3787944B2 (ja)

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