JPH10268607A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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Publication number
JPH10268607A
JPH10268607A JP9067819A JP6781997A JPH10268607A JP H10268607 A JPH10268607 A JP H10268607A JP 9067819 A JP9067819 A JP 9067819A JP 6781997 A JP6781997 A JP 6781997A JP H10268607 A JPH10268607 A JP H10268607A
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JP
Japan
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intermediate transfer
electrostatic image
image carrier
carrier
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Pending
Application number
JP9067819A
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English (en)
Inventor
Shuya Kimura
修也 木村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像のこすれや色ずれの少ないカラー画像形
成装置を得ることを目的としている。 【解決手段】 カラー画像形成装置は、第1転写部9に
おいて感光ドラム5から転写ベルト5に1次転写を複数
回行った後、第2転写部4において重ねられたトナー像
を転写ベルト1から記録用紙3に2次転写するものであ
り、2次転写バックアップローラー11の半径をr、記
録用紙3の搬送速度V、感光ドラム5の回転速度をn,
半径をR、転写ベルト1の厚さをt、としたとき、 R=(60/2πn)*((r+t/2)/(r+
t))*V−t/2 とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シート状の中間
転写体を用いてカラー画像を形成するカラー画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、例えば特開平4−194958
号公報に示された従来のカラー画像形成装置を示す説明
図である。図6において、1はトナー像を担持するシー
ト状の転写ベルト、2は第2転写バックアップローラ
ー、3は記録用紙、4はコロナ放電を利用して転写ベル
ト1上のトナー像を記録用紙3に転写するための第2転
写器、5は感光ドラム、6はコロナ放電を利用して感光
ドラム1を帯電させるための帯電器、7は帯電した感光
ドラム5を露光して除電するためのレーザー光、8a〜
8dはレーザー光7で除電された部分をトナーで現像す
るための現像機、9はコロナ放電を利用して感光ドラム
5上のトナー像を転写ベルト1に転写するための第1転
写器、10は感光ドラム5の清掃装置、14は転写ベル
ト1の清掃装置、15は清掃用バックアップローラー、
16a〜16cは転写ベルト1を支持する支持ローラ
ー、19a〜19dは記録用紙3を図中矢印Bの方向に
搬送する搬送ローラーである。
【0003】次に従来のカラー画像形成装置の動作につ
いて説明する。まず、図中矢印Cの方向に回転している
感光ドラム5を、帯電器6で発生させたコロナ放電によ
り帯電させる。ついで、感光ドラム5の帯電した部分を
レーザー光7で露光、除電して、静電気像を形成する。
現像機8a、8b、8c、8dには、それぞれ異なった
色の現像剤をセットし(例えば8aにはブラック、8b
にはシアン、8cにはマゼンタ、8dにはイエロー)、
例えば、まず現像機8dにより静電気像をイエロートナ
ーで現像する。ついで、第1帯電器9で電界を発生さ
せ、感光ドラム5上のイエロートナー像を転写ベルト1
上に移動させる。その後、転写ベルト1を図中矢印Aの
方向に搬送し続けながら、清掃装置10により感光ドラ
ム5の表面に残留したトナーや電荷を除去し、感光ドラ
