JPH10264451A - サーマルヘッド裏面印字および印字読み取り機構 - Google Patents

サーマルヘッド裏面印字および印字読み取り機構

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Publication number
JPH10264451A
JPH10264451A JP6975497A JP6975497A JPH10264451A JP H10264451 A JPH10264451 A JP H10264451A JP 6975497 A JP6975497 A JP 6975497A JP 6975497 A JP6975497 A JP 6975497A JP H10264451 A JPH10264451 A JP H10264451A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermal
print
thermal head
printing
paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP6975497A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Yazaki
博 矢崎
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NEC Computertechno Ltd
Original Assignee
NEC Computertechno Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Computertechno Ltd filed Critical NEC Computertechno Ltd
Priority to JP6975497A priority Critical patent/JPH10264451A/ja
Publication of JPH10264451A publication Critical patent/JPH10264451A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーマルプリンタにおいて、感熱紙の搬送距
離を短縮させることにより小型軽量化をはかる。 【解決手段】 高感度の感熱紙を用いることにより、印
字を読み取る印字読み取りセンサ3を感熱紙1の感熱面
1b側に配置し、サーマルヘッド2による印字を感熱紙
1の裏面である非感熱面1a側から印字するように感熱
紙1を搬送させる。すなわち、サーマルヘッド2と印字
読み取りセンサ3は、感熱紙1に対して互いに反対側に
位置するように配置する。これにより、サーマルヘッド
2の実装に関係なく、印字読み取りセンサ3を印字位置
の近傍に配置できるため、サーマルプリンタ内の感熱紙
1の搬送距離を短縮することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーマルヘッド裏
面印字および印字読み取り機構に関し、特に、高感度の
感熱紙感熱紙を用いて非感熱面側から印字し、かつこの
印字を感熱面側から読み取る印字読み取り機構に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のサーマルヘッドを用いた印字機構
部では、図3に示すように、プラテン16上の感熱紙1
1に印字するサーマルヘッド12と、感熱紙11上の印
字を読み取る印字読み取りセンサ13と、感熱紙11を
搬送する送りローラ14と、この送りローラ14に対向
して配置した従動ローラ15とを備えており、サーマル
ヘッド12の接触面側に感熱紙11の感熱面を接触させ
て印字を行っている。
【0003】そして、サーマルヘッド12の近傍に取り
付けられた印字読み取りセンサ13は、単に印字結果を
読み取るだけではなく、感熱紙の印字制御コードを読み
とる手段として用いている(例えば、特開平04−21
9258号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この印字機構部では、
感熱紙に印字を行った後に、さらに印字結果を読み取る
必要がある場合には、印字後の感熱面に印字読み取りセ
ンサを設置する必要があるが、サーマルプリンタの構造
上からサーマルヘッドの近傍に読み取りセンサを配置す
ることができないため、機能を追加する場合に小型化が
困難となるという欠点がある。また、従来の印字機構部
では、サーマルヘッドから印字読み取りセンサまでの距
離が離れるため、感熱紙の搬送距離が長くなって処理時
間が増加するという問題があり、さらに、感熱紙に罫線
枠がある場合には、感熱紙の位置決めを行うためのセン
サが別に必要となるという欠点がある。
【0005】本発明の目的は、高感度の感熱紙を用いる
ことによって、非感熱面側から印字し、かつ感熱面側か
ら印字を読み取ることにより、サーマルヘッドと読み取
りセンサを近接して配置させ、感熱紙の搬送距離を短縮
させるとともに、小型化かつ軽量化をはかったサーマル
ヘッドの印字読み取り機構を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、高感度の感熱
紙を用いるサーマルヘッドの印字読み取り機構であっ
て、感熱紙に印字するサーマルヘッドと、前記感熱紙上
の印字を読み取る印字読み取りセンサと、前記感熱紙を
搬送する送りローラと、この送りローラに対向して配置
した従動ローラとを備えるサーマルヘッド裏面印字およ
び読み取り機構において、前記サーマルヘッドが前記感
熱紙の非感熱面側に配置され、かつ前記印字読み取りセ
ンサが前記感熱紙の感熱面側に配置されていることを特
徴とする。
【0007】そして、前記印字読み取りセンサは、前記
サーマルヘッドによる印字直後の位置に配置されていて
いることを特徴とする。また、前記印字読み取りセンサ
は、前記感熱紙の印字の位置を読み取ってもよく、前記
感熱紙の印字の濃さを認識し、それに基づいて前記サー
マルヘッドに対してフィードバック制御するようにして
もよい。
【0008】本発明では、サーマルヘッドを高感度感熱
紙の非感熱面側に配置する、すなわち、感熱紙の裏面か
ら印字を行うことで、サーマルヘッドの実装に関わら
ず、印字が行われる近傍に印字読み取りセンサを配置す
ることを可能とする。また、感熱紙の罫線等の所定の位
置に印字を行うような場合には、印字読み取りセンサを
印字の位置決めセンサとしても用いることができる。さ
らに、印字濃度の情報をフィードバックすることによ
り、サーマルヘッドの加熱量(電流量)を制御すること
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】次に、本発明のサーマルヘッド裏
面印字および印字読み取り機構について図面を参照して
詳細に説明する。
【0010】図1は、本発明の一実施の形態を示す側面
図である。図1を参照すると、本実施例によるサーマル
