JPH10261485A - El素子駆動装置及び駆動方法 - Google Patents

El素子駆動装置及び駆動方法

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JPH10261485A
JPH10261485A JP9064951A JP6495197A JPH10261485A JP H10261485 A JPH10261485 A JP H10261485A JP 9064951 A JP9064951 A JP 9064951A JP 6495197 A JP6495197 A JP 6495197A JP H10261485 A JPH10261485 A JP H10261485A
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voltage
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Pioneer Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流を交流してEL素子を駆動するEL素子
駆動装置において、定電流方式と定電圧方式の利点を共
に活かしてEL素子を駆動することが可能であり、且つ
その寿命の延命化が可能なEL素子駆動装置及び駆動方
法を提供する。 【解決手段】 直流電源1からの直流をインバータ5に
おいて交流に変換してEL素子6に印加し、当該EL素
子6を駆動する場合に、当該直流を定電圧化する定電圧
回路2からの定電圧直流と、当該直流を定電流化する定
電流回路3からの定電流直流のいずれか一方を選択的に
交流に変換してEL素子6に印加して駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレクトロルミネ
ッセンス素子(以下、EL素子と称する。)に対して交
流を印加し、これを駆動するためのEL素子駆動装置の
技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶パネルのバックライト等の分
野に広く使用されている発光素子としてEL素子があ
る。
【0003】このEL素子は、誘電物質中に発光中心材
料としての蛍光物質を均等に分散して含有させた発光層
を2枚の電極で挟んだ構造を備えており、当該2枚の電
極に交流を印加すると発光層内の蛍光物質に交流電界が
加わり発光する。
【0004】また、当該EL素子は印加電圧及びその周
波数に比例して輝度が増大する特性を有しているので、
商用交流を直接印加するよりも、直流をいわゆるインバ
ータを用いて高周波・高電圧の交流に変換して印加し、
発光させることが一般的である。
【0005】ここで、上記変換に使用されるインバータ
について、図5を用いて説明すると、図5に示すEL素
子駆動回路は、直流電源50と、フィルタ回路51と、
インバータ52と、EL素子53とにより構成されてい
る。この構成のうち、インバータ52は、EL素子53
に接続されたトランス54と、トランス54及びフィル
タ回路51にエミッタ端子及びコレクタ端子が接続され
たトランジスタ55と、トランジスタ55のベース端子
とトランス54との間に接続されたバイアス用のコンデ
ンサ56と、トランジスタ55のベース端子とコレクタ
端子間に接続された固定抵抗57とにより構成されてい
る。
【0006】次に動作を説明する。
【0007】始めに、直流電源50のスイッチ58をオ
ンとするとフィルタ回路51と固定抵抗57を介してコ
ンデンサ56が充電される。そして、当該コンデンサ5
6が所定の電圧値まで充電されるとトランジスタ55の
ベース端子−エミッタ端子間に加わる順方向バイアス電
圧でトランジスタ55が導通してコレクタ端子−エミッ
タ端子間とトランス54に電流が流れる。そして、当該
電流とトランス54の巻線の巻数との積によりトランス
54が飽和すると、トランジスタ55が再び非導通とな
り、以後、上記動作を繰り返す。このトランジスタ55
のオン−オフの繰り返しのタイミングでEL素子53に
交流が印加されるのである。
【0008】上述のインバータを用いた駆動回路による
と、EL素子53を高輝度且つ高効率で駆動できるとい
う利点がある。
【0009】一方、上記インバータ52に印加する直流
の制御方式としては、一般に、定電圧方式、すなわち、
常に一定電圧の直流をインバータ52に出力する方式
と、定電流方式、すなわち、常に一定電流の直流をイン
バータ52に出力する方式とが挙げられる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記インバー
タ52に印加する直流の制御方式毎の特性について、図
6を用いて説明する。
【0011】始めに、当該直流を定電圧方式で制御する
場合には、EL素子53の駆動初期においてはほぼ一定
の輝度が得られる利点があるが、駆動時間の経過に伴い
EL素子53自体の発光特性が劣化してそのインピーダ
ンスが増加するため、(定電圧の交流が印加されている
ので、)図6(a)に示すように駆動電流が低下し、こ
れに伴って輝度も低下してしまう。従って、定電圧方式
による制御の場合は、EL素子53の寿命(実用に耐え
得る輝度を維持できる期間)が短いという問題点があ
る。
【0012】一方、直流を定電流制御してインバータ5
2に印加する場合には、経時的変化に伴ってEL素子5
3のインピーダンスが増加しても、印加されている電流
が一定値であるので図6(b)に示すように当該インピ
ーダンスの増加に対応して印加電圧も増加する。よっ
て、当該印加電圧の増加によりEL素子53の輝度の低
下が補償されるので、輝度低下の補償が施されない上記
定電圧方式に比してEL素子53の寿命を延命化するこ
とができる。
【0013】ここで、EL素子53には、駆動開始初期
において輝度の低下の割合に比してそのインピーダンス
が急激に増加するという特性があることが知られてい
る。従って、上記定電流方式の場合には、駆動開始初期
において輝度の低下が未だ少ないにも拘らず印加電圧自
体はインピーダンスの増加に伴って急激に増加するよう
に駆動される(図6(b)参照)。すなわち、輝度が低
下する分以上の輝度補償が為されることとなり、結果と
してEL素子53の輝度が駆動開始当初に一旦急激に増
加し、それ以後EL素子53のインピーダンスの変化の
定常化に伴って緩やかに減少することとなる。
【0014】このとき、EL素子53自体の特性として
は、長期間で見た場合、高輝度で発光させるほどその輝
度の低下が急速に進みその寿命が短くなるので、上述の
様な定電流方式における駆動開始当初の高輝度化は、結
果的にEL素子53の寿命を短くすることに繋がるとい
う問題点がある。
【0015】そこで、本発明は、上記の各問題点に鑑み
て為されたもので、その課題は、直流を変換して得られ
た交流を用いてEL素子を駆動するEL素子駆動装置に
おいて、定電流方式と定電圧方式の利点を共に活かして
EL素子を駆動することが可能であると共に、当該EL
素子の寿命を延命化することが可能なEL素子駆動装置
及び駆動方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、直流を交流に変換して
EL素子に印加し、当該EL素子を駆動するEL素子駆
動装置において、前記直流を定電圧化して定電圧直流を
出力する定電圧回路等の定電圧化手段と、前記直流を定
電流化して定電流直流を出力する定電流回路等の定電流
化手段とを備え、前記定電圧直流又は前記定電流直流の
いずれか一方を選択的に交流に変換して前記EL素子に
印加して駆動するように構成される。
【0017】請求項1に記載の発明の作用によれば、定
電圧化手段は直流を定電圧化して定電圧直流を出力す
る。
【0018】これと並行して、定電流化手段は直流を定
電流化して定電流直流を出力する。
【0019】これらにより、定電圧直流又は定電流直流
のいずれか一方を選択的に交流に変換してEL素子に印
加して駆動する。
【0020】よって、定電圧直流を交流に変換してEL
素子を駆動する場合と定電流直流を交流に変換してEL
素子を駆動する場合との双方の利点を活用してEL素子
を駆動することができる。
【0021】上記の課題を解決するために、請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載のEL素子駆動装置にお
いて、当該EL素子のインピーダンスが予め設定された
所定値以下であるときに前記定電圧直流を前記交流に変
換して印加すると共に、前記EL素子のインピーダンス
が前記所定値より高いときに前記定電流直流を前記交流
に変換して印加するように構成される。
【0022】請求項2に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、当該EL素子のイ
