JPH1165769A - タッチパネル表示制御方法及びそれを記録した記録媒体 - Google Patents
タッチパネル表示制御方法及びそれを記録した記録媒体Info
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- JPH1165769A JPH1165769A JP22771697A JP22771697A JPH1165769A JP H1165769 A JPH1165769 A JP H1165769A JP 22771697 A JP22771697 A JP 22771697A JP 22771697 A JP22771697 A JP 22771697A JP H1165769 A JPH1165769 A JP H1165769A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 タッチパネル装置に表示される高解像度の画
像に対する指示を容易化する。 【解決手段】 ディスプレイとタッチパネルとを有する
タッチパネル装置と、コンピュータとを備えた情報処理
システムに、指または指示具のタッチパネルから指示具
の距離Ｚを検出する距離検出機構を設けておき、該ディ
スプレイに入力用画像を表示する。指または指示具が接
近したとき、その距離Ｚを処理Ｓ３で距離検出機構によ
って検出する。指または指示具のタッチパネルからの距
離Ｚが一定の範囲（１≦Ｚ≦Ｎ）のときに、処理Ｓ４
で、ディスプレイに表示中の入力用画像における指また
は指示具の近傍を拡大する。これにより、オペレータの
希望する箇所の画像が拡大され、タッチパネルへの接触
が容易になる。
像に対する指示を容易化する。 【解決手段】 ディスプレイとタッチパネルとを有する
タッチパネル装置と、コンピュータとを備えた情報処理
システムに、指または指示具のタッチパネルから指示具
の距離Ｚを検出する距離検出機構を設けておき、該ディ
スプレイに入力用画像を表示する。指または指示具が接
近したとき、その距離Ｚを処理Ｓ３で距離検出機構によ
って検出する。指または指示具のタッチパネルからの距
離Ｚが一定の範囲（１≦Ｚ≦Ｎ）のときに、処理Ｓ４
で、ディスプレイに表示中の入力用画像における指また
は指示具の近傍を拡大する。これにより、オペレータの
希望する箇所の画像が拡大され、タッチパネルへの接触
が容易になる。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラフィカルユー
ザインタフェース（以下、ＧＵＩという）を持つオペレ
ーティングシステム（以下、ＯＳという）上でタッチパ
ネル装置を使用する場合のタッチパネル表示制御方法
と、それを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
とに関するものである。
ザインタフェース（以下、ＧＵＩという）を持つオペレ
ーティングシステム（以下、ＯＳという）上でタッチパ
ネル装置を使用する場合のタッチパネル表示制御方法
と、それを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体
とに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】ディスプレイとこのディスプレイの前面
に配置されたタッチパネルからなる従来のタッチパネル
装置は、マウスの代わりのポインティングデバイスとし
て使用され、ディスプレイに表示した画像に対して、人
の指や指示具であるスタイラスペン等で直接画面（タッ
チパネル）に触れることにより、ＯＳ或いはこのＯＳ上
で動作するアプリケーションの操作を行う。この時、デ
ィスプレイの画像上の要素である例えばアイコン（ico
n）メニュー、プルダウン（pulldown）メニュー、また
は画面キー等の表示状態（大きさ及び位置）は、指やス
タイラスペンが触れるまで変化せず、その要素に正確に
触れることができたときに初めて、マウスによる操作時
と同様に状態が変化する。
に配置されたタッチパネルからなる従来のタッチパネル
装置は、マウスの代わりのポインティングデバイスとし
て使用され、ディスプレイに表示した画像に対して、人
の指や指示具であるスタイラスペン等で直接画面（タッ
チパネル）に触れることにより、ＯＳ或いはこのＯＳ上
で動作するアプリケーションの操作を行う。この時、デ
ィスプレイの画像上の要素である例えばアイコン（ico
n）メニュー、プルダウン（pulldown）メニュー、また
は画面キー等の表示状態（大きさ及び位置）は、指やス
タイラスペンが触れるまで変化せず、その要素に正確に
触れることができたときに初めて、マウスによる操作時
と同様に状態が変化する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
タッチパネル表示制御方法では、次のような課題があっ
た。ディスプレイの画像上に存在する要素の大きさが指
やスタイラスペンに比べて小さい場合、或いは狭い範囲
に多数の要素が密集している場合等には、目的の要素を
タッチパネル上で正確に指して操作することが困難であ
