JPH10260782A - グラフィカルユーザインタフェースおよびその情報報知方法 - Google Patents

グラフィカルユーザインタフェースおよびその情報報知方法

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JPH10260782A
JPH10260782A JP6656297A JP6656297A JPH10260782A JP H10260782 A JPH10260782 A JP H10260782A JP 6656297 A JP6656297 A JP 6656297A JP 6656297 A JP6656297 A JP 6656297A JP H10260782 A JPH10260782 A JP H10260782A
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graphical user
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excitation
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JP6656297A
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English (en)
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Mitsuo Oki
三雄 大木
Satoshi Okuma
聡 大熊
Hiroyasu Watanabe
浩康 渡辺
Seiji Sasaki
誠司 佐々木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性のよいGUIを提供する。 【解決手段】 CPU1はCRT4に表されたGUI図
形の一部がマウス7により位置指定され、クリックボタ
ンが押下された状態にあるときにCPU1はオートリピ
ート機能を実行し、この機能が働いていることをマウス
カーソルにより指示してる図形により報知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示画面上に表示
されたカーソルマークをポインティングデバイスの操作
により移動させ、ポインティングデバイスのクリックボ
タンの操作で、位置入力を確定し、これにより数値や、
位置等の設定を更新するグラフィカルユーザインタフェ
ースおよびその情報報知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムにおいては、入力
装置としてはキーボードやマウス、トラックボールなど
のポインティングデバイスが使用される。キーボードは
主として、文字の入力に使用され、ポインティングデバ
イスは表示画面上の特定位置を指定することにより、そ
の特定位置に表示されている情報に関連する数値、コマ
ンド等を入力する。このような入力を行うシステムある
いは機能を、グラフィカルユーザインターフェース(G
UI)と呼んでいる。キーボードについてはキーボード
を一定期間以上押下するとリピート状態に入り、以降、
キーを押し続けている間は一定期間毎にキーボード入力
イベントが自動的に発生する「オートリピート機能」が
用意されている。オートリピート機能とは一定時間以
上、同一のキーボード入力イベントが発生すると、その
キーボードイベントが発生している間は、キーが複数回
押下されたものとして、複数回入力を行う機能である。
オートリピート機能が働いた場合、通常は、キー押下が
あったとみなした時点毎に警告音が発生される。
【0003】一方、GUIによるポインティングデバイ
スの操作では、たとえば、表示画面に右矢印および左矢
印の図形が表示された状態で、右矢印をマウスにより位
置指定して、クリックボタンを操作する。これにより、
設定すべき数値が一定数値ごとにインクリメント(増
加)される。左矢印を指定してクリックボタンを操作す
ると、設定すべき数値がデクリメント(減少)される。
【0004】GUIを使用しない状態では、たとえば、
ドラッグ操作により表示画面に表示された図形を移動さ
せることが行われる。ドラッグ操作とは、クリックボタ
ンを押下した状態でマウスを動かす操作をいう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ポインティングデバイ
スではオートリピート機能が用意されていないことが多
い。上述の矢印を指定してクリックボタンを繰り返し押
下するような場合には、オートリピート機能を実行でき
ると好適であるが、ドラッグ操作の多いマウスの場合に
はオートリピート機能が働いた場合には、発生される音
が騒音となりかねない。そこで、文字の入力位置をスク
ロールされるボタンをマウスで操作し、オートリピート
機能を実行するGUIでは、オートリピート機能を起動
しても音を発生させないようにしている。また、GUI
において位置指定する矢印のような図形が小さい場合に
はその位置でクリックボタンを操作する場合にマウスを
静止させておくことが難しく、また、その位置へのマウ
スカーソルの移動も難しく誤操作の原因となってしまう
という問題もある。
【0006】そこで、本発明の第1目的は、ポインティ
ングデバイスでのオートリピート機能の実行を音によら
ず、ユーザに報知することのできるグラフィカルユーザ
インタフェースおよびその情報入力方法を提供すること
にある。
【0007】本発明の第2の目的は、誤操作しにくいグ
ラフィカルユーザインタフェースおよびその方法を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、請求項1の発明は、クリックボタンを有する
ポインティングデバイスの移動操作により表示画面上の
位置指定が行われ、当該指定された位置で、前記クリッ
クボタンが操作されたときに情報入力を行うグラフィカ
ルユーザインタフェースにおいて、一定時間以上、前記
ポインティングデバイスのクリックボタンが操作された
後、以後、前記クリックボタンが操作されている間、所
定時間間隔で、前記ポインティングデバイスのクリック
ボタンにより励起が生じているとみなすオートリピート
モードを設定する制御手段と、該オートリピートモード
が設定されている場合に、前記励起の有無を判定する判
定手段と、該判定手段により励起有りの判定が得られた
ときには該励起ありを示す表示を行う表手段とを具えた
ことを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載のグラ
