JPH10268971A - 携帯形情報機器 - Google Patents

携帯形情報機器

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JPH10268971A
JPH10268971A JP9071179A JP7117997A JPH10268971A JP H10268971 A JPH10268971 A JP H10268971A JP 9071179 A JP9071179 A JP 9071179A JP 7117997 A JP7117997 A JP 7117997A JP H10268971 A JPH10268971 A JP H10268971A
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JP
Japan
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housing
hinge shaft
detection switch
portable information
display unit
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Application number
JP9071179A
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Inventor
Masami Honda
正実 本田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ヒンジ軸の周囲に検出スイッチを収める専用の
スペースを確保する必要はなく、機能部品の配置を無理
なく行なえるとともに、筐体を薄くコンパクトに形成で
きる携帯形情報機器の提供を目的とする。 【解決手段】携帯形情報機器1 は、機能部品13が収容さ
れた筐体4 と;筐体にヒンジ装置40を介して回動可能に
支持されたディスプレイユニット3 と;を備えている。
ヒンジ装置は、ディスプレイユニットに追従して回動さ
れるヒンジ軸41を有し、このヒンジ軸は、筐体の内部に
導入されている。筐体の内部には、ヒンジ軸の回動に基
づいてディスプレイユニットの回動位置を検出する検出
スイッチ50が配置されている。検出スイッチは、ヒンジ
軸の端部と軸方向に向かい合う位置に配置され、このヒ
ンジ軸の端部は、検出スイッチを開閉するカム部60を備
えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポータブルコンピ
ュータあるいは文章作成装置のような携帯形情報機器に
係り、特にそのディスプレイユニットの回動位置を検出
するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ポータブルコンピュータのような携帯形
情報機器は、キーボードを有するコンピュータ本体と、
液晶表示装置を内蔵したディスプレイユニットとを備え
ている。
【0003】コンピュータ本体は、箱状の筐体を有し、
この筐体の上面に上記キーボードが配置されている。筐
体の上面の後端部には、ディスプレイ支持部が形成され
ている。ディスプレイ支持部は、筐体の前方、上方およ
び後方に連続して開放された凹みにて構成されている。
【0004】ディスプレイユニットは、偏平な箱状をな
すディスプレイハウジングと、このディスプレイハウジ
ングの内部に収容された液晶表示装置とを備えている。
ディスプレイハウジングは、筐体に向けて延びる脚部を
有し、この脚部は、上記ディスプレイ支持部に挿入され
ている。
【0005】ディスプレイハウジングの脚部は、ヒンジ
装置を介して筐体に回動可能に支持されている。ヒンジ
装置は、ヒンジ軸と、このヒンジ軸の第1の端部に回動
可能に連結された第1のブラケットと、上記ヒンジ軸の
第2の端部に固定された第2のブラケットとを有してい
る。
【0006】ヒンジ軸は、ディスプレイ支持部の側面お
よび脚部の側面を貫通して配置されている。ヒンジ軸の
第1の端部は、筐体の内部に導入されており、この第1
の端部に連なる第1のブラケットが筐体の内面にねじ止
めされている。ヒンジ軸の第2の端部は、脚部の内部に
導入されており、この第2の端部に連なる第2のブラケ
ットが脚部およびディスプレイハウジングの内面にねじ
止めされている。
【0007】そのため、ヒンジ軸は、第1および第2の
ブラケットを介して上記筐体とディスプレイハウジング
の双方に跨がって支持されている。この結果、ディスプ
レイユニットは、上記ヒンジ軸を支点として上記キーボ
ードを覆う第1の位置と、キーボードを露出させる第2
の位置とに亘って回動可能に上記筐体に支持されてお
り、上記ヒンジ軸は、ディスプレイユニットに追従して
軸回り方向に回動するようになっている。
【0008】ところで、上記筐体の内部には、ヒンジ軸
の回動に基づいて上記ディスプレイユニットの回動位置
を検出する検出スイッチが収容されている。検出スイッ
チは、上記ヒンジ軸の径方向外側に配置され、このヒン
ジ軸の外周面と向かい合っている。検出スイッチは、レ
バー式又はプッシュ式のアーマチュアを有し、このアー
マチュアは、ヒンジ軸の外周面に向けて延びている。ヒ
ンジ軸の外周面には、アーマチュアを操作するためのカ
ム部が形成されている。カム部は、ヒンジ軸の径方向外
側に向けて張り出すような円弧状のカム面を有し、この
カム面に上記アーマチュアの先端が摺動可能に接するよ
うになっている。
