JPH10271450A - 符号化データの再生方法及び再生装置 - Google Patents

符号化データの再生方法及び再生装置

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JPH10271450A
JPH10271450A JP8565797A JP8565797A JPH10271450A JP H10271450 A JPH10271450 A JP H10271450A JP 8565797 A JP8565797 A JP 8565797A JP 8565797 A JP8565797 A JP 8565797A JP H10271450 A JPH10271450 A JP H10271450A
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JP
Japan
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data
video
switching
audio
time
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Application number
JP8565797A
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English (en)
Inventor
Makoto Kawamura
真 河村
Yoshinori Shimizu
義則 清水
Kimiyoshi Mizuno
公嘉 水野
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シームレスアングル切替処理において、切替
動作開始時点で、切替動作が開始され、切替要求が正常
に処理されていることを示すこと、また切替が終了した
ことを表示し、新たに選択したアングルの映像および音
声の出力が開始されたことを示すこと、さらに切替中は
切替終了までの所要時間を計算して示すことにより、よ
りユーザにわかりやすい直感的な操作性を与えることが
できる符号化データの再生方法及び再生装置を提供す
る。 【解決手段】 符号化された映像データ、音声データ、
字幕データまたはそれらを多重化した多重化データが複
数チャネル記録された記録媒体を符号化データを再生す
るデータ再生装置において、再生中に映像データ、音声
データ、字幕データまたはそれらを多重化した多重化デ
ータの切替を行った場合、切替開始から切替終了までに
切替中であることを表示する制御を行う主制御装置21
2を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクや磁気
ディスク等に映像データおよび音声データが記録されて
いる記録媒体を再生するデータ再生方法および再生装置
に関するものであり、特に映像データおよび音声データ
が同時に複数チャネル記録されており、それを切り替え
る必要のある場合において好適なものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル画像およびディジタル音声信
号を圧縮符号化する方式、また多重化する方式としてM
PEG(Motion Picture coding Experts Group )方式
が提案されている。またMPEG方式を用いて、ディジ
タル画像およびディジタル音声信号を圧縮符号化して多
重化し、光記録媒体に記録し、それを再生する方式とし
てDVD−VIDEOフォーマット(以下、DVDと記
す。)が提案されている。
【0003】DVDでは、複数チャネルの多重化ストリ
ームを小さい単位に区切って交互に記録し、それを選択
的に再生することで、同時刻上に複数存在するチャネル
すなわちストリームの中から任意に1つを選んで再生
し、また再生中に再生するチャネルすなわちストリーム
を切り替える方式、すなわちアングル機能が提案されて
いる。
【0004】このような機能を持ったDVDの再生装置
の従来例を図22に示す。
【0005】図22で再生される信号は、例えばISO
11172−2(MPEG1 Video)またはIS
O13818−2(MPEG2 Video)で符号化
されたビデオ信号、およびISO11172−3(MP
EG1 Audio)またはISO13818−3(M
PEG2 Audio)または非圧縮のオーディオ信
号、およびランレングス圧縮された字幕グラフィックデ
ータを、 ISO13818−1(MPEG2 Sys
tem)によって多重化し、さらにそれを複数アングル
記録するために、時分割多重し、さらにエラー訂正符号
を付加して、8−16変換を施し、光記録媒体に記録さ
れたデータである。
【0006】多重化においては、ナビゲーションパック
が、適当な時間間隔で挿入され、そのナビゲーションパ
ックには、近隣に多重化されているビデオ、オーディ
オ、字幕の再生時刻を示すタイムスタンプ情報や、時分
秒およびフレームで表記されたタイムコード情報、およ
びアングル情報が記録されている。
【0007】アングル情報には、時分割記録され、ディ
スク状では細切れになっている1アングルに相当する多
重化データ1本が正常に再生できるように、時分割記録
された単位ごとに正確にジャンプしているための、アク
セス先の位置情報や、データ再生中にアングル切替が行
われた場合にディスク上のどの位置にアクセスすればよ
いかを示す切替のための位置情報や、アングルの種類す
なわちノンシームレスアングルかシームレスアングルか
を識別するためのフラグや、シームレスアングルでアン
グル切替を行う場合に、ディスク駆動装置が切替のため
のアクセスを開始するタイミングを示すタイミング情報
が記録されている。
【0008】図2においては、ディスクからの再生信号
はRFプロセッサ300に入力され、その信号が増幅、
二値化および安定化される。安定化された再生信号は、
データプロセッサ301に入力される。データプロセッ
サ301においては、8−16変換処理された信号を復
号し、また再生信号に付加されているエラー訂正符号を
用いて、再生信号のエラー訂正処理を行った後、トラッ
