JPH10262517A - 魚釣り用両軸受型リールのクラッチ装置 - Google Patents

魚釣り用両軸受型リールのクラッチ装置

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JPH10262517A
JPH10262517A JP7010597A JP7010597A JPH10262517A JP H10262517 A JPH10262517 A JP H10262517A JP 7010597 A JP7010597 A JP 7010597A JP 7010597 A JP7010597 A JP 7010597A JP H10262517 A JPH10262517 A JP H10262517A
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JP
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clutch
clutch plate
engagement
engaging
plate
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JP7010597A
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English (en)
Inventor
Kotaro Yasuda
紘太郎 安田
Yukihisa Sato
幸久 佐藤
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Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フリッピング用のクラッチ切換部材の配置や
操作方向の設計自由度を高めた魚釣り用両軸受型リール
のクラッチ装置を提供する。 【解決手段】 スプール3とピニオン13との係合位置
とその係合の解除位置との間で移動可能に設けられたク
ラッチプレート17と、解除位置にクラッチプレート1
7を移動させるために操作されるクラッチ操作レバー2
2と、係合位置に向けてクラッチプレート17を付勢す
るトーションばね26と、ハンドルの正転時にクラッチ
プレート17を係合位置に移動させる復帰機構40と、
クラッチプレート17と一体の拘束部31と対峙させて
リール本体1に設けられたクラッチ切換部材32とをク
ラッチ装置に設ける。クラッチ切換部材32と拘束部3
1との間には、クラッチ切換部材32が所定位置に切換
操作されかつクラッチプレート17が解除位置に移動し
たときに相互に係合して拘束部31を拘束可能な一対の
係合凹部37及び係合凸部36を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クラッチ操作部材
の操作により、釣り糸の繰り出し方向にスプールを自由
回転させるクラッチオフ状態と、ハンドルの正転操作に
応じてスプールを釣り糸の巻き取り方向に回転駆動させ
るクラッチオン状態とに切換可能な魚釣り用両軸受型リ
ールのクラッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】魚釣り用両軸受型リールのクラッチ装置
として、例えば特公平2−41309号公報や特公平3
−25576号公報には、リール本体に設けられた操作
部材にてクラッチプレートを駆動してそのクラッチプレ
ート上のカム部を変位させ、この変位に応じてスプール
軸とこれの一端部の外周に装着されたピニオンとを断・
接させるものが開示されている。ピニオンにはハンドル
から回転が伝達され、ピニオンとスプール軸とが係合し
たクラッチオンの状態ではハンドルにより釣り糸の巻き
取り方向にスプールを回転駆動可能となる。一方、ピニ
オンとスプール軸との係合が解除されたクラッチオフの
状態ではスプールが自由に回転し、釣り糸の繰り出しが
可能となる。以下では、釣り糸が巻き取られる方向の回
転を正転、釣り糸が繰り出される方向の回転を逆転と呼
ぶ。
【0003】上記公報に記載のクラッチ装置では、クラ
ッチプレートを、その移動範囲の途中に設定されたデッ
ドポイントを境として、クラッチオン及びクラッチオフ
にそれぞれ対応した位置に振り分け付勢するデッドポイ
ントばねが設けられる。クラッチプレートがクラッチ操
作部材にてクラッチオフ位置に一旦切り換えられると、
デッドポイントばねの力によってクラッチプレートがそ
の位置に拘束される。
【0004】クラッチオフの位置に拘束されたクラッチ
プレートは、通常時にはハンドルの正転操作に伴ってク
ラッチオンの位置に戻される。しかしながら、釣りの種
類によっては、ハンドル操作を介在させることなくクラ
ッチプレートをクラッチオンの位置に迅速に復帰させる
必要がある。
【0005】そこで、上記公報の装置では、デッドポイ
ントばねの一端側の係止位置を変化させてそのデッドポ
