JPH10267211A - 蒸気発生装置 - Google Patents

蒸気発生装置

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Publication number
JPH10267211A
JPH10267211A JP7788397A JP7788397A JPH10267211A JP H10267211 A JPH10267211 A JP H10267211A JP 7788397 A JP7788397 A JP 7788397A JP 7788397 A JP7788397 A JP 7788397A JP H10267211 A JPH10267211 A JP H10267211A
Authority
JP
Japan
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water
steam generator
boiler
drain
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP7788397A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Kuroda
郁夫 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 熱水を勢いよく排水することができる蒸
気発生装置を提供する。 【解決手段】 蒸気発生装置としてのボイラーは、貯水
するボイラー本体(1)と、このボイラー本体に溜めら
れている水を加熱するヒーター(12)と、ボイラー本
体から水を排水するためのボイラー本体用排水弁(1
7)と、このボイラー本体用排水弁の下流に設けられ、
かつ、ボイラー本体から排水された水と混合する水が溜
められている排水タンク(21)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気をスチーマー
などに供給するボイラーなどの蒸気発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の蒸気発生装置としてのボイラー
は、内部にスケールが発生する。そこで、時々、ボイラ
ーの水を排水して、水と一緒にスケールを排出するよう
にしている。ところで、蒸気を発生している際において
は、このボイラー内は高温高圧となっており、水温は約
130℃に達している。この高温の熱水を排水すると、
蒸気が勢いよく、ボイラーが設置してある部屋などに吹
き出すことがある。また、塩ビなどからなる排水パイプ
などが損傷したりする。したがって、ボイラーの加熱を
停止し、水温を低下させてから、排水を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ボイラ
ー内の水温を低下させると、ボイラー内の圧力が低下
し、ボイラーからの排水の勢いが低下する。そして、排
水される水と一緒に排出されるスケールの量が少なくな
り、排出されなかったスケールがボイラー内に残る。こ
のボイラー内に残ったスケールが、ヒーターの表面に付
着したり、ボイラーの底に溜まったりすることがある。
この様にヒーターの表面に付着すると、ヒーターから水
への熱伝導率が低下する。そして、ヒーターが異常加熱
して、ヒーター表面に亀裂などが発生し、漏電すること
がある。
【0004】また、ボイラーの底にスケールが溜まる
と、給水パイプや排水パイプが詰まり、ボイラーへの給
水や、ボイラーからの排水が不可能となることがある。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めのもので、熱水を勢いよく排水することができる蒸気
発生装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の蒸気発生装置
は、貯水する蒸気発生装置本体(1)と、この蒸気発生
装置本体に溜められている水を加熱するヒーター(1
2)と、蒸気発生装置本体から水を排水するための蒸気
発生装置本体用排水弁(17)と、この蒸気発生装置本
体用排水弁の下流に設けられ、かつ、蒸気発生装置本体
から排水された水と混合する水が溜められている排水タ
ンク(21)とを備えている。
【0007】また、排水タンクには、一定水量が排水タ
ンクに溜まったら排水するオーバーフローパイプ(2
2)と、排水タンクに溜まっている水を略全部排水する
排水タンク用排水パイプ(23)とが接続されるととも
に、この排水タンク用排水パイプに排水タンク用排水弁
(24)が設けられている場合がある。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明における蒸気発生装
置の実施の一形態を図1ないし図3を用いて説明する。
図1は本発明におけるボイラーの給排水および蒸気の回
路図である。図2は図1のボイラーのタイムチャート図
である。図3は制御回路図である。
【0009】耐圧性のボイラー本体1の底壁1aには、
給水ポンプ2が給水パイプ3を介して接続されている。
また、この蒸気発生装置本体としてのボイラー本体1の
天壁1bには、蒸気供給パイプ6が接続され、この蒸気
供給パイプ6は分岐して、各分岐管7にはスチーマー用
開閉弁8を介してスチーマー9が接続されている。そし