【0009】したがって、ディスプレイユニットを回動
させると、ヒンジ軸と共にカム部が回動し、そのカム面
の形状に応じてアーマチュアが動かされる。したがっ
て、ディスプレイユニットの回動位置に応じて検出スイ
ッチがON/OFF操作され、この検出スイッチからの
信号によりディスプレイユニットの回動位置が検出され
るようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】最近のポータブルコン
ピュータは、携帯性を高めるため、筐体の小型化が推し
進められており、それに伴い筐体の内部のスペースが益
々狭くなる傾向にある。この筐体の内部には、ハードデ
ィスク駆動装置や電源ユニットのような各種の機能部品
が高密度に収容されているため、筐体の小型化が進むに
従い上記機能部品がヒンジ軸の外周面に接近する場合が
あり得る。
【0011】すると、上記検出スイッチがヒンジ軸の外
周面と向かい合う位置に配置されている従来のポータブ
ルコンピュータでは、このヒンジ軸の軸回りに検出スイ
ッチを収める広いスペースが必要となる。そのため、上
記機能部品は、検出スイッチを避けた位置に配置せざる
を得なくなり、機能部品のレイアウトに無理が生じると
ともに、場合によっては機能部品のレイアウトを全面的
に再検討しなくてはならないといった問題がある。
【0012】また、これら機能部品と検出スイッチとの
干渉を避ける手立てとして、筐体の厚み寸法を増大させ
ることが考えられるが、この厚み寸法の増大は、筐体の
大型化を招き、筐体を薄くコンパクトに形成したいとい
った近年の要請に逆行することになる。
【0013】本発明は、このような事情にもとづいてな
されたもので、ヒンジ軸の軸回りに検出スイッチを収め
る専用のスペースを確保する必要はなく、機能部品の配
置を無理なく行なえるとともに、筐体を薄くコンパクト
に形成できる携帯形情報機器の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載された携帯形情報機器は、機能部品
が収容された筐体と;この筐体にヒンジ装置を介して回
動可能に支持され、上記筐体の上面を覆う第1の位置
と、上記筐体の上面を露出させる第2の位置とに亘って
回動可能なカバー部材と;を備えている。
【0015】上記ヒンジ装置は、上記カバー部材に追従
して回動されるヒンジ軸を有し、このヒンジ軸は、上記
筐体の内部に導入されているとともに、この筐体の内部
に上記ヒンジ軸の回動に基づいて上記カバー部材の回動
位置を検出する検出スイッチが配置されている。この検
出スイッチは、上記ヒンジ軸の端部と軸方向に向かい合
う位置に配置され、このヒンジ軸の端部は、上記検出ス
イッチを開閉する操作部を備えていることを特徴として
いる。
【0016】このような構成によれば、カバー部材の回
動位置を検出する検出スイッチとヒンジ軸とは、このヒ
ンジ軸の軸方向に互いに並べて配置されているので、ヒ
ンジ軸の径方向外側に検出スイッチを配置するスペース
を確保する必要はない。このため、ヒンジ軸の外周面に
機能部品が隣接されるような場合でも、この機能部品と
検出スイッチとが互いに干渉し合うことはなく、これら
機能部品および検出スイッチの配置を無理なく行なうこ
とができる。
【0017】また、検出スイッチがヒンジ軸の軸回りに
張り出さずに済むから、この検出スイッチを筐体の内部
にコンパクトに収めることができ、筐体の大型化を防止
することができる。
【0018】上記目的を達成するため、請求項6に記載
された携帯形情報機器は、互いに向かい合う一対の側面
を有する支持凹部を備えているとともに、機能部品が収
容された筐体と;この筐体の凹部に挿入された凸部を有
するディスプレイユニットと;このディスプレイユニッ
トを上記筐体に回動可能に連結するとともに、上記ディ
スプレイユニットに追従して回動されるヒンジ軸を有す
るヒンジ装置と;上記筐体の内部に収容され、上記ヒン
ジ軸の回動に基づいて上記ディスプレイユニットの回動
位置を検出する検出スイッチと;を備えている。上記ヒ
ンジ軸は、上記ディスプレイユニットの凸部および上記
支持凹部の側面を貫通して上記筐体の内部に導入された
第1および第2の端部を有し、このヒンジ軸の第1の端
部は、ブラケットを介して上記筐体に回動可能に支持さ
れているとともに、上記検出スイッチは、上記ヒンジ軸
の第2の端部と軸方向に向かい合う位置に配置され、こ
のヒンジ軸の第2の端部は、上記検出スイッチを開閉す
る操作部を備えていることを特徴としている。
【0019】また、請求項10に記載された携帯形情報
機器は、第1の側面を有する支持凹部を備えているとと
もに、機能部品が収容された筐体と;この筐体の凹部に
挿入され、上記第1の側面と向かい合う第1の端面を有
する凸部を含むディスプレイユニットと;このディスプ
レイユニットを上記筐体に回動可能に連結するととも
に、上記ディスプレイユニットに追従して回動されるヒ
ンジ軸を有するヒンジ装置と;上記筐体の内部に収容さ
れ、上記ヒンジ軸の回動に基づいて上記ディスプレイユ
ニットの回動位置を検出する検出スイッチと;を備えて
いる。上記ヒンジ軸は、上記支持凹部の第1の側面を貫
通して上記筐体の内部に導入された第1の端部と、上記
凸部の第1の端面を貫通して上記凸部の内部に導入され
た第2の端部とを有し、この第1の端部は、第1のブラ
ケットを介して上記筐体に支持され、上記第2の端部
は、第2のブラケットを介して上記ディスプレイユニッ
トに支持されているとともに、上記検出スイッチは、上
記ヒンジ軸の第1の端部と軸方向に向かい合う位置に配
