JPH04363452A - 吊下防振装置 - Google Patents

吊下防振装置

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JPH04363452A
JPH04363452A JP3138055A JP13805591A JPH04363452A JP H04363452 A JPH04363452 A JP H04363452A JP 3138055 A JP3138055 A JP 3138055A JP 13805591 A JP13805591 A JP 13805591A JP H04363452 A JPH04363452 A JP H04363452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support plate
ceiling material
vibration isolator
interior ceiling
hanging
Prior art date
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Pending
Application number
JP3138055A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Abe
正紀 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP3138055A priority Critical patent/JPH04363452A/ja
Publication of JPH04363452A publication Critical patent/JPH04363452A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホテル等の多層階のコ
ンクリート建造物の内装天井材を、天井スラブに吊下さ
せるための吊下防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】多層階のコンクリート建造物では、上階
における歩行及び物の落下等による衝撃力が床スラブを
振動させ、この振動が固体伝播により床衝撃音となって
下階へ放射されるため、この床衝撃音を、下階の天井部
で遮断する必要から、一般にボード状の内装天井材が天
井部から吊下されている。
【0003】図6に示される如くこの内装天井材を天井
部に吊下する吊下防振装置50には、上階の床スラブの
振動が直接内装天井材へ伝達されないように、天井支持
用の防振ゴム14が備えられ、この防振ゴム14の弾性
変形によって床スラブの振動を有効に吸収、遮断するよ
うになっている。
【0004】この吊下防振装置50に備えられた防振ゴ
ム14は、十分な強度をもって設計されているが、不測
の事態に対処するために、吊下防振装置50には、脱落
防止用のスチールコード52が設けられ安全性が確保さ
れている。
【0005】しかしながら、このスチールコード52を
支持板18、20に設けられた取付孔19、21へ通す
には手間を要し、またスチールコード52の端部52A
を取付箇所毎に結束する必要があるため、これら取付作
業の省力化が要望されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮して、スチールコードを用いなくても内装天井材の脱
落を防止できる吊下防振装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の吊下防振
装置は、天井スラブに固定される一の支持板と、天井ス
ラブの振動によって生じる固体伝播音を遮断する内装天
井材を吊り下げる他の支持板と、を弾性体を介して連結
し、この弾性体の弾性変形により天井スラブから内装天
井材に伝達される振動を遮断する吊下防振装置において
、前記天井スラブに固定される一の支持板または前記内
装天井材を吊り下げる他の支持板のいずれか一方の支持
板と連結され他方の支持板と非接触状態で前記弾性体の
破断時には他の支持板を吊下しまたは一の支持板に吊下
される支持部から構成された落下防止金具と、を有する
ことを特徴としている。
【0008】請求項2記載の吊下防振装置は、天井スラ
ブに固定される一の支持板と、天井スラブの振動によっ
て生じる固体伝播音を遮断する内装天井材を吊り下げる
他の支持板と、を弾性体を介して連結し、この弾性体の
弾性変形により天井スラブから内装天井材に伝達される
振動を遮断する吊下防振装置において、前記一の支持板
の下端部から延設され前記他の支持板と非接触状態に設
けられた第1の係止部材と、前記一の支持板と非接触状
態に前記他の支持板の上端部から延設され前記弾性体の
破断時には前記第1の係止部材に係止される第2の係止
部材と、を有することを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1記載に係る吊下防振装置によれば、内
