JPH10266453A - 天井材の吊り下げ装置 - Google Patents

天井材の吊り下げ装置

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JPH10266453A
JPH10266453A JP9088892A JP8889297A JPH10266453A JP H10266453 A JPH10266453 A JP H10266453A JP 9088892 A JP9088892 A JP 9088892A JP 8889297 A JP8889297 A JP 8889297A JP H10266453 A JPH10266453 A JP H10266453A
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JP
Japan
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support plate
horizontal portion
ceiling
elastic body
hole
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Withdrawn
Application number
JP9088892A
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English (en)
Inventor
Takatsugu Sugiyama
隆次 杉山
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストの上昇を招くことなく、防振ゴムの破
断に起因する天井材の降下および衝撃音の発生を防止で
き、かつ天井からの天井材の脱落を確実に防止すること
ができる天井材の吊り下げ装置を提供する。 【解決手段】 吊り下げ装置1は、下端に第1水平部2
1を有し、上端部が天井8に連結される第1支持板2
と、上端に第2水平部30を有し、この第2水平部30
が第1水平部21に上方から対向するように配置され、
下端部が天井材12に連結される第2支持板3と、第1
水平部21と第2水平部30との間に、第1支持板2と
第2支持板3との当接を阻止可能に配置された第1弾性
体4と、第2弾性体6と、この第2弾性体6を介して、
第1水平部21、第1弾性体4および第2水平部30を
抜け止め状態で連結する連結具5,7と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防音性や静粛性を
確保するために用いられる2重構造の天井において、上
側の天井から下側の天井材を防振状態で吊り下げる吊り
下げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の吊り下げ装置として、例
えば特開平4−363452号公報に開示されたものが
知られている。図6に示すように、この吊り下げ装置5
0は、上下に点対称に配置された2つのL字形の支持板
51を備えており、各支持板51は、向かい合う鉛直部
において防振ゴム52を挟んだ状態で、これに接着・固
定されている。これにより、支持板51同士が防振ゴム
52を介して互いに連結されている。上支持板51は、
コの字形状の落下防止金具53と共に、アンカーボルト
54およびナット55により、天井56に固定されてい
る。また、下支持板51には、ボルト57および4つの
ナット58を介して、ハンガー59が取り付けられてお
り、このハンガー59は、野縁受60を介して天井材6
1を係止している。また、落下防止金具53の下端部に
形成された水平部53aには、孔53bが設けられてお
り、この孔53bをボルト57が遊びをもって貫通して
いる。以上の構成により、吊り下げ装置50は、天井5
6から天井材61を防振状態で吊り下げると共に、大き
な荷重の作用や経年劣化などの理由により防振ゴム52
がその接着面などに沿って破断し、支持板51同士の連
結が外れたとき、下支持板51が下降して落下防止金具
53に受け止められることによって、天井材61の脱落
を防止するようになっている。
【0003】また、同公報には、図7に示す別の吊り下
げ装置70も開示されている。この吊り下げ装置70
は、上記吊り下げ装置50の2つのL字形の支持板51
に代えて、上下に点対称に配置された2つのコの字形の
ストッパ板71を備えると共に、落下防止金具53が省
略されており、その他の構成は吊り下げ装置50と同一
である。上ストッパ板71と下ストッパ板71は、上ス
