JPH10263183A - 遊技用装置 - Google Patents
遊技用装置Info
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- JPH10263183A JPH10263183A JP9078345A JP7834597A JPH10263183A JP H10263183 A JPH10263183 A JP H10263183A JP 9078345 A JP9078345 A JP 9078345A JP 7834597 A JP7834597 A JP 7834597A JP H10263183 A JPH10263183 A JP H10263183A
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Abstract
能な遊技用装置を提供する。 【解決手段】 通常の遊技操作では発生しにくい特定の
遊技操作に基づいて発生する特殊遊技動作パターン(セ
ットパターン)を記憶しておき(SB50)、遊技機か
ら入力された遊技状態に関する遊技状態情報と前記登録
されている特殊遊技動作パターン(セットパターン)と
を照合して入力された遊技状態情報が前記登録されてい
る特殊遊技動作パターンに当てはまるものであった場合
に、その旨を外部出力するようにした(SB48)。
Description
遊技機やコイン遊技機あるいはスロットマシン等で代表
される遊技機が設置された遊技場内での不正を監視する
ための遊技用装置に関する。
は、ROM等に記憶されている遊技制御用プログラムに
従って動作し遊技機の遊技状態を制御するプロセッサ等
からなる遊技制御手段が設けられていた。この遊技制御
手段には、前記ROMに記憶されている遊技制御用プロ
グラムが正規のものであるか否かを判定する遊技制御用
プログラム判定機能が設けられており、たとえば電源投
入時等において、前記ROMに記憶されている遊技制御
用プログラムを読出してその読出された遊技制御用プロ
グラムが正しいものであるか否かチェックし、正規のも
のでないと判定された場合には、たとえば当該遊技制御
用プログラムに従った遊技制御動作を行なわないように
する機能が設けられていた。
て、前記ROM等に記憶されている遊技制御用プログラ
ムを不正改造する不正行為が行なわれる場合は、その際
に、前述した電源投入時等に行なわれるチェック時にお
いては、ROM等から正しい遊技制御用プログラムが読
出されて適正である旨のチェックが行なわれ、その後実
際に遊技制御動作が開始された際には、不正改造された
遊技制御用プログラムに従った遊技制御動作が行なわれ
るような不正改造がなされる場合があった。その結果、
このような改造プログラムが記憶された場合には、その
不正改造を発見できないという欠点があった。
合には、遊技者が通常の遊技操作を行なっている以上遊
技者にとって有利な特定遊技状態が発生する確率は通常
どおり変化しないが、通常では行なわれない特殊な遊技
操作が行なわれて特殊な遊技動作パターン(これを通称
セットパターンという)が生じた場合には、前記特定遊
技状態が頻発したりあるいはその特定遊技状態の発生確
率が向上した状態が継続したりするように構成されてい
た。
のであり、その目的は、前述した改造プログラムによる
不正行為を発見できる遊技用装置を提供することであ
る。
は、遊技場内での不正を監視するための遊技用装置であ
って、遊技機から出力された情報であって当該遊技機の
遊技状態に関する遊技状態情報を入力可能な情報入力手
段と、所定期間において前記情報入力手段に入力された
遊技状態情報に基づいて、前記遊技機が通常の遊技操作
では発生しにくい特定の遊技操作に基づいて発生する特
殊遊技動作パターンになっているか否かを判定する特殊
遊技動作パターン判定手段と、該特殊遊技動作パターン
判定手段が前記特殊遊技動作パターンになっていると判
定した場合に、該特殊遊技動作パターンを登録する特殊
遊技動作パターン登録手段と、前記情報入力手段が入力
した遊技状態情報と前記特殊遊技動作パターン登録手段
に登録されている特殊遊技動作パターンとを照合して前
記入力された遊技状態情報が前記登録されている特殊遊
技動作パターンに当てはまるものであった場合に、その
旨を外部出力する外部出力手段とを含むことを特徴とす
る。
不正を監視するための遊技用装置であって、通常の遊技
操作では生じにくい特殊遊技動作パターンを遊技機に生
じさせて遊技者にとって有利な特定遊技状態を不正に生
じさせるための前記特殊遊技動作パターンが入力される
特殊遊技動作パターン入力部と、該特殊遊技動作パター
ン入力部に入力された特殊遊技動作パターンを登録する
特殊遊技動作パターン登録手段と、遊技機から出力され
た情報であって当該遊技機の遊技状態に関する遊技状態
情報を入力可能な情報入力手段と、該情報入力手段に入
力された遊技状態情報と前記特殊遊技動作パターン登録
手段に登録されている特殊遊技動作パターンとを照合し
て前記入力された遊技状態情報が前記登録されている特
殊遊技動作パターンに当てはまるものであった場合に、
その旨を外部出力する外部出力手段とを含むことを特徴
する。
は請求項2に記載の発明の構成に加えて、前記遊技機
は、表示状態が変化可能な可変表示装置を有し、遊技領
域に打込まれた打玉が始動入賞領域に入賞することによ
り前記可変表示装置の表示結果を導出表示する可変表示
制御が行なわれ、その可変表示装置の表示結果が予め定
められた特定の表示態様になった場合に特定遊技状態が
発生して遊技者にとって有利な状態に制御可能となり、
前記可変表示装置の可変表示制御が行なわれているとき
に前記始動入賞領域に打玉が入賞した場合には所定の記
憶上限数の範囲内でその始動入賞を記憶する始動入賞記
憶手段を有するものであり、前記情報入力手段は、前記
遊技状態情報として、前記可変表示装置の前記可変表示
制御が行なわれる始動入賞に関する情報と、前記特定遊
技状態に関する情報と、前記可変表示装置の表示結果と
して導出表示される表示態様に関する情報と、前記始動
入賞記憶手段の始動入賞記憶数に関する情報とを少なく
とも入力可能であることを特徴とする。
された遊技場内での不正を監視する遊技用装置であっ
て、前記遊技機は、遊技状態を制御する遊技制御手段に
所定の検出手段の検出出力が入力されたことを条件とし
て、前記遊技制御手段が遊技者にとって有利な遊技状態
を発生させるか否かを決定するための制御動作を行な
い、前記遊技用装置は、前記所定の検出手段の検出出力
が入力されて前記遊技制御手段による前記制御動作をシ
ミュレートする制御動作シミュレート手段と、該制御動
作シミュレート手段によりシミュレートされた制御動作
と前記遊技機の実際の遊技状態とを照合して両者が異な
っている場合に不正が生じた旨を判定する不正判定手段
と、該不正判定手段が不正を判定した場合にその旨を外
部出力する外部出力手段とを含むことを特徴とする。
載の発明の構成に加えて、前記所定の検出手段は、遊技
機に設けられた遊技領域に打込まれた打玉が入賞可能な
始動入賞領域に入賞した入賞玉を検出する始動入賞玉検
出手段を含み、前記遊技制御手段は、遊技制御用プログ
ラムに従って動作し、前記始動入賞玉検出手段の検出出
力が入力されたことを条件として遊技者にとって有利な
特定遊技状態を発生させるか否かを決定して、特定遊技
状態の発生を決定した場合には特定遊技状態発生情報を
前記制御動作シミュレート手段に出力し、前記制御動作
シミュレート手段は、前記遊技制御用プログラムのうち
少なくとも前記制御動作を行なうためのプログラム部分
を記憶する遊技制御用プログラム記憶手段と、該遊技制
御用プログラム記憶手段に記憶されている遊技制御用プ
ログラムに従って前記制御動作をシミュレートするため
のシミュレート用プログラムを記憶しているシミュレー
ト用プログラム記憶手段とを有していることを特徴とす
る。
段の働きにより、遊技機から出力された情報であって当
該遊技機の遊技状態に関する遊技状態情報が入力可能と
なる。特殊遊技動作パターン判定手段の働きにより、所
定期間において前記情報入力手段に入力された遊技状態
情報に基づき、前記遊技機が通常の遊技操作では発生し
にくい特定の遊技操作に基づいて発生する特殊遊技動作
パターンになっているか否かが判定される。特殊遊技動
作パターン登録手段の働きにより、前記特殊遊技動作パ
ターン判定手段が前記特殊遊技動作パターンになってい
ると判定した場合に、その特殊遊技動作パターンが登録
される。外部出力手段の働きにより、前記情報入力手段
に入力された遊技状態情報と前記特殊遊技動作パターン
登録手段に登録されている特殊遊技動作パターンとが照
合されて前記入力された遊技状態情報が前記登録されて
いる特殊遊技動作パターンに当てはまるものであった場
合にその旨が外部出力される。
遊技操作では生じにくい特殊遊技動作パターンを遊技機
に生じさせて遊技者にとって有利な特定遊技状態を不正
に生じさせるための前記特殊遊技動作パターンが特殊遊
技動作パターン入力部に入力されると、その入力された
特殊遊技動作パターンが特殊遊技動作パターン登録手段
に登録される。情報入力手段の働きにより、遊技機から
出力された情報であって当該遊技機の遊技状態に関する
遊技状態情報が入力可能となる。外部出力手段の働きに
より、前記情報入力手段に入力された遊技状態情報と前
記特殊遊技動作パターン登録手段に登録されている特殊
遊技動作パターンとが照合されて前記入力された遊技状
態情報が前記登録されている特殊遊技動作パターンに当
てはまるものであった場合に、その旨が外部出力され
る。
1または請求項2に記載の発明の作用に加えて、前記遊
技機は、表示状態が変化可能な可変表示装置を有してお
り、遊技領域に打込まれた打玉が始動入賞領域に入賞す
ることにより前記可変表示装置の表示結果を導出表示す
る可変表示制御が行なわれ、その可変表示装置の表示結
果が予め定められた特定の表示態様になった場合に特定
遊技状態が発生して遊技者にとって有利な状態に制御可
能となり、その可変表示装置の可変表示制御が行なわれ
ているときに前記始動入賞領域に打玉が入賞した場合に
は所定の記憶上限数の範囲内でその始動入賞を記憶する
始動入賞記憶手段が設けられている。
態情報として、前記可変表示装置の前記可変表示制御が
行なわれる始動入賞に関する情報と、前記特定遊技状態
に関する情報と、前記可変表示装置の表示結果として導
出表示される表示態様に関する情報と、前記始動入賞記
憶手段の始動入賞記憶数に関する情報とが少なくとも入
力可能である。
技機は、遊技状態を制御する遊技制御手段に所定の検出
手段の検出出力が入力されたことを条件として、前記遊
技制御手段が遊技者にとって有利な特定遊技状態を発生
させるか否かを決定するための制御動作が行なわれる。
遊技用装置に設けられている制御動作シミュレート手段
に前記所定の検出手段の検出出力が入力され、前記遊技
制御手段による前記制御動作がシミュレートされる。不
正判定手段の働きにより、前記制御動作シミュレート手
段によりシミュレートされた制御動作と前記遊技機の実
際の遊技状態とが照合されて両者が異なっている場合に
不正が生じた旨が判定される。外部出力手段の働きによ
り、前記不正判定手段が不正が生じた旨を判定した場合
にその旨が外部出力される。
4に記載の発明の作用に加えて、前記遊技機が、遊技制
御用プログラムに従って動作する遊技制御手段により遊
技状態が制御され、始動入賞領域に入賞した入賞玉を検
出する始動入賞玉検出手段の検出出力が前記遊技制御手
段に入力されたことを条件として、その遊技制御手段の
働きにより遊技者にとって有利な特定遊技状態を発生さ
せるか否かを決定するための制御動作が行なわれる。そ
して特定遊技状態を発生させる旨が決定された場合には
特定遊技状態発生情報が遊技制御手段から前記制御動作
シミュレート手段へ出力される。
御手段の遊技制御用プログラムのうち、前記制御動作を
行なうプログラム部分が少なくとも記憶された遊技制御
用プログラム記憶手段と、シミュレート用プログラムが
記憶されたシミュレート用プログラム記憶手段とを有す
る。そして、シュミレート用プログラム記憶手段のシミ
ュレート用プログラムにより、前記遊技制御用プログラ
ム記憶手段に記憶されている遊技制御用プログラムを用
いた制御動作が実行されてシミュレートされる。
に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態に
おいては、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示す
が、本発明はこれに限られるものではなく、たとえばコ
イン遊技機やスロットマシン等であってもよく、遊技者
によって遊技機が行なわれる遊技機であればすべて適用
可能である。
パチンコ遊技機34とカードユニット35とを示す全体
正面図である。カードユニット35には、カード利用可
表示ランプ47が設けられており、このカード利用可表
示ランプ47が点灯または点滅しているときにのみこの
カードユニット35が使用可能な状態となっている。こ
のカードユニット35は、遊技機設置島に設置されてい
る複数台のパチンコ遊技機34の間に挿入された状態で
設置されており、左右どちらの遊技機に接続されている
かが連結台方向表示器49により表示される。そして、
遊技者が共通カードをカード挿入口50から挿入する。
すると、その共通カードに記録されているカード残高が
読取れる。そして、遊技者が貸玉操作を行なうことによ
り、予め定められた入力設定されている貸出単位額分が
残高より減額されるとともに、その貸出単位額分の貸玉
が上皿39内に貸出される。なお、共通カードとは、共
通カードシステムに加盟している遊技場であれば全国ど
この遊技場であっても共通して使用できる遊技機専用の
プリペードカードのことである。
が設けられており、この端数スイッチ48を押圧操作す
ることにより、たとえばカード残高、カード挿入前の残
高、エラーが発生した場合のエラーコードなどの情報を
遊技機の情報表示器(図示省略)に表示可能である。図
中51はカードユニット錠であり、このカードユニット
錠51に所定のキーを挿入して解錠操作することによ
り、カードユニット35の前面側を開成できるように構
成されている。パチンコ遊技機34には、その開閉が自
在であるガラス枠37が設けられており、このガラス枠
37に設けられたガラス板からは遊技領域3が視認可能
となっている。遊技者が打球操作ハンドル44を回動操
作することにより、上皿39内に貯留されている打玉が
1つずつ遊技領域3内に打込まれる。
変動表示するための可変表示装置4が設けられている。
可変表示装置4の下方には、始動入賞領域の一例の始動
入賞口10と、可変入賞球装置11とが設けられてい
る。可変表示装置4は、本実施の形態の場合にはCRT
(液晶表示装置)により構成されており、可変表示部5
を有している。また、可変入賞球装置11の左側の通称
「袖部」と呼ばれる位置には、いわゆる電動チューリッ
プ(電チュー)からなる可変始動口装置(普通電役)1
4が設けられている。遊技領域4の左右には、それぞれ
サイドランプA22,サイドランプB23が設けられて
いる。
後方向に所定範囲で傾動可能な開閉板12が設けられて
いる。可変入賞球装置11は、特定遊技状態(大当り状
態)が発生している場合以外においては開閉板12を閉
成状態にし、打玉が入賞不可能な遊技者にとって不利な
第2の状態となっている。一方、可変始動口装置(普通
電役)14または可変入賞球装置11の上部に設けられ