ンピーダンスが所定値以下であるときに定電圧直流を交
流に変換して印加すると共に、EL素子のインピーダン
スが所定値より高いときに定電流直流を交流に変換して
印加するので、EL素子の総寿命を延命化することがで
きる。
【0023】上記の課題を解決するために、請求項3に
記載の発明は、請求項1又は2に記載のEL素子駆動装
置において、前記EL素子の駆動開始から当該EL素子
のインピーダンスが予め設定された所定値になるまでの
間において前記定電圧直流を前記交流に変換して印加す
ると共に、前記インピーダンスが前記所定値より高くな
った以降において、前記定電圧直流に代えて前記定電流
直流を前記交流に変換して前記EL素子に印加するよう
に構成される。
【0024】請求項3に記載の発明の作用によれば、請
求項1又は2に記載の発明の作用に加えて、EL素子の
駆動開始から当該EL素子のインピーダンスが所定値に
なるまでの間において定電圧直流を交流に変換して印加
すると共に、インピーダンスが所定値より高くなった以
降において、定電圧直流に代えて定電流直流を交流に変
換してEL素子に印加する。
【0025】よって、駆動当初においては定電圧直流が
交流に変換されてEL素子に印加され、EL素子のイン
ピーダンスが所定値になった以降、自動的に定電圧直流
に代えて定電流直流を交流に変換してEL素子に印加す
るので、EL素子の総寿命を延命化することができると
共に、EL素子駆動装置の構成を簡略化することができ
る。
【0026】上記の課題を解決するために、請求項4に
記載の発明は、請求項1に記載のEL素子駆動装置にお
いて、前記EL素子の輝度を検出する輝度検出部等の検
出手段を更に備え、前記EL素子の駆動当初においては
前記定電圧直流を前記交流に変換して印加すると共に、
前記検出された輝度が予め設定された所定値より低くな
ったときに前記定電流直流を前記交流に変換して印加す
るように構成される。
【0027】請求項4に記載の発明の作用によれば、請
求項1に記載の発明の作用に加えて、検出手段はEL素
子の輝度を検出する。
【0028】これにより、EL素子の駆動当初において
は定電圧直流を交流に変換して印加すると共に、検出さ
れた輝度が所定値より低くなったときに定電流直流を交
流に変換して印加する。
【0029】よって、EL素子の総寿命を延命化するこ
とができる。
【0030】上記の課題を解決するために、請求項5に
記載の発明は、直流を出力する直流電源と、前記直流を
定電圧化して定電圧直流を出力する定電圧回路等の定電
圧化手段と、前記直流を定電流化して定電流直流を出力
する定電流回路等の定電流化手段と、前記定電圧直流と
前記定電流直流とを選択的に切り換えて出力するスイッ
チ等の切換手段と、前記切り換えられた定電圧直流又は
定電流直流のいずれか一方を交流に変換してEL素子に
印加し当該EL素子を駆動するインバータ等の変換手段
と、を備える。
【0031】請求項5に記載の発明の作用によれば、直
流電源は直流を出力する。
【0032】そして、定電圧化手段は当該直流を定電圧
化して定電圧直流を出力する。
【0033】これと並行して、定電流化手段は当該直流
を定電流化して定電流直流を出力する。
【0034】そして、切換手段は、定電圧直流と定電流
直流とを選択的に切り換えて出力する。
【0035】これにより、変換手段は、切り換えられた
定電圧直流又は定電流直流のいずれか一方を交流に変換
してEL素子に印加し駆動する。
【0036】よって、定電圧直流を交流に変換してEL
素子を駆動する場合と定電流直流を交流に変換してEL
素子を駆動する場合との双方の利点を活用してEL素子
を駆動することができる。
【0037】上記の課題を解決するために、請求項6に
記載の発明は、請求項5に記載のEL素子駆動装置にお
いて、前記切換手段は、前記EL素子のインピーダンス
が予め設定された所定値以下であるとき前記定電圧直流
に切り換えて前記変換手段に出力すると共に、前記EL
素子のインピーダンスが前記所定値より高いとき前記定
電流直流に切り換えて前記変換手段に出力するように構
成される。
【0038】請求項6に記載の発明の作用によれば、請
求項5に記載の発明の作用に加えて、切換手段は、EL
素子のインピーダンスが所定値以下であるとき定電圧直
流に切り換えて変換手段に出力すると共に、EL素子の
インピーダンスが前記所定値より高いとき定電流直流に
切り換えて変換手段に出力する。
【0039】よって、EL素子の総寿命を延命化するこ
とができる。
【0040】上記の課題を解決するために、請求項7に
記載の発明は、請求項5に記載のEL素子駆動装置にお
いて、前記EL素子の輝度を検出する輝度検出部等の検
出手段を更に備え、前記切換手段は、前記EL素子の駆
動当初においては前記定電圧直流に切り換えて前記変換
手段に出力すると共に、前記検出された輝度が予め設定
された所定値より低くなったときに前記定電流直流に切
り換えて前記変換手段に出力するように構成される。
【0041】請求項7に記載の発明の作用によれば、請
求項5に記載の発明の作用に加えて、検出手段はEL素
子の輝度を検出する。
【0042】そして、切換手段は、EL素子の駆動当初
においては定電圧直流に切り換えて変換手段に出力する
と共に、検出された輝度が所定値より低くなったときに
定電流直流に切り換えて変換手段に出力する。
【0043】よって、EL素子の総寿命を延命化するこ
とができる。
【0044】上記の課題を解決するために、請求項8に
記載の発明は、電源から供給される直流をインバータ等
の変換手段を介して交流に変換し、EL素子に印加して
当該EL素子を駆動するEL素子駆動装置において、前
記電源と前記変換手段との間に、前記直流を定電圧化し
て定電圧直流を出力する定電圧回路等の定電圧化手段
と、前記直流を定電流化して定電流直流を出力する定電
流回路等の定電流化手段とを並列に接続し、前記EL素
子の駆動当初においては前記定電圧化手段の出力電圧が
前記定電流化手段の出力電圧よりも高くなると共に、前
記EL素子が予め設定された所定時間駆動された後は前
記定電流化手段の出力電圧が前記定電圧化手段の出力電
圧よりも高くなるように、前記定電圧化手段における制
御電圧値と前記定電流化手段における制御電流値とが設
定されて構成される。
【0045】請求項8に記載の発明の作用によれば、定
電圧化手段と定電流化手段とが電源と変換手段との間に
並列に接続されており、当該定電圧化手段は直流を定電
圧化して定電圧直流を出力し、これと並行して当該定電
流化手段は直流を定電流化して定電流直流を出力する。
【0046】このとき、EL素子の駆動当初においては
定電圧化手段の出力電圧が定電流化手段の出力電圧より
も高くなると共に、EL素子が所定時間駆動された後は
定電流化手段の出力電圧が定電圧化手段の出力電圧より
も高くなるように、定電圧化手段における制御電圧値と
定電流化手段における制御電流値とが設定されている。
【0047】よって、定電圧直流を交流に変換してEL
素子を駆動する場合と定電流直流を交流に変換してEL
素子を駆動する場合との双方の利点を活用してEL素子
を駆動することができると共に、EL素子の総寿命も延
命化することができる。
【0048】また、定電圧化手段から定電流化手段への
切り換えがEL素子の駆動時間に対応して自動的に実行
されるので、当該切り換えのための切換手段等を別個に
設ける必要がなく、EL素子駆動装置の構成を簡略化す
ることができる。
【0049】更に、当該切り換えがEL素子の駆動時間
に対応する経時的変化に伴って行われることとなるの
で、定電圧化手段から定電流化手段へ切り換えられた後
に再び定電圧化手段に切り換わってしまうことがない。
【0050】上記の課題を解決するために、請求項9に
記載の発明は、電源から供給される直流をインバータ等
の変換手段を介して交流に変換し、EL素子に印加して
当該EL素子を駆動するEL素子駆動装置において、前
記電源と前記変換手段との間に、前記直流を定電圧化し
て定電圧直流を出力する定電圧回路等の定電圧化手段
と、前記直流を定電流化して定電流直流を出力する定電
流回路等の定電流化手段とを並列に接続し、前記EL素
子の駆動当初においては前記定電圧化手段の出力電圧が
前記定電流化手段の出力電圧よりも高くなると共に、前
記EL素子のインピーダンスが前記駆動当初における当
該インピーダンスよりも高い予め設定された所定値より
も高くなったとき、前記定電流化手段の出力電圧が前記
定電圧化手段の出力電圧よりも高くなるように、前記定
電圧化手段における制御電圧値と前記定電流化手段にお
ける制御電流値とが設定されて構成される。
【0051】請求項9に記載の発明の作用によれば、定
電圧化手段と定電流化手段とが電源と変換手段との間に
並列に接続されており、当該定電圧化手段は直流を定電