トッパ板71の下側の水平部71aに、下ストッパ板7
1の上側の水平部71bが、上側から対向した状態で、
互いに向かい合う鉛直部において防振ゴム52に固定さ
れている。この吊り下げ装置70では、防振ゴム52が
破断し、各ストッパ板71同士の連結が外れたとき、下
ストッパ板71の水平部71bは下降し、防振ゴム52
を間に挟んだ状態で上ストッパ板71の水平部71aに
支持される。これにより、天井材61を天井56から吊
り下げ、その脱落を防止するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の吊り下げ装
置50によれば、経年劣化したり、大きな荷重がかかっ
たりして、防振ゴム52が破断したとき、下支持板51
が落下防止金具53に支持される位置まで降下するの
で、衝撃音が発生するとともに、この降下および衝撃音
により天井材61の下側にいる人間に恐怖心を与えると
いう問題がある。さらに、この吊り下げ装置50では、
落下防止金具53の孔53bとボルト57との間に遊び
があるため、降下の原因が地震の横揺れなどである場
合、下支持板51が落下防止金具53に支持されたの
ち、横方向にかなり揺れ易く、天井材61の下側にいる
人間に、天井材61が脱落するのではないかという恐怖
心を与えるおそれがある。加えて、この吊り下げ装置5
0では、天井材61の脱落を防止するために、下支持板
51を受け止める落下防止金具53を設けねばならず、
このため組み立て工数および部品点数が増加し、製造コ
ストの上昇を招くという問題がある。
【0005】一方、上記従来の別の吊り下げ装置70で
は、その構成が異なるので、上記吊り下げ装置50のよ
うな問題は生じない。しかし、この吊り下げ装置70で
も、水平部71bが、水平部71aに支持されるまで下
方へ降下するので、天井材61の下側にいる人間を驚か
せるおそれがある。また、防振ゴム52が各ストッパ板
71の鉛直部の間に接着されている構造であるため、地
震の横揺れなどに起因する横荷重に弱く、これを受けた
場合、防振ゴム52と各ストッパ板71との連結が外
れ、下ストッパ板71が上ストッパ板71から離れるよ
うに横方向に移動することがある。この場合、吊り下げ
装置70には、その構造上、横方向の移動に対する防止
機構がないために、水平部71bが、水平部71aにう
まく支持されず、天井材61が脱落するおそれがある。
【0006】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、コストの上昇を招くことなく、防振ゴムの
破断に起因する天井材の降下および衝撃音の発生を防止
でき、かつ天井からの天井材の脱落を確実に防止するこ
とができる天井材の吊り下げ装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の天井材の吊り
下げ装置は、下端に第1水平部を有し、上端部が天井に
連結される第1支持板と、上端に第2水平部を有し、こ
の第2水平部が第1水平部に上方から対向するように配
置され、下端部が天井材に連結される第2支持板と、第
1水平部と第2水平部との間に、第1支持板と第2支持
板との当接を阻止可能に配置された第1弾性体と、第2
弾性体と、この第2弾性体を介して、第1水平部、第1
弾性体および第2水平部を抜け止め状態で連結する連結
具と、を備える。
【0008】この天井材の吊り下げ装置によれば、第1
支持板が天井に、第2支持板が天井材にそれぞれ連結さ
れ、第1弾性体が、第1水平部と第2水平部との間に第
1支持板と第2支持板との当接を阻止可能に配置されて
おり、連結具が、第2弾性体を介して、第1水平部、第
1弾性体および第2水平部を抜け止め状態で連結する。
したがって、第1支持板と第2支持板の間が、第1弾性
体により隔絶されるので、天井と天井材の間で相互に伝
達される振動を、第1弾性体および第2弾性体により減
衰することができる。また、第1弾性体が、第1水平部
と第2水平部との間に配置され、連結具が、第1水平
部、第1弾性体および第2水平部を抜け止め状態で連結
するので、横揺れなどを受けた場合でも、従来の防振ゴ
ムが鉛直部の間に接着された吊り下げ装置と異なり、防
振ゴムが破断しにくく、また破断した場合でも、これに
起因する天井材の降下や衝撃音が発生しない。同じ理由
により、天井からの天井材の脱落を確実に防止すること
ができる。加えて、弾性体、第1支持板、第2支持板、
第2弾性体および連結具により構成できるので、従来の
ような落下防止金具を別に設ける必要がなくなり、部品
点数を省略し、製造コストを削減できる。