イントを移動させるクラッチ切換部材が追加されてい
る。この切換部材が所定位置に操作されるとクラッチプ
レートがその移動範囲の全域でデッドポイントばねによ
りクラッチオンの位置に向けて付勢される。この結果、
クラッチオフの位置でクラッチプレートの拘束が不可能
となる。この状態は一般にフリッピング状態と呼ばれて
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た公報記載の装置では、デッドポイントばねとの関係で
クラッチ切換部材の配置や操作方向が制限されて設計の
自由度が低下し、それらの制限によっては切換部材の操
作性が損なわれることがある。フリッピング状態に切り
換える際には、クラッチプレートの移動範囲にデッドポ
イントが形成されないようにデッドポイントばねの一端
部を大きく変位させる必要があり、それに伴って切換部
材の移動量が増加する。この点でも設計の自由度が低下
し、リール本体の大型化を招く。デッドポイントばねの
力がデッドポイントで最大となるため、デッドポイント
を移動させるにも大きな操作力を要し、クラッチ切換部
材が大型化する。
【0007】本発明は、フリッピング状態へ切り換える
ためのクラッチ切換部材の配置や操作方向に関する設計
自由度を高めて操作性を改善し、さらには装置の小型化
や操作力の軽減も可能な魚釣り用両軸受型リールのクラ
ッチ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以下、本発明の実施形態
を示す図面に対応付けて本発明を説明する。但し、本発
明は図示の形態に限定されない。
【0009】請求項1の発明は、 請求項1の発明は、
リール本体(1)の両側板(2a)間に回転可能に支持
されたスプール(3)を、両側板のいずれかに回転可能
に支持されたハンドル(4)と連動して回転するピニオ
ン(13)に係合する位置とその係合を解除する位置と
の間で移動可能に設けられたクラッチプレート(17、
60)と、クラッチプレート(17、60)をスプール
(3)とピニオン(13)との係合を解除する位置に移
動させるために操作されるクラッチ操作部材(22、7
1)と、クラッチ操作部材(22、71)とクラッチプ
レート(17、60)とを連結する連結部材(23、2
5、72)と、ハンドル(4)の正転に伴ってクラッチ
プレート(17、60)をスプール(3)とピニオン
(13)とを係合する位置に移動させる復帰機構(4
0、80)と、リール本体(1)に設けられた操作可能
な切換部材(32)とを具備し、前記係合する位置に向
けてクラッチプレート(17、60)を付勢する付勢手
段(27、73)と、切換部材(32)とクラッチ操作
部材(22、71)、連結部材(23、25、72)又
はクラッチプレート(17、60)との間には、クラッ
チプレート(17、60)がスプール(3)とピニオン
(13)との係合を解除する位置に移動したときに相互
に係合して当該切換部材(32)にて拘束可能な一対の
係合凹部(37)及び係合凸部(36)が設けられ、切
換部材(32)にて係合凹部(37)と係合凸部(3
6)とが係合可能状態と係合不能状態とに切換操作可能
に設けられた魚釣り用両軸受型リールのクラッチ装置に
より、上述した課題を解決する。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の魚釣り用両
軸受型リールのクラッチ装置において、切換部材(3
2)の操作により、切換部材(32)側に設けられた係
合凹部(37)又は係合凸部(36)のいずれか一方
(例えば36)が、クラッチ操作部材(22、71)、
連結部材(23、25、72)又はクラッチプレート
(17、60)側に設けられた係合凹部(37)又は係
合凸部(36)のいずれか他方(例えば37)の移動軌
跡に対して進退することを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項2の魚釣り用両
軸受型リールのクラッチ装置において、切換部材(3
2)とクラッチ操作部材(22、71)、連結部材(2
3、25、72)又はクラッチプレート(17、60)
とのいずれか一方の側に設けられた係合凹部(37)か
らクラッチ操作部材(22、71)、連結部材(23、
25、72)又はクラッチプレート(17、60)の移
動方向にクラッチ操作部材(22、71)、連結部材
(23、25、72)又はクラッチプレート(17、6
0)の移動量と等しい長さ(L)でかつ係合凹部(3
7)よりも浅い案内溝(38)の段差を付けて設けたこ
とを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項3の魚釣り用両
軸受型リールのクラッチ装置において、案内溝(38)
と平行に係合凹部(37)よりも浅い他の案内溝(3
9)を設けたことを特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、請求項1の魚釣り用両