た始動口10に打玉が入賞し、それが検出されれば、可
変表示装置4の可変表示部5上において、3つの図柄の
変動表示が行なわれる(以下、それぞれの図柄を特に
「特別図柄」という)。この変動表示が停止したとき
に、3つの図柄の組合せが予め定められた特定の組合せ
となって大当りが発生すると、大当り制御が開始され可
変入賞球装置11は前記第2の状態から、打玉が入賞可
能な遊技者にとって有利な第1の状態となり、開閉板1
2が開成状態となる。
開閉板12が開成状態となった後に、30秒が経過する
か、または、可変入賞球装置10の大入賞口に打玉が1
0個入賞するかのうちいずれか早い方の条件が成立する
ことにより終了する。すなわち、前記条件が成立したと
き開閉板12が閉成状態となり、可変入賞球装置11が
遊技者にとって不利な第2の状態となる。大入賞口に入
賞した打玉は、可変入賞球装置11の大入賞口内部に設
けられた入賞玉検出器により検出される。
ポケット」と呼ばれる特定入賞領域が設けられている。
大入賞口に入った打玉がこの特定入賞領域に入賞てその
特定入賞玉が検出されると、その回の可変入賞球装置1
1の遊技者にとよって有利な第1の状態が終了するのを
待って、再度、可変入賞球装置11を前記第1の状態に
駆動制御する繰返し継続制御が行なわれる。この繰返し
継続制御により可変入賞球装置11は最高16回連続し
て前記第1の状態となって大当り制御が終了する。
していわゆる始動入賞が発生したことを切っ掛けとし
て、可変表示装置4の可変表示が開始されるが、この可
変表示がなされている最中に発生した始動入賞は記憶さ
れて、その始動入賞記憶の個数が始動記憶表示器6に点
灯により遊技者に報知される。そして、可変表示装置4
の可変表示が停止した後再度可変開始可能な状態になっ
てから、前記始動入賞記憶に基づいて可変表示が再度可
変開始される。始動入賞記憶の上限は、たとえば4個に
定められている。
おり、打玉がこの通過口13を通過すると、その旨が通
過玉検出器30により検出されて、可変始動口装置14
に設けられた可変表示器における図柄(以下、普通図柄
という)の可変表示が開始される。そして、その可変停
止結果が予め定められた図柄になれば、可変始動口装置
14が開成して、打玉が始動口15に入賞しやすい状態
となる。この普通図柄の可変表示中にパチンコ玉が通過
口13を再度通過すれば、その始動通過が記憶される。
この始動通過記憶の上限はたとえば4個に定められてい
る。
いるときに始動入賞が発生した場合にはその始動入賞が
無効となり、可変表示動作が行なわれず、始動通過記憶
が上限に達しているときに始動通過が発生した場合は、
その始動通過は無効となり可変表示動作は行なわれな
い。始動入賞記憶数が上限に達している状態において発
生した始動入賞を特に無効始動入賞と呼び、始動入賞し
た打玉を無効始動入賞玉と呼ぶ。これに対して、始動入
賞記憶が上限に達していない状態において発生した始動
入賞を特に有効始動入賞と呼び、始動入賞した打玉を特
に有効始動入賞玉と呼ぶ。
付けられた、打玉を案内する通路8が設けられている。
このワープ入口8に進入した打玉は、始動口10の上方
に設けられたワープ出口9まで案内されて、再度遊技領
域3内に放出されて落下する。可変入賞球装置11の左
右には、入賞口21が設けられている。その他、遊技領
域3には風車19が設けられている。
の効果音を発生するための左右1対のスピーカ36が設
けられている。上皿39の下方には、上皿玉抜きレバー
40を操作することにより上皿39から排出される打玉
を貯留しておくための下皿41が設けられており、下皿
41に貯留された打玉は下皿玉抜きレバー42を操作す
ることにより排出できる。なお、図中38は前面枠を開
閉できないようにするための鍵であり、43は遊技者が
使用する灰皿である。また遊技領域3を囲むようにして
枠ランプ45が設けられている。46はLEDにより構
成されるランプであり、大当りが発生したときなどに点
滅または点灯して遊技効果を高めるのに使用される。
点についてさらに詳細に説明する。可変表示装置の可変
表示部で可変表示される特別図柄が所定の組合せで停止
表示されたとき、大当りが発生するが、大当りとなる特
別図柄の組合せの中には高確率(確率変動)状態を発生
させる特別の組合せが含まれている。この組合せを特に
確率変動図柄(確変図柄)の組合せと呼ぶ。遊技が高確
率状態(確変状態)にある場合には、通常状態に比べて
大当りが発生する確率が高く調整されている。また、可
変表示器17における普通図柄の可変表示結果が当りと
なる確率も高く調整されている。
は、確率変動図柄の組合せに基づいて大当りが発生し
て、所定回数の繰返し継続制御がすべて終了した後に1
回目の確率変動が生じ、さらに、その後大当りが発生し
て、所定回数の繰返し継続制御がすべて終了した後第2
回目の確率変動が生じる。1回目または2回目の確率変
動時に発生した大当りが確率変動図柄の組合せによるも
のである場合には、その大当り以降、改めて1回目、2
回目の確率変動が生じる。すなわち、確率変動図柄の組
合せにより大当りとなった場合には、その大当り以降、
少なくとも大当りが2回発生するまでの間、大当り制御
が行なわれていない状態において高確率状態となる。2
回目の確率変動が発生しているときまでに大当りとなっ
た図柄の組合せが確率変動図柄の組合せでなかった場
合、大当りに伴う繰返し継続制御終了後、確率変動の生
じていない状態に戻る。
した2回目の高確率状態中に大当りが発生して、所定の
繰返し継続制御が終了して確率が変動していない状態に
戻った際に、普通図柄表示器17における普通図柄の変
動時間(可変表示時間)を短縮する制御(以下、変動時
間短縮制御という)が行なわれる。変動時間短縮制御
は、前述した大当り状態の終了後、可変表示装置が60
回の可変表示をするまで継続される。このような変動時
間の短縮制御が行なわれると、可変始動口装置14が頻
繁に開くため、大当りが発生する確率が向上していなく
とも、短時間で大当りが発生しやすくなり、遊技者に有
利な状態となる。このように、大当りが発生する確率を
直接向上させることなく、短期間のうちの大当りが発生
しやすくなるように調整された遊技状態を特に普電開放
向上状態と呼ぶ。さらに、普電開放向上状態でも高確率
状態でもなく、また大当り状態(特定遊技状態)でもな
い状態を特に通常状態と呼ぶ。
常状態においては30秒、変動時間短縮制御がなされる
普電開放向上状態においては5秒になる。
発生する確率を直接向上させることなく、短期間のうち
に大当りが発生しやすくなるように調整された普電開放
向上状態を構成するのに変動時間短縮制御が行なわれる
ように構成したが、その他の手段を用いることも可能で
ある。たとえば、可変始動口装置14への始動入賞を容
易にするために、普通図柄の可変停止結果に基づいて開
成する可変始動口装置14の開成時間が長くなるように
制御する開成時間延長制御がなされるように構成した
り、あるいは、可変始動口装置14の開成回数が多く
(たとえば通常状態は1回に対し普電開放向上状態は2
回となるようにする)なるように制御する開成回数増加
制御がなされるように構成したりすることが考えられ
る。あるいは、変動時間短縮制御と開成時間延長制御と
開成回数増加制御とを組合せて普電開放向上状態を構成
してもよい。
34において大当りとなる特別図柄の組合せを構成する
図柄の中に、「ラッキーナンバー」と呼ばれる特定の図
柄が含まれている。通常、大当りが発生することにより
獲得した賞球は、一旦景品などに交換しなければなら
ず、したがってその賞球を直接遊技に使用することはで
きない。しかしながら、ラッキーナンバーで大当りが発
生した場合には、獲得した賞球を直接遊技に使用するこ
とが可能となる。このようにラッキーナンバーで大当り
が発生して特定遊技状態に移行することを特にラッキー
スタートと呼ぶ。
技機34に用いられるランダムカウンタの種類とその内
容を示す説明図である。ランダムカウンタとは、可変表
示装置4の特別図柄の変動表示制御に用いられる乱数を
カウントするカウンタである。本実施の形態では、WC
RND1,WC RND L,WC RND C,W
C RND R,WC RND RCHの5種類のラン
ダムカウンタが用いられる。これらのランダムカウンタ
の値がパチンコ遊技中の所定のタイミングで読出され、
その値に基づいて可変表示装置4の変動表示動作が制御
される。ランダムカウンタのカウント値の読出処理は、
基本回路66の内部に設けられたCPUが制御用ROM
の制御プログラムに従って実行する。
る特別図柄の変動表示の結果、大当りを発生させるか否
かを事前に決定するための大当り決定用ランダムカウン
タである。WC RND1は、前述した確率設定スイッ
チの設定操作により決定される、設定1〜設定3の3種
類のカウンタ値範囲を有する。設定1では、0〜293
の範囲で、カウンタ値が0.002秒ごとに1つずつカ
ウントアップされる。そして、その上限までカウントア
ップされると、再度0からカウントをし直すように構成
されている。なお、0.002秒とは、基本回路66に
おいて、定期リセット回路71から出力された定期リセ
ット信号に応答して制御用プログラムが繰返し実行され
る間隔である。設定2の場合には、0〜377の範囲で
カウンタ値が設定1と同様にカウントアップされる。設
定3では、0〜407の範囲でカウンタ値が設定1と同
様にカウントアップされる。
C RND Rは、可変表示装置4の特別図柄の変動表
示の結果、大当り以外とすることが事前に決定された場
合に左側、中央、右側の図柄表示領域のそれぞれにおい
て停止表示させる特別図柄の種類を決定するためのラン
ダムカウンタである。WC RND Lのカウント範囲
は、0〜12である。また、WC RND Cのカウン
ト範囲は0〜15である。また、WC RND Rのカ
ウント範囲は、0〜12である。WC RNDLのカウ
ンタ値は0.002秒ごとに1つずつカウントアップさ
れる。WCRND Cのカウンタ値は0.002秒ごと
に1つずつカウントアップされるとともに、基本回路6
6の割込処理動作の余り時間を利用してカウントアップ
される。WC RND Rのカウンタ値はWC RND
Cの桁上げのとき1つずつカウントアップされる。W
C RND RCHは、複数のリーチ動作の中から所定
のリーチ動作を指定するためのリーチ動作指定数を決定
するためのランダムカウンタである。ここで「リーチ」
とは、可変表示装置4の可変表示部5において、当り図
柄が2個揃って停止表示され、さらに、あと1個の当り
図柄が停止表示されれば大当りが発生する状態を言う。
このWC RND RCHにより決定されるリーチの種
類の中には、最終的に大当たりの組合せとなる場合の手
順も含まれている。WC RND RCHのカウンタ値
は、0.002秒ごとに1つずつカウントアップされる
とともに、基本回路66の割込処理動作の余り時間を利
用して1つずつカウントアップされる。
RND1の値により大当りを発生させるか否かを事前
に決定するための制御手順を示すフローチャートであ
る。同図を参照して、可変表示装置4における特別図柄
の変動表示の結果を大当りとするかまたは大当り以外と
するかを決定し、さらに、可変表示部5に停止表示され
る左図柄、中図柄、右図柄の種類を決定するための手順
について説明する。
に設定されている場合のフローチャートである。WC
RND1の値が「7」であれば大当りとなり、「7」以
外であれば大当り以外となる。なお、高確率状態におい
ては、WC RND1が「7」,「11」,「79」の
うち、いずれかであれば大当りとなり、これらの値以外
であれば大当り以外となる。大当りとすることが決定さ
れた場合には、引続いてWC RND Lの値を判定す
ることにより、大当りを発生させるための特別図柄の種
類を決定する。
場合は、引続いて、WC RNDL,WC RND
C,WC RND Rの各値を判定することにより、停
止表示させる左図柄,中図柄,右図柄の種類がそれぞれ
決定される。なお、大当り以外とする場合に、決定され
た停止図柄の組合せが、偶然、大当りとなる組合せとな
る場合は、WC RND Cの値に「1」を加算し、強
制的に外れ図柄の組合せで停止表示するように調整す
る。
れている場合のフローチャートである。設定2の場合に
は、設定1と同様にWC RND1の値が「7」であれ
ば大当りとし、「7」以外であれば大当り以外とするこ
とが事前に決定される。なお、高確率状態においては設
定1と異なり、「7」,「11」,「79」,「30
7」,「311」,「331」,「373」のうち、い
ずれかの値であれば大当りとし、これらの値以外であれ
ば大当り以外とすることが事前に決定される。大当りと
するか大当り以外とするかが決定された後、停止図柄の
表示選択制御方法については、図3の設定1で述べた内
容と同様であるので省略する。
れている場合のフローチャートである。設定3において
は、設定1と同様にWC RND1の値が、「7」であ
れば大当りとし、「7」以外であれば大当り以外とする
ことが事前に決定される。なお、確率変動状態において
は、設定1と異なりWC RND1の値が、「7」,
「11」,「79」,「307」,「311」,「33
1」,「373」,「401」のうち、いずれかの値で
あれば大当りとし、これらの値以外の値であれば大当り
以外とすることが事前に決定される。大当りとするか大
当り以外とするかが事前に決定された後、停止図柄の表
示選択制御方法については、図3の設定1で述べた内容
と同様であるので省略する。
態において設定1では、1/294に設定されており、
設定2では1/378に設定されており、設定3では1
/408に設定されている。一方、高確率状態において
大当りが発生する確率は、設定1では3/294に設定
されており、設定2では7/378に設定されており、
設定3では8/408に設定されている。
ための作用説明図である。ここで図6に示す条件装置と
は、基本回路66内のROMに記憶されている遊技制御
用プログラムにより構成されたものであり、特定遊技状
態(大当り状態)となれば停止状態から作動状態に切換
わり、その大当り制御が終了するまで作動状態を維持す
る。そして、この特別遊技状態の発生時における可変表
示装置4の表示結果が特別図柄の組合せとなっていれ
ば、以降の大当りが発生する確率が向上する高確率状態
に制御される。そして、高確率状態において大当りが発
生すれば、再度大当り制御が開始されて条件装置が作動
状態となる。2回目の大当りの発生時点における可変表
示装置4の表示結果が、大当りとなる特別図柄の組合せ
であるが確率変動図柄の組合せでない場合には、その2
回目の大当り制御が終了したとしても高確率状態にはな
らない。図6においては、特別図柄の組合せが「1」,
「3」,「5」,「7」,「9」のうちいずれかのぞろ
目であれば高確率状態となる確率変動図柄の組合せであ
ることが示されている。そして、確率変動図柄の組合せ
により大当りが発生したことに基づいて1回目、2回目
の高確率状態が発生している。
図柄を示す図である。可変表示装置4の可変表示部5の
左側に表示される左図柄と中央に表示される中図柄と右
側に表示される右図柄それぞれの図柄が示されている。
そして、図7の左側に示された数字は、図柄ポジション
を表わす番号であり、中図柄を構成する図柄には、それ
ぞれ00から15までの番号が割振られている。中図柄
は「1」〜「9」の数字図柄と、「A」〜「G」のアル
ファベット図柄より構成されている。一方、左図柄,右
図柄を構成する図柄は、00から12までの図柄ポジシ
