JPH10269601A - 光ヘッドにおけるレーザ発光素子の取付け構造 - Google Patents

光ヘッドにおけるレーザ発光素子の取付け構造

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JPH10269601A
JPH10269601A JP9076913A JP7691397A JPH10269601A JP H10269601 A JPH10269601 A JP H10269601A JP 9076913 A JP9076913 A JP 9076913A JP 7691397 A JP7691397 A JP 7691397A JP H10269601 A JPH10269601 A JP H10269601A
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JP
Japan
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laser light
light emitting
lead frame
emitting element
leaf spring
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Withdrawn
Application number
JP9076913A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Sugawara
正吉 菅原
Ikuo Onuma
郁夫 大沼
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Mitsumi Electric Co Ltd
Original Assignee
Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsumi Electric Co Ltd filed Critical Mitsumi Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーザ発光素子を搭載したフレームレーザの
取付けを板ばねのみで行うことのできる取付け構造を実
現すること。 【解決手段】 光学ベース10に、レーザ発光素子を搭
載したフレームレーザ30を収容可能な貫通孔11を設
けると共に、リードフレームの延長部31−1を乗せる
ための台座31−1を設ける。光学ベースにはまた溝1
2を設け、この溝内に板ばね15を設ける。板ばねは、
その両側が前記リードフレームを跨ぐようにして前記延
長部に当接すると共に、中間部において前記溝の内壁に
押圧状態で接触することにより、前記溝の内壁から前記
板ばねに作用する反力で延長部を前記台座に押しつけて
該リードフレームを保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は光ディスクのような
光学式記録媒体への記録再生用の光ヘッドに関し、特に
光学式記録媒体にレーザ光を照射するためのレーザ光を
発生するレーザ発光素子の取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】光ヘッドの一例について、図4を参照し
て説明する。図4において、光ヘッド20は、レーザ光
を発生するレーザ部21を備えている。レーザ部21か
ら発したレーザ光はビームスプリッタ22から対物レン
ズ23を介して光学式記録媒体である光ディスク24に
照射される。また、光ディスク24からの反射光は対物
レンズ23からビームスプリッタ22を介して受光装置
25に入射する。受光装置25はフォトダイオード等に
よる受光素子25−1を有している。レーザ部21及び
ビームスプリッタ22は光学ベース26に保持されてい
る。光学ベース26は、図示しない光ディスクドライブ
の筐体に固定保持される。光学ベース26の側面には回
路基板27が固定されている。回路基板27はそれに搭
載されたコネクタ28により光ディスクドライブの他の
回路要素に電気的に接続される。
【0003】ところで、レーザ部21は、これまで、円
筒状のケースにレーザ発光素子を収容したものが使用さ
れている。これに対し、サイズの縮小化の観点から、円
筒状のケースを使用せずに、レーザ発光素子をリードフ
レームと呼ばれる基板に実装したものが提供されてい
る。このようなレーザは、フレームレーザと呼ばれてお
り、図5を参照して説明する。
【0004】図5において、フレームレーザ30は、リ
ードフレーム31にレーザ発光素子32が搭載されてい
る。リードフレーム31は両側に延長部31−1を有し
ており、後端部には3本のピン端子33が接続されてい
る。ピン端子33の接続部の機械的強度を得るために、
リードフレーム31は、レーザ発光素子32の搭載部の
周辺を除いて樹脂34でモールドされている。なお、レ
ーザ発光素子32は、図中矢印で示す方向にレーザ光を
発生する。
【0005】このようなフレームレーザ30は、図6に
示すように、板ばね40を用いて光学ベース50に固定
保持されている。光学ベース50には貫通孔51が設け
られ、リードフレーム31の両側の延長部31−1を乗
せるための台座51−1が設けられている。板ばね40
は、光学ベース50の側面にねじ41で取り付けられ
る。板ばね40はばね部40−1を有し、光学ベース5
0に取り付けられた状態でばね部40−1がリードフレ
ーム31の両側の延長部31−1を押さえ付けるように
されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、レーザ
部としてフレームレーザ30を使用する場合、従来は板
ばね40とねじ41とが必要である。ねじ41は非常に
小さいものであるので、ねじ止め作業は面倒であり、ね
じ41の部品管理も必要である。
【0007】そこで、本発明の課題は、レーザ発光素子
を搭載したフレームレーザの取付けを板ばねのみで行う
ことのできる取付け構造を実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、光学ベース
と、この光学ベースに組み付けられ、光学式記録媒体に
レーザ光を照射するためのレーザ光を発生するレーザ発
光素子とを含む光ヘッドにおいて、前記レーザ発光素子
はリードフレームに搭載されており、前記光学ベースに
は、前記レーザ発光素子を搭載した前記リードフレーム
を収容可能な凹部を設け、該凹部には、前記リードフレ
ームを跨ぐようにして該リードフレームの両サイドに当
接すると共に、中間部において前記凹部の内壁に押圧状
態で接触する板ばねを設けることにより、前記凹部の内
壁から前記板ばねに作用する反力で前記リードフレーム
の両サイドを前記光学ベースに押しつけて該リードフレ
ームを保持するようにしたことを特徴とする。
【0009】なお、前記凹部が略半円形の断面形状を有
する場合、前記板ばねは略円弧形状を有し。前記凹部が
長四角形の断面形状を有する場合、前記板ばねは偏平な
略円弧形状を有する。
【0010】特に、前記板ばねは前記凹部の内壁に押圧
力Pで接触すると、前記リードフレームの両サイドをそ
れぞれ押圧力P/2で押さえることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、図1、図2を参照して本
発明の好ましい実施の形態について説明する。光学ベー
ス10には、略半円形状の貫通孔11を設けると共に、
リードフレーム31の両側の延長部31−1を乗せるた
めの台座11−1が設けられている。光学ベース10の
外側壁であって貫通孔11の周囲には半円形上の溝12
を設け、この溝12内に板ばね15を設けている。この
板ばね15は、図2に示すように、溝12の形状が半円
形上である場合、略円弧上に近い形状を有するが、厳密
に言えば、両側がリードフレーム31を跨ぐようにして
このリードフレーム31の両側の延長部31−1に当接
し、中間部においては溝12の内壁に押圧状態で接触す
る形状である。すなわち、板ばね15は、その中間部が
溝12の内壁に押圧力Pで接触すると、溝12の内壁か
ら板ばね15に作用する反力でリードフレーム31の両
側の延長部31−1をそれぞれ、押圧力P/2で押さえ
ることができる形状である。このような板ばね15の材
質は、例えば銅ベリリウムで良い。
【0012】なお、図1では、光学ベース10は、レー
ザ部を収容する部分についてのみ示しており、全体とし
ては図4で説明したような形状を持つ。また、溝12を
形成するために壁部12−1を形成しているが、これは
省略されても良い。また、図3に示すように、貫通孔1
1´が長四角形の断面形状を有する場合には、板ばね1
5´は偏平な略円弧形状を有するように形成される。
【0013】いずれにしても、板ばねの形状を、光学ベ
ース10に形成される凹部あるいは溝の形状に応じて、
その両側がリードフレーム31を跨ぐようにしてリード
フレーム31の両側の延長部31−1に当接すると共
に、中間部においては凹部あるいは溝の内壁に押圧状態
で接触する形状とすることにより、凹部あるいは溝の内
壁から板ばねに作用する反力でリードフレーム31の延
長部31−1を台座11−1に押しつけてリードフレー
ム31を保持することができる。
【0014】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、レーザ発光素子を板ばねのみで光学ベースに固定保
持することができ、ねじを必要としないので、組立作業
の効率がアップし、部品点数が少なくなることで部品管
理のためのコストを含むコストの低下を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるレーザ発光素子の取付け構造を説
明するための図で、図(a)は正面図、図(b)は図
(a)の線A−Aによる断面図である。
【図2】図1に示された板ばねの形状を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明によるレーザ発光素子の取付け構造の他
の形態を説明するための図である。
【図4】本発明が適用される光ヘッドの内部構造を示す
断面図である。
【図5】光ヘッドに用いられるフレームレーザの斜視図
である。
【図6】図5に示されたフレームレーザの取付け構造を
説明するための図で、図(a)は正面図、図(b)は図
(a)の線B−Bによる断面図である。
【符号の説明】
10、26、50 光学ベース 11、11´ 貫通孔 12 溝 15、15´ 板ばね 30 フレームレーザ 31 リードフレーム 31−1 延長部 32 レーザ発光素子 33 ピン端子 34 樹脂

