JPH10268704A - 感光体ドラム回転機構及びそれによる電子写真装置 - Google Patents

感光体ドラム回転機構及びそれによる電子写真装置

Info

Publication number
JPH10268704A
JPH10268704A JP9092849A JP9284997A JPH10268704A JP H10268704 A JPH10268704 A JP H10268704A JP 9092849 A JP9092849 A JP 9092849A JP 9284997 A JP9284997 A JP 9284997A JP H10268704 A JPH10268704 A JP H10268704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
photosensitive drum
driving force
rotation
photoconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9092849A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahito Suzuki
雅人 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP9092849A priority Critical patent/JPH10268704A/ja
Publication of JPH10268704A publication Critical patent/JPH10268704A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フランジ部材がなくても感光体ドラムを安定
して駆動でき、容易且つ、確実にアースを得ることがで
き、また、組立性を向上させることができる感光体ドラ
ム回転機構を提供すること。 【解決手段】 電子写真複写装置の感光体ドラムの回転
駆動が、フランジ部材なしで、回転駆動軸の回転力によ
る前記感光体ドラム内径面への食い込みが実行される機
構を介して軸固定及び感光体ドラムの回転が行われるこ
とを特徴とする電子写真複写装置の感光体ドラム回転機
構。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真用の再使
用可能な感光体ドラム回転機構、および、この感光体ド
ラム回転機構を用いた電子写真装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真用の感光体ドラムは、通常、感
光層を表面に有するアルミニウム等の金屬製又はプラス
チック製のドラム状またはシリンダ状感光体の側面開放
口にプラスチック若しくは金属からなるフランジ部材が
装着された組立体である。側面に装着されたフランジ部
材は、ドラム状またはシリンダ状感光体の電子写真装置
内での位置決めのための役割を果たし、また、感光体に
駆動力を伝達し、さらに、感光体からのアースがフラン
ジ部材を経て外に導かれる。したがって通常、フランジ
部材は感光体に強固に固定される必要がある。そこで従
来の感光体ドラムにおいては、ドラムにフランジ部材を
圧入、接着、カシメ等にて固定していることが多い。電
子写真用の感光体ドラム組立体は、一定期間使用された
後に寿命を終えるが、しかしながら、近頃では使用済の
感光体ドラム組立体をリサイクルして再生し再利用する
要請が増してきており、圧入、接着、カシメ等にて固定
されたドラムとフランジ部材は傷付けずに分解すること
が難かしいのでこの場合、感光体ドラムのリサイクルと
いう観点からすると良いことではない。
【0003】固定化のため、圧入、接着、カシメ等を使
用しない技術も提案されている。例えば特開平6−25
0576号公報には、肉厚0.3〜1.5mmのアルミ
ニウム管の円筒の少なくとも一端に端部係合部材を有す
る円筒部材において、端部係合部材が体積抵抗率1×1
2Ω・cm以下である導電性プラスチックで形成され
ており、かつ円筒端部が端部係合部材の円筒端部への挿
入部分の凹部内に切り曲げられて結合されている円筒部
材が開示されており、特開平7−199729号公報に
は、円筒状導電性基体の外表面に感光層を備えた電子写
真感光体の基体端部に圧入嵌合される電子写真感光体用
フランジにおいて、フランジ本体が樹脂材料からなり、
かつ該フランジ本体に先端が略半球状の丸みを帯びた導
電性の接触子が設けられ、弾性部材の反発力により基体
内側に押し当てられる該接触子により前記感光層と軸と
の導通をとるようにした電子写真感光体用フランジが記
載されており、特開平7−44060号公報には、アル
ミ素管の外周に感光体層を形成しているとともに、ギヤ