ョンに対して、順に「1」〜「9」の数字図柄と、
「A」〜「D」のアルファベット図柄より構成されてい
る。これらの図柄が可変表示部5において変動表示さ
れ、その変動表示の結果、左図柄、中図柄、右図柄がす
べて同一の図柄で停止すれば大当りが発生する。
プログラムを記憶するROMとして、遊技制御用プログ
ラムの検査のために用いられるROMと、遊技制御に用
いられるROMとの2種類のROMが遊技制御用基板1
13上に取付けられている。それらの2種類のROM
は、基本回路66に含まれている。
示す全体システムブロック図である。
の不正を監視するためのものであり、不正監視のための
第三者機関としての管理会社2が遊技場1,1aの外部
に設置されている。管理会社2内には、管理コンピュー
タ2aが設けられており、この管理コンピュータ2aに
より各遊技場内での不正を監視する。複数の遊技場1,
1a,…には、中継装置200,500…が設置されて
おり、これらの中継装置200,500,…と管理会社
2の管理コンピュータ2aとが通信網により接続されて
いる。
場内の構成は共通しており、その代表例をA遊技場1に
基づいて説明する。A遊技場1には、複数台の遊技機3
4とそれに隣接して設けられたカードユニット35とが
遊技機設置島に設置されている。遊技機34には、遊技
制御用プログラムが記憶されその遊技制御用プログラム
に従って遊技機34の遊技状態を制御するための遊技制
御手段52と、その遊技制御手段52からの表示指令信
号を受けて可変表示装置4を表示制御するための表示制
御手段53とが設けられている。さらに各遊技機34に
は、遊技機設置島からパチンコ玉が補給され、前述した
ようにカードユニット35により共通カードを使用して
玉貸が行なわれる際あるいは入賞に伴って賞球が払出さ
れる際に、その遊技機34に補給されたパチンコ玉が遊
技者側に払出される。その遊技機34に補給されるパチ
ンコ玉を補給玉センサ60により検出する。一方、遊技
者が打球操作して遊技領域3内に打込まれた打込玉は、
遊技機34内において集合されてその打込玉が打込玉セ
ンサ61により検出される。さらに各遊技機34には、
個別ジェットカウンタ62を設けてもよく、個別ジェッ
トカウンタ62を設けた場合には、遊技の結果遊技者の
所有となったパチンコ玉を遊技者がこの個別ジェットカ
ウンタ62に投入することにより、そのパチンコ玉が計
数されて、その計数値が記録されたレシートが発行され
て景品交換が可能となる。
外付けされている。そして、前述した補給玉センサ60
の検出結果の情報である補給玉情報と打込玉センサ61
による検出結果である打込玉情報と個別ジェットカウン
タ62による検出結果である計数情報とが、中継端末装
置100に入力される。カードユニット35に共通カー
ドを挿入してその共通カードに記録されている残高(有
価価値)を引落として玉貸を行なった場合には、その引
落情報がカードユニット35から中継端末装置100に
入力される。
対し接続確認情報,1chipセキュリティチェック情
報,始動記憶情報,有効始動情報,大当り情報,確変情
報,設定情報を出力する。表示制御手段53は中継端末
装置100に対し停止図柄情報を出力する。中継端末装
置100は遊技制御手段52に対し接続確認情報を出力
する。
52と中継端末装置100とが適正に接続されているか
否かを確認するための情報であり、本実施の形態では、
まず遊技制御手段52からセキュリティ要求信号(秘密
鍵Kを要求する信号)を接続確認情報(往)として中継
端末装置100に出力する。それを受けた中継端末装置
100は、秘密鍵Kを暗号化したキー情報を接続確認情
報(復)として遊技制御手段52に返信する。すると、
遊技制御手段52は、それを受けて、暗号化されたキー
情報を復号化して秘密鍵Kを出力し、その秘密鍵Kを用
いて予め定められたデータMを暗号化してその暗号化さ
れたデータを接続確認情報(往)として中継端末装置1
00に出力する。中継端末装置100は、それを受け
て、遊技制御手段52が適正に中継端末装置100に接
続されているか否かおよび接続されている遊技制御手段
52は本来接続されるべき適正なものであるか否かを確
認する。
憶している遊技制御用プログラムが本来の適正な遊技制
御用プログラムであるか否か判別する機能を有し、その
判別結果情報が前述した1chipセキュリティチェッ
ク情報である。前述した始動記憶情報とは、前記始動口
10,可変始動口装置14への打玉の始動入賞個数を記
憶している始動入賞記憶数を特定するための情報であ
る。有効始動情報とは、前述した有効始動入賞が発生し
た旨を示す情報である。大当り情報とは、前述した特定
遊技状態(大当り状態)が発生した旨を表わす情報であ
り、大当りが発生したことによりハイレベル信号となり
その大当り制御が終了することによりローレベル信号と
なる。確変情報とは、前述した確率変動状態の発生およ
び消滅を示す情報である。設定情報とは、前述のように
設定1〜設定3で大当り確率が変化するので、遊技機が
どの設定状態となっているかを示す情報である。停止図
柄情報とは、可変表示装置4の可変停止時に表示される
図柄を特定可能な情報である。
変表示装置4の制御指令信号としてのコマンドデータを
表示制御手段53に伝送しており、そのコマンドデータ
内には、予定停止図柄を特定するデータが含まれてい
る。表示制御手段53は、可変表示装置4により表示す
るためのすべての図柄のデータを記憶しており、遊技制
御手段52から受取ったコマンドデータに含まれている
予定停止図柄特定データに対応する図柄を割出し、その
図柄データを可変表示装置4に出力して停止図柄を表示
制御する。一方、表示制御手段53は、遊技制御手段5
2から受取った予定停止図柄特定データ(コマンドデー
タ)を、前述した停止図柄情報として中継端末装置10
0へ伝送する。
受けて、遊技関連情報を遊技場管理コンピュータ(ホー
ル用管理コンピュータ)300に送信するときに、A遊
技場1内での不正を監視するために必要となる各種情報
を中継装置200に送信する。中継装置200は、その
受取った情報を管理会社2の管理コンピュータ2aに送
信する。
は、遊技場で発生する各種遊技関連情報を集計して遊技
場の経営管理に役立つ情報に加工編集するものであり、
遊技場に設置されたホストコンピュータである。そして
中継端末装置100から遊技場管理コンピュータ300
に送信されてくる前記遊技関連情報は、たとえば、有効
始動情報,大当り情報,確変情報,打込玉情報,補給玉
情報,カードユニット35からの引落情報の他に、プリ
ペードカードの販売状況を特定可能なカード販売情報,
景品(特殊景品や一般景品)の景品交換情報,換金所で
の特殊景品の買取情報等が考えられる。なお、遊技機毎
に設けられる周辺装置以外の周辺装置(カード販売機,
景品玉計数機,景品交換機,景品買取機等)について
は、遊技機用の中継端末装置100と接続するようにし
てもよいし、別個に設けた中継端末装置を接続するよう
にしてもよい。そのようにすれば遊技場の実際の収支等
を明確に外部で把握でき、脱税などの不正防止が可能と
なる。
l Operating Network )チップが設けられており、この
LONチップにより各種演算や情報処理を行なう。この
LONチップからなる中継端末装置100同士は図8に
示すように通信網で接続されてネットワークが構成され
ている。さらに、前述した中継装置200もLONチッ
プで構成してもよい。このように構成されたネットワー
クでは、そのネットワークに接続されている各ノード間
で、比較的短い制御データを多数交換するのに適してい
る。また、ネットワーク内の各サブネットワークに接続
されている全ノードを選択して一度にアクセスすること
も、また各ノードをグループ化して特定のグループに属
するノードのみにアクセスすることも可能である。
を説明するための機能ブロック図である。
の情報処理演算手段103と、情報処理用のプログラム
と各種必要な情報が記憶された情報記憶手段105とが
設けられており、両者間でデータのやり取りが可能とな
るように構成されている。
が設けられており、図8に基づいて説明した各種情報が
この入力手段104を介して情報処理演算手段103に
入力される。なお、中継端末装置100aは、他の遊技
機に設けられた中継端末装置であり、その中継端末装置
100aから、たとえば、後述するセットパターンデー
タが入力手段104を介して情報処理演算手段103に
入力される。また、他の遊技機に対応して設けられた中
継端末装置へ、セットパターンデータを入力手段104
を介して出力する。
らなる操作手段101が設けられており、遊技場の係員
がこの操作手段101を操作して所定のデータを入力し
たり、あるいは所望の情報を印字手段108により印字
出力させたりする操作が可能となる。
02が設けられており、遊技機製造メーカーから供給さ
れてきた停止図柄情報設定用情報記録媒体(たとえば磁
気カードやICカード等から構成された記録媒体)が中
継端末装置100に差し込まれてその記録媒体の記録デ
ータが図柄設定手段102に入力される。この停止図柄
情報設定用情報記録媒体109は、この中継端末装置1
00が取付けられた遊技機34の表示制御用手段53に
記憶されている前述した図柄データと同様のデータを記
憶しているものであり、表示制御手段53から送信され
てきた停止図柄情報(予定停止図柄特定情報)に基づい
て当該遊技機34の可変表示装置4により実際に停止表
示される図柄を割出すための情報が記憶されている。こ
の停止図柄情報設定用情報は、中継端末装置100が取
付けられている遊技機34の機種等によってそれぞれ異
なるために、その遊技機34を製造した遊技機メーカー
から供給される。
技制御手段52記憶されている遊技制御用プログラムを
改ざんして遊技者が特殊な打球操作を行なっていわゆる
セットパターンと呼ばれる特殊な遊技状態となるように
遊技操作した場合に、特定遊技状態(大当り状態)の発
生の確率が飛躍的に高くなるようにする不正行為があ
る。このようなセットパターンは、たとえばある特定の
図柄の組合せが可変表示装置4により停止表示された場
合に、以降始動入賞が発生しないような打球操作をする
とか始動入賞記憶が2以上にならないように打球操作す
る等のような特殊な打球操作の組合せを行なった場合に
そのセットパターンに当て嵌まるようにセットされてい
る場合が多い。ゆえに、停止図柄情報設定用情報記憶媒
体109により前述した停止図柄情報設定用情報を入力
設定し、セットパターンに対処できるようにしているの
である。
が設けられており、前述した接続確認情報(復)が遊技
機34の遊技制御手段52に出力されるとともに、前述
した遊技関連情報が遊技場管理コンピュータ300に出
力される。さらに、中継端末装置100には、通信手段
107が設けられており、遊技機34の遊技制御手段5
2から前述した1chipセキュリティチェック情報が
中継端末装置100に入力されてその結果異常である場
合には、セキュリティチェック異常情報を通信手段10
7から中継装置200に出力する。また、中継端末装置
100は、前述した1chipセキュリティチェックの
異常以外のたとえば前述した接続確認の結果接続異常と
判定された場合等の異常判定情報を通信手段107から
中継装置200に出力する。中継装置200は、このよ
うな異常情報を管理会社2の管理コンピュータ2aに送
信する。
示すブロック図である。制御回路は、基本回路520、
入力回路521、情報出力回路522、初期リセット回
路523、定期リセット回路524、電飾信号回路52
5、アドレスデコード回路526、LED回路527、
ソレノイド回路528、賞球個数情報出力回路529、
ランプ回路532、音声合成回路533、音量増幅回路
534、接続確認情報入出力回路535、電源回路53
8を含む。
に従ってパチンコ遊技機の各種機器を制御する。基本回
路520の内部には、遊技制御用プログラムなどを記憶
しているROMと、その遊技制御用プログラムに従って
制御動作を行なうためのCPUと、CPUのワーク用メ
モリとして機能するRAMと、I/Oポートと、クロッ
ク発生回路とが含まれている。
口装置14に入賞した始動入賞玉の検出信号と、大入賞
口の特定入賞領域(Vポケット)に入賞した入賞玉の検
出信号と、可変入賞球装置11の大入賞口に入賞した入
賞玉の検出信号と、通過口13を通過した通過玉の検出
信号とが入力されて、それらの信号を基本回路520に
出力するものである。LED回路527には、遊技領域
等に設けられた各種表示用のLEDが接続されており、
基本回路520からの制御信号を受けてこれら各種LE
Dを点灯制御する。
からのソレノイド励磁制御用信号を受けて、可変入賞球
装置11の開閉板12を駆動するためのソレノイド,可
変始動口装置14を開閉駆動するためのソレノイドを励
磁制御する。
520から送られてきたアドレス信号をデコードし、基
本回路520の内部に含まれるROM、RAM、I/O
ポートなどのいずれか1つを選択するための信号を出力
する回路である。
0に対し、定期的(たとえば2msec毎)にリセット
パルスを与え、所定のゲーム制御用プログラムを先頭か
ら繰返し実行させるための回路である。
基本回路520をリセットするための回路である。初期
リセット回路523から送られてきた初期リセットパル
スに応答して、基本回路520はパチンコ遊技機を初期
化する。
賞に伴って賞球が払出された場合に基本回路520から
送られてくる賞球個数情報を受けて、所定個数の賞球の
払出毎にパルス信号を外部出力するためのものである。
た複数種類の電飾(図示省略)の点灯状態を制御する電
飾用基板(図示省略)へランプ制御データを送信するた
めのものである。ランプ制御データは、電飾の点灯状態
を制御するためのデータであり、大当り時に、あるいは
高確率状態などにおける電飾の点灯状態を指定する。
ら出力された音声制御用信号を受けて、音声合成を行な
ってスピーカ36から発生させるための音声信号を音量
増幅回路534に出力する。音量増幅回路534は、そ
の信号を受けて増幅してスピーカ36に出力する。
基づいて説明した接続確認情報の入出力を行なうための
回路であり、基本回路520から送られてきた接続確認
情報(往)を受けて中継端末装置100に出力し、中継
端末装置100から送られてきた接続確認情報(復)を
受けて基本回路520に出力するものである。
送られてきた制御指令信号(コマンドデータ)に従っ
て、可変表示装置4に含まれる画像表示装置(CRT表
示器)を駆動制御するための回路である。このCRT回
路530から送られてきた表示指令信号としてのコマン
ドデータを受けたCRT表示器531は、そのコマンド
データに従ってCRT制御回路531aが可変表示装置
4を表示制御する。このCRT表示器531から、図8
で説明した停止図柄情報が中継端末装置100に出力さ
れる。
されており、この接続端子536に対し、接続確認情報
記憶手段537が着脱自在に接続可能となっている。こ
の接続確認情報記憶手段537は、図8に基づいて説明
した中継端末装置100に出力される接続確認情報を生
成するためのデータが記憶されているものであり、たと
えば警察庁等の公的機関により遊技機設置時に遊技場に
配布され、その遊技機の入れ換え時に公的機関により回
収されるものである。ゆえに、接続確認情報記憶手段5
37の記憶データが公に公開されることはない。なおこ
の接続確認情報記憶手段537を配布,回収する機関
は、図8に示した管理会社2であってもよい。
