JPH10265164A - 乗客コンベア装置 - Google Patents
乗客コンベア装置Info
- Publication number
- JPH10265164A JPH10265164A JP7393997A JP7393997A JPH10265164A JP H10265164 A JPH10265164 A JP H10265164A JP 7393997 A JP7393997 A JP 7393997A JP 7393997 A JP7393997 A JP 7393997A JP H10265164 A JPH10265164 A JP H10265164A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- broadcast
- passenger
- detector
- automatic
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- Pending
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- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の放送内容に対して、それぞれに最も適
した放送開始時点を検出し自動放送を開始する自動放送
装置を備えた乗客コンベア装置を提供する。 【解決手段】 乗客の進行方向に対して複数の検出装置
4を設け、検出装置4の動作に応じて作動する自動放送
装置5には複数の放送内容5a〜5eを備えるととも
に、この放送内容5a〜5e毎に自動放送装置5が作動
する前記検出装置4が異なる構成とした。
した放送開始時点を検出し自動放送を開始する自動放送
装置を備えた乗客コンベア装置を提供する。 【解決手段】 乗客の進行方向に対して複数の検出装置
4を設け、検出装置4の動作に応じて作動する自動放送
装置5には複数の放送内容5a〜5eを備えるととも
に、この放送内容5a〜5e毎に自動放送装置5が作動
する前記検出装置4が異なる構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動放送装置を有す
る乗客コンベア装置に関する。
る乗客コンベア装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に乗客コンベア装置には、搭乗時の
注意を乗客に喚起するために、その乗り口、または降り
口に検出装置を設け、この検出装置の動作に合わせ作動
する自動放送装置が設けられている。
注意を乗客に喚起するために、その乗り口、または降り
口に検出装置を設け、この検出装置の動作に合わせ作動
する自動放送装置が設けられている。
【0003】特に降り口では、自動搬送されてきた乗客
は降り口床面に順次降り立つことが必要で、ここでの停
滞は衝突、転倒などの事故につながる危険を有すること
から、自動放送装置による注意の喚起は極めて重要であ
る。
は降り口床面に順次降り立つことが必要で、ここでの停
滞は衝突、転倒などの事故につながる危険を有すること
から、自動放送装置による注意の喚起は極めて重要であ
る。
【0004】本内容に関する公知例として実開昭52−
170490号公報があげられる。
170490号公報があげられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
自動放送装置では、自動放送装置が作動する検出装置の
位置が固定されていることから、自動放送が開始される
時の乗客の位置も常に一定であった。このため、異なっ
た長さの放送内容が設けられている場合には、その放送
内容によって、乗客が搭乗中に放送内容全文を提供でき
なかったり、また降り口のかなり手前で放送が完了して
しまい、本来の目的である注意喚起が不十分になるとい
う問題点を有していた。
自動放送装置では、自動放送装置が作動する検出装置の
位置が固定されていることから、自動放送が開始される
時の乗客の位置も常に一定であった。このため、異なっ
た長さの放送内容が設けられている場合には、その放送
内容によって、乗客が搭乗中に放送内容全文を提供でき
なかったり、また降り口のかなり手前で放送が完了して
しまい、本来の目的である注意喚起が不十分になるとい
う問題点を有していた。
【0006】本発明の目的とするところは、複数の放送
内容に対して、それぞれに最も適した放送開始時点を検
出し自動放送を開始することのできる乗客コンベア装置
を提供することにある。
内容に対して、それぞれに最も適した放送開始時点を検
出し自動放送を開始することのできる乗客コンベア装置
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、乗客に対して搭乗時の注意事項を放送する
自動放送装置を有する乗客コンベア装置において、乗客
の進行方向に対して複数の検出装置を設け、この検出装
置の動作に応じて作動する自動放送装置には複数の放送
内容を備えるとともに、この放送内容毎に自動放送装置
が作動する前記検出装置が異なることを特徴とする。
するために、乗客に対して搭乗時の注意事項を放送する
自動放送装置を有する乗客コンベア装置において、乗客
の進行方向に対して複数の検出装置を設け、この検出装
置の動作に応じて作動する自動放送装置には複数の放送
内容を備えるとともに、この放送内容毎に自動放送装置