置され、このヒンジ軸の第1の端部は、上記検出スイッ
チを開閉する操作部を備えていることを特徴としてい
る。
【0020】このような構成によれば、ディスプレイユ
ニットの回動位置を検出する検出スイッチとヒンジ軸と
は、このヒンジ軸の軸方向に互いに並べて配置されてい
るので、ヒンジ軸の径方向外側に検出スイッチを配置す
るスペースを確保する必要はない。このため、ヒンジ軸
の外周面に機能部品が隣接されるような場合でも、この
機能部品と検出スイッチとが互いに干渉し合うことはな
く、これら機能部品および検出スイッチの配置を無理な
く行なうことができる。
【0021】しかも、検出スイッチがヒンジ軸の軸回り
に張り出さずに済むから、この検出スイッチを筐体の内
部にコンパクトに収めることができ、筐体の大型化を防
止することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下本発明の第1の実施の形態
を、ポータブルコンピュータに適用した図1ないし図4
にもとづいて説明する。図1は、A4サイズのブック形
のポータブルコンピュータ1を開示している。このコン
ピュータ1は、コンピュータ本体2と、このコンピュー
タ本体2に支持されたディスプレイユニット3とを備え
ている。
【0023】コンピュータ本体2は、偏平な箱状をなす
筐体4を有している。筐体4は、図2に示す底壁5a
と、この底壁5aと向かい合う平坦な上壁5bと、これ
ら底壁5aおよび上壁5bの周縁に連なる四つの周壁5
cとを有している。
【0024】筐体4の内部には、メインの回路基板7と
中継基板8とが収容されている。回路基板7は、筐体4
の底壁5aに支持され、この底壁5aと平行に配置され
ている。この回路基板7には、ハードディスク駆動装置
9やDRAMのような各種の回路素子10が実装されて
いる。中継基板8は、底壁5aから上向きに延びるボス
部11にねじ12を介して固定されている。この中継基
板8には、DRAMのような各種の回路素子13が実装
されている。中継基板8は、回路基板7やハードディス
ク駆動装置9の上方に配置されているとともに、図示し
ない配線基板を介して上記回路基板7に電気的に接続さ
れている。
【0025】そのため、本実施の形態では、回路素子1
3を含む中継基板8が筐体4の内部に収容された機能部
品を構成している。図1に示すように、筐体4の上壁5
bには、情報を入力する手段としてのキーボード15と
クリックスイッチボタン16a,16bとが配置されて
いる。上壁5bの後端部には、凸部18が形成されてい
る。凸部18は、キーボード15の後方において筐体4
の幅方向に沿って延びている。この凸部18は、上記筐
体4の内部に連なる中空状をなしている。
【0026】凸部18は、第1および第2の支持凹部1
9a,19bを有している。第1および第2の支持凹部
19a,19bは、筐体4の幅方向に互いに離間して配
置されており、夫々凸部18の前方、上方および後方に
連続して開放されている。そして、図2に第1の支持凹
部19aを代表して示すように、第1の支持凹部19a
は、第1および第2の側面20a,20bと、これら側
面20a,20bの間に跨がる底面21とを有してい
る。第1および第2の側面20a,20bは、筐体4の
幅方向に互いに向かい合っており、これら側面20a,
20bには、夫々連通孔22a,22bが開口されてい
る。底面21は、筐体4の上壁5bに連なっており、こ
の底面21の下方に隣接した位置に上記中継基板8が位
置されている。
【0027】図1および図3に示すように、上記ディス
プレイユニット3は、ディスプレイハウジング25と、
このディスプレイハウジング25に収容された液晶表示
装置26とを備えている。ディスプレイハウジング25
は、ディスプレイカバー27と、このディスプレイカバ
ー27に連結されたディスプレイマスク28とで構成さ
れ、全体として偏平な箱状をなしている。ディスプレイ
マスク28は、矩形状の開口部29を有している。液晶
表示装置26は、ディスプレイカバー27にねじ止めさ
れている。この液晶表示装置26は、表示画面26aを
有し、この表示画面26aは、上記開口部29を通じて
ディスプレイハウジング25の外方に露出されている。
【0028】図1および図2に示すように、ディスプレ
イハウジング25は、支持凸部としての第1および第2
の支持脚31a,31bを有している。第1および第2
の支持脚31a,31bは、互いに共通の構成を有する
ため、第1の支持脚31aを代表して説明する。
【0029】すなわち、第1の支持脚31aは、上記デ
ィスプレカバー27に連なる後半部32と、上記ディス
プレイマスク28に連なる前半部33とを突き合わせて
構成され、上記ディスプレイハウジング25の内部に連
なる中空の筒状をなしている。第1の支持脚31aは、
第1および第2の端面34a,34bを有している。第
1および第2の端面34a,34bは、ディスプレイカ
バー27の幅方向に互いに向かい合っており、これら端
面34a,34bには、連通孔35a,35bが開口さ
れている。
【0030】第1および第2の支持脚31a,31b
は、上記筐体4の第1および第2の支持凹部19a,1
9bに挿入されている。そのため、支持脚31a,31
bの第1および第2の端面34a,34bは、支持凹部
19a,19bの第1および第2の側面20a,20b
と向かい合っており、これら第1および第2の端面34
a,34bの連通孔35a,35bと第1および第2の
側面20a,20bの連通孔22a,22bとは、互い
に連通されている。