圧化して定電圧直流を出力し、これと並行して当該定電
流化手段は直流を定電流化して定電流直流を出力する。
【0052】このとき、EL素子の駆動当初においては
定電圧化手段の出力電圧が定電流化手段の出力電圧より
も高くなると共に、EL素子のインピーダンスが駆動当
初における当該インピーダンスよりも高い所定値よりも
高くなったとき、定電流化手段の出力電圧が定電圧化手
段の出力電圧よりも高くなるように、定電圧化手段にお
ける制御電圧値と定電流化手段における制御電流値とが
設定されている。
【0053】よって、定電圧直流を交流に変換してEL
素子を駆動する場合と定電流直流を交流に変換してEL
素子を駆動する場合との双方の利点を活用してEL素子
を駆動することができると共に、EL素子の総寿命も延
命化することができる。
【0054】また、定電圧化手段から定電流化手段への
切り換えがEL素子のインピーダンスの経時的変化に対
応して自動的に実行されるので、当該切り換えのための
切換手段等を別個に設ける必要がなく、EL素子駆動装
置の構成を簡略化することができる。
【0055】更に、当該切り換えがEL素子のインピー
ダンスの経時的変化に伴って行われるので、定電圧化手
段から定電流化手段へ切り換えられた後に再び定電圧化
手段に切り換わってしまうことがない。
【0056】上記の課題を解決するために、請求項10
に記載の発明は、請求項1から9のいずれか一項に記載
のEL素子駆動装置において、前記定電圧化手段は、三
端子レギュレータであると共に、前記定電流化手段は、
三端子レギュレータ及び当該三端子レギュレータの定電
圧出力端子に接続された固定抵抗により構成される。
【0057】請求項10に記載の発明の作用によれば、
請求項1から9のいずれか一項に記載の発明の作用に加
えて、定電圧化手段が三端子レギュレータであると共
に、定電流化手段が三端子レギュレータ及び当該三端子
レギュレータの定電圧出力端子に接続された固定抵抗に
より構成されるので、EL素子駆動装置の構成を簡略化
できる。
【0058】上記の課題を解決するために、請求項11
に記載の発明は、請求項1から9のいずれか一項に記載
のEL素子駆動装置において、前記定電圧化手段は、ツ
ェナーダイオードであると共に、前記定電流化手段は、
三端子レギュレータ及び当該三端子レギュレータの定電
圧出力端子に接続された固定抵抗により構成される。
【0059】請求項11に記載の発明の作用によれば、
請求項1から9のいずれか一項に記載の発明の作用に加
えて、定電圧化手段がツェナーダイオードであると共
に、定電流化手段が三端子レギュレータ及び当該三端子
レギュレータの定電圧出力端子に接続された固定抵抗に
より構成されるので、EL素子駆動装置の構成をより簡
略化できる。
【0060】上記の課題を解決するために、請求項12
に記載の発明は、EL素子を交流により駆動するEL素
子駆動装置であって、直流を出力する直流電源と、前記
直流を定電圧化して定電圧直流を出力する定電圧回路等
の定電圧化手段と、前記直流を用いて前記EL素子の輝
度を一定化するための一定化電流を出力する定輝度回路
等の定輝度化手段と、を備え、前記定電圧直流又は前記
一定化電流のいずれか一方を選択的に交流に変換して前
記EL素子に印加して駆動するように構成される。
【0061】請求項12に記載の発明の作用によれば、
直流電源は直流を出力する。
【0062】そして、定電圧化手段は直流を定電圧化し
て定電圧直流を出力する。
【0063】これと並行して、定輝度化手段は直流を用
いて一定化電流を出力する。
【0064】これらにより、定電圧直流又は一定化電流
のいずれか一方を選択的に交流に変換してEL素子に印
加して駆動する。
【0065】よって、定電圧直流を交流に変換してEL
素子を駆動する場合と一定化電流を交流に変換してEL
素子を駆動する場合との双方の利点を活用してEL素子
を駆動することができる。
【0066】上記の課題を解決するために、請求項13
に記載の発明は、EL素子を交流により駆動するEL素
子駆動装置であって、直流を出力する直流電源と、前記
直流を定電圧化して定電圧直流を出力する定電圧回路等
の定電圧化手段と、前記直流を用いて前記EL素子の輝
度を一定化するための一定化電流を出力する定輝度回路
等の定輝度化手段と、前記定電圧直流と前記一定化電流
とを選択的に切り換えて出力するスイッチ等の切換手段
と、前記切り換えられた定電圧直流又は一定化電流のい
ずれか一方を交流に変換してEL素子に印加し当該EL
素子を駆動するインバータ等の変換手段と、を備える。
【0067】請求項13に記載の発明の作用によれば、
直流電源は直流を出力する。
【0068】そして、定電圧化手段は直流を定電圧化し
て定電圧直流を出力する。
【0069】これと並行して、定輝度化手段は直流を用
いて一定化電流を出力する。
【0070】これらにより、切換手段は定電圧直流と一
定化電流とを選択的に切り換えて出力する。
【0071】そして、変換手段は、切り換えられた定電
圧直流又は一定化電流のいずれか一方を交流に変換して
EL素子に印加し当該EL素子を駆動する。
【0072】よって、定電圧直流を交流に変換してEL
素子を駆動する場合と一定化電流を交流に変換してEL
素子を駆動する場合との双方の利点を活用してEL素子
を駆動することができる。
【0073】上記の課題を解決するために、請求項14
に記載の発明は、直流を交流に変換してEL素子に印加
し、当該EL素子を駆動するEL素子駆動方法におい
て、前記直流を定電圧化して定電圧直流を出力する定電
圧化工程と、前記直流を定電流化して定電流直流を出力
する定電流化工程と、前記定電圧直流又は前記定電流直
流のいずれか一方を選択的に交流に変換して前記EL素
子に印加して駆動する駆動工程と、を備える。
【0074】請求項14に記載の発明の作用によれば、
定電圧化工程において直流を定電圧化して定電圧直流を
出力する。
【0075】これと並行して、定電流化工程において直
流を定電流化して定電流直流を出力する。
【0076】これらにより、駆動工程において、定電圧
直流又は定電流直流のいずれか一方を選択的に交流に変
換してEL素子に印加して駆動する。
【0077】よって、定電圧直流を交流に変換してEL
素子を駆動する場合と定電流直流を交流に変換してEL
素子を駆動する場合との双方の利点を活用してEL素子
を駆動することができる。
【0078】上記の課題を解決するために、請求項15
に記載の発明は、請求項14に記載のEL素子駆動方法
において、前記駆動工程においては、前記EL素子のイ
ンピーダンスが予め設定された所定値以下であるときに
前記定電圧直流を前記交流に変換して印加すると共に、
前記EL素子のインピーダンスが前記所定値より高いと
きに前記定電流直流を前記交流に変換して印加するよう
に構成される。
【0079】請求項15に記載の発明の作用によれば、
請求項14に記載の作用に加えて、駆動工程において
は、EL素子のインピーダンスが所定値以下であるとき
に定電圧直流を交流に変換して印加すると共に、EL素
子のインピーダンスが所定値より高いときに定電流直流
を交流に変換して印加するので、EL素子の総寿命を延
命化することができる。
【0080】上記の課題を解決するために、請求項16
に記載の発明は、請求項14又は15に記載のEL素子
駆動方法において、前記EL素子の駆動開始から当該E
L素子のインピーダンスが予め設定された所定値になる
までの間において前記定電圧直流を前記交流に変換して
印加すると共に、前記インピーダンスが前記所定値より
高くなった以降において、前記定電圧直流に代えて前記
定電流直流を前記交流に変換して前記EL素子に印加す
るように構成される。
【0081】請求項16に記載の発明の作用によれば、
請求項14又は15に記載の発明の作用に加えて、EL
素子の駆動開始から当該EL素子のインピーダンスが所
定値になるまでの間において定電圧直流を交流に変換し
て印加すると共に、インピーダンスが所定値より高くな
った以降において、定電圧直流に代えて定電流直流を交
流に変換してEL素子に印加する。
【0082】よって、駆動当初においては定電圧直流が
交流に変換されてEL素子に印加され、EL素子のイン
ピーダンスが所定値になった以降、自動的に定電圧直流
に代えて定電流直流を交流に変換してEL素子に印加す
るので、EL素子の総寿命を延命化することができる。
【0083】上記の課題を解決するために、請求項17
に記載の発明は、請求項14に記載のEL素子駆動方法
において、前記EL素子の輝度を検出する検出工程を更
に備え、前記駆動工程においては、前記EL素子の駆動
当初において前記定電圧直流を前記交流に変換して印加
すると共に、前記検出された輝度が予め設定された所定
値より低くなったときに前記定電流直流を前記交流に変
換して印加するように構成される。