フィカルユーザインタフェースにおいて、前記判定手段
により励起無しの判定が得られたときには前記表示手段
は、前記励起ありの表示と関連付けて該励起無しを示す
表示を行うことを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、請求項2に記載のグラ
フィカルユーザインタフェースにおいて、前記表示手段
は前記励起無しの表示を変化させることにより前記励起
ありを表示することを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、請求項3に記載のグラ
フィカルユーザインタフェースにおいて、前記表示の変
化は色の反転であることを特徴とする。
【0012】請求項5の発明は、請求項3に記載のグラ
フィカルユーザインタフェースにおいて、前記表示の変
化は図形の大きさの変化であることを特徴とする。
【0013】請求項6の発明は、請求項1に記載のグラ
フィカルユーザインタフェースにおいて、前記クリック
ボタンは特定方向に設定値を一定値ずつ変更することを
指示することを特徴とする。
【0014】請求項7の発明は、請求項6に記載のグラ
フィカルユーザインタフェースにおいて、前記特定方向
には増加および減少の2方向があり、前記表示手段は該
2方向を示す2つの図形を表示し、前記ポインティング
デバイスにより前記2つの図形の1つを選択することに
より前記設定値を変更する方向を指示することを特徴と
する。
【0015】請求項8の発明は、請求項7に記載のグラ
フィカルユーザインタフェースにおいて、前記表示手段
は前記2つの図形の中の前記ポインティングデバイスに
より選択された図形を変化させることにより前記励起の
有無を表示することを特徴とする。
【0016】請求項9の発明は、クリックボタンを有す
るポインティングデバイスの移動操作により表示画面上
の位置指定が行われ、当該指定された位置で、前記クリ
ックボタンが操作されたときに情報入力を行うグラフィ
カルユーザインタフェースにおいて、前記ポインティン
グデバイスは複数のクリックボタンを有し、該複数のク
リックボタンに対して複数の方向が予め割り当てられて
おり、前記複数のクリックボタンの中の操作されたクリ
ックボタンを判定する判定手段と、該判定手段により判
定されたクリックボタンに割り当てられている方向に設
定値を変更する制御手段とを具えたことを特徴とする。
【0017】請求項10の発明は、請求項9に記載のグ
ラフィカルユーザインタフェースにおいて、前記表示画
面上の特定領域内の位置が前記ポインティングデバイス
により指定されたか否かを判定する判定手段と、該判定
手段により肯定判定が得られた場合に、前記制御手段に
よる前記設定値の変更を許可する許可手段をさらに具え
たことを特徴とする。
【0018】請求項11の発明は、請求項10に記載の
グラフィカルユーザインタフェースにおいて、前記許可
手段の許可を表示する表示手段をさらに具えたことを特
徴とする。
【0019】請求項12の発明は、請求項11に記載の
グラフィカルユーザインタフェースにおいて、前記表示
手段は、前記許可手段の許可の表示に関連して、前記複
数の方向を表示することを特徴とする。
【0020】請求項13の発明は、請求項11に記載の
グラフィカルユーザインタフェースにおいて、前記ポイ
ンティングデバイス自体の位置が前記表示画面にカーソ
ルマークで表示され、前記表示手段は該カーソルマーク
の形状を変化させることにより前記許可手段の許可を報
知することを特徴とする。
【0021】請求項14の発明は、請求項13に記載の
グラフィカルユーザインタフェースにおいて、前記表示
手段は、前記設定値を数値形態で表示することを特徴と
する。
【0022】請求項15の発明は、請求項14に記載の
グラフィカルユーザインタフェースにおいて、前記数値
形態の表示の領域と、前記特定領域とを隣接させること
を特徴とする。
【0023】請求項16の発明は、請求項13に記載の
グラフィカルユーザインタフェースにおいて、前記表示
手段は、前記設定値を特定図形の位置の形態で表示する
ことを特徴とする。
【0024】請求項17の発明は、請求項16に記載の
グラフィカルユーザインタフェースにおいて、前記複数
の方向に対応させて、前記特定図形を回転移動させるこ
とを特徴とする。
【0025】請求項18の発明は、請求項16に記載の
グラフィカルユーザインタフェースにおいて、前記特定
図形はスクロールバーのそれ自身が移動するボタンであ
り、該ボタンの外周枠を前記特定領域とすることを特徴
とする。
【0026】請求項19の発明は、請求項18に記載の
グラフィカルユーザインタフェースにおいて、前記ボタ
ンの移動に関連させて、前記カーソルマークを相対移動
させることを特徴とする。
【0027】請求項20の発明は、クリックボタンを有
するポインティングデバイスの移動操作により表示画面
上の位置指定が行われ、当該された位置で、前記クリッ
クボタンが操作されたときに情報入力を行うグラフィカ
ルユーザインタフェースの情報報知方法において、一定
時間以上、前記ポインティングデバイスのクリックボタ
ンが操作された後、以後、前記クリックボタンが操作さ
れている間、所定時間間隔で、前記ポインティングデバ
イスのクリックボタンにより励起が生じているとみなす
オートリピートモードを設定し、該オートリピートモー
ドが設定されている場合に、前記励起の有無を判定し、
励起有りの判定が得られたときには該励起ありを示す表
示を行うことを特徴とする。
【0028】請求項21の発明は、請求項20に記載の
グラフィカルユーザインタフェースの情報報知方法にお
いて、励起無しの判定が得られたときには、前記励起あ
りの表示と関連付けて該励起無しを示す表示を行うこと
を特徴とする。
【0029】請求項22の発明は、請求項21に記載の
グラフィカルユーザインタフェースの情報報知方法にお
いて、前記励起無しの表示を変化させることにより前記
励起ありを表示することを特徴とする。
【0030】請求項23の発明は、請求項22に記載の
グラフィカルユーザインタフェースの情報報知方法にお
いて、前記表示の変化は色の反転であることを特徴とす
る。
【0031】請求項24の発明は、請求項22に記載の
グラフィカルユーザインタフェースの情報報知方法にお
いて、前記表示の変化は図形の形状の変化であることを
特徴とする。
【0032】請求項25の発明は、請求項20に記載の
グラフィカルユーザインタフェースの情報報知方法にお
いて、前記クリックボタンは特定方向に設定値を一定値
ずつ変更することを指示することを特徴とする。
【0033】請求項26の発明は、請求項25に記載の