クバッファ302に一時的に保存される。トラックバッ
ファ302は記憶領域すなわちバッファであり、ディス
クから入力された上記信号を、デマルチプレクサ303
が要求する時刻まで一旦保持し、データプロセッサ30
1を通じて、デマルチプレクサ303に再生信号を送出
する。再びトラックバッファ302を通過し、デマルチ
プレクサ303に入力されたデータは、デマルチプレク
サ303によって、ビデオデータ、オーディオデータ、
字幕データ、ナビゲーションパックに分離され、それぞ
れビデオコードバッファ304、オーディオコードバッ
ファ306、サブピクチャコードバッファ308、ナビ
ゲーションパックバッファ310に入力される。ビデオ
コードバッファ304、オーディオコードバッファ30
6、サブピクチャコードバッファ308、ナビゲーショ
ンパックバッファ310に入力されたビデオデータ、オ
ーディオデータ、字幕データ、ナビゲーションパック
は、それぞれビデオデコーダ305、オーディオデコー
ダ307、字幕デコーダ309、ナビゲーションパック
デコーダ311に入力される。ここで、ビデオコードバ
ッファ304、オーディオコードバッファ306、サブ
ピクチャコードバッファ308、ナビゲーションパック
バッファ310は、それぞれ多重化によって、デマルチ
プレクサ303からの出力が断続的であったものをバッ
ファリングして平滑化し、それぞれビデオデコーダ30
5、オーディオデコーダ307、字幕デコーダ309、
ナビゲーションパックデコーダ311からの要求により
それらデコーダに対してデータを連続に供給する役割を
持つ。まビデオデコーダ305、オーディオデコーダ3
07、字幕デコーダ309に入力されたデータはそれぞ
れ復号され、復号されたビデオデータと字幕データは混
合されて映像出力端子に出力され、復号されたオーディ
オデータは音声出力端子に出力される。ナビゲーション
パックには、現在映像出力端子、および音声出力端子に
出力されている映像・音声信号に同期した、アングル情
報やタイムコードが含まれており、これらの情報は再生
装置全体を監視・制御している主制御装置312に送ら
れる。ここでアングル情報とは、現在再生しているデー
タがアングル区間であるかないか、またアングル区間で
ある場合は後述するアングルの種類すなわちノンシーム
レスアングルであるかシームレスアングルであるかの種
別、およびアングル区間である場合はアングル切替が生
じた場合に、切替先のアングル番号に応じた、ジャンプ
先のディスク上の位置データが含まれる。このナビゲー
ションパックは、ナビゲーションパックデコーダ311
から主制御装置312に入力されるが、後述するシーム
レスアングル切替のために、データプロセッサ301か
らも主制御装置312に入力されるようになっている。
【0009】DVDのアングル機能では、シームレスア
ングルストリームとノンシームレスアングルストリーム
が定義されており、ノンシームレスアングルストリーム
では、アングルすなわちストリームの切替処理、すなわ
ち使用者からの切替指令の発行から、指定された新しい
アングルの再生が始まるまでが比較的短時間に終了する
が、切替中で、映像、音声、字幕の再生が一時中止さ
れ、切替時においては断続的な再生となる。これをノン
シームレスアングル切替処理と呼ぶ。
【0010】ノンシームレスアングルのデータ再生中に
おいては、主制御装置312は、図示せぬユーザからの
アングル切替処理があった場合、ビデオデコーダ30
5、オーディオデコーダ307、字幕デコーダ309か
らの映像信号出力および音声信号出力を直ちに停止さ
せ、ナビゲーションパックデコーダ311から得られる
最新のナビゲーションパックに含まれるアングル情報か
ら切替先のアングルのディスク上の位置データで示され
る位置を読み出し、図示せぬディスク駆動装置に対して
アクセス指令を発行する。また、トラックバッファ30
2、ビデオコードバッファ304、オーディオコードバ
ッファ306、サブピクチャコードバッファ308、ナ
ビゲーションパックバッファ310をクリアする。
【0011】シームレスアングルストリームでは、アン
グルすなわちストリームの切替処理、すなわち使用者か
らの切替指令の発行から、指定された新しいアングルの
再生が始まるまでに比較的長時間を要するが、切替中に
おいては、映像、音声、字幕の再生は一時的にも中断さ
れず、切替時において連続的な再生が可能であるという
特徴を持つ。これをシームレスアングル切替処理と呼
ぶ。
【0012】シームレスアングルのデータ再生中におい
ては、主制御装置312は、図示せぬユーザからのアン
グル切替処理があった場合、ビデオデコーダ305、オ
ーディオデコーダ307、字幕デコーダ309からの映
像信号出力および音声信号出力を直ちには停止させず、
データプロセッサ302から得られるナビゲーションパ
ックに含まれるアングル情報から切替先のアングルのデ
ィスク上の位置データで示される位置を読み出し、図示
せぬディスク駆動装置に対してアクセス指令を発行す
る。また、トラックバッファ302、ビデオコードバッ
ファ304、オーディオコードバッファ306、サブピ
クチャコードバッファ308、ナビゲーションパックバ
ッファ310はクリアしない。アングル情報に図示せぬ
ディスク駆動装置がアクセスするタイミングについての
情報があった場合は、指定されたタイミングまで待った
後、図示せぬディスク駆動装置がアクセスを開始するよ
うに、主制御装置312は制御する。このようなシーム
レスアングル切替処理では、図示せぬディスク駆動装置
によるアクセスによって、ディスクからの再生信号の入
力が途切れても、その中断された時間をトラックバッフ
ァ302によって吸収できるので、デマルチプレクサ3
03以降に供給されるデータは途切れず、しがたって、
切替中において、映像、音声、字幕の再生は一時的にも
中断されず再生が可能である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、DVD−V
IDEOディスクは、図1に示すようにボリューム構造
が規定されており、そのボリュームスペース内のDVD
−VIDEOゾーンが1個のビデオマネージャ(VMG:V
ideo Manager)と1個以上99個以下のビデオタイトル