【0031】第1および第2の支持脚31a,31b
は、夫々金属製のヒンジ装置40を介して上記筐体4に
支持されている。これら第1および第2の支持脚31
a,31bの支持構造は互いに同一であるため、第1の
支持脚31a側を代表して説明する。
【0032】図2に示すように、上記ヒンジ装置40
は、ヒンジ軸41と、第1および第2のブラケット4
2,43とを備えている。ヒンジ軸41は、第1の端部
41aと第2の端部41bとを有し、これら第1および
第2の端部41a,41bは、軸方向に互いに離間され
ている。ヒンジ軸41は、上記第1の支持凹部19aの
第1および第2の側面20a,20bおよび上記第1の
支持脚31aの第1および第2の端面34a,34bを
貫通して水平に配置され、上記筐体4の幅方向に延びて
いる。そのため、ヒンジ軸41の第1および第2の端部
41a,41bは、夫々筐体4の凸部18の内側に導入
されている。
【0033】第1のブラケット42は、ヒンジ軸41の
第1の端部41aに軸回り方向に回動可能に連結されて
いる。この第1のブラケット42は、上記凸部18の内
側に収容されており、上記ねじ19を介して筐体4のボ
ス部11に固定されている。
【0034】第2のブラケット43は、ヒンジ軸41の
中間部に固定されている。この第2のブラケット43
は、上記第1の支持脚31aに収容され、その後半部3
2にねじ44を介して固定されている。第2のブラケッ
ト43は、第1の支持脚31aからディスプレイハウジ
ング25の内部に向けて延びる延長部45を備えてい
る。この延長部45は、ディスプレイカバー27の側面
にねじ46を介して固定されている。
【0035】そのため、ディスプレイユニット3は、ヒ
ンジ軸41を支点として、上記キーボード15やクリッ
クスイッチボタン16a,16bを覆い隠す第1の位置
と、上記キーボード15やクリックスイッチボタン16
a,16bを露出させる第2の位置とに亘って回動可能
に上記筐体4に支持されている。そして、ディスプレイ
カバー27にねじ止めされた第2のブラケット43は、
ヒンジ軸41に固定されているので、ディスプレイユニ
ット3を第1の位置又は第2の位置に向けて回動させる
と、このディスプレイユニット3に追従してヒンジ軸4
1が回動されるようになっている。
【0036】なお、ディスプレイユニット3は、これを
第2の位置に回動させた時に上記キーボード15やクリ
ックスイッチボタン16a,16bを保護するカバー部
材としての機能を兼ねている。
【0037】図2に示すように、ヒンジ軸41の第2の
端部41bは、上記中継基板8の上方に位置され、この
第2の端部41bの外周面が中継基板8の回路素子13
に隣接されている。この第2の端部41bが臨む凸部1
8の内部には、ディスプレイユニット3の回動位置を検
出するための検出スイッチ50が配置されている。
【0038】検出スイッチ50は、金属製のブラケット
53を介して上記凸部18の上部内面に支持されてい
る。ブラケット53は、第1ないし第3の部分53a〜
53cを一体に備えている。第1の部分53aは、上記
凸部18の内面のボス部55にねじ56を介して支持さ
れている。第2の部分53bは、第1の部分53aの先
端から下向きに延びており、上記ヒンジ軸41と交差さ
れている。第3の部分53cは、ヒンジ軸41の第2の
端部41bの近傍において、ヒンジ軸41の軸方向に沿
って延びており、この第3の部分53cの先端は、第2
の端部51bよりもヒンジ軸41の軸方向外側に位置さ
れている。
【0039】上記検出スイッチ50は、スイッチ本体5
1と、このスイッチ本体51に支持されたレバー式のア
ーマチュア52とを有している。スイッチ本体51は、
ブラケット53の第3の部分53cの先端に支持されて
おり、図示しないケーブルを介して中継基板8に電気的
に接続されている。スイッチ本体51は、ヒンジ軸41
の第2の端部41bと軸方向に向かい合う位置に配置さ
れている。
【0040】この場合、ブラケット53の第2の部分5
3bは、嵌合孔57を有しており、この嵌合孔57に上
記ヒンジ軸41の第2の端部41bが軸回り方向に摺動
可能に嵌合されている。この嵌合により、ヒンジ軸41
とブラケット53ひいてはスイッチ本体51との位置決
めがなされ、このスイッチ本体51がヒンジ軸41の軸
線上に位置するようになっている。
【0041】検出スイッチ50のアーマチュア52は、
スイッチ本体51からヒンジ軸41の第2の端部41b
に向けて突出されている。このアーマチュア52は、図
2に矢印で示すように、ヒンジ軸41の軸方向に沿って
水平に延びる開き位置と、スイッチ本体51の上方に押
し上げられる閉じ位置とに亘って回動可能となってお
り、常に上記開き位置に向けて付勢されている。このア
ーマチュア52が閉じ位置に移動されると、スイッチ本
体51から信号が出力され、ディスプレイユニット3の
回動位置が検出される。この信号は、中継基板8を介し
て回路基板7の制御部に入力され、この制御部により上
記液晶表示装置26の電源がOFFされるようになって
いる。
【0042】アーマチュア52と向かい合うヒンジ軸4
1の第2の端部41bには、操作部としてのカム部60
が形成されている。カム部60は、ヒンジ軸41の軸方
向に突出されたカム面61を有している。カム面61
は、その突出先端側に進むに従いヒンジ軸41の軸線に
近づくように螺旋状に傾斜されており、このカム面61
が上記アーマチュア52の先端に摺動可能に接するよう
になっている。
【0043】そのため、図2に示すように、ディスプレ
