JPH10267519A - 冷却貯蔵庫 - Google Patents

冷却貯蔵庫

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JPH10267519A
JPH10267519A JP7787497A JP7787497A JPH10267519A JP H10267519 A JPH10267519 A JP H10267519A JP 7787497 A JP7787497 A JP 7787497A JP 7787497 A JP7787497 A JP 7787497A JP H10267519 A JPH10267519 A JP H10267519A
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JP
Japan
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heat insulating
insulating panel
partition
panel
partitioning
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JP7787497A
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English (en)
Inventor
Yutaka Kurihara
豊 栗原
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 移動可能な間仕切り断熱パネルで庫内が
複数の空間に区画されているとともに、少ないランニン
グコストで結露や凍結を防止することができる冷却貯蔵
庫を提供する。 【解決手段】 冷却貯蔵庫(1)は、庫内側面材(1
1)と庫外側面材(12)との間に断熱材(14)を配
して形成されている断熱箱体(2)と、この断熱箱体の
庫内を複数の空間(5,6)に区画するとともに、移動
することで区画されている空間の大きさを変更すること
ができる間仕切り断熱パネル(4)とを備えている。そ
して、この間仕切り断熱パネルの移動範囲に沿った庫内
側面材が、複数の面材片(16)を、間仕切り断熱パネ
ルの移動方向に沿って順次整列させて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、間仕切り断熱パネ
ルで、庫内を複数の空間に仕切り、各空間の設定温度を
異ならしめている冷却貯蔵庫に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の冷却貯蔵庫は、特公昭59−4
2219号公報(F25D23/06)などに記載され
ており、庫内を間仕切り断熱パネルで仕切り、一方の空
間を冷凍庫に、他方の空間を冷蔵庫に使用している。こ
の間仕切り断熱パネルは固定されており、冷却貯蔵庫の
各空間たとえば冷凍庫や冷蔵庫の容積を変更することが
できず、貯蔵する物品の量に対応することができなかっ
た。たとえば、冷蔵食品が少なく、冷凍食品が多い場合
に、冷蔵庫のスペースを減少させて、冷凍庫のスペース
を確保することができなかった。
【0003】そこで、図4ないし図6に図示するような
冷却貯蔵庫が検討されている。図4は左側面のプレハブ
パネルおよび上面のプレハブパネルの一部を取り外した
従来の冷却貯蔵庫の斜視図である。図5は後面のプレハ
ブパネルと間仕切り断熱パネルとの接続部分の平断面図
である。図6は別の従来の後面のプレハブパネルと間仕
切り断熱パネルとの接続部分の平断面図である。
【0004】冷却貯蔵庫の本体である断熱箱体01は、
複数のプレハブパネル02で構成され、このプレハブパ
ネル02は、一対の面材02a,02bを間隔を有して
対向させ、面材間の空間に断熱材02cを注入発泡させ
て形成されている。そして、断熱箱体01の内部すなわ
ち庫内は、間仕切り断熱パネル03で、例えば冷蔵空間
04と冷凍空間05に区画されている。この間仕切り断
熱パネル03には、下端部に移動用車輪07が設けら
れ、移動することができる。また、断熱箱体01の内面
には係合孔08が形成され、一方、間仕切り断熱パネル
03には、係合孔08に係合するカンヌキ09が設けら
れている。そして、所定位置に間仕切り断熱パネル03
を移動した後、カンヌキ09を係合孔08に係合するこ
とで、間仕切り断熱パネル03を所定位置に位置決めす
ることができる。この様に構成することにより、貯蔵す
