JPH10266068A - 蒸着布帛およびその製造方法 - Google Patents

蒸着布帛およびその製造方法

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JPH10266068A
JPH10266068A JP9074095A JP7409597A JPH10266068A JP H10266068 A JPH10266068 A JP H10266068A JP 9074095 A JP9074095 A JP 9074095A JP 7409597 A JP7409597 A JP 7409597A JP H10266068 A JPH10266068 A JP H10266068A
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JP
Japan
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fabric
deposited
vapor
silicone resin
plasma treatment
Prior art date
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Application number
JP9074095A
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English (en)
Inventor
Haruichiro Okumura
治一郎 奥村
Takao Negishi
孝雄 根岸
Jiro Amano
慈朗 天野
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】繊維布帛、さらにはその製品の表面に蒸着され
る蒸着膜の接着力を向上すること、究極的には、該蒸着
布帛に優れた耐洗濯性、耐摩耗性などを付与するととも
に布帛が硬くならないこと。 【解決手段】ポリエステル布帛の表面の少なくとも一部
に、少なくとも酸化されたシリコーン系樹脂とメラミン
系樹脂を含む中間剤を介して、金属又は無機物を有する
蒸着薄膜を備えていることを特徴とする蒸着布帛および
ポリエステル布帛の表面にシリコーン系樹脂とメラミン
系樹脂を付与し、その上からプラズマ処理を施し、プラ
ズマ処理面上に金属又は無機物を有する薄膜を蒸着する
ことを特徴とする蒸着布帛の製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸着布帛およびそ
の製造方法に関し、とくに、蒸着膜の接着力を強化でき
るようにした、蒸着膜形成繊維製品に使用して最適な、
蒸着布帛およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】蒸着膜、例えば金属蒸着膜を形成した繊
維布帛においては、蒸着処理後の蒸着金属膜と繊維ある
いは樹脂との接着性は、予想以上に低く、洗濯(水洗い
洗濯、ドライクリーニング)を行うと大半の金属は脱落
し、商品展開の上で、大きなネックとなっている。
【0003】これを改善するために、特開昭58−13
6891号公報には、蒸着処理後に樹脂を保護膜コーテ
ィングする方法が行われているが、いくら金属の上から
保護膜を形成しても、金属と繊維または樹脂との接着性
が低いため根本的な解決策とはならない。すなわち、洗
濯時に金属膜の部分的な脱落は少なくなるが、時間が経
過するにつれ、あるいは洗濯回数が増えるにつれ、広範
囲にわたって保護膜を含む金属膜が剥離してしまうので
ある。
【0004】単に金属膜を蒸着した繊維布帛において
も、金属膜を布帛表面に直接蒸着していたため、前述と
同様の問題点、すなわち、蒸着された金属膜の摩擦や屈
曲に対する接着強度が不足することがあるという問題が
残されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題点に着目し、繊維布帛、さらにはその製品の表面に
蒸着される蒸着膜の接着力を向上することを目的とし、
究極的には、該蒸着布帛に優れた耐洗濯性、耐摩耗性な
どを付与するとともに布帛が硬くならないことを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の構成を有する。
【0007】すなわち、ポリエステル布帛の表面の少な
くとも一部に、少なくとも酸化されたシリコーン系樹脂
とメラミン系樹脂を含む中間剤を介して、金属又は無機
物を有する蒸着薄膜を備えていることを特徴とする蒸着
布帛である。
【0008】また、本発明の製造方法は、前記課題を解
決するための以下の構成を有する。
【0009】すなわち、ポリエステル布帛の表面にシリ
コーン系樹脂とメラミン系樹脂を付与し、その上からプ