イユニット3が第2の位置に回動されている状態では、
カム面61の先端がアーマチュア52と向かい合い、こ
のカアーマチュア52が開き位置に保持されている。デ
ィスプレイユニット3を第2の位置から第1の位置に向
けて回動させると、これに追従してヒンジ軸41のカム
面61が回動する。カム面61は、螺旋状に傾斜されて
いるので、上記のようにヒンジ軸41が回動されると、
図4に示すように、上記カム面61がアーマチュア52
に近づく方向に迫り出し、このアーマチュア52の先端
に接触する。このため、アーマチュア52が開き位置か
ら閉じ位置に向けて押し上げられる。ディスプレイユニ
ット3が第1の位置に回動されると、アーマチュア52
が閉じ位置に至り、スイッチ本体51からディスプレイ
ユニット3が第1の位置に回動されたことを示す信号が
出力される。この結果、ディスプレイユニット3の液晶
表示装置26の電源がOFFされる。
【0044】このような構成のポータブルコンピュータ
1によれば、ディスプレイユニット3の回動位置を検出
する検出スイッチ50は、筐体4の内部において、ヒン
ジ軸41の第2の端部41bと軸方向に向かい合う位置
に配置されているので、これらヒンジ軸41と検出スイ
ッチ50とは、ヒンジ軸41の軸方向に互いに並べて配
置されることになる。
【0045】そのため、ヒンジ軸41の径方向外側に検
出スイッチ50を配置するためのスペースを確保する必
要はなく、このヒンジ軸41の外周面に回路素子13が
隣接されているような場合でも、この回路素子13と検
出スイッチ50とが干渉し合うことはない。
【0046】この結果、大きさの限られた筐体4の内部
に検出スイッチ50をコンパクトに組み込むことがで
き、上記回路素子13および検出スイッチ50の配置を
無理なく行なえるとともに、中継基板8上での回路素子
13のレイアウトを全面的に再検討する必要もない。
【0047】しかも、検出スイッチ50は、ヒンジ軸4
1の軸線上に位置し、このヒンジ軸41に対し筐体4の
幅方向に並んでいるので、この筐体4の厚み寸法を増大
させる必要はなく、筐体4の薄型化が可能となる。した
がって、筐体4をコンパクトに形成することができ、コ
ンピュータ1の携帯性を高める上で好都合となる。
【0048】なお、本発明は、上記第1の実施の形態に
特定されるものではなく、図5に本発明の第2の実施の
形態を示す。この第2の実施の形態は、主に検出スイッ
チ50の形式が上記第1の実施の形態と相違しており、
それ以外の構成は、上記第1の実施の形態と同様であ
る。
【0049】すなわち、検出スイッチ50は、プッシュ
式のアーマチュア71を有している。このアーマチュア
71は、スイッチ本体51から突出される開き位置と、
スイッチ本体51に押し込まれる閉じ位置とに亘って直
線的にスライド可能となっている。このアーマチュア7
1のスライド方向は、図5に矢印で示すように、ヒンジ
軸41の軸方向と一致している。このアーマチュア71
の先端は、上記ヒンジ軸41のカム面61に摺動可能に
接するようになっている。
【0050】そのため、ディスプレイユニット3が第2
の位置に回動されている状態では、カム面61の先端が
アーマチュア71と向かい合い、このアーマチュア71
が開き位置に保持されている。ディスプレイユニット3
を第2の位置から第1の位置に向けて回動させると、こ
れに追従してヒンジ軸41のカム面61が回動する。カ
ム面61は、螺旋状に傾斜されているので、上記のよう
にヒンジ軸41が回動されると、上記カム面61がアー
マチュア71に近づく方向に迫り出し、このアーマチュ
ア71の先端に接触する。このため、アーマチュア71
が開き位置から閉じ位置に向けて直線的にスライドされ
る。
【0051】この結果、スイッチ本体51からディスプ
レイユニット3が第1の位置に回動されたことを示す信
号が出力され、ディスプレイユニット3の液晶表示装置
26の電源がOFFされる。
【0052】また、図6および図7は、本発明の第3の
実施の形態を開示している。この第3の実施の形態は、
主にヒンジ装置80の構成が上記第1の実施の形態と相
違しており、それ以外の構成は、第1の実施の形態と同
様である。そのため、第2の実施の形態において、上記
第1の実施の形態と同一の構成部分には同一の参照符号
を付して、その説明を省略する。
【0053】図6に示すように、ヒンジ装置80は、ヒ
ンジ軸81と第1および第2のブラケット82,83と
を備えている。ヒンジ軸81は、第1の端部81aと第
2の端部81bとを有し、これら第1および第2の端部
81a,81bは、軸方向に互いに離間されている。ヒ
ンジ軸81は、上記第1の支持凹部19aの連通孔22
aおよび上記第1の支持脚31aの連通孔35aを貫通
して水平に配置され、上記筐体4の幅方向に延びてい
る。そのため、ヒンジ軸81の第1の端部81aは、筐
体4の凸部18の内側に導入され、第2の端部81b
は、ディスプレイハウジング25の第1の支持脚31a
の内側に導入されている。
【0054】第1のブラケット82は、ヒンジ軸81の
第1の端部81aに軸回り方向に回動可能に連結されて
いる。この第1のブラケット82は、上記凸部18の内
側に収容され、ねじ19を介して筐体4のボス部11に
固定されている。
【0055】第2のブラケット83は、ヒンジ軸81の
第2の端部81bに固定されている。この第2のブラケ
ット83は、上記第1の支持脚31aに収容され、その
後半部32にねじ44を介して固定されている。第2の
ブラケット83は、第1の支持脚31aからディスプレ