が作動する前記検出装置が異なることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
によって説明する。
によって説明する。
【0009】図1は本発明による乗客コンベア装置の全
体図である。
体図である。
【0010】乗客コンベア1には乗り口2と降り口3が
設けられ、乗客コンベア1は矢印A方向に稼動してい
る。乗客コンベア1には、その矢印Aの進行方向にそっ
て複数の検出装置4が設けられ、それぞれ乗り口2側か
ら検出装置4a、検出装置4b、検出装置4c・・・と
なっている。一方、乗客コンベア1の降り口3の近傍に
は自動放送装置5が設けられ、自動放送装置5には放送
文5a、放送文5b、放送文5c・・・が備えられてい
る。この自動放送装置5は検出装置4が動作することに
より作動するものである。
設けられ、乗客コンベア1は矢印A方向に稼動してい
る。乗客コンベア1には、その矢印Aの進行方向にそっ
て複数の検出装置4が設けられ、それぞれ乗り口2側か
ら検出装置4a、検出装置4b、検出装置4c・・・と
なっている。一方、乗客コンベア1の降り口3の近傍に
は自動放送装置5が設けられ、自動放送装置5には放送
文5a、放送文5b、放送文5c・・・が備えられてい
る。この自動放送装置5は検出装置4が動作することに
より作動するものである。
【0011】図2はあらかじめ設定する放送文5a、放
送文5b、放送文5c・・・と検出装置4a、検出装置
4b、検出装置4c・・・の組み合わせを示すものであ
り、検出位置から降り口3までの乗客の移動時間と各放
送文の放送時間を同等のものを組み合わせる。
送文5b、放送文5c・・・と検出装置4a、検出装置
4b、検出装置4c・・・の組み合わせを示すものであ
り、検出位置から降り口3までの乗客の移動時間と各放
送文の放送時間を同等のものを組み合わせる。
【0012】図3は前述の組み合わせによる自動放送装
置5の動作フローを示すものであり、放送文5a、放送
文5b、放送文5c・・・は、それぞれ特定された検出
装置4a、検出装置4b、検出装置4c・・・の動作に
よってのみ放送される。
置5の動作フローを示すものであり、放送文5a、放送
文5b、放送文5c・・・は、それぞれ特定された検出
装置4a、検出装置4b、検出装置4c・・・の動作に
よってのみ放送される。
【0013】いま、乗客コンベア1に設定された放送内
容を放送文5aとすると、図2より、放送文5aは最も
放送文が短く、組み合わせた検出装置4は検出装置4e
となっている。
容を放送文5aとすると、図2より、放送文5aは最も
放送文が短く、組み合わせた検出装置4は検出装置4e
となっている。
【0014】この場合、図3から自動放送装置5が作動
する条件は検出装置4eが動作した時のみであり、他の
検出装置4a、検出内容4bなどの動作では自動放送装
置5は作動しない。
する条件は検出装置4eが動作した時のみであり、他の
検出装置4a、検出内容4bなどの動作では自動放送装
置5は作動しない。
【0015】乗客は乗客コンベア1の乗り口2から乗車
すると、矢印Aの方向へと自動搬送される。検出装置4
の設置箇所まで進行した時、検出装置4a、検出装置4
b、検出装置4c、検出装置4dまでが乗客を検出し動
作しても、自動放送装置5は作動しない。検出装置4e
が動作した時点ではじめて自動放送装置5は作動し、放
送文5aを案内する。放送文5aの放送終了とほぼ同時
期に乗客は降り口3に到着し、放送文5aの注意内容を
全文理解した上で、降り口3の床面に降り立つことがで
きる。
すると、矢印Aの方向へと自動搬送される。検出装置4
の設置箇所まで進行した時、検出装置4a、検出装置4
b、検出装置4c、検出装置4dまでが乗客を検出し動
作しても、自動放送装置5は作動しない。検出装置4e
が動作した時点ではじめて自動放送装置5は作動し、放
送文5aを案内する。放送文5aの放送終了とほぼ同時
期に乗客は降り口3に到着し、放送文5aの注意内容を
全文理解した上で、降り口3の床面に降り立つことがで
きる。
【0016】また、乗客コンベア1に設定された放送内
容を放送文5eとすると、図2より、放送文5eは最も
放送文が長く、組み合わせた検出装置4は検出装置4a
となっている。
容を放送文5eとすると、図2より、放送文5eは最も
放送文が長く、組み合わせた検出装置4は検出装置4a
となっている。
【0017】この場合、図3から自動放送装置5が作動
する条件は検出装置4aが動作した時のみであり、他の
検出装置4a、検出装置4bなどの動作では自動放送装
置5は作動しない。
する条件は検出装置4aが動作した時のみであり、他の
検出装置4a、検出装置4bなどの動作では自動放送装
置5は作動しない。
【0018】この場合は、乗客が検出装置4の設置箇所
まで進行し、検出装置4aが動作した時点で自動放送装
置5は作動し、放送文5eを案内する。放送文5eの放
送終了とほぼ同時期に乗客は降り口3に到着し、放送文
5eの注意内容を全文理解した上で、降り口3の床面に
降り立つことができる。
まで進行し、検出装置4aが動作した時点で自動放送装
置5は作動し、放送文5eを案内する。放送文5eの放
送終了とほぼ同時期に乗客は降り口3に到着し、放送文
5eの注意内容を全文理解した上で、降り口3の床面に
降り立つことができる。
【0019】この他、放送文5b、放送文5c、放送文
5dについても同様に、それぞれに組み合わせた検出装