を形成した合成樹脂製のフランジを、上記アルミ素管の
一端部内周に圧入している感光体ドラムにおいて、上記
フランジの内奥側の端部に、アルミ素管の接地電極を兼
ねる渦巻きばねの中心部を固定し、この渦巻きばねを弾
性収縮させた状態で、その自由端側の所定範囲を上記ア
ルミ素管の内周に圧接させている感光体ドラムが記載さ
れており、特開平8−63080号公報には、感光体ド
ラムの少なくとも一端面にフランジが装着され、前記フ
ランジの中心に固定された回転軸の回転によって、前記
感光体ドラムが回転される感光体装置において、フラン
ジを感光体ドラムの内径より僅かに大径の第1の外径
と、前記感光体ドラムの外径とほぼ同一の第2の外径を
有する段付きフランジとなし、前記感光体ドラムと前記
フランジ間には、前記段付きフランジを前記感光体ドラ
ムに圧入後に、前記段付きフランジの第2の外径と前記
感光体ドラムの外径間にわたって配設されるスプリング
クラッチのような係合手段により、前記感光体ドラムの
回転方向では、前記感光体ドラムと前記フランジとを互
いに固定し、前記感光体ドラムの軸方向では、前記感光
体ドラムと前記フランジとを離脱可能に保持する感光体
装置が記載されている。
【0004】しかしながら、特開平6−250576号
公報記載の技術はドラムとフランジ部材は傷付けずに分
解することが難かしく、また、感光体ドラム内周に圧接
する渦巻きばねの弾性によりフランジを固定する前記特
開平7−44060号公報記載の技術、スプリングクラ
ッチにより感光体ドラムを外側から締付けてフランジを
固定する同特開平8−63080号公報記載の技術、及
び、弾性部材の反発力により接触子を感光体ドラム内側
に押し当ててフランジを固定する同特開平7−1997
29号公報記載の技術は、感光体ドラムとフランジの組
立体を安定に保持することが難しい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
は、上記の従来技術の欠点に鑑み、フランジ部材がなく
ても感光体ドラムを安定して駆動でき、容易且つ、確実
にアースを得ることができ、また、組立性を向上させる
ことができる感光体ドラム回転機構を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、本発明の
(1)「電子写真複写装置の感光体ドラムの回転駆動
が、フランジ部材なしで、回転駆動軸の回転力による前
記感光体ドラム内径面への食い込みが実行される機構を
介して軸固定及び感光体ドラムの回転が行われることを
特徴とする電子写真複写装置の感光体ドラム回転機
構」、(2)「電子写真複写装置の感光体ドラムの回転
駆動が、フランジ部材なしで、回転駆動軸のドラム内部
への軸挿入方向の力によって、感光体ドラム内径面への
食い込みが実行される機構を介して軸固定及び感光体ド
ラムの回転が行われることを特徴とする電子写真複写装
置の感光体ドラム回転機構」、(3)「前記感光体ドラ
ムの駆動力伝達装置として、1つ若しくは複数のラック
アンドピニオン機構を有し、駆動軸回転により、ピニオ
ンが回転し、ラック部がドラム内径に喰い付き、感光体
ドラムが駆動力を得ることを特徴とする前記(1)項又
は(2)項に記載の感光体ドラム回転機構」、(4)
「前記感光体ドラムの駆動力伝達装置として、1つ若し
くは複数の偏心した円板を有し、伝達装置の回転によ
り、この偏心円板がドラム内径に喰い付き、感光体ドラ
ムが駆動力を得ることを特徴とする前記(1)項又は
(2)項に記載の感光体ドラム回転機構」及び(5)
「前記感光体ドラムの駆動力伝達装置として、1つ若し
くは複数のラックアンドピニオン機構を有し、ドラム内
に伝達装置部が入る軸方向の動きにより、ピニオンが回
転し、ラック部がドラム内径に喰い付き、感光体ドラム
が駆動力を得ることを特徴とする前記(1)項又は
(2)項に記載の感光体ドラム回転機構」によって達成
される。
【0007】また前記課題は本発明の(6)「前記感光
体ドラムの駆動力伝達装置として、1つ若しくは複数の
偏心した円板を有し、ドラム内に伝達装置部が入る動き
により、この偏心円板がドラム内径に喰い付き、感光体
ドラムが駆動力を得ることを特徴とする前記(1)項又
は(2)項に記載の電子写真装置」、(7)「前記感光
体ドラムが、内径面に弾性材料を塗付もしくは貼り付け
ることを特徴とする前記(1)項又は(2)項に記載の
感光体ドラム回転機構」、(8)「前記感光体ドラムの
アース方式として駆動力伝達装置を、金属導電性樹脂等
の導電性材料とすることによりアースを得ることを特徴
とする前記(1)項又は(2)項に記載の感光体ドラム
回転機構を有する電子写真装置」、(9)「前記感光体
ドラムのアース方式としてユニット側受け部材を金属導
