JPH10265553A - 封止材用エポキシ樹脂組成物及び半導体装置 - Google Patents

封止材用エポキシ樹脂組成物及び半導体装置

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JPH10265553A
JPH10265553A JP7248397A JP7248397A JPH10265553A JP H10265553 A JPH10265553 A JP H10265553A JP 7248397 A JP7248397 A JP 7248397A JP 7248397 A JP7248397 A JP 7248397A JP H10265553 A JPH10265553 A JP H10265553A
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JP
Japan
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epoxy resin
resin composition
sealing material
inorganic filler
resin
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JP7248397A
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English (en)
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Kyoko Shimada
恭子 嶋田
Shinji Hashimoto
眞治 橋本
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 吸湿耐熱性及び反りが優れた樹脂硬化物が得
られる封止材用エポキシ樹脂組成物を提供する。また、
吸湿耐熱性及び反りが優れた半導体装置を提供する。 【解決手段】 エポキシ樹脂組成物の全体積に対して、
無機充填材粉末を真比重換算で60〜92体積%含有す
ると共に、硬化剤として、ポリフェニレンエーテル樹脂
と分子内に2個以上のフェノール性水酸基を有するフェ
ノール性化合物とを、反応開始剤の存在下で再分配反応
させてなる変成フェノール生成物を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置、及び
その製造に使用される封止材用エポキシ樹脂組成物に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置などの電子部品の封止方法と
して、セラミックや、熱硬化性樹脂を用いる方法が、従
来より行われている。なかでも、エポキシ樹脂組成物に
よる封止が、経済性及び性能のバランスより好ましく、
広く行われている。このエポキシ樹脂組成物により封止
された半導体装置は、例えばリードフレーム用金属上に
半導体チップを搭載し、その半導体チップとリードフレ
ームをボンディングワイヤー等を用いて電気的に接続
し、半導体チップの全体及びリードフレームの一部を、
封止材用エポキシ樹脂組成物(以下封止樹脂と記す)で
封止して製造されている。
【0003】この封止樹脂で封止する方法としては、一
般にトランスファー成形が行われている。そして、トラ
ンスファー成形する際には、室温で固形状の封止樹脂を
トランスファー成形機に取り付けられた金型に備えたポ
ットに装填し、加熱して溶融させた後、プランジャーで
加圧して、前記金型が備えるランナー等を経由して、半
導体素子等が配置された樹脂成形用のキャビティーに封
止樹脂を送り、更に加熱することにより硬化させて封止
する方法が行われている。
【0004】なお、この封止樹脂で封止した半導体装置
は、封止樹脂の硬化物(以下樹脂硬化物と記す)が吸湿
すると、半導体装置を実装する時のハンダ付けの熱衝撃
により、吸湿水分が急激に膨張して樹脂硬化物の内部に
クラックが発生し、信頼性が低下するという問題が発生
する場合があった。そのため吸湿耐熱性の改良として、
封止樹脂中に無機充填材粉末を高い比率で配合すること
により封止樹脂中の吸湿しやすい成分であるエポキシ樹
脂の割合を減らして、樹脂硬化物の吸湿量を減らす方法
