JPH10263554A - 浴水循環装置 - Google Patents

浴水循環装置

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Publication number
JPH10263554A
JPH10263554A JP9076347A JP7634797A JPH10263554A JP H10263554 A JPH10263554 A JP H10263554A JP 9076347 A JP9076347 A JP 9076347A JP 7634797 A JP7634797 A JP 7634797A JP H10263554 A JPH10263554 A JP H10263554A
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JP
Japan
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ozone
bath water
bath
circulating
bathtub
Prior art date
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Pending
Application number
JP9076347A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kosone
正明 小曽根
Shiro Kazama
史郎 風間
Michio Fujiwara
通雄 藤原
Hideharu Shinohara
秀東 篠原
Toshikazu Terauchi
利和 寺内
Ryuichi Hiramoto
立一 平本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH10263554A publication Critical patent/JPH10263554A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/20Air quality improvement or preservation, e.g. vehicle emission control or emission reduction by using catalytic converters

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オゾン濃度を高くしても、環境基準を満た
し、入浴者がオゾンの害を恐れることなく安心して入浴
のできる排オゾン回収装置を備えた浴水循環装置を得
る。 【解決手段】 浴槽1の浴水を循環経路を介して循環さ
せる循環ポンプ8と、循環経路に設けられ、浴水を浄化
する浄化槽9と、循環経路の吐出口において浴水と混合
されるオゾンを発生するオゾン発生器11とを備えた浴
水循環装置本体2に、浴槽1から放出される未反応オゾ
ンを吸気するファン14と、未反応オゾンを吸着する活
性炭フィルター13を有する排オゾン回収装置3を備え
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、循環している浴
水を浄化槽及びオゾンを用いて浄化・殺菌し、浴水を長
期間入れ換えるることなく入浴できる浴水循環装置に係
わり、特に、殺菌処理後の未反応オゾンを回収するため
の排オゾン回収装置を備えた浴水循環装置に関する。
【0002】
【従来の技術】浴水循環装置は、浴槽の浴水を清浄に保
つとともに、悪臭、雑菌等ら発生させないため、濾過、
殺菌処理を行っている。殺菌処理としては、オゾン殺菌
が多く利用されている。従来のオゾン殺菌は、オゾン発
生装置で発生したオゾンを浴槽内の浴水に直接吹き込ん
だり、清浄化のための循環路中で浴水に吹き込んだりし
て処理が行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のオ
ゾン殺菌では、殺菌力を高めるためにオゾン濃度を高く
すると、未反応オゾンが浴水から浴室内に放出されるた
め、環境基準(0.05ppm)を越えてしまい、浴水
から放出される不快なオゾン臭や入浴者の体への影響が
心配される問題があった。この発明は、上記の課題を解
決するためになされたもので、オゾン濃度を高くして
も、環境基準を満たし、入浴者がオゾンの害を恐れるこ
となく安心して入浴のできる浴水循環装置を得ることを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる浴水循
環装置は、浴槽の浴水を循環経路を介して循環させる循
環ポンプと、前記循環経路に設けられ、浴水を浄化する
浄化槽と、浴水と混合されるオゾンを発生するオゾン発
生器とを備えた浴水循環装置本体に、前記浴槽から放出
される未反応オゾンを吸気するファンと、オゾンを吸収
する活性炭フィルターを有する排オゾン回収装置を備え
る。
【0005】また、前記排オゾン回収装置を浴水循環装
置本体の下部に設けたものである。
【0006】また、前記排オゾン回収装置を浴水循環装
置本体の上部に設けたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の実施の形態1について
説明する。図1はこの発明の実施の形態1を示す浴水循
環装置の構成図であり、浴槽の蓋を取り外した場合を示
している。1は浴槽であり、2は浴水循環装置本体、3
は浴水循環装置本体2の上部に配設された排オゾン回収
