JPH10268027A - Gps航法装置 - Google Patents

Gps航法装置

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JPH10268027A
JPH10268027A JP7415497A JP7415497A JPH10268027A JP H10268027 A JPH10268027 A JP H10268027A JP 7415497 A JP7415497 A JP 7415497A JP 7415497 A JP7415497 A JP 7415497A JP H10268027 A JPH10268027 A JP H10268027A
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JP
Japan
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base station
gps
positioning
mobile telephone
information
Prior art date
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Application number
JP7415497A
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English (en)
Inventor
Kazunori Yoshioka
一則 吉岡
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動電話器を用いたDGPSでは、移動体の
走行中、基地局に電話をかけてDGPS情報を受信し続
けると、通話料金が高くなるという課題があった。 【解決手段】 あらかじめ定められた時間ごとに、自動
的に移動電話器8から基地局195に電話をかけてDG
PS情報を得、得られたDGPS情報を用いてGPS受
信機10で測位した測位位置の補正を行なって現在位置
を算出するように構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、GPS衛星を利
用し、移動体の測位を行なう、GPS航法装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】GPS衛星を利用したGPS航法装置に
おいて、測位精度を向上させる方法の一つとして、DG
PS(Differential Global Positioning System)があ
る。これは、基地局で求めたGPS衛星と基地局との擬
似距離誤差や、測位を行なった時刻等の情報(以下、D
GPS情報とする)を移動体で受信し、その値を基にG
PS航法で測位した移動体の位置を補正することで、G
PS航法による測位誤差を減少させるものである。
【0003】従来、上記GPS航法装置として、例えば
特開平6−213994号公報で提案されているものが
あった。図20はその構成例を示す概要図であり、図に
おいて、191、192、193、194はGPS衛
星、195は位置が既知であるDGPS情報を出力する
基地局、196はDGPS情報の受信が可能なGPS航
法装置を搭載した移動体である。
【0004】例えば、GPS衛星191、192、19
3、194からの信号を基地局195と移動体196が
受信する。擬似距離は、衛星からの電波の伝搬時間に光
速を乗じることにより求められるが、電波は電離層、対
流圏を通ってくるため、それらにより誤差が生じる。基
地局195とGPS衛星191の正確な位置は既知であ
るため、基地局195とGPS衛星191間の真の距離
も既知である。基地局195とGPS衛星191間の擬
似距離と真の距離との差が電離層、対流圏等による誤差
となる。同様に基地局195とGPS衛星192、19
3、194間の誤差も求められる。
【0005】電波の伝搬路が近いため、基地局195か
らGPS衛星191、192、193、194までの距
離誤差と、移動体196からGPS衛星191、19
2、193、194までの距離誤差は、ほぼ等しい。こ
のことを利用して、移動体196では、基地局195か
ら送信される、基地局195からGPS衛星191、1
92、193、194までの距離誤差を受信し、その距
離誤差を用いて移動体196からGPS衛星191、1
92、193、194までの擬似距離の補正を行い、測
位精度を向上させている。
【0006】このDGPS情報の標準フォーマットは海
上無線技術委員会特別委員会104により勧告されてい
る(以下、RTCM104勧告と称する)。図22は、
そのフォーマットのメッセージの型と内容である。各メ
ッセージの前には、図21に示されているように、メッ
セージ型、修正Zカウントと名付けられた補正値計算時
刻、フレーム長等の情報が入ったメッセージヘッダが付
加されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のGPS航法装置
は以上のように構成されているので、移動体の走行中、
移動体から基地局に電話をかけ、基地局からDGPS情
報を受信し続けると、通話料金が高くなるという課題が
あった。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、移動電話器から基地局に電話をか
けてDGPS情報を受信する際に、測位精度を低下させ
ることなく、通話回数及び通話時間を減少させたGPS
航法装置を得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るGPS航法装置は、あらかじめ定められた時間ごと
に、移動電話器から基地局に電話をかける自動ダイヤル
手段と、移動電話器で受信した基地局からのDGPS情
報を用いてGPS受信機で測位した測位位置の補正を行
なって現在位置を算出する測位計算手段とを備えたもの
である。
【0010】請求項2記載の発明に係るGPS航法装置
は、速度センサの出力から走行距離を求める走行距離算
出手段と、前記求められた走行距離があらかじめ定めた
走行距離以上になるごとに、前記移動電話器から基地局
に電話をかける自動ダイヤル手段と、前記移動電話器で