や、吸湿しにくい分子構造を有するエポキシ樹脂を配合
する方法等が検討されている。
【0005】しかし、無機充填材粉末を高い比率で配合
した封止樹脂や、吸湿しにくい分子構造を有するエポキ
シ樹脂を配合した封止樹脂は、加熱して溶融させても粘
度が高く、ポットからキャビティーに封止樹脂を送ると
きのストレスが大きくなり、この封止樹脂を用いてトラ
ンスファー成形で封止して得られる樹脂硬化物は、反り
が大きくなりやすいという問題があった。特に近年用い
られる大きな半導体装置の場合、同じ比率反りが発生し
ても反りの絶対値が大きくなるため、その結果実装信頼
性が低下しやすいという問題があった。そのため、吸湿
耐熱性を低下することなしに、反りが優れた樹脂硬化物
が得られる封止樹脂が求められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
を改善するために成されたもので、エポキシ樹脂、硬化
剤、硬化促進剤及び無機充填材粉末を配合してなる封止
樹脂(封止材用エポキシ樹脂組成物)であって、吸湿耐
熱性を低下することなしに、反りが優れた樹脂硬化物が
得られる封止樹脂を提供することを目的とする。またそ
の封止樹脂を用いた、吸湿耐熱性及び反りが優れた半導
体装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
封止樹脂(封止材用エポキシ樹脂組成物)は、エポキシ
樹脂、硬化剤、硬化促進剤及び無機充填材粉末を配合し
てなる封止樹脂であって、封止樹脂の全体積に対して、
無機充填材粉末を真比重換算で60〜92体積%含有す
る封止樹脂において、硬化剤として、下記式(a)で表
されるポリフェニレンエーテル樹脂と分子内に2個以上
のフェノール性水酸基を有するフェノール性化合物と
を、反応開始剤の存在下で再分配反応させてなる変成フ
ェノール生成物を含有することを特徴とする。(式
(a)中、nは2以上の正の数を表す。)
【0008】
【化2】
【0009】本発明の請求項2に係る封止樹脂は、請求
項1記載の封止樹脂において、変成フェノール生成物
を、全硬化剤100重量部中に20〜100重量部含有
することを特徴とする。
【0010】本発明の請求項3に係る封止樹脂は、請求
項1又は請求項2記載の封止樹脂において、フェノール
性化合物が、ビスフェノールA、ビスフェノールF、
4,4’−ジヒドロキシビフェニル、フェノールノボラ
ック樹脂及びこれらの化合物のベンゼン環に結合する水
素原子の一部を炭素数1〜3のアルキル基で置換した化
合物からなる群の中から選ばれた少なくとも1種の化合
物であることを特徴とする。
【0011】本発明の請求項4に係る封止樹脂は、請求
項1から請求項3のいずれかに記載の封止樹脂におい
て、反応開始剤が、過酸化ベンゾイルであることを特徴
とする。
【0012】本発明の請求項5に係る封止樹脂は、請求
項1から請求項4のいずれかに記載の封止樹脂におい
て、圧縮成形前の平均粒子径が圧縮成形後も保持される
圧力で無機充填材粉末のみを圧縮成形して得られる成形
体の、その全体積に対する無機充填材粉末の体積分率
が、78〜95%である無機充填材粉末を、封止材用エ
ポキシ樹脂組成物の全体積に対して、真比重換算で70
〜92体積%含有することを特徴とする。
【0013】本発明の請求項6に係る封止樹脂は、請求
項1から請求項5のいずれかに記載の封止樹脂におい
て、全エポキシ樹脂100重量部中に、ビフェニル型エ
ポキシ樹脂を20〜100重量部含有することを特徴と
する。
【0014】本発明の請求項7に係る半導体装置は、請
求項1から請求項6のいずれかに記載の封止材用エポキ
シ樹脂組成物を用いて、半導体素子を封止してなる。
【0015】本発明によると、上記変成フェノール生成
物が、ポリフェニレンエーテル樹脂に有する剛直な構造
の一部を引き継ぐため、これがエポキシ樹脂と反応した
樹脂硬化物は、ガラス転移温度が高くなる。そして、ガ
ラス転移温度が高いと、成形温度から室温に戻るまでの
間に生ずる熱応力が小さくなり、反りが小さくなると考
えられる。また、上記変成フェノール生成物は、分子内
に2個以上のフェノール性水酸基を有するフェノール性
化合物と反応させてなる化合物のため、エポキシ樹脂と
強固に反応する。そのため、封止樹脂中に無機充填材粉
