JPH10268350A - アクティブマトリクス型液晶表示装置用基板およびそれを用いたアクティブマトリクス型液晶表示装置、アクティブマトリクス型表示装置用駆動回路並びに投写型表示装置 - Google Patents

アクティブマトリクス型液晶表示装置用基板およびそれを用いたアクティブマトリクス型液晶表示装置、アクティブマトリクス型表示装置用駆動回路並びに投写型表示装置

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JPH10268350A
JPH10268350A JP7420297A JP7420297A JPH10268350A JP H10268350 A JPH10268350 A JP H10268350A JP 7420297 A JP7420297 A JP 7420297A JP 7420297 A JP7420297 A JP 7420297A JP H10268350 A JPH10268350 A JP H10268350A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクティブマトリクス型液晶表示装置では、
画像信号が入力用端子からサンプルホールド回路まで中
継用配線に接続して伝送されるように構成されるが、時
定数のばらつきが大きいという不具合がある。 【解決手段】 互いに近接して配設された複数の画像信
号配線(V1〜V6)からこれと異なる比較的高抵抗の
導電膜の中継用配線(H1〜H6)を経て所望のサンプ
ルホールド回路(16)に信号を伝送する信号伝送路に
おいて、前記複数の画像信号配線(V1〜V6)と接続
された前記中継用配線(H1〜H6)の幅および長さを
等しく形成するとともに、前記中継用配線のみでは届か
ない信号経路に関しては、中継用配線の端部と信号供給
先の結合部との間をより抵抗値の低い導電膜からなる配
線(S1〜S6)によって接続させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子回路における
信号配線の時定数調整技術に関し、例えば薄膜トランジ
スタ(以下、TFTと称す。)を有した画素電極を駆動
する周辺駆動回路、或いは周辺駆動回路を備えたアクテ
ィブマトリクス型液晶表示装置、或いは該アクティブマ
トリクス型液晶表示装置を用いた投写型表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、アクティブマトリクス型液晶表示
装置としては、ガラス基板上にマトリクス状に画素電極
を形成すると共に、各画素電極に対応してアモルファス
シリコンやポリシリコンを用いたTFTを形成して、各
画素電極にTFTにより電圧を印加して液晶を駆動する
ようにした構成のアクティブマトリクス型液晶表示装置
が実用化されている。このうちポリシリコンTFTを用
いたアクティブマトリクス型液晶表示装置は、外部から
入力される画像信号をサンプリングしてデータ線に伝送
するためのTFTや該TFTを順番にオン、オフ制御す
るシフトレジスタ回路等の周辺駆動回路を構成する相補
型TFT(以下、CMOS型TFTと称す。)を画素駆
動用TFTとともに同一プロセスで同一基板上に集積形
成することが可能なため、近年広く実用化されるように
なってきている。
【0003】また、アクティブマトリクス型液晶表示装
置に供給される画像信号はアナログ信号であるため、画
像信号の周波数帯域が狭くなると、サンプリング信号で
サンプルホールド回路をオンさせてデータ線に画像信号
を供給する際に、画像信号が変化している部分でサンプ
リングしてしまうことがある。この場合、サンプルホー
ルド回路を構成するサンプルホールド用TFTがオフさ
れる直前の画像信号がサンプリングされるため、平均の
電圧ではなく、画像信号の電圧が上がる方向に変化して
いるときには高めの電圧が、また画像信号の電圧が下が
る方向に変化しているときには低めの電圧がサンプリン
グされてしまう。また、サンプリング信号のタイミング
がほんの少しずれただけでサンプリングの電圧が変化し
てしまうという不具合がある。
【0004】そこで、例えば図14に示すように、画像
信号を複数系列に相展開して周波数帯域を拡大させて、
それぞれのサンプリング信号X1、X2、…、Xnのタ
イミングに合わせて、サンプリング中の画像信号VID
1〜VID6の電圧レベルが変化しないように処理(例
えば図14の点線楕円部に示すように、サンプリング期
間中は画像信号の平均電圧が現れるように処理する。)
して、それらをアクティブマトリクス型液晶表示装置に
供給するようにした技術がある。
【0005】前記のように相展開された複数の画像信号
により駆動されるように構成されたアクティブマトリク
ス型液晶表示装置では、一般に図15に示すように、入
力用端子T1〜T6から入力される外部で形成された複
数の画像信号VID1〜VID6は、画像信号線V1〜
V6に伝送され、中継用配線H1〜H6を経て、データ
線駆動回路15によってスイッチングされるサンプルホ
ールド回路16に供給される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記画
像信号VID1〜VID6を入力用端子T1〜T6から
サンプルホールド回路16まで供給する画像信号線V1
〜V6は、データ線駆動回路15から出力されるサンプ
リング信号線X1、X2、…、Xnと交差するため、入
力用端子T1〜T6からサンプルホールド回路16まで
同一の導電膜(例えば、低抵抗金属のアルミニウム膜
等)で構成することができない。そこで、従来は、画像
信号VID1〜VID6をまずアルミニウム膜からなる
互いにほぼ平行で配線幅がほぼ等しい画像信号線V1〜
V6でサンプルホールド回路16の近傍まで伝送し、こ
こで絶縁膜を介して交差する他の導電膜(例えば、ポリ
シリコン膜等)からなる中継用の接続配線H1〜H6に
乗り換えてからサンプルホールド回路16のソース電極
(もしくはドレイン電極)に伝送されるように構成して
いた。この場合、一般的なレイアウト方法に従って、図
16に示すようにサンプルホールド回路16を一列に並
べて配置すると、中継用配線H1〜H6の配線長(コン
タクトホール45から46までの距離)Lが異なること
となる。尚、図16においてサンプリング信号線X1、
X2、…、Xnは、中継用配線H1〜H6と同一材料の
ポリシリコン膜等で形成される。
【0007】ところが、前記中継用配線H1〜H6がポ
リシリコン膜で構成されていると、ポリシリコン膜はア
ルミニウム膜と比較して抵抗率が2桁以上高いため、中
継用配線H1〜H6の配線幅W及び配線膜厚をほぼ一定
に形成すると、配線長Lが中継用配線H1〜H6毎に異
なるため、該中継用配線H1〜H6間の抵抗が異なる。
つまり、サンプルホールド回路16にサンプリングされ
る画像信号がVID1〜VID6毎に時定数が異なるこ
ととなり、これが原因となってアクティブマトリクス型
液晶表示装置の表示ムラが生じてしまうという欠点があ
る。そこで、中継用配線H1〜H6毎に線幅Wを変える
(画像信号線V1〜V6からサンプルホールド回路16
までの距離が短い場合は、中継用配線H1〜H6の線幅
Wを細くし、距離が長い場合は線幅Wを太くする)こと
により抵抗値を一定にすることが考えられる。しかしな
がら、配線の幅を変えて抵抗値を一定にする方法(図1
6)では、他の画像信号線との重なり容量を一定にする
ことができず、また、配線幅がプロセスのばらつきによ
って変動すると、配線幅のばらつきに対する抵抗値の変
化は配線幅Wによって異なり、配線幅Wが狭いほどプロ
セスのばらつきに顕著に影響を受けるので、時定数のば
らつきが大きくなるという不具合が生じることが明らか
になった。
【0008】本発明の目的は、複数の信号配線から駆動
回路に信号を伝送する中継用配線の配線幅Wがばらつい
ても、抵抗値および容量値のばらつきは小さく、複数の
信号配線間の時定数をほぼ均一にできる。これによっ
て、アクティブマトリクス型液晶表示装置の表示ムラを
抑制し、品位の高い表示を行えるアクティブマトリクス
型液晶表示装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、基板上に複数の信号配線と、該信号配線
に接続され、薄膜トランジスタを有した周辺駆動回路が
形成されてなるアクティブマトリクス型液晶表示装置用