ム5を初期の状態に戻す。
【0004】ついで、初期状態に戻した感光ドラム5を
再び帯電器6で帯電させ、レーザー光7で静電気像を形
成し、今回はその静電気像を第2色目の現像機(例えば
マゼンタのトナーをセットした現像機8c)により現像
して、第1転写器9によりこのマゼンタトナー像を転写
ベルト1に転写する。このとき、2色目のマゼンタ画像
を1色目のイエロー画像に正確に重ねるために、図中矢
印Dで示した転写位置に転写ベルト1上のイエロー画像
の先端と、感光ドラム5上のマゼンタ画像の先端が同時
に来るようにタイミングを計算して、レーザー光7の露
光開始のタイミングを決定する。同様にして、3色目と
4色目を転写ベルト1の上で重ねてカラー画像を完成さ
せ、最後にこのカラー画像を第2転写器4を使って記録
用紙3に1度に転写する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のカラー画像形成
装置においては、転写ベルト1の厚さtを、感光ドラム
5及び第2転写バックアップローラー2の半径に比較
し、十分薄いものとしていた。したがって、カラー画像
の画質に対する要求が増すにつれ、転写ベルト1の厚さt
を考慮していないので、画像が乱れるという問題があっ
た。例えば、図5に示すように、第2転写部においてシ
ート状の転写ベルト1を第2転写バックアップローラー
2に巻き付けて搬送するために、転写ベルト1のトナー
画像担持面は、転写ベルト1の中心線よりも転写ベルト
1の厚さの半分(t/2)だけ大きな半径で搬送される
ことになり、転写ベルト1の画像担持面は転写ベルト1
の中心線速度Vbよりも早い速度で移動することにな
る。したがって、転写ベルト1の中心線速度Vbと記録
用紙3の搬送速度Vpを同一として装置を設計すると、
転写ベルト1と記録用紙3の間に速度差が生じるので、
転写するときに画像がこすれて乱れるという問題点があ
った。
【0006】また同様に、図6に示すように、感光ドラ
ム5に巻き付けるようにして転写ベルト1を搬送するた
めに、転写ベルト1の画像担持面は転写ベルト1の中心
線よりも転写ベルト1の厚さの半分(t/2)だけ小さ
い半径で搬送されることになり、転写ベルト1の画像担
持面は転写ベルト1の中心線速度Vbよりも遅い速度で
移動することになる。したがって、転写ベルト1の中心
線速度Vbと感光ドラム5の表面速度Vdを同一として
装置を設計すると、転写ベルト1と感光ドラム5の間に
速度差が生じるので、感光ドラム5から転写ベルト1に
トナー画像を転写するときに画像がこすれて乱れたり、
色ずれが生じるという問題点があった。また、各色の画
像の記録開始のタイミングが正確ではないと、転写ベル
ト上の同じ位置で複数のトナー画像を正確に重ねること
ができず、色ずれが生じるという問題点もあった。
【0007】この発明は係る問題点を解決するためにな
されたものであり、中間転写体の厚さを考慮することに
より、画像のこすれや色ずれの少ないカラー画像形成装
置を得ることを目的としている。また、中間転写体の厚
さを考慮しするとともに、中間転写体の移動速度によら
ず、転写材の移動速度から静電像坦体の半径を決定で
き、かつ、画像のこすれや色ずれの少ないカラー画像形
成装置を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカラー画像
形成装置は、トナー像を坦持する静電像担体と、第1転
写部において前記静電像坦体に沿って移動し、第2転写
部において第2転写バックアップローラに沿って移動す
るシート状の中間転写体とを備え、前記第1転写部にお
いて前記静電像坦体から前記中間転写体に1次転写を複
数回行った後、前記第2転写部において重ねられたトナ
ー像を前記中間転写体から転写材に2次転写するカラー
画像形成装置において、前記2次転写バックアップロー
ラーの半径をr、前記転写材の搬送速度V 、前記静電
像担体の回転速度をn、前記中間転写体の厚さをt、前
記静電像担体の半径Rとしたとき、R=(60/2π
n)*((r+t/2)/(r+t))*V−t/2と
するものである。
【0009】また、中間転写体の中心線移動速度をV
b、中間転写体の厚さをt、2次転写バックアップロー
ラーの半径をr、r転写材の搬送速度Vとしたとき、
V=Vb*((r+t)/(r+t/2))とするもの
である。また、静電像担体の回転速度をn、中間転写体