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学ベースと、この光学ベースに組み付
    けられ、光学式記録媒体にレーザ光を照射するためのレ
    ーザ光を発生するレーザ発光素子とを含む光ヘッドにお
    いて、前記レーザ発光素子はリードフレームに搭載され
    ており、前記光学ベースには、前記レーザ発光素子を搭
    載した前記リードフレームを収容可能な凹部を設け、該
    凹部には、前記リードフレームを跨ぐようにして該リー
    ドフレームの両サイドに当接すると共に、中間部におい
    て前記凹部の内壁に押圧状態で接触する板ばねを設ける
    ことにより、前記凹部の内壁から前記板ばねに作用する
    反力で前記リードフレームの両サイドを前記光学ベース
    に押しつけて該リードフレームを保持するようにしたこ
    とを特徴とする光ヘッドにおけるレーザ発光素子の取付
    け構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレーザ発光素子の取付け
    構造において、前記凹部は略半円形の断面形状を有し、
    前記板ばねは略円弧形状を有することを特徴とする光ヘ
    ッドにおけるレーザ発光素子の取付け構造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のレーザ発光素子の取付け
    構造において、前記凹部は長四角形の断面形状を有し、
    前記板ばねは偏平な略円弧形状を有することを特徴とす
    る光ヘッドにおけるレーザ発光素子の取付け構造。
  4. 【請求項4】 請求項2あるいは3記載のレーザ発光素
    子の取付け構造において、前記板ばねは前記凹部の内壁
    に押圧力Pで接触し、前記リードフレームの両サイドを
    それぞれ押圧力P/2で押さえることを特徴とする光ヘ
    ッドにおけるレーザ発光素子の取付け構造。
JP9076913A 1997-03-28 1997-03-28 光ヘッドにおけるレーザ発光素子の取付け構造 Withdrawn JPH10269601A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100370658C (zh) * 2004-04-26 2008-02-20 株式会社东芝 半导体激光装置及半导体激光器装配体

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100370658C (zh) * 2004-04-26 2008-02-20 株式会社东芝 半导体激光装置及半导体激光器装配体

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