セット(VTS:Video Title Set)により構成される。V
MGは、DVD−VIDEOゾーンの先頭に位置され、
2個又は3個のファイルからなる。また、VTSは、3
個以上12個以下のファイルからなる。
【0014】図2にVMGとVTSの構造を示す。VM
Gは、先頭のファイルがコントロールデータ(VMGI:Vi
deo Manager Information )であり、次のファイルがメ
ニューのためのVOBS(VMGM_VOBS:VMGM Video Obje
ct Set)であり、最後のファイルがVMGIのバックア
ップとなっている。VMGIは、VMGメニュー(VMG
M:VMG Menu)と1個以上のVTSを管理するための情
報である。
【0015】また、VTSは、先頭のファイルがコント
ロールデータ(VTSI:Video TitleSet Information)で
あり、次のファイルがメニューのためのVOBS(VTSM
_VOBS:VTSM Video Object Set )であり、次の1個か
ら9個のファイルがタイトルのためのVOBS(VTSTT_
VOBS:VTSTT Video Object Set)であり、最後のファイ
ルがVTSIのバックアップとなっている。VTSI
は、VTSにおけるVTSメニュー(VTSM:Video Titl
e Set Menu)と1個以上のタイトル(TT:Title)を管
理するための情報である。
【0016】ここで、ビデオオブジェクトセット(VOB
S:Video Object Set)は、図3に示すように、1個以
上のビデオオブジェクト(VOB:Video Object)で構成
される。VOB ID番号(VOB_IDN:VOB ID number)
は、VOBS内の最も小さな論理セクタ番号(LSN:Log
ical Sector number)のVOBからアサインされる。V
OBは、1個以上のシェル(Cell)からなる。シェルI
D番号(C_IDN:Cell IDnumber )は、VOB内の最も
小さな論理セクタ番号(LSN:Logical Sector number)
のシェルからアサインされる。また、シェル(Cell)
は、整数個のビデオオブジェクトユニット(VOBU:Vide
o Object Unit )により構成される。VOBUは、整数
個のオーディオパック(A_PCK:Audio Pack ),ビデオ
パック(V_PCK:Video Pack),サブピクチャパック(S
P_PCK:Sub-picture Pack)及びその先頭に配置された
ナビゲーションパック(NV_PCK:Navigation Pack)か
らなる。
【0017】VOBSにおけるVOBには、コンティギ
ュアスブロック(CTGB:ContiguousBlock)とインター
リーブドブロック(ILVB:Interleaved Block) があ
る。CTGBは、図4に示すように互いに隣接して位置
される1個単位のVOBである。また、ILVBは、図
5に示すように、インターリーブされた複数個のVOB
からなる。ILVBにおける各BOVは、それぞれ複数
のインターリーブドユニット(ILVU:Interleaved Uni
t)に分割されている。
【0018】さらに、上記NV_PCKは、図6に示す
ように、パックヘッダ、システムヘッダ、PCIパケッ
ト(PCI_PKT:Presentation Control Information pack
et)及びDSIパケット(DSI_PKT:Data Search Infor
mation packet)からなる。上記PCIパケットとして
与えられるプレゼンテーション制御情報(PCI:Present
ation Control Information) は、VOBUのプレゼン
テーションを制御するためのナビゲーションデータであ
る。このPCIは、図7に示すように、PCI全体情報
(PCI_GI:PCI General Information packet)、ノンシ
ームレスアングル情報(NSML_AGLI:Angle Information
for non-seamless) 、ハイライト情報(HLI:Highligh
t Information)及びレコーディング情報(RECI:Record
ing Information) の4種類からなる。PCI_GI
は、図8に示すように、ナビパックの論理ブロック番号
(NV_PCK_LBN:Logical Block number of Navigation P
ack)、VOBUのカテゴリー(VOBU_CAT:Category of
VOBU) 、VOBUのユーザ操作制御(VOBU_UOP_CTL:
User Operation contorol of VOBU) 、VOBUのプレ
ゼンテーション開始時間(VOBU_S_PTM:Start Presenta
tion Time of VOBU)、VOBUのプレゼンテーション
終了時間(VOBU_E_PTM(End PTMof VOBU)、
VOBUにおけるシーケンスのプレゼンテーション終了
時間(VOBU_SE_E_PTM:End PTM of sequence in VOBU)
やシェル経過時間(C_ELTM:Cell Elapse Time) など
の情報である。また、NSML_AGLIは、図9に示
すようなアングル切り換えにおける切り換え先の情報で
あり、ノンシームレスでのアングルシェル切り換えにの
み有効とされる。
【0019】また、上記DSIパケットとして与えられ
るデータサーチ情報(DSI:Data Search Information)
は、VOBUのシームレス再生及びサーチを行うための
ナビゲーションデータである。このDCIは、図10に
示すように、DSI全体情報(DSI_GI:DSI General In
formation)、シームレス再生情報(SML_PBI:Seamless
Playback Information)、シームレスアングル情報(S
ML_AGLI:Angle Information for seamless)、VOB
Uサーチ情報(VOBU_SRI:VOB Unit Search Informatio