【0084】請求項17に記載の発明の作用によれば、
請求項14に記載の発明の作用に加えて、検出工程にお
いてEL素子の輝度を検出する。
【0085】そして、駆動工程においては、EL素子の
駆動当初において定電圧直流を交流に変換して印加する
と共に、検出された輝度が所定値より低くなったときに
定電流直流を交流に変換して印加する。
【0086】よって、EL素子の総寿命を延命化するこ
とができる。
【0087】
【発明の実施の形態】次に、本発明に好適な実施の形態
について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明
する実施形態は、直流電源からの直流をインバータを用
いて交流に変換し、EL素子を駆動するEL素子駆動装
置に対して本発明を適用した実施形態である。
【0088】(I)第1実施形態 始めに、第1実施形態について、図1(a)及び図2を
用いて説明する。
【0089】図1(a)に示すように、第1実施形態の
EL素子駆動装置S1は、直流電源1と、定電圧化手段
としての定電圧回路2と、定電流化手段としての定電流
回路3と、切換手段としてのスイッチ4と、変換手段と
してのインバータ5とにより構成されている。
【0090】次に動作を説明する。
【0091】直流電源1から出力された直流は定電圧回
路2によって定電圧制御され、スイッチ4に対して常に
一定電圧の直流として出力される。
【0092】これと並行して、直流電源1から出力され
た直流は定電流回路3によって定電流制御され、スイッ
チ4に対して常に一定電流の直流として出力される。
【0093】そして、スイッチ4は、EL素子6を駆動
する初期においては、定電圧回路2側に接続されてお
り、一定電圧の直流をインバータ5は出力する。そし
て、インバータ5によって当該直流が交流に変換された
後、EL素子6に印加されて当該EL素子6を駆動す
る。
【0094】なお、インバータ5は、例えば、図4に示
すインバータ52と同様の構成とすることができる。
【0095】次に、EL素子6の駆動初期において定電
圧回路2側に接続されていたスイッチ4は、後述の時刻
Tcにおいて使用者により手動的に定電流回路3側に切
り換えられる。そして、当該時刻Tc以降は一定電流の
直流がインバータ5に出力されて交流に変換され、EL
素子6の寿命が尽きるまで当該EL素子6を駆動する。
【0096】次に、上記時刻Tcの設定方法について、
図2を用いて説明する。なお、図2は、定電流制御によ
りEL素子6を駆動したときの輝度と時間の関係を示す
ものであり、実験的に求められた関係を示すものであ
る。
【0097】上記時刻Tcとしては、図2に示すよう
に、定電流制御によりEL素子6を駆動した場合におけ
る、EL素子6の駆動初期において一時的に輝度が増加
しその後最初の輝度に戻った時刻として設定される。
【0098】このように時刻Tcを設定すれば、電流制
御方式でEL素子6を駆動した際の駆動初期における急
激な輝度の増加に伴うEL素子6の短寿命化を防止でき
ると共に、時刻Tc以降については定電流回路3から出
力された定電流直流を変換してEL素子6を駆動して当
該EL素子6を長寿命化することができる。
【0099】以上説明したように、第1実施形態のEL
素子駆動装置S1の動作によれば、定電圧回路2から出
力された直流又は定電流回路3から出力された直流のい
ずれか一方を選択的に切り換えて交流に変換し、EL素
子6に印加して駆動するので、定電圧制御の直流を交流
に変換してEL素子6を駆動する場合と定電流制御の直
流を交流に変換してEL素子6を駆動する場合との双方
の利点を活用してEL素子を駆動することができる。
【0100】また、定電圧回路2から出力された直流と
定電流回路3から出力された直流とを切り換える時刻T
cが、定電流制御によりEL素子6を駆動した場合の駆
動初期において一時的に輝度が増加しその後最初の輝度
に戻った時刻として設定されているので、EL素子6の
総寿命を延命化することができる。
【0101】なお、上記第1実施形態によれば、従来と
同様に、定電圧回路2又は定電流回路3のいずれか一方
のみを用いてEL素子6を駆動することもできる。
【0102】(II)第2実施形態 次に、本発明に係る他の実施形態である第2実施形態に
ついて、図1(b)を用いて説明する。
【0103】図1(b)に示すように、第2実施形態の
EL素子駆動装置S2は、直流電源1と、定電圧化手段
としてのツェナーダイオード7と、定電流化手段として
の三端子レギュレータ8及び固定抵抗9と、変換手段と
しての上記インバータ5と、接地容量としてのコンデン
サ10及び11により構成されている。
【0104】次に、動作を説明する。
【0105】直流電源1から出力された直流はツェナー
ダイオード7によって予め設定された所定の電圧降下が
施され、インバータ5に対して常に一定電圧の直流とし
て出力される。
【0106】これと並行して、直流電源1から出力され
た直流は三端子レギュレータ8に入力される。
【0107】ここで、三端子レギュレータ8の特性につ
いて概要を説明すると、当該三端子レギュレータ8は、
入力端子8aと出力端子8bと接地端子8cとを備えて
おり、その特性としては、入力端子8aに対して出力端
子8b−接地端子8c間の電位差よりも大きい電圧Vin
を印加すると、当該入力電圧Vinに対して所定の電圧降
下を施し、予め規定されている一定の電圧を出力電圧V
outとして出力端子8bと接地端子8cとの間に発生さ
せる。
【0108】そこで、当該出力端子8bと負荷(この場
合にはインバータ5及びEL素子6)との間に固定抵抗
9を接続し、当該固定抵抗9と負荷との間に接地端子8
cを接続するように構成すると、当該固定抵抗9の両端
に印加される電圧が常に一定となるので、結果として負
荷に流れる電流が常に一定(その値は、(出力端子8b
−接地端子8c間の電位)/(固定抵抗9の抵抗値)と
なる。)の電流が印加されることとなる。
【0109】この動作に基づき、図1(b)に示す三端
子レギュレータ8及び固定抵抗9を介してインバータ5
に印加される直流は常に定電流化されて印加されること
となる。
【0110】そして、インバータ5においては、ツェナ
ーダイオード7から出力される定電圧直流又は固定抵抗
9から出力される定電流直流のいずれか一方を交流に変
換し、EL素子6に印加して当該EL素子6を駆動す
る。
【0111】次に、EL素子駆動装置S2におけるツェ
ナーダイオード7から出力される定電圧直流と固定抵抗
9から出力される定電流直流との切り換わり動作につい
て説明する。なお、この切り換わり動作は、第1実施形
態と異なり、後述のように自動的に行われるものであ
る。
【0112】ツェナーダイオード7及び固定抵抗9に接
続されているインバータ5及びEL素子6は、それ自体
で経時的変化によりインピーダンスが増加する負荷であ
ると考えられる。そして、図1(b)に示すEL素子駆
動装置S2において、仮に、直流電源の出力電圧Vを1
0Vとし、ツェナーダイオード7における電圧降下を−
6Vとする。一方、三端子レギュレータ8及び固定抵抗
9が、当該固定抵抗9から出力される直流の電流値が1
00mAで一定となるように設定されているとする。更
にインバータ5及びEL素子6により構成される負荷
(以下、負荷Zと称する。)においては、EL素子6の
駆動初期において当該負荷Zに電圧4Vを印加したとき
200mAの電流が流れたと仮定する。
【0113】上記の仮定下において、駆動当初において
は、ツェナーダイオード7における電圧降下は常に−6
Vであり、よってツェナーダイオード7は4Vの定電圧
直流を負荷Zに印加しようとする。
【0114】一方、三端子レギュレータ8及び固定抵抗
9は100mAの定電流直流を負荷Zに印加しようとす
る。
【0115】今、負荷Zには4Vの印加電圧では200
mAの電流が流れるので、三端子レギュレータ8及び固
定抵抗9はこれを100mAに低減しようとし、従って
固定抵抗9の出力端子(図1(b)中、符号Xで示
す。)の電圧を4V以下にしようとする。すなわち、入
力端子8aと出力端子Xとの間の電圧降下(ツェナーダ
イオード7における電圧降下に等しい。)を−6Vより
小さくしようとする。ところが、ツェナーダイオード7
においては、その特性上、電圧降下として−6V(ツェ
ナーダイオード7におけるツェナー電圧)より小さい値
は取り得ないので、ツェナーダイオード7の両端の電圧
は6V以上になり得ない。
【0116】従って、負荷Zに対して三端子レギュレー
タ8及び固定抵抗9により設定される一定電流(上記の
仮定では100mA)以上の電流が流れることが可能な
駆動初期においては、ツェナーダイオード7が固定抵抗
9の出力端子Xの電位を支配する(上記の例では、4V
に維持する)こととなり、この結果、インバータ5に
は、一定電圧の直流が印加される。