った。特に、汎用のＧＵＩを持つＯＳでは、フォルダを
表すアイコンやウインドウのスクロールバー等、マウス
で操作することを前提としているので、非常に小さな要
素が多く存在している。これらの要素はＯＳに標準部品
として実装されてアプリケーションに提供されるため、
汎用ＯＳ上でタッチパネルを使用するシステムを構築し
た場合は、必然的に細かな操作を要求されることにな
る。そういった細かな操作を行うために生じる不便さ
は、画像が高精細になるほどより顕著になる。そのた
め、タッチパネル装置を使用するシステム環境において
は、画像の解像度を低くして相対的に各要素の表示を大
きくし、最低限の操作性を確保する工夫が必要であっ
た。本発明では、ＧＵＩを持つＯＳ上のポインティング
デバイスとしてタッチパネル装置を使用する際の操作上
の不便さを解消すると共に、それによって生じる制約事
項を解消することを目的とする。
タッチパネル表示制御方法では、次のような課題があっ
た。ディスプレイの画像上に存在する要素の大きさが指
やスタイラスペンに比べて小さい場合、或いは狭い範囲
に多数の要素が密集している場合等には、目的の要素を
タッチパネル上で正確に指して操作することが困難であ
った。特に、汎用のＧＵＩを持つＯＳでは、フォルダを
表すアイコンやウインドウのスクロールバー等、マウス
で操作することを前提としているので、非常に小さな要
素が多く存在している。これらの要素はＯＳに標準部品
として実装されてアプリケーションに提供されるため、
汎用ＯＳ上でタッチパネルを使用するシステムを構築し
た場合は、必然的に細かな操作を要求されることにな
る。そういった細かな操作を行うために生じる不便さ
は、画像が高精細になるほどより顕著になる。そのた
め、タッチパネル装置を使用するシステム環境において
は、画像の解像度を低くして相対的に各要素の表示を大
きくし、最低限の操作性を確保する工夫が必要であっ
た。本発明では、ＧＵＩを持つＯＳ上のポインティング
デバイスとしてタッチパネル装置を使用する際の操作上
の不便さを解消すると共に、それによって生じる制約事
項を解消することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のうちの第１の発明は、画像の表示を行うデ
ィスプレイとこのディスプレイの前面に配置されて指ま
たは指示具が触れることで該画像中の要素が指定される
タッチパネルとを有するタッチパネル装置と、前記ディ
スプレイを制御して前記画像の情報を該ディスプレイに
与えると共に前記指定された要素を入力するコンピュー
タとを備えた情報処理システムにおいて、次のようなタ
ッチパネル表示方法を講じている。即ち、前記指または
指示具の前記タッチパネルへの接近を感知して該タッチ
パネルからの距離を検出する距離検出機構を設けてお
き、前記コンピュータの制御によって前記指定が可能な
要素を配列した入力用画像を前記ディスプレイに表示す
る表示処理と、前記入力用画像を表示した状態で前記距
離検出機構によって検出された距離が一定の範囲内にな
ったときに、該入力用画像における前記指または指示具
の近傍を拡大して表示させる拡大処理とを行うようにし
ている。
に、本発明のうちの第１の発明は、画像の表示を行うデ
ィスプレイとこのディスプレイの前面に配置されて指ま
たは指示具が触れることで該画像中の要素が指定される
タッチパネルとを有するタッチパネル装置と、前記ディ
スプレイを制御して前記画像の情報を該ディスプレイに
与えると共に前記指定された要素を入力するコンピュー
タとを備えた情報処理システムにおいて、次のようなタ
ッチパネル表示方法を講じている。即ち、前記指または
指示具の前記タッチパネルへの接近を感知して該タッチ
パネルからの距離を検出する距離検出機構を設けてお
き、前記コンピュータの制御によって前記指定が可能な
要素を配列した入力用画像を前記ディスプレイに表示す
る表示処理と、前記入力用画像を表示した状態で前記距
離検出機構によって検出された距離が一定の範囲内にな
ったときに、該入力用画像における前記指または指示具
の近傍を拡大して表示させる拡大処理とを行うようにし
ている。
【０００５】第２の発明は、第１の発明のタッチパネル
表示方法において、前記拡大処理は、前記入力用画像を
表示した状態で前記距離検出機構によって検出された距
離が一定の範囲内に所定時間以上保持された場合にの
み、前記コンピュータを制御し該入力用画像における前
記指示または指示具の近傍を拡大して表示させるように
している。第３の発明は、画像の表示を行うディスプレ
イとこのディスプレイの前面に配置されて指または指示
具が触れることで該画像中の要素が指定されるタッチパ
ネルとを有するタッチパネル装置と、前記指または指示
具の前記タッチパネルへの接近を感知して該タッチパネ
ルからの距離を検出する距離検出機構と、与えられたソ
フトウエアに基づいて動作し前記ディスプレイを制御し
て前記画像の情報を該ディスプレイに与えると共に前記
指定された要素を入力するコンピュータとを備えた情報
処理システムに対して、タッチパネル表示方法を実行さ
せるためのソフトウエアを記録したコンピュータ読取り
可能な記録媒体において、次のようなソフトウエアを記