電性樹脂等の導電性材料とすることによりアースを得る
ことを特徴とする前記(1)項又は(2)項に記載の感
光体ドラム回転機構を有する電子写真装置」及び(1
0)「前記感光体ドラムの固定部材として、カラー状の
部材を使用する場合、カラー円筒形状部の1部を少なく
とも180°間切り欠き、ユニットケースへの感光体ド
ラム組付け時の仮り置き場所とすることで組立時の感光
体への傷付け等を防止することを特徴とする前記(1)
項又は(2)項に記載の感光体ドラム回転機構を有する
電子写真装置」によって解決することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面によって詳細
に説明する。図1は、本発明の感光体ドラム回転機構の
1例を示す概要図である。この感光体ドラム回転機構は
駆動力伝達装置として、感光体ドラム(1)の駆動軸
(2)に取付けられた親ギヤ(3)に噛合する1つ若し
くは複数のラックアンドピニオン機構を有する。すなわ
ち、親ギヤ(3)にはピニオンギヤ(4)が噛合しこの
ピニオンギヤ(4)にはピニオンラック(5)が噛合し
ている。図1において、感光体ドラム(1)を矢印のよ
うに時計回り方向に回転させようとした場合、駆動軸
(2)に取り付けられた親ギヤ(3)が、ピニオンギヤ
(4)を時計と反対回り方向に回転させられ、このピニ
オンギヤ(4)はラック(5)を矢印のようにドラム
(1)に押し付ける方向に動かすため、ピニオンラック
(5)の頂部(6)はドラム(1)内径に内接してこれ
に喰い付き、摩擦によって感光体ドラム(1)は駆動軸
(2)と一体に動くようになり、斯して、感光体ドラム
の回転駆動が、フランジ部材なしで、回転駆動軸の回転
力による前記感光体ドラム内径面への食い込みが実行さ
れ、フランジ部材なしで回転駆動軸のドラム内部への軸
挿入方向の力によって、感光体ドラム内径面への食い込
みが実行される。ドラム(1)と駆動軸伝達部を外す場
合には、駆動軸(2)を逆回転させれば、ラック(5)
がドラム(1)の内壁から離れ、駆動力伝達部からドラ
ム(1)がフリーの状態になる。逆回転にて、ドラムは
フリーとなるため、逆回転モードのない低価格の電子写
真への使用が好ましい。図1には説明の都合上ラックア
ンドピニオン機構が1つ示されているが、かようなラッ
クアンドピニオン機構は1つでなく、複数個設けること
ができ、感光体の電子写真装置内での良好な位置決め等
のために複数個設けることができる。
【0009】図2は、本発明の感光体ドラム回転機構の
他の1例を示す概要図である。この例における回転機構
は、1つ若しくは複数の偏心円板(7)を有し、伝達装
置の回転によりこの偏心円板(7)がドラム(1)内径
に喰い付き感光体ドラム(1)が駆動力を得るもの(図
2a)である。すなわち、図2aの例においては駆動軸
(2)には偏心円板支持部材(8)が取付けられてお
り、偏心円板(7)は偏心軸(9)を介して支持部材
(8)上に回動可能に取付けられているが、駆動軸
(2)の回転により支持部材(8)が回転しようとする
と偏心軸(9)にピボット止めされた偏心円板(7)が
ドラム(1)内径に摩擦により喰い付くように偏心回動
し、斯して駆動軸(2)からの駆動力はドラム(1)に
伝達される。支持部材(8)は図中では円板型に描かれ
ているが円板型でなくとも無論よい。この場合も、駆動
軸(2)の逆回転にて、ドラム(1)はフリーとなるた
め、この例の回転機構も逆回転モードのない低価格の電
子写真への使用が好ましい。また、駆動軸(2)の回転
力は使用せず偏心円板(7)とドラム(1)内径面と摩
擦による偏心円板の回転によりドラム(1)への押し付
け力が発生するもの(図2b)とすることができる。こ
の場合には偏心円板(7)は、その弛み方向への回動
は、止めピン(10)に係合された回動阻止部材(8)
の張力により阻止され、駆動軸(2)の回転方向と関係
なくドラム(1)への押し付け力が発生する。したがっ
て、回動阻止部材(8)の偏心円板(7)上での係合位
置は偏心軸より外側の長径軸付近であればどこであって
も差し支えない。図2bでは説明の都合上、1つの回動
阻止部材(8)が2つの偏心円板(7)の回動を阻止し
ているが、1つの回動阻止部材(8)が1つの偏心円板
(7)に設けられていてもよく、図の例において4つの
偏心円板(7)のうち2つだけを止めピン(10)に係
合し他の2つの偏心円板(7)は係合しなくてもよい。
このような回動阻止部材は弾性体又は非弾性体であって
良く、また、図2aの回転機構に設けることができる。
【0010】図3は、本発明の感光体ドラム回転機構の
さらに他の1例を示す概要図である。この例において
は、1つ若しくは複数のラックアンドピニオン機構が感
光体ドラム(1)の駆動力伝達装置としての駆動軸