受信した基地局からのDGPS情報を用いて前記GPS
受信機で測位した測位位置の補正を行なって現在位置を
算出する測位計算手段とを備えたものである。
【0011】請求項3記載の発明に係るGPS航法装置
は、移動電話器以外の通信手段を用いて基地局からのD
GPS情報を受信するDGPS受信機と、前記移動電話
器以外の通信手段によって基地局からのDGPS情報が
得られない場合に、あらかじめ定められた時間ごとに、
前記移動電話器から基地局に電話をかける自動ダイヤル
手段と、前記移動電話器で受信した基地局からのDGP
S情報を用いて前記GPS受信機で測位した測位位置の
補正を行なって現在位置を算出する測位計算手段とを備
えたものである。
【0012】請求項4記載の発明に係るGPS航法装置
は、移動電話器以外の通信手段を用いて基地局からのD
GPS情報を受信するDGPS受信機と、速度センサの
出力から走行距離を求める走行距離算出手段と、移動電
話器以外の通信手段によって基地局からのDGPS情報
が得られない場合に、前記求められた走行距離があらか
じめ定めた走行距離以上になるごとに、前記移動電話器
から基地局に電話をかける自動ダイヤル手段と、前記移
動電話器で受信した基地局からのDGPS情報を用いて
前記GPS受信機で測位した測位位置の補正を行なって
現在位置を算出する測位計算手段とを備えたものであ
る。
【0013】請求項5記載の発明に係るGPS航法装置
は、測位使用GPS衛星の組み合わせが変化するたびに
移動電話器から基地局に電話をかける自動ダイヤル手段
と、前記移動電話器で受信した基地局からのDGPS情
報を用いて前記GPS受信機で測位した測位位置の補正
を行なって現在位置を算出する測位計算手段とを備えた
ものである。
【0014】請求項6記載の発明に係るGPS航法装置
は、地図情報と測位位置のマップマッチングを実行する
マップマッチング実行手段と、マップマッチングによる
位置とGPS測位による位置との差があらかじめ定めら
れた距離以上になると、移動電話器から基地局に電話を
かける自動ダイヤル手段と、前記移動電話器で受信した
基地局からのDGPS情報を用いて前記GPS受信機で
測位した測位位置の補正を行なって現在位置を算出する
測位計算手段とを備えたものである。
【0015】請求項7記載の発明に係るGPS航法装置
は、速度センサと方位センサからの出力に基づいて推測
航法により位置を求める推測航法位置検出手段と、推測
航法測位位置とGPS測位位置との差があらかじめ定め
られた距離以上になると、前記移動電話器から基地局に
電話をかける自動ダイヤル手段と、前記移動電話器で受
信した基地局からのDGPS情報を用いて前記GPS受
信機で測位した測位位置の補正を行なって現在位置を算
出する測位計算手段とを備えたものである。
【0016】請求項8記載の発明に係るGPS航法装置
は、移動体停止中は、移動電話器で基地局からDGPS
情報を受信するのは1度だけとし、あとは移動電話器を
かけるタイミングになっても通話しないようにしたもの
である。
【0017】請求項9記載の発明に係るGPS航法装置
は、地図情報と測位位置のマップマッチングを実行する
マップマッチング実行手段と、マップマッチングとGP
S測位とを組み合わせて位置を求め、狭分岐道路又は、
複数階建道路を走行していると認識すると、前記移動電
話器から基地局に電話をかける自動ダイヤル手段と、前
記移動電話器で受信した基地局からのDGPS情報を用
いて前記GPS受信機で測位した測位位置の補正を行な
って現在位置を算出する測位計算手段とを備えたもので
ある。
【0018】請求項10記載の発明に係るGPS航法装
置は、電話をかけて基地局からのDGPS情報内の測位
補正情報のみを得ると、自動的に通話が切れるようにし
たものである。
【0019】請求項11記載の発明に係るGPS航法装
置は、電話をかけるタイミング時、移動電話器を使用中
の場合、使用後すぐに前記移動電話器から基地局に電話
をかけ、DGPS情報を得るものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。 実施の形態1.図1はこの発明によるGPS航法装置の
実施の形態1の構成図である。図において、1は現在の
時刻情報を出力する時計、2は移動体の速度を出力する
速度センサ、3は速度センサ2から出力される速度情報
により走行距離を算出し記憶する走行距離算出手段、5
は基地局にダイヤルした際に時計1から出力される時刻
情報を記憶しておく時刻情報記憶手段、7はGPS受信
機10によるGPS測位が可能かどうかを判断するGP
S受信状況判定手段、9は移動電話器8が使用中かどう
かを判断する移動電話器使用状況判定手段である。
【0021】4は時計1、走行距離算出手段3、時刻情
報記憶手段5、GPS受信状況判定手段7、移動電話器
使用状況判定手段9から出力される情報により電話をか
けるタイミングになっているかどうかを判断するダイヤ
ル可否判定手段である。
【0022】6はダイヤル可否判定手段4から出力され
る電話をかけるタイミング情報により自動的に移動電話
器8から基地局に電話をかける自動ダイヤル手段、8は
基地局に電話をかけ、基地局からメッセージデータを受
信する移動電話器、10はGPS衛星からの信号を受信
し、測位を行なうGPS受信機、11は移動電話機8か
ら出力される情報を受信するモデム、12はモデム11
から出力されるメッセージデータのヘッダ番号を認識す
るヘッダ番号認識手段、13は認識されたヘッダ番号の
メッセージの中のDGPS情報を記憶するためのDGP
S情報記憶手段、14はGPS受信機10とDGPS情
報記憶手段13から出力される情報をもとに現在位置を
算出する測位計算手段、15は測位計算手段14からの
出力を表示する測位結果表示装置である。
【0023】図2は、図1に示す実施の形態1の電気的
接続を示すブロック図である。図において、時計1、速
度センサ2、移動電話器8、GPS受信機10、モデム
11、測位結果表示装置15は図1と同様のものであ
る。16はマイクロコンピュータであり、図1における
ダイヤル可否判定手段4等の各手段の機能を有する。1
7は時刻情報およびDGPS情報を記憶するRAM、1
8はマイクロコンピュータ16のプログラムを記憶させ