録している。
表示方法において、前記拡大処理は、前記入力用画像を
表示した状態で前記距離検出機構によって検出された距
離が一定の範囲内に所定時間以上保持された場合にの
み、前記コンピュータを制御し該入力用画像における前
記指示または指示具の近傍を拡大して表示させるように
している。第３の発明は、画像の表示を行うディスプレ
イとこのディスプレイの前面に配置されて指または指示
具が触れることで該画像中の要素が指定されるタッチパ
ネルとを有するタッチパネル装置と、前記指または指示
具の前記タッチパネルへの接近を感知して該タッチパネ
ルからの距離を検出する距離検出機構と、与えられたソ
フトウエアに基づいて動作し前記ディスプレイを制御し
て前記画像の情報を該ディスプレイに与えると共に前記
指定された要素を入力するコンピュータとを備えた情報
処理システムに対して、タッチパネル表示方法を実行さ
せるためのソフトウエアを記録したコンピュータ読取り
可能な記録媒体において、次のようなソフトウエアを記
録している。
【０００６】即ち、前記ソフトウエアは、前記コンピュ
ータの制御によって前記指定が可能な要素を配列した入
力用画像を前記ディスプレイに表示する処理と、前記入
力用画像を表示した状態で前記距離検出機構によって検
出された距離が一定の範囲内になったときに、該入力用
画像における前記指または指示具の近傍を拡大して表示
させる処理とを実行させるためのソフトウエアとしてい
る。第４の発明は、第３の発明の記録媒体において、前
記拡大処理は、前記入力用画像を表示した状態で前記距
離検出機構によって検出された距離が一定の範囲内に所
定時間以上保持された場合に、該入力用画像における前
記指示または指示具の近傍を拡大して表示させる構成に
している。第１〜第４の発明によれば、以上のように、
タッチパネル表示制御方法とそれを記録した記録媒体と
を構成したので、指または指示具がタッチパネルへの接
近して該タッチパネルからの距離が一定の範囲内になる
と、距離検出機構によって検出される。そして、タッチ
パネルからの距離が一定の範囲内のときに、その指また
は指示具の近傍の画像が拡大され、細かな要素も拡大さ
れる。従って、前記課題を解決できるのである。
ータの制御によって前記指定が可能な要素を配列した入
力用画像を前記ディスプレイに表示する処理と、前記入
力用画像を表示した状態で前記距離検出機構によって検
出された距離が一定の範囲内になったときに、該入力用
画像における前記指または指示具の近傍を拡大して表示
させる処理とを実行させるためのソフトウエアとしてい
る。第４の発明は、第３の発明の記録媒体において、前
記拡大処理は、前記入力用画像を表示した状態で前記距
離検出機構によって検出された距離が一定の範囲内に所
定時間以上保持された場合に、該入力用画像における前
記指示または指示具の近傍を拡大して表示させる構成に
している。第１〜第４の発明によれば、以上のように、
タッチパネル表示制御方法とそれを記録した記録媒体と
を構成したので、指または指示具がタッチパネルへの接
近して該タッチパネルからの距離が一定の範囲内になる
と、距離検出機構によって検出される。そして、タッチ
パネルからの距離が一定の範囲内のときに、その指また
は指示具の近傍の画像が拡大され、細かな要素も拡大さ
れる。従って、前記課題を解決できるのである。
【０００７】
【発明の実施の形態】第１の実施形態 図２は、本発明の第１の実施形態を示す情報処理システ
ムのハードウエアの構成図である。この情報処理システ
ムは、パーソナルコンピータ１０と、該パーソナルコン
ピータ１０の入力手段である例えばキーボード１１ａ及
びマウス１１ｂと、タッチパネル装置１２とを備えてい
る。タッチパネル装置１２は、画像表示を行うディスプ
レイ１２ａと、該ディスプレイ１２ａの前面に配置され
たタッチパネル１２ｂとで構成されている。このタッチ
パネル装置１２には、さらに、指または指示具のスタイ
ラスペンの接近状態を監視し、それのタッチパネル１２
ｂからの距離を検出する距離検出機構１３が設けられて
いる。距離検出機構１３は、種々の構成が可能である
が、例えば、タッチパネル１２ｂの表面に平行な光信号
を発する発光部と、該光信号を受信してその光信号の遮
断状態で指または指示具の距離を測定する受信部とで構
成すると、指またはスタイラスペンの接近状態と該指ま
たはスタイラスペンの表示画像における座標（Ｘ／Ｙ）
とを監視できる。
ムのハードウエアの構成図である。この情報処理システ
ムは、パーソナルコンピータ１０と、該パーソナルコン
ピータ１０の入力手段である例えばキーボード１１ａ及
びマウス１１ｂと、タッチパネル装置１２とを備えてい
る。タッチパネル装置１２は、画像表示を行うディスプ
レイ１２ａと、該ディスプレイ１２ａの前面に配置され
たタッチパネル１２ｂとで構成されている。このタッチ
パネル装置１２には、さらに、指または指示具のスタイ
ラスペンの接近状態を監視し、それのタッチパネル１２
ｂからの距離を検出する距離検出機構１３が設けられて
いる。距離検出機構１３は、種々の構成が可能である
が、例えば、タッチパネル１２ｂの表面に平行な光信号
を発する発光部と、該光信号を受信してその光信号の遮