ラズマ処理を施し、プラズマ処理面上に金属又は無機物
を有する薄膜を蒸着することを特徴とする蒸着布帛の製
造方法である。
【0010】また、ポリエステル布帛の表面にシリコー
ン系樹脂とメラミン系樹脂を付与し、該シリコーン系樹
脂を熱処理してシリコーン系樹脂層を形成し、その上か
らプラズマ処理を施し、プラズマ処理面上に金属又は無
機物を有する薄膜を蒸着することを特徴とする蒸着布帛
の製造方法である。
【0011】
【発明の実施の形態】この目的に沿う本発明の蒸着布帛
は、ポリエステル布帛の表面の少なくとも一部に、ま
た、繊維1本1本に、少なくとも酸化されたシリコーン
系樹脂とメラミン系樹脂を含む中間剤を介して、金属又
は無機物を有する蒸着薄膜を備えている物からなる。
【0012】とくに上記中間剤に含まれる酸化されたシ
リコーン系樹脂中に二酸化ケイ素がプラズマ処理によっ
て生成され得る。それは元のシリコーン系樹脂中のSi
に対し、生成されたSiO2中のSiが2倍以上になっ
ているものをいう。このようなプラズマ処理によって生
成された二酸化ケイ素は、活性化された分子形態で中間
剤表面近傍に存在できるとともに、プラズマ処理によっ
て生成されるので、分子オーダーで均一に分布でき、そ
の上に形成される蒸着薄膜に対して高い接着力をもつ。
とくに、中間剤の元素組成が、少なくとも蒸着薄膜近傍
において、炭素原子2に対しケイ素原子が1以上となる
までプラズマ処理されていると、極めて高い接着力をも
つことができる。
【0013】したがって本発明による蒸着布帛の製造方
法は、このような高い接着力をもたせるために、ポリエ
ステル布帛の表面にシリコーン系樹脂を付与し、その上
からプラズマ処理を施し、プラズマ処理面上に金属又は
無機物を有する薄膜を蒸着する方法からなる。
【0014】さらに詳しくは、本発明の蒸着布帛の製造
方法は、ポリエステル布帛の表面にメラミン系樹脂を含
んだシリコーン系樹脂を付与し、該シリコーン系樹脂を
熱処理してシリコーン系樹脂層を形成し、その上からプ
ラズマ処理を施し、酸化されたシリコーン系樹脂とし
て、プラズマ処理面上に金属又は無機物を有する薄膜を
蒸着する方法からなる。
【0015】すなわち、本発明の方法においては、繊維
布帛の表面に先ずメラミン系樹脂を含んだシリコーン系
樹脂の膜が塗布の浸漬等により形成され、該シリコーン
系樹脂が熱処理されてシリコーン系樹脂層とされ、その
上からプラズマ処理、より正確には低温プラズマ処理が
施されることにより、シリコーン系樹脂が活性化され
(二酸化ケイ素がプラズマ処理によって分子オーダーで
均一に生成され)、その樹脂膜上に所定の蒸着膜が蒸着
処理により形成される。活性化されたシリコーン系樹脂
膜と蒸着膜との接着力が大幅に向上され、摩擦や屈曲に
対し剥離しにくい蒸着膜が実現される。しかも布帛が硬
くならずに非常に柔らかいものが得られる。
【0016】本発明でシリコーン系樹脂としては、例え
ばメチルハイドロジエンポリシロキサンエマルジョンを
使用することができ、架橋剤としては、メラミン系樹脂
を使用する。シリコーン系樹脂の含有量としては、2〜
10重量%程度が好ましく、メラミン系架橋剤は、1〜
5重量%程度が好ましい。
【0017】メラミン系樹脂を含有させないとシリコー
ン系樹脂の洗濯や摩擦に対する耐久性が小さくなるとい
う問題がある。
【0018】シリコーン系樹脂を繊維布帛の表面に付与
する方法としては、例えば、ディップ法を使用すること
ができ、絞り率としては20〜60%程度が好ましい。
また、塗布後の乾燥、キュアの条件としては、160
℃、2分程度の連続条件が好ましい。
【0019】低温プラズマ処理の条件としては、例え
ば、真空度:20〜100Pa、放電電力:2〜7K
V、処理速度:5〜30m/分程度が好ましい。処理雰
囲気としては、大気中でもよく、酸素、アルゴン等のガ
ス雰囲気中でもよい。また、処理面としては、両面行っ
てもよく、少なくとも蒸着処理する面に行えばよい。低
温プラズマ処理の程度は、シリコーン系樹脂層の化学組
成によっても変更する必要があるが、効果面からはシリ
コーン系樹脂層の元素組成が、少なくとも蒸着膜近傍に
おいて、炭素原子2に対してケイ素原子1以上にするこ
とが、接着性の面から好ましい。
【0020】本発明において使用される布帛は、ポリエ
ステル繊維布帛である。繊維布帛としては、特に限定さ
れず、薄地から厚地のものまで適用できる。
【0021】蒸着材料としては、特に限定されず、金属
類、無機物、酸化物、窒化物などを使用できる。
【0022】蒸着材料として使用される金属類として
は、Al、Ag、Cr、Ni、Ti、ステンレス鋼等を
使用することができ、無機物としてはSi等を使用する
ことができる。また、酸化物としては、Al23、Cr
23、MgO、SiO、SiO2、TiO2等を使用する
ことができる。
【0023】また、蒸着膜の層構成としては、単層であ