イハウジング25の内側に向けて延びる延長部84を備
えている。この延長部84は、ディスプレイカバー27
の側面にねじ46を介して固定されている。
【0056】そのため、ディスプレイユニット3を第1
の位置および第2の位置に回動させると、このディスプ
レイユニット3に追従してヒンジ軸81が回動するよう
になっている。
【0057】上記第1のブラケット82は、スイッチ支
持部86を一体に有している。スイッチ支持部86の先
端は、ヒンジ軸81の第1の端部81aと軸方向に向か
い合う位置に達しており、このスイッチ支持部86の先
端に検出スイッチ50のスイッチ本体51が支持されて
いる。検出スイッチ50のアーマチュア52は、スイッ
チ本体51からヒンジ軸81の第1の端部81aに向け
て突出されている。このアーマチュア52は、ヒンジ軸
81の軸方向に沿って水平に延びる開き位置と、スイッ
チ本体81の上方に押し上げられる閉じ位置とに亘って
回動可能となっており、常に上記開き位置に向けて付勢
されている。
【0058】ヒンジ軸81の第1の端部81aには、操
作部としてのカム部60が形成されている。カム部60
は、ヒンジ軸81の軸方向に突出されたカム面61を有
している。カム面61は、その突出先端側に進むに従い
ヒンジ軸81の軸線に近づくように螺旋状に傾斜されて
おり、このカム面61が上記アーマチュア52の先端に
摺動可能に接するようになっている。
【0059】そのため、図6に示すように、ディスプレ
イユニット3が第2の位置に回動されている状態では、
カム面61の先端はアーマチュア52と向かい合ってい
るにすぎず、このアーマチュア52が開き位置に保持さ
れている。ディスプレイユニット3を第2の位置から第
1の位置に向けて回動させると、これに追従してヒンジ
軸81のカム面61が回動する。カム面61は、螺旋状
に傾斜されているので、上記のようにヒンジ軸81が回
動されると、カム面61がアーマチュア52に近づく方
向に迫り出し、このアーマチュア52の先端に接触す
る。このため、アーマチュア52が開き位置から閉じ位
置に向けて押し上げられる。ディスプレイユニット3が
第1の位置に回動されると、アーマチュア52が閉じ位
置に至り、スイッチ本体51からディスプレイユニット
3が第1の位置に回動されたことを示す信号が出力され
る。この結果、ディスプレイユニット3の液晶表示装置
26の電源がOFFされる。
【0060】また、図6に示すように、液晶表示装置2
6は、ケーブル88を介して中継基板8に電気的に接続
されている。このケーブル88は、ディスプレイハウジ
ング25から第1の支持脚31aの内部に導かれ、ここ
から連通孔35b,22bを通じて筐体4の凸部18の
内側に導かれている。
【0061】このような構成においても、検出スイッチ
50は、ヒンジ軸81の軸線上に位置するため、このヒ
ンジ軸81の径方向外側に検出スイッチ50を配置する
ためのスペースを確保する必要はない。このため、大き
さの限られた筐体4の内部に検出スイッチ50をコンパ
クトに組み込むことができるとともに、筐体の4の厚み
寸法を増大させる必要もない。
【0062】さらに、上記構成によると、ヒンジ軸81
は、第1の支持凹部19aの第1の側面20aおよび第
1の支持脚31aの第1の端面34aを貫通しているの
みであるから、この第1の支持脚31aの連通孔35b
および第1の支持凹部19aの連通孔22bにケーブル
88を挿通させることができる。このため、第1の支持
脚31aの内部にケーブル88の挿通経路を確保でき、
このケーブル88の配線作業を容易に行なうことができ
る。
【0063】なお、上記第3の実施の形態では、レバー
式のアーマチュア52を有する検出スイッチ50を第1
のブラケット82のスイッチ支持部86に取り付けた
が、本発明はこれに限らず、上記第2の実施の形態と同
様のプッシュ式のアーマチュア71を有する検出スイッ
チ50をスイッチ支持部86に取り付けても良い。
【0064】すなわち、本発明の第4の実施を示す図8
から明らかなように、上記アーマチュア71は、スイッ
チ本体51から突出される開き位置と、スイッチ本体5
1に押し込まれる閉じ位置とに亘って直線的にスライド
可能となっている。このアーマチュア71のスライド方
向は、ヒンジ軸81の軸方向と一致している。このアー
マチュア71の先端は、上記ヒンジ軸81のカム面61
に摺動可能に接するようになっている。
【0065】そのため、ディスプレイユニット3が第2
の位置に回動されている状態では、カム面61の先端が
アーマチュア71と向かい合い、このアーマチュア71
が開き位置に保持されている。ディスプレイユニット3
を第2の位置から第1の位置に向けて回動させると、こ
れに追従してヒンジ軸81のカム面61が回動する。カ
ム面61は、螺旋状に傾斜されているので、上記のよう
にヒンジ軸81が回動されると、カム面61がアーマチ
ュア71に近づく方向に迫り出し、このアーマチュア7
1の先端に接触する。このため、アーマチュア71が開
き位置から閉じ位置に向けて直線的にスライドされる。
この結果、スイッチ本体51からディスプレイユニット
3が第1の位置に回動されたことを示す信号が出力さ
れ、ディスプレイユニット3の液晶表示装置26の電源
がOFFされる。
【0066】さらに、上記第3の実施の形態では、筐体
4に第1および第2の支持凹部19a,19bを形成
し、ディスプレイハウジング25に上記支持凹部19
a,19bに挿入される第1および第2の支持脚31
a,31bを形成したが、本発明はこれに制約されるも
