JPH10259742A - アクセル操作量検出装置 - Google Patents

アクセル操作量検出装置

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JPH10259742A
JPH10259742A JP9065855A JP6585597A JPH10259742A JP H10259742 A JPH10259742 A JP H10259742A JP 9065855 A JP9065855 A JP 9065855A JP 6585597 A JP6585597 A JP 6585597A JP H10259742 A JPH10259742 A JP H10259742A
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JP
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accelerator
rotation
rotary shaft
sensor
shaft
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Application number
JP9065855A
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English (en)
Inventor
Hisaaki Sato
久明 佐藤
Ikuo Mogi
郁男 茂木
Katsuto Kumagai
勝人 熊谷
Munehiro Kudo
宗弘 工藤
Keiichi Kai
圭一 甲斐
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G1/00Controlling members, e.g. knobs or handles; Assemblies or arrangements thereof; Indicating position of controlling members
    • G05G1/30Controlling members actuated by foot
    • G05G1/38Controlling members actuated by foot comprising means to continuously detect pedal position
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K26/00Arrangements or mounting of propulsion unit control devices in vehicles
    • B60K26/02Arrangements or mounting of propulsion unit control devices in vehicles of initiating means or elements
    • B60K26/021Arrangements or mounting of propulsion unit control devices in vehicles of initiating means or elements with means for providing feel, e.g. by changing pedal force characteristics
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D11/00Component parts of measuring arrangements not specially adapted for a specific variable
    • G01D11/24Housings ; Casings for instruments

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  • Transportation (AREA)
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】検出バラツキや経時変化の少ない高精度なアク
セル操作量検出装置を提供すること。 【解決手段】従来、回動軸3とは別体であったセンサ回