基板において、該信号配線と接続された中継用配線が該
周辺駆動回路に接続されてなり、該中継用配線は、他の
信号配線に接続された他の中継用配線と配線幅及び長さ
及び膜厚が互いにほぼ等しくする。これにより、前記中
継用配線の抵抗値がほぼ均一になる。そこで、前記複数
の信号配線を中継用配線と交差する領域で互いにほぼ並
行に配線し、配線幅をほぼ等しくすることで、他の信号
配線との重なり容量がほぼ均一になり、伝送される信号
に対する時定数が各信号配線経路間でほぼ等しくなる。
更に、中継用配線の長さおよび幅および膜厚がほぼ等し
いため、プロセスばらつきにより配線幅が目標値からず
れても信号配線経路間の抵抗値および容量値のばらつき
はほぼ一定になり、時定数のばらつきに伴うアクティブ
マトリクス型液晶表示装置の表示ムラを抑制することが
できるという利点がある。
【0010】また、本発明が適用される信号配線は、相
展開した画像信号を伝送する画像信号線のみだけでな
く、外部から入力されるクロック信号をシフトレジスタ
回路に伝送するためのクロック信号線、あるいは前記画
像信号を補助するための画像補助入力信号を伝送する画
像補助入力信号線にも適用できる。
【0011】また、前記中継用配線は前記走査線と、前
記補助中継用配線は前記データ線と同一工程,同一材料
で形成できるため工程を増加する必要が無いという利点
がある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。
【0013】(実施例1)図1は、本発明が適用される
アクティブマトリクス型液晶表示装置のアクティブマト
リクス型液晶表示装置用基板の一構成例を示す。図1に
おいて、10はアクティブマトリクス型液晶表示装置を
構成する一方のガラス基板や石英基板等の基板、11お
よび12は互いに交差する方向に配設された走査線およ
びデータ線、13は前記走査線11とデータ線12とに
接続された画素で、各画素13はITO等からなる画素
電極とこの画素電極に順次画像信号に応じた電圧を印加
するTFTからなる。同一行のTFTはそのゲート電極
が同一の走査線11に接続され、ドレイン電極が対応す
る画素電極に接続されている。また、同一列のTFTは
そのソース電極が同一のデータ線12に接続されてい
る。この実施例においては、画素を駆動するTFTはポ
リシリコン膜をチャネル層とするいわゆるポリシリコン
TFTで構成されており、周辺駆動回路(データ線駆動
回路15や走査線駆動回路14A、14B等)を構成す
るCMOS型TFTとともに同一プロセスにより、同一
基板上に形成される。
【0014】本実施例では、走査線11の両端にそれぞ
れ該走査線11を順次選択駆動するYシフトレジスタ回
路やバッファー回路等を含む走査線駆動回路14A、1
4Bが設けられている。走査線駆動回路14Aと14B
は、同一の電圧を同一のタイミングで各走査線11に印
加する。つまり、1本の走査線11をその両側から同時
に駆動する。これによって、走査線11の有する寄生抵
抗による電圧のレベル落ちや信号遅延を軽減することが
できる。
【0015】一方、本実施例では、データ線12を選択
駆動するXシフトレジスタ回路やバッファー回路等を含
むデータ線駆動回路15が設けられている。また、デー
タ線12の両端に画像信号サンプリング用の回路16、
17が設けられている。このうち17は各データ線12
にプリチャージレベルを印加するプリチャージ回路であ
り、他方の16は各データ線12に画像信号に応じた電
圧を印加するサンプルホールド回路である。サンプルホ
ールド回路16及びプリチャージ回路17は、基本的な
等価回路図で示すと図20に示す3通りのいずれかの型
に属する。すなわち、サンプルホールド用TFT160
及びプリチャージ用TFT170は、図20(A)Nチ
ャネル型TFT、(B)Pチャネル型TFT、(C)C
MOS型TFTのいずれかの形態を取る。図20におい
て、Nチャネル型TFTのサンプリング信号Sに対し
て、Pチャネル型TFTのサンプリング信号SBはサン
プリング信号Sの反転信号であることを示している。プ
リチャージ回路17のソース(データ線12側の接続電
極と反対側の電極)には外部から供給される画像補助入
力信号NRS1、NRS2がデータ線12に対して1本
おきに印加され、画像補助入力信号線19A、19Bに
よってプリチャージ回路17に供給されるとともに、該
プリチャージ回路17のゲート電極には外部から供給さ
れるタイミング信号NRGが信号配線18を介して共通
に印加されている。これによって、すべてのデータ線1
2は1水平帰線期間中でサンプルホールド回路16から
の画像信号レベルの印加前に、画像補助入力信号NRS
1、NRS2のレベルにそれぞれ同時にプリチャージさ
れる。また、隣り合うデータ線12毎に画像信号の極性
を変える駆動を行う際には、画像補助入力信号NRS
1、NRS2は互いに反対の極性を持つようにすると有
効である。
【0016】各データ線12の他端に設けられたサンプ
ルホールド回路16のソース電極には、外部から供給さ
れる相展開された画像信号VID1〜VID6が画像信
号線群20を介して入力され、サンプルホールド回路1
6のゲート電極にはデータ線12を順次選択するシフト
レジスタ回路やバッファー回路等を含むデータ線駆動回
路15から出力されるサンプリング信号が印加されてい
る。本実施例では、画像信号を6相に展開したが、サン
プルホールド用TFT160の書込特性が高ければ相展
開数を減らすことも可能であるし、書込特性が低ければ
相展開数を増やしても良い。また、NTSC信号やPA
L信号に対応したRGBパラレル信号でも良いことは言
うまでもない。データ線駆動回路15は、外部から供給
されるスタート信号SPXと8個のクロック信号CLX
1〜4,CLXB1〜4に基づいて1水平走査期間中に
すべてのデータ線12を順番に1回ずつ選択するような
サンプリング信号X1,X2,X3,‥‥‥Xnを形成
してサンプルホールド回路16のゲート電極に供給す
る。クロック信号CLX1〜4(またはその逆相クロッ
ク信号CLXB1〜4)は互いに位相が順次45°ずつ
ずれた同一周期のクロック信号である。ところで、逆相
クロック信号CLXB1〜4は、外部から入力されたク
ロック信号CLX1〜4を基に、周辺駆動回路内に設け
た信号生成回路によってアクティブマトリクス型液晶表
示装置基板内部で生成することも可能である。
【0017】特に限定されるものではないが、この実施
例では、図8に示すようにデータ線駆動回路15は4系
統のシフトレジスタ回路により構成されており、各系統
のシフトレジスタ回路は各々逆相の1対のクロック信号
CLXi、CLXBiによって動作され、4本おきに信
号配線を選択するタイミング信号を与えるべく構成され
ている。このようにクロック信号が8個あることによ
り、外部から入力されるクロック信号CLX1〜4、C
LXB1〜4のそれぞれの駆動周波数を低減することが
でき、アクティブマトリクス型液晶表示装置の周辺駆動
回路の負荷が軽減される。
【0018】また、本実施例では、データ線12を一定
のタイミングで1ライン毎に順次駆動していく方法を説
明したが、3ラインや6ラインや12ラインといった多
数の隣り合うデータ線12を1個のデータサンプリング
信号で同時に選択し、外部から入力する画像信号のタイ
ミンングを変化させる方法でも本実施例を用いることが
できる。
【0019】また、本実施例ではデータ線駆動回路15
や走査線駆動回路14A,14Bを含む周辺駆動回路
と、データ線駆動回路15に接続された複数のデータ線
12と走査線駆動回路14A、14Bにに接続された走
査線11がマトリクス状に交差されて成り、該データ線
12及び走査線11に接続された画素トランジスタと該
画素トランジスタに接続された画素電極が同一基板上に
形成されたアクティブマトリクス型液晶表示装置につい
て説明したが、周辺駆動回路の部分を石英基板等の高価
な基板上に高温ポリシリコンTFTにより形成し、デー
タ線12及び走査線11と画素13を含む領域130
(図1点線内)をガラス基板等の安価な基板上にアモル
ファスシリコンTFTやプロセス温度が600度以下の
低温ポリシリコンTFTにより形成し、これらの基板を
繋ぎ合わせてアクティブマトリクス型液晶表示装置用基
板を構成することも可能である。
【0020】図2は、本発明を前記画像信号線群20と