ヘッドの印字読み取り機構は、高感度の感熱紙を用いる
ものであって、サーマルヘッド2は、感熱紙1の非感熱
面1aが当接するように配設するとともに、感熱紙1の
感熱面1b側(サーマルヘッド2の反対側)には、印字
読み取りセンサ3を配設する。また、この場合、印字読
み取りセンサ3はサーマルヘッド2の印字直後に位置す
るように配置する。さらに、感熱紙1の搬送手段とし
て、駆動源(図示しない)により感熱紙1を移動させる
送りローラ4と、この送りローラ4の感熱紙1の対面側
に配置した回転可能な従動ローラ5とをそれぞれ前後に
備えて構成される。
【0011】次に、このように構成された本実施例の動
作について説明する。
【0012】図2は、本実施例の動作を説明する図であ
る。図1に併せて図2を参照すると、まず、感熱紙1の
非感熱面1a側をサーマルヘッド2側にセットし、サー
マルヘッド2を退避させた状態で駆動源からの駆動を得
る送りローラ4および従動ローラ5により、感熱紙1を
サーマルヘッド2と読み取りセンサ3との間へ搬送す
る。そして、感熱紙1の先端が、図中右側の送りローラ
4と従動ローラ5との間を通過した時点で、サーマルヘ
ッド2を感熱紙1に接触させる。
【0013】次に、図2に示すように、感熱紙1の罫線
枠6内に印刷を行う場合、印字読み取りセンサ3を、印
刷される印字7を位置決めするための位置決めセンサと
して用いる。これにより、印字の高精度な位置決めが可
能となる。また、印刷された印字7を読み取りセンサ3
で読み取り取って印字7の濃度を認識し、これをフィー
ドバック制御することにより、サーマルヘッド2の加熱
量を適正な値に調整することができる。
【0014】ここで、印字の具体的な実験例について説
明すると、高感度感熱紙(例えば、王子製紙製,型番:
KP−70)を用い、従来のサーマルヘッドにて裏面側
(非感熱面側)から印字を行ったところ、裏面側からの
印字が十分可能なことを確認できた。また、このとき、
サーマルヘッドに流した電流値は、通常の約6倍程度の
電流量であり、既存のサーマル複写紙(2枚)を印字す
る際の電流量で十分であることが判った。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明のサーマルヘ
ッド裏面印字および印字読み取り機構によれば、感熱紙
に対してサーマルヘッドと印字読み取りセンサとをほぼ
対向するように配置することにより、サーマルヘッドの
実装に関係なく印字位置の近傍に読み取りセンサが配置
可能となり、これにより、サーマルプリンタ内の感熱紙
の搬送距離が短縮できるため、小型化かつ軽量化がはか
れ、かつ処理速度が向上する。
【0016】また、このような構成にしたことにより、
印字位置直前の感熱面上に記載されている罫線枠内に印
字を行う際には、罫線を印字読み取りセンサにより認識
して位置決めをすることが可能になり、高精度な位置決
め精度を実現でき、さらに、印字読み取りセンサにより
印字の濃さを認識し、それを基にサーマルヘッドに対し
てフィードバック制御することにより、サーマルヘッド
の加熱量を最適な状態に保つことができるため、高品位
の像形成が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示す側面図であ
る。
【図2】本実施例の動作を説明する図である。
【図3】従来のサーマルヘッドと印字読み取り機構の構
成を示す側面図である。
【符号の説明】
1,11 感熱紙 1a 非感熱面 1b 感熱面 2,12 サーマルヘッド 3,13 印字読み取りセンサ 4,14 送りローラ 5,15 従動ローラ 6 罫線枠 7 印字 16 プラテン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高感度の感熱紙を用いるサーマルヘッド
    の印字読み取り機構であって、感熱紙に印字するサーマ
    ルヘッドと、前記感熱紙上の印字を読み取る印字読み取
    りセンサと、前記感熱紙を搬送する送りローラと、この
    送りローラに対向して配置した従動ローラとを備えるサ
    ーマルヘッド裏面印字および読み取り機構において、前
    記サーマルヘッドが前記感熱紙の非感熱面側に配置さ
    れ、かつ前記印字読み取りセンサが前記感熱紙の感熱面
    側に配置されていることを特徴とするサーマルヘッド裏
    面印字および印字読み取り機構。
  2. 【請求項2】 前記印字読み取りセンサは、前記サーマ
    ルヘッドによる印字直後の位置に配置されていているこ
    とを特徴とする請求項1記載のサーマルヘッド裏面印字
    および印字読み取り機構。
  3. 【請求項3】 前記印字読み取りセンサは、前記感熱紙
    の印字の位置を読み取ることを特徴とする請求項1また
    は2記載のサーマルヘッド裏面印字および印字読み取り
    機構。
  4. 【請求項4】 前記印字読み取りセンサは、前記感熱紙
    の印字の濃さを認識し、それに基づいて前記サーマルヘ
    ッドに対してフィードバック制御することを特徴とする
    請求項1または2記載のサーマルヘッド裏面印字および
    印字読み取り機構。
JP6975497A 1997-03-24 1997-03-24 サーマルヘッド裏面印字および印字読み取り機構 Pending JPH10264451A (ja)

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JP6975497A JPH10264451A (ja) 1997-03-24 1997-03-24 サーマルヘッド裏面印字および印字読み取り機構

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JPH10264451A true JPH10264451A (ja) 1998-10-06

Family

ID=13411909

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JP6975497A Pending JPH10264451A (ja) 1997-03-24 1997-03-24 サーマルヘッド裏面印字および印字読み取り機構

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013104283A1 (zh) * 2012-01-10 2013-07-18 山东新北洋信息技术股份有限公司 热敏打印机及热敏打印机的控制方法

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WO2013104283A1 (zh) * 2012-01-10 2013-07-18 山东新北洋信息技术股份有限公司 热敏打印机及热敏打印机的控制方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990608