ておくROMである。
【0024】図3は、RAM17内に格納されているデ
ータ形式を表している。RAM17内には、記憶してい
る時刻情報の数(以後、これを記憶情報数という)と、
走行距離と、メッセージデータを受信した時刻と、受信
した全ての衛星番号と、その衛星番号の衛星と基地局と
の擬似距離誤差とを記憶する。
【0025】次に動作について説明する。図4はROM
18に記憶されたプログラムのフローチャートである。
GPS航法装置を起動すると、まずステップST30
で、記憶情報数を0とし、ステップST31へ進む。
【0026】ステップST31では、RAM17内の走
行距離を0にし、ステップST32へ進む。ステップS
T32では、GPS受信機10から出力される受信情報
により、受信しているGPS衛星の個数を調べ、その個
数がGPS測位が可能である例えば3個以上となるまで
待ち、ステップST33へ進む。
【0027】ステップST33では、RAM17から記
憶情報数を読み出し、その数が0であればDGPS情報
を受信したことがないと判断しステップST36へ、そ
うでなければステップST34へ進む。
【0028】ステップST34では、RAM17内にあ
る最新の時刻情報と時計1から出力される現在の時刻情
報との差を取り、その時間が所定時間以上になるまで待
ち、ステップST35へ進む。
【0029】ステップST35では、速度センサから出
力される情報より求めた走行距離が、0でなくなるまで
待ち、ステップST36へ進む。ステップST36で
は、移動電話器8からの信号より、移動電話器8が使用
中かどうかを判断し、使用中でなくなるまで待ち、ステ
ップST37へ進む。
【0030】ステップST37では、移動電話器8より
自動ダイヤル手段6で基地局に電話をかけ、ステップS
T38へ進む。ステップST38では、モデム11から
出力されるヘッダのメッセージ型番が、DGPS補正値
を表す1になるまで待ち、その後ステップST39へ進
む。
【0031】ステップST39では、ヘッダ内のフレー
ム長を取り込み、ステップST40へ進む。ステップS
T40では、DGPS情報をフレーム長分RAM17に
記憶し、記憶情報数に1を加え、ステップST41へ進
む。ステップST41では、移動電話器8を切り、ステ
ップST42へ進む。
【0032】次にステップST42での動作を図2と図
20を基に説明する。基地局195と移動体196の両
方で4個のGPS衛星191、192、193、194
からの信号が受信できているとする。GPS衛星19
1、192、193、194の座標はそれぞれ、(x
191 ,y191 ,z191 )、(x192 ,y192 ,z
192 )、(x193 ,y193 ,z193 )、(x194 ,y
194 ,z194 )、基地局195の座標は(xb ,yb
b )である。
【0033】RAM17より、基地局195におけるG
PS衛星191、192、193、194からの擬似距
離誤差d191 、d192 、d193 、d194 をマイクロコン
ピュータ16へ出力する。
【0034】GPS受信機10で、GPS衛星191、
192、193、194からの擬似距離Dp191、D
p192、Dp193、Dp194を求める。求めた擬似距離を、マ
イクロコンピュータ16へ出力する。
【0035】マイクロコンピュータ16で、GPS受信
機10より得たDp191とRAM17より得たd191 との
差をとり、補正擬似距離Ds191=Dp191−d191 を求め
る。同様にDp192、Dp193、Dp194とd192 、d193
194 より補正擬似距離Ds1 92、Ds193、Ds194を求
め、移動体196の補正測位位置(xm ,ym ,zm
を、 (xm −x1912 +(ym −y1912 +(zm −z1912 =(Ds191+ct)2 ・・・(1) (xm −x1922 +(ym −y1922 +(zm −z1922 =(Ds192+ct)2 ・・・(2) (xm −x1932 +(ym −y1932 +(zm −z1932 =(Ds193+ct)2 ・・・(3) (xm −x1942 +(ym −y1942 +(zm −z1942 =(Ds194+ct)2 ・・・(4) を解くことにより求める。
【0036】受信しているGPS衛星の数が、3個の場
合は、RAM17に記憶している高度情報の中で最新の
ものをzm に代入し、(xm ,ym )を(1)、
(2)、(3)、(4)のうち3個の式を解くことによ
り求める。その後、ステップST43へ進む。ここで、
cは光速であり、tはGPS受信機10の時計の誤差で
ある。
【0037】ステップST43では、ステップST42
で求められた測位結果を、測位結果表示装置15に表示
し、ステップST31へ戻る。
【0038】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、あらかじめ定められた時間ごとに基地局に自動的に
電話をかけ、基地局からDGPS情報を得ることによ
り、測位精度を低下させることなく、通話回数を減少さ
せることができる。また、電話をかけるタイミング時、
移動電話器8の使用中は、使用後すぐに基地局に電話を
かけ、DGPS情報を得るので、測位精度の低下を抑制
できる。
【0039】実施の形態2.この実施の形態2によるG
PS航法装置の全体構成は図1に示す実施の形態1と同
じであるので図示は省略する。
【0040】次に動作について説明する。図5はROM
18に記憶されたプログラムのフローチャートである。
GPS航法装置を起動すると、まずステップST50
で、記憶情報数を0とし、ステップST51へ進む。
【0041】ステップST51では、RAM17内の走
行距離を0にし、ステップST52へ進む。ステップS
T52では、GPS受信機10から出力される受信情報
により受信しているGPS衛星の個数を調べ、その個数
が例えば3個以上となりGPS測位が可能であると判断
するまで待ち、その後ステップST53へ進む。
【0042】ステップST53では、RAM17より記
憶情報数を読み出し、その数が0であれば、ステップS
T55へ、0でなければステップST54へ進む。ステ
ップST54では、速度センサ2から出力される情報か