断状態で指または指示具の距離を測定する受信部とで構
成すると、指またはスタイラスペンの接近状態と該指ま
たはスタイラスペンの表示画像における座標（Ｘ／Ｙ）
とを監視できる。
【０００８】図３は、図２のソフトウエアの基本構成を
示すブロック図である。図２のシステムを運用するソフ
トウエアは、ディスプレイ１２ａに表示する画像を生成
すると共に、タッチパネル１２ｂから入力された位置情
報を利用するアプリケーションソフトウエア２１と、カ
ーネル部であるＯＳ本体２２と、ディスプレイ１２ａの
制御と画像の描画とを行うデバイスドライバからなるデ
ィスプレイ制御部２３と、タッチパネル１２ｂを制御し
てＯＳ本体２２とのインタフェースを行うデバイスドラ
イバからなるタッチパネル制御部２４とを備えている。
このような構成のソフトウエアを記録したフロッピーデ
ィスク、ハードディスク、ＣＤ−ＲＯＭ等の記録媒体
が、パーソナルコンピュータ１０にセットされて、図２
の情報処理システムが動作する。図１は、本発明の第１
の実施形態を示すタッチパネル表示制御方法のフローチ
ャートであり、図３のタッチパネル制御部２４のハード
ウエア割り込みに対する処理が示されている。さらに、
図４は、図２のディスプレイの画像表示の概念を示す図
である。この図１及び図４を参照しつつ、図２のタッチ
パネル表示制御方法を説明する。
示すブロック図である。図２のシステムを運用するソフ
トウエアは、ディスプレイ１２ａに表示する画像を生成
すると共に、タッチパネル１２ｂから入力された位置情
報を利用するアプリケーションソフトウエア２１と、カ
ーネル部であるＯＳ本体２２と、ディスプレイ１２ａの
制御と画像の描画とを行うデバイスドライバからなるデ
ィスプレイ制御部２３と、タッチパネル１２ｂを制御し
てＯＳ本体２２とのインタフェースを行うデバイスドラ
イバからなるタッチパネル制御部２４とを備えている。
このような構成のソフトウエアを記録したフロッピーデ
ィスク、ハードディスク、ＣＤ−ＲＯＭ等の記録媒体
が、パーソナルコンピュータ１０にセットされて、図２
の情報処理システムが動作する。図１は、本発明の第１
の実施形態を示すタッチパネル表示制御方法のフローチ
ャートであり、図３のタッチパネル制御部２４のハード
ウエア割り込みに対する処理が示されている。さらに、
図４は、図２のディスプレイの画像表示の概念を示す図
である。この図１及び図４を参照しつつ、図２のタッチ
パネル表示制御方法を説明する。
【０００９】アプリケーションソフトウエア２１で生成
された画像が、ディスプレイ制御部２３の表示処理によ
ってディスプレイ１２ａに表示される。タッチパネル１
２ｂに対して何らかの入力が発生すると、それがハード
ウエア割り込みとしてタッチパネル制御部２４に通知さ
れ、図１の処理が開始される（処理Ｓ１）。タッチパネ
ル１２ｂからタッチパネル制御部２４に通知される情報
には、ディスプレイ１２ａの画像に対するＸ／Ｙ座標
と、タッチパネル１２ｂ面からの指またはスタイラスペ
ンの距離を表すＺ座標のデータ、及び初期押下／連続押
下／開放を示す押下情報が含まれる。なお、ここでは、
説明の便宜上、タッチパネル１２ｂ面に指またはスタイ
ラスペンが触れた状態でＺ座標値が０となり、触れてい
ない場合は、その距離に応じて１以上の値が通知される
ものと仮定する。また、このＺ座標値が０である場合
に、押下情報として初期押下／連続押下のいずれかが通
知される。
された画像が、ディスプレイ制御部２３の表示処理によ
ってディスプレイ１２ａに表示される。タッチパネル１
２ｂに対して何らかの入力が発生すると、それがハード
ウエア割り込みとしてタッチパネル制御部２４に通知さ
れ、図１の処理が開始される（処理Ｓ１）。タッチパネ
ル１２ｂからタッチパネル制御部２４に通知される情報
には、ディスプレイ１２ａの画像に対するＸ／Ｙ座標
と、タッチパネル１２ｂ面からの指またはスタイラスペ
ンの距離を表すＺ座標のデータ、及び初期押下／連続押
下／開放を示す押下情報が含まれる。なお、ここでは、
説明の便宜上、タッチパネル１２ｂ面に指またはスタイ
ラスペンが触れた状態でＺ座標値が０となり、触れてい
ない場合は、その距離に応じて１以上の値が通知される
ものと仮定する。また、このＺ座標値が０である場合
に、押下情報として初期押下／連続押下のいずれかが通
知される。
【００１０】指またはスタイラスペンが、タッチパネル
１２ｂ面に接近すると距離検出機構１３がそれを感知
し、タッチパネル装置１２は、Ｘ／Ｙ／Ｚの各座標値を
検出してタッチバネル制御部２４にハードウエア割り込
みを通知する。処理Ｓ２において、通知を受けたタッチ
パネル制御部２４は、タッチパネル装置１２からの入力
情報をＯＳ本体２２側のマウスインタフエースに合わせ
た形式に変換する。処理Ｓ３において、タッチパネル制
御部２４は入力情報中のＺ座標値を調べ、指またはスタ
イラスペンが一定距離内に接近し、かつ、まだタッチパ
ネル１２ｂには触れていない状態（１≦Ｚ座標≦Ｎ、Ｎ
は任意の固定値）にあるか否かを判定する。ここで、指
またはスタイラスペンが一定距離内に接近し、かつ、ま
だタッチパネル１２ｂには触れていない状態（Ｙｅｓ）