のではなく、図9に本発明の第5の実施の形態を示す。
【0067】この第5の実施の形態では、筐体4の凸部
18に単一の支持凹部90が形成されている。支持凹部
90は、筐体4の幅方向に沿って延びており、この支持
凹部90は、一対の側面91(一方のみを図示)と、こ
れら側面91の間に跨がる底面92を有している。側面
91は、筐体4の幅方向に互いに向かい合っており、こ
の側面91には、凸部18の内側に連なる連通孔93が
形成されている。
【0068】ディスプレイハウジング25は、上記支持
凹部90に挿入される単一の支持脚94を有している。
支持脚94は、ディスプレイハウジング25の幅方向に
沿って延びている。支持脚94は、一対の側面95(一
方のみを図示)を有し、この側面95には、連通孔93
に連なる連通孔96が形成されている。
【0069】ヒンジ装置80のヒンジ軸81は、上記連
通孔93,96を貫通しており、このヒンジ軸81の第
2の端部81bおよびこの第2の端部81bに固定され
た第2のブラケット83が支持脚94の左端部に導入さ
れている。この第2のブラケット83は、支持脚94の
内面にねじ44を介して固定されている。
【0070】ディスプレイハウジング25の支持脚94
の内部には、液晶表示装置26の駆動回路96が収容さ
れている。駆動回路96は、各種の回路素子(図示せ
ず)が実装された回路基板97を有している。回路基板
97は、ディスプレイハウジング25の幅方向に延びて
おり、この回路基板97は、支持脚94の内面にねじ9
8を介して固定されている。
【0071】このような構成によると、ヒンジ軸81の
第1の端部81aにカム部60を形成したことにより、
ディスプレイハウジング25の支持脚94をこのディス
プレイハウジング25の幅方向に沿って細長く形成する
ことができ、この支持脚94の内部に液晶表示装置26
の駆動回路96を収容することができる。
【0072】このため、ディスプレイハウジング25の
内部の部品配置を無理なく容易に行なうことができる。
なお、本発明に係る携帯形情報機器は、ポータブルコン
ピュータに特定されるものではなく、例えば文章作成装
置にも同様に実施可能である。
【0073】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、検出スイ
ッチがヒンジ軸の軸線上に位置されるので、ヒンジ軸の
径方向外側に検出スイッチを配置するスペースを確保す
る必要はない。このため、ヒンジ軸の外周面に機能部品
が隣接されるような場合でも、この機能部品と検出スイ
ッチとが互いに干渉し合うことはなく、これら機能部品
および検出スイッチの配置を無理なく行なうことができ
る。
【0074】それとともに、検出スイッチを大きさの限
られた筐体の内部にコンパクトに収めることができ、そ
の分、筐体を薄く形成して携帯性を高めることができる
といった利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るポータブルコ
ンピュータの斜視図。
【図2】コンピュータ本体の筐体とディスプレイユニッ
トとの連結部分を示すポータブルコンピュータの断面
図。
【図3】ディスプレイユニットの側面図。
【図4】ヒンジ軸のカム面によってレバー式のアーマチ
ュアが閉じ位置に回動された状態を示す断面図。
【図5】本発明の第2の実施の形態において、ヒンジ軸
のカム面によってプッシュ式のアーマチュアが閉じ位置
にスライドされた状態を示す断面図。
【図6】本発明の第3の実施の形態において、コンピュ
ータ本体の筐体とディスプレイユニットとの連結部分を
示すポータブルコンピュータの断面図。
【図7】ヒンジ軸のカム面によってレバー式のアーマチ
ュアが閉じ位置に回動された状態を示す断面図。
【図8】本発明の第4の実施の形態において、ヒンジ軸
のカム面によってプッシュ式のアーマチュアが閉じ位置
にスライドされた状態を示す断面図。
【図9】本発明の第5の実施の形態において、コンピュ
ータ本体の筐体とディスプレイユニットとの連結部分を
示すポータブルコンピュータの断面図。
【符号の説明】
3…ディスプレイユニット(カバー部材) 4…筐体 13…機能部品(回路素子) 19a…支持凹部(第1の支持凹部) 20a,20b…側面(第1の側面、第2の側面) 31a…支持脚(凸部) 34a,34b…端面(第1の端面、第2の端面) 40,80…ヒンジ装置 41,81…ヒンジ軸 50…検出スイッチ 60…操作部(カム部)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機能部品が収容された筐体と;この筐体
    にヒンジ装置を介して回動可能に支持され、上記筐体の
    上面を覆う第1の位置と、上記筐体の上面を露出させる
    第2の位置とに亘って回動可能なカバー部材と;を備
    え、 上記ヒンジ装置は、上記カバー部材に追従して回動され
    るヒンジ軸を有し、このヒンジ軸は、上記筐体の内部に
    導入されているとともに、この筐体の内部に上記ヒンジ
    軸の回動に基づいて上記カバー部材の回動位置を検出す
    る検出スイッチを配置した携帯形情報機器において、 上記検出スイッチは、上記ヒンジ軸の端部と軸方向に向
    かい合う位置に配置され、このヒンジ軸の端部は、上記
    検出スイッチを開閉する操作部を備えていることを特徴
    とする携帯形情報機器。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、上記筐体は、