末を高い比率で配合することにより改良した吸湿耐熱性
の向上を妨げ難く、吸湿耐熱性を低下することなしに、
反りが優れた樹脂硬化物が得られると考えられる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明に係る封止樹脂は、少なく
ともエポキシ樹脂と、硬化剤と、硬化促進剤と無機充填
材粉末とを配合してなる。なお、硬化剤として、上記式
(a)で表されるポリフェニレンエーテル樹脂と、分子
内に2個以上のフェノール性水酸基を有するフェノール
性化合物とを、反応開始剤の存在下で再分配反応させて
なる変成フェノール生成物を含有することが重要であ
る。この変成フェノール生成物を含有しない封止樹脂を
用いた場合、得られる樹脂硬化物の反りが大きくなる。
【0017】変成フェノール生成物の製造に用いられる
上記式(a)で表されるポリフェニレンエーテル樹脂
は、ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンオキ
サイド)とも呼ばれる樹脂であり、このようなポリフェ
ニレンエーテル樹脂は、例えば、USP4059568
号明細書に開示されている方法で合成することができ
る。なお用いるポリフェニレンエーテル樹脂の数平均分
子量は、10000〜30000のものが一般的であ
る。
【0018】変成フェノール生成物の製造に用いられる
フェノール性化合物は、分子内に2個以上のフェノール
性水酸基を有するフェノール性化合物であり、例えば、
ビスフェノールA、ビスフェノールF、フェノ−ルノボ
ラック、クレゾールノボラック等が挙げられる。なお、
このフェノール性化合物のフェノール性水酸基数の上限
は特に限定するものではないが、分子内に10個以下の
ものが一般に用いられる。なお、用いるフェノール性化
合物の量は、ポリフェニレンエーテル樹脂100重量部
に対して10〜40重量部が適量である。
【0019】なお、フェノール性化合物が、ビスフェノ
ールA、ビスフェノールF、4,4’−ジヒドロキシビ
フェニル、フェノールノボラック樹脂及びこれらの化合
物のベンゼン環に結合する水素原子の一部を炭素数1〜
3のアルキル基で置換した化合物からなる群の中から選
ばれた少なくとも1種の化合物であると、特に得られる
樹脂硬化物の反りを改良する効果が大きく好ましい。
【0020】なお、ビスフェノールAをフェノール性化
合物として用いた場合に得られる変成フェノール生成物
は、下記式(b)で表される化合物、又は低分子化した
ポリフェニレンエーテル樹脂の一方あるいは両方の末端
部にビスフェノールAが結合した構造の化合物と考えら
れ、同様にビスフェノールFを用いた場合は、下記式
(c)で表される化合物、又は低分子化したポリフェニ
レンエーテル樹脂の一方あるいは両方の末端部にビスフ
ェノールFが結合した構造の化合物、4,4’−ジヒド
ロキシビフェニルを用いた場合は、下記式(d)で表さ
れる化合物、又は低分子化したポリフェニレンエーテル
樹脂の一方あるいは両方の末端部に4,4’−ジヒドロ
キシビフェニルが結合した構造の化合物、フェノールノ
ボラック樹脂を用いた場合は、下記式(e)で表される
化合物等と考えられる。なお、式(b)〜(e)中、
p,q,r,s,t,u,v,wは1以上の正の数を表
す。
【0021】
【化3】
【0022】変成フェノール生成物の製造に用いられる
反応開始剤としては、過酸化ベンゾイル、ジクミルパー
オキサイド、t−ブチルクミルパーオキサイド、ジ−t
−ブチルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−
ジ−t−ブチルパーオキシへキシン−3、2,5−ジメ
チル−2,5−ジ−t−ブチルパーオキシヘキサン、
α,α’−ビス(t−ブチルパーオキシ−m−イソプロ
ピル)ベンゼンなどの過酸化物が挙げられる。なお、過
酸化ベンゾイルを用いると、反応性が優れ好ましい。な
お、用いる反応開始剤の量は、ポリフェニレンエーテル
樹脂100重量部に対して10〜30重量部が適量であ
る。
【0023】そして変成フェノール生成物を製造する場
合には、有機溶媒中で、上記のポリフェニレンエーテル
樹脂とフェノール性化合物と反応開始剤を撹拌しなが
ら、80〜120℃で10〜150分程度加熱してポリ
フェニレンエーテル樹脂を再分配反応させ、用いたポリ