n)及び同期情報(SYNCI:Synchronous Information)の
5種類からなる。DSI_GIは、図11に示すよう
に、NV_PCK_SCR(SCR_System Clock Ref
erence of Navigation Pack)、NV_PCK_LBN
(Logical Block number of Navigation Pack)、VO
BU_EA(End address of VOBU)、VOBU_1S
TREF_EA(End address of the first Reference
Picture in VOBU)、VOBU_2NDREF_EA
(End address of the secnd Reference Picture in VO
BU)、VOBU_3RDREF_EA(End address of
the third Reference Picture in VOBU)、VOBU_
VOB_IDN(VOB ID number of VOBU)、VOBU
_C_IDN(Cell ID number of VOBU) やC_EL
TM(Cell Elapse Time)などの情報である。ここで、
上記VOBU_1STREF_EA、VOBU_2ND
REF_EA及びVOBU_3RDREF_EAは、図
12に示すように、DSIパケットのVOBUの第1論
理ブロック(LB:Logical Block)LBからの相対論理
ブロック番号(RLBN:Relative LogicalBlock number)
をもってDSIパケットの後に続いて記録されたビデオ
パック(V_PCK:Video pack) であって、最初にエンコ
ードされる参照画像(第1のIピクチャ)の最終データ
のビデオパックのアドレスをVOBU_1STREF_
EAが示し、次にエンコードされる参照画像(Pピクチ
ャ)の最終データのビデオパックのアドレスをVOBU
_2NDREF_EAが示し、その次にエンコードされ
る参照画像(Pピクチャ)の最終データのビデオパック
のアドレスをVOBU_3RD_EAが示す。
【0020】また、上記SML_PBIは、図13に示
すように、シームレスVOBUのカテゴリー(VOBU_SML
_CAT:Category of seamless VOBU) 、インターリーブ
ユニット(ILVU:Interleaved Unit)の終了アドレス
(ILVU_EA:End Address of Interleaved Unit)、次の
ILVUの開始アドレス(NXT_ILVU_SA:Start address
of the next Interleaved Unit)、次のILVUのサイ
ズ(NXT_ILVU_SZ:Sizeof the next Interleaved Uni
t) 、VOBにおけるビデオのプレゼンテーション開始
時間(VOB_V_S_PTM:Video Start PTM in VOB) 、VO
Bにおけるビデオのプレゼンテーション終了時間(VOB_
V_E_PTM:Video End PTM in VOB) 、VOBにおけるオ
ーディオのプレゼンテーション停止時間(VOB_A_STP_PT
M:Audio Stop PTM in VOB)やVOBにおけるオーディ
オのギャップ長(VOB_A_GAP_LEN:Audio Gap Length in
VOB)などからなる。
【0021】さらに、上記SML_AGLIは、図14
に示すようなスアングル切り換えにおける切り換え先の
情報であり、シームレスでのアングルシェル切り換えに
のみ有効とされる。
【0022】そして、DVD−VIDEOディスクで
は、図15に示すようなプログラムチェーン(PGC:Pro
gram Chain)構造が採用されており、プレゼンテーショ
ンのエッセンス及び順序を述べたPGC情報(PGCI:PG
C Information )に基づいて、整数個のプログラム(P
G:Program)により構成されるプログラムチェーン(PG
C:Program Chain )としてデータが記録されている。
PGCは、メニュー又はタイトル又はその一部を提供す
る論理ユニットであり、PGCIに基づいて構成され
る。1つのPGCは、整数個のPGに分割されている。
PGは、PGCの内容を分割した単位であり、1つのP
Gは、整数個のシェル(Cell)からなる。DVD−VI
DEOディスクの再生装置では、PGCIを再生して、
PGCIに基づいてPGCを再生する。PGは、PGC
Iにおいて定義されるシェル(Cell)の集まりである。
PGCIは、プレ・コマンドエリア及びポスト・コマン
ドエリアとプレゼンテーション・コントロールブロック
からなり、プレゼンテーション・コントロールブロック
によりシェルの再生順序とVOBのプレゼンテーション
を制御するためのナビゲーションデータを与えるように
なっている。
【0023】上記PGCIは、図16に示すように、P
GC全体情報(PGC_GI:Program Chain General Inform
ation)、PGCコマンドテーブル(PGC_CMDT:Program
Chain Command Table)、PGCプログラムマップ(PG
C_PGMAP:Program Chain Program Map)、シェル再生情
報テーブル(C_PBIT:Cell Playback Infomation Table
)、シェル位置情報テーブル(C_POSIT:Cell Positio
n Infomation Table)を構成する。
【0024】PGC_GIの内容は、図17に示すよう
に、PGCコンテンツ(PGC_CNT:PGC Contents)、P
GC再生時間(PGC_PB_TM:PGC Playback Time) 、P
GCユーザ操作制御(PGC_UOP_CTL:PGC Use Operation
Control)、PGCオーディオストリーム制御テーブル
(PGC_AST_CTLT:PGC Audio stream Control Table)、
PGCサブピクチャストリーム制御テーブル(PGC_SPST
_CTLT:PGC Sub-picturestream Control Table)、PG
Cナビゲーション制御(PGC_NV_CTL:PGC Navigation C