っても積層構成であってもよい。
【0024】このような蒸着膜が、前述の如く低温プラ
ズマ処理されたシリコーン系樹脂膜上に蒸着される。そ
して、前述の如く、活性化されたシリコーン系樹脂膜と
の間に、強力な接着力が発揮される。シリコーン系樹脂
膜とポリエステル繊維との間は、元々良好な接着性が確
保されている。なお、蒸着方法としては、特に限定され
ず、例えば真空蒸着装置、スパッタ装置、イオンプレー
ティング装置など各種の薄膜形成装置内に機材を配置
し、減圧下で蒸着膜の形成を行う方法が好ましい。
【0025】上記接着力の強化は、低温プラズマ処理さ
れたシリコーン系樹脂膜を形成することによって達成さ
れるものであり、他の樹脂膜では、目標とする高い接着
力は得られない。シリコーン系樹脂膜表面の原子状態分
析には、X線光電子分光法を用いることができる。ま
た、元素組成(原子数の比率)分析には、オージェ電子
分光法を用いることができる。さらに、蒸着膜形成後の
場合は、イオンエッチング法を併用して、膜を掘り下げ
つつ分析する方法を用いることができる。
【0026】表1に、各樹脂を付与した場合、およびプ
ラズマ処理の有無の場合の耐久性を比較して示すよう
に、シリコーン系樹脂、それもプラズマ処理した場合の
み、目標とする高い耐洗濯性、耐摩耗性が得られる。
【0027】なお、プラズマ処理は低温プラズマ処理で
あった。
【0028】
【表1】 なお、表1に示した試験の条件は以下の通りである。
【0029】 蒸着膜 :Al 膜の耐洗濯性:JIS−L−1096 L−5法による 耐摩耗性 :JIS−L−0849 II型による 使用布帛 :ポリエステルフィラメント使用のトリコット編物 (後述の実施例1と同一のもの)
【0030】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を説明する。
【0031】[実施例1]ポリエステルフィラメント糸
(40デニール×18フィラメント、略丸断面繊維)を
トリコット編物(編組織ハーフ)とした編物を精錬仕上
げした後、ディップ法によりシリコーンを付与し、16
0℃で熱処理してシリコーン系樹脂を形成した。その
後、低温プラズマ処理を施し、編物の片面にAlを膜厚
800オングストロームになるように金属膜を誘導加熱
真空蒸着法により蒸着した。
【0032】使用したシリコーン系樹脂は、メチルハイ
ドロジエンポリシロキサンエマルジョンであり、架橋剤
としてはメラミン系のものを使用した。ディップ法によ
る処理条件およびプラズマ処理の条件は以下の通りであ
る。
【0033】ディップ処理: シリコーン系樹脂含有量:7% メラミン系架橋剤含有量:3% ディップ処理絞り率 :40% 乾燥・キュア :160℃×2分、連続 プラズマ処理 真空度 :40Pa 処理雰囲気 :大気中 放電電力 :5.5KV 処理速度 :20m/分 処理面 :両面 結果、Al蒸着膜は摩擦や屈曲に対して、繊維との接着
力強化が計られた。
【0034】実施例1において、シリコーン樹脂付与後
プラズマ処理することによって、耐洗濯性は2級から5
級に、耐摩耗性は2〜3級から5級にそれぞれ向上し
た。なお、布帛の風合いは非常に柔らかい物が得られ
た。この時の試験の条件は以下の通りである。
【0035】耐洗濯性:JIS−L−1096 L−5
法による。
【0036】耐摩耗性:JIS−L−0894 II型に
よる。
【0037】また、この実施例1において、低温プラズ
マ処理前後のシリコーン系樹脂層の表面をX線光電子分
光法で分析し、炭素原子とケイ素原子の原子数比および
シリコーン類中のSiとSiO2中のSiの比率を表2
に示した。その結果から、低温プラズマ処理することに
よって、シリコーン系樹脂中で二酸化ケイ素が大幅に増
加することが判った。このプラズマ処理によって生成さ
れた二酸化ケイ素が、接着力向上に大きく寄与している
と考えられる。
【0038】
【表2】 なお、X線光電子分光法とは、試料表面に照射されたX
線によって励起され表面から放出される光電子の強度を
運動エネルギーの関数として測定し、それから光電子ス
ペクトルを得るものである。物質の元素分析に利用でき
るとともに、内殻光電子のビーク強度比から物質の組成
分析に利用できる。また、内殻光電子の結合エネルギー
値は同一の元素でも化学結合状態の違いによって変化す
るため、状態分析も行なえる。
【0039】本実施例におけるX線光電子分光法の分析
条件は次の通りである。
【0040】 X線源 :Mgkα X線出力:10kV 20mA アナライザー パスエネルギー:WIDE SCAN 50eV NARROW SCAN 20eV 分解能 :leV 真空度 :〜1×10-8mbar ジオメトリー :θ(脱出角)=0゜ [実施例2]ポリエステルフィラメント糸(タテ50デ
ニール×18フィラメント、略丸断面繊維とヨコ75デ