フェニレンエーテル樹脂を低分子量化させながら、フェ
ノール性化合物と反応させて変成フェノール生成物を製
造する。なお、このとき用いる有機溶媒としては、トル
エン、ベンゼン、キシレン等の芳香族炭化水素系溶媒が
挙げられる。
【0024】なお、再分配反応させる程度は、得られる
変成フェノール生成物のフェノキシ基のつながる数(例
えば、式(b)でpやqの値)が、2〜10個、又は、
つながらず1個となるように反応させると好ましい。1
1個を越える場合、得られる樹脂硬化物の反りを改良す
る効果が小さくなる。なお、この調整は、反応開始剤の
量を増やすとフェノキシ基のつながる数が低下する傾向
にあるため、反応開始剤の量で調整可能である。
【0025】反応開始剤の存在下でポリフェニレンエー
テル樹脂とフェノール性化合物を反応させると、先ずポ
リフェニレンエーテル樹脂がラジカル化されると考えら
れ、直鎖が切断される再分配反応が進行してポリフェニ
レンエーテル樹脂が低分子量化し、この低分子量化した
ポリフェニレンエーテル樹脂とフェノール性化合物が結
合して、変成フェノール生成物が得られると考えられ
る。
【0026】なお、この変成フェノール生成物を、全硬
化剤100重量部中に20〜100重量部含有すると、
吸湿耐熱性を低下することなしに、特に反りが優れた樹
脂硬化物が得られ好ましい。なお、上記変成フェノール
生成物と併用可能な硬化剤としては、例えばフェノール
ノボラック樹脂及びその誘導体、クレゾールノボラック
樹脂及びその誘導体、モノまたはジヒドロキシナフタレ
ンノボラック樹脂及びその誘導体、フェノール類やナフ
トール類とp−キシレンの縮合体や、アミン系硬化剤
や、酸無水物等が併用できる。これらの硬化剤は、単独
で用いても、2種類以上を併用してもよい。なお、フェ
ノールノボラック樹脂を併用した場合、樹脂硬化物の吸
湿率を低下することができ好ましい。硬化剤全体の配合
量としては、通常エポキシ樹脂に対して、当量比で0.
1〜10の範囲で配合される。
【0027】本発明で用いるエポキシ樹脂としては、1
分子中にエポキシ基を2個以上有するモノマー、オリゴ
マー、ポリマーであれば特に限定するものではなく、例
えばオルソクレゾールノボラック型エポキシ樹脂、ビス
フェノールA型エポキシ樹脂、ビフェニル型エポキシ樹
脂、ジシクロペンタジエン型エポキシ樹脂、ナフタレン
型エポキシ樹脂、トリアジン型エポキシ樹脂、線状脂肪
族エポキシ樹脂、脂環式エポキシ樹脂、複素環式エポキ
シ樹脂や、これらのエポキシ樹脂構造体中の水素原子の
一部をハロゲン化したエポキシ樹脂等が挙げられ、これ
らを単独で用いても、2種類以上を併用してもよい。
【0028】なお、エポキシ樹脂としてビフェニル型エ
ポキシ樹脂を、全エポキシ樹脂100重量部中に20〜
100重量部含有すると、得られる樹脂硬化物の吸湿耐
熱性が特に優れ好ましい。
【0029】本発明で使用する硬化促進剤としては、例
えば、1,8−ジアザ−ビシクロ(5,4,0)ウンデ
セン−7、トリエチレンジアミン、ベンジルジメチルア
ミン等の三級アミン化合物、2−メチルイミダゾール、
2−エチル−4−メチルイミダゾール、2−フェニルイ
ミダゾール、2−フェニル−4−メチルイミダゾール等
のイミダゾール化合物、トリフェニルホスフィン、トリ
ブチルホスフィン等の有機ホスフィン化合物等が挙げら
れる。
【0030】本発明で使用する無機充填材粉末としては
特に限定するものではなく、例えば結晶シリカ、溶融シ
リカ、アルミナ、マグネシア、酸化チタン、炭酸カルシ
ウム、炭酸マグネシウム、窒化ケイ素、タルク、ケイ酸
カルシウム等が挙げられる。上記無機充填材粉末は、単
独で用いても、2種類以上を併用してもよい。なお、無
機充填材粉末として結晶シリカ又は非晶質シリカ等のシ
リカを用いた場合、樹脂硬化物の線膨張係数が小さくな
り、半導体素子の線膨張係数に近づくため好ましい。
【0031】なお、無機充填材粉末を、封止樹脂の全体
積に対して、真比重換算で60〜92体積%含有するこ
とが重要である。60%未満の場合、樹脂硬化物の吸湿
量が増加し、吸湿耐熱性が低下する場合があり、92%
を越える場合、封止樹脂の粘度が高くなり、封止する際
の成形性が低下し問題となる。
【0032】なお無機充填材粉末として、圧縮成形前の