に接続され、+30V、+21V、+12V、+5V、
の複数種類の直流電圧を各回路に供給するためのもので
ある。なお、電源回路538から発生させる+30Vの
直流電圧は画像表示装置(CRT表示器)531へ出力
される。またこの電源回路538からの直流電圧は、図
8に示した中継端末装置100にも供給される。ゆえ
に、遊技機の電源を立上げて遊技制御手段52の制御回
路の電源を投入すれば同時に中継端末装置100の電源
も投入されることとなる。
御手段52の制御回路の動作を説明するためのフローチ
ャートである。まずステップS(以下単にSという)1
により、電源投入時であるか否かの判断がなされ、電源
投入時である場合にはS2に進み、イニシャライズ(初
期化)されてRAMのデータが初期化される。次にS3
に進み、接続異常チェック処理がなされる。この接続異
常チェック処理は、図8に基づいて説明した接続情報確
認情報に基づいて遊技制御手段52と中継端末装置10
0とが正常に接続されているか否かをチェックするため
の処理であり、その詳細は図12に示されている。
けられているROMに記憶されている遊技制御用プログ
ラムを読込み、所定の演算を行なってその演算結果Rを
算出する処理がなされる。この所定の演算は、基本回路
520に予め記憶されている暗号化鍵を用いて読込んだ
プログラムデータを暗号化し、その暗号化結果Rを算出
する処理である。この暗号化鍵は、遊技制御用プログラ
ムを記憶している前記ROM以外の箇所で基本回路52
0内に所定のセキュリティチェック回路を設け、そこに
記憶させておくのが望ましい。次にS17に進み、前述
したセキュリティチェック回路に記憶されているセキュ
リティコードSを読込む処理がなされる。このセキュリ
ティチェックコードSは、適正な遊技制御用プログラム
を前記暗号化鍵を用いて暗号化した場合の結果のデータ
から構成されている。そしてS18に進み、S16によ
る演算結果RとセキュリティコードSとが一致するか否
かを判別する。ROMに記憶されている遊技制御用プロ
グラムが正規の適正なプログラムである場合には、それ
を前述した暗号化鍵で暗号化すればセキュリティコード
Sと一致するはずである。その場合には、S18により
YESの判断がなされてS19に進み、前述した1ch
ipセキュリティチェック情報が正常である旨の信号を
中継端末装置100に出力する。
た場合にS22に進み、カウンタが「1」になっている
か否かの判断がなされる。この段階ではカウンタの値は
「0」となっているためにS23に進み、カウンタに
「1」を加算する処理がなされて再度S16〜S18の
処理を繰返し実行する。そしてその段階でもなおS18
によりNOの判断がなされた場合にはS22に進み、こ
の段階ではカウンタの値が「1」となっているために制
御はS24に進む。
し、S25に進み、前述した1chipセキュリティチ
ェック情報が異常である旨を中継端末装置100へ出力
する処理がなされ、S26に進み、基本回路520のク
ロックを停止させる処理がなされる。その結果、遊技制
御手段52の制御回路は動作を停止する。
の判断がなされS4に進み、接続異常チェック期間T1
が経過したか否かの判断がなされる。この接続異常チェ
ック期間T1は、中継端末装置100と遊技制御手段5
2との間で両者適正に接続されているか否かを定期的に
チェックするために設けられた期間であり、たとえば1
時間程度の時間である。電源投入時においては、前述し
たようにS3により第1回目の接続異常チェック処理が
なされるものであり、その接続異常チェック処理からT
1の期間(たとえば1時間)経過すればS4によりYE
Sの判断がなされてS6に進み、2回目の接続異常チェ
ック処理がなされてS20に進む。さらに、2回目の接
続異常チェック処理がなされた段階で接続異常チェック
期間T1が0クリアされ、その2回目の接続異常チェッ
ク処理がなされた後再度接続異常チェック期間T1が経
過すればS4によりYESの判断がなされて次回の接続
異常チェック処理がなされる。このように、接続異常チ
ェック期間T1が経過するたびに毎回接続異常チェック
処理がなされる。
い段階ではS4によりNOの判断がなされてS5に進
み、遊技制御用プログラムが実行され、リセット待ち状
態となる。この状態で、前述した定期リセット回路52
4から定期リセット信号が基本回路520に入力されて
くれば、このリセット待ち状態の無限ループから抜け出
してS1から再度処理を繰返し実行する。
のプログラムを図12に基づいて説明する。まずS7に
より、セキュリティ要求信号を中継端末装置100へ出
力する処理がなされる。このセキュリティ要求信号は、
秘密鍵Kを中継端末装置100に対し要求するための信
号である。中継端末装置100は、このセキュリティ要
求信号を受けて、後述するように秘密鍵Kを生成して予
め定められた暗号化鍵Aによりそれを暗号化して遊技制
御手段52に返信してくる。遊技制御手段52では、そ
の暗号化されたキー情報EA (K)を受信したか否かS
8により判別し、未だに受信していない場合にはS9に
進み、返信待ち時間WTが経過したか否かの判断がなさ
れ、経過していない場合にはS8に戻る。この返信待ち
時間WTは、セキュリティ要求信号を受取った中継端末
装置100がキー情報EA (K)を生成して返信するま
でにかかる時間よりも多少長めの時間であり、たとえば
0.1msec程度である。
信待ち時間WTが経過したにもかかわらず未だにキー情
報EA (K)が中継端末装置100から返信されてこな
いということは、中継端末装置100と遊技制御手段5
2との間の接続回線が切断される等正常な接続状態でな
いことが予想されるために、その場合にS26に進みク
ロックを停止させる制御がなされる。一方、返信待ち時
間WTが経過する以前においてキー情報EA (K)が返
信されてきた場合には、S10に進み、その返信されて
きたキー情報EA (K)を鍵Aを用いて復号化する、す
なわち、DA {EA (K)}を演算して、秘密鍵Kを算
出する処理がなされる。次にS11に進み、その秘密鍵
Kを用いて予め定められたデータMを暗号化する処理す
なわちE K (M)を演算する処理がなされる。次にS1
2に進み、その演算されたEK (M)を接続情報確認情
報として中継端末装置100へ出力する処理がなされ
る。
述するようにその受信した接続確認情報が適正な情報で
あるか否かチェックし、そのチェック結果を遊技制御手
段52に返信する。遊技制御手段52では、S13によ
り、接続異常チェック結果を受信したか否かの判断を行
ない、未だに受信していない場合にはS14に進み、前
述した返信待ち時間WTが経過したか否かの判断がなさ
れ、経過していない場合にはS13に戻る。このS1
3,S14のループの巡回途中で、返信待ち時間WTが
経過したにもかかわらず未だに接続異常チェック結果を
受信していないということは、前述したように接続異常
があったということが予想されるためにS26に進みク
ロックを停止させる処理がなされる。
果が返信されてくればS15に進み、その返信されてき
た接続異常チェック結果が正常なものであるか否か判断
し、正常なものであればこの接続異常チェック処理が終
了してS22に進む。一方、返信結果が異常なものであ
った場合にはS26に進み、クロックの停止処理がなさ
れる。
したS10で算出された秘密鍵Kに更新する処理がなさ
れ、次にS21に進み、その新たな秘密鍵Kを表示制御
手段53へ出力する処理がなされてS5に進む。これら
新たに更新された秘密鍵Kは、後述するように、遊技制
御手段52あるいは表示制御手段53から所定のデータ
を中継端末装置100へ暗号化して送信する際にその暗
号鍵として利用される。
内容を示すフローチャートである。S27により、始動
入賞記憶値Bが変動したか否かの判断がなされ、変動し
ていない場合にはS30に進み、有効始動Cが発生した
か否かの判断がなされ、発生していない場合にはS35
に進み、大当りFが発生したか否かの判断がなされ、発
生していない場合にはS38に進み、遊技状態が確変
(確率変動状態)Gに変化したか否かの判断がなされ、
変化していない場合にはS41に進み、確変Gが消滅し
たか否かの判断がなされ、消滅していない場合にはS4
4に進み、その他の遊技制御が行なわれる。
値がBに変化した場合には、S28により、その始動記
憶値BをS20により更新記憶された秘密鍵Kにより暗
号化する処理すなわちEK (B)を演算する処理がなさ
れる。次にS29に進み、その演算したEK (B)を中
継端末装置100へ出力する処理がなされる。
に進み、可変表示装置4により停止表示させるための予
定停止図柄を事前に決定する処理がなされ、S32に進
み、その予定停止図柄を指定するコマンドデータHを表
示制御手段53へ出力する処理がなされる。次にS33
に進み、有効始動入賞Cが発生した旨の情報を前記秘密
鍵Kにより暗号化する処理、すなわち、EK (C発生情
報)を演算する処理がなされる。次にS34に進み、E
K (C発生情報)の演算結果を中継端末装置100へ出
力する処理がなされる。
S35によりYESの判断がなされS36に進み、大当
りFが発生した旨の情報を前記秘密鍵Kにより暗号化す
る処理、すなわち、EK (F発生情報)を演算する処理
がなされる。次にS37に進み、そのEK (F発生情
報)の演算結果を中継端末装置100へ出力する処理が
なされる。
の変化した時点でS38によりYESの判断がなされて
S39に進み、確変Gが発生した旨の情報を前記秘密鍵
Kにより暗号化する処理すなわち、EK (G発生情報)
を演算する処理がなされる。次にS40に進み、そのE
K (G発生情報)の演算結果を中継端末装置100へ出
力する処理がなされる。
ESの判断がなされてS42に進み、確変Gが消滅した
旨の情報を前記秘密鍵Kにより暗号化する処理、すなわ
ち、EK (G消滅情報)を演算する処理がなされる。次
にS43に進み、そのEK (G消滅情報)の演算結果を
中継端末装置100へ出力する処理がなされた後にS4
4に進む。
するためのフローチャートである。SA1により、秘密
鍵Kを受信したか否かの判断がなされ、受信していない
場合にはSA3に進み、予定停止図柄コマンドデータH
を受信したか否かの判断がなされ、受信していない場合
にはSA6に進み、その他の表示制御がなされる。
御手段53への出力処理がなされた場合には、SA1に
よりYESの判断がなされてSA2に進み、今までの秘
密鍵Kを送信されてきた新たな秘密鍵Kに更新する処理
がなされる。
ータHが表示制御手段53へ出力されれば、SA3によ
りYESの判断がなされてSA4に進み、その送信され
てきた予定停止図柄コマンドデータHをSA2により更
新された新たな秘密鍵Kで暗号化する処理、すなわち、
EK (H)を演算する処理がなされる。次にSA5に進
み、そのEK (H)の演算結果を中継端末装置100へ
出力する処理がなされた後にSA6に進む。
を示すフローチャートである。遊技機側の電源が投入さ
れるとSB1により電源投入処理がなされ、SB2に進
み、イニシャライズされる。その結果、後述するIとJ
の値が「0」に初期化される。次にSB3に進み、セキ
ュリティ要求信号を遊技制御手段52から受信したか否
かの判断がなされ、受信していない場合にはSB4に進
み、返信待ち時間WTが経過したか否かの判断がなさ
れ、経過していない場合にはSB3に戻る。前述したよ
うに、遊技制御手段52側では、電源が投入されればす
ぐにセキュリティ要求信号を中継端末装置100へ出力
してくるのであり(S7参照)、WT(たとえば0.1
msec)経過したにもかかわらずそのセキュリティ要
求信号が遊技制御手段52から送信されてこないという
ことは、遊技制御手段52と中継端末装置100との接
続異常が発生していることが予想されるために、SB4
によりYESの判断がなされてSB5に進む。
情報(復)として遊技制御手段52へ出力する。または
SB6に進み、異常判定情報として接続異常判定情報を
中継装置200へ出力する処理がなされた後SB16へ
進む。
で遊技制御手段52からセキュリティ要求信号が送信さ
れてくればSB3によりYESの判断がなされてSB7
に進み、乱数を発生させてその乱数を利用して秘密鍵K
を生成する処理がなされる。その結果、遊技制御手段5
2からセキュリティ要求信号が送信されてくるたびにラ
ンダムな内容の秘密鍵Kが生成されることとなる。次に
SB8に進み、その生成された秘密鍵Kを予め定められ
た鍵Aにより暗号化する処理すなわちEA (K)を演算
する処理がなされる。次にSB9へ進み、そのE
A (K)を遊技制御手段52へ出力する処理がなされ
る。
EA (K)を受信すればそれを復号化して秘密鍵Kを取
出し、その秘密鍵Kを用いてMを暗号化して中継端末装
置100へ返信する処理がなされる(S10〜S12参
照)。中継端末装置100では、そのEK (M)を受信
したか否かの判断をSB10により行ない、受信してい
ないと判断された場合にはSB11に進み、返信待ち期
間WTが経過したか否かの判断がなされる。前述したよ
うに、この返信待ち期間WTが経過したにもかかわらず
EK (M)を受信しないということは、接続異常が発生
したことが考えられるため、SB5,SB6の処理がな
される。
K (M)が返信されてくればSB12へ進み、その返信
されてきたEK (M)を秘密鍵Kを用いて復号化する処
理、すなわち、DK {EK (M)}を演算する処理がな
される。次にSB13へ進み、その演算結果が適正なM
の値と一致するか否かの判断がなされる。
の演算に用いられるMは、図10で説明した接続確認情
報記憶手段537に記憶されているものであり、この接
続確認情報記憶手段537に記憶されているデータMと
同じデータMが中継端末装置100にも記憶されてい
る。ゆえに、中継端末装置100に対し本来接続される
べき適正な遊技制御手段52が接続されておれば、SB
13によりYESの判断がなされるはずである。ところ
が、遊技場において何らかの不正が発生して遊技制御手
段52を他の遊技制御用プログラムが記憶されたものに
すり替える等の不正行為が行なわれた場合には、接続確
認情報記憶手段537の記憶情報も他の内容のデータと
なってしまい、その場合にはSB13によりNOの判断
がなされることとなる。
部からアクセスしてその記憶情報を読出すことができな
いように構成されている。無理に外部からアクセスしよ
うとすれば内部の記憶情報が破壊されるように構成され
ている。また、この接続確認情報記憶手段537に記憶
されている接続確認情報の改ざんを防止する他の方法と
しては、たとえば、遊技機が遊技場に設置された段階等
において、この接続確認情報記憶手段537を接続端子
536に接続して最初の電源投入時に、この接続確認情
報記憶手段537の記憶情報が接続端子536を介して
基本回路520のたとえば前述したセキュリティ回路に
記憶されるように構成し、記憶された後においてはこの
接続確認情報記憶手段532を接続端子536から抜取
って前述した公的機関が回収するように構成することが
考えられる。なお、基本回路520の前述したセキュリ
ティ回路は、電源をオフにしたとしてもその内部の記憶
情報が消去されないように構成してある。
一致しないと判断された場合にはSB5,SB6の処理
がなされるが、一致すると判断された場合にはSB14
に進み、接続正常判定情報を接続確認情報(副)として
遊技制御手段52に出力する処理がなされる。次にSB
15に進み、接続異常チェック期間T1+α の期間が
経過したか否かの判断がなされる。前述たように、遊技