ontrol)、PGCサブピクチャパレット(PGC_SP_PLT:
PGC Sub-picturePalette)、PGC_CMDTのスター
トアドレス(PGC_CMDT_SA:Start address of PGC_CMDT
_SA)、PGC_PGMAPのスタートアドレス(PGC_P
GMAP_SA:Start address of PGC_PGMAP)、PGC_P
BITのスタートアドレス(C_PBIT_SA:Start address
of C_PBIT)やPGC_POSITのスタートアドレス
(C_POSIT_SA:Start address of C_POSIT)となってい
る。
【0025】また、上記C_PBITは、PGCにおけ
るシェル(Cell)のプレゼンテーションの順序を定義す
るテーブルであって、図18に示すように、シェル再生
情報(C_PBI:Cell Playback Information)が連続的に
記述されている。そして、このC_PBIは、図19に
示すように、シェルカテゴリー(C_CAT:Cell Categor
y)、シェル再生時間(C_PBTM:Cell Playback Tim
e)、シェル(Cell)の先頭VOBUの開始アドレス(C
_FVOBU_SA:Start address of the First VOBU in Cel
l)、シェル(Cell)の先頭VOBUの終了アドレス(C
_FVOBU_EA:End address of the First VOBU in Cel
l:)、シェル(Cell)の最終VOBUの開始アドレス
(C_LVOBU_SA:Start address of the Last VOBU in Ce
ll) 、シェル(Cell)の最終VOBUの終了アドレス
(C_LVOBU_SA:End address of the Last VOBU in Cel
l:)からなる。
【0026】このように、DVD−VIDEOディスク
では、DVD−VIDEOゾーンに、ナビゲーションデ
ータすなわち再生制御データと、プレゼンテーションデ
ータすなわちビデオ、オーディオ、サブピクチャなどを
再生するためのデータの2種類のデータが記録されてい
る。
【0027】また、このようなDVD−VIDEOディ
スクの再生装置では、電源の投入やディスクのローディ
ングの後など初期アクセス時に実行される特別なエント
リーPGCにより生じるファーストプレードメイン(FP
_DOM:First Play Domain)と、タイトルメニューにお
ける各言語のために用いられるVMGメニュードメイン
(VMGM_DOM:VMG Menu Domain) と、ルートメニュー、
PTTメニュー、オーディオメニュー、サブピクチャメ
ニューやアングルメニューにおいて現れる各VTSや各
言語のために用いられるVTSメニュードメイン(VTSM
_DOM:VTS MenuDomain)と、各VTSや各タイトルのた
めに用いられるタイトルドメイン(TT_DOM:Title Doma
in) の4種類のドメインが定義され、ナビゲーション
コマンドやユーザの操作入力に応じて各ドメイン間を遷
移することができるようになっている。ユーザの操作入
力による状態遷移では、図20に示すように、FP_D
OMとの間の遷移はなく、コマンドに応じて停止状態
(Stop State)とVMGM_DOMとVTSM_DOM
とTT_DOMとの間で次のように遷移する。VMGM
_DOM又はVTSM_DOMへの遷移はメニューID
によって指定されるメニューのエントリーPGCの実行
開始を指示するMenu_Call()コマンドにより
生じる。停止状態(Stop State)への遷移はPGCの再
生停止を指示するStop()コマンドにより生じると
ともに、VMGM_DOM及びVTSM_DOMではレ
ジュームポジションへの復帰を指示するResum
e()コマンドによっても生じる。また、TT_DOM
への遷移は、タイトル番号により指定されるタイトルの
再生開始を指示するTitle_Play()コマン
ド、PTT(Part_of_Title)番号により指定されるタ
イトルの再生開始を指示するPTT_Play()コマ
ンド、時間により指定されるタイトルの再生開始を指示
するTime_Play()コマンドにより生じる。
【0028】ここで、DVD−VIDEOディスクの再
生装置では、可変レート再生を実現するために、トラッ
クバッファと呼ばれるメモリが搭載されており、マルチ
アングル機能等のためにディスクに記録された再生デー
タのうち、ピックアップがトラックジャンプしながらユ
ーザが選択した映像や音声の再生に必要なデータだけを
読み出す時間を上記メモリで吸収することによって、同
時進行している例えばアングルの異なる映像を切れ目な
しでつなぎ合わせて再生するシームレス再生を行うこと
ができるようになっている。
【0029】従来のDVDの再生装置におけるシームレ
スアングル切替処理では、再生データはトラックバッフ
ァ302、ビデオコードバッファ304、オーディオコ
ードバッファ306、サブピクチャコードバッファ30
8を通過するため、それぞれのバッファで遅延が発生
し、ユーザが指令したアングル切替の効果は、それらの
遅延の後に、映像出力端子および音声出力端子から出力
されるので、切替直後には、その切替動作が行われてい
るのかを知ることができないという問題があった。その
ため誤って切替要求を再度発行してしまうなどの問題が
あった。
【0030】また、映像および音声出力端子からいつ新
たに選択したアングルの映像および音声の出力が開始さ
れたかの判別が困難であった。
【0031】上記の問題は、特に、アングル切替要求が
1つのボタンで行われる再生装置の場合、顕著にあらわ
れる。すなわち1つのアングル切替ボタンを複数押すこ
とにより、第一のアングル、第二のアングル、第三のア
ングル、再び第一のアングルというように、循環的に選
択されるような仕組みの場合、要求が受け付けられた
か、また現在出力されているアングルがどのアングルか
が判別できないので、結果的にいつの時点で何が表示さ
れているかわからなくなる状態に陥るという問題があっ
た。