グラフィカルユーザインタフェースの情報報知方法にお
いて、前記特定方向には増加および減少の2方向があ
り、該2方向を示す2つの図形を表示し、前記ポインテ
ィングデバイスにより前記2つの図形の1つを選択する
ことにより前記設定値を変更する方向を指示することを
特徴とする。
【0034】請求項27の発明は、請求項26に記載の
グラフィカルユーザインタフェースの情報報知方法にお
いて、前記2つの図形の中の前記ポインティングデバイ
スにより選択された図形を変化させることにより前記励
起の有無を表示することを特徴とする。
【0035】請求項28の発明は、クリックボタンを有
するポインティングデバイスの移動操作により表示画面
上の位置指定が行われ、当該指定された位置で、前記ク
リックボタンが操作されたときに情報入力を行うグラフ
ィカルユーザインタフェースの情報報知方法において、
前記ポインティングデバイスは複数のクリックボタンを
有し、該複数のクリックボタンに対して複数の方向が予
め割り当てられており、前記複数のクリックボタンの中
の操作されたクリックボタンを判定し、該判定手段によ
り判定されたクリックボタンに割り当てられている方向
に設定値を変更することを特徴とする。
【0036】請求項29の発明は、請求項28に記載の
グラフィカルユーザインタフェースの情報報知方法にお
いて、前記表示画面上の特定領域内の位置が前記ポイン
ティングデバイスにより指定されたか否かを判定し、該
判定手段により肯定判定が得られた場合に、前記設定値
の変更を許可することを特徴とする。
【0037】請求項30の発明は、請求項29に記載の
グラフィカルユーザインタフェースの情報報知方法にお
いて、前記設定値の変更の許可を表示することを特徴と
する。
【0038】請求項31の発明は、請求項30に記載の
グラフィカルユーザインタフェースの情報報知方法にお
いて、前記設定値の変更の許可の表示に関連して、前記
複数の方向を表示することを特徴とする。
【0039】請求項32の発明は、請求項30に記載の
グラフィカルユーザインタフェースの情報報知方法にお
いて、前記ポインティングデバイス自体の位置が前記表
示画面にカーソルマークで表示され、該カーソルマーク
の形状を変化させることにより前記設定値の変更の許可
を報知することを特徴とする。
【0040】請求項33の発明は、請求項32に記載の
グラフィカルユーザインタフェースの情報報知方法にお
いて、前記設定値を数値形態で表示することを特徴とす
る。
【0041】請求項34の発明は、請求項33に記載の
グラフィカルユーザインタフェースの情報報知方法にお
いて、前記数値形態の表示の領域と、前記特定領域とを
隣接させることを特徴とする。
【0042】請求項35の発明は、請求項32に記載の
グラフィカルユーザインタフェースの情報報知方法にお
いて、前記設定値を特定図形の位置の形態で表示するこ
とを特徴とする。
【0043】請求項36の発明は、請求項35に記載の
グラフィカルユーザインタフェースの情報報知方法にお
いて、前記複数の方向に対応させて、前記特定図形を回
転移動させることを特徴とする。
【0044】請求項37の発明は、請求項35に記載の
グラフィカルユーザインタフェースの情報報知方法にお
いて、前記特定図形はスクロールバーのそれ自身が移動
するボタンであり、該ボタンの外周枠を前記特定領域と
することを特徴とする。
【0045】請求項38の発明は、請求項37に記載の
グラフィカルユーザインタフェースの情報報知方法にお
いて、前記ボタンの移動に関連させて、前記カーソルマ
ークを相対移動させることを特徴とする。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0047】(第1の実施の形態)図1は本発明を適用
する情報処理装置のシステム構成を示す。情報処理装置
としては汎用のパーソナルコンピュータを使用できるの
で、説明は簡単に留める。図1において、CPU1はO
S(オペレーティングシステム)に従って、システム制
御を行う他、図2に示す処理プログラムを実行して、本
発明に係るマウス7のオートリピート機能を実現する。
ROM2には上記OSの一部およびシステムフォント等
を記憶している。RAM3はCPU1に対する入出力デ
ータ、たとえば、CPU1の実行のために、ハードディ
スク記憶装置(HDD)8からローディングされたプロ
グラム、CPU1の演算データ、キーボード6から入力
されたデータ、アプリケーションプログラムやGUIに
より設定されるデータが格納される。
【0048】CRT4は情報の表示を行う。本発明に係
る情報は図3に示すような数値およびその位置をマウス
カーソルにより指定するための図形を表示する。この実
施の形態の特徴は、上記図形をオートリピート機能にも
使用することに特徴がある。すなわち、マウスのクリッ
クボタンが押下されてない状態(非励起と称す)とマウ
スのクリックボタンが押下されている状態(励起状態と
称す)とでは図形の黒白を反転させることで、上記状態
を報知する。
【0049】入出力インタフェース(I/O)5はLA
N(ローカルエリアネットワーク)と接続している他の
コンピュータとの間で情報を転送する。
【0050】キーボード6は文字情報等やCPU1に対
する動作指示を入力する。マウス7はCRT4の表示画
面の特定位置を指定することによりその位置に表示され
ている情報に関連する動作命令、文字、数値等を入力す
る。HDD8は上記OS、プログラム解析プログラム、
GUI用のプログラム(図2)およびGUIで使用する
表示用の図形データを格納する。通常、GUI用のプロ
グラムはアプリケーションプログラムやOSの中に含ま
れる。フロッピーディスクドライブ(FDD)9はフロ
ッピーディスクを受け付け、フロッピーディスクから各
種の情報をを読み出す。
【0051】上述のシステムの本発明に係る動作を図2
および図3を参照して説明する。図2はCPU1が実行
するGUI用のプログラムであり、そのプログラムを内
蔵するプログラムが起動されたときに共に起動される。
図3はスピンコントロールと呼ばれるGUIにより表示
される数値および図形を示す。このようなGUIはたと
えば、コンピュータのシステム時計の時刻合わせやワー
プロソフトで使用するフォント(文字)のサイズの設定
のために使用される。
【0052】なお、オートリピート間隔、この場合、図
形の黒白反転間隔の時間をキーボード6から行って、こ
れらの設定内容をHDD8に専用の設定ファイル名でC
PU1により記憶させておくものとする。
【0053】図1においてCPU1は上記設定ファイル
を読み出し、オートリピート間隔時間の半分の時間tを