であれば、処理をＳ４に進めて拡大処理を行い、そうで
ない場合には処理Ｓ５に進む。処理Ｓ４において、タッ
チパネル制御部２４は、Ｘ／Ｙの座標データをパラメー
タとしてディスプレイ制御部２３を呼び出し、画像表示
の拡大開始を指示する。拡大開始の指示を受けたディス
プレイ制御部２３は、図４に示すように、渡されたＸ／
Ｙの座標３０を中心点とした―定範囲Ｗの領域を任意の
倍率で拡大してディスプレイ１２ａに表示する。その
際、拡大表示によって上書きされる部分の描画内容は、
後で復元できるように、ディスプレイ制御部２３が自身
の内部に保持しておく。
１２ｂ面に接近すると距離検出機構１３がそれを感知
し、タッチパネル装置１２は、Ｘ／Ｙ／Ｚの各座標値を
検出してタッチバネル制御部２４にハードウエア割り込
みを通知する。処理Ｓ２において、通知を受けたタッチ
パネル制御部２４は、タッチパネル装置１２からの入力
情報をＯＳ本体２２側のマウスインタフエースに合わせ
た形式に変換する。処理Ｓ３において、タッチパネル制
御部２４は入力情報中のＺ座標値を調べ、指またはスタ
イラスペンが一定距離内に接近し、かつ、まだタッチパ
ネル１２ｂには触れていない状態（１≦Ｚ座標≦Ｎ、Ｎ
は任意の固定値）にあるか否かを判定する。ここで、指
またはスタイラスペンが一定距離内に接近し、かつ、ま
だタッチパネル１２ｂには触れていない状態（Ｙｅｓ）
であれば、処理をＳ４に進めて拡大処理を行い、そうで
ない場合には処理Ｓ５に進む。処理Ｓ４において、タッ
チパネル制御部２４は、Ｘ／Ｙの座標データをパラメー
タとしてディスプレイ制御部２３を呼び出し、画像表示
の拡大開始を指示する。拡大開始の指示を受けたディス
プレイ制御部２３は、図４に示すように、渡されたＸ／
Ｙの座標３０を中心点とした―定範囲Ｗの領域を任意の
倍率で拡大してディスプレイ１２ａに表示する。その
際、拡大表示によって上書きされる部分の描画内容は、
後で復元できるように、ディスプレイ制御部２３が自身
の内部に保持しておく。
【００１１】処理Ｓ５では、Ｚ座標の値が任意の固定値
Ｎよりも大きいか否かを判定する。判定結果が大きい場
合（Ｎｏ）、或いは処理Ｓ６においてタッチパネル１２
ｂの押下情報に基づき検出したマウスのボタン状態が、
クリック、ダブルクリック、ドラッグのいずれかになっ
た場合は、処理Ｓ７でディスプレイ制御部２３を呼び出
して画面表示の拡大の取り消しを指示する。取り消しの
指示を受けたディスプレイ制御部２３は、拡大表示によ
って上書きされていた部分の表示内容を復元し、画像を
通常の表示状態に戻す。処理Ｓ４或いは処理Ｓ７の後の
処理Ｓ８において、タッチパネル制御部２４は、処理Ｓ
２で変換及び生成した情報をＯＳ本体２２へマウス入力
として通知し、処理を終了する（処理Ｓ９）。この処理
Ｓ１〜Ｓ９の一連の処理により、タッチパネル１２ｂに
おける次の（ｉ）〜（iv）の操作性が実現される。
Ｎよりも大きいか否かを判定する。判定結果が大きい場
合（Ｎｏ）、或いは処理Ｓ６においてタッチパネル１２
ｂの押下情報に基づき検出したマウスのボタン状態が、
クリック、ダブルクリック、ドラッグのいずれかになっ
た場合は、処理Ｓ７でディスプレイ制御部２３を呼び出
して画面表示の拡大の取り消しを指示する。取り消しの
指示を受けたディスプレイ制御部２３は、拡大表示によ
って上書きされていた部分の表示内容を復元し、画像を
通常の表示状態に戻す。処理Ｓ４或いは処理Ｓ７の後の
処理Ｓ８において、タッチパネル制御部２４は、処理Ｓ
２で変換及び生成した情報をＯＳ本体２２へマウス入力
として通知し、処理を終了する（処理Ｓ９）。この処理
Ｓ１〜Ｓ９の一連の処理により、タッチパネル１２ｂに
おける次の（ｉ）〜（iv）の操作性が実現される。
【００１２】（ｉ） 指またはスタイラスペンをタッチ
パネル１２ｂ面から―定距離以内に近づけると、その指
している点を中心に一定範囲の領域Ｗが自動的に拡大表
示される。 （ii） タッチパネル１２ｂ面との距離を保ったまま指
またはスタイラスペンを動かすと、それに合わせて拡大
表示される領域Ｗも移動する。 （iii) 指またはスタイラスペンがタッチパネル１２ｂ
面に触れて、クリック、ダブルクリックまたはドラッグ
のいずれかの操作が発生した時点で拡大表示は解除さ
れ、通常の表示状態に戻る。 （iv） 指またはスタイラスペンがタッチパネル１２ｂ
面から一定以上離れると、拡大表示は解除され、通常の
表示状態に戻る。
パネル１２ｂ面から―定距離以内に近づけると、その指
している点を中心に一定範囲の領域Ｗが自動的に拡大表
示される。 （ii） タッチパネル１２ｂ面との距離を保ったまま指
またはスタイラスペンを動かすと、それに合わせて拡大
表示される領域Ｗも移動する。 （iii) 指またはスタイラスペンがタッチパネル１２ｂ
面に触れて、クリック、ダブルクリックまたはドラッグ
のいずれかの操作が発生した時点で拡大表示は解除さ
れ、通常の表示状態に戻る。 （iv） 指またはスタイラスペンがタッチパネル１２ｂ
面から一定以上離れると、拡大表示は解除され、通常の
表示状態に戻る。
【００１３】以上のように、この第１の実施形態では、
タッチパネル装置１２でマン・マシンインタフェースを