装置である。浴水循環装置本体2は、一端に浴槽1内の
浴水を吸い込むプレフィルターを有する吸込ロ4を有す
る入水路5と、一端に浴槽1内に浴水を吐出するディフ
ューザーである吐出口6を有する出水路7と、入水路5
に設けられ浴水を循環させる循環ポンプ8と、入水路5
および出水路7の他端が接続され、浴水を浄化する浄化
槽9と、出水路7に設けられ浴水を加熱する保温ヒータ
10と、浴水を殺菌するためのオゾンを発生させるオゾ
ン発生装器11とから構成されている。
【0009】排オゾン回収装置3は、浴槽1から放出さ
れる未反応オゾンを吸い込む吸気口12と、未反応オゾ
ンを吸着する活性炭フィルター13と、吸気用ファン1
4と、排気口15から構成される。
【0010】次に、このように構成された浴水循環装置
の動作について説明する。まず、循環ポンプ8により浴
槽1の浴水を吸込口4から入水路5へ汲み上げ、浄化槽
9に送り浴水を浄化する。浄化された浴水はヒータ10
で加熱され吐出口6から浴槽1へ吐出される。この時、
オゾン発生装置11により発生したオゾンが、ディフュ
ーザーで混合されて浴水とともに浴槽1へ吐出される。
【0011】浴槽に吐出されたオゾンは、浴水を殺菌し
た後に、浴水から放出される。放出された未反応オゾン
は、排オゾン回収装置3の吸気口12からファン14に
より吸い込まれ、活性炭フィルター13で吸着される。
未反応オゾンが吸着された空気は排気口15から排気さ
れる。
【0012】従来のオゾンの注入は、例えば、25分毎
に5分間の間欠運転であり、蓋を開放した時の浴槽1の
直上におけるオゾン濃度は約0.05ppmであった。
この発明の実施の形態1の排オゾン回収装置3の排オゾ
ン回収性能は、殺菌力を増すために、オゾン濃度を上げ
て、蓋を開放した時の浴槽1の直上におけるオゾン濃度
が0.3〜0.35ppmになっても、排オゾン回収後
は、0.01ppmとすることができ、環境基準を満た
すことができる。
【0013】以上のように、浴槽1に供給するオゾン濃
度を高くしても、オゾンの環境基準を満たして殺菌力を
増すことができ、また、排オゾンの害を恐れることなく
安心して入浴ができる。また、排オゾン回収装置3が、
浴水循環装置本体2に一体に組み込まれているので、装
置全体をコンパクトにすることができ、取扱いやすくす
ることができる。
【0014】実施の形態2.実施の形態1では浴槽1の
蓋を開放して入浴する場合について示したが、本実施の
形態は、蓋をして入浴しない場合について説明する。図
2はこの発明の実施の形態2を示す浴水循環装置の構成
図であり、浴槽1に蓋した場合を示している。1は浴槽
であり、2は浴水循環装置本体、3は浴水循環装置本体
2の下部に配設された排オゾン回収装置、16は浴槽の
蓋である。なお、実施の形態1の図1と同一または相当
部分には同じ符号を付し説明を省略する。
【0015】次に、このように構成された浴水循環装置
の動作について説明する。まず、循環ポンプ8により浴
槽1の浴水を吸込口4から入水路5へ汲み上げ、浄化槽
9に送り浴水を浄化する。浄化された浴水はヒータ10
で加熱され吐出口6から浴槽1へ吐出される。この時、
オゾン発生装置11により発生したオゾンが、ディフュ
ーザー6で混合されて浴水とともに浴槽1へ吐出され
る。
【0016】浴槽1に吐出されたオゾンは、浴水を殺菌
した後に、未反応のオゾンが浴槽1と蓋16との間に溜
まる。この未反応オゾンは、排オゾン回収装置3の吸気
口12からファン14により吸い込まれ、活性炭フィル
ター13で吸収される。未反応オゾンが吸着された空気
は排気口15から排気される。
【0017】この発明の実施の形態2によれば、排オゾ
ン回収装置3が、浴槽1に蓋16を閉じた状態で使用で
きるので、未反応オゾンの回収率を高くすることができ
る。
【0018】実施の形態3.実施の形態1では浴槽1の
蓋16を開放して入浴する場合、実施の形態2は蓋16
をして入浴しない場合について示したが、本実施の形態
3では入浴する場合、蓋16をして入浴しない場合の両
方に使用できるように構成したものである。図3はこの
発明の実施の形態3を示す浴水循環装置の構成図であ
る。1は浴槽であり、2は浴水循環装置本体、3aは浴
水循環装置本体2の上部に配設された排オゾン回収装
置、3bは浴水循環装置本体2の下部に配設された排オ
ゾン回収装置である。なお、実施の形態1の図1と同一
または相当部分には同じ符号を付し説明を省略する。
【0019】次に、このように構成された浴水循環装置
では、蓋16をして入浴しない場合には、浴槽1と蓋1
6との間に溜まった未反応オゾンは、浴水循環装置本体
2の下部に配設された排オゾン回収装置3bのファン1
4bにより吸気され、吸気口12aから吸い込まれた未
反応オゾンは活性炭フィルター13bで吸着され、正常
な空気が排気口15aから排気される。一方、蓋16を
開放して入浴する場合には、浴水から放出された未反応
オゾンは、浴水循環装置本体2の上部に配設された排オ
ゾン回収装置3aのファン14aにより、吸気口12a
から吸い込まれた未反応オゾンは活性炭フィルター13
aで吸着され、正常な空気が排気口15aから排気され
る。
【0020】以上のように、浴槽1の蓋16の有無にか
かわらず使用でき、オゾン濃度を高くしても、オゾンの
環境基準を満たして殺菌力を効率よく増すことができ、
また、オゾンの害を恐れることなく安心して入浴ができ
る。
【0021】なお、蓋を開放して入浴する場合には、浴
水循環装置本体2の上部に配設された排オゾン回収装置
3a及び浴水循環装置本体2の下部に配設された排オゾ