ら走行距離を求め、走行距離が所定の値以上になるまで
待ち、その後ステップST55へ進む。
【0043】ステップST55からステップST62で
は、図4のステップST36からステップST43と同
様の処理を行い、ステップST51へ戻る。
【0044】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、あらかじめ定められた走行距離を進むごとに基地局
に自動的に電話をかけ、基地局からDGPS情報を得る
ことにより、測位精度を低下させることなく、通話回数
を減少させることができる。
【0045】実施の形態3.図6はこの発明の実施の形
態3によるGPS航法装置の構成図である。図におい
て、時計1、速度センサ2、走行距離算出手段3、時刻
情報記憶手段5、自動ダイヤル手段6、GPS受信状況
判定手段7、移動電話器8、移動電話器使用状況判定手
段9、GPS受信機10、モデム11、ヘッダ番号認識
手段12、測位計算手段14、測位結果表示装置15は
図1と同様のものであるので、同一部分には同一符号を
付して重複説明を省略する。
【0046】4は時計1、走行距離算出手段3、時刻情
報記憶手段5、GPS受信状況判定手段7、移動電話器
使用状況判定手段9、DGPS受信状況判定手段20か
らの出力される情報により電話をかけるタイミングにな
っているかどうかを判断するダイヤル可否判定手段であ
る。13はモデム11及びDGPS受信機19よりDG
PS情報を取り込み記憶するDGPS情報記憶手段、1
9は電話器以外の通信手段でDGPS情報を取り込むD
GPS受信機、20はDGPS受信機19からの出力よ
り移動電話器8以外の通信手段によりDGPS情報が受
信できているかどうかを判断するDGPS受信状況判定
手段である。
【0047】図7は、図6の実施の形態3の電気的接続
を示すブロック図である。図において、時計1、速度セ
ンサ2、移動電話器8、GPS受信機10、モデム1
1、測位結果表示装置15、マイクロコンピュータ1
6、RAM17、ROM18は図1と同様のものであ
る。DGPS受信機19は図6と同様のものである。
【0048】次に動作について説明する。図8はROM
18に記憶されたプログラムのフローチャートである。
GPS航法装置を起動すると、まずステップST70
で、記憶情報数を0とし、ステップST71へ進む。
【0049】ステップST71では、RAM17内の走
行距離を0にし、ステップST72へ進む。ステップS
T72では、GPS受信機10からの出力より、受信し
ているGPS衛星の個数を調べ、その個数が3個以上と
なりGPS測位が可能であると判断するまで待ち、その
後ステップST73へ進む。
【0050】ステップST73では、DGPS受信機1
9からの出力より、移動電話器8以外の通信手段、例え
ばFM多重によりDGPS情報が受信できるかどうか判
断し、受信できると判断すれば、ステップST74へ、
受信できないと判断すればステップST75へ進む。
【0051】ステップST74では、DGPS受信機1
9から出力されるDGPS情報をRAM17に記憶し、
ステップST84へ進む。ステップST75からステッ
プST85では、図4のステップST33からステップ
ST43と同様の処理を行い、ステップST71へ戻
る。
【0052】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、電話以外の通信手段によりDGPS情報が受信でき
ない時に、あらかじめ定められた時間ごとに基地局に自
動的に電話をかけ、基地局からDGPS情報を得ること
により、測位精度を低下させることなく、通話回数を減
少させることができる。
【0053】実施の形態4.この実施の形態4によるG
PS航法装置の全体構成は図6に示す実施の形態3と同
じであるので図示は省略する。
【0054】次に動作について説明する。図9はROM
18に記憶されたプログラムのフローチャートである。
GPS航法装置を起動すると、まずステップST90
で、記憶情報数を0とし、ステップST91へ進む。
【0055】ステップST91では、RAM17内の走
行距離を0にし、ステップST92へ進む。ステップS
T92では、GPS受信機10からの出力より、受信し
ているGPS衛星の個数を調べ、その個数が例えば3個
以上となりGPS測位が可能であると判断するまで待
ち、その後ステップST93へ進む。
【0056】ステップST93では、DGPS受信機1
9からの出力より、移動電話器8以外の通信手段、例え
ばFM多重によりDGPS情報が受信できるかどうか判
断し、受信できると判断すれば、ステップST94へ、
受信できないと判断すればステップST95へ進む。
【0057】ステップST94では、DGPS受信機1
9から出力されるDGPS情報をRAM17に記憶し、
ステップST103へ進む。ステップST95からステ
ップST104では、図5のステップST53からステ
ップST62と同様の処理を行い、ステップST91へ
戻る。
【0058】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、電話以外の通信手段によりDGPS情報が受信でき
ない時に、あらかじめ定められた走行距離を進むごとに
基地局に自動的に電話をかけ、基地局からDGPS情報
を得ることにより、測位精度を低下させることなく、通
話回数を減少させることができる。
【0059】実施の形態5.この実施の形態5によるG
PS航法装置の全体構成は図1に示す実施の形態1と同
じであるので図示は省略する。
【0060】次に動作について説明する。図10はRO
M18に記憶されたプログラムのフローチャートであ
る。GPS航法装置を起動すると、まずステップST1
10で、記憶情報数を0とし、ステップST111へ進
む。
【0061】ステップST111では、走行距離を0に
し、ステップST112へ進む。ステップST112で
は、GPS受信機10から出力される受信情報により、
受信しているGPS衛星の個数を調べ、その個数が例え
ば3個以上となりGPS測位が可能であると判断するま
で待ち、その後ステップST113へ進む。
【0062】ステップST113では、GPS受信機1
0から出力される受信情報より測位使用衛星番号を調