【0009】上記において、第1支持板および第2支持
板は、それぞれ第1水平部および第2水平部に第1孔を
有し、第1弾性体は、第1孔より小径の第2孔を有する
と共に、この第2孔が2つの第1孔と互いに同心の位置
で、第1水平部および第2水平部にそれぞれ接着された
防振ゴムであり、連結具は、第1孔より小径で第2孔に
圧入可能なネジ部を有するボルトと、このボルトに螺合
するナットとを有しており、第2弾性体は、ボルトが挿
入可能な防振ゴム製の2つのワッシャであり、ボルト
は、2つのワッシャの間に、第1水平部、防振ゴムおよ
び第2水平部を挟んだ状態で2つの第1孔および第2孔
に挿入され、ナットに螺合していることが好ましい。
【0010】この天井材の吊り下げ装置によれば、第1
支持板が天井に、第2支持板が天井材にそれぞれ連結さ
れ、防振ゴムが、第1水平部と第2水平部との間に、第
2孔が2つの第1孔と互いに同心の位置で接着されてお
り、ボルトは、2つの防振ゴム製のワッシャの間に、第
1水平部、弾性体および第2水平部を挟んだ状態で2つ
の第1孔および第2孔に挿入され、ナットに螺合してい
る。これにより、ボルト及びナットと、第1支持板およ
び第2支持板とは、直接、接触することがなく、その間
に防振ゴムと防振ゴム製のワッシャを介しているので、
天井と天井材の間で相互に伝達される振動を、これらの
防振ゴムおよび防振ゴム製のワッシャにより減衰するこ
とができる。同じ理由により、地震等の横揺れを受けた
場合でも、天井からの天井材の脱落を確実に防止するこ
とができ、かつ降下や衝撃音も発生しない。また、ボル
トとナットという、入手が容易で比較的安価な部品によ
り、連結具を構成できるので、従来のような落下防止金
具を製造する必要がなく、製造コストをさらに削減でき
る。
【0011】また、上記において、第1支持板と第2支
持板は、材質、形状および寸法が互いに同一であること
が好ましい。
【0012】この天井材の吊り下げ装置によれば、部品
の共通化により製造する部品点数を省略でき、製造コス
トをより削減することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の一実施形態に係る天井材の吊り下げ装置につい
て説明する。図1(a)は、本実施形態に係る天井材の
吊り下げ装置1を示す正面図であり、図2は、その分解
した状態を示す斜視図である。両図に示すように、この
吊り下げ装置1は、それぞれコの字形状に形成された金
属製(例えば、ステンレス製)の第1支持板2および第
2支持板3を備えている。これらの支持板2,3は、材
質、形状および寸法が同一のものであり、互いに点対称
の位置に上下に配置されている。第1支持板2は、上下
に同一形状に形成された水平部20,21と、これらを
結ぶ鉛直部22とを有しており、上下の水平部20,2
1にはそれぞれ孔(第1孔)23が形成され、鉛直部2
2には、2つの小孔24,24が形成されている。第2
支持板3は、第1支持板2と同様に、上下の水平部3
0,31および鉛直部32を有し、これらの上下の水平
部30,31には、それぞれ孔(第1孔)33が形成さ
れ、鉛直部32には、2つの小孔34,34が形成され
ている。
【0014】第1支持板2の下水平部(第1水平部)2
1と第2支持板の上水平部(第2水平部)30との間に
は、矩形の防振ゴム(第1弾性体)4が設けられてお
り、防振ゴム4は、加硫接着などにより下水平部21と
上水平部30にそれぞれ接着されている。この防振ゴム
4は、その側面が鉛直部22と鉛直部32に当接してお
り、この状態で下水平部21および上水平部30の先端
が、それぞれ鉛直部32と鉛直部22に対して所定の間
隙を有するようになっている。加えて、防振ゴム4に
は、上記孔23,33より小径の孔(第2孔)4aが形
成されており、防振ゴム4は、この孔4aと、上記下水
平部21の孔23および上水平部30の孔33とが、互
いに同心になるような位置で、下水平部21と上水平部
30にそれぞれ接着されている。
【0015】また、図中に示すように、金属製(例え
ば、ステンレス製)のボルト5が、各孔4a,23,3
3に挿入されている。ボルト5のネジ部5aは、防振ゴ
ム4の孔4a内より若干大きな径で、かつ孔23,33
より小径に構成されている。このボルト5は、これらの
孔に挿入されたとき、ネジ部5aが、防振ゴム4の孔4
a内に圧入され、これにより孔4a内に保持されてい
る。この場合、ボルト5は、上記のように各孔4a,2
3,33が同心に位置しており、かつネジ部5aが孔2
3,33より小径なので、孔23,33に対して接触す