転軸6と回動軸3とを一体化する。これにより、従来の
ようなセンサ部取り付け精度や回動軸3とセンサ回動軸
6の同軸度に起因するセンサ出力のバラツキを低減でき
る共に、レバー4とアーム7との接点摩耗等や軸受部の
摩耗等による回動軸3やセンサ回動軸6の軸振れの相違
等に起因するセンサ出力の経時変化を抑制することがで
き、以って高精度にアクセル操作量を検出することが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等を運転する
運転者のアクセル操作量を検出するためのアクセル操作
量検出装置の改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、例えば、図
6に示されるようなものがある。このものは、車両等を
運転する運転者のアクセル操作量を検出するためのアク
セル操作量検出装置1であって、運転者のアクセルペダ
ル操作等に連動しワイヤー等を介して回動されるドラム
2、該ドラム2に連動して回動される回動軸3、該回動
軸3に連動して回動されるレバー4を介して、当該レバ
ー4に当接され回転角度センサ5のセンサ回動軸6に取
り付けられたアーム7へ、運転者のアクセルペダル操作
が伝達されるようになっている。即ち、運転者のアクセ
ルペダル操作が、センサ回動軸6の回転に変換され、当
該センサ回動軸6の回転角度を、回転センサ5のセンサ
部8により検出することで、運転者のアクセル操作量を
検出するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のアクセル操作量検出装置にあっては、以下のような
惧れがあった。即ち、回動軸3やレバー4を内装するハ
ウジング9に対する回転センサ5の取り付け精度や、回
動軸3とセンサ回動軸6の同軸度が低いと、それが原因
となって、回転センサ5の出力にバラツキが生じるとい
った惧れがある。
【0004】また、レバー4と、これに当接されるアー
ム7と、の接点が摩耗等すると、回転センサ5の出力が
経時変化する等の惧れがある。本発明は、上記従来の実
情に鑑みなされたもので、簡単かつ低コストな構成であ
りながら、検出バラツキや経時変化の少ない高精度なア
クセル操作量検出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に記
載の発明は、運転者のアクセル操作に連動して回動され
る回動軸と、前記回動軸を回動自由に支持する本体と、
前記回動軸の前記本体に対する相対回転量を検出してア
クセル操作量を検出するセンサ部と、を含んで構成され
たアクセル操作量検出装置において、前記回動軸と、前
記センサ部において前記回動軸の前記本体に対する相対
回転量を発生させるためのセンサ回動軸と、を一体化す
るようにした。
【0006】上記構成によれば、従来、回動軸とは別体
であったセンサ回動軸と回動軸とを一体化するようにし
たので、従来のようなセンサ部取り付け精度や回動軸と
センサ回動軸の同軸度に起因するセンサ出力のバラツキ
を低減できる共に、センサ回動軸と回動軸とを連結させ
るためのレバーやアームの接点摩耗等や軸受部の摩耗等
による回動軸やセンサ回動軸の軸振れの相違等に起因す
るセンサ出力の経時変化を抑制することができ、以って
高精度にアクセル操作量を検出することが可能となる。
【0007】請求項2に記載の発明では、前記一体化さ
れた回動軸を所定位置に保持或いは戻す機構を備えるよ
うにした。かかる構成のように、アクセル操作量検出装
置にかかる機構を備えさせるようにすれば、アクセルを
戻したいときには自動的にアクセルが所定位置へ戻され
ることになるので運転者の意思に合致したアクセル操作
を提供できると共に、アクセル操作系全体としての構成
の簡略化、設計自由度の向上、組み付け作業性の向上等
を図ることができる。
【0008】請求項3に記載の発明では、前記一体化さ
れた回動軸を所定位置に保持或いは戻す機構が、前記一
体化された回動軸と前記本体との間に介装された弾性体
の弾性力を利用するように構成した。かかる構成によれ
ば、構成の簡略化を図れると共に、例えば、請求項4に
記載の発明の作用効果を奏することが可能となる。
【0009】請求項4に記載の発明では、前記一体化さ
れた回動軸のアクセルの踏み込み方向回転に対して前記
