JPH10266546A - 見切材 - Google Patents

見切材

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Publication number
JPH10266546A
JPH10266546A JP7549397A JP7549397A JPH10266546A JP H10266546 A JPH10266546 A JP H10266546A JP 7549397 A JP7549397 A JP 7549397A JP 7549397 A JP7549397 A JP 7549397A JP H10266546 A JPH10266546 A JP H10266546A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
front piece
furring strip
parting material
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7549397A
Other languages
English (en)
Inventor
Toichi Fujita
東一 藤田
Tomohiro Yamamori
智広 山盛
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP7549397A priority Critical patent/JPH10266546A/ja
Publication of JPH10266546A publication Critical patent/JPH10266546A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Finishing Walls (AREA)
  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイド片を容易に分断できる見切材を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 柱1の窓外側に既存外壁2が設けられ、
この外壁2の外面に胴縁3が取り付けられ、この胴縁3
に見切材40が取り付けられている。窓開口5を囲むよ
うにアルミサッシ6が設けられている。サイド片43に
低強度部としての溝44が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は建築物外壁に設けら
れたサイディング材の端縁を覆うための見切材に係り、
特に既存の外壁の上に新たにサイディング材を設けて外
壁の改修を行う場合に好適に採用される見切材に関す
る。
【0002】
【従来の技術】既存の外壁の改修に用いた見切材の施工
例を図3、4を参照して説明する。なお、図3、4にお
いて、柱1の室外側に既存外壁2が設けられ、この外壁
2の外面に胴縁3が取り付けられ、この胴縁3に見切材
4又は5が取り付けられている。窓開口を囲むようにア
ルミサッシ6又は7が柱1に固定されている。
【0003】図3(a)及び図4(a)のアルミサッシ
6は半外付けタイプのものであり、図3(b)及び図4
(b)のアルミサッシ7は外付けタイプのものである。
【0004】図3(a)においては、見切材4は、胴縁
3に重なる第1正面片41と、該第1正面片41と平行
な第2正面片42と、これら第1及び第2正面片41、
42をつないでおり、且つ胴縁3のサイド面に重なるよ
うに延在したサイド片43とを備えた略々F字形状のも
のである。
【0005】図3(b)では、アルミサッシ7が胴縁3
に当接するように設けられているところから、見切材4
のサイド片43のうち胴縁3のサイド面に重なる部分を
切断除去した見切材4’を用いている。
【0006】図4(a)では、見切材5は胴縁3の正面
側に該胴縁3から離隔して設置される正面片51と、該
正面片51に連なっており、胴縁3のサイド面に重なる
ように延在したサイド片52と、該正面片51の裏側か
らサイド片52と平行方向に突設された挿入片53とを
備えてなる。
【0007】胴縁3には見切材下部材8が取り付けられ
ており、この見切材下部材8に設けられた1対の可撓片
よりなる受容部9に該挿入片53を挿入することによ
り、見切材5が取付施工されている。
【0008】図4(b)では、胴縁3がアルミサッシ7
に当接するように設けられてしまったため、見切材5の
サイド片52を約半幅程度となるように切断した見切材
5’が用いられている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の見切材にお
いては、サイド片43、52は主にカバー工法による改
修において胴縁を隠すためのものであり、サイド片長さ
が胴縁厚に一致するように設計されている。
【0010】しかし、開口部など見切り材を使用すべき
部位で、外付けサッシなどサイド片がなくても胴縁が隠
れてしまう場合において、次のような場合にはサイド片
43、52が邪魔になる。
【0011】 図3(b)、図4(b)のように、胴
縁をサイド片が差し込まれる隙間を設けずに施工してし
まった場合。 この隙間は開けたが、既存壁面が部分的に突起して
いるなど、サイド片52の差し込みに支障があるとき。 建物全体において胴縁が見えないような場合で、材
料手配等の関係から所定の厚さの胴縁を使用せず、サイ
ド片を短くしたいとき。
【0012】従来、このような場合には、サイド片4
3、52を適度な幅となるように切断する作業が必要で
あり、施工現場で手間がかかっていた。
【0013】本発明は、このような手間を無くし、サイ
ド片を容易に分断できる見切材を提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の見切材は、胴縁
の正面側に配置される正面片と、該正面片に連なってお
り、胴縁のサイド面側に配置されるサイド片とを有する
見切材において、該サイド片に該見切材の長手方向に延
在する低強度部を設け、該サイド片を該低強度部に沿っ
て分断可能としたことを特徴とするものである。
【0015】かかる見切材においては、低強度部に沿っ