ニール×36フィラメント、略丸断面繊維)を平織(タ
テ110本/インチ、ヨコ81本/インチ)とした織物
を精錬仕上げした後、ディップ法によりシリコーンを付
与し、160℃で熱処理してシリコーン系樹脂を形成し
た。その後、低温プラズマ処理を施し、織物の片面にA
lを膜厚800オングストロームになるように金属膜を
誘導加熱真空蒸着法により蒸着した。なお、シリコーン
系樹脂のディップ法による処理条件およびプラズマ処理
条件は実施例1と同じである。
【0041】結果,Al蒸着膜は摩擦や屈曲に対して、
繊維との接着力強化が計られた。この実施例2におい
て、シリコーン系樹脂付与後プラズマ処理することによ
って、耐洗濯性は2級から5級に、耐摩耗性は3級から
5級にそれぞれ向上した。なお、布帛の風合いは柔らか
い物が得られた。この時の試験の条件は以下の通りであ
る。
【0042】耐洗濯性:JIS−L−1096 L−5
法による。
【0043】耐摩耗性:JIS−L−0849 II型に
よる。
【0044】また、低温プラズマ処理前後の表面をX線
光電子分光法で分析し、炭素原子とケイ素原子の原子数
比およびシリコーン類中のSiとSiO2中のSiの比
率を表3に示した。その結果から、低温プラズマ処理す
ることによってシリコーン系樹脂中に二酸化ケイ素が大
幅に増加することが判った。
【0045】
【表3】
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の蒸着布帛
およびその製造方法によるときは、中間剤中に二酸化ケ
イ素、とくにプラズマ処理により生成された二酸化ケイ
素を存在させることにより、蒸着膜との間に極めて高い
接着力を得ることができ、蒸着膜が剥離しにくく、優れ
た耐洗濯性、耐摩耗性を有することによって、保温性の
持続が計られた繊維布帛を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法により製造された保温性を有するポ
リエステル布帛の一例を示す概略部分断面図である。
【符号の説明】
1:ポリエステル布帛 2:シリコーン系樹脂 3:金属膜

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリエステル布帛の表面の少なくとも一部
    に、少なくとも酸化されたシリコーン系樹脂とメラミン
    系樹脂を含む中間剤を介して、金属又は無機物を有する
    蒸着薄膜を備えていることを特徴とする蒸着布帛。
  2. 【請求項2】酸化されたシリコーン系樹脂は、プラズマ
    処理により生成されたものであることを特徴とする請求
    項1に記載の蒸着布帛。
  3. 【請求項3】ポリエステル布帛が編物または織物である
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の
    蒸着布帛。
  4. 【請求項4】ポリエステル布帛が繊維製品であることを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の蒸着布
    帛。
  5. 【請求項5】中間剤の元素組成が、少なくとも前記薄膜
    の近傍において、炭素原子2に対しケイ素原子が1以上
    であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに
    記載の蒸着布帛。
  6. 【請求項6】ポリエステル布帛の表面にシリコーン系樹
    脂とメラミン系樹脂を付与し、その上からプラズマ処理
    を施し、プラズマ処理面上に金属又は無機物を有する薄
    膜を蒸着することを特徴とする蒸着布帛の製造方法。
  7. 【請求項7】ポリエステル布帛の表面にシリコーン系樹
    脂とメラミン系樹脂を付与し、該シリコーン系樹脂を熱
    処理してシリコーン系樹脂層を形成し、その上からプラ
    ズマ処理を施し、プラズマ処理面上に金属又は無機物を
    有する薄膜を蒸着することを特徴とする蒸着布帛の製造
    方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010037681A (ja) * 2008-08-05 2010-02-18 Toyobo Specialties Trading Co Ltd 衣料用織編物
JP2020062882A (ja) * 2018-10-17 2020-04-23 積水化学工業株式会社 繊維シート
US11426969B2 (en) * 2013-06-03 2022-08-30 Xefco Pty Ltd Insulated radiant barriers in apparel

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