軸受型リールのクラッチ装置において、係合凸部(3
6)と係合凹部(37)との何れか一方に両者が係合す
る弾発力を付勢する弾発手段(34)を具備し、切換部
材(32)の操作に応じて弾発手段(34)の弾発力を
リール本体(1)の外部から変更可能としたことを特徴
とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
−第1の実施形態− 図6及び図7は本発明の第1の実施形態のクラッチ装置
が適用された両軸受型リールの外観を示すものである。
この両軸受型リールは、リール本体1と、そのリール本
体1を構成する一対の側枠2の間に配置されたスプール
3と、一方(図示例では右側)の側枠2に取り付けられ
たハンドル4とを有している。リール本体1の下部には
釣り竿への取付部1aが設けられる。なお、図6の左右
方向及び上下方向がリールの左右方向及び前後方向に、
図7の上下方向がリールの上下方向にそれぞれ相当す
る。
【0015】図3に示すように、側枠2は、側板2aと
蓋板2bとをビス2c(図7参照)で相互に固定して中
空状に構成されている。図3では右側の側枠2のみを示
すが、左側の側枠2も同様である。左右の側板2aは支
柱2d等を介して互いに平行に組み合わされる。左右の
側板2aにはベアリング5を介してスプール軸6が回転
自在に装着され、そのスプール軸6の外周にスプール3
が一体回転可能に取り付けられる。
【0016】右方の側板2aには、支持軸7を介してハ
ンドル軸8が回転自在に取り付けられる。ハンドル軸8
の一端にはハンドル4が、他端にはラチェット歯車9が
それぞれ一体回転可能に取り付けられる。ラチェット歯
車9はドラグ機構10を介して駆動歯車11と連結され
る。ドラグ機構10は、ハンドル軸8の外周に螺合され
たドラグスターハンドル12(図7参照)の操作量に応
じた摩擦力をラチェット歯車9と駆動歯車11との間に
作用させる。この摩擦力により、ハンドル軸8からラチ
ェット歯車9を介して駆動歯車11へ回転力が伝達され
る。なお、ラチェット歯車9はその正転方向(図2の矢
印X方向)には不図示のラチェット爪と噛み合うことな
く自由に回転でき、逆転方向にはラチェット爪と噛み合
って回転不可能である。
【0017】駆動歯車11は、スプール軸6の軸端部の
外周に装着されたピニオン13と噛合する。ピニオン1
3はスプール軸6の軸線方向に移動自在である。ピニオ
ン13が図3の位置にあるときは、そのピニオン13の
一端に設けられた係合部13aがスプール軸6の係合部
6aの外周と係合してピニオン13とスプール軸6との
間の回転伝達が可能となる。ピニオン13が図3の位置
から右方へ移動すると、係合部13a、6aが離間して
両者の間で回転伝達が不可能となる。
【0018】ピニオン13をスプール軸6の軸線方向に
移動させるため、ピニオン13の溝13bにはクラッチ
バー14がピニオン13に対して相対回転可能に装着さ
れる。図1及び図2に示したように、クラッチバー14
はピニオン13の半径方向に延びる一対のアーム部14
a、14aを有している。これらのアーム部14aが側
板2aに取り付けられた案内軸15に摺動自在に嵌合し
てクラッチバー14がスプール軸6の方向に移動自在に
支持される。各案内軸15の外周にはコイルばね16が
装着される。コイルばね16は、クラッチバー14と案
内軸15の軸端に装着された止め輪(不図示)との間に
圧縮状態で装着され、その反発力によりクラッチバー1
4がピニオン13をスプール軸6と係合させる方向(図
3の左方)に付勢される。
【0019】図1〜図3に示したように、クラッチバー
14の中心部と側板2aとの間には、クラッチプレート
17がスプール軸6の軸線周りに回転自在に設けられて
いる。クラッチプレート17には、クラッチバー14の
アーム部14a、14aに対応して楔状の一対のカム部
17a、17aが設けられている。図1に示すように、
カム部17aがクラッチバー14のアーム部14aから
離間した状態では、コイルばね16の力でクラッチバー
14が側板2a側に押し込まれてピニオン13とスプー
ル軸6とが係合する。これによりクラッチオンの状態が
形成される。
【0020】一方、図1の状態からクラッチプレート1
7が反時計方向に回転して図2に示すようにクラッチバ
ー14がカム部17aと係合した場合には、クラッチバ
ー14が図3の右方に押し出されてピニオン13がスプ
ール軸6から離間する。これによりクラッチオフ状態が
形成され、スプール軸6及びスプール3が自由に回転で
きる。
【0021】クラッチプレート17を回転させるため、
リール本体1にはクラッチ操作機構20が設けられる。
クラッチ操作機構20は、側板2aにより回転自在に支
持された支軸21と、その支軸21と一体回転可能に設
けられたクラッチ操作レバー(クラッチ操作部材)22
及び連動レバー23と、側板2aに支軸24を介して回
動自在に支持されて一端が連動レバー23に他端がクラ