制御手段52は、接続異常チェック期間T1が経過する
ごとにセキュリティ要求信号を中継端末装置100へ出
力するのであり、このSB15では、接続異常チェック
期間T1に多少の誤差を見込んだ期間α(たとえば2、
3秒程度)を加算した時間が経過したか否かを判断して
セキュリティチェックの時期が来たか否かを判断してい
るのである。そしてまだセキュリティチェックの時期が
来ていない場合にはSB15によりNOの判断がなされ
てSB16に進み、遊技機から何らかのデータを受信し
たか否かの判断がなされる。受信していない場合にはS
B17に進み、補給玉センサ60から補給玉情報を受信
したか否かの判断がなされ、受信していない場合にはS
B18に進み、打込玉センサ61から打込玉情報を受信
したか否かの判断がなされ、受信した場合にはSB40
へ進む。
中で、遊技機から何らかのデータを受信すればSB16
によりYESの判断がなされてSB19に進み、その受
信したデータがセキュリティ要求信号であるか否かの判
断がなされる。そして受信したデータがセキュリティ要
求信号である場合にはSB20に進み、接続異常チェッ
ク期間T1−αの期間が経過したか否かの判断がなされ
る。このαは前述と同様の時間誤差を見込んだ短い時間
(たとえば2、3秒程度)である。このSB20により
NOの判断がなされるということは、未だに接続異常チ
ェックの時期が来ていないにもかかわらず遊技制御手段
52からセキュリティ要求信号が送信されてきたという
ことである。
手段52と中継端末装置100との間でのデータのやり
取りをしらみ潰しに記憶してすべてのデータのやり取り
を記憶してしまう方法が考えられる。すなわち、中継端
末装置100と遊技制御手段52とを接続する接続配線
の途中に不正行為を行なおうとする者が所定の演算記憶
装置を介在させ、0.1秒毎等のような比較的短い時間
毎にその演算記憶装置から中継端末装置100にセキュ
リティ要求信号を繰返し出力し、そのセキュリティ要求
信号に応じて中継端末装置100から返信されてくるE
A (K)を逐一記憶するとともに、そのEA (K)を遊
技制御手段52に送信し、それに応じて遊技制御手段5
2から返信されてくるEK (M)を逐一記憶するように
する。すなわち、中継端末装置100から送信されてく
るEA (K)と遊技制御手段52から送信されてくるE
K (M)とをそれぞれ1対1対応で対応付けて記憶し、
その対応する記憶データを、中継端末装置100の前記
SB7によって発生可能な乱数すべての場合についてし
らみ潰しに記憶すれば、不正を行なわんとするものは、
鍵Aをたとえ知らなくても中継端末装置100から送ら
れてきたEA (K)に対しそれに対応した適正なE
k (M)を中継端末装置100へ送り返すことが可能と
なる。
処するためにSB20が設けられている。このSB20
により、セキュリティ要求信号が送信されてきた場合
に、前回のセキュリティ要求信号の受信から今回のセキ
ュリティ要求信号の受信までにT1−αの期間が経過し
ていない場合にはSB5に進み異常判定に伴う処理がな
される。その結果、前回のセキュリティ要求信号の受信
から今回のセキュリティ要求信号の受信までにT1−α
(たとえば1時間−2、3秒)の期間が経過していない
場合には異常判定がなされることとなり、前述したたと
えば0.1秒毎にセキュリティ要求信号を中継端末装置
100へ送信してしらみ潰しにデータを記憶するしらみ
潰し方式の不正行為を防止することができる。
らみ潰し方式の不正行為を行なおうとした場合には、T
1−α(たとえば1時間−2、3秒)の期間が経過する
ごとに1回ずつセキュリティ要求信号を中継端末装置1
00へ送信せざるを得なくなる。その結果、中継端末装
置100の前記SB7により発生可能な乱数の数をたと
えば10000種類とした場合には、その10000種
類の乱数がすべて発生され尽くされるまでセキュリティ
要求信号を中継端末装置100に繰返し出力しなければ
ならず、乱数が何ら重複することなく発生されたとして
も(T1−α)×10000の時間(たとえば(1時間
−2、3秒)×10000の時間)が必要となる。
から今回のセキュリティ要求信号の受信までにT1−α
の期間だけ経過していた場合にはSB7に進み、前述と
同様に秘密鍵Kを生成してそれを暗号化して遊技制御手
段52へ送信する処理がなされる。このSB20により
YESの判断がなされた場合には接続異常チェック期間
T1が0クリアされて再度接続異常チェック期間T1の
計時がなされる。
の時間が経過したにもかかわらず遊技機からセキュリテ
ィ要求信号が送信されてこなかった場合(SB18より
NOの判断がなされた場合,SB27によりNOの判断
がなされた場合)、SB15によりYESの判断がなさ
れてSB5に進み、異常判定処理がなされる。
期間内に遊技制御手段52からセキュリティ要求信号を
受信した場合に限りそのセキュリティ要求信号に対応し
たE A (K)が中継端末装置100から遊技制御手段5
2へ返信されるのである。
のデータを受信したと判断された場合にはSB19に進
み、それがセキュリティ要求信号であるか否かの判断が
なされ、セキュリティ要求信号でないと判断された場合
にはSB21に進み、現時点の秘密鍵Kを用いてその受
信したデータを復号化する処理、すなわち、DK (受信
データ)を演算する処理がなされる。次にSB22に進
み、その演算結果が始動記憶値B(S27参照)である
か否かの判断がなされ、Bでない場合にはSB23に進
み、演算結果が有効始動C発生情報(S30参照)であ
るか否かの判断がなされ、C発生情報でない場合にはS
B24に進み、演算結果が大当りF発生情報(S35参
照)であるか否かの判断がなされ、F発生情報でない場
合にはSB25に進み、演算結果が確変G発生情報(S
38参照)であるか否かの判断がなされ、G発生情報で
ない場合にはSB26に進み、演算結果が確変G消滅情
報(S41参照)であるか否かの判断がなされ、G消滅
情報でない場合にはSB27に進み、演算結果が予定停
止図柄コマンドデータH(S32,SA3参照)である
か否かの判断がなされ、Hでない場合には前記SB15
へ進む。
あった場合にはS28に進み、現時点の始動記憶値をそ
の演算結果である新たな始動記憶値Bに更新する処理が
なされる。次にSB29に進み、前回の始動入賞から今
回の始動入賞までの期間すなわち無始動入賞期間を算出
する処理がなされてSB42へ進む。
情報であった場合にはSB23によりYESの判断がな
されてSB30に進み、有効始動カウンタを「1」加算
する処理がなされる。次にSB31へ進み、前回の可変
表示装置4の可変開始から今回の可変表示装置4の可変
開始までの期間すなわち無変動期間を算出する処理がな
されてSB42に進む。
あった場合にはSB24によりYESの判断がなされて
SB32へ進み、大当り間有効始動回数N(A)を有効
始動カウンタの値にセットし、SB33より有効始動カ
ウンタがクリアされ、SB34により、Iを「1」加算
する処理がなされる。
「1」ずつ加算されるために、現時点における大当り発
生回数の値を示していることとなる。そして、SB32
の大当り間有効始動回数とは、ある回の大当りの発生時
点から次の回の大当りの発生時点までの発生した有効始
動回数のことである。有効始動カウンタは、SB33に
より大当りが発生するごとにクリアされて、有効始動入
賞が発生するたびにSB30により「1」ずつ加算され
るものであるために、この有効始動カウンタの値が大当
り間有効始動回数となる。そして、SB32により、大
当り間有効始動回数Nの値が大当りの発生回数Iごとに
記憶されることとなり、大当りの発生回数ごとの大当り
間有効始動回数の履歴情報が記憶されることとなる。S
B34の処理がなされた後にSB42へ進む。
の場合にはSB25によりYESの判断がなされてSB
35へ進み、確変中フラグがセットされてSB42へ進
む。
であった場合にはSB26によりYESの判断がなされ
てSB36へ進み、確変中フラグがクリアされた後にS
B42へ進む。その結果、確変中フラグは、確率変動状
態となっている最中セットされていることとなる。
マンドデータHであった場合にはSB27によりYES
の判断がなされてSB37へ進み、その予定停止図柄コ
マンドデータから実際の予定停止図柄Zを割出す処理が
なされる。この処理は、図9に示した停止図柄情報設定
用情報記録媒体109により図柄設定手段102で設定
された停止図柄情報設定用情報に従って行われる。次に
SB38へ進み、現時点の有効始動カウンタの値をJと
する処理がなされ、SB39により、Z(A)すなわち
有効始動入賞ごとの予定停止図柄Zの履歴データを記憶
する処理がなされてSB42へ進む。
ればSB17によりYESの判断がなされてSB40へ
進み、補給玉累積値を算出する処理がなされた後にSB
42へ進む。
れてくればSB18によりYESの判断がなされてSB
41へ進み、打込玉累積値を算出する処理がなされた後
にSB42へ進む。
中フラグがセットされている最中のN(I)を差引いた
残りを算出する処理がなされる。このN(I)は、前述
したように、大当りの発生ごとの大当り間有効始動回数
の履歴データであり、大当りの発生ごとの大当り間有効
始動回数全体から、確変中フラグがセットされている最
中すなわち確率変動状態中の大当り間有効始動回数を差
引く処理がなされる。その結果、確率変動中でない通常
確率状態のときの大当りごとの大当り間有効始動回数の
履歴が算出できる。次にSB43へ進み、その通常確率
時における大当り間有効始動回数の履歴データに基づい
て異常が発生しているか否か判定する処理がなされる。
すなわち、通常確率時においては、大当りの発生確率は
前述の設定情報により設定2であると判別された場合に
は、1/378であり、その結果、大当り間有効始動回
数は378前後となるはずである。ところが、あまりに
も大当り間有効始動回数が少ないすなわち大当りの発生
確率があまりにも高い場合には、このSB43により異
常判定してSB44よりYESの判断を行なうのであ
る。
例を以下に詳述する。大当り(特定遊技状態)の発生確
率は、前述したように正常な遊技制御用プログラムの場
合には1/378程度であり、その正常な遊技制御用プ
ログラムに基づいて遊技を実際に行なえば、大当り(特
定遊技状態)の発生確率分布は正規分布に従ったものと
なるはずである。
えば1/378)がわかっている場合に、その中からn
回試行した場合(n回WC RND1を抽出して大当り
か否かの判定を行なった場合)に所定の事象(抽出値が
当り判定値「7」となる場合)がr回発生する確率は、
2項分布式により数式1のように定義される。
pの場合に、前回の大当り発生からn回変動(n回抽
選)して次の大当りが1回発生する確率はP(1)と考
えられるために、数式2で表わされる。
における事象発生の割合(確率)を求める場合には、そ
の抽選回数nを変数として所定の区間内における数式2
の積分値(面積)s1 を求め、さらにその値を全面積S
で除する必要があり、0からαまでの区間において、そ
の事象の発生する割合は次の数式3で表わされる。
をとると5個の図柄変動数の領域を算出してそれぞれの
事象と考えるとともに20%の領域面積であることから
その事象における大当りが起こる確率は1/5となる。
る5個の図柄変動数の領域を算出して大当り発生回数N
を5回にし、1日の営業時間内において5回の大当りが
発生した遊技機について、数式3に従った正規分布と実
際の遊技機の正規分布とを比較して異常かどうかを判別
する。なお、前述した抽選回数は、大当り間有効始動回
数と一致するために、本実施の形態では抽選回数=大当
り間有効始動回数N(I)として判別を行なっている。
合にはSB48に進むが、異常なしと判別された場合に
はSB45に進み、差数=補給玉累積値−打込玉累積値
を算出して、差数を求める処理を行なう。次にSB4
6に進み、現時点における大当り発生回数Iと算出され
た差数とを比較して両者整合性があるかどうかを判別し
て異常の有無を判定する処理が行なわれる。大当りの発
生回数が大きい場合にはそれに伴って差数も大きい値と
なっているはずであり、逆に大当りの発生回数が少ない
場合には差数も少ない値かあるいはマイナスの値となっ
ているはずである。このように、大当りの発生回数Iと
差数とは相関関係を有するはずである。ところが、大当
りの発生回数Iが比較的少ないにもかかわらず差数が非
常に大きな値となっている場合には、実際に大当りが頻
繁に発生してたとえば現時点で10回発生しているにも
かかわらず遊技制御手段52から中継端末装置100へ
の大当り情報の出力はたとえば4回である旨の情報を送
信する等のように、遊技制御手段52の遊技制御用プロ
グラムが不正改造されていることが推測される。このよ
うな不正改造が行なわれた場合には、SB46よりその
旨が判定され、SB47により異常の有無を判別して異
常があると判別された場合にはSB48に進み、異常な
しと判別された場合にはSB51に進む。
常が発生した旨の異常判定情報と、その際の停止図柄履
歴データであるZ(J)と、始動記憶値履歴データと、
SB29により求めた無始動入賞期間の履歴データと、
SB31で求めた無変動期間の履歴データとを、出力す
る処理がなされる。これらのデータを受取った中継装置
200は、管理会社2の管理コンピュータ2aにそれら
のデータを送信し、管理コンピュータ2aでそれらのデ
ータを情報処理して管理する。一方、中継端末装置10
0側においては、SB49に進み、セットパターンの割
出処理を行なう。このセットパターンは、前述したよう
に、遊技制御手段52に不正改造された遊技制御用プロ
グラムが記憶されている場合において、通常では生じな
いある特定の遊技状態(これをセットパターンという)
となった場合に、大当りの発生確率が飛躍的に向上する
ように仕組まれたものであり、この大当りの確率が不正
に向上する前兆となる遊技動作パターンをセットパター
ンという。たとえば、ある特定の図柄の組合せが表示さ
れた後、始動入賞記憶が2以上にならないような打球操
作が行なわれた場合とか、無変動期間が所定値以上継続
した場合とか、無始動入賞期間が所定値以上継続した場
合等が考えられる。中継端末装置100では、そのよう
なセットパターンの割出を試みる。そしてセットパター
ンの割出が可能であった場合には、その割出されたセッ
トパターンを記憶し、かつ中継装置200へ出力する処
理がSB50により行なわれる。
パターンの割出が不可能であった場合には、SB48に
より中継装置200を介して管理会社2の管理コンピュ
ータ2aへ送信されてきた情報に基づいて、管理コンピ
ュータ2aがセットパターンの割出を行なう。
した遊技関連情報を遊技場管理コンピュータ300へ送
信する処理がなされた後にSB15に戻る。
された場合にSB51に進み、停止図柄履歴Z(A),
始動記憶値履歴,無変動期間履歴,無始動入賞期間履歴
の各データと予め記憶されているセットパターンと比較
する処理が行われる。次にSB52に進み、その比較結
果セットパターンに合致するか否かの判別がなされ、セ
ットパターンに合致する場合にはSB48以降の異常時
処理が行なわれ、セットパターンに合致しない場合には
SB53の処理が行なわれる。
の内部構成を示す機能ブロック図である。この図11に
示す中継端末装置100は、図9に示した中継端末装置
と類似しており、ここでは主に相違点について説明す
る。
前述したセットパターンを外部から入力して記憶する機
能を有する。そのため、セットパターン記憶手段110