【0117】次に、上記の仮定において、EL素子6が
劣化してそのインピーダンスが増大し、インバータ5の
入力電圧を4Vに維持しても100mA未満の電流しか
流れなくなった場合を考える。
【0118】この場合、ツェナーダイオード7は引続き
−6Vの電圧降下を施し、出力端子Xの電位を4Vに維
持しようとする。
【0119】一方、三端子レギュレータ8及び固定抵抗
9は、入力端子8aと出力端子Xとの間の電圧降下を−
6Vよりも小さくして出力端子Xの電位を増加させて4
V以上とし、これにより負荷Zに対して100mAの電
流を印加しようとする。
【0120】このとき、ツェナーダイオード7において
は、電圧降下として−6Vより大きい値は取り得るの
で、ツェナーダイオード7の両端の電圧は6V以下には
なり得る。
【0121】従って、負荷Zに対して三端子レギュレー
タ8及び固定抵抗9により設定される一定電流未満の電
流しか流れない駆動後期においては、三端子レギュレー
タ8及び固定抵抗9が出力端子Xの電位を支配する(上
記の例では、4V以上とする)こととなり、この結果、
インバータ5には、一定電流の直流が印加される。
【0122】以上説明した負荷Zのインピーダンスの変
化に伴うツェナーダイオード7並びに三端子レギュレー
タ8及び固定抵抗9の動作により、インバータ5に印加
される直流について、駆動当初はツェナーダイオード7
の動作による定電圧直流が印加され、三端子レギュレー
タ8及び固定抵抗9により設定される一定電流が負荷Z
に対して流れなくなった以降の駆動後期においては三端
子レギュレータ8及び固定抵抗9の動作による定電流直
流が印加されることとなる。
【0123】なお、インバータ5に対する定電圧直流印
加から定電流直流印加への切り換えのタイミングの閾値
となるべき三端子レギュレータ8及び固定抵抗9により
設定される一定電流の値は、インバータ5に対して、図
2に示す時刻Tcまでツェナーダイオード7の動作によ
る定電圧直流を印加したときに負荷Zに流すことが可能
な電流値として実験的に設定される。
【0124】以上説明したように、第2実施形態のEL
素子駆動装置S2の動作によれば、EL素子6を含む負
荷Zのインピーダンスが所定値以下であるとき、すなわ
ち負荷Zに対して三端子レギュレータ8及び固定抵抗9
により設定される一定電流以上の電流が流れるときには
ツェナーダイオード7からの定電圧直流を交流に変換し
て印加すると共に、負荷Zのインピーダンスが上記所定
値より高いときに三端子レギュレータ8及び固定抵抗9
からの定電流直流を交流に変換して印加するので、EL
素子6の総寿命を延命化することができる。
【0125】また、ツェナーダイオード7により定電圧
直流を印加し、三端子レギュレータ8及び固定抵抗9に
より定電流直流を印加するので、EL素子駆動装置全体
の構成を簡略化することができる。
【0126】(III)第3実施形態 次に、本発明に係る他の実施形態である第3実施形態に
ついて、図1(c)を用いて説明する。
【0127】上述の第2実施形態においては、定電圧化
手段としてツェナーダイオード7を用いた例を説明した
が、本第3実施形態は、定電圧化手段として三端子レギ
ュレータを用いて構成した実施形態である。
【0128】図1(c)に示すように、第3実施形態の
EL素子駆動装置S3は、上記EL素子駆動装置S2にお
けるツェナーダイオード7を三端子レギュレータ12に
より置換した構成を備えている。このとき、三端子レギ
ュレータ12の接地端子12cは、上記三端子レギュレ
ータ8と異なり接地されている。
【0129】従って、三端子レギュレータ12は、上記
ツェナーダイオード7と同様に、その出力端子12bの
電位を常に一定の値(例えば、上記の例でいえば4V)
に保つように動作する。
【0130】その他の構成及び動作は上記EL素子駆動
装置S2と同様であり、また、インバータ5に対して印
加される直流が、三端子レギュレータ12の動作による
定電圧直流から三端子レギュレータ8及び固定抵抗9の
動作による定電流直流に自動的に切り替わる動作もEL
素子駆動装置S2と同様であるので細部の説明は省略す
る。
【0131】以上説明した第3実施形態のEL素子駆動
装置S3によっても上記第2実施形態と同様の効果を奏
することができる。
【0132】なお、これまでの実施形態においては、予
め設定された所定時間(第1実施形態)又は負荷Zのイ
ンピーダンスの変化(第2又は第3実施形態)により定
電圧直流と定電流直流とが切り換われるように構成した
が、これ以外に、EL素子6の輝度をフォトダイオード
等よりなる輝度検出部により直接検出し、当該輝度が予
め設定された所定輝度より明るいときは定電圧直流をイ
ンバータ5に印加し、当該輝度が上記所定輝度より暗く
なった以降に定電流直流をインバータ5に加えるように
構成することもできる。
【0133】(IV)第4実施形態 次に、本発明の他の実施形態である第4実施形態につい
て、図3(a)及び図4を用いて説明する。なお、以下
に説明する第4実施形態のEL素子駆動装置は、これま
で説明した各実施形態における定電流回路3(三端子レ
ギュレータ8及び固定抵抗9)を、EL素子6の輝度を
一定に維持するための定輝度回路に変更した例である。
【0134】図3(a)に示すように、第4実施形態の
EL素子駆動装置S4は、直流電源1と、定電圧化手段
としての定電圧回路2と、定輝度化手段としての定輝度
回路13及び輝度検出部14と、切換手段としてのスイ
ッチ4と、変換手段としての上記インバータ5とにより
構成されている。
【0135】ここで、定輝度回路13は、輝度検出部1
4により検出されたEL素子6の輝度を常に一定に保つ
動作を行い、具体的には、EL素子6の輝度の低下に伴
って徐々に電圧値が増大する直流の一定化電流をスイッ
チ4に出力する。
【0136】次に動作を説明する。
【0137】直流電源1から出力された直流は定電圧回
路2によって、定電圧制御され、スイッチ4に対して常
に一定電圧の直流として出力される。
【0138】一方、定輝度回路13は、フォトダイオー
ド等からなる輝度検出部14により検出されたEL素子
6の輝度に基づき、直流電源1から出力される直流を用
いてEL素子6の輝度を一定化すべく上記一定化電流を
スイッチ4に対して出力する。
【0139】そして、スイッチ4は、EL素子6を駆動
する初期においては、定電圧回路2側に接続されてお
り、一定電圧の直流をインバータ5に出力する。そし
て、インバータ5によって当該直流が交流に変換された
後、EL素子6に印加されて当該EL素子6を駆動す
る。
【0140】次に、EL素子6の駆動初期において定電
圧回路2側に接続されていたスイッチ4は、後述の時刻
Tccにおいて使用者により手動的に定輝度回路13側に
切り換えられる。そして、当該時刻Tcc以降は上記一定
化電流の直流がインバータ5に出力されて交流に変換さ
れ、EL素子6の寿命が尽きるまで当該EL素子6の輝
度を一定化するように駆動する。
【0141】次に、上記時刻Tccの設定方法について、
図4を用いて説明する。
【0142】上記時刻Tccとしては、図4に示すよう
に、EL素子6の駆動初期に定電圧回路2の定電圧制御
により駆動し、その後徐々に輝度が低下して予め設定さ
れた必要最低輝度に到達する直前の時刻として設定され
る。
【0143】このように時刻Tccを設定すれば、電圧制
御方式により輝度が低下していっても上記必要最低輝度
となる直前からは定輝度制御となって輝度が一定に保た
れるので、結果としてEL素子駆動装置S4により駆動
されるEL素子6の輝度の変化は、図4に実線で示す変
化となり、EL素子6の総寿命が長期化される。
【0144】以上説明したように、第4実施形態のEL
素子駆動装置S4によれば、定電圧回路2による定電圧
直流又は定輝度回路13による一定化電流のいずれか一
方を選択的に交流に変換してEL素子6に印加して駆動
するので、上記定電圧直流を交流に変換してEL素子6
を駆動する場合と上記一定化電流を交流に変換してEL
素子を駆動する場合との双方の利点を活用してEL素子
を駆動することができ、EL素子6自体の総寿命を延命
化することができる。
【0145】(v)第5実施形態 次に、本発明の他の実施形態である第5実施形態につい
て、図3(b)を用いて説明する。
【0146】第5実施形態におけるEL素子駆動装置
は、上記EL素子駆動装置S4における定電圧回路2を
三端子レギュレータを用いて構成すると共に、定輝度回
路13をトランジスタ等を用いて構成する例である。
【0147】図3(b)に示すように、第5実施形態の
EL素子駆動装置S5は、直流電源1と、定電圧化手段
としての三端子レギュレータ12と、上記インバータ5
と、輝度検出部14と、トランジスタ15と、オペアン
プ16と、参照電圧17と、接地容量としてのコンデン
サ10及び11により構成されている。