ッチプレート17にそれぞれ回転可能に連結された連動
レバー25と、支軸24を中心として連動レバー25を
図1の反時計方向に付勢するねじりコイルばね(付勢手
段)26とを有している。
【0022】クラッチ操作レバー22には、左右の側板
2aの間からリール本体1の後方に突出する操作部22
aが設けられる(図6参照)。トーションばね26の力
に抗して操作部22aを図1の位置から下方に押し込む
と、連動レバー23が反時計方向に、連動レバー25が
時計方向にそれぞれ回動し、その結果、クラッチプレー
ト17が反時計方向に回動して図2の位置へ移動する。
【0023】クラッチプレート17を図2の位置に拘束
するため、側枠2には拘束機構30が設けられる。拘束
機構30は、クラッチプレート17に一体に設けられた
拘束部31と、蓋体2bの拘束部31と対峙する位置に
取り付けられたクラッチ切換部材32(図3参照)とを
有している。クラッチ切換部材32は、蓋体2bの外面
に設けられた長溝2eに摺動自在に装着される操作摘み
32Aと、側枠2内に収容されかつ蓋体2bの長孔2f
に摺動自在に装着された保持体32Bと、それらを相互
の結合するねじ32Cとを有している。長溝2e及び長
孔2fの長手方向はリールの前後方向と一致し、従っ
て、クラッチ切換部材32はリールの前後方向にスライ
ド操作可能である。
【0024】図3及び図4に示すように、保持体32B
には、スプール軸6の方向に移動自在な係合部材33
と、その係合部材33を拘束部31に向けて付勢する圧
縮コイルばね34と、係合部材33を保持体32B内に
拘束する一対の止め具35a、35bとが装着される。
係合部材33の先端には半球状に湾曲した係合凸部36
が形成され、拘束部31には係合凹部37が形成され
る。
【0025】クラッチ切換部材32が図3の位置に保持
された状態で拘束部31が図2の位置に移動すると、係
合凸部36と係合凹部37とが相互に係合し、圧縮コイ
ルばね34のばね力によって拘束部31がその位置に拘
束される。これにより、トーションばね26の力に抗し
てクラッチプレート17が図2のクラッチオフ状態(ピ
ニオン13とスプール軸6との係合が解除された状態)
に対応した位置に保持される。
【0026】図1、図2及び図5に示したように、拘束
部31には、係合凹部37から拘束部31の移動方向
(スプール軸6を中心とした円周方向)の下方に延びる
案内溝38が形成されている。案内溝38の周方向の長
さLは、拘束部31が図1の位置と図2の位置との間を
移動する際の係合凹部37の移動量に等しい。また、案
内溝38は係合凹部37よりも浅く、かつ両者の境界部
分Aには段差が付けられている。
【0027】クラッチ切換部材32がリールの前方に切
り換えられた状態でクラッチプレート17が図2以外の
位置に移動したときには、係合凸部36と案内溝38と
が係合しつつ拘束部31が移動する。これにより、クラ
ッチ切換部材32の位置ずれが防止され、クラッチプレ
ート17が図2の位置に移動したときに係合凸部36と
係合凹部37とが確実に係合する。案内溝38の下端部
(係合凹部37と反対側の端部)には拡大部38aが形
成される。クラッチプレート17が図1の位置に戻った
ときには係合凸部36が拡大部38aと係合してクラッ
チ切換部材32のずれが防がれる。
【0028】拘束部31には、案内溝38と平行な他の
案内溝39が案内溝38に対してリールの後方に隣接さ
せて設けられている。案内溝39の下端部には上述した
案内溝38の拡大部38aと同様の拡大部39aが設け
られるが、その上端部は拘束部31の上端まで切り抜か
れ、係合凹部37に相当するものは存在しない。クラッ
チ切換部材32が図3の位置からリールの後方に切換操
作された場合には、案内溝39と係合凸部36とが係合
するものの、拘束部31が図1の位置以外にあるときは
係合凸部36が案内溝39に沿って滑るだけで係合凸部
36による拘束部31の拘束は不可能となる。
【0029】拘束機構30によって図2の位置に拘束さ
れたクラッチプレート17を図1の位置に復帰させるた
め、側板2aには復帰機構40が設けられる。復帰機構
40は、キック爪41と、側板2aに取り付けられてキ
ック爪41の長孔41dに摺動自在に嵌合する案内軸4
2と、キック爪41をラチェット歯車9に向かって引き
寄せる引張コイルばね43とを備えている。キック爪4
1には、クラッチプレート17の凸部17bをその両側
から挟むように一対の爪部41a、41bが設けられる
(図2参照)。一方の爪部41aには引張コイルばね4
3の一端が取り付けられるばね掛けピン41cが設けら
れる。
【0030】クラッチプレート17が図1の位置にある
ときは、爪部41aがクラッチプレート17の凸部17
bと係合し、キック爪41はその爪部41b及びばね掛
けピン41cをラチェット歯車9から離間させた位置に
保持される。クラッチプレート17が図2の位置に移動
すると、引張コイルばね43の力によってキック爪41
も案内軸42に沿って上方へ移動しつつ図2の時計方向