てサイドを容易に分断できる。とくに、本発明において
低強度部を第1正面片の付根部分のうち第2正面片と反
対側の部分に沿って設けるようにした場合には、図3、
4の(b)図のように使用する場合にきわめて好適とな
る。
【0016】
【発明の実施の形態】図1、2はそれぞれ実施の形態に
係る見切材の長手方向と垂直方向の断面図である。
【0017】図1の見切材40は、従来の見切材4にお
いて、サイド片43に低強度部としての溝44を設けた
ものである。なお、45はビス留め用の溝を示す。
【0018】図2の見切材50は、従来の見切材5にお
いてサイド片52に溝54を設けたものである。
【0019】各溝44、54はそれぞれ見切材40、5
0の長手方向に連続して延在している。溝44は、第1
正面片41の付根部分のうち第2正面片42と反対側に
沿って設けられている。
【0020】このように構成された見切材40、50
は、図3、4の見切材4、5と同じ様にして用いること
ができる。そして、図3、4の(b)図のようにサイド
片43、52を分断することには、工具を用いるまでも
なく溝44、54に沿って容易に分断することができ
る。
【0021】とくに、図1の見切材40においては、第
1正面片41に設けられた溝45に沿って該正面片41
をも分断できるため、胴縁3の幅に応じて第1正面片4
1の幅を小さくすることができる。
【0022】上記実施の形態では溝44、54をサイド
片43、52に1条のみ設けているが、2条以上設けて
も良い。このようにサイド片に溝を2条以上設けた場
合、胴縁3の厚みに応じてサイド片を分断することがで
き、これはとくに図3、4の(a)図のようにサイド片
43、52を胴縁3のサイド面に重ねて施工する場合に
きわめて好適であり、胴縁の厚さが変っても対応するこ
とができる。
【0023】図1の見切材40では、溝44は図示のよ
うに胴縁3に重なる面に設けるのが好ましく、このよう
にすることにより溝を設けた部分がアルミサッシ6から
はみ出ても外から溝が視覚されず、見栄えが向上する。
【0024】なお、上記実施の形態では低強度部として
連続した溝が採用されているが、途切れ途切れの溝であ
っても良い。
【0025】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、見切材の
サイド片をきわめて容易に分断することができ、現場で
の施工作業能率が著しく向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る見切材40の断面図である。
【図2】実施の形態に係る見切材50の断面図である。
【図3】従来例に係る見切材4の施工例を示す断面図で
ある。
【図4】従来例に係る見切材5の施工例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 柱 2 既存の外壁 3 胴縁 4、5、40、50 見切材 41 第1正面片 42 第2正面片 43 サイド片 44、54 溝(低強度部) 51 正面片 52 サイド片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴縁の正面側に配置される正面片と、該
    正面片に連なっており、胴縁のサイド面側に配置される
    サイド片とを有する見切材において、該サイド片に該見
    切材の長手方向に延在する低強度部を設け、該サイド片
    を該低強度部に沿って分断可能としたことを特徴とする
    見切材。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記正面片は、胴縁
    に重なる第1正面片と、該第1正面片と平行な第2正面
    片とからなり、前記低強度部は該第1正面片の付根部分
    のうち第2正面片と反対側の部分に沿って設けられてい
    ることを特徴とする見切材。
JP7549397A 1997-03-27 1997-03-27 見切材 Pending JPH10266546A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7549397A JPH10266546A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 見切材

Applications Claiming Priority (1)

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JP7549397A JPH10266546A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 見切材

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JPH10266546A true JPH10266546A (ja) 1998-10-06

Family

ID=13577867

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JP7549397A Pending JPH10266546A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 見切材

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JP (1) JPH10266546A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001317193A (ja) * 2000-03-01 2001-11-16 Kubota Corp リフォーム壁面に対するサッシ窓枠の補修部材
JP2007198127A (ja) * 2000-03-01 2007-08-09 Kubota Matsushitadenko Exterior Works Ltd リフォーム壁面に対するサッシ窓枠施工方法

Cited By (3)

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