不図示の第1のタイマーの計時時間に設定する。また、
オートリピートを起動するまでの時間ttを第2のタイ
マーの計時時間に設定する(ステップ100)。
【0054】図3のGUIインタフェースが表示される
初期状態ではオートリピートモードはオフ(未起動)で
あり、オートリピートモードのオン/オフを記憶するR
AM3上のフラグはオフに設定される(ステップ10
1)。CPU1はマウス7からの入力の有無(入力イベ
ントの発生の有無)を監視し、入力がない状態では、図
3の符号201に示すような表示、すなわち非励起状態
を示す図形でのGUIの表示を行う(ステップ102→
ステップ103)。
【0055】ユーザがマウス7のクリックボタンを操作
し、入力を行うと、この入力がCPU1に検知され(ス
テップ102のYES判定)、CPU1は符号201の
中の図形を白黒反転し、励起状態を示す図形に切り換え
る。また、第1タイマーを起動する。また、図3の例で
は数値設定のためのGUIであるので、1回のクリック
ボタンの操作に対応させて数値表示を2に変更する(ス
テップ104、図3の符号202参照)。励起状態の図
形の表示が第1タイマーのカウントアップ(t時間の計
時終了)まで保持される(ステップ105)。第2タイ
マーのカウントアップ終了後、CPU1は第1タイマー
を再起動し、非励起状態の図形表示203に切り換えて
をカウントアップまでその表示を保持する(ステップ1
06→ステップ107)。この時点では第2タイマーの
計時時間はオートリピートを起動するまでの待ち時間t
tに到達しておらず、また、フラグはオートリピートオ
フを示しているので、CPU1はフラグをオートリピー
トオンにして、第2タイマーがオートリピート起動待機
時間をカウントアップするまで待機する(ステップ10
8→ステップ109→ステップ110)。
【0056】第2タイマーがカウントアップし、オート
リピート待機時間に到達するとCPU1は手順をステッ
プ102に進め、このステップでマウス入力(クリック
ボタンが押下状態)があるか否かを判定する。ユーザが
1回だけのクリックボタンを操作したのであれば、この
とき、マウス入力は発生しておらず、手順はステップ1
02からステップ103に進んでCPU1は図形表示を
図3の符号203のような非励起状態を維持する。な
お、数値表示は1から更新された2を示している。
【0057】一方、ユーザがオートリピート待機時間を
過ぎても、マウスのクリックボタンを押下し続けている
場合には(この時、フラグはオートリピートオン)、ス
テップ102の判定処理において、入力ありの判定が得
られるので、CPU1は数字の表示を現在の2から3に
更新し、指定されている図形を現在の非励起状態(図3
の符号203)→励起状態(図3の符号204)→非励
起状態(図3の符号205)というように表示状態を一
定時間間隔tで切り換える(ステップ104〜ステップ
107)。フラグはオートリピートオンを示しているの
で、手順はステップ108→ステップ102と進み、以
後、マウス入力が行われている間は、ステップ102〜
ステップ108→ステップ102のループ処理により、
図形表示の切り換えが行われる。ユーザはこの図形の切
り換え表示を見て、オートリピート機能が起動されてい
ることを知ることができる。また、音による報知ではな
いので、雑音を発生することもない。
【0058】ユーザがクリックボタンの押下を中止する
と、マウス入力なしがステップ102で確認され、図形
表示は非励起状態に戻り、フラグもオートリピートオフ
に設定される。以後、ユーザがマウスを操作すると、上
述の図形切り換え表示処理が再開される。
【0059】上述の実施の形態では数値を増加せる図形
をマウス7により指定する例であったが、数値を減少さ
せる場合にも図3の処理手順を実行してオートリピート
機能を実現できる。また、ユーザにオートリピートの起
動を報知するための図形表示は上述の例に限らず、図4
の(a)、(b)に示すように大小の図形の切り換えと
したり凹、凸の変化が確認できるような図形の切り換
え、三角形状の矢印図形と、矢の形状の図形の切り換え
とすることもできる。さらに図形の形状を変えずにカラ
ーの色の切り換えや点滅表示等を行ってもよい。
【0060】(第2の実施の形態)次に、マウス7を移
動させることなく、左右あるいは上下の矢印ボタンを選
択的に操作できるGUIを説明する。なお、ハード構成
については図1の第1の実施の形態と同様とする。第2
の実施の形態の機能形成を図5に示す。第2実施形態で
はマウス251(図1の符号7)に左右のクリックボタ
ンがあるので、マウスカーソルが特定領域の中に位置し
た時に左ボタンのクリック操作(252)により設定す
べき数値を増加させ(253)、右ボタンのクリック操
作(252)で設定すべき数値を減少(253)させる
GUIを提供する。増加/減少する設定値データ256
および増減する値の単位の増減値データ257およびマ
ウスカーソルの現在位置を示すカーソルデータ258、
上記特定領域の位置を示す領域データが図1のHDD8
に格納されている。CPU1は図7の処理手順を実行し
て、マウス251の左右ボタンのクリック操作を検知し
て、設定値の増減処理253を行って、図1のCRT4
のような出力デバイス105に修正後の設定値を出力
(254)して設定値を表示させる。
【0061】このための操作および表示の一例を図6に
示す。図6において、CRT4の表示画面上の特定位置
にある大きさを持つ表示領域302が設けられる。表示
領域は設定値を表示する領域304とマウスカーソル3
01を検知する領域303を有する。マウスカーソル3
01が上記領域303の領域の外に位置しているとき
は、マウスカーソルの形状は矢印の図形である。マウス
7の移動によりマウスカーソル301を領域303内に
位置させると、マウスカーソル301の形状は、マウス
形状に変化する。この例では、左右のクリックボタンを
示す図形とこの各クリックボタンに割り当てた設定値の
増減方向を示す図形(3角形)も示されている。カーソ
ルマーク301の図形が矢印形状からマウス形状になる
と、マウス7の左右のクリックボタンによる設定値の変
更が許可され、上記マウスカーソルの図形の変化により
ユーザにもこの旨を知らせる。
【0062】ここでユーザがマウス7の左クリックボタ
ンを1回押下すると現在の設定値の表示“100”が数
値“101”の表示306に変更され、逆に右クリック
ボタンを操作すると現在の表示“100”が“99”の
表示307に変更される。
【0063】このようなGUIを実行するための処理手
順を図7に示す。この処理手順は図1のHDD8に格納
されており、このGUIを必要とするアプリケーション