に回動し、爪部41bがラチェット歯車9と噛合する。
この状態でラチェット歯車9が正転(矢印X方向)する
と、爪部41bがクラッチプレート17側に押し出さ
れ、それにより爪部41bと凸部17bとが係合してク
ラッチプレート17がスプール軸6の周りに時計方向に
駆動される。これにより、拘束機構30の係合凸部36
と係合凹部37との係合が解除され、トーションばね2
6の力でクラッチプレート17が図1の位置に復帰す
る。
【0031】以上のように構成された魚釣り用両軸受型
リールによれば、クラッチ切換部材32を図3の位置に
切り換えてクラッチ操作レバー22を押し下げ操作した
ときには、拘束機構30の係合凸部36と係合凹部37
とが係合してクラッチプレート17が図2の位置に拘束
される。この状態では、ピニオン13とスプール軸6と
の係合が解除されてスプール3が自由に回転可能とな
る。従って、スプール3に巻き付けられた釣り糸を自由
に繰り出すことができる。ハンドル4を正転操作すれば
復帰機構30とトーションばね26とによってクラッチ
プレート17が図1の位置に戻されてピニオン13とス
プール軸6とが係合される。これにより、釣り糸をスプ
ール3に巻き取ることができる。
【0032】一方、クラッチ切換部材32を図3の位置
から後方へスライドさせた場合には、拘束機構30によ
るクラッチプレート17の拘束が不可能なフリッピング
状態へとクラッチ装置が切り換わる。従って、クラッチ
操作レバー22の押し下げ操作を解除すると、トーショ
ンばね26の力によってクラッチプレート17が図1の
位置へと直ちに復帰する。これによりスプール3の逆転
が阻止されるので、釣り糸の繰り出しを迅速に停止させ
ることができる。
【0033】−第2の実施形態− 図8〜図10は本発明の第2の実施形態を示すものであ
る。なお、本実施形態は第1の実施形態に対して拘束機
構30を変更したものである。以下では、第1の実施形
態との共通部分に同一符号を使用し、相違点を中心に説
明する。
【0034】図8に示すように、本実施形態の拘束機構
30では拘束部31の案内溝38、39(図1参照)が
省略され、係合凹部37のみが形成されている。また、
図9及び図10に示すように、クラッチ切換部材32の
保持体32Bに代えてカム板32Dが設けられている。
リール本体1の蓋体2bの内面側には保持筒50が設け
られ、その内部に係合部材33及び圧縮コイルばね(弾
性手段34が挿入されて止め具35aにより抜け止めさ
れている。保持筒50は、クラッチプレート17が図2
の位置に移動したときに係合凹部37と同軸となる位置
に形成されている。
【0035】カム板32Dは保持筒50に形成された抜
き孔51、52に挿入され、操作摘み32Aと一体にリ
ールの前後方向に移動可能である。カム板32Dの係合
部材33に臨む面には、高カム部P1及び低カム部P2
が連設されている。各カム部P1、P2の並び方向は操
作摘み32Aの操作方向(長孔2fの長手方向)と一致
する。
【0036】以上の構成によれば、操作摘み32Aをリ
ールの前後方向(図10の上下方向)に操作すると、カ
ム板32Dの高カム部P1又は低カム部P2と圧縮コイ
ルばね34とが選択的に接触して圧縮コイルばね34の
圧縮量が変化し、それに伴って係合凸部36を弾発する
力が増減する。
【0037】すなわち、操作摘み32Aをリールの前方
(図10の上方)に操作したときは圧縮コイルばね34
と高カム部P1とが接触して係合凸部36を弾発する力
が増加する。この状態で、クラッチ操作機構20により
係合凹部37が図2の位置に駆動されると、係合凹部3
7と係合凸部36とが係合してクラッチプレート17が
拘束される。
【0038】一方、操作摘み32Aをリールの後方(図
10の下方)に操作したときには圧縮コイルばね34と
低カム部P2とが接触して係合凸部36を弾発する力が
減少する。この状態では、クラッチ操作機構20により
係合凹部37が図2の位置に駆動されても係合凸部36
と係合凹部37との間に働く拘束力がトーションばね2
6によるクラッチプレート17の戻し力よりも弱くな
り、拘束機構30によるクラッチプレート17の拘束が
不可能となる。これによりクラッチ装置がフリッピング
状態へと切り換えられる。
【0039】−第3の実施形態− 図11〜図13は本発明の第3の実施形態を示すもので
ある。なお、本実施形態は第1及び第2の実施形態に対
してクラッチプレート、クラッチ操作機構及び復帰機構
を変更したものである。以下では、第1又は第2の実施
形態との共通部分に同一符号を使用し、相違点を中心に
説明する。
【0040】図11〜図13に示すように、本実施形態
のクラッチプレート60は、本体部61と、その本体部
61からリールの前部下方に斜めに延びる互いに平行な
一対のアーム部62、63とを有し、両アーム部62、
63に楔状のカム部64、64が設けられている。本体
部61及び一方のアーム部62にはアーム部62、63