平均粒子径が圧縮成形後も保持される圧力で無機充填材
粉末のみを圧縮成形して得られる成形体の、その全体積
に対する無機充填材粉末の体積分率が、78〜95%で
ある無機充填材粉末を用いると、無機充填材粉末の配合
量を増やしても封止樹脂の粘度上昇が抑えられるため、
その無機充填材粉末を封止樹脂の全体積に対して真比重
換算で70〜92体積%含有するようにすると、成形性
を低下することなしに、吸湿耐熱性が特に優れた樹脂硬
化物が得られ好ましい。
【0033】なお封止樹脂には、必要に応じてカップリ
ング剤、離型剤、着色剤、低応力化剤、界面活性剤及び
難燃剤等を含有することもできる。
【0034】封止樹脂に含有することができるカップリ
ング剤としては、例えば、γ−グリシドキシプロピルト
リメトキシシラン等のエポキシシランや、N−フェニル
−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン等のアミノシ
ラン等が挙げられる。また、封止樹脂に含有することが
できる離型剤としては、例えば、ステアリン酸、モンタ
ン酸、パルミチン酸、オレイン酸、リノール酸等の脂肪
酸、その脂肪酸のカルシウム塩、マグネシウム塩、アル
ミニウム塩、亜鉛塩等の塩、その脂肪酸のアミド、リン
酸エステル、ポリエチレン、ビスアマイド、カルボキシ
ル基含有ポリオレフィン及び天然カルナバ等が挙げられ
る。
【0035】また、封止樹脂に含有することができる着
色剤としては、例えば、カーボンブラック、酸化チタン
等が挙げられる。また、封止樹脂に含有することができ
る低応力化剤としては、例えば、シリコーンゲル、シリ
コーンゴム、シリコーンオイル等が挙げられる。また、
封止樹脂に含有することができる界面活性剤としては例
えば、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ソルビ
タン脂肪酸エステル、脂肪酸モノグリセリド等が挙げら
れる。また、封止樹脂に含有することができる難燃剤と
しては、例えば、三酸化アンチモン、ハロゲン化合物、
リン化合物等が挙げられる。
【0036】これらのカップリング剤、離型剤、着色
剤、低応力化剤、界面活性剤及び難燃剤等は2種類以上
を併用することもできる。
【0037】本発明の封止樹脂は、均一に混合され、混
練されていることが好ましい。混練の方法としては例え
ば、ロール、ニーダー、ミキサー等を用いて加熱して行
われ、その後冷却、粉砕するなどの方法で封止樹脂は製
造される。
【0038】そして、上記で得られた封止樹脂を用いて
トランスファー成形等を行い、半導体素子やリードフレ
ーム等を封止すると、吸湿耐熱性及び反りが優れた半導
体装置が得られる。なお成形する方法としては上記封止
樹脂を用いること以外は特に限定するものではなく、一
般の方法で成形が可能である。
【0039】
【実施例】
(変成フェノール生成物の調整)数平均分子量2000
0、重量平均分子量40000、融点260℃の、上記
式(a)で表されるポリフェニレンエーテル樹脂[日本
G.E.プラスチック社製]、フェノール性化合物とし
て下記の7種類の分子内に2個以上のフェノール性水酸
基を有するフェノール性化合物、反応開始剤として過酸
化ベンゾイル[日本油脂社製、商品名ナイパーBW]及
び溶剤としてトルエン[試薬]を表1に示す割合(単
位:重量部)で配合し、100℃で120分間攪拌しな
がら再分配反応させ、次いで冷却した。そして、冷却し
た液に析出した未反応のポリフェニレンエーテル樹脂を
濾過して除去した後、溶剤を蒸発させて、固体状の変成
フェノール生成物(A)〜(G)を得た。この変成フェ
ノール生成物(A)〜(G)の融点と、ICI粘度と、
水酸基当量を求めた。その結果を表1に示す。
【0040】用いた原料としては、 ・フェノール性化合物a:フェノール−パラキシレン共
重合体[三井東圧ファイン社製、商品名ミレックス22
5−L、軟化点85℃]と、 ・フェノール性化合物b:4,4’−ジヒドロキシビフ
ェニル[三菱化学社製、商品名BPL、融点285℃]
と、 ・フェノール性化合物c:ビスフェノールA[ナカライ
テスク社製、試薬、融点157℃]と、 ・フェノール性化合物d:ビスフェノールF[三菱化学
社製、商品名BPF、融点70〜110℃]と、 ・フェノール性化合物e:3,3’−5,5’−テトラ