て、ボイラー本体1内部には、水位センサー11および
ヒーター12が設けられている。
【0010】さらに、ボイラー本体1の底壁1aには、
ステンレス管などの耐熱性のボイラー本体用排水パイプ
16が接続されている。このボイラー本体用排水パイプ
16の途中には、ボイラー本体用排水弁17が設けられ
ている。このボイラー本体用排水パイプ16の他端すな
わち下流側には、排水タンク21が接続されている。
【0011】この排水タンク21の底壁21aには、オ
ーバーフローパイプ22および排水タンク用排水パイプ
23が接続されている。このオーバーフローパイプ22
および排水タンク用排水パイプ23は、ボイラー本体用
排水パイプ16よりも耐熱性が低い塩ビ管などの樹脂製
の管で構成されている。そして、排水タンク用排水パイ
プ23には排水タンク用排水弁24が設けられている。
また、排水タンク21の天壁21bには、排気管26が
接続されている。
【0012】この様に構成されている蒸気発生装置とし
てのボイラーは、マイコンなどの制御装置31で制御さ
れており、制御装置31には、水位センサー11が検出
したボイラー本体1の水位などが入力されている。ま
た、制御装置31からは、給水ポンプ2、ヒーター1
2、ボイラー本体用排水弁17、排水タンク用排水弁2
4および各スチーマー用開閉弁8などに制御信号が出力
されている。さらに、制御装置31はタイマー32と信
号を入出力している。この制御装置31には、ボイラー
本体1の上限水位および下限水位などが設定されてい
る。
【0013】ところで、初期状態においては、ボイラー
本体用排水弁17は開、排水タンク用排水弁24は閉、
また、ヒーター12はOFFで停止している。また、ボ
イラー本体1および排水タンク21は空である。そし
て、給水ポンプ2は通電されて稼働しており、水がボイ
ラー本体1に供給されている。この水は、ボイラー本体
用排水弁17が開いているので、排水タンク21に流入
する。排水タンク用排水弁24は閉じており、オーバー
フローパイプ22のオーバーフロー水位に達するまで、
排水タンク21に水が溜まる。排水タンク21の水位
が、オーバーフローパイプ22のオーバーフロー水位を
越えると、オーバーフローパイプ22から水が排水され
る。この排水タンク21に注水する排水タンク注水時間
は略一定であり、予め、制御装置31に設定されてい
る。
【0014】そして、初期状態から排水タンク注水時間
が経過すると、制御装置31からボイラー本体用排水弁
17に閉じ信号が出力される。すると、ボイラー本体1
から排水タンク21への水の流れは途絶え、ボイラー本
体1内に水が溜まりだす。このボイラー本体1の水位
は、水位センサー11が検出している。そして、この検
出水位が、制御装置31に設定されている上限水位に達
すると、制御装置31は、給水ポンプ2に停止信号を出
力し、給水ポンプ2への通電を遮断して停止させ、ま
た、ヒーター12に通電信号を出力し通電して稼働さ
せ、ボイラー本体1内の水を加熱する。
【0015】このヒーター12による加熱で、ボイラー
本体1内の水の温度は上昇し、約130℃に達して沸騰
し、ボイラー本体1内の上部には、約130℃の蒸気が
充満する。また、ボイラー本体1内の圧力は高くなり、
約3kg/cm2になる。そして、適宜スチーマー用開閉弁8
を開けて、各スチーマー9に蒸気を流入させる。このス
チーマー9が、あんパン製造用のオーブン(図示しな
い)などに蒸気を供給している。蒸気が消費されると、
ボイラー本体1の水位が段々と低下し、水位センサー1
1の検出水位が制御装置31の下限水位に達すると、制
御装置31は給水ポンプ2に稼働信号を出力し、通電し
て稼働させる。すると、ボイラー本体1の水位が上昇
し、制御装置31の上限水位に達し、制御装置31が給
水ポンプ2に停止信号を出力する。この様にして、給水
ポンプ2は稼働・停止を繰り返している。
【0016】そして、初期状態から一定時間たとえば約
一日経過すると、排水が開始される。この初期状態から
排水開始までの排水開始時間は、予め、制御装置31に
設定されている。この排水開始時間になると、制御装置
31はヒーター12に停止信号を出力し通電を遮断して
停止させ、また、ボイラー本体用排水弁17および排水
タンク用排水弁24に開信号を出力して開けている。し
たがって、ボイラー本体1内の熱水や蒸気は、勢いよく
排水タンク21内に流入し、排水タンク21内の水と混
合する。そして、水と混合した熱水や蒸気は、温度を約
60℃程度に低下して、オーバーフローパイプ22およ
び排水タンク用排水パイプ23から排水される。また、
排水タンク21内の気圧が上昇した場合には、排気管2
6から排水タンク21内の気体が排気される。この様
に、ボイラー本体1の熱水が勢いよく排水されるので、
その勢いで、ボイラー本体1内のスケールも一緒に排水
タンク21内に排出されている。そして、このスケール
はオーバーフローパイプ22や排水タンク用排水パイプ
23から排出される。また、排水タンク21内にスケー
ルが溜まっても、非耐圧性の排水タンク21は簡単に開
けることができ、容易に清掃できる。
【0017】そして、制御装置31には、排水終了時間
が設定されており、この排水終了時間になると、排水タ
ンク用排水弁24に閉信号を出力し閉じる。この様にし
て、初期状態に戻り、排水タンクへの給水を再度開始す