の中心線移動速度をVb、中間転写体の厚さをt、静電
像担体の半径Rとしたとき、R=(60*Vb/2π
n)−t/2とするものである。
【0010】また、静電像担体に対して中間転写体の移
動方向下流側に設けた中間転写体の駆動ローラーと、こ
の駆動ローラの下流側に設けられ付勢手段により付勢さ
れた位置可変ローラーとを有し、駆動ローラーの回転数
をN、静電像担体の半径をR、静電像担体の回転数を
n、中間転写体の厚さをt、駆動ローラーの半径Lとし
たとき、L>(n*(R+t/2)/N)−t/2とす
るとともに、駆動ローラー近傍の静電像担体側で中間転
写体表面に設けたマークを検出するものである。さらに
また、静電像担体に対して中間転写体の移動方向上流側
に設けた中間転写体の駆動ローラーと、この駆動ローラ
の上流側に設けられ付勢手段で付勢された位置可変ロー
ラーとを有し、駆動ローラーの回転数をN[rpm]、
静電像担体の半径をR、静電像担体の回転数をn[rp
m]、中間転写体の厚さをt、駆動ローラーの半径をL
としたとき、L<(n*(R+t/2)/N)−t/2
とするとともに、駆動ローラー近傍の静電像担体側で中
間転写体表面に設けたマークを検出するようにしたもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の一実施の形態を示す説
明図である。図において、1bは転写ベルト1(中間転
写体)の表面に設けられ、タイミング検出に用いられる
マーク、4はコロナ放電を利用して転写ベルト1上のト
ナー像を記録用紙3(転写材)に転写するための第2転
写器(第2転写部)、9はコロナ放電を利用して感光ド
ラム5(静電像坦体)上のトナー像を転写ベルト1に転
写するための第1転写器(第1転写部)、11は図示さ
れていない駆動装置によって転写ベルト1を搬送する駆
動ローラー、12はバネ13(付勢手段)により付勢さ
れて転写ベルト1のたるみを取るための位置可変ローラ
ー、18は転写ベルト1の表面のマーク1bを検知する
位置を示す矢印である。なお、その他の構成は上記従来
装置での説明と同様のものであるのでその説明を省略す
る。また、マーク1bは転写ベルト1に対して厚みがあ
ってもよいが、厚みがない方が好ましい。
【0012】この装置では、転写ベルト1の中心線移動
速度をVb、転写ベルト1の厚さをt、第2転写バック
アップローラー2の半径をrとしたとき、記録用紙3の
搬送速度V=Vb*((r+t)/(r+t/2))と
なるように用紙搬送ローラー19a〜19dを構成し
た。このように構成されたカラー画像形成装置では、第
2転写バックアップローラー2に巻き付いた転写ベルト
1の画像担持面の速度と記録用紙の速度とが一致するの
で、乱れを生じさせずにカラー画像を転写ベルト1から
記録用紙3に転写することができる。
【0013】またこの装置では、感光ドラム5の回転速
度をn[rpm]、転写ベルト1の中心線移動速度をV
b、転写ベルト1の厚さをtとしたとき、感光ドラム5
の半径R=(60*Vb/2πn)−t/2 となるよ
うに構成した。このように構成されたカラー画像形成装
置では、感光ドラム5の表面速度と、感光ドラム5に巻
き付いた転写ベルト1の画像担持面の速度とが一致する
ので、感光ドラム5の回転速度nを変えることなく、乱
れや色ずれを生じさせずにトナー画像を感光ドラム5か
ら転写ベルト1に転写することができる。一般に感光ド
ラム5の駆動系はギヤやタイミングプーリーで構成され
るため、その駆動系の減速比は整数:整数となり、減速
比を自由に決めることはできない。したがって、感光ド
ラム5の駆動系の減速比を調整して感光ドラム5の回転
速度nを変え、感光ドラム5の表面速度と転写ベルト1
の画像担持面の速度とを一致させるのは極めて難しい。
【0014】また、2次転写バックアップローラー11
の半径をr、記録用紙3の搬送速度V、感光ドラム5の
回転速度をn、転写ベルト1の厚さをtとしたとき、感
光ドラム5の半径R=(60/2πn)*((r+t/
2)/(r+t))*V−t/2とする。このように構
成されたカラー画像形成装置では、第2転写バックアッ
プローラー2に巻き付いた転写ベルト1の画像担持面の
速度と記録用紙の速度とが一致し、かつ、感光ドラム5
の表面速度と、感光ドラム5に巻き付いた転写ベルト1
の画像担持面の速度とが一致するので、転写ベルト5の
移動速度Vbによらず、記録用紙3の移動速度から感光