メチルビスフェニ 4,4’−ジオール[三菱化学社
製、商品名TM−BPL、融点225℃]と、 ・フェノール性化合物f:フェノールノボラック樹脂
[三井東圧ファイン社製、商品名VR9300、軟化点
63℃]と、 ・フェノール性化合物g:o−クレゾールノボラック樹
脂[荒川化学工業社製、商品名KP−757G、軟化点
83℃]と、を用いた。
【0041】
【表1】
【0042】(実施例1〜9、比較例1,2)封止樹脂
の原料として、下記のエポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進
剤、無機充填材粉末、離型剤、カップリング剤、着色剤
及び難燃剤を表2に示す重量比で用いた。なお、硬化剤
の配合量は、水酸基当量が各実施例及び各比較例同じに
なるようにし、硬化促進剤の配合量は、得られる封止樹
脂のゲルタイムがほぼ同じになるようにした。 ・エポキシ樹脂1:エポキシ当量195のクレゾールノ
ボラック型エポキシ樹脂[住友化学株式会社製、商品名
ESCN195XL−4]と、 ・エポキシ樹脂2:エポキシ当量195のビフェニル型
エポキシ樹脂[油化シェルエポキシ社製、商品名YX4
000H]と、 ・硬化剤1:水酸基当量105のフェノールノボラック
樹脂[群栄化学株式会社製、商品名PSM6200]
と、 ・硬化剤2:上記変成フェノール生成物(A)〜(G)
と、 ・硬化促進剤:トリフェニルホスフィン[北興化学工業
株式会社製]と、 ・無機充填材粉末1:球状非晶質シリカ[電気化学工業
社製、商品名FB74]と、 ・無機充填材粉末2:球状非晶質シリカ[電気化学工業
社製、商品名FB74]と、球状非晶質シリカ[電気化
学工業社製、商品名FB48]を空気分級して得られた
平均粒径4μmのシリカ粉と、球状非晶質シリカ[電気
化学工業社製、商品名FB30]を空気分級して得られ
た平均粒径1μmのシリカ粉とを、80:10:10の
重量比で混合した混合物と、 ・離型剤:天然カルナバ[大日化学社製、商品名F−1
−100]と、 ・カップリング剤:エポキシシラン系カップリング剤
[日本ユニカー社製、商品名A−187]と、 ・着色剤:カーボンブラック[三菱マテリアル社製]
と、 ・難燃剤:三酸化二アンチモン[三菱マテリアル社製]
と、を用いた。
【0043】
【表2】
【0044】なお、用いた無機充填材粉末1,2の、圧
縮成形前の平均粒子径が圧縮成形後も保持される圧力で
無機充填材粉末のみを圧縮成形して得られる成形体の、
その全体積に対する無機充填材粉末の体積分率を求めた
ところ、無機充填材粉末1は67.5%、無機充填材粉
末2は82.3%であった。
【0045】なお、この体積分率の測定は、圧縮圧力1
00MPaの単軸加圧により無機充填材粉末1,2をそ
れぞれ圧縮成形して円筒状の成形体を形成し、得られた
成形体を解砕して圧縮成形後の無機充填材粉末1,2の
平均粒径を測定した結果、成形前の無機充填材粉末1,
2の平均粒径と同じであったので、この圧力では圧縮成
形による粒子の破壊が生じておらず、この圧力は圧縮成
形前の平均粒子径が圧縮成形後も保持される圧力である
ことを確認した。次いで上記体積分率を、成形体の直径
と厚みから算出される成形体の体積と、成形体の重量
と、無機充填材粉末1,2の真比重からそれぞれ算出し
た。
【0046】そして、上記の無機充填材粉末にカップリ
ング剤を添加して表面処理した後、他の封止樹脂の各原
料を配合して2分間混合分散し、次いで加熱ロールを用
いて、温度80℃で混練し、次いで冷却した。その後、
粉砕し、6メッシュのふるいを通過したものを封止樹脂
として使用した。
【0047】(評価)各実施例及び各比較例で得られた
封止樹脂を用いて、評価用サンプルを下記の方法で作製
し、反り、耐湿信頼性、吸湿耐熱性、吸湿率、ガラス転
移温度及び熱膨張率を下記の方法で測定した。また、各
実施例及び各比較例で得られた封止樹脂の、ゲルタイ
ム、溶融粘度及びスパイラルフローを下記の方法で測定
した。
【0048】反りは、28×28×2mmのQFP型評
価用サンプルを、下記の方法で成形・後硬化して作製し
た。そして、得られた評価用サンプルを三次元座標測定
機[ミツトヨ社製、H503]の定盤の上に置き、図1
(a)及び(b)に示すように、評価用サンプル1の定