【0032】そこで、本発明では、シームレスアングル
切替処理において、切替動作開始時点で、切替動作が開
始され、切替要求が正常に処理されていることを示すこ
と、また切替が終了したことを表示し、新たに選択した
アングルの映像および音声の出力が開始されたことを示
すこと、さらに切替中は切替終了までの所要時間を計算
して示すことにより、よりユーザにわかりやすい直感的
な操作性を提供することを目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、現在トラックバッファに入力されている
データのナビゲーションパックから時間情報を取り出
し、またデコードされる映像および音声データに対応す
るナビゲーションパックから時間情報を取り出し、それ
らの時間情報を比較することにより、シームレスアング
ル切替処理の終了、すなわち、切替後のアングルが映像
出力端子から出力されはじめたかどうかを検出し、表示
信号発生装置によって表示信号を発生してユーザに示す
ようにしたものである。
【0034】また、同様に、比較した時間情報により、
各時点でのシームレスアングル切替処理の終了までの所
要時間を計算し、表示信号発生装置によって表示信号を
発生してユーザに示すようにしたものである。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態ついて、図面を
参照しながら説明する。
【0036】本発明は、例えば、図21に示すような構
成の光ディスク再生装置に適用される。
【0037】図21に示す光ディスク再生装置において
は、ディスクからの再生信号はRFプロセッサ200に
入力され、その信号が増幅、二値化および安定化され
る。安定化された再生信号は、データプロセッサ201
に入力される。データプロセッサ201においては、8
−16変換処理された信号を復号し、また再生信号に付
加されているエラー訂正符号を用いて、再生信号のエラ
ー訂正処理を行った後、トラックバッファ202に一時
的に保存される。トラックバッファ202は記憶領域す
なわちバッファであり、ディスクから入力された上記信
号を、デマルチプレクサ203が要求する時刻まで一旦
保持し、データプロセッサ201を通じて、デマルチプ
レクサ203に再生信号を送出する。再びトラックバッ
ファ202を通過し、デマルチプレクサ203に入力さ
れたデータは、デマルチプレクサ203によって、ビデ
オデータ、オーディオデータ、字幕データ、ナビゲーシ
ョンパックに分離され、それぞれビデオコードバッファ
204、オーディオコードバッファ206、サブピクチ
ャコードバッファ208、ナビゲーションパックバッフ
ァ210に入力される。ビデオコードバッファ204、
オーディオコードバッファ206、サブピクチャコード
バッファ208、ナビゲーションパックバッファ210
に入力されたビデオデータ、オーディオデータ、字幕デ
ータ、ナビゲーションパックは、それぞれビデオデコー
ダ205、オーディオデコーダ207、字幕デコーダ2
09、ナビゲーションパックデコーダ211に入力され
る。ここで、ビデオコードバッファ204、オーディオ
コードバッファ206、サブピクチャコードバッファ2
08、ナビゲーションパックバッファ210は、それぞ
れ多重化によって、デマルチプレクサ203からの出力
が断続的であったものをバッファリングして平滑化し、
それぞれビデオデコーダ205、オーディオデコーダ2
07、字幕デコーダ209、ナビゲーションパックデコ
ーダ211からの要求によりそれらデコーダに対してデ
ータを連続に供給する役割を持つ。まビデオデコーダ2
05、オーディオデコーダ207、字幕デコーダ209
に入力されたデータはそれぞれ復号され、復号されたビ
デオデータと字幕データは混合されて映像出力端子に出
力され、復号されたオーディオデータは音声出力端子に
出力される。ナビゲーションパックには、現在映像出力
端子、および音声出力端子に出力されている映像・音声
信号に同期した、アングル情報やタイムコードが含まれ
ており、これらの情報は再生装置全体を監視・制御して
いる主制御装置212に送られる。ここでアングル情報
とは、現在再生しているデータがアングル区間であるか
ないか、またアングル区間である場合は後述するアング
ルの種類すなわちノンシームレスアングルであるかシー
ムレスアングルであるかの種別、およびアングル区間で
ある場合はアングル切替が生じた場合に、切替先のアン
グル番号に応じた、ジャンプ先のディスク上の位置デー
タが含まれる。このナビゲーションパックは、ナビゲー
ションパックデコーダ211から主制御装置212に入
力されるが、後述するシームレスアングル切替のため
に、データプロセッサ201からも主制御装置212に
入力されるようになっている。
【0038】シームレスアングルのデータ再生中におい
ては、主制御装置212は、図示せぬユーザからのアン
グル切替処理があった場合、ビデオデコーダ205、オ
ーディオデコーダ207、字幕デコーダ209からの映
像信号出力および音声信号出力を直ちには停止させず、
データプロセッサ202から得られるナビゲーションパ
ックに含まれるアングル情報から切替先のアングルのデ
ィスク上の位置データで示される位置を読み出し、図示
せぬディスク駆動装置に対してアクセス指令を発行す
る。また、トラックバッファ202、ビデオコードバッ
ファ204、オーディオコードバッファ206、サブピ
クチャコードバッファ208、ナビゲーションパックバ
ッファ210はクリアしない。アングル情報に図示せぬ
ディスク駆動装置がアクセスするタイミングについての
情報があった場合は、指定されたタイミングまで待った
後、図示せぬディスク駆動装置がアクセスを開始するよ
うに、主制御装置212は制御する。
【0039】また、主制御装置212は、アングル切替
処理があった場合、上記処理と同時に、管面表示装置2
13に指示して、シームレスアングル切替処理開始の表
示の開始を行わせる。管面表示装置213は、主制御装
置212からのシームレスアングル切替処理開始の表示
開始指令に基づき、シームレスアングル切替処理開始を
示す管面表示の映像信号を発生し出力する。管面表示装
置213から出力された映像信号は、ビデオデコーダ2