サンプルホールド回路16との接続部に適用した場合の
実施例を示すもので、V1〜V6が外部入力端子から入
力され前記相展開された画像信号VID1〜VID6を
伝送する信号配線としての画像信号線である。これらの
画像信号線V1〜V6は、特に制限されないがデータ線
12と同一材料の低抵抗のアルミニウム膜によって形成
されている。。X1、X2、…、Xnは前記データ線駆
動回路15から出力されるサンプリング信号をサンプル
ホールド回路16のゲート電極に供給するための配線で
あり、前記サンプリング信号線X1、X2、…、Xnは
前記画像信号線V1〜V6と交差する方向に配設され、
走査線と同一材料のポリシリコン膜からなり、前記サン
プルホールド回路16のゲート電極と連続するように形
成されている。
【0021】41,42は各々前記サンプリング信号線
X1、X2、…、Xnの両側に設けられたポリシリコン
膜からなるサンプルホールド回路16を構成するサンプ
ルホールド用TFT160のソース・ドレイン領域であ
り、サンプルホールド用TFT160のソース領域41
には低抵抗のアルミニウム膜等からなる補助中継用配線
としての引き出し線S1〜S6がコンタクトホール43
にて接続されている。また、各サンプルホールド回路1
6のドレイン領域42には画素駆動用TFTに接続され
る前記データ線12がコンタクトホール44にて接続さ
れている。この実施例では、特に限定されないが、前記
データ線12および補助中継用配線S1〜S6と画像信
号線V1〜V6は同一プロセスにて形成されるアルミニ
ウム膜によって構成されている。
【0022】さらに、本実施例では、前記画像信号線V
1と前記補助中継用配線S1との間に、前記画像信号線
V1〜V6と交差する方向に画像信号線V2〜V6とは
層間絶縁膜を介して別層で、走査線11と同一層のポリ
シリコン膜等の導電膜からなる中継用配線H1が設けら
れる。中継用配線H1は配線端において、画像信号線V
1とはコンタクトホール45にて、補助中継用配線S1
とはコンタクトホール46にてそれぞれ接続される。同
様にその他の画像信号線V2〜V6と、該画像信号線V
2〜V6に対応した補助中継用配線S2〜S6との間
も、コンタクトホール45及び46において中継用配線
H2〜H6とそれぞれ接続される。これらの中継用配線
H1〜H6を経て前記サンプルホールド回路16を構成
するサンプルホールド用TFT160のソース電極に画
像信号VID1〜VID6を伝送するように構成されて
いる。そして、前記中継用配線H1〜H6はすべてその
線幅Wおよび長さ(コンタクトホール45から46まで
の距離)L及び配線膜厚がほぼ等しくなるように設計さ
れているとともに、前記中継用配線H1〜H6とサンプ
ルホールド回路16との信号経路に関しては、前記補助
中継用配線S1〜S6を延長させることによって長さの
違いを吸収するようにされている。また、画像信号線V
1〜V6は中継用配線H1〜H6と交差する領域では少
なくとも互いにほぼ平行に配線され、該画像信号線V1
〜V6の線幅は互いにほぼ等しく設計されている。
【0023】中継用配線H1〜H6がTFTのゲート電
極を形成するポリシリコン膜で構成され、補助中継用配
線S1〜S6がアルミニウム膜で構成される場合、その
抵抗率はアルミニウム膜の方がポリシリコン膜に比べて
2桁程度小さいので、補助中継用配線S1〜S6の長さ
の相違による抵抗値の相違は極めて小さくて済む。ま
た、他の画像信号線との重畳する面積が等しくなるため
重なり容量が均等になり、各画像信号線の容量も均一化
される。そのため、伝送される画像信号に対する時定数
が各信号経路間で等しくなるとともに、画像信号線V1
〜V6の線幅が互いにほぼ等しく、中継用配線H1〜H
6間の線幅Wも互いにほぼ等しいため、プロセスばらつ
きにより線幅が設計目標値からずれても各画像信号間の
容量値及び抵抗値のばらつきはほぼ同じになり、該時定
数のばらつきに伴う表示ムラを抑制することができる。
【0024】なお、前記中継用配線H1〜H6の長さL
は前記信号配線群20(画像信号線V1〜V6)の線幅
L1+30μm以内に設定するのが最も効率的である。
抵抗値の高い中継用配線H1〜H6の長さLが最も短く
なって配線抵抗が小さくなるとともに、占有面積も少な
くて済むため、周辺駆動回路領域を微細に集積できる効
率の良い設計が行える。
【0025】本実施例では、前記データ線12および補
助中継用配線S1〜S6と画像信号線V1〜V6は同一
プロセスにて形成されるアルミニウム膜によって構成し
たが、Cr、Ta等の金属膜や金属シリサイド膜等の異
なる導電膜で構成することも可能である。また、中継用
配線H1〜H6もポリシリコン膜だけではなく、Mo、
Ta、W、Cr等の金属膜やMo−Si、W−Si等の
金属シリサイド膜で構成すれば、低抵抗化が可能とな
り、配線間の時定数の均一化に更に効果が上がる。
【0026】図3には前記実施例1の変形例を示す。こ
の変形例は、前記サンプルホールド回路16を構成する
サンプルホールド用TFT160のソース領域41への
コンタクトホール43とドレイン領域42へのコンタク
トホール44とを互い違いに配置するとともに、サンプ
リング信号配線X1、X2、…、Xnのうちサンプルホ
ールド用TFT160のゲート電極部分を前記コンタク
トホール43、44を回避するように蛇行させたもので
ある。コンタクトホールの開孔部が小さ過ぎると、コン
タクト抵抗が高くなる等の要因から該コンタクトホール
のサイズには限界があり、また、接続配線の最小幅より
も大きくすることができない。そこで、前記のようにサ
ンプルホールド用TFT160のゲート電極を蛇行した
パターンとすることにより隣り合うサンプルホールド回
路16のピッチL2を小さくすることが可能となり、高
集積化により画素ピッチが小さくなったときにそれに合
わせてサンプルホールド回路16を形成することができ
るようになる。
【0027】図4には前記実施例1の更に他の変形例を
示す。この変形例は、サンプルホールド回路16の占有
面積を小さくできることが可能である。すなわち、サン
プルホールド用TFT160のゲート電極を制御するサ
ンプリング信号配線X1、X2、…、Xnの端部を二股
に形成し、その外側に二股に形成したドレイン領域42
にデータ線12を接続させるように構成されている。隣
り合うデータ線12のピッチL3は、図示しない配列さ
れた1画素当たりのピッチ等に依存して決定されるの
で、隣り合うデータ線12のピッチL3が一つのサンプ
ルホールド回路16を構成するサンプルホールド用TF
T160のソース・ドレイン領域の幅に比較して大きい
ような場合には、サンプルホールド用TFT160を図
4のようにソース領域41に対して両側にトランジスタ
を構成するようにする。これにより、サンプルホールド
回路16の横方向のピッチL3を有効に活用して無駄な
スペースを少なくし、全体としての占有面積を低減する
ことができる。また、図2におけるサンプリング信号配
線X1、X2、…、Xnと比較して、サンプルホールド
用TFT160のチャネル幅L4を同じ長さで設計した
場合に約2倍のドレイン電流特性が得られる。言うまで
もないが、ソース領域41を二股に形成し、ドレイン領
域42をシングルに形成しても良い。
【0028】図5には前記実施例1の更に他の変形例を
示す。この変形例は、前記画像信号線V1〜V6からサ
ンプルホールド回路16までの距離を互いにほぼ同一と
することにより、中継用配線H1〜H6と同様に補助中
継用配線S1〜S6の長さL4も互いにほぼ同一となる
ようにしたものである。かかる構成によって、画像信号
ごとの時定数のばらつきをさらに小さくすることができ
る。図5においては、サンプルホールド回路16をゲー
ト電極を二股に形成したものを示したが、図2と同様に
ゲート電極をシングルに形成することも可能である。
【0029】また、図2〜5で示した実施例では、片チ
ャネル型のTFTで構成したサンプルホールド用TFT
160を示したが、該サンプルホールド用TFT160
はNチャネル型TFT(図20A)であっても、Pチャ
ネル型TFT(図20B)であっても良いことは言うま
でもない。
【0030】図6には前記実施例のさらに他の変形例を
示す。この変形例は、前記サンプルホールド用TFT1
60をCMOS型TFT(Pチャネル型TFT42Pと
Nチャネル型TFT42Nを並列に設けたもの。図20
C)で形成したものである。Pチャネル型TFT42P