装天井材に不測の大荷重が作用し、弾性体が破断して、
内装天井材を支持する他の支持板が脱落しても、天井ス
ラブに固定された一の支持板に連結された落下防止金具
の支持部が他の支持板を吊下し、または他の支持板に連
結された落下防止金具の支持部が天井スラブに固定され
た一の支持板に吊下されるので、内装天井材が落下する
ことがない。また、通常落下防止金具は、一の支持板ま
たは他の支持板と非接触状態となっているので、天井ス
ラブの振動により内装天井材が振れても、衝突音を発生
させることがない。
【0010】請求項2記載に係る吊下防振装置によれば
、弾性体が破断しても、第1の係止部材が第2の係止部
材を係止するので、他の支持部材は一の支持部材に吊下
され、内装天井材が落下することがない。
【0011】
【実施例】図1の示されるように、第1実施例に係る吊
下防振装置10が適用された天井構造では、天井スラブ
12へ弾性体の防振ゴム14を介して内装天井板16が
吊下げられている。
【0012】防振ゴム14は六面体で、対向する両側面
は、一対のL型の支持板18、20の垂直部18A、2
0Aに加硫接着されている。この支持板18の上端部に
おいて図左方に屈曲する水平部18Bの中央部には、円
孔22が穿設されている。この円孔22には、天井スラ
ブ12に埋め込まれたアンカーボルト24が貫通され、
ナット26で締め付けられている。これにより、支持板
18が天井スラブ12へ固定されている。なお、この支
持板18の水平部18Bと天井スラブ12との間には、
U型の落下防止金具28の上端部において図左方に屈曲
する水平部28Aが挟まれいる。水平部28Aには、円
孔22と同軸上に円孔30が穿設されている。この円孔
30にアンカーボルト24が貫通され、落下防止金具2
8が支持板18と一体に天井スラブ12に固定されてい
る。
【0013】一方、支持板20の下端部において図右方
に屈曲する水平部20Bの中央部には、円孔32が穿設
されている。この円孔32へは吊りボルト34の上端部
が挿入され一対のナット36で固定されている。これに
よって、吊りボルト34が支持板20に吊下されている
【0014】また、この吊りボルト34の略中間部は、
落下防止金具28の下端部において図左方へ屈曲する水
平部28Bに穿設された円孔38に貫通している。この
円孔38の内径は、吊りボルト34の外径より十分に大
きくされており、吊りボルト34が円孔38の縁部に接
触しないようになっている。さらに、円孔38には、ゴ
ムキャップ40が挿入されている。これにより、吊りボ
ルト34が大きく振れた場合に生じる衝突音を吸収する
ようになっている(図3参照)。
【0015】なお、落下防止金具28の水平部28Bの
面積は、支持板20の水平部20Bの面積より大きくさ
れ、不測の事態で防振ゴムが切断した時、支持板20を
支持できるようになっている。
【0016】吊りボルト34の下端部には、一対のナッ
ト42で野縁受け用のハンガー44が吊下げられている
。このハンガー44のU字状の下端部は、水平に配置さ
れた野縁受46が支持されている。この野縁受46には
、複数の野縁48の上端部が固定されている。これら野
縁48の下面には、内装天井材16の上端面が固着され
ている。
【0017】次に、本実施例に係る吊下防振装置10の
作用を説明する。階上で発生する床衝撃音が、天井スラ
ブ12を加振して階下の内装天井材16に伝播する過程
において、天井スラブ12から吊下防振装置10に直接
伝達される振動は、防振ゴム14で適切に減衰されるの
で、階下の床衝撃レベルは大きく低減される。
【0018】また、大きな振動により、吊りボルト34
が水平方向に振れても、落下防止金具28の円孔38の
内径は、吊りボルト34の外径より十分に大きくされて
いるので、衝突音を発生させることがない。さらに、仮
に水平方向の振れが大きくなっても、ゴムキャップ40
によって、衝突音は吸収される(図3参照)。
【0019】また、図2に示されるように、内装天井材
16に不測の大荷重が作用し、防振ゴム14が破断した
場合にも、落下防止金具28によって、内装天井材16
が天井スラブ12へ吊り下げられるので、内装天井材1
6が落下することがない。
【0020】また、図4に示す第2実施例では、第1実
施例における落下防止金具28の水平部28Bの先端部
を下方に延設してハンガー44が一体に成形されている
。この落下防止金具29の水平部29Bは、支持板20
の水平部20Bと連結されている。また落下防止金具2
9の上端の水平部29Aは、第1実施例と同様にゴムキ
ャップ40が取付けられ、アンカーボルト24が挿入さ
れている。
【0021】このような構造の落下防止金具29では、
ゴム14が破断した場合にも、落下防止金具28が支持
板18に吊下され、内装天井材16が天井スラブ12へ
吊り下げられるので、内装天井材16が落下することが
ない。
【0022】次に第3実施例について説明する。図5に
示すように、第3実施例では、支持板60の下端部から