ドラム5の半径Rを決定することができ、かつ、、乱れ
や色ずれを生じさせずにトナー画像を感光ドラム5から
転写ベルト1に転写することができる。
【0015】またこの装置では、転写ベルト駆動ローラ
ー11を転写ベルト1の移動方向(図中矢印A)に対し
て感光ドラム5の下流側に設けるとともに、その下流側
に転写ベルト1のたるみを取るためのバネ13で付勢さ
れた位置可変ローラー12を設けるとともに、転写ベル
ト駆動ローラー11の回転数をN[rpm],感光ドラ
ム5の半径をR、感光ドラム5の回転数をn[rp
m]、転写ベルト1の厚さをtとしたとき、転写ベルト
駆動ローラー11の半径Lを(n*(R+t/2)/
N)− t/2 よりも大きくするとともに、転写ベルト
駆動ローラー11近傍(直近)の感光ドラム5側で転写
ベルト1表面のマーク1bを検出するように構成した。
このように構成されたカラー画像形成装置では、転写ベ
ルト1がピンと張った状態で、転写ベルト1を支持する
ローラーの近傍で転写ベルト1のマーク1bを検出でき
るので、ゆるみや振動が少ない状態で転写ベルトの正確
な位置を検出することが可能になり、感光ドラム5上の
トナー画像を転写ベルト1上のトナー画像に重ねるため
のタイミング計算が正確にできるようになるので、色ず
れの少ないカラー画像を得ることができる。
【0016】実施の形態2.図2はこの発明の他の実施
の形態を示す説明図である。図において、転写ベルト駆
動ローラー11を転写ベルト1の移動方向(図中矢印
A)に対して感光ドラム5の上流側に設け、その上流側
に転写ベルト1のたるみを取るためのバネ13で付勢さ
れた位置可変ローラー12を設けた。その他の構成は実
施の形態1と同様であるのでその説明を省略する。
【0017】転写ベルト駆動ローラー11の回転数をN
[rpm],感光ドラム5の半径をR、感光ドラム5の
回転数をn[rpm]、転写ベルト1の厚さをtとした
とき、転写ベルト駆動ローラー11の半径Lを(n*
(R+t/2)/N)− t/2 よりも小さくするとと
もに、転写ベルト駆動ローラー11近傍の感光ドラム5
側で転写ベルト1表面のマーク1bを検出するように構
成した。このように構成されたカラー画像形成装置で
は、転写ベルト1にゆるみや振動が少ない状態で転写ベ
ルト1のマーク1bを検出できるので、転写ベルト1の
正確な位置の検出が可能になり、感光ドラム5上のトナ
ー画像を転写ベルト1上のトナー画像に重ねるためのタ
イミング計算が正確にできるようになるので、色ずれの
少ないカラー画像を得ることができる。
【0018】実施の形態3.図3はこの発明の他の実施
の形態を示す説明図である。図において、17は回転負
荷を持った負荷ローラーである。その他の構成は実施の
形態2と同様であるのでその説明を省略する。このよう
に構成されたカラー画像形成装置では、転写ベルト1に
ゆるみや振動が少ない状態で転写ベルト1のマーク1b
を検出できるので、転写ベルト1の正確な位置の検出が
可能になり、感光ドラム5上のトナー画像を転写ベルト
1上のトナー画像に重ねるためのタイミング計算が正確
にできるようになるので、色ずれの少ないカラー画像を
得ることができる。
【0019】なお、上述の説明では、静電像坦体とし
て、感光ドラム5の場合について説明したが、ベルト方
式のものであってもよい。このときには、感光ドラム5
の半径に代えて、第1転写部での転写ベルト5との接触
部における極率半径を用いればよい。
【0020】
【発明の効果】本発明に係るカラー画像形成装置は、ト
ナー像を坦持する静電像担体と、第1転写部において前
記静電像坦体に沿って移動し、第2転写部において第2
転写バックアップローラに沿って移動するシート状の中
間転写体とを備え、前記第1転写部において前記静電像
坦体から前記中間転写体に1次転写を複数回行った後、
前記第2転写部において重ねられたトナー像を前記中間
転写体から転写材に2次転写するカラー画像形成装置に
おいて、前記2次転写バックアップローラーの半径を
r、前記転写材の搬送速度V 、前記静電像担体の回転
速度をn、前記中間転写体の厚さをt、前記静電像担体
の半径Rとしたとき、R=(60/2πn)*((r+
t/2)/(r+t))*V−t/2としたので、中間
転写体の厚さを考慮しするとともに、中間転写体の移動
速度によらず、転写材の移動速度から静電像坦体の半径
を決定でき、かつ、画像のこすれや色ずれの少ないカラ
ー画像形成装置を得ることができる。