の長手方向と平行に長孔61a、62aが形成されてい
る。これらの長孔61a、62aと側板2aに取り付け
られた案内ピン65、66とが摺動自在に係合してクラ
ッチプレート60がアーム部62、63の長手方向に移
動自在に支持される。
【0041】クラッチプレート60が図11の位置にあ
るときはカム部64がクラッチバー14から離間してピ
ニオン13とスプール軸6とが係合される。クラッチプ
レート60が図11の位置から図12の位置に前進する
と、カム部64がクラッチバー14と係合してピニオン
13がスプール軸6から離間する。
【0042】クラッチプレート60はクラッチ操作機構
70により駆動される。クラッチ操作機構70は、左右
の側板2aの間に配置されたクラッチ操作レバー(クラ
ッチ操作部材)71と、一端がクラッチ操作レバー71
と回転自在に連結され他端がクラッチプレート60と回
転自在に連結された連結レバー72と、案内ピン65と
クラッチプレート60との間に取り付けられてクラッチ
プレート60をピニオン13から遠ざかる方向(図11
の矢印Z方向)に付勢するトーションばね(付勢手段)
73とを有している。
【0043】クラッチ操作レバー71と連結レバー72
とは、側板2aの長孔2gに挿入された連結ピン74に
て相互に連結され、これによりクラッチ操作レバー71
が長孔2gに沿って上下に移動可能に支持される。図1
1の位置からクラッチ操作レバー71を下方に押し込む
とクラッチプレート60が図12の位置へと移動する。
クラッチプレート60には係合凹部37が設けられる。
【0044】側枠2の蓋板2bには、上述した第1の実
施形態又は第2の実施形態の係合凸部36が図12の位
置に移動した係合凹部37に対峙させて設けられる。こ
れら係合凸部36と係合凹部37との関係は、第1の実
施形態又は第2の実施形態のクラッチ切換部材32の操
作に応じて変更可能とされている。これにより、上記各
実施形態と同様に、クラッチプレート60を図12の位
置に拘束可能な状態と、拘束不可能なフリッピング状態
との間でクラッチ装置を切り換えることができる。な
お、クラッチプレート60には、第1の実施形態と同様
に案内溝38、39を追加しても良い。
【0045】拘束機構30にて図12の位置に拘束され
たクラッチプレート60は、復帰機構80により図11
の位置に戻される。復帰機構80は、案内ピン66が摺
動自在に嵌合する長孔81aを備えたキック爪81と、
そのキック爪81をリールの前方に引き寄せる引張コイ
ルばね82とを有している。図11の状態では、キック
爪81が案内ピン66にて左上方に引き寄せられ、キッ
ク爪81とアーム部62の先端に設けられた爪62cと
が係合する。この状態では、ラチェット歯車9と一体の
ピン9aのハンドル軸8を中心とした回転経路からキッ
ク爪81が離間する。
【0046】クラッチプレート60が図12の位置に移
動したときには、案内ピン66の移動に伴ってキック爪
81が案内ピン66の周りに反時計方向へ回動し、キッ
ク爪81の切欠部81bがピン9aの回転経路に侵入す
る。この状態でラチェット歯車9が正転(矢印X方向)
すると、ピン9aと切欠部81bとが係合してキック爪
81がリールの後方(図12の左方)へ押し出され、そ
れによりアーム部62の爪62bとキック爪81とが係
合してクラッチプレート60が図の左上方へ駆動され
る。これにより、拘束機構30によるクラッチプレート
60の拘束が解除され、トーションばね73の力でクラ
ッチプレート60が図11の位置に復帰する。
【0047】本発明は上述した実施形態に限らず種々変
更して実施可能である。例えば、側板2aにプール軸6
とは別の軸を装着し、その軸の外周にピニオン13を回
転自在に装着してスプール軸6又はスプール3と係脱さ
せてもよい。クラッチ操作レバー22を図11〜図13
のクラッチ操作レバー71と同様に側枠2aの後方に突
出しない形状に変更してもよく、その他種々の形状及び
配置のクラッチ操作部材を用いてよい。クラッチ操作レ
バー22、71からクラッチプレート17、60に至る
操作機構20、70も各種の公知の機構を使用できる。
【0048】トーションばね26、73に代え、コイル
スプリングその他各種の弾性体によりクラッチプレート
をスプールとピニオンとの係合位置に付勢できる。トー
ションばね26、73による付勢力を作用させる対象
は、クラッチ操作部材にて駆動されるいずれかの駆動部
材であればよい。例えば第1又は第2の実施形態では、
連動レバー25に代え、支軸21、操作レバー22、連
動レバー23、クラッチプレート17又は拘束部31の
いずれかをトーションばね26で付勢してもよい。第3
の実施形態では、クラッチプレート60に代え、操作レ
バー71、連結レバー72のいずれかを付勢してもよ
い。
【0049】係合凹部37も、クラッチ操作部材にて駆
動される駆動部材であればいずれに形成してもよい。例
えば第1又は第2の実施形態では、拘束部31に代え、