ン回収装置3bの両方から吸気し、活性炭フィルター1
3a、13bでオゾンが吸収された排オゾンを排気して
もよい。また、排オゾン回収装置を浴水循環装置本体2
の上部と下部に設けたが、排オゾン回収装置のファン、
活性炭フィルターは1つとし、吸気口を上部と下部に設
け、これらの吸気口と活性炭フィルタとをダクトで連結
した構造としてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る浴水循環
装置は、浴槽の浴水を循環経路を介して循環させる循環
ポンプと、前記循環経路に設けられ、浴水を浄化する浄
化槽と、浴水と混合されるオゾンを発生するオゾン発生
器とを備えた浴水循環装置本体に、前記浴槽から放出さ
れる未反応オゾンを吸気するファンと、オゾンを吸収す
る活性炭フィルターを有する排オゾン回収装置を備えた
ので、浴水に混入するオゾン濃度を高くしても、オゾン
の環境基準を満たして殺菌力を増すことができ、また、
オゾンの害を恐れることなく安心して入浴ができる。ま
た、排オゾン回収装置が、本体に一体に組み込まれてい
るので、装置全体をコンパクトにすることができ、排オ
ゾン回収装置を取扱いやすくすることができる。
【0023】また、前記排オゾン回収装置を浴水循環装
置本体の下部に設けたので、浴槽に蓋を閉めた状態でも
使用でき、排オゾンの回収率を高めることができる。
【0024】また、前記排オゾン回収装置を浴水循環装
置本体の上部に設けたので、入浴中でも効率よく回収す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す浴水循環装置
の構成図構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2を示す浴水循環装置
の構成図構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3を示す浴水循環装置
の構成図構成図である。
【符号の説明】
1 浴槽、2 浴水循環装置本体、3、3a、3b 排
オゾン回収装置、4吸込ロ、6 吐出口、8 循環ポン
プ、9 浄化槽、10 ヒータ、11 オゾン発生装
器、13、13a、13b 活性炭フィルター、14、
14a、14bファン、16 蓋。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/50 560 C02F 1/50 560Z A47K 3/00 A47K 3/00 K B01D 35/027 C02F 1/78 53/66 B01D 35/02 J C02F 1/78 53/34 120B (72)発明者 篠原 秀東 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 寺内 利和 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 (72)発明者 平本 立一 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽の浴水を循環経路を介して循環させ
    る循環ポンプと、前記循環経路に設けられ、浴水を浄化
    する浄化槽と、浴水と混合されるオゾンを発生するオゾ
    ン発生器とを備えた浴水循環装置本体に、前記浴槽から
    放出される未反応オゾンを吸気するファンと、オゾンを
    吸収する活性炭フィルターを有する排オゾン回収装置を
    備えたことを特徴とする浴水循環装置。
  2. 【請求項2】 前記排オゾン回収装置を浴水循環装置本
    体の下部に設けたことを特徴とする請求項1記載の浴水
    循環装置。
  3. 【請求項3】 前記排オゾン回収装置を浴水循環装置本
    体の上部に設けたことを特徴とする請求項1記載の浴水
    循環装置。
JP9076347A 1997-03-27 1997-03-27 浴水循環装置 Pending JPH10263554A (ja)

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JP9076347A JPH10263554A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 浴水循環装置

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JP9076347A JPH10263554A (ja) 1997-03-27 1997-03-27 浴水循環装置

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JP (1) JPH10263554A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007034913A1 (ja) * 2005-09-23 2009-03-26 貞利 渡部 ナノ流体生成装置及び方法
JP2016073891A (ja) * 2014-10-02 2016-05-12 三菱電機株式会社 液体殺菌装置及び浴槽水殺菌システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007034913A1 (ja) * 2005-09-23 2009-03-26 貞利 渡部 ナノ流体生成装置及び方法
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