る物品の量に応じて、各空間の容積を変更することがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、間仕切
り断熱パネル03の端面に対向する庫内側の面材02a
が、冷蔵空間04および冷凍空間05の両方にわたって
配置されている。したがって、冷凍空間05の低温が、
庫内側の面材02aを伝って冷蔵空間04側に伝達さ
れ、庫内側の面材02aにおける冷蔵空間04側の部分
の温度が低下する。そして、この庫内側の面材02a
に、冷蔵空間04内の相対的に温度の高い空気が触れて
結露や凍結が発生することがある。この結露や凍結を防
止するために、プレハブパネル02内にヒータ011が
設けられている。また、結露や凍結を防止するための別
の構造としては、図6に図示するように、プレハブパネ
ル02の庫内側に、ヒータボックス012を設置してい
る。このヒータボックス012の内部には、ヒータ01
3が設けられている。この様に、ヒータ011,013
を設けると、結露や凍結を防止することができるが、電
気の消費量が増大して、ランニングコストが高くなる。
【0006】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、移動可能な間仕切り断熱パネルで庫内が複
数の空間に区画されているとともに、少ないランニング
コストで結露や凍結を防止することができる冷却貯蔵庫
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却貯蔵庫
(1)は、庫内側面材(11)と庫外側面材(12)と
の間に断熱材(14)を配して形成されている断熱箱体
(2)と、この断熱箱体の庫内を複数の空間(5,6)
に区画するとともに、移動することで区画されている空
間の大きさを変更することができる間仕切り断熱パネル
(4)とを備えている。そして、この間仕切り断熱パネ
ルの移動範囲に沿った庫内側面材が、複数の面材片(1
6)を、間仕切り断熱パネルの移動方向に沿って整列さ
せて構成されている。
【0008】また、隣接する面材片同士が断熱部材(1
8)を介して互いに結合されている場合がある。
【0009】さらに、間仕切り断熱パネルを複数の配置
位置に選択的に位置決め固定する固定装置(42)を備
えるとともに、固定装置で位置決め固定された間仕切り
断熱パネルの端面のセンター(C)が、互いに隣接する
面材片の端部間に略対向している場合がある。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明における冷却貯蔵庫
の実施の第1の形態を図1および図2を用いて説明す
る。図1は本発明にかかる冷却貯蔵庫の左側面のプレハ
ブパネルおよび上面のプレハブパネルの一部を取り外し
た冷却貯蔵庫の斜視図である。図2は後面のプレハブパ
ネルと間仕切り断熱パネルとの接続部分の平断面図であ
る。
【0011】まず始めに、冷却貯蔵庫全体の構成を説明
する。冷却貯蔵庫であるプレハブ冷凍冷蔵庫1の本体で
ある断熱箱体2の前後左右の4側面、上面および床面
は、断熱性を有する本体用断熱パネルであるプレハブパ
ネル3を複数連結して構成されている。プレハブ冷凍冷
蔵庫1の庫内は、間仕切り断熱パネル4で2個の空間に
仕切られて区画されている。そして、各空間の設定温度
は異なり、たとえば、一方すなわち左側の空間が冷蔵庫
5となり、他方の空間が冷凍庫6となっている。また、
冷蔵庫5および冷凍庫6の内部には、庫内を冷却する冷
却装置が各々備えられている。そして、プレハブ冷凍冷
蔵庫1の正面には一対の開口部が形成されて、各開口部
に断熱扉8,9が開閉自在に設けられており、一方すな
わち左側の断熱扉8を開けると、冷蔵庫5に出入りがで
き、他方の断熱扉9を開けると、冷凍庫6に出入りがで
きる。
【0012】プレハブパネル3は、一対の略長方形の面
材11,12を間隔を開けて配置し、その周縁を枠材1
3で閉じて、面材11,12間の空間にウレタンなどの
断熱材14を注入発泡させて構成されている。この面材
11,12は、ステンレス板や塗装鋼板などの金属板な
どの板材からなり、また、枠材13は樹脂やアルミ材な
どで構成されている。
【0013】そして、間仕切り断熱パネル4の端面に対
向していないプレハブパネル3の面材11,12は、一
枚の板材で構成されている。また、間仕切り断熱パネル
4の端面に対向しているプレハブパネル3における庫外
側面材12も、一枚の板材で構成されている。一方、間