支軸21、操作レバー22、連動レバー23、連動レバ
ー25、又はクラッチプレート17のいずれかに係合凹
部37を設けることができる。第3の実施形態では、ク
ラッチプレート60に代え、操作レバー71、連結レバ
ー72のいずれかに係合凹部37を設けることができ
る。クラッチ切換部材32側に係合凹部37を形成し、
クラッチ操作レバー22、71による駆動部材側に係合
凸部36を設けてもよい。
【0050】クラッチ切換レバー32の操作方向はリー
ルの前後方向に限らず、適宜変更可能である。例えばク
ラッチ切換レバー32を回動操作可能に設けてもよい。
クラッチ切換操作レバー32の操作方向を反転させ、操
作レバー32をリールの前方に移動させたときにフリッ
ピング状態が形成されるようにしてもよい。その場合、
第1の実施形態では、係合凹部37及び案内溝38と案
内溝39との前後を入れ替え、第2の実施形態ではカム
板32Dの取付方向を反転させればよい。第2の実施形
態では、カム板32Dを回動させてばね34の力を切り
換えてもよい。操作摘み32Aのスライド運動をカム板
32Dの回転運動に変換し、又は操作摘み32Aの回転
運動をカム板32Dのスライド運動に変換してもよい。
【0051】圧縮コイルばね34に代え、ウレタン等の
弾性を有する合成樹脂、皿ばねあるいはゴム等の公知の
弾発部材を利用できる。
【0052】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1の発明
では、クラッチ操作部材、連動部材又はクラッチプレー
トと切換部材との間に一対の係合凹部及び係合凸部を設
け、切換部材が所定位置に切り換えられた状態で、ピニ
オンとスプールとの係合が解除される位置にクラッチプ
レートが駆動されたときにそれらの係合凹部と係合凸部
とが係合してクラッチプレートを拘束可能としたため、
切換部材の設置位置並びに操作方向が限定されないので
設計の自由度を増大して操作性の良いリールを提供でき
る。フリッピング状態に切り換えるためには係合凹部と
係合凸部との係合による拘束が不可能となるように切換
部材を操作すればよく、その操作に必要なスペースも小
さくて足り、設計の自由度を増大させてリール本体の小
型化を計れる。切換部材の操作力も軽減でき、その結
果、切換部材を小型化できる。
【0053】請求項2の発明では、切換部材に設けられ
た係合凹部又は係合凸部のいずれか一方を、クラッチ操
作部材、連動部材又はクラッチプレートに設けられた係
合凹部又は係合凸部の他方の移動軌跡に対して進退させ
てフリッピング状態及びその解除を切り換えるようにし
たので、切換部材の移動スペースを小さくでき、設計の
自由度を増大してリール本体の小型化を計れる。係合凹
部と係合凸部とを係合、離脱させるだけであるため、小
さな操作力で操作でき、切換部材を小型化できる。
【0054】請求項3の発明では、スプールとピニオン
とが係合する位置にクラッチプレートを拘束保持する状
態における係合凹凸部の係脱操作を安定的に行うことが
できる。
【0055】請求項4の発明では、スプールにピニオン
が係合する位置にクラッチプレートを拘束保持しないフ
リッピング状態における係合凹凸部の係脱操作を安定的
に行うことができる。
【0056】請求項5の発明では、切換部材に設けられ
た係合凹部又は係合凸部のいずれか一方を、クラッチ操
作部材、連動部材又はクラッチプレートに設けられた係
合凹部又は係合凸部の他方に対して弾発する手段の弾発
力の強弱を変更して係合凹部と係合凸部との係止力を変
更し、それに伴ってフリッピング状態及びその解除を切
り換えるようにしたので、切換部材の移動スペースを小
さくでき、設計の自由度を増大してリール本体の小型化
を計れる。係合凹部と係合凸部との間に作用する弾発力
の強弱を変更するのみであるため、小さな操作力で操作
でき、切換部材を小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る両軸受型リール
の右側枠内の機構を示す図。
【図2】図1の状態からクラッチプレートが回動してピ
ニオンとスプール軸との係合が解除された状態を示す
図。
【図3】第1の実施形態に係る両軸受型リールの右側枠
内の機構を図7のIII−III線に沿った断面にて示した
図。
【図4】図7のIV-IV線に沿った断面図。
【図5】図1のV部を拡大して示す図。
【図6】第1の実施形態に係る両軸受型リールの平面
図。
【図7】第1の実施形態に係る両軸受型リールの右側面
図。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る両軸受型リール
の右側枠内の機構を示す図。
【図9】第2の実施形態に係るクラッチ操作部材を図4
と同一位置の断面にて示した図。
【図10】図9のX−X線に沿った断面図。
【図11】本発明の第3の実施形態に係る両軸受型リー
ルの右側枠内の機構を示す図。
【図12】図11の状態からクラッチプレートが移動し
てピニオンとスプール軸との係合が解除された状態を示