が設けられており、このセットパターン記憶手段110
に外部から入力されたセットパターンを記憶して、入出
力手段104から情報処理演算手段103に入力される
各種情報に基づいて遊技機の遊技状態とセットパターン
記憶手段110に記憶されているセットパターンと比較
して一致するか否かの判断を行なう機能を有する。
るセットパターンは、管理会社2の管理コンピュータ2
aで割出されたセットパターンが中継装置200を介し
て通信手段107に入力され、情報処理演算手段103
を経由して記憶される場合と、セットパターンを記憶し
ているICカード112をICカードリーダ111によ
り読取らせてその読取ったセットパターンを直接セット
パターン記憶手段110に記憶させる方法と、他の中継
端末装置100aが発見したセットパターンを入出力手
段104,情報処理演算手段103を介してセットパタ
ーン記憶手段110に記憶させる方法と、さらに、遊技
場の係員等が操作手段101を手動操作して情報処理演
算手段103を経由してセットパターン記憶手段110
にセットパターンを記憶させる方法とがある。
機メーカーや警察等のセットパターン発見者により配布
されるものである。なお、情報処理演算手段103が自
らセットパターンを割出して発見した場合には、その発
見したセットパターンもセットパターン記憶手段110
に記憶される。
図における制御動作のうち、図9に示したブロック図の
制御動作に付け加えるプログラム部分を示すフローチャ
ートである。
置100においては、図15〜図17に示した制御動作
に対し図19(A)に示した制御動作のプログラム部分
が付け加わったものである。つまり、図15のSB15
によりNOの判断がなされた場合には図19(A)のS
C1に進み、外部からセットパターンの入力があったか
否かの判断がなされる。この外部からのセットパターン
の入力は、前述したように4種類の入力方法がある。そ
のうちのいずれかから入力があれば、SC1によりYE
Sの判断がなされてSC2に進み、その入力されたセッ
トパターンをセットパターン記憶手段110に記憶させ
る処理がなされた後に図15に示したSB16に進む。
また外部からのセットパターンがなかった場合にはSC
1によりNOの判断がなされて図15に示したSB16
へ進む。
は、遊技用装置の全体システムブロック図である。この
図20は、図8に示したものと類似しており、ここでは
主に相違点について説明する。
検出する始動入賞玉検出器からの検出信号(始動入賞信
号)が遊技制御手段52を経由することなくその検出器
から直接中継端末装置100に入力される。また可変入
賞球装置10に入賞した入賞玉を検出する入賞玉検出器
からの検出信号(10カウント信号)が遊技制御手段5
2を経由することなく直接中継端末装置100に入力さ
れる。さらに、可変入賞球装置10に設けられた特定入
賞領域(Vポケット)に入賞した入賞玉を検出する特定
入賞玉検出器の検出信号(V検出信号)が遊技制御手段
52を経由することなく直接中継端末装置100に入力
される。さらに、遊技制御手段52からは、初期リセッ
ト回路523の初期リセット信号と、定期リセット回路
524からの定期リセット信号とが中継端末装置100
に入力される。さらに、遊技制御手段52からは、大当
り情報と確変情報とが入力される。この大当り情報は、
遊技機34が大当り状態となったときにハイレベルとな
り、その大当り状態に伴う大当り制御が終了した時点で
ローレベルに戻る信号である。
を示す機能ブロック図である。図21の機能ブロック図
は、図9に示したものと類似しており、ここでは主に相
違点について説明する。
置100が設けられた遊技機34の遊技制御手段52に
記憶されている遊技制御用プログラムと全く同じプログ
ラムを記憶する遊技制御用プログラム記憶手段114が
設けられている。そしてこの遊技制御用プログラム記憶
手段114が接続端子113を介して情報処理演算手段
103に接続されている。この遊技制御用プログラム記
憶手段114は、この中継端末装置100が設けられて
いる遊技機34を製造した遊技機メーカーが供給するも
のであり、遊技機の台交換毎に新たに設置される遊技機
に対応した遊技制御用プログラムを記憶した遊技制御用
プログラム記憶手段114が中継端末装置100に取付
けられる。したがって、この遊技制御用プログラム記憶
手段114は、中継端末装置100に対し着脱交換可能
に構成されている。なお、この遊技制御用プログラム記
憶手段114は、遊技機メーカーではなくて、中継端末
装置100を製造した中継端末装置製造メーカーが供給
してもよい。その場合には、新たな遊技機が開発されれ
ばその遊技機に使用される遊技制御用プログラムを遊技
機メーカーが中継端末装置製造メーカーに供給し、その
供給されてきた遊技制御用プログラムを中継端末装置製
造メーカーが遊技制御用プログラム記憶手段114に記
憶させることとなる。
ュレート用プログラム記憶手段116が設けられてお
り、このシミュレート用プログラム記憶手段116が接
続端子115を介して情報処理演算手段103に接続さ
れている。このシミュレート用プログラム記憶手段11
6には、前述した遊技制御用プログラム記憶手段114
に記憶されている遊技制御用プログラムを動作させて遊
技制御を実際に実行させるというシミュレートを行なう
ためのプログラムが記憶されている。つまり、遊技機3
4側から、前述したように、始動入賞信号,入賞玉検出
信号,特定入賞玉検出信号が入出力手段104に入力さ
れて、それら信号が情報処理演算手段103に入力され
る。さらに、前述した初期リセット信号と定期リセット
信号とが入出力手段を介して情報処理演算手段103に
入力される。これらの各信号は、中継端末装置100が
設けられた当該遊技機34の遊技制御手段52に入力さ
れる信号と全く同じ信号であるために、遊技制御用プロ
グラム記憶手段114に記憶されている当該遊技機と全
く同じ遊技制御用プログラムをこれら入力信号に従って
動作させることにより、当該遊技機34の遊技状態と全
く同じ遊技制御動作をシミュレートすることが可能とな
る。このようなシミュレートを実行するためのシミュレ
ート用プログラムがシミュレート用プログラム記憶手段
116に記憶されているのである。
そのシミュレートの結果大当り状態が発生した時点で遊
技制御手段52から大当り情報が入力されてきているか
否か、また確変状態になった時点で遊技制御手段52か
ら確変情報が入力されてきているか否か、また逆にシミ
ュレートの結果が大当りや確変でない場合に大当り情報
や確変情報が入力されてきたか否か等を照合することに
より、当該遊技機の遊技制御手段52に記憶されている
遊技制御用プログラムが本来の適正な遊技制御用プログ
ラムであるか否かチェックすることが可能となる。この
チェックを行なうのも、シミュレート用プログラム記憶
手段116に記憶されているシミュレート用プログラム
で行なう。さらに、このシミュレート用プログラム記憶
手段116に記憶されているシミュレート用プログラム
は、遊技機34の遊技制御手段52のハード回路(チッ
プ)とこの中継端末装置100のシミュレートを行なう
ためのハード回路(チップ)である情報処理演算手段1
03との相違も含めて、補正用としての機能もプログラ
ムされている。なお、この中継端末装置100は、シミ
ュレートの結果異常が判別された場合や接続確認の結果
接続異常が判別された場合には、異常判定情報を通信手
段107から中継装置200に出力するとともに他の中
継端末装置100aにもその旨を出力する。さらに、前
述した1chipセキュリティチェックの結果セキュリ
ティチェック異常が判定された場合には、通信手段10
7から中継装置200にセキュリティチェック異常情報
を出力するとともに、他の中継端末装置100aにもそ
の旨を出力する。中継端末装置200では、それら送信
されてきた異常判定情報,セキュリティチェック異常情
報を管理会社2の管理コンピュータ2aに出力する。
示すブロック図である。この図22の遊技制御手段52
は、図10に示した遊技制御手段と類似しており、ここ
では主に相違点について説明する。
PUセキュリティチェック結果情報と大当り情報と確変
情報とが中継端末装置100に出力される。さらに、初
期リセット回路523からの初期リセット信号と定期リ
セット回路524からの定期リセット信号とが中継端末
装置100へ出力される。その結果、遊技機34の電源
が投入されると同時にその遊技機34に設けられている
中継端末装置100の電源も投入状態となり、それと同
時に初期リセット回路523からの初期リセット信号が
基本回路520と中継端末装置100との両方に出力さ
れることとなる。また、2msec毎の定期リセット信
号が基本回路520と中継端末装置100との両方に同
時に出力されることとなる。また、遊技機34に設けら
れている始動入賞玉検出器と10カウント検出器と特定
入賞玉検出器との検出信号がそれぞれ基本回路520と
中継端末装置100との両者に同時に出力されることと
なる。
装置の制御動作を示すフローチャートである。まずSD
1により、遊技制御用プログラム記憶手段114に記憶
されている遊技制御用プログラムを実行する処理がなさ
れる。次に、SA2に進み、接続異常チェック処理が実
行される。この接続異常チェック処理は、前述したSB
1〜SB16,SB19,SB20と同様のものであ
る。次にSA3に進み、遊技制御手段52から大当り情
報ONが入力されているか否かの判断がなされ、入力さ
れていない場合にはSA4に進み、SD1による遊技制
御用プログラムの実行に伴う遊技制御シミュレートの結
果大当り情報I/Oの出力がON状態となっているか否
かの判断がなされる。そしてなっていない場合には異常
が発生していないと判断してSD5に進むが、なってい
る場合には異常が発生したと判断してSD9に進み、異
常判定情報を中継装置200や他の中継端末装置100
aへ出力する処理がなされてリセット待ち状態となる。
これは、遊技制御シミュレートの結果I/Oポートが大
当り情報ONを出力する状態になっていないにもかかわ
らず遊技制御手段52のI/Oポートが大当り情報ON
が出力されてきたということであり、シミュレートの結
果と実際の遊技機の遊技動作状態とが食い違っているこ
ととなり、異常判定するのである。
がされていると判断された場合にはSD7に進み、SD
1の遊技制御用プログラムの実行による遊技制御シミュ
レートの状態が、大当り情報I/O出力ON状態となっ
ているか否かの判断がなされる。そしてなっていると判
断された場合には正常と判断してSD5に進むが、なっ
ていないと判断された場合にはSD9の異常処理を行な
う。これは、遊技制御シミュレートの結果大当り情報O
NをI/Oから出力する状態となっていないにもかかわ
らず遊技制御手段52から大当りON情報が出力されて
きた状態を意味しており、シミュレート結果と実際の遊
技機の遊技制御動作とが食い違っているために、異常と
判定するのである。
たか否かの判断がなされ、入力されていない場合にはS
D6に進み、遊技制御用シミュレートの結果確変情報を
出力するI/Oポートの出力状態がONになっているか
否かの判断がなされる。そしてなっていない場合にはリ
セット待ち状態となるが、なっている場合にはSD9に
進み異常判定情報を出力する処理が行なわれる。SD6
によりYESの判断が行なわれるということは、遊技制
御用シミュレートの結果確変情報ONをI/Oポートが
出力する状態になっているにもかかわらず実際の遊技機
34の遊技状態が確変状態になっていないことを意味し
ており、そのような食い違いが発生した場合に異常判定
するのである。
てSD8に進み、遊技制御シミュレートの結果確変情報
を出力するI/Oポートの出力状態がON状態となって
いるか否かの判断がなされ、なっている場合にはリセッ
ト待ち状態となるが、なっていない場合にはSD9に進
み、異常判定情報を出力する処理がなされる。このSD
8によりNOの判断がなされるということは、遊技制御
シミュレートの結果確変状態となっていないにもかかわ
らず遊技機34の遊技状態が確変状態となっているとい
うことであり、そのような食い違いが発生した場合に異
常判定するのである。
等を以下に列挙する。 (1) 図1に示した可変表示装置4は、LCD(液
晶)を利用した画像表示に限らず、CRTを利用したも
のあるいはエレクトロルミネッセンスを利用したもの、
さらには回転ドラム式のものであってもよい。
板12が連続的に開閉する状態であってもよく、可変入
賞球装置11の第2の状態は、打玉が入賞可能ではある
が入賞困難な状態であってもよい。図2に示したWC
RND1により、前記特定遊技状態を発生させるか否か
をランダムに決定するための当り外れ決定用乱数発生手
段が構成されている。WC RND Lにより、前記当
り外れ決定用乱数発生手段が発生した乱数に基づいて特
定遊技状態を発生させることが決定された場合に、可変
表示装置の表示結果をどのような表示態様のものにする
かを決定するための乱数を発生させる当り時表示態様決
定用乱数発生手段が構成されている。WC RND
L,C,Rにより、前記当り外れ決定用乱数発生手段が
発生した乱数に基づいて前記特定遊技状態を発生させな
いことが決定された場合に、前記可変表示装置の表示結
果をどのような表示態様のものにするかをランダムに決
定するための外れ時表示態様決定用乱数発生手段が構成
されている。図3〜図5に示した制御動作用のフローチ
ャートにより、前記特定遊技状態を発生させるか否かを
決定するための特定遊技状態決定手段が構成されてい
る。この特定遊技状態決定手段は、前記当り外れ決定用
乱数発生手段が発生した乱数に基づいてランダムに決定
する。
構成されている。管理コンピュータ2aにより、前記第
三者機関の管理装置が構成されている。遊技場内におい
ては、遊技場と結託して不正を行なおうとするものが不
正改造等を行ないやすいが、この管理装置(管理コンピ
ュータ2a)は遊技場外に設置されているために、遊技
場と結託した不正改造が行なわれにくいという利点があ
る。この第三者機関は、遊技場や遊技機メーカー以外の
管理会社で構成するのが一般的であるが、その代わり
に、遊技機を製造したメーカーが管理会社となるように
してもよく、また遊技機製造メーカーが共同で管理会社
を設立してもよい。
不正を監視するための遊技用装置が構成されている。情
報記憶手段105により、遊技場内での不正を監視する
ための処理動作用プログラムを記憶している処理動作用
プログラム記憶手段が構成されている。情報処理演算手
段103により、前記処理動作用プログラム記憶手段に
記憶されている処理動作用プログラムに従って動作し、
遊技場内での不正を監視するための処理動作を行なう制
御中枢手段が構成されている。
遊技制御手段から伝送されてくる表示制御用指令信号を
受けてその表示制御用指令信号に従って可変表示装置を
表示制御する機能を有する。前記遊技制御手段52から
送られてくる表示制御用指令は、前記可変表示装置の表
示結果として表示される表示態様を指令するための表示
結果態様指令信号を含んでいる。前記表示制御手段は、
その送られてきた表示結果態様指令信号を前記遊技用装
置(中継端末装置100)へ出力する機能を有する。前
記停止図柄情報設定用情報記憶媒体109により、当該
遊技用装置が設けられている遊技機の可変表示装置が表
示結果として表示する表示態様を前記表示制御手段から
送られてきた表示結果態様指令信号に基づいて割出すた
めの表示結果態様情報を記憶している表示結果態様記憶