べ、測位使用衛星の組み合わせが変化するまで待ち、そ
の後ステップST114へ進む。ステップST114で
は、RAM17より記憶情報数を読み出し、その数が0
であれば、ステップST116へ、0でなければステッ
プST115へ進む。
【0063】ステップST115からステップST12
3では、図4のステップST35からステップST43
と同様の処理を行い、ステップST111へ進む。
【0064】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、測位使用衛星が変化するごとに基地局に自動的に電
話をかけ、基地局からDGPS情報を得ることにより、
測位精度を低下させることなく、通話回数を減少させる
ことができる。
【0065】実施の形態6.図11はこの発明の実施の
形態6によるGPS航法装置の構成図である。図におい
て、自動ダイヤル手段6、GPS受信状況判定手段7、
移動電話器8、移動電話器使用状況判定手段9、GPS
受信機10、モデム11、ヘッダ番号認識手段12、D
GPS情報記憶手段13、測位計算手段14、測位結果
表示装置15は図1と同様のものである。4はGPS受
信状況判定手段7、移動電話器使用状況判定手段9、マ
ップマッチング実行手段21からの出力より電話をかけ
るタイミングになっているかどうかを判断するダイヤル
可否判定手段である。21はマップマッチングを実行す
るマップマッチング実行手段、22は地図情報を記憶し
ておく地図情報記憶装置である。
【0066】図12は、図11の実施の形態6の電気的
接続を示すブロック図である。図において、移動電話器
8、GPS受信機10、モデム11、測位結果表示装置
15、マイクロコンピュータ16、RAM17、ROM
18は図2と同様のものである。地図情報記憶装置22
は図11と同様のものである。
【0067】次に動作について説明する。図13はRO
M18に記憶されたプログラムのフローチャートであ
る。GPS航法装置を起動すると、まずステップST1
30で、GPS受信機10から出力される受信情報によ
り、受信しているGPS衛星の個数を調べ、その個数が
例えば3個以上となりGPS測位が可能であると判断す
るまで待ち、その後ステップST131へ進む。
【0068】ステップST131では、地図情報記憶装
置22から図14に示す地図を読み出し、測位位置付近
で、GPS受信機10より出力される測位位置201の
軌跡に形状が一致する道路203をその地図から探し出
し、道路上に測位位置が来るような補正位置202を求
め(これをマップマッチングという)、ステップST1
32へ進む。
【0069】ステップST132では、GPS受信機1
0から出力されるGPS測位位置と、マップマッチング
により補正された補正位置との直線距離を求め、その距
離が所定距離以上であればステップST133へ、所定
距離以下であればステップST130へ進む。
【0070】ステップST133からステップST14
0では、図4のステップST36からステップST43
までと同様の処理を行い、ステップST130へ戻る。
【0071】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、GPS測位位置とマップマッチングにより補正され
た補正位置との差が所定距離以上になると基地局に自動
的に電話をかけ、基地局からDGPS情報を得ることに
より、測位精度を低下させることなく、通話回数を減少
させることができる。
【0072】実施の形態7.図15はこの発明の実施の
形態7によるGPS航法装置の構成図である。図におい
て、速度センサ2、自動ダイヤル手段6、GPS受信状
況判定手段7、移動電話器8、移動電話器使用状況判定
手段9、GPS受信機10、モデム11、ヘッダ番号認
識手段12、DGPS情報記憶手段13、測位計算手段
14、測位結果表示装置15は図1と同様のものであ
る。
【0073】4はGPS受信状況判定手段7、移動電話
器使用状況判定手段9、推測航法位置検出手段24から
出力される情報により電話をかけるタイミングになって
いるかどうかを判断するダイヤル可否判定手段である。
23は移動体の進行方向を検出する方位センサ、24は
速度センサ2、方位センサ23から出力される情報によ
り移動体の初期位置からの相対位置を検出する推測航法
位置検出手段である。
【0074】図16は図15の電気的接続を示すブロッ
ク図である。図において、速度センサ2、移動電話器
8、GPS受信機10、モデム11、測位結果表示装置
15、マイクロコンピュータ16、RAM17、ROM
18は図2と同様のものである。方位センサ23は図1
5と同様のものである。
【0075】次に動作について説明する。図17はRO
M18に記憶されたプログラムのフローチャートであ
る。GPS航法装置を起動すると、まずステップST1
50で、GPS受信機10から出力される受信情報によ
り、受信しているGPS衛星の個数を調べ、その個数が
例えば3個以上となりGPS測位が可能であると判断す
るまで待ち、その後ステップST151へ進む。
【0076】ステップST151では、推測航法により
相対位置を求める。ここでは、方位センサ23として、
角速度を出力するジャイロセンサを使用した例を図18
を用いて説明する。図18で、211は移動体、212
は移動体211の重心、213は移動体211の初期位
置、214は移動体211の初期位置での重心である。
移動体の初期位置での重心214を原点とし、移動体2
11の初期位置213における進行方向をx軸の正の方
向、進行方向に向かって左方向をy軸の正の方向とす
る。移動体211の初期位置及び初期方位は、例えばG
PS測位により求める。方位センサ22から角速度ωが
出力され、以下の式より移動体211の重心212の初
期位置との相対位置(xi ,yi )を求める。 θi =θi-1 +ωi Δt ・・・(5) xi =xi-1 +vcos θi ・・・(6) yi =yi-1 +vsin θi ・・・(7) ここで、θは移動体211の進行方向のx軸からの角
度、vは移動体211の速度、Δtは移動体211の相
対位置を求める時間間隔である。その後、ステップST
152へ進む。
【0077】ステップST152では、GPS受信機1