す図。
【図13】第3の実施形態に係る両軸受型リールの右側
枠内の機構を図3と同一位置の断面にて示した図。
【符号の説明】
1 リール本体 2 側枠 2a 側板 2b 蓋体 3 スプール 4 ハンドル 6 スプール軸 13 ピニオン 17、60 クラッチプレート 22、71 クラッチ操作レバー(クラッチ操作部材) 26、73 トーションばね(付勢手段) 31 拘束部 32 クラッチ切換部材 34 圧縮コイルばね(弾性手段) 36 係合凸部 37 係合凹部 38、39 案内溝 40、80 復帰機構

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体の両側板間に回転可能に支持
    されたスプールを、前記両側板のいずれかに回転可能に
    支持されたハンドルと連動して回転するピニオンに係合
    させる位置と、その係合を解除する位置との間で移動可
    能に設けられたクラッチプレートと、 前記クラッチプレートを前記スプールとピニオンとの係
    合を解除する位置に移動させるために操作されるクラッ
    チ操作部材と、 前記クラッチ操作部材と前記クラッチプレートとを連結
    する連結部材と、 前記ハンドルの正転に伴って前記クラッチプレートを前
    記スプールとピニオンとを係合する位置に移動させる復
    帰機構と、 前記リール本体に設けられた操作可能な切換部材とを具
    備し、 前記係合する位置に向けて前記クラッチプレートを付勢
    する付勢手段と、 前記切換部材と前記クラッチ操作部材、連結部材又はク
    ラッチプレートとの間には、前記クラッチプレートが前
    記スプールとピニオンとの係合を解除する位置に移動し
    たときに相互に係合して当該切換部材にて拘束可能な一
    対の係合凹部及び係合凸部が設けられ、 前記切換部材にて前記係合凹部と前記係合凸部とが係合
    可能状態と係合不能状態とに切換操作可能に設けられて
    いることを特徴とする魚釣り用両軸受型リールのクラッ
    チ装置。
  2. 【請求項2】 前記切換部材の操作により、前記切換部
    材側に設けられた前記係合凹部又は係合凸部のいずれか
    一方が、前記クラッチ操作部材、連結部材又はクラッチ
    プレート側に設けられた前記係合凹部又は係合凸部のい
    ずれか他方の移動軌跡に対して進退することを特徴とす
    る請求項1記載の魚釣り用両軸受型リールのクラッチ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記切換部材と前記クラッチ操作部材、
    連結部材又はクラッチプレートとのいずれか一方の側に
    設けられた前記係合凹部から前記クラッチ操作部材、連
    結部材又はクラッチプレートの移動方向に前記クラッチ
    操作部材、連結部材又はクラッチプレートの移動量と等
    しい長さでかつ前記係合凹部よりも浅い案内溝の段差を
    付けて設けたことを特徴とする請求項2記載の魚釣り用
    両軸受型リールのクラッチ装置。
  4. 【請求項4】 前記案内溝と平行に前記係合凹部よりも
    浅い他の案内溝を設けたことを特徴とする請求項3記載
    の魚釣り用両軸受型リールのクラッチ装置。
  5. 【請求項5】 前記係合凸部と前記係合凹部との何れか
    一方に両者が係合する弾発力を付勢する弾発手段を具備
    し、前記切換部材の操作に応じて前記弾発手段の弾発力
    を前記リール本体の外部から変更可能としたことを特徴
    とする請求項1記載の魚釣り用両軸受型リールのクラッ
    チ装置。
JP7010597A 1997-03-24 1997-03-24 魚釣り用両軸受型リールのクラッチ装置 Pending JPH10262517A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015226491A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 グローブライド株式会社 魚釣用リール
KR20170126784A (ko) * 2016-05-10 2017-11-20 시마노 컴포넌츠 (말레이지아) 에스디엔. 비에이치디. 양 베어링 릴의 클러치 제어 기구

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015226491A (ja) * 2014-05-30 2015-12-17 グローブライド株式会社 魚釣用リール
KR20170126784A (ko) * 2016-05-10 2017-11-20 시마노 컴포넌츠 (말레이지아) 에스디엔. 비에이치디. 양 베어링 릴의 클러치 제어 기구

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