やシステムプログラムの起動時に実行される。また、図
5に示す情報256〜259もHDD8からRAM3に
転送される。
【0064】図1のCPU1はマウス7からの入力を受
け付ける。マウス7自体が移動されたときは、その移動
量および移動方向を示す信号がマウス7から入力される
ので、CPU1はステップ401→ステップ402と手
順を進める。ステップ402でCPU1は指示された移
動量に応じてマウスカーソルの表示位置を示すRAM3
上のカーソルポインタを更新する。次に、更新されたカ
ーソルポインタの示す位置が図6の領域303内にある
か否かをRAM3に格納された領域情報に基づき判定す
る。更新後のマウスカーソルの位置が領域303内にあ
る場合には、マウスカーソルの図形をマウス図形(図6
参照)に変更する(ステップ403)。マウスカーソル
の図形変更処理は周知の手法を使用するとよい。一例と
してはマウスカーソル使用するマウス用の図形は予め識
別番号を与えておき、その識別番号を指定することによ
りRAM3上の図形イメージを取り出し、CRT4に表
示させる。一方、カーソルポインタの示す位置、すなわ
ち、マウスカーソルの位置が領域303に位置にない場
合には、マウスカーソルの図形を矢印に変更する(ステ
ップ404)。
【0065】一方、カーソルポインタの位置が領域30
3中にあることを示している場合には、処理手順がステ
ップ402からステップ403に移行することにより設
定値の変更処理が許可される。すなわち、RAM3から
現在、設定されている数値100を取り出し、CRT4
の表示画面の領域304に表示させる(ステップ40
5)。この次に、CPU1は左右クリックボタンの操作
を待つ。マウス7の左右クリックボタンのいずれかが操
作されると、CPU1はステップ406において、増減
値(この場合、数値1)をRAM3から読み出して、次
にマウス7からの入力信号に基づきいずれのクリックボ
タンが操作されたかを判定する(ステップ407→ステ
ップ408)。左のクリックボタンが操作された場合に
は設定値(数値100)を増減値(数値1)だけ、増加
させる(ステップ409)。したがって、数値101が
新たに更新的に表示される。右クリックボタンが操作さ
れた場合には数値1だけ減算されて、数値99が新たな
設定値となる(ステップ410)。このようにして変更
された設定値はRAM3に保存され、この設定値を使用
するシステムプログラムやアプリケーションプログラム
に供される(ステップ411)。
【0066】従来では、小さな矢印図形にマウスカーソ
ルを位置させなければならないのに対し、この実施形態
では、従来よりも大きい領域にマウスカーソルを位置さ
せるので、従来のような微妙な位置決め操作を必要とし
ない。また、クリックボタンの操作中にマウス7本体が
移動して、マウスカーソルが少しく移動しても、マウス
カーソルの位置を元に戻す必要がない。よしんば、マウ
スカーソルの位置が領域303の外に移るようなことが
あってもカーソルマークの図形形状が変わるので、カー
ソルマークの位置がずれたことにユーザが気が付くこと
ができる。
【0067】第2の実施の形態の各種の表示形態を図8
および図9に示す。図8の例では領域501の中に表示
位置で設定値を表示する丸図形が存在する。領域501
の中にマウスカーソルが位置するとマウスカーソルの図
形が矢印からマウス図形に変更される。マウスカーソル
が領域501の中にある状態でマウス7の左右のクリッ
クボタンの操作で、図形502の回転方向を指示する。
右クリックボタンで図形502は右回転し、左クリック
ボタンの操作で図形502は左回転する。図形502の
回転量はクリックボタンのクリック回数で定まり、予め
定められた増減値で、設定値が、クリック回数に応じて
増減される。
【0068】図9に示す例はスクロールバーについての
GUIであり、従来はドラッグによりボタン表示601
を図の左右に移動していたのに対し、この例では、ボタ
ン表示601の中にマウスカーソルが位置したときに、
左右のクリックボタンを模した図形602に変化する。
このクリックボタン図形に移動方向を示す図形(矢印)
を含め、ユーザにボタン表示601の移動方向と、対応
するクリックボタンを知らせる。マウスカーソルがボタ
ン表示の中にあるときにたとえば左クリックボタンを操
作すると、ボタン表示601が左に移動し、ボタン表示
の位置を示す設定値が変更される。この設定値は、たと
えば、文書中の表示個所の変更等に使用される。図8や
図9のGUIでも図7の制御手順を実行して、設定値を
変えるとよい。この場合、図6の例では、設定値を数値
で表示していたのに対し、図8および図9の例では特定
図形の位置で設定値を表す。また、図9の例ではマウス
カーソルのボタン表示の中の位置を変更せずに、ボタン
表示の移動にあわせてマウスカーソルの位置を相対移動
させることになる。これらの処理はCPU1により実行
すればよく、このための処理手順は詳細に説明しなくて
も当業者であれば、容易に作成し得るであろう。
【0069】上述の実施の形態の他に次の例を実施でき
る。
【0070】1)上述の実施の形態では、ポインティン
グデバイスとしてマウスを説明したが、ポインティング
デバイスとしてはトラックボール等にも本発明を適用で
きる。
【0071】2)上述の実施の形態ではクリックボタン
の個数を2つとして説明したがクリックボタンを3つ以
上有するポインティングデバイスにも本発明を適用でき
る。
【0072】3)上述の実施の形態で示したマウスカー
ソルの図形は例であり、ユーザの所望とすることができ
る。また、複数のマウスカーソル図形を用意しておき、
ユーザが選択するようにもすることができる。
【0073】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1、20
の発明によれば、オートリピートモード状態では、励起
状態が表示によりユーザに報知されるので、ユーザはオ
ートリピート状態にあること、また、励起タイミングを
音でなくても目視確認することができる。また、音が発
生しないので、周囲に迷惑をかけることはない。
【0074】請求項2〜5、21〜24の発明では、色
の反転、図形形状の変化により励起の表示に関連して、
励起無しをも表示する。これにより、励起タイミングを
より一層明確にユーザに報知できる。
【0075】請求項6、7、8、25、26、27の発
明では、たとえば、数値設定の増減指定ようの図形等、
ポインティングデバイスにより必ず指定しなければなら
ない図形の形状を変化させることにより励起をユーザに
しらせる。ユーザは、上記図形を注視するので、オート