【0021】また、中間転写体の中心線移動速度をV
b、中間転写体の厚さをt、2次転写バックアップロー
ラーの半径をr、転写材の搬送速度Vとしたとき、V=
Vb*((r+t)/(r+t/2))としたので、転
写材の搬送速度と中間転写体の画像担持面の移動速度が
同一になり、画像のこすれや色ずれの少ないカラー画像
形成装置を得ることができる。
【0022】また、静電像担体の回転速度をn、中間転
写体の中心線移動速度をVb、中間転写体の厚さをt、
静電像担体の半径Rとしたとき、R=(60*Vb/2
πn)−t/2としたので、静電像単体の表面速度と中
間転写体の画像担持面の移動速度が同一になり、画像の
こすれや色ずれの少ないカラー画像形成装置を得ること
ができる。
【0023】また、静電像担体に対して中間転写体の移
動方向下流側に設けた中間転写体の駆動ローラーと、こ
の駆動ローラの下流側に設けられ付勢手段により付勢さ
れた位置可変ローラーとを有し、駆動ローラーの回転数
をN、静電像担体の半径をR、静電像担体の回転数を
n、中間転写体の厚さをt、駆動ローラーの半径Lとし
たとき、 L>(n*(R+t/2)/N)−t/2と
するとともに、駆動ローラー近傍の静電像担体側で中間
転写体表面に設けたマークを検出するので、中間転写体
のたるみや速度変動、振動などが小さい状態で中間転写
体の基準位置を検出することができ、各色の画像の記録
開始のタイミングを精度良く決めることができ、画像の
こすれや色ずれの少ないカラー画像形成装置を得ること
ができる。
【0024】さらにまた、静電像担体に対して中間転写
体の移動方向上流側に設けた中間転写体の駆動ローラー
と、この駆動ローラの上流側に設けられ付勢手段で付勢
された位置可変ローラーとを有し、駆動ローラーの回転
数をN[rpm]、静電像担体の半径をR、静電像担体
の回転数をn[rpm]、中間転写体の厚さをt、駆動
ローラーの半径をLとしたとき、L<(n*(R+t/
2)/N)−t/2とするとともに、駆動ローラー近傍
の静電像担体側で中間転写体表面に設けたマークを検出
するようにしたので、中間転写体のたるみや速度変動、
振動などが小さい状態で中間転写体の基準位置を検出す
ることができ、各色の画像の記録開始のタイミングを精
度良く決めることができ、画像のこすれや色ずれの少な
いカラー画像形成装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す全体構成を示
す説明図である。
【図2】 この発明の実施の形態2を示す全体を示す説
明図である。
【図3】 この発明の実施の形態3を示す全体を示す説
明図である。
【図4】 従来のカラー画像形成装置の構成を示す全体
を示す説明図である。
【図5】 図4の第2転写部を示す部分拡大図である。
【図6】 図4の第2転写部を示す部分拡大図である。
【符号の説明】
1 転写ベルト、 2 第2転写バックアップローラ
ー、 3 記録用紙、 5 感光ドラム、 11
転写ベルト駆動ローラー、 12 位置可変ローラ
ー 13 バネ、 18 転写ベルトマーク検出位
置、 19記録用紙搬送ローラー

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー像を坦持する静電像担体と、第1
    転写部において前記静電像坦体に沿って移動し、第2転
    写部において第2転写バックアップローラに沿って移動
    するシート状の中間転写体とを備え、前記第1転写部に
    おいて前記静電像坦体から前記中間転写体に1次転写を
    複数回行った後、前記第2転写部において重ねられたト
    ナー像を前記中間転写体から転写材に2次転写するカラ
    ー画像形成装置において、 前記2次転写バックアップローラーの半径をr、前記転
    写材の搬送速度V 、前記静電像担体の回転速度をn、
    前記中間転写体の厚さをt、前記静電像担体の半径Rと
    したとき、 R=(60/2πn)*((r+t/2)/(r+
    t))*V−t/2 とすることを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 トナー像を坦持する静電像担体と、第1
    転写部において前記静電像坦体に沿って移動し、第2転
    写部において第2転写バックアップローラに沿って移動
    するシート状の中間転写体とを備え、前記第1転写部に