    その上面に情報を入力する手段を有し、上記カバー部材
    は、上記入力手段を介して入力された情報を表示する表
    示面を含むディスプレイユニットであることを特徴とす
    る携帯形情報機器。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、上記操作部
    は、上記ヒンジ軸の軸方向に延びる螺旋状に傾斜された
    カム面を有し、また、上記検出スイッチは、上記カム面
    に摺動可能に接するアーマチュアを有することを特徴と
    する携帯形情報機器。
  4. 【請求項4】 請求項1の記載において、上記機能部品
    は、上記ヒンジ軸の外周面に隣接されていることを特徴
    とする携帯形情報機器。
  5. 【請求項5】 請求項3の記載において、上記筐体は、
    上記検出スイッチを支持するブラケットを有し、このブ
    ラケットは、上記ヒンジ軸に摺動可能に嵌合される嵌合
    孔を有することを特徴とする携帯形情報機器。
  6. 【請求項6】 互いに向かい合う一対の側面を有する支
    持凹部を備えているとともに、機能部品が収容された筐
    体と;この筐体の凹部に挿入された凸部を有するディス
    プレイユニットと;このディスプレイユニットを上記筐
    体に回動可能に連結するとともに、上記ディスプレイユ
    ニットに追従して回動されるヒンジ軸を有するヒンジ装
    置と;上記筐体の内部に収容され、上記ヒンジ軸の回動
    に基づいて上記ディスプレイユニットの回動位置を検出
    する検出スイッチと;を備えている携帯形情報機器にお
    いて、 上記ヒンジ軸は、上記ディスプレイユニットの凸部およ
    び上記支持凹部の側面を貫通して上記筐体の内部に導入
    された第1および第2の端部を有し、このヒンジ軸の第
    1の端部は、ブラケットを介して上記筐体に回動可能に
    支持されているとともに、 上記検出スイッチは、上記ヒンジ軸の第2の端部と軸方
    向に向かい合う位置に配置され、このヒンジ軸の第2の
    端部は、上記検出スイッチを開閉する操作部を備えてい
    ることを特徴とする携帯形情報機器。
  7. 【請求項7】 請求項6の記載において、上記操作部
    は、上記ヒンジ軸の軸方向に延びる螺旋状に傾斜された
    カム面を有し、また、上記検出スイッチは、上記カム面
    に摺動可能に接するアーマチュアを有することを特徴と
    する携帯形情報機器。
  8. 【請求項8】 請求項6の記載において、上記機能部品
    は、上記ヒンジ軸の第2の端部の外周面に隣接されてい
    ることを特徴とする携帯形情報機器。
  9. 【請求項9】 請求項6の記載において、上記筐体は、
    上記検出スイッチを支持するブラケットを有し、このブ
    ラケットは、上記ヒンジ軸の第2の端部の外周面に摺動
    可能に嵌合される嵌合孔を有することを特徴とする携帯
    形情報機器。
  10. 【請求項10】 第1の側面を有する支持凹部を備えて
    いるとともに、機能部品が収容された筐体と;この筐体
    の凹部に挿入され、上記第1の側面と向かい合う第1の
    端面を有する凸部を含むディスプレイユニットと;この
    ディスプレイユニットを上記筐体に回動可能に連結する
    とともに、上記ディスプレイユニットに追従して回動さ
    れるヒンジ軸を有するヒンジ装置と;上記筐体の内部に
    収容され、上記ヒンジ軸の回動に基づいて上記ディスプ
    レイユニットの回動位置を検出する検出スイッチと;を
    備えている携帯形情報機器において、 上記ヒンジ軸は、上記支持凹部の第1の側面を貫通して
    上記筐体の内部に導入された第1の端部と、上記凸部の
    第1の端面を貫通して上記凸部の内部に導入された第2
    の端部とを有し、この第1の端部は、第1のブラケット
    を介して上記筐体に支持され、上記第2の端部は、第2
    のブラケットを介して上記ディスプレイユニットに支持
    されているとともに、 上記検出スイッチは、上記ヒンジ軸の第1の端部と軸方
    向に向かい合う位置に配置され、このヒンジ軸の第1の
    端部は、上記検出スイッチを開閉する操作部を備えてい
    ることを特徴とする携帯形情報機器。
  11. 【請求項11】 請求項10の記載において、上記操作
    部は、上記ヒンジ軸の軸方向に延びる螺旋状に傾斜され
    たカム面を有し、また、上記検出スイッチは、上記カム
    面に摺動可能に接するアーマチュアを有することを特徴
    とする携帯形情報機器。
  12. 【請求項12】 請求項10の記載において、上記第1
    のブラケットは、上記検出スイッチを支持する支持部を
    備えていることを特徴とする携帯形情報機器。
  13. 【請求項13】 請求項10の記載において、上記筐体
    の支持凹部は、上記第1の側面と協働して上記凸部を挟
    み込む第2の側面を有するとともに、上記凸部は、上記
    第2の側面と向かい合う第2の端面を有し、これら第2
    の側面および第2の端面は、互いに連なる連通孔を有す
    るとともに、これら連通孔に上記筐体と上記ディスプレ
    イユニットとに跨がるケーブルが挿通されていることを
    特徴とする携帯形情報機器。
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