ることなく、所定の間隙を有している。さらに、ボルト
5の頭5bやナット7の外周は、これらの孔23,33
に入り込むことがないような大きさに形成されている。
【0016】このボルト5のネジ部5aを、これらの孔
4a,23,33に挿入すると共に、2枚の防振ゴム製
のワッシャ(第2弾性体)6,6を介して、金属製(例
えば、ステンレス製)のナット7に螺合させることによ
り、第1支持板2、防振ゴム4および第2支持板3が固
定されている。この場合、ボルト5のネジ部5aは、上
記のように防振ゴム4の孔4aに保持され、孔23,3
3に対して接触することなく、所定の間隙を有してい
る。加えて、ボルト5とナット7の間には、ワッシャ
6、第1支持板2、防振ゴム4、第2支持板3、ワッシ
ャ6の順に、各部材が配置されているので、ボルト5お
よびナット7と、第1支持板2および第2支持板3との
間には、金属部分同士の接触箇所が存在しない。さら
に、第1支持板2と第2支持板3の間にも、上記のよう
に防振ゴム4により所定の間隙が設けられ、金属部分同
士の接触箇所が存在しない。
【0017】このように、第1支持板2と第2支持板3
では、ボルト5とナット7により固定されていながら、
金属部分同士の接触箇所が存在せず、防振ゴム4および
防振ゴム製のワッシャ6により互いに隔絶されている。
したがって、ボルト5とナット7により固定された第1
支持板2と第2支持板3において、一方から他方に伝達
されようとする振動が、防振ゴム4および防振ゴム製の
ワッシャ6で減衰される。また、ボルト5のネジ部5a
とナット7との螺合部には、緩み止め防止用のエポキシ
樹脂接着剤などが用いられ、その螺合が振動により緩む
ことのないようになっている。
【0018】この吊り下げ装置1では、図1(a)に示
すように、第1支持板2は、その上水平部20が、金属
製(例えば、ステンレス製)のアンカーボルト9、ナッ
ト10およびワッシャ11を介して天井8に固定され
る。アンカーボルト9は、天井8に埋設されており、こ
のアンカーボルト9のネジ部9aが、水平部20の孔2
3およびワッシャ11に挿入され、ナット10と螺合す
ることにより、第1支持板2は、天井8に固定される。
また、第2支持板3には、天井材としての野縁12が連
結されており、この野縁12は、第2支持板3の下水平
部31に載置された状態で、鉛直部32の各小孔24を
介して打ち込まれた釘13により、第2支持板3に固定
される。また、この吊り下げ装置1では、火災などによ
り防振ゴム4が焼失した場合でも、図1(b)に示すよ
うに、第2支持板3が、ボルト5を介して第1支持板2
に係止されるので、野縁12の脱落を確実に防止するこ
とができる。
【0019】以上のように構成された吊り下げ装置1で
は、第1支持板2が天井8に固定され、かつ第2支持板
3に野縁12が固定された場合、第1支持板2と第2支
持板3が、互いに直接、接触しないように防振ゴム4お
よび防振ゴム製のワッシャ6により隔絶されているの
で、天井8から野縁12へ振動が伝達されるとき、また
はその逆方向へ伝達されるとき、防振ゴム4および防振
ゴム製のワッシャ6により減衰される。
【0020】また、従来の吊り下げ装置50,70と比
べた場合、防振ゴム4が、第1支持板2の下水平部21
と第2支持板3の上水平部30の間に挟まれた状態で、
ボルト5とナット7などにより固定されているので、従
来と異なり大きな荷重や経年劣化などによる防振ゴム4
の破断が発生しにくい。このため、火災などで焼失した
場合を除き、従来と異なり、第2支持板が第1支持板に
支持される支持位置まで降下することも、互いに当接し
て、衝撃音を発生するようなこともない。加えて、この
構成により、地震などの横揺れ荷重が加えられた場合で
も、防振ゴム4が破断しにくく、仮に破断しても第1支
持板2と第2支持板3の連結が外れることがないので、
従来の吊り下げ装置70のような天井材の脱落のおそれ
がなく、野縁(天井材)12の脱落を確実に防止するこ
とができる。さらに、落下防止金具53のような製造コ
ストの上昇につながる複雑な形状の部材を必要とせず、
ボルト5とナット7という入手が容易で安価な部材によ
り吊り下げ装置1を構成したので、製造コストを削減で
きる。
【0021】なお、上記実施形態においては、第1支持
板2をアンカーボルト9などを用いて天井8に取り付
け、野縁12を第2支持板3に釘13を用いて取り付け
るようにしたが、これに限らず、例えば図3に示すよう
に、羽根板ボルト14を釘15により天井8に取り付
け、第1支持板2を、ナット10とワッシャ11を介し