とNチャネル型TFT42Nを同時にオンさせるには、
Pチャネル型TFT42Pのゲート電極に伝送されるサ
ンプリング信号と逆相のサンプリング信号をNチャネル
型TFT42Nのゲート電極に同時に印加する必要があ
る。そこで、データ線駆動回路15に接続されるゲート
電極を含むサンプリング信号配線X1、X2、…、Xn
が2系統化され、Pチャネル型TFT42Pのゲート電
極にはPチャネル型TFT用サンプリング信号配線X1
P、X2P、…、XnPが、またNチャネル型TFT4
2Nのゲート電極にはNチャネル型TFT用サンプリン
グ信号配線X1N、X2N、…、XnNが中継用配線H
1〜H6および補助中継用配線S1〜S6を挟んで互い
にほぼ平行に接続配置されている。かかる構成によっ
て、画像信号がTFTのしきい値分だけレベル低下を起
こすのを防止することができる。また、サンプルホール
ド用TFT160のプッシュダウンを抑制することがで
きる。
【0031】以上の実施例においては、相展開された画
像信号VID1〜VID6を伝送する画像信号線V1〜
V6からサンプルホールド回路16へ伝送する部分に適
用した場合を説明したが、本発明が適用される信号伝送
路は、画像信号を伝送する画像信号線のみでなく、各デ
ータ線12にプリチャージレベルを印加するプリチャー
ジ回路17や外部から入力されるクロック信号をシフト
レジスタ回路に伝送するためのクロック信号配線とシフ
トレジスタ回路との間の伝送部分に適用することもでき
る。
【0032】(実施例2)次に、本発明を適用して好適
な実施例2を説明する。図7は各信号線12にプリチャ
ージレベルを印加するプリチャージ回路17に外部から
の画像補助入力信号NRS1、NRS2(図1参照)を
供給する画像補助入力信号線19A、19Bとプリチャ
ージ回路17との間に本発明を適用した場合の実施例を
示す。この実施例においては、画像補助入力信号NRS
1、NRS2を供給する画像補助入力信号線19A、1
9Bは特に限定されないが低抵抗のアルミニウム膜等の
金属膜からなり、互いにほぼ平行に配線され、その線幅
が互いにほぼ等しく、幅広く形成されて配線抵抗が低減
される。また、これらの画像補助入力信号線19A、1
9Bに交互に接続される中継用配線H1、H2は、プリ
チャージ用TFT170から遠い側の画像補助入力信号
線19Bに対してはプリチャージ用TFT170に近い
側の縁部に形成されたコンタクトホール49Bにて、ま
たプリチャージ用TFT170に近い側の画像補助入力
信号線19Aに対してはTFT15Aから遠い側の縁部
に形成されたコンタクトホール49Aにてそれぞれ接続
されることによって同一の長さすなわち同一の時定数を
有するように構成されている。これにより、中継用配線
H1、H2の配線長さ(コンタクトホール49Aから5
0Aまでの距離、あるいは、コンタクトホール49Bか
ら50Bまでの距離)L及び幅W及び膜厚をほぼ一定に
することで、配線抵抗及び重なり容量をほぼ均一にする
ことが可能となる。すなわち、時定数の均一化を図るこ
とができる。また、画像補助入力信号線19A、19B
と中継用配線H1、H2をそれぞれ接続するコンタクト
ホール49A、49Bを図7に示すように形成すると、
配線領域L6の長さを最小に設計できるため、無駄な領
域を省くことが可能となり、効率良い設計が行える。特
に限定されないが、信号極性が正反対な2本の信号線か
ら中継用配線を引き出す際に有効な手段である。
【0033】なお、この実施例においても中継用配線H
1、H2は、プリチャージ用TFT170のゲート電極
から延設されゲート電極を制御する信号NRGを伝送す
るポリシリコン配線180と同じポリシリコン膜で形成
され、中継用配線H1、H2の他端はアルミニウム膜か
らなる補助中継用配線S1、S2を介してプリチャージ
用TFT170のソース領域(あるいはドレイン領域)
に接続される。プリチャージ用TFT170は、ゲート
電極をストレートに形成した片チャネル型TFT(Nチ
ャネル型TFTあるいはPチャネル型TFT。図20参
照)のものが示されているが、これに限定されず、ゲー
ト電極を二股に形成したものあるいはCMOS型TFT
(図20C)のものを用いるようにしても良い。ところ
で、プリチャージ用TFT170にCMOS型TFTを
用いた場合は、プリチャージ回路駆動用信号NRGとそ
の反転信号が必要なため、プリチャージ回路駆動用信号
線は少なくとも2本必要となる。この場合にも本発明の
中継用配線を適用できることは言うまでもない。また、
前記ポリシリコン配線180はアルミニウム膜からなる
プリチャージ回路駆動信号線18に接続され、共通の信
号NRGが印加される。
【0034】(実施例3)図8は、図1におけるデータ
線駆動回路15を構成するXシフトレジスタ回路150
とこれにクロック信号CLX1〜4、逆相クロック信号
CLXB1〜4を伝送するための信号配線との関係を示
す。
【0035】本実施例では、データ線駆動回路内に形成
されたXシフトレジスタ回路150をクロックドインバ
ータ200、201で構成した例を示すが、トランスミ
ッションゲート等を使用しても良い。クロック信号CL
X1〜CLX4は4系統に分割され、クロック信号CL
X1〜CLX4の逆相クロック信号CLXB1〜CLX
B4を合わせて互いに位相が45°ずつずれた8相のク
ロック信号のいずれかが中継用配線91〜98を経て、
Xシフトレジスタ回路150のクロックドインバータの
ゲート電極に伝送されることにより駆動される。そこ
で、クロック信号線CLX1〜CLX4,CLXB1〜
CLXB4から中継用配線91〜98までの構成に、図
2で示した画像信号線V1〜V6からサンプルホールド
回路16に至る信号経路に用いられた中継用配線H1〜
H6及び補助中継用配線S1〜S6と同様の構成を適用
する。すなわち、クロック信号線とXシフトレジスタ回
路150を接続することにより、Xシフトレジスタ回路
150のクロック信号系列間の時定数差がなくなり、ア
クティブマトリクス型液晶表示装置における表示ムラを
抑制することが可能となる。
【0036】また、本実施例では、Xシフトレジスタ回
路150だけでなく、図1における走査線駆動回路14
A,14Bを構成するYシフトレジスタ回路にも適用で
きることは言うまでもない。すなわち、クロック信号C
LYと逆相クロック信号CLYBを伝送するクロック信
号線とYシフトレジスタ回路間における中継用の配線に
本発明の中継用配線及び補助中継用配線を用いれば、Y
シフトレジスタ回路内でのクロック信号CLYと逆相ク
ロック信号の遅延差による生じる1行おきの走査線11
の遅延差を抑制し、高品位なアクティブマトリクス型液
晶表示装置を提供できる。
【0037】(実施例4)また、更に本発明の他の実施
例を図18に示す。これは、例えばシフトレジスタ回路
から順次伝送されてくる奇数段に伝送される信号N1,
N3,N5,…を2端子NAND回路202の一方の端
子に接続し、もう一方の端子に外部から入力されるイネ
ーブル信号ENB1を接続する。また同様に、偶数段に
伝送される信号N2,N4,N6,…を2端子NAND
回路203の一方の端子に接続し、もう一方の端子に外
部から入力されるイネーブル信号ENB2を接続する。
このような回路構成にすれば、図19に示すタイミング
チャートのように、隣り合うサンプル信号線間でサンプ
リング信号X1、X2、…、Xn間を(A)オーバーラ
ップさせたり、(B)離したりすることが自由にでき
る。そこで、本実施例4におけるイネーブル信号線EN
B1からNAND回路202に中継接続される中継用配
線81と、イネーブル信号線ENB2からNAND回路
203に中継接続される中継用配線82に、図2に示す
画像信号線V1〜V6とサンプルホールド回路用TFT
160とを接続するために用いる中継用配線H1〜H6
及び補助中継用配線S1〜S6の関係を適用すれば良
い。これにより、アクティブマトリクス型液晶表示装置
用基板内でのイネーブル信号ENB1及びENB2の信
号遅延差が無くなり、高品位なアクティブマトリクス型
液晶表示装置を提供できる。
【0038】また、これらのイネーブル信号ENB1,
ENB2により制御される回路は2端子NAND回路2
02、203だけでなく3端子以上のNAND回路で更
に複数のイネーブル信号や周辺駆動回路内部で生成した
制御信号を組み合わせて、複雑な回路構成にすることも