リピートモードの設定および励起タイミングをユーザに
確実に報知できる。
【0076】請求項9、28の発明では、従来、たとえ
ば、表示画面上の左右の矢印を指定する操作に代わり、
ポインティングデバイスの複数のクリックボタンのいず
れかを選択することによって、設定値などの増減方向の
指定を行う。これにより、上記矢印などの小さい図形の
位置指定を行わずに、方向の指定が可能となる。
【0077】請求項10、29の発明はでは、表示画面
上に特定領域を設けて、この特定領域が位置指定された
場合に請求項9、28の処理を実行可能とし、特定領域
以外の領域ではポインティングデバイスの従来の位置指
定処理を可能とする。
【0078】請求項11、12、30、31の発明で
は、設定値の許可の表示により、ポインティングデバイ
スの指定位置が特定領域にあるか否かをユーザが目視確
認することができる。さらに、変更の許可に関連して、
変更可能な方向をも表示することにより、ユーザは複数
のクリックボタンの選択が容易となる。
【0079】請求項13、32の発明では、カーソルマ
ークはユーザが常時注視するので、このカーソルマーク
の形状を変化させることで、設定値の変更の許可をユー
ザに確実に報知することができる。
【0080】請求項14、15、33、34の発明で
は、設定値を数値形態で表示す場合に、この数値表示に
隣接して、特定領域を表示することにより。カーソルマ
ークと設定値の双方をユーザが見やすくなる。
【0081】請求項16、17、35、36の発明で
は、特定図形を回転や直線移動して、特定図形の位置で
設定値を表示する場合に、その移動方向を複数のクリッ
クボタンで指示できる。
【0082】請求項18、19、37、38の発明で
は、スクロールバーの移動用のボタン等、特定領域自体
が移動する場合にもマウスカーソルを特定領域の移動に
追従させることによりユーザはクリックボタンの操作に
専念できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施の形態のシステム構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明第1の実施の形態の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図3】本発明第1の実施の形態の表示内容を示す説明
図である。
【図4】本発明第1の実施の形態の他の表示形態を示す
説明図である。
【図5】本発明第2の実施の形態の機能構成を示すブロ
ック図である。
【図6】本発明第2の実施の形態の操作と表示の関係を
示す説明図である。
【図7】本発明第2の実施の形態の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図8】本発明第2の実施の形態の操作と他の表示の関
係を示す説明図である。
【図9】本発明第2の実施の形態の操作と他の表示の関
係を示す説明図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 CRT 5 I/O 6 キーボード 7 マウス 8 HDD 9 FDD
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 誠司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (38)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリックボタンを有するポインティング
    デバイスの移動操作により表示画面上の位置指定が行わ
    れ、当該指定された位置で、前記クリックボタンが操作
    されたときに情報入力を行うグラフィカルユーザインタ
    フェースにおいて、 一定時間以上、前記ポインティングデバイスのクリック
    ボタンが操作された後、以後、前記クリックボタンが操
    作されている間、所定時間間隔で、前記ポインティング
    デバイスのクリックボタンにより励起が生じているとみ
    なすオートリピートモードを設定する制御手段と、 該オートリピートモードが設定されている場合に、前記
    励起の有無を判定する判定手段と、 該判定手段により励起有りの判定が得られたときには該
    励起ありを示す表示を行う表示手段とを具えたことを特
    徴とするグラフィカルユーザインタフェース。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のグラフィカルユーザイ
    ンタフェースにおいて、前記判定手段により励起無しの
    判定が得られたときには前記表示手段は、前記励起あり
    の表示と関連付けて該励起無しを示す表示を行うことを
    特徴とするグラフィカルユーザインタフェース。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のグラフィカルユーザイ
    ンタフェースにおいて、前記表示手段は前記励起無しの
    表示を変化させることにより前記励起ありを表示するこ
    とを特徴とするグラフィカルユーザインタフェース。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のグラフィカルユーザイ
    ンタフェースにおいて、前記表示の変化は色の反転であ
    ることを特徴とするグラフィカルユーザインタフェー
    ス。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載のグラフィカルユーザイ
    ンタフェースにおいて、前記表示の変化は図形の形状の
    変化であることを特徴とするグラフィカルユーザインタ
    フェース。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のグラフィカルユーザイ
    ンタフェースにおいて、前記クリックボタンは特定方向
    に設定値を一定値ずつ変更することを指示することを特
    徴とするグラフィカルユーザインタフェース。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のグラフィカルユーザイ
    ンタフェースにおいて、前記特定方向には増加および減
    少の2方向があり、前記表示手段は該2方向を示す2つ
    の図形を表示し、前記ポインティングデバイスにより前
    記2つの図形の1つを選択することにより前記設定値を
    変更する方向を指示することを特徴とするグラフィカル