    おいて前記静電像坦体から前記中間転写体に1次転写を
    複数回行った後、前記第2転写部において重ねられたト
    ナー像を前記中間転写体から転写材に2次転写するカラ
    ー画像形成装置において、 前記中間転写体の中心線移動速度をVb、前記中間転写
    体の厚さをt、前記2次転写バックアップローラーの半
    径をr、前記転写材の搬送速度Vとしたとき、 V=Vb*((r+t)/(r+t/2)) とすることを特徴とするカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 トナー像を坦持する静電像担体と、第1
    転写部において前記静電像坦体に沿って移動し、第2転
    写部において第2転写バックアップローラに沿って移動
    するシート状の中間転写体とを備え、前記第1転写部に
    おいて前記静電像坦体から前記中間転写体に1次転写を
    複数回行った後、前記第2転写部において重ねられたト
    ナー像を前記中間転写体から転写材に2次転写するカラ
    ー画像形成装置において、 前記静電像担体の回転速度をn、前記中間転写体の中心
    線移動速度をVb、前記中間転写体の厚さをt、前記静
    電像担体の半径Rとしたとき、 R=(60*Vb/2πn)−t/2 とすることを特徴とするカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 トナー像を坦持する静電像担体と、第1
    転写部において前記静電像坦体に沿って移動し、第2転
    写部において第2転写バックアップローラに沿って移動
    するシート状の中間転写体とを備え、前記第1転写部に
    おいて前記静電像坦体から前記中間転写体に1次転写を
    複数回行った後、前記第2転写部において重ねられたト
    ナー像を前記中間転写体から転写材に2次転写するカラ
    ー画像形成装置において、 前記静電像担体に対して前記中間転写体の移動方向下流
    側に設けた前記中間転写体の駆動ローラーと、この駆動
    ローラの下流側に設けられ付勢手段により付勢された位
    置可変ローラーとを有し、 前記駆動ローラーの回転数をN、前記静電像担体の半径
    をR、前記静電像担体の回転数をn、前記中間転写体の
    厚さをt、前記駆動ローラーの半径Lとしたとき、 L>(n*(R+t/2)/N)−t/2 とするとともに、前記駆動ローラー近傍の静電像担体側
    で前記中間転写体表面に設けたマークを検出するように
    したことを特徴とするカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 トナー像を坦持する静電像担体と、第1
    転写部において前記静電像坦体に沿って移動し、第2転
    写部において第2転写バックアップローラに沿って移動
    するシート状の中間転写体とを備え、前記第1転写部に
    おいて前記静電像坦体から前記中間転写体に1次転写を
    複数回行った後、前記第2転写部において重ねられたト
    ナー像を前記中間転写体から転写材に2次転写するカラ
    ー画像形成装置において、 前記静電像担体に対して前記中間転写体の移動方向上流
    側に設けた前記中間転写体の駆動ローラーと、この駆動
    ローラの上流側に設けられ付勢手段で付勢された位置可
    変ローラーとを有し、 前記駆動ローラーの回転数をN[rpm]、前記静電像
    担体の半径をR、前記静電像担体の回転数をn[rp
    m]、中間転写体の厚さをt、前記駆動ローラーの半径
    をLとしたとき、 L<(n*(R+t/2)/N)−t/2 とするとともに、前記駆動ローラー近傍の静電像担体側
    で前記中間転写体表面に設けたマークを検出するように
    したことを特徴とするカラー画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102890439A (zh) * 2006-11-21 2013-01-23 株式会社理光 转印设备和成像装置
CN107703723A (zh) * 2016-08-08 2018-02-16 柯尼卡美能达株式会社 图像形成装置

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