可能である。更に、NAND回路の代わりにNOR回路
等を使用しても良い。
【0039】本発明は、少なくとも2本以上の信号配線
を有し、該信号配線に伝送される信号により制御される
駆動回路を構成する際には、全て適用できる。
【0040】(製造プロセスの説明)図9〜図11に画
素13及び画像信号線部の製造プロセスを工程順に示
す。図9〜図11の画素TFT部は図17に示された画
素平面図のA−A’に沿った断面図、画像信号線部は図
2の平面図のB−B’に沿った断面図を示す。
【0041】まず、工程(1)で、ガラス基板あるいは
石英基板等の基板10上に、減圧CVD法等によりポリ
シリコン膜を500〜2000オングストローム好まし
くは約1000オングストロームのような厚さで基板全
面に堆積して半導体層1を形成する。半導体層1の形成
は、アモルファスシリコン膜を堆積した後、600〜7
00℃、1〜8時間のアニール処理を施して、ポリシリ
コン膜を形成しても良いし、ポリシリコン膜を堆積した
後、シリコンを打ち込んで非晶質化し、アニール処理に
より再結晶化してポリシリコン膜を形成しても良い。
【0042】(2)の工程では、フォトリソグラフィ工
程及びエッチング工程等により、半導体層1をパターニ
ングして、画素TFT部には島状のチャネルを含む層1
aを形成する。
【0043】(3)の工程では、(2)工程で形成され
た画素TFT部の前記ポリシリコン膜(1a)の表面を
900〜1300℃の温度で熱酸化することにより、チ
ャネル層1a上にゲート酸化膜2を形成する。また、基
板のそり等を防ぐために、熱酸化膜を200〜500オ
ングストローム形成した上にHTO膜やSiN膜等を形
成することにより、多層のゲート絶縁膜を形成しても良
い。この工程により、チャネルを含む層1aは最終的に
300〜1500オングストローム、好ましくは350
〜450オングストロームのような厚さとなり、ゲート
絶縁膜2は約600〜1500オングストロームとな
る。
【0044】(4)の工程では、(3)工程で形成され
た画素TFT部の前記ゲート絶縁膜2の上に、ゲート電
極及び走査線となるべき低抵抗のポリシリコン膜3を減
圧CVD法等により堆積する。
【0045】(5)の工程では、(4)工程で形成され
た前記ポリシリコン膜3をフォトリソグラフィ工程及び
エッチング工程によりパターニングして、画素TFT部
ではゲート電極(走査線)11を形成し、同時に画像信
号線部では、ゲート電極11と同じ材料により中継用配
線H1を形成する。ゲート電極11及び中継用配線H1
の材料としては、ポリシリコンの他、Mo、Ta、T
i、W等の高融点金属あるいはこれらの金属シリサイド
を用いることができる。
【0046】(6)の工程では、前記ゲート電極11を
マスクとして、前記チャネル層1に不純物(リン)を1
×1013/cm〜3×1013/cmのドーズ量
にてライトドープして低濃度領域1d、1eを形成す
る。さらに、ゲート電極11の幅よりも広いマスク層で
ゲート電極上にレジスト膜100形成して、不純物(リ
ン)101を1×1015/cm〜3×1015/c
のドーズ量で打ち込んで、Nチャネル型TFTを形
成する。同様に、Pチャネル型TFTを形成する場合
は、図示しないが、Nチャネル型TFT領域をレジスト
で被覆保護した上で、不純物(ボロン)を1×1013
/cm〜3×1013/cmのドーズ量にてライト
ドープして低濃度領域1d、1eを形成する。さらに、
ゲート電極3aの幅よりも広いマスク層をゲート電極3
a上に形成して、不純物(ボロン)を1×1015/c
〜3×1015/cmのドーズ量で打ち込んで、
Pチャネル型TFTを形成する。これによりマスクされ
た領域がライトリー・ドープト・ドレイン(LDD)構
造となり、Nチャネル型TFT、Pチャネル型TFTか
ら成るCMOS型TFTを形成する。また、不純物をラ
イトドープしないで、1d、1e領域をオフセット状態
にしても良い。また、本実施例では画素TFTをNチャ
ネル型TFTで形成したが、Pチャネル型TFTで形成
しても良いことは言うまでもない。
【0047】(7)の工程では、前記ゲート電極11及
び中継用配線H1を覆うように、NSG膜(ボロンおよ
びリンを含まないシリケートガラス膜)等からなる第1
の層間絶縁膜4を、例えば常圧CVD法等により800
度のような温度下で5000〜15000オングストロ
ームのような厚さに堆積する。(図10)(8)の工程
では、この第1の層間絶縁膜4にドライエッチング等に
より、画素TFT部ではソース領域に対応した位置にコ
ンタクトホール5を開孔し、画像信号線部では中継用配
線H1に接続するためのコンタクトホール45、46を
開孔する。前記コンタクトホール5、45及び46の開
孔方法としては、反応性イオンエッチングや反応性イオ
ンビームエッチング等のドライエッチングにより異方性
のコンタクトホールを開孔した方が画素の高精細化に有
利である。また、該ドライエッチングとウェットエッチ
ングを組み合わせて行い、開孔部をテーパー状に形成す
ると、配線接続時の断線防止に効果がある。
【0048】(9)の工程では、基板上にアルミニウム
やアルミニウム合金等の金属膜や金属シリサイド膜で低
抵抗導電膜6をスパッタ法により堆積させる。低抵抗導
電膜6は画素TFT部においては、コンタクトホール5
を介してソース領域1bに接続され、画像信号線部にお
いては、コンタクホール45、46を介して中継用配線
H1に接続される。
【0049】(10)の工程では、前記低抵抗導電膜6を
フォトリソグラフィ工程及びエッチング工程によりパタ
ーニングして、ソース領域1bに接続されるようにソー
ス電極を兼ねるデータ線12を形成し、中継用配線H1
に接続される画像信号線V1と補助中継用配線51を形
成する。また、この際、他の画像信号配線V2〜V6が
同時に形成される。
【0050】(11)の工程では、前記データ線12及び
画像信号線V1〜V6及び補助中継用配線51上を覆う
ように、BPSG膜(ボロンとリンを含むシリケートガ
ラス膜)のような第2の層間絶縁膜7を、例えばプラズ
マオゾンTEOS法や常圧オゾンTEOS法等により例
えば500度のような低温下で5000〜15000オ
ングストロームのような厚さに形成する。あるいは、有
機膜等をスピンコートにより塗布することで段差形状の
ない平坦化膜を形成しても良い。(図11)(12)の工
程では、前記第2の層間絶縁膜7およびその下の第1の
層間絶縁膜4とゲート絶縁膜2からなる重畳膜に対して
フォトリソグラフィ工程及びエッチング工程等により、
画素TFT部のドレイン領域に対応した位置にコンタク
トホール8を形成する。前記コンタクトホール8の開孔
方法としては、反応性イオンエッチングや反応性イオン
ビームエッチング等のドライエッチングにより異方性の
コンタクトホールを開孔した方が画素の高精細化に有利
である。また、該ドライエッチングとウェットエッチン
グを組み合わせて行い、開孔部をテーパー状に形成する
と、配線接続時の断線防止に効果がある。
【0051】(13)の工程では、画素TFT部におい
て、前記第2層間絶縁膜7上に画素電極9aとなるIT
O膜9をスパッタ法で、例えば1500オングストロー
ムのような厚さに形成する。このときTFT部では、I
TO膜9がコンタクトホール8にて高濃度ドレイン領域
1cに接続される。
【0052】(14)の工程では、画素TFT部におい
て、前記ITO膜9に対してフォトリソグラフィ工程及
びエッチング工程等により画素電極9aを形成する。
【0053】そして、前記画素電極9および第2層間絶
縁膜7上にかけてはポリイミド等からなる配向膜を約2
00〜1000オングストロームのような厚さに形成し
て、ラビング(配向処理)を行なうことでアクティブマ
トリクス型液晶表示装置用基板と成る。尚、反射型のア
クティブマトリクス型液晶表示装置の場合、前記画素電
極9aとしてアルミニウム等の反射率の高い膜を形成し
ても良い。
【0054】なお、特に限定されないが、本実施例で
は、図17に示すように、画素TFTのドレイン領域1
cに寄因する容量を付加するために、ドレイン領域1c
を延設し、その上部をゲート絶縁膜2を介して常に定電
位が供給される容量線3aを配置している。該容量線3
aは前記走査線11と同一材料、同一工程で形成されて
いる。また、従来は画素電極9a等の横方向電界等の影
響を受けて生じる液晶のディスクリネーション発生部は