盤2からの距離の最大値と最小値の差sを、評価用サン
プル1の両対角線方向a,b及び対辺の中央を結ぶ線方
向c,dの計4方向求め、その平均値を反りの値とし
た。なお図1(a)は正面図、図1(b)は平面図であ
る。
【0049】なお、成形及び後硬化の方法は、トランス
ファー成形機を用いて、175℃の温度で90秒成形し
た後、175℃の温度で6時間、後硬化して行った。
【0050】耐湿信頼性は、4mm角、CMOS200
0ゲートの半導体素子を42アロイ合金製のリードフレ
ームに接着した後、14×18×1.8mmの60ピン
QFP型評価用サンプルを、反りの評価用サンプルと同
様に成形・後硬化して作製した。得られた評価用サンプ
ルを130℃/85%RH、10V印加の条件で動作さ
せ、サンプルの動作に異常が発生するまでの時間を求め
た。
【0051】吸湿耐熱性は、耐湿信頼性の評価用サンプ
ルと同様の60ピンQFP型評価用サンプルを同様に作
製し、その評価用サンプル10個を85℃/85%RH
の条件で168時間吸湿処理した後、EIAJ規格ED
X−4701に準拠してリフロー処理を行った。次いで
評価用サンプルを超音波探査装置[株式会社キャノン
製、M830]を用いて観察し、評価用サンプルの内部
や外部にクラックが発生した場合や、半導体素子とリー
ドフレームの間に剥離が発生している場合を不良とし
て、その不良のサンプルの数を求めた。
【0052】吸湿率は、直径50mm厚み3mmの円盤
型評価用サンプルを、反りの評価用サンプルと同様にし
て、成形及び後硬化して作製した。次いで85℃/85
%RHの条件で72時間吸湿処理し、吸湿処理する前の
重量との差を求めて増加率を計算した。
【0053】ガラス転移温度は、評価用サンプルを、反
りの評価用サンプルと同様にして、成形及び後硬化して
作製した後、粘弾性スペクトロメータ[セイコー電子工
業株式会社製、SDM5600・DMS110]を用い
て動的粘弾性の温度分散を測定し、得られたtanδの
ピーク温度をガラス転移温度とした。
【0054】熱膨張率は、直径5mm厚み20mmの円
柱型評価用サンプルを、反りの評価用サンプルと同様に
して、成形及び後硬化して作製した後、熱機械分析(T
MA)装置[理学電機株式会社製、TAS100システ
ム]を用いて、圧縮荷重1g、昇温速度5℃/分の条件
で測定し、50〜100℃の温度域の熱膨張率を求め
た。
【0055】ゲルタイムは、キュラストメーター[株式
会社オリエンテック製、V型]を用いて、175℃の条
件でトルクが0.1kgfになるまでの時間を測定し
た。
【0056】溶融粘度は、フローテスター[株式会社島
津製作所製、CFT500A]を用いて、175℃、荷
重10kgf、ノズルサイズφ1mm×10mmの条件
で測定し、最低溶融粘度を求めた。
【0057】スパイラルフローは、EMMI標準に準拠
し、175℃のトランスファー成形時の流れ長さを求め
た。
【0058】(結果)結果は表2に示したように、変成
フェノール生成物を配合している各実施例は、各比較例
と比較して、反りが小さいことが確認された。また、各
実施例は、各比較例と比較して、耐湿信頼性及び吸湿耐
熱性が同等又は優れていることが確認された。
【0059】また、圧縮成形前の平均粒子径が圧縮成形
後も保持される圧力で無機充填材粉末のみを圧縮成形し
て得られる成形体の、その全体積に対する無機充填材粉
末の体積分率が、78〜95%である無機充填材粉末
を、封止樹脂の全体積に対して、真比重換算で70〜9
2体積%の範囲内含有した実施例9は、実施例1〜8と
比較して、特に吸湿耐熱性が良好であることが確認され
た。
【0060】
【発明の効果】本発明の請求項1から請求項6に係る封
止樹脂(封止材用エポキシ樹脂組成物)を用いて封止を
すると、吸湿耐熱性を低下することなしに、反りが優れ
た樹脂硬化物が得られる。
【0061】本発明の請求項5に係る封止樹脂を用いて
封止をすると、特に吸湿耐熱性が優れた樹脂硬化物が得
られる。
【0062】本発明の請求項7に係る半導体装置は、吸
湿耐熱性及び反りが優れた半導体装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る反りの測定方法を説明する図であ
り、(a)は正面図、(b)は平面図である。
【符号の説明】