手段が構成されている。図柄設定手段102により、前
記表示結果態様記憶手段に記憶されている表示結果態様
情報を前記遊技用装置に入力設定するための表示結果態
様情報入力設定手段が構成されている。
遊技用装置とその遊技用装置が設けられている遊技機と
の接続状態が正常であるか否かを確認するために用いら
れる接続確認情報を格納している接続確認情報格納手段
が構成されている。
24により、前記遊技機の遊技状態を制御する遊技制御
用プログラムが正規のものであるか否かを判定する遊技
制御用プログラム判定手段が構成されている。この遊技
制御用プログラム判定手段は、正規の遊技制御用プログ
ラムを予め定められたアルゴリズムに従って変換(暗号
化)した結果データ(セキュリティコードS)が予め記
憶されている。そしてその結果データと前記正規の遊技
制御用プログラムとの間には前記アルゴリズムに従った
所定の相関関係を有するのであり、その相関関係を利用
して、前記遊技制御手段に記憶されている実際の遊技制
御用プログラムと前記結果データとの間に前記相関関係
があるか否かを判別して実際の前記遊技制御用プログラ
ムが正規のものであるか否か判定する。
判定手段が正規のものでないと判定した場合に前記遊技
制御手段の動作を停止させる動作停止手段が構成されて
いる。
用装置(中継端末装置100)との接続状態が正常であ
るか否かを判別するために用いられる鍵情報を前記遊技
用装置に要求する鍵情報要求手段が構成されている。S
8,S9により、前記鍵情報要求手段が鍵情報を要求し
た後所定期間内に鍵情報が返信されてきたか否かを判別
する鍵情報返信判別手段が構成されている。この鍵情報
返信判別手段により前記所定期間内に鍵情報が返信され
てこないと判別された場合には前記動作停止手段(S2
6)により遊技制御動作が停止される。この鍵情報返信
判別手段は、前記遊技制御手段に設けられている。
段から鍵情報要求信号が所定期間内に送信されてきたか
否かを判別する鍵要求情報受信判別手段が構成されてい
る。前記SB5,SB6により、前記鍵要求情報受信判
別手段が前記所定期間内に鍵要求情報が送信されてきて
いないと判別した場合に、接続異常を判定してその旨を
出力する接続異常判定出力手段が構成されている。この
接続異常判定出力手段は、第三者機関の管理装置に出力
する機能を有し、さらに、接続異常対象となっている遊
技機にもその旨を出力する機能を有する。
報受信判別手段が前記所定期間内に鍵要求情報を受信し
たと判別した場合に、前記鍵情報を生成して前記遊技制
御手段に返信する鍵情報返信手段が構成されている。こ
の鍵情報返信手段は、秘密鍵をランダムに生成するため
の秘密鍵ランダム生成手段(SB7)と、その生成され
た秘密鍵を暗号化する秘密鍵暗号化手段(SB8)を含
んでいる。これら鍵要求情報受信判別手段,接続異常判
定出力手段,鍵情報返信手段は、前記遊技用装置(中継
端末装置100)に設けられている。
信手段から返信されてきた鍵情報に従った所定のアルゴ
リズムにより所定のデータを演算して変換し、その変換
結果データを前記遊技用装置に出力する変換データ出力
手段が構成されている。この変換データ出力手段は、前
記遊技制御手段に設けられており、前記鍵情報返信手段
から返信されてきた鍵情報を前記鍵情報暗号化手段が暗
号化に用いた鍵と同じ鍵を用いて復号化して前記秘密鍵
を算出する鍵情報復号化手段(S10)と、該鍵情報復
号化手段により復号化されて算出された秘密鍵Kを用い
て所定のデータMを暗号化する暗号化手段(S11)と
を含む。
内に前記変換データ出力手段が変換データを送信してき
たか否かを判別する変換データ受信判別手段が構成され
ている。SB12,SB13により、前記変換データ受
信判別手段が所定期間内に変換データを受信したと判別
した場合に、その受信した変換データが適正なものであ
るか否かを判別する変換データ適否判別手段が構成され
ている。また前記SB14,SB5により、前記変換デ
ータ適否判別手段の判別結果を前記遊技用装置に返信す
る適否判別結果返信手段が構成されている。これら変換
データ受信判別手段,変換データ適否判別手段,適否判
別結果返信手段は前記遊技用装置(中継端末装置10
0)に設けられている。
変換データ受信判別手段が受信した変換データを前記秘
密鍵を用いて復号化して前記所定データMを算出する変
換データ復号化手段(SB12)と、その変換データ復
号化手段により復号化されて算出された前記所定データ
Mが適正な所定データと一致するか否かを判別する所定
データ一致判別手段(SB13)とを含む。
られ、前記鍵要求情報送信手段により前記鍵要求情報を
前記遊技用装置へ出力する時期が来たか否かを判別する
鍵要求情報出力時期判別手段が構成されている。そして
この鍵要求情報出力時期判別手段が鍵要求情報出力時期
が来たと判別した場合に、前記鍵要求情報送信手段によ
り鍵要求情報が前記遊技用装置へ出力される。
り、前記遊技用装置に設けられ、前記鍵要求情報出力時
期に合せて前記鍵要求情報を送信してきたか否かを判別
する鍵要求情報受信時期判別手段が構成されている。
38,S41により、前記遊技機の遊技状態を判定する
遊技状態判定手段が構成されている。この遊技状態判定
手段は、前記遊技制御手段に設けられている。S28,
S29,S33,S34,S36,S37,S39,S
40,S42,S43により、前記遊技状態判定手段の
判定した遊技状態に関する情報を遊技機外部(前記遊技
用装置)に出力可能な遊技状態出力手段が構成されてい
る。この遊技状態出力手段は、前記遊技制御手段に設け
られ、出力する遊技状態の情報を暗号化する遊技状態情
報暗号化手段(S29,S34,S37,S40,S4
3)を含む。
を出力する始動入賞記憶値出力手段(S29)と、有効
始動入賞が発生した旨を出力する有効始動入賞出力手段
(S34)と、特定遊技状態が発生した旨を出力する特
定遊技状態発生出力手段(S37)と、確率変動状態が
発生した旨を出力する確率変動状態出力手段(S40)
と、確率変動状態が消滅した旨を出力する確率変動状態
消滅出力手段(S43)とを含む。
装置の表示結果態様を指令する表示結果態様指令信号を
前記遊技用装置に出力する表示結果態様出力手段が構成
されている。この表示結果態様出力手段は、前記表示制
御手段に設けられている。
記遊技状態情報暗号化手段(S29,S34,S37,
S40,S43),前記表示結果態様暗号化手段(SA
5)は、前記秘密鍵ランダム生成手段(SD7)により
生成された秘密鍵により暗号化処理する。その結果、前
記秘密鍵ランダム生成手段が前記鍵要求情報を受信する
たびにランダムに生成するものであるために、秘密鍵ラ
ンダム生成手段が秘密鍵を生成するたびに異なった秘密
鍵で暗号化することとなり、セキュリティが向上する利
点がある。
密鍵ランダム生成手段が生成した秘密鍵を用いて復号化
するものであり、前記秘密鍵ランダム生成手段が秘密鍵
を生成するたびにその新たな秘密鍵を用いて復号化処理
する。
0がランダムに生成するものを説明したが、その代わり
に、管理会社2の管理コンピュータ2aがランダムに生
成して中継装置200を介して中継端末装置100に送
信してくるように構成してもよい。また、遊技制御手段
52では、秘密鍵Kを用いて予め定められた所定のデー
タMを暗号化して中継端末装置100へ返信するものを
説明したが(S11,S12参照)、その代わりに、遊
技制御手段52側で乱数Rを発生させその乱数Rを前記
秘密鍵Kで暗号化する処理すなわちEK (R)を演算
し、その演算結果EK (R)とともに乱数Rを中継端末
装置100に返信するように構成してもよい。この場合
には、中継端末装置100側では、受取ったEK (R)
を秘密鍵Kを用いて復号化し、その復号化結果と送信さ
れてきた乱数Rとが一致するか否か判別して適否の判定
を行なう。
記遊技状態情報出力手段が出力した遊技状態情報に基づ
いて前記遊技制御手段が正規のものであるか否かを判定
する遊技状態適否判定手段が構成されている。SB48
により、前記遊技状態適否判定手段が正規のものでない
と判定した場合に、その旨を前記第三者機関の管理装置
に出力する遊技状態適否判定結果出力手段が構成されて
いる。前記SB49により、前記遊技状態適否判定手段
が正規のものでないと判定した場合に、前記遊技状態情
報出力手段が出力してきた遊技状態情報に基づいて、前
記遊技制御手段が異常な遊技制御を開始する前兆となる
前兆遊技状態を割出す前兆遊技状態割出手段が構成され
ている。
段が割出した前兆遊技状態を記憶する前兆遊技状態記憶
手段が構成されている。さらに、このSB50により、
前記前兆遊技状態割出手段が割出した前兆遊技状態を外
部出力する前兆遊技状態外部出力手段が兼用構成されて
いる。この前兆遊技状態外部出力手段は、前記第三者機
関の管理装置へ出力する機能を有する。前記SB51,
SB52により、前記前兆遊技状態記憶手段に記憶され
ている前兆遊技状態と前記遊技状態情報出力手段から出
力されてきた遊技状態情報とを照合して、遊技状態情報
が前記前兆遊技状態に当てはまるか否かを判定して適否
判定を行なう前兆遊技状態照合判定手段が構成されてい
る。前記遊技状態適否判定手段,遊技状態適否判定結果
出力手段,前兆遊技状態割出手段,前兆遊技状態記憶手
段,前兆遊技状態外部出力手段,前兆遊技状態照合判定
手段は、前記遊技用装置(中継端末装置100)に設け
られている。なお、前記前兆遊技状態割出手段,前兆遊
技状態記憶手段は、前記第三者機関の管理装置(管理コ
ンピュータ2a)に設けるようにしてもよい。
14,シミュレート用プログラム記憶手段116,情報
処理演算手段103,入出力手段104,SD1によ
り、遊技用装置(中継端末装置100)が設けられた遊
技機の遊技制御手段による遊技制御動作をシミュレート
する遊技制御動作シミュレート手段が構成されている。
この遊技制御動作シミュレート手段は、遊技用装置(中
継端末装置100)が設けられている遊技機の前記遊技
制御手段に記憶されている遊技制御用プログラムと同じ
プログラムを記憶する遊技制御用プログラム記憶手段1
14と、前記遊技制御手段に入力される入力信号と同じ
入力信号を同時に入力する入力手段(入出力手段10
4)と、前記遊技制御用プログラム記憶手段114に記
憶されている遊技制御用プログラムを実行して遊技制御
動作のシミュレートを行なう遊技制御用プログラム実行
シミュレート手段(シミュレート用プログラム記憶手段
116,情報処理演算手段103)とを含んでいる。
4には、遊技制御手段52に記憶されている遊技制御用
プログラムのすべてを必ずしも記憶しておく必要はな
く、前記特定遊技状態(大当り状態)を発生させるため
の制御動作を実行するプログラム部分を記憶しているだ
けでもよい。このようなプログラム部分のみの記憶の場
合には、図21の入出力手段には、特定入賞玉検出信
号,入賞玉検出信号の入力は不要となる。
動作シミュレート手段がシミュレートした遊技制御動作
状態とシミュレート対象となっている前記遊技制御手段
の遊技制御状態とを照合して適合しているか否かに基づ
いて適否を判定するシミュレート結果照合適否判定手段
が構成されている。前記SD9により、前記シミュレー
ト結果照合適否判定手段が不適正である旨を判定した場
合に、その旨を外部出力する照合適否判定結果出力手段
が構成されている。この照合適否判定結果出力手段は、
前記第三者機関の管理装置へ出力する機能を有する。ま
たこの照合適否判定出力手段は、他の遊技用装置(中継
端末装置100a)へ出力する機能も有する。
8,図19に示したシステム全体から構成されているの
ものである。
理会社2の管理コンピュータ2a側と遊技場管理コンピ
ュータ300側に出力情報を振分けて送信するために、
遊技機34から中継端末装置100への情報の出力は、
わざわざ管理コンピュータ2aと遊技場管理コンピュー
タ300との2系統の形で出力する必要がなく、遊技制
御手段52の負担が軽減される利点がある。
ログラムに従って動作し前記遊技機の遊技状態を制御す
る遊技制御手段が構成されている。前記S16〜S1
8,S22〜S24により、前記遊技制御用プログラム
が正規のものであるか否かを判定する遊技制御用プログ
ラム判定手段が構成されている。前記S27,S30,
S35,S38,S41により、前記遊技機の遊技状態
を判定する遊技状態判定手段が構成されている。前記S
19,S25,S29,S32,S34,S37,S4
0,S43,SA5により、前記遊技制御用プログラム
判定手段の判定結果に関する情報と前記遊技状態判定手
段の判定した遊技状態に関する情報とを遊技機外部に出
力可能な情報出力手段が構成されている。
より、前記情報出力手段が出力した前記判定結果に関す
る情報と前記遊技状態に関する情報とを入力可能な情報
入力手段が構成されている。管理会社2により、第三者
機関が構成されている。前記管理コンピュータ2aによ
り、第三者機関の管理装置が構成されている。
技場の情報管理装置が構成されている。出力手段106
により、前記情報入力手段に入力された情報を遊技場の
情報管理装置に出力可能な情報出力手段が構成されてい
る。
力手段と前記情報入力手段との接続状態を監視する接続
状態監視手段が構成されている。そしてこの接続状態監
視手段が接続異常を判定した場合に前記情報送信手段が
その旨を前記第三者機関の管理装置に送信する(SB
6)。
見した場合にその旨を外部出力するものを説明したが、
その外部出力に加えて遊技機34を遊技不能動化にする
制御を行なうようにしてもよい。その遊技不能動化の具
体例としては、遊技制御手段52のCPUを停止させる
とか遊技状態を初期化させるとか打球発射を不能動化さ
せる等が考えられる。
段の始動入賞検出出力が入力されたことに起因して特定
遊技状態を発生させるか否かが決定されるものであれ
ば、始動入賞検出出力が入力されたタイミングで前記決
定を行なうものに限定されない。たとえば、始動入賞玉
検出手段の始動入賞検出出力が入力されて少し時間が経
過した後可変表示装置4の可変開始が行なわれその可変
開始のタイミングで乱数を抽出して前記特定遊技状態を
発生させるか否かを決定する等のようなものであっても
よい。このような遊技機の場合には、その特定遊技状態
をを発生させるか否かを決定するタイミングを認識でき
る情報(たとえば可変表示開始時に決定するものであれ
ば可変表示開始情報)を遊技制御手段52から中継端末
装置100に送信すれば、中継端末装置100において
より信頼性の高い遊技動作シミュレートを行なうことが
でき、不正判別の信頼性がより向上する。
4,入出力手段104により、遊技機から出力された情
報であって当該遊技機の遊技状態に関する遊技状態情報
を入力可能な情報入力手段が構成されている。
4,SB49により、所定期間において前記情報入力手
段に入力された遊技状態情報に基づいて、前記遊技機が
通常の遊技操作では発生しにくい特定の遊技操作に基づ
いて発生する特殊遊技動作パターンになっているか否か
を判定する特殊遊技動作パターン判定手段が構成されて
いる。なお、前記管理コンピュータ2aがセットパター
ンを判定する場合には、管理コンピュータ2aにより前
記特殊遊技動作パターン判定手段が構成されている。
ターン判定手段が前記特殊遊技動作パターンになってい
ると判定した場合に、該特殊遊技動作パターンを登録す
る特殊遊技動作パターン登録手段が構成されている。前
記ICカードリーダ111または操作手段101または
通信手段107により、通常の遊技操作では生じにくい
特殊遊技動作パターンを遊技機に生じさせて遊技者にと