図左方に屈曲するストッパー板62が設けられている。 このストッパー板62の先端部には上方に向かって屈曲
するフック部64が形成されている。一方、支持板66
の上端部にも図右方に屈曲するストッパー板68が設け
られている。このストッパー板68の先端部にも下方に
向かって屈曲するフック部70が形成されている。なお
、フック部64、70はそれぞれ支持板60、66と非
接触状態に保たれている。
【0023】次に第3実施例の作用を説明する。第1実
施例と同様に、内装天井材16に不測の大荷重が作用し
、防振ゴム14が破断した場合、内装天井材16を支持
する支持板66は、ストッパー板68がストッパー板6
2に支持されることによって、支持板60に吊下される
。この吊下状態で、内装天井材16が水平方向に振れて
も、フック部64、70とによって係止されるので、内
装天井材16が落下することがない。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る吊下
防振装置では、不測の事態においては、落下防止金具で
内装天井材を吊下できるようになっているので、スチー
ルコードを取付ける必要がない。これによって、取付作
業の省力化が図られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る吊下防振装置が取付けられた
状態を示す側面図である。
【図2】第1実施例に係る吊下防振装置の防振ゴムが破
断した状態を示す側面図である。
【図3】第1実施例に係る吊下防振装置の落下防止金具
と吊りボルトとの取付状態を示す部分的斜視図である。
【図4】第2実施例に係る吊下防振装置が取付けられた
状態を示す側面図である。
【図5】第3実施例に係る吊下防振装置が取付けられた
状態を示す側面図である。
【図6】従来の吊下防振装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
28    落下防止金具 29    落下防止金具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  天井スラブに固定される一の支持板と
    、天井スラブの振動によって生じる固体伝播音を遮断す
    る内装天井材を吊り下げる他の支持板と、を弾性体を介
    して連結し、この弾性体の弾性変形により天井スラブか
    ら内装天井材に伝達される振動を遮断する吊下防振装置
    において、前記天井スラブに固定される一の支持板また
    は前記内装天井材を吊り下げる他の支持板のいずれか一
    方の支持板と連結され他方の支持板と非接触状態で前記
    弾性体の破断時には他の支持板を吊下しまたは一の支持
    板に吊下される支持部から構成された落下防止金具と、
    を有することを特徴とする吊下防振装置。
  2. 【請求項2】  天井スラブに固定される一の支持板と
    、天井スラブの振動によって生じる固体伝播音を遮断す
    る内装天井材を吊り下げる他の支持板と、を弾性体を介
    して連結し、この弾性体の弾性変形により天井スラブか
    ら内装天井材に伝達される振動を遮断する吊下防振装置
    において、前記一の支持板の下端部から延設され前記他
    の支持板と非接触状態に設けられた第1の係止部材と、
    前記一の支持板と非接触状態に前記他の支持板の上端部
    から延設され前記弾性体の破断時には前記第1の係止部
    材に係止される第2の係止部材と、を有することを特徴
    とする吊下防振装置。
JP3138055A 1991-06-10 1991-06-10 吊下防振装置 Pending JPH04363452A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6755379B2 (en) * 2002-09-05 2004-06-29 Automatic Fire Control, Incorporated Fire sprinkler mount
JP2007170009A (ja) * 2005-12-21 2007-07-05 Asahi Kasei Construction Materials Co Ltd 天井材の防振吊木金具及び天井材の防振吊構造
JP2008093799A (ja) * 2006-10-13 2008-04-24 Vessel Industrial Co Ltd 可搬形動力工具
US20150013243A1 (en) * 2012-11-13 2015-01-15 Dirtt Environmental Solutions, Ltd. Selectively adjustable architectural wall
CN110397242A (zh) * 2019-07-02 2019-11-01 浙江金泽节能建材科技有限公司 一种天然石材装饰面板的固定结构

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