本体との間の摩擦抵抗を大きくし、前記一体化された回
動軸のアクセルの戻し方向回転に対して前記本体との間
の摩擦抵抗を小さくするように、前記弾性体が利用され
るように構成した。かかる構成によれば、前記一体化さ
れた回動軸のアクセルの踏み込み方向回転に対して前記
本体との間の摩擦抵抗を大きくし、前記一体化された回
動軸のアクセルの戻し方向回転に対して前記本体との間
の摩擦抵抗を小さくする作用を、前記一体化された回動
軸を所定位置に保持或いは戻すために機能する弾性体を
利用して奏させることができるので、構成の簡略化を図
ることができる。なお、前記一体化された回動軸のアク
セルの踏み込み方向回転に対して前記本体との間の摩擦
抵抗を大きくし、前記一体化された回動軸のアクセルの
戻し方向回転に対して前記本体との間の摩擦抵抗を小さ
くすれば、図3中破線で示すようなアクセル開度(操作
量)に対するアクセルペダル踏力特性を与えることがで
きるので、アクセルペダルを踏み込んで行くときには大
きめの踏力を要求して開度を安定させ、アクセルペダル
を戻すときには小さめの踏力とし応答性を高めるように
することが可能となる。
【0010】請求項5に記載の発明では、更に、前記一
体化された回動軸のアクセルの踏み込み方向回転に対し
て前記本体との間の摩擦抵抗を大きくし、前記一体化さ
れた回動軸のアクセルの戻し方向回転に対して前記本体
との間の摩擦抵抗を小さくするヒステリシス発生機構を
備えるようにした。かかる構成とすれば、図3中実線で
示すようなアクセル開度(操作量)に対するアクセルペ
ダル踏力特性を与えることができるので、より一層、ア
クセルペダルを踏み込んで行くときには大きめの踏力を
要求して開度を安定させ、アクセルペダルを戻すときに
は小さめの踏力とし応答性を高めるようにすることが可
能となる。
【0011】請求項6に記載の発明では、前記一体化さ
れた回動軸を所定位置に保持或いは戻す機構が前記一体
化された回動軸の一側に配設されると共に、前記ヒステ
リシス発生機構が他側に配設され、前記センサ部がその
間に配設される構成とした。かかる構成とすれば、ヒス
テリシス発生機構を前記一体化された回動軸に支持させ
るためのボルト等を、前記一体化された回動軸の端部に
おいて締結させることができるので、組み付け・分解作
業性を大幅に向上できると共に、装置全体を小型・軽量
化でき、以って製品コストの低減を促進することができ
る。また、本体に支持される前記一体化された回動軸の
ための軸受部近傍に、センサ部を配設できることになる
ので、軸振れ等の影響を極力排除することがきるため、
以って一層高精度にアクセル操作量を検出することが可
能となる。
【0012】請求項7に記載の発明では、前記一体化さ
れた回動軸を所定位置に保持或いは戻す機構が前記一体
化された回動軸の一側に配設されると共に、前記センサ
部が他側に配設され、前記ヒステリシス発生機構がその
間に配設される構成とした。かかる構成とすれば、セン
サ部の出力調整・交換等を容易に行なうことが可能とな
る。また、本体に支持される前記一体化された回動軸の
ための軸受部近傍に、ヒステリシス発生機構を配設する
ことになるので、ヒステリシス発生機構部での軸振れ等
を極力排除できるから、正常に摩擦抵抗を発生・除去で
きるから、アクセルの渋り等を確実に回避することがで
きる。
【0013】更に、ヒステリシス発生機構における前記
一体化された回動軸と本体との間の摩擦抵抗発生部位
を、本体内部に配設できるので、例えば、センサ部が配
設される側の本体端部におけるカバーを、前記一体化さ
れた回動軸から独立させることができるので、外部負荷
等により衝撃を受けても、該衝撃に起因するカバーの変
形等の影響が、前記一体化された回動軸へ伝達されるこ
とを確実に回避できるから、装置の信頼性を大幅に向上
させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる実施の形
態を、添付の図面に基づいて説明する。なお、図6に示
した従来のものと同様の要素にあっては、同一符号を付
すこととする。本発明にかかる第1の実施形態において
は、図1に示すように、運転者のアクセルペダル操作等
に連動して回動されるドラム2に接続される回動軸3
が、回転センサ50のセンサ部80を貫通して延伸され
る延伸部3Aを有して構成される。
【0015】即ち、この延伸部3Aは、回転ブラシ部8