【0148】この構成において、三端子レギュレータ1
2の接地端子12cは接地されており、従って、その出
力端子12b(インバータ5に接続されている。)には
常に一定電圧値の直流が出力される。
【0149】一方、トランジスタ15のベース端子はオ
ペアンプ16の出力端子に接続されており、コレクタ端
子が直流電源1に接続されており、エミッタ端子がイン
バータ5に接続されている。
【0150】次に、動作を説明する。
【0151】直流電源1から出力された直流は三端子レ
ギュレータ12によって予め設定された所定の電圧降下
が施され、インバータ5に対して常に一定電圧の直流と
して出力される。
【0152】これと並行して、直流電源1から出力され
た直流はトランジスタ15に入力される。
【0153】ここで、トランジスタ15、オペアンプ1
6及び輝度検出部14の動作について説明すると、輝度
検出部14の出力信号はオペアンプ16の負端子に入力
され、オペアンプ16の正端子に入力されている一定の
参照電圧17と比較され、その差分がトランジスタ15
のベース端子に出力される。
【0154】そして、トランジスタ15は、ベース端子
に入力されたオペアンプ16の出力信号に対応した値の
直流をエミッタ端子からインバータ5へ出力することと
なる。すなわち、EL素子6の輝度が低下して輝度検出
部14からの出力信号の電圧が低下すると、オペアンプ
16から出力される参照電圧17との差分に相当する出
力信号の電圧値は大きくなる。従って、トランジスタ1
5のエミッタ端子から出力される直流の電圧値も上昇
し、これによりインバータ5を介してEL素子6に印加
される電圧値も上昇し、当該EL素子6の輝度の低下が
補償されることとなる。
【0155】次に、インバータ5においては、三端子レ
ギュレータ12から出力される定電圧直流又はトランジ
スタ15から出力される輝度一定化のための直流(以
下、一定化直流という。)のいずれか一方を交流に変換
し、EL素子6に印加して当該EL素子6を駆動する。
【0156】次に、EL素子駆動装置S5における三端
子レギュレータ12から出力される定電圧直流とトラン
ジスタ15から出力される一定化直流との切り換わり動
作について、説明する。なお、この切り換わり動作は、
上記第2実施形態又は第3実施形態と同様に自動的に行
われるものである。
【0157】ここでは、第2実施形態又は第3実施形態
と同様に、インバータ5及びEL素子6を全体として経
時的変化によりインピーダンスが増加する負荷Zである
と考える。そして、図3(b)に示すEL素子駆動装置
5において、仮に、直流電源の出力電圧Vを10Vと
し、三端子レギュレータ12における電圧降下を−6V
であるとする。一方、トランジスタ15及びオペアンプ
16(実際には参照電圧17の電圧値)が、EL素子6
の輝度を100cd/m2で一定となるように設定され
ているとする。また、負荷Zにおいては、EL素子6の
駆動初期において当該負荷Zに電圧4Vを印加したとき
その輝度が200cd/m2であったとする。
【0158】上記の仮定下において、駆動当初において
は、三端子レギュレータ12における電圧降下は常に−
6Vであり、よって三端子レギュレータ12は4Vの定
電圧直流を負荷Zに印加しようとする。
【0159】一方、トランジスタ15及びオペアンプ1
6は100cd/m2の輝度を得るための一定化直流を
負荷Zに印加しようとする。
【0160】今、EL素子6は4Vの印加電圧では20
0cd/m2の輝度があるので、トランジスタ15及び
オペアンプ16は、これを100cd/m2に低減しよ
うとし、従ってトランジスタ15の出力端子(エミッタ
端子。図3(b)中、符号Yで示す。)の電圧を4V以
下にしようとする。すなわち、入力端子12aと出力端
子12bとの間の電圧降下を−6Vより小さくしようと
する。ところが、三端子レギュレータ12においては、
その特性上、電圧降下として−6Vより小さい値は取り
得ないので、三端子レギュレータ12の両端の電圧は6
V以上になり得ない。
【0161】従って、負荷Zに対してトランジスタ15
及びオペアンプ16により設定される一定化直流(上記
の仮定では100cd/m2の輝度が得られる電圧値を
有する。)以上の電流が流れることが可能な駆動初期に
おいては、三端子レギュレータ12が出力端子Yの電位
を支配する(上記の例では、4Vに維持する)こととな
り、この結果、インバータ5には一定電圧の直流が印加
される。
【0162】次に、上記の仮定において、EL素子6が
劣化してその輝度が低下し、インタータ5の入力電圧を
4Vに維持しても100cd/m2未満の輝度しか得ら
れなくなった場合を考える。
【0163】この場合、三端子レギュレータ12は引続
き−6Vの電圧降下を施し、出力端子Yの電位を4Vに
維持しようとする。
【0164】一方、トランジスタ15及びオペアンプ1
6は、入力端子12aと出力端子Yとの間の電圧降下を
−6Vよりも小さくして出力端子Yの電位を増加させて
4V以上とし、これによりEL素子6を100cd/m
2で発光させようとする。
【0165】このとき、三端子レギュレータ12におい
ては、電圧降下として−6Vより大きい値は取り得るの
で、三端子レギュレータ12の両端の電圧は6V以下に
はなり得る。
【0166】従って、EL素子6に対してトランジスタ
15及びオペアンプ16により設定される一定輝度未満
の輝度しか得られない駆動後期においては、トランジス
タ15及びオペアンプ16が出力端子Yの電位を支配す
る(上記の例では、4V以上とする)こととなり、この
結果、インバータ5には一定化直流が印加される。
【0167】以上説明したEL素子6の輝度の変化に伴
う三端子レギュレータ12並びにトランジスタ15及び
オペアンプ16の動作により、インバータ5に印加され
る直流について、駆動当初は三端子レギュレータ12の
動作による定電圧直流が印加され、トランジスタ15及
びオペアンプ16により設定される一定輝度が得られな
くなった以降の駆動後期においてはトランジスタ15及
びオペアンプ16の動作による一定化直流が印加される
こととなる。
【0168】なお、インバータ5に対する定電圧直流印
加から定電流直流印加への切り換えのタイミングの閾値
となるべきトランジスタ15及びオペアンプ16により
設定される一定輝度の値は、インバータ5に対して、図
4に示す時刻Tccまで三端子レギュレータ12の動作に
よる定電圧直流を印加したときにEL素子6が出力でき
る輝度(図4における必要最低輝度より予め設定された
所定輝度だけ高い)として実験的に設定される。
【0169】以上説明したように、第5実施形態のEL
素子駆動装置S5の動作によれば、EL素子6の輝度が
上記所定輝度以上であるときに三端子レギュレータ12
からの定電圧直流を交流に変換して印加すると共に、E
L素子6の輝度が上記所定輝度より低いときにトランジ
スタ15からの一定化直流を交流に変換して印加するの
で、EL素子6の総寿命を延命化することができる。
【0170】また、三端子レギュレータ12により定電
圧直流を印加し、トランジスタ15により一定化直流を
印加するので、EL素子駆動装置全体の構成を簡略化す
ることができる。
【0171】なお、上記のEL素子駆動装置S5におい
ては、定電圧回路として接地端子12cが接地された三
端子レギュレータ12を用いたが、この他に、三端子レ
ギュレータ12に代えて上記ツェナーダイオード又はそ
の他の定電圧化回路を用いても同様の動作及び効果を実
現することができる。
【0172】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、定電圧直流又は定電流直流のいずれか一
方を選択的に交流に変換してEL素子に印加して駆動す
るので、定電圧直流を交流に変換してEL素子を駆動す
る場合と定電流直流を交流に変換してEL素子を駆動す
る場合との双方の利点を活用してEL素子を駆動するこ
とができる。
【0173】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、当該EL素子のインピー
ダンスが所定値以下であるときに定電圧直流を交流に変
換して印加すると共に、EL素子のインピーダンスが所
定値より高いときに定電流直流を交流に変換して印加す
るので、EL素子の総寿命を延命化することができる。
【0174】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
又は2に記載の発明の効果に加えて、駆動当初において
は定電圧直流が交流に変換されてEL素子に印加され、
EL素子のインピーダンスが所定値になった以降、自動
的に定電圧直流に代えて定電流直流を交流に変換してE
L素子に印加するので、EL素子の総寿命を延命化する
ことができると共に、EL素子駆動装置の構成を簡略化
することができる。