る。この様にして、蒸気作動が繰り返されている。
【0018】以上、本発明の実施の形態を詳述したが、
本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内で、
種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更例を
下記に例示する。 (1)実施の形態においては、スチーマー9は、あんパ
ンの製造に用いられているが、他の用途に蒸気を用いる
ことも可能である。
【0019】(2)排水タンク注水時間、排水開始時
間、排水終了時間や、蒸気を発生している時間などは、
適宜変更することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、蒸気発生装置本体は、
蒸気発生装置本体用排水弁を介して、水が溜められてい
る排水タンクに接続されているので、蒸気発生装置本体
から排水された熱水は、排水タンクの水と混合して低温
となる。したがって、蒸気発生装置本体内の水温が低下
するのを待たずに、蒸気発生装置本体から熱水を勢いよ
く排水することができる。その結果、熱水と一緒にスケ
ールを蒸気発生装置本体から排出することができる。
【0021】また、排水タンクに、排水弁を具備した排
水タンク用排水パイプと、オーバーフローパイプとが接
続されているので、排水タンクに水位センサーを設けな
くても、排水タンクに一定水量すなわちオーバーフロー
水位までの水を自動的に溜めることができる。したがっ
て、水位センサーなどの高価なセンサーを削減でき、コ
ストを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明におけるボイラーの給排水および
蒸気の回路図である。
【図2】図2は図1のボイラーのタイムチャート図であ
る。
【図3】図3は制御回路図である。
【符号の説明】
1 ボイラー本体(蒸気発生装置本体) 12 ヒーター 17 ボイラー本体用排水弁(蒸気発生装置本体用排水
弁) 21 排水タンク 22 オーバーフローパイプ 23 排水タンク用排水パイプ 24 排水タンク用排水弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貯水する蒸気発生装置本体と、 この蒸気発生装置本体に溜められている水を加熱するヒ
    ーターと、 蒸気発生装置本体から水を排水するための蒸気発生装置
    本体用排水弁と、 この蒸気発生装置本体用排水弁の下流に設けられ、蒸気
    発生装置本体から排水された水と混合する水が溜められ
    ている排水タンクとを備えている蒸気発生装置。
  2. 【請求項2】 前記排水タンクには、この排水タンクに
    一定水量が溜まったら排水するオーバーフローパイプ
    と、排水タンクに溜まっている水を略全部排水する排水
    タンク用排水パイプとが接続され、 この排水タンク用排水パイプには、排水タンク用排水弁
    が設けられていることを特徴とする請求項1記載の蒸気
    発生装置。
JP7788397A 1997-03-28 1997-03-28 蒸気発生装置 Pending JPH10267211A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7788397A JPH10267211A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 蒸気発生装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP7788397A JPH10267211A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 蒸気発生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10267211A true JPH10267211A (ja) 1998-10-09

Family

ID=13646481

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7788397A Pending JPH10267211A (ja) 1997-03-28 1997-03-28 蒸気発生装置

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JP (1) JPH10267211A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006228619A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃料電池システム
JP2010236701A (ja) * 2009-03-30 2010-10-21 Sanki Eng Co Ltd ユニット型加湿器用の冷却槽

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006228619A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃料電池システム
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