仕切り断熱パネル4の端面に対向している前面、後面、
および上面のプレハブパネル3の庫内側面材11は、間
仕切り断熱パネル4の移動方向に略垂直な方向に延在す
る面材片16を、複数、間仕切り断熱パネル4の移動方
向に沿って順次整列させて構成されている。すなわち、
間仕切り断熱パネル4の端面に対向している後面や前面
のプレハブパネル3の庫内側面材11は、上下方向に細
長い面材片16を左右方向に並べて構成されている。ま
た、間仕切り断熱パネル4の端面に対向している上面の
プレハブパネル3の庫内側面材11は、前後方向に細長
い面材片16を左右方向に並べて構成されている。
【0014】この面材片16は、両端部が内側に略直角
に折り曲げられており、結合フランジ16aが形成され
ている。この面材片16の結合フランジ16aが、隣接
する面材片16の結合フランジ16aに、硬質発泡ウレ
タンなどの断熱部材18を介してビス19で固定結合さ
れ、隣接する面材片16は、端部同士が互いに結合され
ている。また、間仕切り断熱パネル4の端面に対向して
いる後面および前面のプレハブパネル3の庫内側の面に
は、多数の係止穴21が上下に2段形成されている。
【0015】そして、間仕切り断熱パネル4は、冷蔵庫
5側の面に間仕切り断熱パネル4を移動するための把手
31が設けられている。また、冷蔵庫5側の面のサイド
には、間仕切り断熱パネル4を固定するための固定装置
であるカンヌキ42が計4個、進退自在に設けられてい
る。この間仕切り断熱パネル4のカンヌキ42の先端部
が、プレハブパネル3の係止穴21に進退して係合離脱
する。
【0016】さらに、間仕切り断熱パネル4には、空間
に面している両側の面すなわち冷蔵庫5側の面および冷
凍庫6側の面のサイドの下部に、車輪支持部材43が各
空間に突出して計4個取り付けて固定されている。この
車輪支持部材43には各々、間仕切り断熱パネル移動用
の車輪44が設けられており、間仕切り断熱パネル4は
自立して移動できる。
【0017】また、間仕切り断熱パネル4の端面には、
略全周にわたって、一対のヒレ部46aを具備する断面
略コの字状のパッキン46が設けられている。パッキン
46のヒレ部46a同士は、互いに間隔を有しており、
ヒレ部46a間の空間にヒータ48が配置されている。
このヒータ48は、間仕切り断熱パネル4の端面に固定
され、ヒータ48の電線49はプレハブパネル3を貫通
して、断熱箱体2の外に導かれ、図示しない電源に接続
されている。この電線49は、間仕切り断熱パネル4の
移動を許容するように、余裕をもって配線されている。
【0018】さらに、断熱箱体2の床壁である床面上に
は、間仕切り断熱パネル4の車輪44の移動範囲に対応
してボックス52が設けられ、前後の車輪44間の空間
を埋めている。このボックス52の庫内側面材53は、
間仕切り断熱パネル4の端面に対向している後面や前面
のプレハブパネル3の庫内側面材11と略同様にして、
複数の前後方向に細長い面材片16が左右方向に並べら
れ、その端部同士が断熱部材18を介してビス19で固
定結合されて構成されている。また、ボックス52が設
けられている場所以外では、断熱箱体2の床面上に、ボ
ックス52と略同じ高さのスノコ54が載置されてい
る。
【0019】この様にして構成されているプレハブ冷凍
冷蔵庫1は、間仕切り断熱パネル4の把手31を掴んで
引っ張ったり押したりすることにより、間仕切り断熱パ
ネル4を移動する。たとえば、間仕切り断熱パネル4を
冷蔵庫5側に移動すると、冷蔵庫5の容積が減少し、冷
凍庫6の容積が増大する。この様にして、収納する物品
に応じて、冷蔵庫5や冷凍庫6の容積を変更することが
できる。そして、間仕切り断熱パネル4を所定の位置に
移動すると、カンヌキ42を係止穴21に進出させて係
合させ、間仕切り断熱パネル4を固定する。再度、間仕
切り断熱パネル4を移動する際には、カンヌキ42を引
っ込めて係止穴21から離脱させ、間仕切り断熱パネル
4の移動を許容する。この様にして、間仕切り断熱パネ
ル4は、固定装置であるカンヌキ42および係止穴21
により、複数の配置位置に、選択的に位置決め固定され
ている。
【0020】そして、間仕切り断熱パネル4の各配置位
置において、カンヌキ42により固定されている間仕切
り断熱パネル4の端面のセンターCには、面材片16の
端部間すなわち断熱部材18が略対向している。ところ
で、間仕切り断熱パネル4の端面に対向している庫内側
面材11の冷凍庫6側の部分が冷却されて、低温とな