【0175】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、EL素子の輝度を検出
し、EL素子の駆動当初においては定電圧直流を交流に
変換して印加すると共に、検出された輝度が所定値より
低くなったときに定電流直流を交流に変換して印加する
ので、EL素子の総寿命を延命化することができる。
【0176】請求項5に記載の発明によれば、定電圧直
流と定電流直流とを選択的に切り換え、そのいずれか一
方を交流に変換してEL素子に印加し駆動するので、定
電圧直流を交流に変換してEL素子を駆動する場合と定
電流直流を交流に変換してEL素子を駆動する場合との
双方の利点を活用してEL素子を駆動することができ
る。
【0177】請求項6に記載の発明によれば、請求項5
に記載の発明の効果に加えて、切換手段がEL素子のイ
ンピーダンスが所定値以下であるとき定電圧直流に切り
換えて変換手段に出力すると共に、EL素子のインピー
ダンスが所定値より高いとき定電流直流に切り換えて変
換手段に出力するので、EL素子の総寿命を延命化する
ことができる。
【0178】請求項7に記載の発明によれば、請求項5
に記載の発明の効果に加えて、EL素子の輝度を検出
し、EL素子の駆動当初においては定電圧直流に切り換
えて変換手段に出力すると共に、検出された輝度が所定
値より低くなったときに定電流直流に切り換えて変換手
段に出力するので、EL素子の総寿命を延命化すること
ができる。
【0179】請求項8に記載の発明によれば、定電圧直
流を交流に変換してEL素子を駆動する場合と定電流直
流を交流に変換してEL素子を駆動する場合との双方の
利点を活用してEL素子を駆動することができると共
に、EL素子の総寿命も延命化することができる。
【0180】また、定電圧化手段から定電流化手段への
切り換えがEL素子の駆動時間に対応して自動的に実行
されるので、当該切り換えのための切換手段等を別個に
設ける必要がなく、EL素子駆動装置の構成を簡略化す
ることができる。
【0181】更に、当該切り換えがEL素子の駆動時間
に対応する経時的変化に伴って行われることとなるの
で、定電圧化手段から定電流化手段へ切り換えられた後
に再び定電圧化手段に切り換わってしまうことがなく、
再度定電圧直流が印加される誤動作を防止できる。
【0182】請求項9に記載の発明によれば、定電圧直
流を交流に変換してEL素子を駆動する場合と定電流直
流を交流に変換してEL素子を駆動する場合との双方の
利点を活用してEL素子を駆動することができると共
に、EL素子の総寿命も延命化することができる。
【0183】また、定電圧化手段から定電流化手段への
切り換えがEL素子のインピーダンスの経時的変化に対
応して自動的に実行されるので、当該切り換えのための
切換手段等を別個に設ける必要がなく、EL素子駆動装
置の構成を簡略化することができる。
【0184】更に、当該切り換えがEL素子のインピー
ダンスの経時的変化に伴って行われるので、定電圧化手
段から定電流化手段へ切り換えられた後に再び定電圧化
手段に切り換わってしまうことがなく、再度定電圧直流
が印加される誤動作を防止できる。
【0185】請求項10に記載の発明によれば、請求項
1から9のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、
定電圧化手段が三端子レギュレータであると共に、定電
流化手段が三端子レギュレータ及び当該三端子レギュレ
ータの定電圧出力端子に接続された固定抵抗により構成
されるので、EL素子駆動装置の構成を簡略化できる。
【0186】請求項11に記載の発明によれば、請求項
1から9のいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、
定電圧化手段がツェナーダイオードであると共に、定電
流化手段が三端子レギュレータ及び当該三端子レギュレ
ータの定電圧出力端子に接続された固定抵抗により構成
されるので、EL素子駆動装置の構成をより簡略化でき
る。
【0187】請求項12に記載の発明によれば、定電圧
直流又は一定化電流のいずれか一方を選択的に交流に変
換してEL素子に印加して駆動するので、定電圧直流を
交流に変換してEL素子を駆動する場合と一定化電流を
交流に変換してEL素子を駆動する場合との双方の利点
を活用してEL素子を駆動することができる。
【0188】請求項13に記載の発明によれば、定電圧
直流と一定化電流とを選択的に切り換え、そのいずれか
一方を交流に変換してEL素子に印加し当該EL素子を
駆動するので、定電圧直流を交流に変換してEL素子を
駆動する場合と一定化電流を交流に変換してEL素子を
駆動する場合との双方の利点を活用してEL素子を駆動
することができる。
【0189】請求項14に記載の発明によれば、定電圧
直流又は定電流直流のいずれか一方を選択的に交流に変
換してEL素子に印加して駆動するので、定電圧直流を
交流に変換してEL素子を駆動する場合と定電流直流を
交流に変換してEL素子を駆動する場合との双方の利点
を活用してEL素子を駆動することができる。
【0190】請求項15に記載の発明によれば、請求項
14に記載の効果に加えて、EL素子のインピーダンス
が所定値以下であるときに定電圧直流を交流に変換して
印加すると共に、EL素子のインピーダンスが所定値よ
り高いときに定電流直流を交流に変換して印加するの
で、EL素子の総寿命を延命化することができる。
【0191】請求項16に記載の発明によれば、請求項
14又は15に記載の発明の効果に加えて、駆動当初に
おいては定電圧直流が交流に変換されてEL素子に印加
され、EL素子のインピーダンスが所定値になった以
降、自動的に定電圧直流に代えて定電流直流を交流に変
換してEL素子に印加するので、EL素子の総寿命を延
命化することができる。
【0192】請求項17に記載の発明によれば、請求項
14に記載の発明の効果に加えて、EL素子の輝度を検
出し、EL素子の駆動当初において定電圧直流を交流に
変換して印加すると共に、検出された輝度が所定値より
低くなったときに定電流直流を交流に変換して印加する
ので、EL素子の総寿命を延命化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1乃至第3実施形態のEL素子駆動装置の構
成を示す図であり、(a)は第1実施形態のEL素子駆
動装置の概要構成を示すブロック図であり、(b)は第
2実施形態のEL素子駆動装置を示す回路図であり、
(c)は第3実施形態のEL素子駆動装置を示す回路図
である。
【図2】第1乃至第3実施形態のEL素子駆動装置にお
ける切換タイミングを示す図である。
【図3】第4及び第5実施形態のEL素子駆動装置の構
成を示す図であり、(a)は第4実施形態のEL素子駆
動装置の概要構成を示すブロック図であり、(b)は第
5実施形態のEL素子駆動装置を示す回路図である。
【図4】第4及び第5実施形態のEL素子駆動装置にお
ける切換タイミングを示す図である。
【図5】従来技術のEL素子駆動装置を示す回路図であ
る。
【図6】定電流制御と定電圧制御における輝度等の変化
を示す図であり、(a)は定電圧制御における輝度と電
流の変化を示す図であり、(b)は定電流制御における
輝度と電圧の変化を示す図である。
【符号の説明】
1、50…直流電源 2…定電圧回路 3…定電流回路 4、58…スイッチ 5、52…インバータ 6、53…EL素子 7…ツェナーダイオード 8、12…三端子レギュレータ 8a、12a…入力端子 8b、12b、X、Y…出力端子 8c、12c…接地端子 9、57…固定抵抗 10、11、56…コンデンサ 13…定輝度回路 14…輝度検出部 15、55…トランジスタ 16…オペアンプ 17…参照電圧 51…フィルタ回路 54…トランス S1、S2、S3、S4、S5…EL素子駆動装置

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流を交流に変換してEL素子に印加
    し、当該EL素子を駆動するEL素子駆動装置におい
    て、 前記直流を定電圧化して定電圧直流を出力する定電圧化
    手段と、 前記直流を定電流化して定電流直流を出力する定電流化
    手段とを備え、 前記定電圧直流又は前記定電流直流のいずれか一方を選
    択的に交流に変換して前記EL素子に印加して駆動する
    ことを特徴とするEL素子駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のEL素子駆動装置にお
    いて、 当該EL素子のインピーダンスが予め設定された所定値
    以下であるときに前記定電圧直流を前記交流に変換して
    印加すると共に、 前記EL素子のインピーダンスが前記所定値より高いと