実現する情報処理システムに、距離検出機構１３を設
け、指またはスタイラスペンがタッチパネル１２ｂから
一定の距離にある場合に、該指またはスタイラスペンの
近傍の画像を拡大させるソフトウエアで運用するので、
指またはスタイラスペンが指している座標を中心とした
一定の範囲Ｗの画像が自動的に拡大され、小さな画像上
の要素や配置間隔の狭い要素を正確かつ快適に操作でき
るようになる。更に、画像の解像度に関わらず高い操作
性が確保できるので、タッチパネル１２ｂを使用するシ
ステムを高精細の画像で運用できるようになる。
タッチパネル装置１２でマン・マシンインタフェースを
実現する情報処理システムに、距離検出機構１３を設
け、指またはスタイラスペンがタッチパネル１２ｂから
一定の距離にある場合に、該指またはスタイラスペンの
近傍の画像を拡大させるソフトウエアで運用するので、
指またはスタイラスペンが指している座標を中心とした
一定の範囲Ｗの画像が自動的に拡大され、小さな画像上
の要素や配置間隔の狭い要素を正確かつ快適に操作でき
るようになる。更に、画像の解像度に関わらず高い操作
性が確保できるので、タッチパネル１２ｂを使用するシ
ステムを高精細の画像で運用できるようになる。
【００１４】第２の実施形態 図５は、本発明の第２の実施形態を示すタッチパネル表
示制御方法のフローチャートであり、図１中の処理と共
通する処理には共通の符号が付されている。この第２の
実施形態のタッチパネル表示制御方法を適用する情報処
理システムのハードウエア構成は、第１の実施形態の図
２と同様であり、ソフトウエアの基本構成も図３と同様
になっている。タッチパネル１２ｂに対して何らかの入
力が発生し、ハードウエア割り込みが指示されそれがタ
ッチパネル制御部２４に通知され、処理Ｓ１〜Ｓ３が行
われるまでは、第１の実施形態と同様である。処理Ｓ３
において、指またはスタイラスペンが一定距離内に接近
し、かつ、まだタッチパネル１２ｂには触れていない状
態（Ｙｅｓ）であれば、拡大処理の処理Ｓ４に進む前
に、処理Ｓ４−１及び処理Ｓ４−２を行う。
示制御方法のフローチャートであり、図１中の処理と共
通する処理には共通の符号が付されている。この第２の
実施形態のタッチパネル表示制御方法を適用する情報処
理システムのハードウエア構成は、第１の実施形態の図
２と同様であり、ソフトウエアの基本構成も図３と同様
になっている。タッチパネル１２ｂに対して何らかの入
力が発生し、ハードウエア割り込みが指示されそれがタ
ッチパネル制御部２４に通知され、処理Ｓ１〜Ｓ３が行
われるまでは、第１の実施形態と同様である。処理Ｓ３
において、指またはスタイラスペンが一定距離内に接近
し、かつ、まだタッチパネル１２ｂには触れていない状
態（Ｙｅｓ）であれば、拡大処理の処理Ｓ４に進む前
に、処理Ｓ４−１及び処理Ｓ４−２を行う。
【００１５】処理Ｓ４−１では、ソフトウエアに設けら
れたカウンタｔを１つインクリメントし、処理Ｓ４−２
でカウンタｔの値と一定値Ｔとを比較する。この処理
で、カウンタｔの値が―定値Ｔ以下（Ｎｏ）であれば、
何も行わずに割り込み処理を抜ける。これらの処理Ｓ４
−１，Ｓ４−２を操り返し、カウンタｔが―定値Ｔを超
えたとき（Ｙｅｓ）に初めて、タッチパネル制御部２４
がディスプレイ制御部２３への呼び出しを実行し、画像
表示の拡大を指示する（処理Ｓ４）。処理Ｓ３におい
て、指またはスタイラスペンが一定距離内に接近し、か
つ、まだタッチパネル１２ｂには触れていない状態を検
出しない場合（Ｎｏ）、第１の実施形態と同様の処理Ｓ
５〜Ｓ７が実施される。そして、処理Ｓ４或いは処理Ｓ
７の後の処理Ｓ８において、タッチパネル制御部２４
は、処理Ｓ２で変換及び生成した情報をＯＳ本体２２へ
マウス入力として通知する。なお、カウンタｔの値は、
タッチパネル制御部２４がシステム上で最初に動作を始
める時、またはＯＳ本体２２へのマウス入力通知が実行
された後の処理Ｓ８−１において０に初期化される。
れたカウンタｔを１つインクリメントし、処理Ｓ４−２
でカウンタｔの値と一定値Ｔとを比較する。この処理
で、カウンタｔの値が―定値Ｔ以下（Ｎｏ）であれば、
何も行わずに割り込み処理を抜ける。これらの処理Ｓ４
−１，Ｓ４−２を操り返し、カウンタｔが―定値Ｔを超
えたとき（Ｙｅｓ）に初めて、タッチパネル制御部２４
がディスプレイ制御部２３への呼び出しを実行し、画像
表示の拡大を指示する（処理Ｓ４）。処理Ｓ３におい
て、指またはスタイラスペンが一定距離内に接近し、か
つ、まだタッチパネル１２ｂには触れていない状態を検
出しない場合（Ｎｏ）、第１の実施形態と同様の処理Ｓ
５〜Ｓ７が実施される。そして、処理Ｓ４或いは処理Ｓ
７の後の処理Ｓ８において、タッチパネル制御部２４
は、処理Ｓ２で変換及び生成した情報をＯＳ本体２２へ
マウス入力として通知する。なお、カウンタｔの値は、
タッチパネル制御部２４がシステム上で最初に動作を始
める時、またはＯＳ本体２２へのマウス入力通知が実行
された後の処理Ｓ８−１において０に初期化される。
【００１６】この一連の処理により、利用者がタッチパ
ネル１２ｂに指またはスタイラスペンを接近させた状態
を意識的に一定時間保持した場合だけ、画像の部分拡大