0から出力されるGPS測位位置と、推測航法により求
められた補正位置との直線距離を求め、その距離が所定
距離以上であればステップST153へ、所定距離以下
であればステップST150へ進む。
【0078】ステップST153からステップST16
0では、図4のステップST36からステップST43
までと同様の処理を行い、ステップST150へ戻る。
【0079】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、GPS測位位置と推測航法により求められた位置と
の差が所定距離以上になると基地局に自動的に電話をか
け、基地局からDGPS情報を得ることにより、測位精
度を低下させることなく、通話回数を減少させることが
できる。
【0080】実施の形態8.この実施の形態8によるG
PS航法装置の全体構成は図11に示す実施の形態6と
同じであるので図示は省略する。
【0081】次に動作について説明する。図19はRO
M18に記憶されたプログラムのフローチャートであ
る。GPS航法装置を起動すると、まずステップST1
70で、GPS受信機10から出力される受信情報によ
り、受信しているGPS衛星の個数を調べ、その個数が
例えば3個以上となりGPS測位が可能であると判断す
るまで待ち、その後ステップST171へ進む。
【0082】ステップST171では、マップマッチン
グを行い、ステップST172へ進む。ステップST1
72では、マップマッチングにより補正された補正位置
が、平行に近い角度で分岐している道路(以後、狭分岐
道路という)、あるいは複数階建道路上にあると認識す
ればステップST173へ、そうでなければステップS
T170へ進む。
【0083】ステップST173からステップST18
0では、図4のステップST36からステップST43
までと同様の処理を行い、ステップST170へ戻る。
【0084】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、自車位置が狭分岐道路あるいは複数階建道路上にあ
ると認識すると基地局に自動的に電話をかけ、基地局か
らDGPS情報を得ることにより、測位精度を低下させ
ることなく、通話回数を減少させることができる。
【0085】実施の形態9.図1、図6に示す実施の形
態1、3、4において、走行距離算出手段3からの出力
が変化しなくなると、あらかじめ定められた時間が経過
した時、移動電話器8から1度電話をかけて基地局から
DGPS情報を得るが、以後走行距離算出手段3からの
出力が変化しない間は電話をかけず、走行距離算出手段
3からの出力が変化すると、再びあらかじめ定められた
時間毎に電話をかける。
【0086】以上のように、この実施の形態9によれ
ば、走行距離算出手段3からの出力が変化しない、つま
り、停車中は1度だけ電話をかけることにより、測位精
度を低下させることなく、通話回数を減少させることが
でき、その結果、通話料金を軽減できる。
【0087】実施の形態10.本来、DGPS情報は、
図22に示すだけの項目があり、すべての項目を得るも
のであるが、測位位置の補正には、型番号1のDGPS
情報補正値だけを入手できればよい。そこで、実施の形
態10では、図1に示すヘッダ番号認識手段12によ
り、型番号2のデルタDGPS補正値が検出されると、
電話を切るようにしたものである。
【0088】以上のように、この実施の形態10によれ
ば、基地局から測位位置の補正に必要な情報を得ると、
電話を切るようにしたことにより、測位精度を低下させ
ることなく、通話時間の短縮が図れる。
【0089】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、あらかじめ定められた時間ごとに、移動電話器か
ら基地局に電話をかけ、基地局からのDGPS情報を用
いてGPS受信機で測位した測位位置の補正を行なって
現在位置を算出するように構成したので、移動電話器を
用いたDGPSで、測位精度を低下させることなく、通
話回数を減少させることができ、その結果、通話料金を
軽減できる効果がある。
【0090】請求項2記載の発明によれば、走行距離が
あらかじめ定めた走行距離以上になるごとに、移動電話
器から基地局に電話をかけ、基地局からのDGPS情報
を用いてGPS受信機で測位した測位位置の補正を行な
って現在位置を算出するように構成したので、移動電話
器を用いたDGPSで、測位精度を低下させることな
く、通話回数を減少させることができ、その結果、通話
料金を軽減できる効果がある。
【0091】請求項3記載の発明によれば、移動電話器
以外の通信手段によって基地局からのDGPS情報が得
られない場合に、あらかじめ定められた時間ごとに、移
動電話器から基地局に電話をかけ、基地局からのDGP
S情報を用いてGPS受信機で測位した測位位置の補正
を行なって現在位置を算出するように構成したので、移
動電話器を用いたDGPSで、測位精度を低下させるこ
となく、通話回数を減少させることができ、その結果、
通話料金を軽減できる効果がある。
【0092】請求項4記載の発明によれば、移動電話器
以外の通信手段によって基地局からのDGPS情報が得
られない場合に、走行距離があらかじめ定めた走行距離
以上になるごとに、移動電話器から基地局に電話をか
け、基地局からのDGPS情報を用いてGPS受信機で
測位した測位位置の補正を行なって現在位置を算出する
ように構成したので、移動電話器を用いたDGPSで、
測位精度を低下させることなく、通話回数を減少させる
ことができ、その結果、通話料金を軽減できる効果があ
る。
【0093】請求項5記載の発明によれば、測位使用G
PS衛星の組み合わせが変化するたびに、移動電話器か
ら基地局に電話をかけ、基地局からのDGPS情報を用
いてGPS受信機で測位した測位位置の補正を行なって
現在位置を算出するように構成したので、移動電話器を
用いたDGPSで、測位精度を低下させることなく、通
話回数を減少させることができ、その結果、通話料金を
軽減できる効果がある。
【0094】請求項6記載の発明によれば、マップマッ
チングによる位置とGPS測位による位置との差があら
かじめ定められた距離以上になると、移動電話器から基
地局に電話をかけ、基地局からのDGPS情報を用いて