画面表示品位の劣化を引き起こすため、対向基板上のブ
ラックマトリクスで遮光されていたデッドスペースであ
ったが、該ディスクリネーション発生領域部に容量線3
aを配置することで、画素の光が透過する開口面積を劣
化させることなく、フリッカー等が発生しない高品位な
アクティブマトリクス型液晶表示装置を提供することが
できる。
【0055】上述のように、図2〜図8の実施例におけ
るポリシリコン膜からなる中継用配線H1〜H6は、前
記TFT部におけるゲート電極となるポリシリコン膜1
1と同時に形成される。また、図2〜図8の実施例にお
けるアルミニウム膜からなる画像信号線V1〜V6、画
像補助入力信号線19A,19B、クロック信号線CL
X1〜CLX4,CLXB1〜CLXB4及び補助中継
用配線S1〜S6は、前記TFT部におけるデータ線1
2となるアルミニウム膜と同時に形成される。言うまで
もないが、その他の信号配線と各々の中継用配線及び補
助中継用配線も同一の工程で形成できる。これによっ
て、何らプロセスを変更することなく図2〜図8の実施
例を実現することができる。
【0056】(アクティブマトリクス型液晶表示装置の
説明)図12(A)は本実施例で作製したアクティブマ
トリクス型液晶表示装置の平面図を示す。図12(B)
は、(A)のY−Y’線における該アクティブマトリク
ス型液晶表示装置の断面図を示す。図15に示すよう
に、前記アクティブマトリクス型液晶表示装置用基板1
0上のデータ線駆動回路15及び走査線駆動回路14
A,14Bは、電荷の直流成分によりポリイミド等の配
向膜や液晶の劣化を防ぐために、前記対向基板110の
外周より外側に配置している。また、前記アクティブマ
トリクス型液晶表示装置用基板上に形成した画素電極の
表面には、ガラスやネオセラムあるいは石英といった透
明基板上に透明対向電極電位を印加することができるI
TO膜等の透明導電膜からなる電極111を有する対向
基板110が、適当な間隔をおいて配置され、図7に示
すように該データ線駆動回路15及び該走査線駆動回路
14A、14Bと画素13間のデータ線12及び走査線
11上でシール材112により封止する。更に、画面表
示領域外側は、モジュールとして組立た際に光が漏れな
いように対向基板31上にブラックマトリクス113と
同一層で周辺見切りを形成する。尚、114は対向基板
110側に設けられた対向電極111に、アクティブマ
トリクス型液晶表示装置側から共通電極電位LCCOM
(図1参照)を供給するための上下基板導通用端子11
5であり、該上下基板導通用端子115上に所定の径を
有する導電性接着剤を介在させて、該対向基板と導通を
図るように構成されている。また、外部入出力端子11
6は前記対向基板110より外側の部分に配置され、ワ
イヤーボンディング、ACF(anisotoropi
c conductive Film)圧着等により外
部ICと接続される。
【0057】図12(B)に示されるように、周囲をシ
ール材112で封止された間隔内に周知のTN(Twi
sted Nematic)型液晶等の液晶117を充
填し、液晶封入孔を封止剤118で封止することによ
り、アクティブマトリクス型液晶表示装置として構成す
る。また、液晶を高分子中に微小粒として分散させた高
分子分散型液晶を用いれば、配向膜も偏光板も不要にな
るため、光利用効率が高くなり、明るいアクティブマト
リクス型液晶表示装置を提供できる。更に、画素電極を
ITO膜からアルミニウム膜等の非透過で反射率の高い
金属膜を用いた反射型液晶表示装置の場合には、電圧無
印加状態で液晶分子がほぼ垂直配向されたSH(Sup
er Homeotropic)型液晶などを用いても
良い。更にその他の液晶を用いても良いことは言うまで
もない。
【0058】(投写型表示装置の説明)図13には前記
構成のアクティブマトリクス型液晶表示装置をライトバ
ルブとして応用した投写型表示装置の一例としてデータ
プロジェクタの構成例が示されている。
【0059】図13において、370はハロゲンランプ
等の光源、371は放物ミラー、372は熱線カットフ
ィルター、373,375,376はそれぞれ青色反
射、緑色反射、赤色反射のダイクロイックミラー、37
4,377は反射ミラー、378,379,380は前
記実施例のアクティブマトリクス型液晶表示装置からな
るライトバルブ、383はダイクロイックプリズム、3
85は制御装置である。図1に示されているアクティブ
マトリクス型液晶表示装置用基板に外部から供給される
画像信号やクロック信号、各種制御信号は前記制御装置
385で形成される。
【0060】この実施例のデータプロジェクタにおいて
は、光源370から発した白色光は放物ミラー371に
より集光され、熱線カットフィルター372を通過して
赤外域の熱線が遮断されて、可視光のみがダイクロイッ
クミラー系に入射される。そして先ず、青色反射ダイク
ロイックミラー373により、青色光(概ね500nm
以下の波長)が反射され、その他の光(黄色光)は透過
する。反射した青色光は反射ミラー374により方向を
変え青色変調ライトバルブ378に入射する。
【0061】一方、前記青色反射ダイクロイックミラー
373を透過した光は緑色反射ダイクロイックミラー3
75に入射し、緑色光(概ね500〜600nmの波
長)が反射され、その他の光である赤色光(概ね600
nm以上の波長)は透過する。ダイクロイックミラー3
75で反射した緑色光は、緑色変調ライトバルブ379
に入射する。また、ダイクロイックミラー375を透過
した赤色光は、反射ミラー376,377により方向を
変え赤色変調ライトバルブ380に入射する。
【0062】ライトバルブ378,379,380は、
図示しない信号処理回路から供給される青、緑、赤の原
色信号でそれぞれ駆動され、各ライトバルブに入射した
光はそれぞれのライトバルブで変調された後、ダイクロ
イックプリズム383で合成される。ダイクロイックプ
リズム383は、赤色反射面381と青色反射面382
とが互いに交差するように形成されている。そして、ダ
イクロイックプリズム383で合成されたカラー画像
は、投射レンズ384によってスクリーン上に拡大投射
され、表示される。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、基板上
に複数の信号配線と、該信号配線に接続され、薄膜トラ
ンジスタを有した周辺駆動回路が形成されてなるアクテ
ィブマトリクス型液晶表示装置用基板において、該信号
配線と接続された中継用配線が該周辺駆動回路に接続さ
れてなり、該中継用配線は、他の信号配線に接続された
他の中継用配線と配線幅及び長さ及び膜厚が互いにほぼ
等しくする。これにより、前記中継用配線の抵抗値がほ
ぼ均一になる。そこで、前記複数の信号配線を中継用配
線と交差する領域で互いにほぼ並行に配線し、配線幅を
ほぼ等しくすることで、他の信号配線との重なり容量が
ほぼ均一になり、伝送される信号に対する時定数が各信
号配線経路間でほぼ等しくなる。更に、中継用配線の長
さおよび幅および膜厚がほぼ等しいため、プロセスばら
つきにより配線幅が目標値からずれても信号配線経路間
の抵抗値および容量値のばらつきはほぼ一定になり、時
定数のばらつきに伴うアクティブマトリクス型液晶表示
装置の表示ムラを抑制することができるという効果があ
る。本発明が適用される信号配線は、相展開された画像
信号を伝送する画像信号線のみだけでなく、外部から入
力されるクロック信号をシフトレジスタ回路に伝送する
ためのクロック信号配線、あるいは前記画像信号を補助
するための画像補助入力信号を伝送する画像補助入力信
号線といった各種の信号配線に応用できるという効果が
ある。
【0064】また、前記中継用配線は前記走査線と、前
記補助中継用配線は前記データ線と同一工程,同一材料
で形成できるため工程を増加する必要が無く、アクティ
ブマトリクス型液晶表示装置の表示ムラを抑制すること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるアクティブマトリクス型液
晶表示装置を構成するアクティブマトリクス型液晶表示
装置用基板の一例を示すブロック図。
【図2】本発明を、アクティブマトリクス型液晶表示装
置における画像信号を供給する信号配線群とサンプルホ
ールド回路との接続部に適用した場合の実施例を示す配
線レイアウト図。
【図3】図2の実施例の変形例を示す配線レイアウト