1と当該回転ブラシ部81の回転角度位置を検出する基
板部82とを含んで構成されるセンサ部80を貫通し、
ヒステリシス発生機構部10に接続されるようになって
いる。なお、当該ヒステリシス発生機構部10が、本発
明にかかるヒステリシス発生機構に相当する。ヒステリ
シス発生機構部10は、例えば、図3に示すようなアク
セル開度(操作量)に対するアクセルペダル踏力特性を
与えるもので、アクセルペダルを踏み込んで行くときに
は大きめの踏力を要求して開度を安定させ、アクセルペ
ダルを戻すときには小さめの踏力とし応答性を高めるよ
うにするためのものである。
【0016】具体的には、本実施形態においては、ハウ
ジング90(回動軸を回動自由に支持する本体に相当す
る)に固定されるカバー91を貫通して延びる延伸部3
Aの周囲に、当該延伸部3Aの回転から独立して、ウェ
ーブワッシャ11が嵌挿されている。該ウェーブワッシ
ャ11は、前記カバー91に隣接して配設される。とこ
ろで、該ウェーブワッシャ11は、少なくとも回動軸3
の軸方向に対して弾性力を作用させることができる弾性
部材であり、例えば、図4に示されるような形状を有す
る。
【0017】そして、該ウェーブワッシャ11のカバー
91の反対側には、摺動材12を備えたプレート13
が、当該延伸部3Aの回転から独立して、延伸部3Aの
周囲に嵌挿されている。なお、該プレート13は、延伸
部3Aの回転方向に対して回転規制されて、前記カバー
91に支持されるようになっている。また、ボルト15
等を介して該延伸部3Aの端部に固定される回動プレー
ト14が、前記プレート13の摺動材12に隣接されて
いる。
【0018】かかる構成を備えたヒステリシス発生機構
部10によれば、運転者のアクセル踏み込み動作に応動
して回動軸3が回転されると、該回動軸3を初期位置に
保持するためのリターンスプリング21(本発明にかか
る弾性体に相当する。また、該リターンスプリング21
やドラム2等が、本発明にかかる一体化された回動軸を
所定位置に保持或いは戻す機構を構成することになる)
には、回動軸3を初期位置に戻す力が発生すると同時
に、該回動軸3をハウジング9に対してドラム2側へ移
動させる力が、リターンスプリング21の伸び量に応じ
て発生することになる。従って、該回動軸3に固定され
た回動プレート14は、回転しながらドラム2側へ微小
移動するので、回動プレート14は摺動材12とプレー
ト13とウェーブワッシャ11とを押圧することにな
り、回動プレート14と摺動材12との間には、回動軸
3の回転量(アクセル踏み込み量、換言すればリターン
スプリング21の伸び量)に応じた摩擦力とウェーブワ
ッシャ11の反力により発生する摩擦力とが重畳したか
たちで発生することになる。即ち、図3に示すような、
アクセルを踏み込んで行くときには比較的大きめの踏力
を要求することが可能となる。
【0019】一方、運転者のアクセル戻し動作に応動し
て回動軸3が戻し方向に回転される場合には、リターン
スプリング21により回動軸3を回動プレート14側
(ドラム2から遠のく方向)へ移動させる力と、ウェー
ブワッシャ11により回動軸3を回動プレート14側へ
移動させる力と、が発生することになるので、比較的大
きな力で、回動軸3はドラム2から遠のく方向へ押圧さ
れ移動されることになる。このため、回動軸3の回転角
度が、アクセルを踏み込んで行った場合と同一であって
も、回動軸3(回動プレート14)の軸方向位置は、ア
クセルを踏み込んで行った場合(更には、回動プレート
14、摺動材12、プレート13、ウェーブワッシャ1
1がない場合)に比べ、よりドラム2から遠のいている
ことになる。従って、回動プレート14と摺動材12と
の間のリターンスプリング21とウェーブワッシャ11
の弾性力によって生じる摩擦力は、踏み込む場合と同じ
開度でも回動プレート14と摺動材12との間の距離が
大きくなった分だけ小さなもの或いは生じないこととな
る。即ち、図3に示すような、アクセルを戻すときには
比較的小さな踏力とすることが可能となるのである。
【0020】なお、センサ部80への異物(粉塵、ゴ
ミ、水等)の進入を防止するためのリップシール16が
設けられると共に、ヒステリシス発生機構10への異物
進入を防止するためのカバー17が設けられている。ま
た、回動軸3を回転自由に支持するために、軸受18と