05およびサブピクチャデコーダ209からの映像信号
と混合され、映像出力端子に出力される。
【0040】また、主制御装置212は、アングル切替
処理があった場合、上記処理と同時に、データプロセッ
サ201に指令し、その時データプロセッサ201を通
じてトラックバッファ202に入力されているデータか
ら、ナビゲーションパックを読み取って、その時刻情報
を主制御装置212に伝えさせる。直ちに図示せぬディ
スク駆動装置によるアクセスが起こる場合はこの時刻情
報が示す時刻になった時が、シームレスアングル切替処
理の終了時刻である。アングル情報に図示せぬディスク
駆動装置がアクセスするタイミングについての情報があ
った場合は、指定されたタイミングまで待った後、図示
せぬディスク駆動装置がアクセスを開始するので、上記
時刻情報に図示せぬディスク駆動装置がアクセスするタ
イミングまでの待ち時間を加えたものが、シームレスア
ングル切替処理の終了時刻である。
【0041】主制御装置212は、シームレスアングル
切替処理の終了時刻と現在時刻を比較し、上記で得られ
たシームレスアングル切替処理の終了時刻になった場合
に、管面表示装置213に指示して、シームレスアング
ル切替処理開始の表示の中止または、シームレスアング
ル切替処理開始の表示の開始を行わせる。管面表示装置
213は、主制御装置212からのシームレスアングル
切替処理開始の表示中止指令があった場合には、シーム
レスアングル切替処理開始を示す管面表示の映像信号の
発生を中止する。管面表示装置213は、主制御装置2
12からのシームレスアングル切替処理終了の表示開始
指令があった場合には、シームレスアングル切替処理終
了を示す管面表示の映像信号の発生を開始する。管面表
示装置213から出力された映像信号は、ビデオデコー
ダ205およびサブピクチャデコーダ209からの映像
信号と混合され、映像出力端子に出力される。
【0042】管面表示装置213は、主制御装置212
からのシームレスアングル切替処理終了の表示開始指令
があった場合には、開始から一定時間が経過した後、シ
ームレスアングル切替処理終了を示す管面表示の映像信
号の発生を中止する。
【0043】また、主制御装置212は、シームレスア
ングル切替処理の終了時刻と現在時刻を比較し、その差
分の値、すなわち、シームレスアングル切替処理の終了
時刻までの残り時間を計算し、その値を、管面表示装置
213に送り、管面表示装置213に、残り時間を示す
数値のグラフィックパターン信号を出力させるようにし
てもよい。この場合、残り時間ゼロになり、切替処理が
終了した後には、切替終了を示す表示を若干の時間の間
表示するようにするようにしてもよい。
【0044】上記、シームレスアングル切替処理の終了
時刻と現在時刻の比較に必要となる現在時刻の取得方法
は、ナビゲーションパックデコーダ211から得られ
る。
【0045】上記実施例においては、時間情報として、
ナビゲーションパック中の時分秒およびフレームを単位
とするタイムコード情報を用いたが、同じくナビゲーシ
ョンパック中にあって、時分秒よりも細かい、単位出か
かれているタイムスタンプ情報を用いてもよい。また多
重化方式として、ISO11172−1(MPEG1S
ystem)またはISO13813−1(MPEG2
System)を使用している場合には、時間情報と
して、ビデオ、またはオーディオまたは、ISO111
72−1(MPEG1 System)またはISO1
3813−1(MPEG2 System)で定義され
るところのprivate streamとして記録さ
れている字幕の符号化データに付加されている、PTS
またはDTSというタイムスタンプ情報を用いてもよ
い。このとき、データプロセッサ201は、タイムコー
ド情報のかわりに、タイムスタンプ情報を、ナビゲーシ
ョンパックまたは、ビデオパックまたはオーディオパッ
クまたは字幕の記録されているパックから取り出して主
制御装置212に送る。また現在時刻の判定方法とし
て、ナビゲーションパックデコーダ210から得られる
タイムコード情報を使用するかわりに、同じくナビゲー
ションパックデコーダ210から得られるタイムスタン
プ情報を使用する、またはビデオデコーダ205、オー
ディオデコーダ207、サブピクチャデコーダ209か
ら得られるタイムスタンプ情報を使用することができ
る。
【0046】また、上記実施例では、アングル切替の開
始および終了表示は、映像出力と混合する形で表示した
が、表示は映像出力と混合しなくても、独自に、LED
や表示管を用いてそれらを用いて出力してもよい。
【0047】また、上記実施例では、切り替わるまでの
時間は、数字で表示するとしたが、数字だけでなく、棒
グラフ状のグラフィックパターン、円グラフ状のグラフ
ィックパターン、時計状のグラフィックでの表示パター
ン、または何らかのグラフィックパターンの画面上での
形状や位置や大きさによる表示、またはそれらの色また
は透明度の変化を用いた表示、またはそれらグラフィッ
クパターンの点滅の頻度や明滅の比率による表示などに
よって行ってもよい。
【0048】また、上記実施例では、表示は管面表示と
して映像信号としたが、映像でなくても音声でも、また
は映像と音声を併用するようにしてもよい。
【0049】また、上記実施例では、表示装置は、独立
に管面表示装置を持つとしたが、独立に管面表示装置を
持たなくても、相当の機能をビデオデコーダ、またはサ
ブピクチャデコーダに内蔵させるようにしてもよい。ま
た音声によって示す場合は、オーディオデコーダに内蔵
させるようにしてもよい。
【0050】また、上記実施例では、多重化データの切
替、すなわちアングル切替でのものだが、音声または字
幕データの切替時に行ってもよい。切替終了の検出はそ
れぞれオーディオデコーダまたは字幕デコーダで行うこ
とができる。また切替終了までの時間の計算には、現在
の内部時計STCの値から現在デマルチプレクサで処理
しているデータに付加されている時刻SCRの値を引い
た値を用いればよい。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、シームレスアングル切