    ユーザインタフェース。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のグラフィカルユーザイ
    ンタフェースにおいて、前記表示手段は前記2つの図形
    の中の前記ポインティングデバイスにより選択された図
    形を変化させることにより前記励起の有無を表示するこ
    とを特徴とするグラフィカルユーザインタフェース。
  9. 【請求項9】 クリックボタンを有するポインティング
    デバイスの移動操作により表示画面上の位置指定が行わ
    れ、当該指定された位置で、前記クリックボタンが操作
    されたときに情報入力を行うグラフィカルユーザインタ
    フェースにおいて、 前記ポインティングデバイスは複数のクリックボタンを
    有し、該複数のクリックボタンに対して複数の方向が予
    め割り当てられており、前記複数のクリックボタンの中
    の操作されたクリックボタンを判定する判定手段と、 該判定手段により判定されたクリックボタンに割り当て
    られている方向に設定値を変更する制御手段とを具えた
    ことを特徴とするグラフィカルユーザインタフェース。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のグラフィカルユーザ
    インタフェースにおいて、前記表示画面上の特定領域内
    の位置が前記ポインティングデバイスにより指定された
    か否かを判定する判定手段と、該判定手段により肯定判
    定が得られた場合に、前記制御手段による前記設定値の
    変更を許可する許可手段をさらに具えたことを特徴とす
    るグラフィカルユーザインタフェース。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースにおいて、前記許可手段の許可を表示
    する表示手段をさらに具えたことを特徴とするグラフィ
    カルユーザインタフェース。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースにおいて、前記表示手段は、前記許可
    手段の許可の表示に関連して、前記複数の方向を表示す
    ることを特徴とするグラフィカルユーザインタフェー
    ス。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースにおいて、前記ポインティングデバイ
    ス自体の位置が前記表示画面にカーソルマークで表示さ
    れ、前記表示手段は該カーソルマークの形状を変化させ
    ることにより前記許可手段の許可を報知することを特徴
    とするグラフィカルユーザインタフェース。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースにおいて、前記表示手段は、前記設定
    値を数値形態で表示することを特徴とするグラフィカル
    ユーザインタフェース。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースにおいて、前記数値形態の表示の領域
    と、前記特定領域とを隣接させることを特徴とするグラ
    フィカルユーザインタフェース。
  16. 【請求項16】 請求項13に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースにおいて、前記表示手段は、前記設定
    値を特定図形の位置の形態で表示することを特徴とする
    グラフィカルユーザインタフェース。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースにおいて、前記複数の方向に対応させ
    て、前記特定図形を回転移動させることを特徴とするグ
    ラフィカルユーザインタフェース。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースにおいて、前記特定図形はスクロール
    バーのそれ自身が移動するボタンであり、該ボタンの外
    周枠を前記特定領域とすることを特徴とするグラフィカ
    ルユーザインタフェース。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースにおいて、前記ボタンの移動に関連さ
    せて、前記カーソルマークを相対移動させることを特徴
    とするグラフィカルユーザインタフェース。
  20. 【請求項20】 クリックボタンを有するポインティン
    グデバイスの移動操作により表示画面上の位置指定が行
    われ、当該された位置で、前記クリックボタンが操作さ
    れたときに情報入力を行うグラフィカルユーザインタフ
    ェースの情報報知方法において、 一定時間以上、前記ポインティングデバイスのクリック
    ボタンが操作された後、以後、前記クリックボタンが操
    作されている間、所定時間間隔で、前記ポインティング
    デバイスのクリックボタンにより励起が生じているとみ
    なすオートリピートモードを設定し、 該オートリピートモードが設定されている場合に、前記
    励起の有無を判定し、 励起有りの判定が得られたときには該励起ありを示す表
    示を行うことを特徴とするグラフィカルユーザインタフ
    ェースの情報報知方法。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースの情報報知方法において、励起無しの
    判定が得られたときには、前記励起ありの表示と関連付
    けて該励起無しを示す表示を行うことを特徴とするグラ
    フィカルユーザインタフェースの情報報知方法。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースの情報報知方法において、前記励起無
    しの表示を変化させることにより前記励起ありを表示す
    ることを特徴とするグラフィカルユーザインタフェース
    の情報報知方法。
  23. 【請求項23】 請求項22に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースの情報報知方法において、前記表示の
    変化は色の反転であることを特徴とするグラフィカルユ
    ーザインタフェースの情報報知方法。
  24. 【請求項24】 請求項22に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースの情報報知方法において、前記表示の