(2)に取付けられている点では図1の回転機構例と若
干似たところもあるが、さらに親ラック(12)を有し
これに噛合するピニオンギヤ−ピニオンラックの方向が
図1の回転機構例と逆になっている点で全く異なる。す
なわちこの例においては、回転機構は駆動軸(2)上に
軸方向に沿って親ラック(12)が取付けられこれに噛
合するピニオンギヤ(4)にさらに噛合するピニオンラ
ック(5)からなり、ドラム(1)内に伝達装置部
(2)が入る軸方向の動きにより、ピニオンギヤ(4)
が回転してピニオンラック(5)を上げ、ピニオンラッ
ク(5)の頂部(6)がドラム(1)内径に喰い付き、
感光体ドラム(1)が駆動力を得るものである。したが
ってこの場合、感光体ドラム(1)の回転方向とは関係
なく伝達部(2)をドラム(1)内に挿入する操作に
て、親ラック(12)がピニオンギヤ(4)を回転さ
せ、このピニオン(4)がラック(5)をドラム内径面
に押し付け、ドラム(1)回転力をどちらの方向へも伝
えることが可能になる。
【0011】図4は、本発明の感光体ドラム回転機構の
さらに他の1例を示す概要図である。この例は、1つ若
しくは複数の偏心した円板を有し、ドラム内に伝達装置
部が入る動きにより、この偏心円板がドラム内径に喰い
付き、感光体ドラムが駆動力を得るものの例である。こ
の例においては回転機構は駆動軸(2)上に軸方向に沿
って取付けられた偏心円板支持部材(8)を有し、偏心
円板(7)は偏心軸(9)を介して前記支持部材(8)
上に回動可能に取付けられているが、駆動軸(2)がド
ラム内(1)に入る動きにより、偏心軸(9)にピボッ
ト止めされた偏心円板(7)がドラム(1)内径に喰い
付くように偏心回動し、斯して駆動軸(2)からの駆動
力はドラム(1)に伝達される。支持部材(8)は図中
では円板型に描かれているが円板型でなくとも無論よ
い。この例の場合も感光体ドラム(1)の回転方向とは
関係なく、伝達部(2)をドラム(1)内に挿入する操
作にて偏心円板(7)がドラム(1)内径に喰い付くよ
うに偏心回動し、偏心円板(7)の円周部がドラム内径
面に押し付けられるため、ドラム(1)回転力をどちら
の方向へも伝えることが可能になる。
【0012】上記各例に示されるような本発明の回転機
構においては、感光ドラム(1)内径面に弾性材料から
なる層を設けて、上記各回転機構による駆動力伝達をよ
り確実なものとすることができる。さらに、ピニオンラ
ック(5)はその頂部(6)に粗面加工等の摩擦力増大
化処理を施すことにより、或いは、偏心円板(7)の円
周側面の全面或いは好ましくはドラム(1)の内径に圧
接喰い込む部分にのみ粗面加工等の摩擦力増大化処理を
施すことによって駆動力伝達をさらにより確実なものと
することができる。
【0013】また、ドラム(1)の内径若しくは端面と
駆動軸(2)に接触する部材の材質を導電性とすること
によって、駆動軸(2)よりアースを確実に得ることが
できる。さらに、図5に示されるように、本発明の回転
機構を有する感光ドラムユニット(1)を電子写真装置
の固定部材(14)に組み込む際、該ユニットを受ける
ためのユニット受け部材(13)を金属導電性樹脂等の
導電性材料とすることによって、アースをより確実に得
ることができる。
【0014】また、図5に示されるように、前記感光体
ドラム(1)の固定部材(14)として、カラー状の部
材を使用する場合、カラー円筒形状部の1部を例えば少
なくとも180°間切り欠き、ユニットケースへの感光
体ドラム組付け時の仮り置き場所とすることで、組立時
の作業性をアップすることができ、感光体への傷付け等
を確実に防止することが可能となる。
【0015】
【発明の効果】以上、詳細かつ具体的に説明したよう
に、本発明によれば、感光体ドラムが圧入、接着等にて
固定されるフランジ部材を有さないため、リサイクル性
が格段に改良され、ラックアンドピニオン機構により、
ドラム内径部に駆動力を伝えるため、フランジ部材がな
くとも、感光体ドラムを駆動することができ、偏心円板
を用いた機構で、ドラム内径部に駆動力を伝えるため、
さらに簡素な部品構成でフランジ部材がない感光体を駆
動することができ、軸方向のラックアンドピニオンの動
きにより、ドラム内径部に駆動力を伝えるため、フラン
ジ部材がなくとも、感光体ドラムを自由な方向に回転さ
せることができ、軸方向の偏心円板の回転により、ドラ
ム内径部に駆動力を伝えるため、さらに簡素な部品構成
でフランジ部材がない感光体ドラムを自由な方向に回転
させることができ、ドラム内径面に、弾性材料を塗付又
は貼り付けているため、および、所要箇所に摩擦力向上
処理を施し、更に確実な駆動力を得ることができ、駆動
力伝達装置の構成部品を導電性材料とするため、容易且
つ確実なアースが得られ、ドラム受け部材の材質を導電