GPS受信機で測位した測位位置の補正を行なって現在
位置を算出するように構成したので、移動電話器を用い
たDGPSで、測位精度を低下させることなく、通話回
数を減少させることができ、その結果、通話料金を軽減
できる効果がある。
【0095】請求項7記載の発明によれば、推測航法測
位位置とGPS測位位置との差があらかじめ定められた
距離以上になると、移動電話器から基地局に電話をか
け、基地局からのDGPS情報を用いてGPS受信機で
測位した測位位置の補正を行なって現在位置を算出する
ように構成したので、移動電話器を用いたDGPSで、
測位精度を低下させることなく、通話回数を減少させる
ことができ、その結果、通話料金を軽減できる効果があ
る。
【0096】請求項8記載の発明によれば、移動体停止
中は、移動電話器により基地局からのDGPS情報を受
信するのは1度だけに構成したので、移動電話器を用い
たDGPSで、測位精度を低下させることなく、通話回
数を減少させることができ、その結果、通話料金を軽減
できる効果がある。
【0097】請求項9記載の発明によれば、マップマッ
チングとGPS測位とを組み合わせて位置を求め、狭分
岐道路又は、複数階建道路を走行していると認識する
と、移動電話器から基地局に電話をかけ、基地局からの
DGPS情報を用いてGPS受信機で測位した測位位置
の補正を行なって現在位置を算出するように構成したの
で、移動電話器を用いたDGPSで、測位精度を低下さ
せることなく、通話回数を減少させることができ、その
結果、通話料金を軽減できる効果がある。
【0098】請求項10記載の発明によれば、基地局か
らのDGPS情報内の測位補正情報のみを得ると、自動
的に電話が切れるように構成したので、移動電話器を用
いたDGPSで、測位精度を低下させることなく、通話
回数を減少させることができ、その結果、通話料金を軽
減できる効果がある。
【0099】請求項11記載の発明によれば、基地局に
電話をかけるタイミングの時、移動電話器を使用中の場
合、その使用後すぐに基地局に電話をかけるように構成
したので、移動電話器を用いたDGPSで、測位精度を
低下させることなく、通話回数を減少させることがで
き、その結果、通話料金を軽減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1,2,5によるGP
S航法装置の全体構成図である。
【図2】 図1に示す実施の形態1,2,5のGPS航
法装置の電気的接続を示すブロック図である。
【図3】 図1に示す実施の形態1,2,5のGPS航
法装置における記憶装置内のデータ格納図である。
【図4】 実施の形態1の動作を説明するフローチャー
トである。
【図5】 実施の形態2の動作を説明するフローチャー
トである。
【図6】 この発明の実施の形態3,4によるGPS航
法装置の全体構成図である。
【図7】 図6に示す実施の形態3,4によるGPS航
法装置の電気的接続を示すブロック図である。
【図8】 実施の形態3の動作を説明するフローチャー
トである。
【図9】 実施の形態4の動作を説明するフローチャー
トである。
【図10】 実施の形態5の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図11】 この発明の実施の形態6,8によるGPS
航法装置の全体構成図である。
【図12】 図11に示す実施の形態6,8によるGP
S航法装置の電気的接続を示すブロック図である。
【図13】 実施の形態6の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図14】 マップマッチングによる補正位置の説明図
である。
【図15】 実施の形態7におけるGPS航法装置の全
体構成図である。
【図16】 実施の形態7によるGPS航法装置の電気
的接続を示すブロック図である。
【図17】 実施の形態7の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図18】 推測航法の際の座標の取り方を示す図であ
る。
【図19】 実施の形態8の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図20】 DGPSのシステム構成図である。
【図21】 RTCM104勧告のディファレンシャル
メッセージのメッセージヘッダを示す図である。
【図22】 RTCM104勧告のディファレンシャル
メッセージのメッセージ内容を示す図である。
【符号の説明】
2 速度センサ、6 自動ダイヤル手段、8 移動電話
器、10 GPS受信機、21 マップマッチング実行
手段、23 方位センサ、24 推測航法位置検出手
段、191,192,193,194 GPS衛星、1
95 基地局。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GPS衛星からの信号を受信し、測位を
    行なうGPS受信機と、基地局からのDGPS情報を受
    信するための移動電話器と、あらかじめ定められた時間
    ごとに、前記移動電話器から前記基地局に電話をかける
    自動ダイヤル手段と、前記移動電話器で受信した前記基
    地局からのDGPS情報を用いて前記GPS受信機で測
    位した測位位置の補正を行なって現在位置を算出する測
    位計算手段とを備えたGPS航法装置。
  2. 【請求項2】 GPS衛星からの信号を受信し、測位を
    行なうGPS受信機と、基地局からのDGPS情報を受
    信するための移動電話器と、速度センサから出力される
    情報から走行距離を求める走行距離算出手段と、前記求
    められた走行距離があらかじめ定めた走行距離以上にな
    るごとに、前記移動電話器から前記基地局に電話をかけ
    る自動ダイヤル手段と、前記移動電話器で受信した基地
    局からのDGPS情報を用いて前記GPS受信機で測位
    した測位位置の補正を行なって現在位置を算出する測位
    計算手段とを備えたGPS航法装置。
  3. 【請求項3】 GPS衛星からの信号を受信し、測位を
    行なうGPS受信機と、基地局からのDGPS情報を受