表示機能が働くようになる。以上のように、この第２の
実施形態では、時間を設定する処理Ｓ４−１，Ｓ４−２
を加え、一定時間Ｔ以上、タッチパネル１２ｂに指また
はスタイラスペンを接近させた状態を保持したときの
み、処理Ｓ４を行って拡大表示を行うので、例えば利用
者がそのまま指またはスタイラスペンでタッチパネル１
２ｂを触れたり、タッチパネル１２ｂから離した場合に
は、拡大表示されない。そのため、情報処理システムの
操作における使い勝手が、第１の実施形態よりも改善さ
れる。なお、本発明は、上記実施形態に限定されず種々
の変形が可能である。例えば、情報処理システムをアプ
リケーションソフトで運用するパーソナルコンピュータ
１０で構成したが、本発明はパーソナルコンピュータ１
０に限定されず、ワードプロセッサ等の他の制御装置を
用いる情報処理システムにも適用できる。
ネル１２ｂに指またはスタイラスペンを接近させた状態
を意識的に一定時間保持した場合だけ、画像の部分拡大
表示機能が働くようになる。以上のように、この第２の
実施形態では、時間を設定する処理Ｓ４−１，Ｓ４−２
を加え、一定時間Ｔ以上、タッチパネル１２ｂに指また
はスタイラスペンを接近させた状態を保持したときの
み、処理Ｓ４を行って拡大表示を行うので、例えば利用
者がそのまま指またはスタイラスペンでタッチパネル１
２ｂを触れたり、タッチパネル１２ｂから離した場合に
は、拡大表示されない。そのため、情報処理システムの
操作における使い勝手が、第１の実施形態よりも改善さ
れる。なお、本発明は、上記実施形態に限定されず種々
の変形が可能である。例えば、情報処理システムをアプ
リケーションソフトで運用するパーソナルコンピュータ
１０で構成したが、本発明はパーソナルコンピュータ１
０に限定されず、ワードプロセッサ等の他の制御装置を
用いる情報処理システムにも適用できる。
【００１７】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第１の発明
によれば、ディスプレイ及びタッチパネルを有するタッ
チパネル装置とコンピュータとを備えた情報処理システ
ムに距離検出機構を設け、コンピュータの制御によって
指定可能な要素を配列した入力用画像をそのディスプレ
イに表示する表示処理と、入力用画像を表示した状態で
距離検出機構によって検出された距離が一定の範囲内に
なったときに、指または指示具の近傍を拡大して表示さ
せる拡大処理を行うようにしている。そのため、タッチ
パネルに指または指示具が触れることで指定される画像
中の要素が、正確に指定できるようになると共に、画像
の解像度を下げる必要がなくなる。第２の発明によれ
ば、入力用画像を表示した状態で距離が一定の範囲内に
所定時間以上保持された場合にのみ、指または指示具の
近傍を拡大して表示させるので、第１の発明よりも、操
作性が向上する。
によれば、ディスプレイ及びタッチパネルを有するタッ
チパネル装置とコンピュータとを備えた情報処理システ
ムに距離検出機構を設け、コンピュータの制御によって
指定可能な要素を配列した入力用画像をそのディスプレ
イに表示する表示処理と、入力用画像を表示した状態で
距離検出機構によって検出された距離が一定の範囲内に
なったときに、指または指示具の近傍を拡大して表示さ
せる拡大処理を行うようにしている。そのため、タッチ
パネルに指または指示具が触れることで指定される画像
中の要素が、正確に指定できるようになると共に、画像
の解像度を下げる必要がなくなる。第２の発明によれ
ば、入力用画像を表示した状態で距離が一定の範囲内に
所定時間以上保持された場合にのみ、指または指示具の
近傍を拡大して表示させるので、第１の発明よりも、操
作性が向上する。
【００１８】第３の発明によれば、タッチパネル装置と
距離検出機構とコンピュータとを備えた情報処理システ
ムに、表示処理と拡大処理とを実行させるソフトウエア
を記録媒体に記録したので、それをコンピュータにイン
ストールすれば、タッチパネルに指または指示具が触れ
ることで指定される画像中の要素が、正確に指定できる
ようになると共に、画像の解像度を下げる必要がなくな
る。第４の発明によれば、入力用画像を表示した状態で
距離が一定の範囲内に所定時間以上保持された場合にの
み、指または指示具の近傍を拡大して表示させるので、
第３の発明の記録媒体よりも、操作性が向上する。
距離検出機構とコンピュータとを備えた情報処理システ
ムに、表示処理と拡大処理とを実行させるソフトウエア
を記録媒体に記録したので、それをコンピュータにイン
ストールすれば、タッチパネルに指または指示具が触れ
ることで指定される画像中の要素が、正確に指定できる
ようになると共に、画像の解像度を下げる必要がなくな
る。第４の発明によれば、入力用画像を表示した状態で
距離が一定の範囲内に所定時間以上保持された場合にの
み、指または指示具の近傍を拡大して表示させるので、
第３の発明の記録媒体よりも、操作性が向上する。
【図１】本発明の第１の実施形態を示すタッチパネル表
示制御方法のフローチャートである。
示制御方法のフローチャートである。
【図２】本発明の第１の実施形態を示す情報処理システ
ムのハードウエアの構成図である。