って有利な特定遊技状態を不正に生じさせるための前記
特殊遊技動作パターンが入力される特殊遊技動作パター
ン入力部が構成されている。前記セットパターン記憶手
段110により、前記特殊遊技動作パターン入力部に入
力された特殊遊技動作パターンを登録する特殊遊技動作
パターン登録手段が構成されている。
り、前記情報入力手段が入力した遊技状態情報と前記特
殊遊技動作パターン登録手段に登録されている特殊遊技
動作パターンとを照合して前記入力された遊技状態情報
が前記登録されている特殊遊技動作パターンに当てはま
るものであった場合に、その旨を外部出力する外部出力
手段が構成されている。
態が変化可能な可変表示装置を有し、遊技領域に打込ま
れた打玉が始動入賞領域(始動口10,可変始動口装置
14)に入賞することにより前記可変表示装置の表示結
果を導出表示する可変表示制御が行なわれ、その可変表
示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様にな
った場合に特定遊技状態(大当り状態)が発生して遊技
者にとって有利な状態(可変入賞球装置11の第1の状
態)に制御可能となり、前記可変表示装置の可変表示制
御が行なわれているときに前記始動入賞領域に打玉が入
賞した場合には所定の記憶上限数(4個)の範囲内でそ
の始動入賞を記憶する始動入賞記憶手段(基本回路52
0)を有している。
態情報として、前記可変表示装置の前記可変表示制御が
行なわれる始動入賞に関する情報(有効始動情報)と、
前記特定遊技状態に関する情報(大当り情報)と、前記
可変表示装置の表示結果として導出表示される表示態様
に関する情報(停止図柄情報)と、前記始動入賞記憶手
段の始動入賞記憶数に関する情報(始動記憶情報)とを
少なくとも入力可能に構成されている。
遊技状態を制御する遊技制御手段52に所定の検出手段
の検出出力(始動入賞検出器の始動入賞検出出力)が入
力されたことを条件として、前記遊技制御手段が遊技者
にとって有利な特定遊技状態を発生させるか否かを決定
するための制御動作(図3〜図5に示した制御動作)が
行なわれる。さらに、前記遊技制御プログラム記憶手段
114,シミュレート用プログラム記憶手段116,情
報処理演算手段103,入出力手段104,SD1によ
り、前記所定の検出手段の検出出力が入力されて前記遊
技制御手段による前記制御動作をシミュレートする制御
動作シミュレート手段が構成されている。
技制御手段に記憶されている遊技制御用プログラムのう
ち少なくとも前記制御動作を行なうプログラム部分を記
憶している遊技制御用プログラム記憶手段114と、該
遊技制御用プログラム記憶手段114に記憶されている
遊技制御用プログラムを用いて前記制御動作をシミュレ
ートするためのシミュレート用プログラムを記憶してい
るシミュレート用プログラム記憶手段116とを有す
る。
り、前記制御動作シミュレート手段によりシミュレート
された制御動作と前記遊技機の実際の遊技状態とを照合
して両者が異なっている場合に不正が生じた旨を判定す
る不正判定手段が構成されている。
判定手段が不正が生じた旨を判定した場合にその旨を外
部出力する外部出力手段が構成されている。
に関しては、遊技機が通常の遊技操作では発生しにくい
特定の遊技操作に基づいて発生する特殊遊技動作パター
ンになった場合に特定遊技状態が頻発する等の不正改造
がなされた場合には、遊技機が前記特殊遊技動作パター
ンになっていることが判定されてその特殊遊技動作パタ
ーンが登録され、遊技機から遊技状態情報が入力された
場合にはその入力された遊技状態情報と前記登録されて
いる特殊遊技動作パターンとが照合されて遊技状態情報
がその特殊遊技動作パターンに当てはまるものであると
判断されてその旨が外部出力されるために、前述した不
正改造を発見することが可能となる。
操作では発生しにくい特殊遊技動作パターンになった場
合に遊技者にとって有利な特定遊技状態が頻発する等の
不正改造がなされた場合には、特殊遊技動作パターン登
録手段に登録されている特殊遊技動作パターン登録手段
に登録されている特殊遊技動作パターンと遊技機から入
力された遊技状態情報とが照合されてその入力された遊
技状態情報が前記登録されている特殊遊技動作パターン
に当てはまるものであると判断されてその旨が外部出力
されるために、前述した不正改造を発見することが可能
となる。
項2に関する効果に加えて、可変表示装置の可変表示制
御が行なわれる始動入賞に関する情報と特定遊技状態に
関する情報と可変表示装置の表示結果として導出表示さ
れる表示態様に関する情報と始動入賞記憶手段の始動入
賞記憶数に関する情報とに基づいて遊技機の実際の遊技
動作態様を判定することができ、正確な遊技動作態様の
判定に基づいた正確な不正の発見が可能となる。
段による遊技者にとって有利な遊技状態を発生させるか
否かを決定するための制御動作がシミュレートされ、そ
のシミュレートされた制御動作と前記遊技機の実際の遊
技状態とが照合されて両者が異なっている場合に不正が
生じた旨が判定されてその旨が外部出力されるために、
前述した不正改造を発見可能となる。
果に加えて、遊技機の遊技状態を制御する遊技制御手段
が遊技制御用プログラムに従って動作して遊技者にとっ
て有利な遊技状態を発生させるか否かを決定するための
制御動作を行なうものであり、その遊技制御用プログラ
ムのうち少なくとも前記制御動作を行なうためのプログ
ラム部分が遊技制御用プログラム記憶手段に記憶されて
おり、その記憶されている遊技制御用プログラムに従っ
て前記制御動作がシミュレートされてそのシミュレート
された制御動作と前記遊技機の実際の遊技状態とが照合
されるため、正確なシミュレートによる正確な照合が可
能となり、不正判定の信頼性を向上させることができ
る。
面図である。
ランダムカウンタを説明する図である。
チャートである。
チャートである。
チャートである。
明図である。
ある。
である。
ある。
チャートである。
チャートである。
チャートである。
トである。
チャートである。
チャートである。
チャートである。
図である。
作の一部を示すフローチャートであり、(B)は図21
のブロック図の動作を示すフローチャートである。
る。
図である。
ある。
示制御手段、100は遊技用装置の一例の中継端末装
置、2は第三者機関の一例の管理会社、2aは管理装置
の一例の管理コンピュータ、104は情報入力手段の一
例の入力手段、300は情報管理装置の一例の遊技場管
理コンピュータ、106は情報出力手段の一例の出力手
段、4は可変表示装置、11は可変入賞球装置である。
Claims (5)
- 【請求項1】 遊技場内での不正を監視するための遊技
用装置であって、 遊技機から出力された情報であって当該遊技機の遊技状
態に関する遊技状態情報を入力可能な情報入力手段と、 所定期間において前記情報入力手段に入力された遊技状
態情報に基づいて、前記遊技機が通常の遊技操作では発
生しにくい特定の遊技操作に基づいて発生する特殊遊技
動作パターンになっているか否かを判定する特殊遊技動
作パターン判定手段と、 該特殊遊技動作パターン判定手段が前記特殊遊技動作パ
ターンになっていると判定した場合に、該特殊遊技動作
パターンを登録する特殊遊技動作パターン登録手段と、 前記情報入力手段が入力した遊技状態情報と前記特殊遊
技動作パターン登録手段に登録されている特殊遊技動作
パターンとを照合して前記入力された遊技状態情報が前
記登録されている特殊遊技動作パターンに当てはまるも
のであった場合に、その旨を外部出力する外部出力手段
とを含むことを特徴とする、遊技用装置。 - 【請求項2】 遊技場内での不正を監視するための遊技
用装置であって、 通常の遊技操作では生じにくい特殊遊技動作パターンを
遊技機に生じさせて遊技者にとって有利な特定遊技状態
を不正に生じさせるための前記特殊遊技動作パターンが
入力される特殊遊技動作パターン入力部と、 該特殊遊技動作パターン入力部に入力された特殊遊技動
作パターンを登録する特殊遊技動作パターン登録手段
と、 遊技機から出力された情報であって当該遊技機の遊技状
態に関する遊技状態情報を入力可能な情報入力手段と、 該情報入力手段に入力された遊技状態情報と前記特殊遊
技動作パターン登録手段に登録されている特殊遊技動作
パターンとを照合して前記入力された遊技状態情報が前
記登録されている特殊遊技動作パターンに当てはまるも
のであった場合に、その旨を外部出力する外部出力手段
とを含むことを特徴する、遊技用装置。 - 【請求項3】 前記遊技機は、表示状態が変化可能な可
変表示装置を有し、遊技領域に打込まれた打玉が始動入
賞領域に入賞することにより前記可変表示装置の表示結
果を導出表示する可変表示制御が行なわれ、その可変表
示装置の表示結果が予め定められた特定の表示態様にな
った場合に特定遊技状態が発生して遊技者にとって有利
な状態に制御可能となり、前記可変表示装置の可変表示
制御が行なわれているときに前記始動入賞領域に打玉が
入賞した場合には所定の記憶上限数の範囲内でその始動
入賞を記憶する始動入賞記憶手段を有するものであり、 前記情報入力手段は、前記遊技状態情報として、前記可
変表示装置の前記可変表示制御が行なわれる始動入賞に
関する情報と、前記特定遊技状態に関する情報と、前記
可変表示装置の表示結果として導出表示される表示態様
に関する情報と、前記始動入賞記憶手段の始動入賞記憶
数に関する情報とを少なくとも入力可能であることを特
徴とする、請求項1または請求項2に記載の遊技用装
置。 - 【請求項4】 遊技機が設置された遊技場内での不正を
監視する遊技用装置であって、 前記遊技機は、遊技状態を制御する遊技制御手段に所定
の検出手段の検出出力が入力されたことを条件として、
前記遊技制御手段が遊技者にとって有利な遊技状態を発
生させるか否かを決定するための制御動作を行ない、 前記遊技用装置は、 前記所定の検出手段の検出出力が入力されて前記遊技制
御手段による前記制御動作をシミュレートする制御動作
シミュレート手段と、 該制御動作シミュレート手段によりシミュレートされた
制御動作と前記遊技機の実際の遊技状態とを照合して両
者が異なっている場合に不正が生じた旨を判定する不正
判定手段と、 該不正判定手段が不正を判定した場合にその旨を外部出
力する外部出力手段とを含むことを特徴とする、遊技用
装置。 - 【請求項5】 前記所定の検出手段は、遊技機に設けら
れた遊技領域に打込まれた打玉が入賞可能な始動入賞領
域に入賞した入賞玉を検出する始動入賞玉検出手段を含
み、 前記遊技制御手段は、遊技制御用プログラムに従って動
作し、前記始動入賞玉検出手段の検出出力が入力された
ことを条件として遊技者にとって有利な特定遊技状態を
発生させるか否かを決定して、特定遊技状態の発生を決
定した場合には特定遊技状態発生情報を前記制御動作シ
ミュレート手段に出力し、 前記制御動作シミュレート手段は、前記遊技制御用プロ
グラムのうち少なくとも前記制御動作を行なうためのプ
ログラム部分を記憶する遊技制御用プログラム記憶手段
と、該遊技制御用プログラム記憶手段に記憶されている
遊技制御用プログラムに従って前記制御動作をシミュレ
ートするためのシミュレート用プログラムを記憶してい
るシミュレート用プログラム記憶手段とを有しているこ
とを特徴とする、請求項4に記載の遊技用装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07834597A JP4225590B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 遊技用装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07834597A JP4225590B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 遊技用装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10263183A true JPH10263183A (ja) | 1998-10-06 |
JP4225590B2 JP4225590B2 (ja) | 2009-02-18 |
Family
ID=13659411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07834597A Expired - Lifetime JP4225590B2 (ja) | 1997-03-28 | 1997-03-28 | 遊技用装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4225590B2 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10263179A (ja) * | 1997-03-28 | 1998-10-06 | San Denshi Kk | 遊技台の分析支援装置 |
JP2001190737A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-07-17 | Sankyo Kk | スロットマシン |
JP2016137004A (ja) * | 2015-01-26 | 2016-08-04 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2016137002A (ja) * | 2015-01-26 | 2016-08-04 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2016137001A (ja) * | 2015-01-26 | 2016-08-04 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
JP2016137003A (ja) * | 2015-01-26 | 2016-08-04 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
-
1997
- 1997-03-28 JP JP07834597A patent/JP4225590B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10263179A (ja) * | 1997-03-28 | 1998-10-06 | San Denshi Kk | 遊技台の分析支援装置 |
JP2001190737A (ja) * | 2000-01-14 | 2001-07-17 | Sankyo Kk | スロットマシン |
JP4573279B2 (ja) * | 2000-01-14 | 2010-11-04 | 株式会社三共 | スロットマシン |
JP2016137004A (ja) * | 2015-01-26 | 2016-08-04 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
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JP2016137003A (ja) * | 2015-01-26 | 2016-08-04 | 株式会社ユニバーサルエンターテインメント | 遊技機 |
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