    信するための移動電話器と、前記移動電話器以外の通信
    手段を用いて基地局からのDGPS情報を受信するDG
    PS受信機と、前記移動電話器以外の通信手段によって
    基地局からのDGPS情報が得られない場合に、あらか
    じめ定められた時間ごとに、前記移動電話器から前記基
    地局に電話をかける自動ダイヤル手段と、前記移動電話
    器で受信した基地局からのDGPS情報を用いて前記G
    PS受信機で測位した測位位置の補正を行なって現在位
    置を算出する測位計算手段とを備えたGPS航法装置。
  4. 【請求項4】 GPS衛星からの信号を受信し、測位を
    行なうGPS受信機と、基地局からのDGPS情報を受
    信するための移動電話器と、前記移動電話器以外の通信
    手段を用いて基地局からのDGPS情報を受信するDG
    PS受信機と、速度センサの出力から走行距離を求める
    走行距離算出手段と、移動電話器以外の通信手段によっ
    て基地局からのDGPS情報が得られない場合に、前記
    求められた走行距離があらかじめ定めた走行距離以上に
    なるごとに、前記移動電話器から前記基地局に電話をか
    ける自動ダイヤル手段と、前記移動電話器で受信した基
    地局からのDGPS情報を用いて前記GPS受信機で測
    位した測位位置の補正を行なって現在位置を算出する測
    位計算手段とを備えたGPS航法装置。
  5. 【請求項5】 GPS衛星からの信号を受信し、測位を
    行なうGPS受信機と、基地局からのDGPS情報を受
    信するための移動電話器と、測位使用GPS衛星の組み
    合わせが変化するたびに前記移動電話器から前記基地局
    に電話をかける自動ダイヤル手段と、前記移動電話器で
    受信した基地局からのDGPS情報を用いて前記GPS
    受信機で測位した測位位置の補正を行なって現在位置を
    算出する測位計算手段とを備えたGPS航法装置。
  6. 【請求項6】 GPS衛星からの信号を受信し、測位を
    行なうGPS受信機と、基地局からのDGPS情報を得
    るための移動電話器と、地図情報と測位位置のマップマ
    ッチングを実行するマップマッチング実行手段と、マッ
    プマッチングによる位置とGPS測位による位置との差
    があらかじめ定められた距離以上になると、前記移動電
    話器から前記基地局に電話をかける自動ダイヤル手段
    と、前記移動電話器で受信した基地局からのDGPS情
    報を用いて前記GPS受信機で測位した測位位置の補正
    を行なって現在位置を算出する測位計算手段とを備えた
    GPS航法装置。
  7. 【請求項7】 GPS衛星からの信号を受信し、測位を
    行なうGPS受信機と、基地局からのDGPS情報を受
    信するための移動電話器と、速度センサと方位センサか
    らの出力に基づいて推測航法により位置を求める推測航
    法位置検出手段と、推測航法測位位置とGPS測位位置
    との差があらかじめ定められた距離以上になると、前記
    移動電話器から前記基地局に電話をかける自動ダイヤル
    手段と、前記移動電話器で受信した基地局からのDGP
    S情報を用いて前記GPS受信機で測位した測位位置の
    補正を行なって現在位置を算出する測位計算手段とを備
    えたGPS航法装置。
  8. 【請求項8】 移動体停止中は、移動電話器により基地
    局からのDGPS情報を受信するのは1度だけとし、あ
    とは移動電話器をかけるタイミングになっても通話しな
    いことを特徴とする請求項1、請求項3、請求項5、請
    求項6、請求項7のうちのいずれか1項記載のGPS航
    法装置。
  9. 【請求項9】 衛星からの信号を受信するGPS受信機
    と、移動電話器と、地図情報記憶装置と、地図情報と測
    位位置のマップマッチングを実行するマップマッチング
    実行手段と、マップマッチングとGPS測位とを組み合
    わせて位置を求め、狭分岐道路又は、複数階建道路を走
    行していると認識すると、前記移動電話器から前記基地
    局に電話をかける自動ダイヤル手段と、前記移動電話器
    で受信した基地局からのDGPS情報を用いて前記GP
    S受信機で測位した測位位置の補正を行なって現在位置
    を算出する測位計算手段とを備えたGPS航法装置。
  10. 【請求項10】 電話をかけて基地局からDGPS情報
    内の測位補正情報のみを得ると、自動的に通話が切れる
    ことを特徴とする請求項1から請求項9のうちのいずれ
    か1項記載のGPS航法装置。
  11. 【請求項11】 電話をかけるタイミング時、移動電話
    器を使用中の場合、使用後すぐに前記移動電話器から基
    地局に電話をかけ、DGPS情報を得ることを特徴とす
    る請求項1から請求項9のうちのいずれか1項記載のG
    PS航法装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000025479A1 (de) * 1998-10-26 2000-05-04 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum aufbauen einer datenverbindung zwischen einer domotik-anlage und einem datenendgerät
JP2004184380A (ja) * 2002-12-06 2004-07-02 Fujitsu Ltd 補正情報取得装置及び補正情報取得方法における処理をコンピュータに行なわせるためのプログラム
JP2004297135A (ja) * 2003-03-25 2004-10-21 Sanyo Electric Co Ltd 携帯型tv端末装置
JP2017003395A (ja) * 2015-06-09 2017-01-05 富士重工業株式会社 車両の測位システム

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