る。この低温は、庫内側面材11を伝って冷蔵庫5側の
部分に伝達されようとするが、この庫内側面材11は面
材片16が結合されて構成されており、面材片16の結
合部分で分断されており、熱伝導率が悪くなっている。
したがって、冷凍庫6側の低温が、庫内側面材11の冷
蔵庫5側の部分に熱伝導されることが減少し、庫内側面
材11の冷蔵庫5側の部分における温度の低下が少なく
なる。その結果、冷蔵庫5側における結露や凍結の発生
が減少する。特に、面材片16が、断熱部材18を介し
て結合されているので、面材片16の結合部分における
熱伝導の遮断効率が向上する。
【0021】また、パッキン46内にヒータ48が設け
られているので、パッキン46内の温度が上昇して、冷
凍庫6側の低温が、冷蔵庫5側に伝達されることを防止
することができる。
【0022】さらに、冷却貯蔵庫の実施の第2の形態と
して、図3に図示するような構造とすることも可能であ
る。図3は実施の第2の形態における後面のプレハブパ
ネルと間仕切り断熱パネルとの接続部分の平断面図であ
る。この実施の第2の形態においては、実施の第1の形
態の断熱部材18を設けずに、隣接する面材片16の端
部同士すなわち結合フランジ16a同士を直接ビス19
で結合している。
【0023】前述のように、間仕切り断熱パネル4の端
面の略全周にパッキン46が設けられているので、間仕
切り断熱パネル4で区画された空間間を空気が移動する
ことを防止することができ、空間間の熱移動を減少させ
ることができる。しかも、このパッキン46は、断面略
コの字状で、一対のヒレ部46aを具備し、このヒレ部
46a間に空間が形成されている。そして、面材片16
の結合部分が、このヒレ部46a間の空間に面してい
る。したがって、面材片16が、間仕切り断熱パネル4
で区画されている両空間すなわち冷蔵庫5と冷凍庫6と
にわたって配置されることがない。その結果、面材片1
6による熱伝導を確実に防止することができる。
【0024】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、冷却貯蔵庫はプレハブ冷
凍冷蔵庫であるが、必ずしも、プレハブ構造である必要
はない。また、一方の空間が冷蔵庫5で、他方の空間が
冷凍庫6であるが、必ずしも、冷凍冷蔵庫に限定され
ず、たとえば、両空間を設定温度の異なる冷凍庫にする
ことも可能である。さらに、両空間の設定温度を同じに
する事も可能である。また、間仕切り断熱パネルを複数
設け、空間を3個以上形成することも可能である。
【0025】(2)間仕切り断熱パネル4に、空間間を
出入りするための扉を設けることも可能である。また、
間仕切り断熱パネル4に送風機を設け、この送風機で一
方の空間から他方の空間に冷気を移動できる構造とし
て、1個の冷却器で複数の空間を冷却することも可能で
ある。 (3)車輪支持部材43や固定装置であるカンヌキ42
や係止穴21の配置および構造は適宜変更可能である。
【0026】(4)実施の形態においては、複数の面材
片16を結合して庫内側面材11を形成した後に、庫内
側面材11と庫外側面材12とを間隔を開けて対向さ
せ、その面材11,12間の空間に断熱材14を注入発
泡させて、プレハブパネル3を製作している。しかしな
がら、庫内側面材11は面材片16が並べられて形成さ
れているならば、その製作方法、構造や材質などは適宜
変更可能である。たとえば、一枚の板材からなる庫内側
面材11を用いて、プレハブパネル3を製造し、プレハ
ブパネル3の製造後、庫内側面材11を切断することも
可能である。また、庫内側面材11を樹脂などで構成す
ることも可能である。そして、面材片16同士の結合構
造も適宜変更可能である。さらに、プレハブパネル3の
製造方法や構造も適宜変更可能である。(5)パッキン
46の構造は適宜変更可能である。
【0027】(6)実施の形態においては、断熱部材1
8は硬質発泡樹脂で構成されているが、面材片16より
も熱伝導率が低いならば、適宜材質は選択可能である。
また、断熱部材18の構造も適宜選択可能である。たと
えば、内部を空洞にしたりすることも可能である。 (7)プレハブパネル3内のヒータや、間仕切り断熱パ
ネル4の端面のヒータ48などのヒータは設置すること
も可能であるし、設置しないことも可能である。
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、間仕切り断熱パネルの
移動範囲に沿った庫内側面材が、複数の面材片を、間仕