軸受19が設けられていると共に、ドラム2側からの異
物の進入を防止するためのリップシール20が設けられ
ている。
【0021】このように、本実施形態によれば、従来、
回動軸3とは別体であったセンサ回動軸6と回動軸3と
を一体化するようにしたので、従来のようなセンサ部取
り付け精度や回動軸3とセンサ回動軸6の同軸度に起因
するセンサ出力のバラツキを低減できる共に、レバー4
とアーム7との接点摩耗等や軸受部の摩耗等による回動
軸3やセンサ回動軸6の軸振れの相違等に起因するセン
サ出力の経時変化を抑制することができ、以って高精度
にアクセル操作量を検出することが可能となる。
【0022】また、センサ回動軸6と回動軸3とを一体
化すると共に、ヒステリシス発生機構部10を、センサ
部80の外側に配設し、取り付け用のボルト15を延伸
部3Aの端部で締結させるようにしたので、組み付け・
分解作業性を大幅に向上できると共に、装置全体を小型
・軽量化できるので、製品コストの低減を促進すること
ができる。
【0023】なお、本実施形態では、センサ部80を、
ボールベアリング(軸受19)の近傍に設ける構成とな
っているので、軸振れ等の影響を極力排除することがき
るため、以って最大限高精度にアクセル操作量を検出す
ることが可能となっている。更に、従来のヒステリシス
発生機構部は、アルミ等の金属により形成されるハウジ
ング9により、プレート(及び摺動材)を保持する構成
であったため(図5参照)、アクセルのON/OFFの
動作の度に、該プレートとハウジング9とが衝突しあっ
てカチカチ音を発生させていたが、本実施形態によれ
ば、樹脂等で成形したカバー91(ハウジングではない
のでそれほど高い強度が要求されないため、樹脂等で成
形することが可能である)により、プレート13を保持
させることができ、以って従来のようなカチカチ音の発
生を確実に抑制することも可能となる。
【0024】次に、本発明の第2の実施形態について説
明する。なお、図1に示した第1の実施形態のものと同
様の要素にあっては、同一符号を付すこととする。本発
明にかかる第2の実施形態においては、図2に示すよう
に、運転者のアクセルペダル操作等に連動して回動され
るドラム2に接続される回動軸3が、回転センサ51の
センサ部83まで延伸される延伸部3Bを有して構成さ
れる。
【0025】即ち、この延伸部3Bの端部には、回転ブ
ラシ部84が取り付けられており、該回転ブラシ部84
に対向して、該回転ブラシ部84の回転角度位置を検出
する基板部85が、カバー93に配設されるようになっ
ている。なお、ヒステリシス発生機構部10は、本実施
形態においては、回動軸3(延伸部3B)と同軸上で、
回転ブラシ部84よりハウジング92の内側に配設され
るようになっている。即ち、回動プレート14を、延伸
部3Bの外周に設けられたネジ部に締結されるボルト1
5を介して固定することで、摺動材12、プレート1
3、ウェーブワッシャ11等を、回動プレート14とハ
ウジング92の内壁との間に保持する構成となってい
る。
【0026】ところで、本実施形態におけるヒステリシ
ス発生機構部10は、第1の実施形態で説明したと同様
の作用効果を奏することができ、例えば、図3に示すよ
うなアクセル開度(操作量)に対するアクセルペダル踏
力特性を与えるもので、アクセルペダルを踏み込んで行
くときには大きめの踏力を要求して開度を安定させ、ア
クセルペダルを戻すときには小さめの踏力とし応答性を
高めるようにすることができるものである。
【0027】また、本実施形態においては、ヒステリシ
ス発生機構部10において発生等した異物(摩耗粉等)
がセンサ部83へ進入するのを防止するためのカバー2
1とリップシール22、及びカバー23が設けられると
共に、ドラム2側からの異物(粉塵、ゴミ、水等)のヒ
ステリシス発生機構10への進入を防止するためのリッ
プシール20が設けられている。また、回動軸3を回転
自由に支持するために、軸受18と軸受19が設けられ
ている。
【0028】上記構成を備えた本実施形態によれば、従
来、回動軸3とは別体であったセンサ回動軸6と回動軸
3とを一体化するようにしたので、従来のようなセンサ
部取り付け精度や回動軸3とセンサ回動軸6の同軸度に
起因するセンサ出力のバラツキを低減できる共に、レバ
ー4とアーム7との接点摩耗等や軸受部の摩耗等による