図。
【図4】図2の実施例の他の変形例を示す配線レイアウ
ト図。
【図5】図2の実施例のさらに他の変形例を示す配線レ
イアウト図。
【図6】図2の実施例のさらに他の変形例を示す配線レ
イアウト図。
【図7】本発明の第2の実施例を示す配線レイアウト
図。
【図8】本発明を適用して好適なアクティブマトリク型
液晶表示装置におけるシフトレジスタ回路とそれにクロ
ック信号を供給するクロック信号配線群を示す構成図。
【図9】本発明を適用したアクティブマトリクス型液晶
表示装置の画素TFT部および画像信号線部の製造プロ
セス(前半)を工程順に示す断面図。
【図10】本発明を適用したアクティブマトリクス型液
晶表示装置の画素TFT部および画像信号線部の製造プ
ロセス(中盤)を工程順に示す断面図。
【図11】本発明を適用したアクティブマトリクス型液
晶表示装置の画素TFT部および画像信号線部の製造プ
ロセス(後半)を工程順に示す断面図。
【図12】(A)はアクティブマトリクス型液晶表示装
置の平面図、(B)は(A)のY−Y’の断面図。
【図13】実施例のアクティブマトリクス型液晶表示装
置をライトバルブとして応用した投写型表示装置の一例
としてのデータプロジェクタ概略構成図。
【図14】相展開された画像信号とアクティブマトリク
ス型液晶表示装置のサンプリング信号との関係を示す一
例としてのタイミングチャート。
【図15】アクティブマトリクス型液晶表示装置用基板
における画像信号を供給する信号配線群とサンプルホー
ルド回路との接続関係を示す一例としての回路図。
【図16】アクティブマトリクス型液晶表示装置用基板
における画像信号を供給する信号配線群とサンプルホー
ルド回路との接続配線を示すレイアウト図。
【図17】本発明のアクティブマトリクス型液晶表示装
置の画素部の平面図。
【図18】本発明を適用して好適なアクティブマトリク
型液晶表示装置におけるNAND回路とそれにイネーブ
ル信号を供給する信号配線群を示す一例としての構成
図。
【図19】本発明を適用して好適なアクティブマトリク
型液晶表示装置におけるイネーブル信号とサンプリング
信号X1、X2、…、Xnの関係を示す一例としてのタ
イミングチャート図であり、(A)隣り合うサンプリン
グ信号X1、X2、…、Xn間が互いにオーバーラップ
するタイミングチャート図、(B)隣り合うサンプリン
グ信号X1、X2、…、Xn間が互いに離れているタイ
ミングチャート。
【図20】本発明のアクティブマトリクス型液晶表示装
置のサンプルホールド回路及びプリチャージ回路を構成
する等価回路を示しており、それぞれ(A)Nチャネル
型TFT、(B)Pチャネル型TFT、(C)CMOS
型TFTを示す等価回路図。
【符号の説明】
1 半導体層 1a チャネル領域 2 ゲート絶縁膜 3 ポリシリコン膜 3a 容量線 4 第1層間絶縁膜 5,8 コンタクトホール 6 アルミニウム膜 7 第2層間絶縁膜 9 ITO膜 9a 画素電極 10 基板 11 走査線 12 データ線(ソース電極) 13 画素 14A、14B Yシフトレジスタ回路 15 データ線駆動回路 16 サンプルホールド回路 17 プリチャージ回路 18 プリチャージ回路駆動信号線 19A 画像補助入力信号線(NRS1) 19B 画像補助入力信号線(NRS2) 20 画像信号配線群 41 サンプルホールド用TFTソース電極 42 サンプルホールド用TFTドレイン電極 42A Pチャネル型TFT 42B Nチャネル型TFT 43 サンプルホールド用TFTソース電極側コンタク
トホール 44 サンプルホールド用TFTドレイン電極側コンタ
クトホール 45 画像信号線と中継用配線間のコンタクトホール 46 中継用配線と補助中継用配線間のコンタクトホー
ル 49A 画像補助入力信号線(NRS1)と中継用配線
間のコンタクトホール 49B 画像補助入力信号線(NRS2)と中継用配線
間のコンタクトホール 50A 中継用配線H1と補助中継用配線S1とのコン
タクトホール 50B 中継用配線H2と補助中継用配線S2とのコン
タクトホール 81,82 イネーブル信号線からNAND回路までの
中継用配線 91〜98 クロック信号線からシフトレジスタ回路ま
での中継用配線 100 レジスト 101 高濃度不純物イオン 110 対向基板 111 対向電極 112 シール材 113 ブラックマトリクス 115 上下導通端子 116 外部入出力端子 117 液晶 118 封止剤 130 画素領域 150 Xシフトレジスタ回路 160 サンプルホールド用TFT 170 プリチャージ用TFT 180 ポリシリコン配線 200,201 クロックドインバータ 202,203 NAND回路 370 ランプ 373,375,376 ダイクロイックミラー 374,377 反射ミラー 378,379,380 ライトバルブ 383 ダイクロイックプリズム 384 投写レンズ 385 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 21/336 H01L 29/78 617A

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に複数の信号配線と、該信号配線
    に接続され、薄膜トランジスタを有した周辺駆動回路が
    形成されてなるアクティブマトリクス型液晶表示装置用
    基板において、該信号配線と接続された中継用配線が該
    周辺駆動回路に接続されてなり、該中継用配線は、他の
    信号配線に接続された他の中継用配線と配線幅及び長さ
    及び膜厚が互いにほぼ等しくすることを特徴とするアク
    ティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
  2. 【請求項2】 前記信号配線は、前記周辺駆動回路を制
    御する制御信号を伝送する信号配線であることを特徴と
    する請求項1に記載のアクティブマトリクス型液晶表示
    装置用基板。
  3. 【請求項3】 前記複数の信号配線は前記中継用配線と
    交差し接続される領域では、互いにほぼ平行に配線さ
    れ、該信号配線の線幅は互いにほぼ等しいことを特徴と
    する請求項1または2に記載のアクティブマトリクス型
    液晶表示装置用基板。
  4. 【請求項4】 前記周辺駆動回路は複数のデータ線に接
    続されたデータ線駆動回路から成ることを特徴とする請
    求項1、2または3に記載のアクティブマトリクス型液
    晶表示装置用基板。
  5. 【請求項5】 前記周辺駆動回路は複数の前記走査線に
    接続された走査線駆動回路から成ることを特徴とする請
    求項1、2または3に記載のアクティブマトリクス型液
    晶表示装置用基板。
  6. 【請求項6】 基板上に複数の前記データ線が形成され
    てなり、該データ線に接続された前記データ線駆動回路
    が形成されてなるアクティブマトリクス型液晶表示装置
    用基板において、該データ線駆動回路により制御され、
    複数の画像信号線と該画像信号線に供給される画像信号
    をサンプリングしてデータ線に供給するサンプルホール
    ド回路とを有し、該画像信号線と接続された中継用配線
    が該サンプルホールド回路に接続されてなり、該中継用
    配線は、他の画像信号線に接続された他の中継用配線と
    配線幅及び長さ及び膜厚が互いにほぼ等しくすることを
    特徴とする請求項1、2、3または4に記載のアクティ
    ブマトリクス型液晶表示装置用基板。
  7. 【請求項7】 前記中継用配線は補助中継用配線と接続
    され、該補助中継用配線と前記サンプルホールド回路が
    接続されてなり、該補助中継用配線は接続される前記画
    像信号線によって、長さが異なることを特徴とする請求
    項1、2、3、4または6に記載のアクティブマトリク
    ス型液晶表示装置用基板。
  8. 【請求項8】 前記画像信号線は、外部から入力される
    前記画像信号を伝送する信号配線であることを特徴とす
    る請求項1、2、3、4、6または7に記載のアクティ
    ブマトリクス型液晶表示装置用基板。
  9. 【請求項9】 前記画像信号線に伝送される画像信号
    は、信号配線数だけ相展開された画像信号であることを