切り断熱パネルの移動方向に沿って整列させて構成され
ている。したがって、間仕切り断熱パネルで区画された
空間間における庫内側面材を介しての熱移動を減少させ
ることができる。その結果、間仕切り断熱パネルで区画
された相対的に温度の高い側の空間における結露や凍結
を減少させることができる。しかも、従来のヒータのよ
うな電気代などのランニングコストがかからない。ま
た、ヒータを設けた場合にも、ヒータに供給する電気量
を減少させることができる。
【0029】また、隣接する面材片同士が断熱部材を介
して互いに結合されている場合には、庫内側面材を介し
ての熱移動をより効率的に減少させることができる。
【0030】さらに、間仕切り断熱パネルを複数の配置
位置に選択的に位置決め固定する固定装置を備えるとと
もに、固定装置で位置決め固定された間仕切り断熱パネ
ルの端面のセンターが、互いに隣接する面材片の端部間
に略対向している場合がある。この場合には、面材片
が、間仕切り断熱パネルで区画された両空間間にわたっ
て配置されることがなく、庫内側面材を介しての熱移動
を、より確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明にかかる冷却貯蔵庫の左側面のプ
レハブパネルおよび上面のプレハブパネルの一部を取り
外した冷却貯蔵庫の斜視図である。
【図2】図2は後面のプレハブパネルと間仕切り断熱パ
ネルとの接続部分の平断面図である。
【図3】図3は実施の第2の形態における後面のプレハ
ブパネルと間仕切り断熱パネルとの接続部分の平断面図
である。
【図4】図4は左側面のプレハブパネルおよび上面のプ
レハブパネルの一部を取り外した従来の冷却貯蔵庫の斜
視図である。
【図5】図5は後面のプレハブパネルと間仕切り断熱パ
ネルとの接続部分の平断面図である。
【図6】図6は別の従来の後面のプレハブパネルと間仕
切り断熱パネルとの接続部分の平断面図である。
【符号の説明】
C 間仕切り断熱パネルの端面のセンター 1 プレハブ冷凍冷蔵庫(冷却貯蔵庫) 2 断熱箱体 4 間仕切り断熱パネル 5 冷蔵庫(空間) 6 冷凍庫(空間) 11 庫内側面材 12 庫外側面材 14 断熱材 16 面材片 18 断熱部材 42 カンヌキ(固定装置)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内側面材と庫外側面材との間に断熱材
    を配して形成されている断熱箱体と、 この断熱箱体の庫内を複数の空間に区画するとともに、
    移動することで区画されている空間の大きさを変更する
    ことができる間仕切り断熱パネルとを備えた冷却貯蔵庫
    であって、 この間仕切り断熱パネルの移動範囲に沿った庫内側面材
    が、複数の面材片を、間仕切り断熱パネルの移動方向に
    沿って整列させて構成されていることを特徴とする冷却
    貯蔵庫。
  2. 【請求項2】 前記隣接する面材片同士が断熱部材を介
    して互いに結合されていることを特徴とする冷却貯蔵
    庫。
  3. 【請求項3】 庫内側面材と庫外側面材との間に断熱材
    を配して形成されている断熱箱体と、 この断熱箱体の庫内を複数の空間に区画するとともに、
    移動することで区画されている空間の大きさを変更する
    ことができる間仕切り断熱パネルと、 間仕切り断熱パネルを複数の配置位置に選択的に位置決
    め固定する固定装置とを備えた冷却貯蔵庫であって、 この間仕切り断熱パネルの移動範囲に沿った庫内側面材
    が、複数の面材片を、間仕切り断熱パネルの移動方向に
    沿って整列させて構成され、 前記固定装置で位置決め固定された間仕切り断熱パネル
    の端面のセンターが、互いに隣接する面材片の端部間に
    略対向していることを特徴とする冷却貯蔵庫。
JP7787497A 1997-03-28 1997-03-28 冷却貯蔵庫 Pending JPH10267519A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100928588B1 (ko) 2009-06-16 2009-11-24 이영민 특장탑용 이동식 칸막이장치
CN108901626A (zh) * 2018-09-11 2018-11-30 福清市火麒麟食用菌技术开发有限公司 一种食用菌栽培基质袋输送装置

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