性にするため、さらに容易かつ確実にアースを得ること
ができ、感光体ドラムの固定部材において、円筒形状部
の1部を少なくとも180°間切り欠き、組付け時のド
ラム仮り置き場所とすることで、組立時の感光体への傷
付け等を防止することができるという極めて優れた効果
が達成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の感光体ドラム回転機構の1例を示す概
要図である。
【図2】本発明の感光体ドラム回転機構の他の1例を示
す概要図である。
【図3】本発明の感光体ドラム回転機構のさらに他の1
例を示す概要図である。
【図4】本発明の感光体ドラム回転機構のさらに他の1
例を示す概要図である。
【図5】本発明の回転機構を有する感光ドラムユニット
を電子写真装置に組み込む際の機構例を示す概要図であ
る。
【符号の説明】
1 感光ドラム 2 駆動軸 3 親ギヤー 4 ピニオンギヤー 5 ピニオンラック 6 ラック頂部 7 偏心円板 8 偏心円板支持部材 9 偏心軸 10 止めピン 11 偏心円板回転阻止部材 12 親ラック 13 感光ドラム受け部 14 感光ドラム固定部材

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真複写装置の感光体ドラムの回転
    駆動が、フランジ部材なしで、回転駆動軸の回転力によ
    る前記感光体ドラム内径面への食い込みが実行される機
    構を介して軸固定及び感光体ドラムの回転が行われるこ
    とを特徴とする電子写真複写装置の感光体ドラム回転機
    構。
  2. 【請求項2】 電子写真複写装置の感光体ドラムの回転
    駆動が、フランジ部材なしで、回転駆動軸のドラム内部
    への軸挿入方向の力によって、感光体ドラム内径面への
    食い込みが実行される機構を介して軸固定及び感光体ド
    ラムの回転が行われることを特徴とする電子写真複写装
    置の感光体ドラム回転機構。
  3. 【請求項3】 前記感光体ドラムの駆動力伝達装置とし
    て、1つ若しくは複数のラックアンドピニオン機構を有
    し、駆動軸回転により、ピニオンが回転し、ラック部が
    ドラム内径に喰い付き、感光体ドラムが駆動力を得るこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の感光体ドラム回
    転機構。
  4. 【請求項4】 前記感光体ドラムの駆動力伝達装置とし
    て、1つ若しくは複数の偏心した円板を有し、伝達装置
    の回転により、この偏心円板がドラム内径に喰い付き、
    感光体ドラムが駆動力を得ることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の感光体ドラム回転機構。
  5. 【請求項5】 前記感光体ドラムの駆動力伝達装置とし
    て、1つ若しくは複数のラックアンドピニオン機構を有
    し、ドラム内に伝達装置部が入る軸方向の動きにより、
    ピニオンが回転し、ラック部がドラム内径に喰い付き、
    感光体ドラムが駆動力を得ることを特徴とする請求項1
    又は2に記載の感光体ドラム回転機構。
  6. 【請求項6】 前記感光体ドラムの駆動力伝達装置とし
    て、1つ若しくは複数の偏心した円板を有し、ドラム内
    に伝達装置部が入る動きにより、この偏心円板がドラム
    内径に喰い付き、感光体ドラムが駆動力を得ることを特
    徴とする請求項1又は2に記載の電子写真装置。
  7. 【請求項7】 前記感光体ドラムが、内径面に弾性材料
    を塗付もしくは貼り付けることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の感光体ドラム回転機構。
  8. 【請求項8】 前記感光体ドラムのアース方式として駆
    動力伝達装置を、金属導電性樹脂等の導電性材料とする
    ことによりアースを得ることを特徴とする請求項1又は
    2に記載の感光体ドラム回転機構を有する電子写真装
    置。
  9. 【請求項9】 前記感光体ドラムのアース方式としてユ
    ニット側受け部材を金属導電性樹脂等の導電性材料とす
    ることによりアースを得ることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の感光体ドラム回転機構を有する電子写真装
    置。
  10. 【請求項10】 前記感光体ドラムの固定部材として、
    カラー状の部材を使用する場合、カラー円筒形状部の1
    部を少なくとも180°間切り欠き、ユニットケースへ
    の感光体ドラム組付け時の仮り置き場所とすることで組