ムのハードウエアの構成図である。
【図３】図２のソフトウエアの基本構成を示すブロック
図である。
図である。
【図４】図２のディスプレイの画像表示を示す図であ
る。
る。
【図５】本発明の第２の実施形態を示すタッチパネル表
示制御方法のフローチャートである。
示制御方法のフローチャートである。
１０ パーソナルコンピュータ １１ａ キーボード １１ｂ マウス １２ タッチパネル装置 １２ａ ディスプレイ １２ｂ タッチパネル １３ 距離検出機構 ２１ アプリケーションソフトウエア ２２ ＯＳ本体 ２３ ディスプレイ制御部 ２４ タッチパネル制御部 Ｓ３ 距離判定処理 Ｓ４ 拡大処理
Claims (4)
- 【請求項１】 画像の表示を行うディスプレイとこのデ
ィスプレイの前面に配置されて指または指示具が触れる
ことで該画像中の要素が指定されるタッチパネルとを有
するタッチパネル装置と、前記ディスプレイを制御して
前記画像の情報を該ディスプレイに与えると共に前記指
定された要素を入力するコンピュータとを備えた情報処
理システムにおいて、 前記指または指示具の前記タッチパネルへの接近を感知
して該タッチパネルからの距離を検出する距離検出機構
を設けておき、 前記コンピュータの制御によって前記指定が可能な要素
を配列した入力用画像を前記ディスプレイに表示する表
示処理と、 前記入力用画像を表示した状態で前記距離検出機構によ
って検出された距離が一定の範囲内になったときに、該
入力用画像における前記指または指示具の近傍を拡大し
て表示させる拡大処理とを、 行うことを特徴とするタッチパネル表示制御方法。 - 【請求項２】 前記拡大処理は、前記入力用画像を表示
した状態で前記距離検出機構によって検出された距離が
一定の範囲内に所定時間以上保持された場合にのみ、該
入力用画像における前記指または指示具の近傍を拡大し
て表示させることを特徴とする請求項１記載のタッチパ
ネル表示制御方法。 - 【請求項３】 画像の表示を行うディスプレイとこのデ
ィスプレイの前面に配置されて指または指示具が触れる
ことで該画像中の要素が指定されるタッチパネルとを有
するタッチパネル装置と、前記指または指示具の前記タ
ッチパネルへの接近を感知して該タッチパネルからの距
離を検出する距離検出機構と、与えられたソフトウエア
に基づいて動作し前記ディスプレイを制御して前記画像
の情報を該ディスプレイに与えると共に前記指定された
要素を入力するコンピュータとを備えた情報処理システ
ムに対して、 前記コンピュータの制御によって前記指定が可能な要素
を配列した入力用画像を前記ディスプレイに表示する表
示処理と、前記入力用画像を表示した状態で前記距離検
出機構によって検出された距離が一定の範囲内になった
ときに、該入力用画像における前記指または指示具の近
傍を拡大して表示させる拡大処理とを、 実行させるためのソフトウエアを記録したことを特徴と
するコンピュータ読取り可能な記録媒体。 - 【請求項４】 前記拡大処理は、前記入力用画像を表示
した状態で前記距離検出機構によって検出された距離が
一定の範囲内に所定時間以上保持された場合に、該入力
用画像における前記指示または指示具の近傍を拡大して
表示させる構成にしたことを特徴とする請求項３記載の
コンピュータ読取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22771697A JPH1165769A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | タッチパネル表示制御方法及びそれを記録した記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22771697A JPH1165769A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | タッチパネル表示制御方法及びそれを記録した記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1165769A true JPH1165769A (ja) | 1999-03-09 |
Family
ID=16865241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22771697A Withdrawn JPH1165769A (ja) | 1997-08-25 | 1997-08-25 | タッチパネル表示制御方法及びそれを記録した記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1165769A (ja) |
Cited By (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1997
- 1997-08-25 JP JP22771697A patent/JPH1165769A/ja not_active Withdrawn
Cited By (30)
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20041102 |