て、この羽根板ボルト14に取り付けるようにしてもよ
い。また、図4に示すように、羽根板ボルト14を用い
て、野縁12を第2支持板3に取り付けるようにしても
よい。さらに、図5に示すように、Lの字形の支持板1
5,15を用いて、これらを釘13によりそれぞれ天井
8の梁8aおよび野縁12に取り付け、さらに2組のボ
ルト16とナット17を介して、それぞれ第1支持板2
および第2支持板3に取り付けるようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明の天井材の吊り下
げ装置によれば、コストの上昇を招くことなく、防振ゴ
ムの破断に起因する天井材の降下および衝撃音の発生を
防止でき、かつ天井材の脱落を確実に防止することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る天井材の吊り下げ装
置を示す(a)正面図と、防振ゴムが焼失した状態を示
す(b)正面図である。
【図2】天井材の吊り下げ装置の分解斜視図である。
【図3】天井材の吊り下げ装置の別の実施形態を示す正
面図である。
【図4】天井材の吊り下げ装置の他の実施形態を示す正
面図である。
【図5】天井材の吊り下げ装置のさらに別の実施形態を
示す正面図である。
【図6】従来の天井材の吊り下げ装置を示す正面図であ
る。
【図7】別の従来の天井材の吊り下げ装置を示す正面図
である。
【符号の説明】
1 吊り下げ装置 2 第1支持板 21 下水平部(第1水平部) 23 孔(第1孔) 3 第2支持板 30 上水平部(第2水平部) 33 孔(第1孔) 4 防振ゴム(第1弾性体) 4a 孔(第2孔) 5 ボルト(連結具) 5a ネジ部 6 防振ゴム製のワッシャ(第2弾性体) 7 ナット(連結具) 8 天井 12 天井材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下端に第1水平部を有し、上端部が天井
    に連結される第1支持板と、 上端に第2水平部を有し、この第2水平部が前記第1水
    平部に上方から対向するように配置され、下端部が天井
    材に連結される第2支持板と、 前記第1水平部と前記第2水平部との間に、前記第1支
    持板と前記第2支持板との当接を阻止可能に配置された
    第1弾性体と、 第2弾性体と、 この第2弾性体を介して、前記第1水平部、前記第1弾
    性体および前記第2水平部を抜け止め状態で連結する連
    結具と、 を備えることを特徴とする天井材の吊り下げ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1支持板および前記第2支持板
    は、それぞれ前記第1水平部および前記第2水平部に第
    1孔を有し、 前記第1弾性体は、前記第1孔より小径の第2孔を有す
    ると共に、この第2孔が前記2つの第1孔と互いに同心
    の位置で、前記第1水平部および前記第2水平部にそれ
    ぞれ接着された防振ゴムであり、 前記連結具は、前記第1孔より小径で前記第2孔に圧入
    可能なネジ部を有するボルトと、このボルトに螺合する
    ナットとを有しており、 前記第2弾性体は、前記ボルトが挿入可能な防振ゴム製
    の2つのワッシャであり、 前記ボルトは、前記2つのワッシャの間に、前記第1水
    平部、前記防振ゴムおよび前記第2水平部を挟んだ状態
    で前記2つの第1孔および前記第2孔に挿入され、前記
    ナットに螺合していることを特徴とする請求項1に記載
    の天井材の吊り下げ装置。
  3. 【請求項3】 前記第1支持板と前記第2支持板は、材
    質、形状および寸法が互いに同一であることを特徴とす
    る請求項1または2に記載の天井材の吊り下げ装置。
JP9088892A 1997-03-24 1997-03-24 天井材の吊り下げ装置 Withdrawn JPH10266453A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20170016628A (ko) * 2015-08-04 2017-02-14 현대건설주식회사 프리패브리케이션(Prefabrication) 공법에 의해 시공되는 건축구조물의 천정구조
KR102287278B1 (ko) * 2020-11-25 2021-08-05 전길현 다중 내진 구조를 구비한 방수 이중 천정

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