    変化は図形の形状の変化であることを特徴とするグラフ
    ィカルユーザインタフェースの情報報知方法。
  25. 【請求項25】 請求項20に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースの情報報知方法において、前記クリッ
    クボタンは特定方向に設定値を一定値ずつ変更すること
    を指示することを特徴とするグラフィカルユーザインタ
    フェースの情報報知方法。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースの情報報知方法において、前記特定方
    向には増加および減少の2方向があり、該2方向を示す
    2つの図形を表示し、前記ポインティングデバイスによ
    り前記2つの図形の1つを選択することにより前記設定
    値を変更する方向を指示することを特徴とするグラフィ
    カルユーザインタフェースの情報報知方法。
  27. 【請求項27】 請求項26に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースの情報報知方法において、前記2つの
    図形の中の前記ポインティングデバイスにより選択され
    た図形を変化させることにより前記励起の有無を表示す
    ることを特徴とするグラフィカルユーザインタフェース
    の情報報知方法。
  28. 【請求項28】 クリックボタンを有するポインティン
    グデバイスの移動操作により表示画面上の位置指定が行
    われ、当該指定された位置で、前記クリックボタンが操
    作されたときに情報入力を行うグラフィカルユーザイン
    タフェースの情報報知方法において、 前記ポインティングデバイスは複数のクリックボタンを
    有し、該複数のクリックボタンに対して複数の方向が予
    め割り当てられており、前記複数のクリックボタンの中
    の操作されたクリックボタンを判定し、 該判定手段により判定されたクリックボタンに割り当て
    られている方向に設定値を変更することを特徴とするグ
    ラフィカルユーザインタフェースの情報報知方法。
  29. 【請求項29】 請求項28に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースの情報報知方法において、前記表示画
    面上の特定領域内の位置が前記ポインティングデバイス
    により指定されたか否かを判定し、該判定手段により肯
    定判定が得られた場合に、前記設定値の変更を許可する
    ことを特徴とするグラフィカルユーザインタフェースの
    情報報知方法。
  30. 【請求項30】 請求項29に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースの情報報知方法において、前記設定値
    の変更の許可を表示することを特徴とするグラフィカル
    ユーザインタフェースの情報報知方法。
  31. 【請求項31】 請求項30に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースの情報報知方法において、前記設定値
    の変更の許可の表示に関連して、前記複数の方向を表示
    することを特徴とするグラフィカルユーザインタフェー
    スの情報報知方法。
  32. 【請求項32】 請求項30に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースの情報報知方法において、前記ポイン
    ティングデバイス自体の位置が前記表示画面にカーソル
    マークで表示され、該カーソルマークの形状を変化させ
    ることにより前記設定値の変更の許可を報知することを
    特徴とするグラフィカルユーザインタフェースの情報報
    知方法。
  33. 【請求項33】 請求項32に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースの情報報知方法において、前記設定値
    を数値形態で表示することを特徴とするグラフィカルユ
    ーザインタフェースの情報報知方法。
  34. 【請求項34】 請求項33に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースの情報報知方法において、前記数値形
    態の表示の領域と、前記特定領域とを隣接させることを
    特徴とするグラフィカルユーザインタフェースの情報報
    知方法。
  35. 【請求項35】 請求項32に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースの情報報知方法において、前記設定値
    を特定図形の位置の形態で表示することを特徴とするグ
    ラフィカルユーザインタフェースの情報報知方法。
  36. 【請求項36】 請求項35に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースの情報報知方法において、前記複数の
    方向に対応させて、前記特定図形を回転移動させること
    を特徴とするグラフィカルユーザインタフェースの情報
    報知方法。
  37. 【請求項37】 請求項35に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースの情報報知方法において、前記特定図
    形はスクロールバーのそれ自身が移動するボタンであ
    り、該ボタンの外周枠を前記特定領域とすることを特徴
    とするグラフィカルユーザインタフェースの情報報知方
    法。
  38. 【請求項38】 請求項37に記載のグラフィカルユー
    ザインタフェースの情報報知方法において、前記ボタン
    の移動に関連させて、前記カーソルマークを相対移動さ
    せることを特徴とするグラフィカルユーザインタフェー
    スの情報報知方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001174928A (ja) * 1999-12-17 2001-06-29 Noritsu Koki Co Ltd プリントデータ入力装置
JP2012234382A (ja) * 2011-05-02 2012-11-29 Ricoh Co Ltd 画像表示システムおよび画像表示方法
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