    特徴とする請求項1、2、3、4、6、7または8に記
    載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
  10. 【請求項10】 1水平帰線期間中に、複数の画像補助
    入力信号線に供給される画像補助入力信号をサンプリン
    グして前記データ線に供給するプリチャージ回路を有
    し、該画像補助入力信号線と接続された中継用配線が該
    プリチャージ回路に接続されてなり、該中継用配線は、
    他の画像補助入力信号線に接続された他の中継用配線と
    配線幅及び長さ及び膜厚が互いにほぼ等しくすることを
    特徴とする請求項1、2、3に記載のアクティブマトリ
    クス型液晶表示装置用基板。
  11. 【請求項11】 前記中継用配線は補助中継用配線と接
    続され、該補助中継用配線と前記プリチャージ回路が接
    続されてなり、該補助中継用配線は接続される前記画像
    補助入力信号線によって、長さが異なることを特徴とす
    る請求項1、2、3または10に記載のアクティブマト
    リクス型液晶表示装置用基板。
  12. 【請求項12】 前記画像補助入力信号線は、外部から
    入力される前記画像補助入力信号を伝送する信号配線で
    あることを特徴とする請求項1、2、3、10または1
    1に記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基
    板。
  13. 【請求項13】 前記データ線駆動回路及び走査線駆動
    回路は少なくともシフトレジスタ回路からなることを特
    徴とする請求項1、2、3、4、5または6に記載のア
    クティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
  14. 【請求項14】 前記中継用配線は補助中継用配線と接
    続され、該補助中継用配線と前記シフトレジスタ回路が
    接続されてなり、該補助中継用配線は接続される前記信
    号配線によって、長さが異なることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6、12または13に記載のアク
    ティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
  15. 【請求項15】 前記信号配線は、前記クロック信号を
    伝送するクロック信号配線であることを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5、6、13または14に記載のア
    クティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
  16. 【請求項16】 前記中継用配線は、ポリシリコン膜で
    構成されていることを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、1
    4または15に記載のアクティブマトリクス型液晶表示
    装置用基板。
  17. 【請求項17】 前記中継用配線は、前記走査線と同一
    工程で形成された導電膜であることを特徴とする請求項
    1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、1
    2、13、14、15または16に記載のアクティブマ
    トリクス型液晶表示装置用基板。
  18. 【請求項18】 前記補助中継用配線は、アルミニウム
    膜もしくはアルミニウム合金膜で構成されていることを
    特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、
    9、10、11、12、13、14、15、16または
    17に記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基
    板。
  19. 【請求項19】 前記補助中継用配線は、前記データ線
    と同一工程で形成された導電膜であることを特徴とする
    請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、1
    1、12、13、14、15、16、17または18に
    記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
  20. 【請求項20】 前記周辺駆動回路を構成するトランジ
    スタは、P型薄膜トランジスタおよびN型薄膜トランジ
    スタから成る相補型薄膜トランジスタであることを特徴
    とする請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、1
    0、11、12、13、14、15、16、17、18
    または19に記載のアクティブマトリクス型液晶表示装
    置用基板。
  21. 【請求項21】 前記データ線駆動回路に接続された複
    数の前記データ線と前記走査線駆動回路に接続された複
    数の前記走査線が交差して配置されて成り、該データ線
    に接続した画素トランジスタのゲート電極は該走査線で
    形成されて成り、該画素トランジスタに画素電極が接続
    されて成ることを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、
    15、16、17、18、19または20に記載のアク
    ティブマトリクス型液晶表示装置用基板。
  22. 【請求項22】 前記データ線に接続された前記データ
    線駆動回路と前記走査線に接続された前記走査線駆動回
    路と該データ線及び該走査線に接続した前記画素トラン
    ジスタと該画素トランジスタに接続された画素電極が同
    一基板上に形成されてなることを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、
    13、14、15、16、17、18、19、20また
    は21に記載のアクティブマトリクス型液晶表示装置用
    基板。
  23. 【請求項23】 請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10、11、12、13、14、15、16、
    18、19、20、21または22に記載のアクティブ
    マトリクス型液晶表示装置用基板と、対向電極を有する
    透明性の対向基板とが適当な間隔をおいて配置されると
    ともに、該アクティブマトリクス型液晶表示装置用基板
    と該対向基板との間隔内に液晶が封入されていることを
    特徴とするアクティブマトリクス型液晶表示装置。
  24. 【請求項24】 光源と、該光源からの光を変調して、
    透過もしくは反射する請求項23に記載のアクティブマ
    トリクス型液晶表示装置と、該アクティブマトリクス型
    液晶表示装置により変調された光を集光し拡大投射する
    投写光学手段とを備えていることを特徴とする投写型表
    示装置。
  25. 【請求項25】複数のゲート線及び複数のソース線と、
    該複数のゲート線及びソース線に接続されたシリコン薄
    膜トランジスタとを有する画素マトリクスを駆動するア
    クティブマトリクス表示装置用駆動回路において、基板
    上に、複数のソース線に信号を供給するソース線ドライ
    バー回路が配置されてなり、該ソース線ドライバー回路
    はシフトレジスタ、及び該シフトレジスタの出力により
    制御され、複数の信号配線に供給されるデータ信号をサ
    ンプリングして該複数のソース線に供給する複数のサン
    プルホールド手段とを有し、該複数の画像信号線は複数
    の中継用配線を介して該複数のサンプリング手段に接続
    されてなり、異なる画像信号バスに接続される中継用配
    線は、配線抵抗がほぼ等しくなるように幅及び長さが互
    いにほぼ等しくすることを特徴とするアクティブマトリ
    クス表示装置用駆動用回路。
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