1 評価用サンプル 2 定盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 23/31

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エポキシ樹脂、硬化剤、硬化促進剤及び
    無機充填材粉末を配合してなる封止材用エポキシ樹脂組
    成物であって、封止材用エポキシ樹脂組成物の全体積に
    対して、無機充填材粉末を真比重換算で60〜92体積
    %含有する封止材用エポキシ樹脂組成物において、硬化
    剤として、下記式(a)で表されるポリフェニレンエー
    テル樹脂と分子内に2個以上のフェノール性水酸基を有
    するフェノール性化合物とを、反応開始剤の存在下で再
    分配反応させてなる変成フェノール生成物を含有するこ
    とを特徴とする封止材用エポキシ樹脂組成物。 【化1】 (式(a)中、nは2以上の正の数を表す。)
  2. 【請求項2】 変成フェノール生成物を、全硬化剤10
    0重量部中に20〜100重量部含有することを特徴と
    する請求項1記載の封止材用エポキシ樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 フェノール性化合物が、ビスフェノール
    A、ビスフェノールF、4,4’−ジヒドロキシビフェ
    ニル、フェノールノボラック樹脂及びこれらの化合物の
    ベンゼン環に結合する水素原子の一部を炭素数1〜3の
    アルキル基で置換した化合物からなる群の中から選ばれ
    た少なくとも1種の化合物であることを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載の封止材用エポキシ樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 反応開始剤が、過酸化ベンゾイルである
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記
    載の封止材用エポキシ樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 圧縮成形前の平均粒子径が圧縮成形後も
    保持される圧力で無機充填材粉末のみを圧縮成形して得
    られる成形体の、その全体積に対する無機充填材粉末の
    体積分率が、78〜95%である無機充填材粉末を、封
    止材用エポキシ樹脂組成物の全体積に対して、真比重換
    算で70〜92体積%含有することを特徴とする請求項
    1から請求項4のいずれかに記載の封止材用エポキシ樹
    脂組成物。
  6. 【請求項6】 全エポキシ樹脂100重量部中に、ビフ
    ェニル型エポキシ樹脂を20〜100重量部含有するこ
    とを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載
    の封止材用エポキシ樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6のいずれかに記載
    の封止材用エポキシ樹脂組成物を用いて、半導体素子を
    封止してなる半導体装置。
JP7248397A 1997-03-25 1997-03-25 封止材用エポキシ樹脂組成物及び半導体装置 Pending JPH10265553A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6780943B2 (en) * 2001-12-12 2004-08-24 Industrial Technology Research Institute Composition of barbituric acid-modified BMI and PPE chain-broken in phenol resin
JP2009046632A (ja) * 2007-08-22 2009-03-05 Asahi Kasei Chemicals Corp 多官能エポキシ化ポリフェニレンエーテル樹脂及びその製造方法

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