置4の動作により自動放送装置5が作動し、案内するこ
とが可能である。いずれの場合でも、乗客は各放送文の
注意内容を全文理解した上で、降り口3の床面に降り立
つことができる。
5dについても同様に、それぞれに組み合わせた検出装
置4の動作により自動放送装置5が作動し、案内するこ
とが可能である。いずれの場合でも、乗客は各放送文の
注意内容を全文理解した上で、降り口3の床面に降り立
つことができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明による乗客コ
ンベア装置は、乗客の進行方向に対して複数の検出装置
を設け、検出装置の動作に応じて作動する自動放送装置
には複数の放送内容を備えるとともに、放送内容毎に自
動放送装置が作動する前記検出装置を設定することが可
能である。これにより、複数の放送内容に対して、それ
ぞれに最も適した放送開始時点を検出し自動放送を開始
することができる。
ンベア装置は、乗客の進行方向に対して複数の検出装置
を設け、検出装置の動作に応じて作動する自動放送装置
には複数の放送内容を備えるとともに、放送内容毎に自
動放送装置が作動する前記検出装置を設定することが可
能である。これにより、複数の放送内容に対して、それ
ぞれに最も適した放送開始時点を検出し自動放送を開始
することができる。
【図1】本発明の一実施形態による乗客コンベア装置の
全体図である。
全体図である。
【図2】図1における放送文と検出装置の組み合わせを
示す説明図である。
示す説明図である。
【図3】図1における動作フローを示すフローチャート
である。
である。
1 乗客コンベア装置 2 乗り口 3 降り口 4 検出装置 4a 検出装置 4b 検出装置 4c 検出装置 4d 検出装置 4e 検出装置 5 自動放送装置 5a 放送文 5b 放送文 5c 放送文 5d 放送文 5e 放送文
Claims (1)
- 【請求項1】 乗客に対して搭乗時の注意事項を放送す
る自動放送装置を有する乗客コンベア装置において、乗
客の進行方向に対して複数の検出装置を設け、この検出
装置の動作に応じて作動する自動放送装置には複数の放
送内容を備えるとともに、この放送内容毎に自動放送装
置が作動する前記検出装置が異なることを特徴とする乗
客コンベア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7393997A JPH10265164A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 乗客コンベア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7393997A JPH10265164A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 乗客コンベア装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10265164A true JPH10265164A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13532596
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7393997A Pending JPH10265164A (ja) | 1997-03-26 | 1997-03-26 | 乗客コンベア装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10265164A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005170648A (ja) * | 2003-12-15 | 2005-06-30 | Mitsubishi Electric Corp | 乗客コンベアの案内放送システム |
JP2005272030A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Mitsubishi Electric Corp | 乗客コンベアの音声案内装置 |
JP2009137745A (ja) * | 2007-12-10 | 2009-06-25 | Toshiba Elevator Co Ltd | 乗客コンベアの自動放送装置 |
-
1997
- 1997-03-26 JP JP7393997A patent/JPH10265164A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005170648A (ja) * | 2003-12-15 | 2005-06-30 | Mitsubishi Electric Corp | 乗客コンベアの案内放送システム |
JP2005272030A (ja) * | 2004-03-23 | 2005-10-06 | Mitsubishi Electric Corp | 乗客コンベアの音声案内装置 |
JP2009137745A (ja) * | 2007-12-10 | 2009-06-25 | Toshiba Elevator Co Ltd | 乗客コンベアの自動放送装置 |
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