替処理において、切替動作開始時点で、切替動作が開始
され、切替要求が正常に処理されていることが示され、
また切替が終了したことが示され、すなわち新たに選択
したアングルの映像および音声の出力が開始されたこと
が示され、さらに切替中は切替終了までの所要時間を計
算して示されるの、よりユーザにわかりやすい直感的な
操作性を提供することを
【図面の簡単な説明】
【図1】DVD−VIDEOディスクにおけるボリュー
ム構造を示す図である。
【図2】上記ボリューム構造におけるVMGとVTSの
構造を示す図である。
【図3】VOBSの構成を示す図である。
【図4】コンティギュアスブロックCTGBを示す図で
ある。
【図5】インターリーブドユニットILVUを示す図で
ある。
【図6】ナビゲーションパックNV_PCKの構成を示
す図である。
【図7】プレゼンテーション制御情報PCIの構成を示
す図である。
【図8】PCI全体情報PCI_GIの構成を示す図で
ある。
【図9】NSML_AGLIによるアングル切り換えの
状態を示す図である。
【図10】データサーチ情報DSIの構成を示す図であ
る。
【図11】DSI全体情報DSI_GIの構成を示す図
である。
【図12】DSIのVOBU_1STREF_EA、V
OBU_2NDREF_EA及びVOBU_3RDRE
F_EAにより指示される内容を示す図である。
【図13】SML_PBIの構成を示す図である。
【図14】SML_AGLIによるシームレスアングル
シェル切り換えの状態を示す図である。
【図15】DVD−VIDEOディスクで採用されてい
るプログラムチェーンPGC構造を示す図である。
【図16】PGCIの構成を示す図である。
【図17】PGC_IIの構成を示す図である。
【図18】C_PBITの構成を示す図である。
【図19】C_PBIの構成を示す図である。
【図20】DVD−VIDEOディスクの再生装置にお
けるユーザの操作入力によるドメイン間の状態遷移を示
す図である。
【図21】本発明を適用した光ディスク再生装置の構成
を示すブロック図である。
【図22】DVD−VIDEOディスクの従来の再生装
置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
200 RFプロセッサ、201 データプロセッサ、
202 トラックバッファ、203 デマルチプレク
サ、204 ビデオコードバッファ、205 ビデオデ
コーダ、206 オーディコードバッファ、207 オ
ーディオデコーダ、208 サブピクチャバッファ、2
09 サブピクチャデコーダ、210 ナビゲーション
パックバッファ、211 ナビゲーションパックデコー
ダ、212主制御装置、213 管面表示装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 符号化された映像データ、音声データ、
    字幕データまたはそれらを多重化した多重化データが複
    数チャネル記録された記録媒体から符号化データを再生
    するデータ再生方法において、 再生中に映像データ、音声データ、字幕データまたはそ
    れらを多重化した多重化データの切替を行った場合、切
    替開始から切替終了までに切替中であることを表示する
    ことを特徴とするデータ再生方法。
  2. 【請求項2】 上記多重化データが、ISO13813
    −1(MPEG2 System)で規定される多重化
    データを再生することを特徴とする請求項1記載のデー
    タ再生方法。
  3. 【請求項3】 上記映像データが、ISO11172−
    2(MPEG1 Video)またはISO13813
    −2(MPEG2 Video)であり、 多重化デー
    タがISO13813−1(MPEG2 Syste
    m)で多重化した多重化データであることを特徴とする
    請求項1記載のデータ再生方法。
  4. 【請求項4】 多重化データが時分割多重記録された記
    録媒体から符号化データを再生することを特徴とする請
    求項1記載のデータ再生方法。
  5. 【請求項5】 光記録媒体または磁気記録媒体または光
    磁気記録媒体に記録されている符号化データを再生する
    ことを特徴とする請求項1に記載のデータ再生方法。
  6. 【請求項6】 符号化された映像データ、音声データ、
    字幕データまたはそれらを多重化した多重化データが複
    数チャネル記録された記録媒体を符号化データを再生す
    るデータ再生装置において、再生中に映像データ、音声
    データ、字幕データまたはそれらを多重化した多重化デ
    ータの切替を行った場合、切替開始から切替終了までに
    切替中であることを表示する制御を行う制御手段を備え
    ることを特徴とするデータ再生装置。
  7. 【請求項7】 ISO13813−1(MPEG2 S
    ystem)で規定される多重化データが記録された記
    録媒体から符号化データを再生することを特徴とする請
    求項6に記載されたデータ再生装置。
  8. 【請求項8】 上記映像データがISO11172−2
    (MPEG1 Video)またはISO13813−
    2(MPEG2 Video)であり、 多重化データ
    がISO13813−1(MPEG2 System)
    で多重化した多重化データであることを特徴とする請求
    項7記載のデータ再生装置。
  9. 【請求項9】 多重化データが時分割多重記録された記
    録媒体から符号化データを再生することを特徴とする請
    求項6記載のデータ再生装置。
  10. 【請求項10】 再生しようとする複数チャネルの記録
    データが光記録媒体または磁気記録媒体または光磁気記
    録媒体に記録されている符号化データであることを特徴
    とする請求項6記載のデータ再生装置。
JP8565797A 1997-03-20 1997-03-20 符号化データの再生方法及び再生装置 Withdrawn JPH10271450A (ja)

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