    きに前記定電流直流を前記交流に変換して印加すること
    を特徴とするEL素子駆動装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載のEL素子駆動装
    置において、 前記EL素子の駆動開始から当該EL素子のインピーダ
    ンスが予め設定された所定値になるまでの間において前
    記定電圧直流を前記交流に変換して印加すると共に、 前記インピーダンスが前記所定値より高くなった以降に
    おいて、前記定電圧直流に代えて前記定電流直流を前記
    交流に変換して前記EL素子に印加することを特徴とす
    るEL素子駆動装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のEL素子駆動装置にお
    いて、 前記EL素子の輝度を検出する検出手段を更に備え、 前記EL素子の駆動当初においては前記定電圧直流を前
    記交流に変換して印加すると共に、 前記検出された輝度が予め設定された所定値より低くな
    ったときに前記定電流直流を前記交流に変換して印加す
    ることを特徴とするEL素子駆動装置。
  5. 【請求項5】 直流を出力する直流電源と、 前記直流を定電圧化して定電圧直流を出力する定電圧化
    手段と、 前記直流を定電流化して定電流直流を出力する定電流化
    手段と、 前記定電圧直流と前記定電流直流とを選択的に切り換え
    て出力する切換手段と、 前記切り換えられた定電圧直流又は定電流直流のいずれ
    か一方を交流に変換してEL素子に印加し当該EL素子
    を駆動する変換手段と、 を備えることを特徴とするEL素子駆動装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載のEL素子駆動装置にお
    いて、 前記切換手段は、前記EL素子のインピーダンスが予め
    設定された所定値以下であるとき前記定電圧直流に切り
    換えて前記変換手段に出力すると共に、 前記EL素子のインピーダンスが前記所定値より高いと
    き前記定電流直流に切り換えて前記変換手段に出力する
    ことを特徴とするEL素子駆動装置。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載のEL素子駆動装置にお
    いて、 前記EL素子の輝度を検出する検出手段を更に備え、 前記切換手段は、前記EL素子の駆動当初においては前
    記定電圧直流に切り換えて前記変換手段に出力すると共
    に、 前記検出された輝度が予め設定された所定値より低くな
    ったときに前記定電流直流に切り換えて前記変換手段に
    出力することを特徴とするEL素子駆動装置。
  8. 【請求項8】 電源から供給される直流を変換手段を介
    して交流に変換し、EL素子に印加して当該EL素子を
    駆動するEL素子駆動装置において、 前記電源と前記変換手段との間に、前記直流を定電圧化
    して定電圧直流を出力する定電圧化手段と、前記直流を
    定電流化して定電流直流を出力する定電流化手段とを並
    列に接続し、 前記EL素子の駆動当初においては前記定電圧化手段の
    出力電圧が前記定電流化手段の出力電圧よりも高くなる
    と共に、前記EL素子が予め設定された所定時間駆動さ
    れた後は前記定電流化手段の出力電圧が前記定電圧化手
    段の出力電圧よりも高くなるように、前記定電圧化手段
    における制御電圧値と前記定電流化手段における制御電
    流値とが設定されていることを特徴とするEL素子駆動
    装置。
  9. 【請求項9】 電源から供給される直流を変換手段を介
    して交流に変換し、EL素子に印加して当該EL素子を
    駆動するEL素子駆動装置において、 前記電源と前記変換手段との間に、前記直流を定電圧化
    して定電圧直流を出力する定電圧化手段と、前記直流を
    定電流化して定電流直流を出力する定電流化手段とを並
    列に接続し、 前記EL素子の駆動当初においては前記定電圧化手段の
    出力電圧が前記定電流化手段の出力電圧よりも高くなる
    と共に、前記EL素子のインピーダンスが前記駆動当初
    における当該インピーダンスよりも高い予め設定された
    所定値よりも高くなったとき、前記定電流化手段の出力
    電圧が前記定電圧化手段の出力電圧よりも高くなるよう
    に、前記定電圧化手段における制御電圧値と前記定電流
    化手段における制御電流値とが設定されていることを特
    徴とするEL素子駆動装置。
  10. 【請求項10】 請求項1から9のいずれか一項に記載
    のEL素子駆動装置において、 前記定電圧化手段は、三端子レギュレータであると共
    に、 前記定電流化手段は、三端子レギュレータ及び当該三端
    子レギュレータの定電圧出力端子に接続された固定抵抗
    により構成されることを特徴とするEL素子駆動装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から9のいずれか一項に記載
    のEL素子駆動装置において、 前記定電圧化手段は、ツェナーダイオードであると共
    に、 前記定電流化手段は、三端子レギュレータ及び当該三端
    子レギュレータの定電圧出力端子に接続された固定抵抗
    により構成されることを特徴とするEL素子駆動装置。
  12. 【請求項12】 EL素子を交流により駆動するEL素
    子駆動装置であって、 直流を出力する直流電源と、 前記直流を定電圧化して定電圧直流を出力する定電圧化
    手段と、 前記直流を用いて前記EL素子の輝度を一定化するため
    の一定化電流を出力する定輝度化手段と、を備え、 前記定電圧直流又は前記一定化電流のいずれか一方を選
    択的に交流に変換して前記EL素子に印加して駆動する
    ことを特徴とするEL素子駆動装置。
  13. 【請求項13】 EL素子を交流により駆動するEL素
    子駆動装置であって、 直流を出力する直流電源と、 前記直流を定電圧化して定電圧直流を出力する定電圧化
    手段と、 前記直流を用いて前記EL素子の輝度を一定化するため
    の一定化電流を出力する定輝度化手段と、 前記定電圧直流と前記一定化電流とを選択的に切り換え
    て出力する切換手段と、 前記切り換えられた定電圧直流又は一定化電流のいずれ
    か一方を交流に変換してEL素子に印加し当該EL素子
    を駆動する変換手段と、 を備えることを特徴とするEL素子駆動装置。
  14. 【請求項14】 直流を交流に変換してEL素子に印加
    し、当該EL素子を駆動するEL素子駆動方法におい
    て、 前記直流を定電圧化して定電圧直流を出力する定電圧化
    工程と、 前記直流を定電流化して定電流直流を出力する定電流化
    工程と、 前記定電圧直流又は前記定電流直流のいずれか一方を選
    択的に交流に変換して前記EL素子に印加して駆動する
    駆動工程と、 を備えることを特徴とするEL素子駆動方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のEL素子駆動方法
    において、 前記駆動工程においては、 前記EL素子のインピーダンスが予め設定された所定値
    以下であるときに前記定電圧直流を前記交流に変換して
    印加すると共に、 前記EL素子のインピーダンスが前記所定値より高いと
    きに前記定電流直流を前記交流に変換して印加すること
    を特徴とするEL素子駆動方法。
  16. 【請求項16】 請求項14又は15に記載のEL素子
    駆動方法において、 前記EL素子の駆動開始から当該EL素子のインピーダ
    ンスが予め設定された所定値になるまでの間において前
    記定電圧直流を前記交流に変換して印加すると共に、 前記インピーダンスが前記所定値より高くなった以降に
    おいて、前記定電圧直流に代えて前記定電流直流を前記
    交流に変換して前記EL素子に印加することを特徴とす
    るEL素子駆動方法。
  17. 【請求項17】 請求項14に記載のEL素子駆動方法
    において、 前記EL素子の輝度を検出する検出工程を更に備え、 前記駆動工程においては、 前記EL素子の駆動当初において前記定電圧直流を前記
    交流に変換して印加すると共に、 前記検出された輝度が予め設定された所定値より低くな
    ったときに前記定電流直流を前記交流に変換して印加す
    ることを特徴とするEL素子駆動方法。
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