    立時の感光体への傷付け等を防止することを特徴とする
    請求項1又は2に記載の感光体ドラム回転機構を有する
    電子写真装置。
JP9092849A 1997-03-28 1997-03-28 感光体ドラム回転機構及びそれによる電子写真装置 Pending JPH10268704A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9092849A JPH10268704A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 感光体ドラム回転機構及びそれによる電子写真装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9092849A JPH10268704A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 感光体ドラム回転機構及びそれによる電子写真装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10268704A true JPH10268704A (ja) 1998-10-09

Family

ID=14065883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9092849A Pending JPH10268704A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 感光体ドラム回転機構及びそれによる電子写真装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10268704A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009217226A (ja) * 2007-05-17 2009-09-24 Ntn Corp 感光ドラムのアース装置と画像形成装置の感光ドラムユニット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009217226A (ja) * 2007-05-17 2009-09-24 Ntn Corp 感光ドラムのアース装置と画像形成装置の感光ドラムユニット
JP2013101385A (ja) * 2007-05-17 2013-05-23 Ntn Corp 感光ドラムのアース装置と画像形成装置の感光ドラムユニット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007298590A (ja) 感光体ドラム
JP6959358B2 (ja) 動力受けユニット、回転部材、プロセスカートリッジ、装着方法及び取外方法
WO2013140467A1 (ja) 電子写真感光体
JPH10268704A (ja) 感光体ドラム回転機構及びそれによる電子写真装置
JPH08328280A (ja) 電子写真用感光体の円筒状支持体
US8254801B2 (en) Grounding assembly for a drum in an image forming apparatus
JP2690183B2 (ja) 像担持体の取付方法及びプロセスカートリッジ
JP3513303B2 (ja) 回転部材及びプロセスカートリッジ及び画像形成装置
JP3656667B2 (ja) 電子写真方式の像担持体及びこれを用いた画像形成装置
JP3368703B2 (ja) 感光体ドラムの固定構造
JP3632144B2 (ja) 画像形成装置の駆動装置
JP3184643B2 (ja) 現像装置とそれを装着したプロセスカートリッジ及び現像バイアス電圧伝達部材
JP2003042178A (ja) 駆動入力部材及びその取り付け方法及びそれらを用いた画像形成装置
JPH0572955A (ja) 画像形成装置
JP2001249574A (ja) 樹脂フランジ及びそれを備えた円筒形電子写真用感光体
JP4132452B2 (ja) 円筒体の締結構造及びこれを用いた画像形成装置
KR910003776B1 (ko) 전자석으로 조절되는 스프링 클러치 장치
JPH10207292A (ja) 電子写真感光体用フランジ
JPH0710190B2 (ja) 超音波モータ
JP3367217B2 (ja) 電子写真用感光ドラム装置
JPH06110361A (ja) 電子写真感光体用フランジおよびその装着方法
JP3348803B2 (ja) 感光体支持装置
JPS6239409Y2 (ja)
JP3550633B2 (ja) 画像形成装置
JPH09146410A (ja) 電子写真装置