回動軸3やセンサ回動軸6の軸振れの相違等に起因する
センサ出力の経時変化を抑制することができ、以って高
精度にアクセル操作量を検出することが可能となる。
【0029】また、センサ部83をヒステリシス発生機
構部10の外側に配設するようにしたので、センサ回動
軸6と回動軸3とを一体化して高精度にアクセル操作量
を検出することを可能にしながら、センサ部の出力(セ
ンタリング)調整・交換等を容易に行なうことが可能と
なる。なお、この結果、ヒステリシス発生機構10がボ
ールベアリング(軸受19)の近傍に配設されるので、
ヒステリシス発生機構10での軸振れ等を極力排除でき
るから、アクセルの渋り等を確実に回避することができ
る。
【0030】更に、本実施形態によれば、回動軸3がカ
バー93から離間して構成されるので(回動軸3がカバ
ー93で確実に守られているので)、例えカバー93が
外部負荷等により衝撃を受けても、該衝撃に起因するカ
バー93の変形等の影響が、回動軸3へ伝達されること
を確実に回避できるから、装置の信頼性を大幅に向上さ
せることができる。即ち、回動軸3がカバー93の変形
等の影響を受けないので、軸振れ等が抑制されるため、
センサ出力精度に対する信頼性を高く維持できると共
に、ヒステリシス発生機構に支障が生じアクセルの戻し
不良等が生じる等の惧れも確実に回避することができ
る。
【0031】ところで、上記各実施形態では、摺動材1
2を、プレート13側に配設する構成として説明した
が、これに限定されるものではなく、例えば、摺動材1
2を回動プレート14側に配設する構成とすることも可
能である。また、ハウジング90、92や、カバー93
等も、金属の他、樹脂等で構成することができるもので
ある。そして、軸受19はボールベアリングに限定され
るものではなく、例えばプレーン軸受、ニードル軸受、
ころ軸受その他の軸受を採用できることは勿論である。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、従来、回動軸とは別体であったセンサ回
動軸と回動軸とを一体化するようにしたので、従来のよ
うなセンサ部取り付け精度や回動軸とセンサ回動軸の同
軸度に起因するセンサ出力のバラツキを低減できると共
に、センサ回動軸と回動軸とを連結させるためのレバー
やアームの接点摩耗等や軸受部の摩耗等による回動軸や
センサ回動軸の軸振れの相違等に起因するセンサ出力の
経時変化を抑制することができ、以って高精度にアクセ
ル操作量を検出することができる。
【0033】請求項2に記載の発明によれば、運転者の
意思に合致したアクセル操作を提供できると共に、アク
セル操作系全体としての構成の簡略化、設計自由度の向
上、組み付け作業性の向上等を図ることができる。請求
項3に記載の発明によれば、構成の簡略化を図れると共
に、例えば、請求項4に記載の発明の作用効果を奏する
ことが容易にできることになる。
【0034】請求項4に記載の発明によれば、前記一体
化された回動軸のアクセルの踏み込み方向回転に対して
前記本体との間の摩擦抵抗を大きくし、前記一体化され
た回動軸のアクセルの戻し方向回転に対して前記本体と
の間の摩擦抵抗を小さくする作用を、前記一体化された
回動軸を所定位置に保持或いは戻すために機能する弾性
体を利用して奏させることができるので、構成の簡略化
を図ることができる。なお、前記一体化された回動軸の
アクセルの踏み込み方向回転に対して前記本体との間の
摩擦抵抗を大きくし、前記一体化された回動軸のアクセ
ルの戻し方向回転に対して前記本体との間の摩擦抵抗を
小さくすれば、アクセルペダルを踏み込んで行くときに
は大きめの踏力を要求して開度を安定させ、アクセルペ
ダルを戻すときには小さめの踏力とし応答性を高めるよ
うにすることが可能となる。
【0035】請求項5に記載の発明によれば、より一
層、アクセルペダルを踏み込んで行くときには大きめの
踏力を要求して開度を安定させ、アクセルペダルを戻す
ときには小さめの踏力とし応答性を高めるようにするこ
とが可能となる。請求項6に記載の発明によれば、組み
付け・分解作業性を大幅に向上できると共に、装置全体
を小型・軽量化でき、以って製品コストの低減を促進す
ることができる。また、一層高精度にアクセル操作量を
検出することが可能となる。
【0036】請求項7に記載の発明によれば、センサ部
の出力調整・交換等を容易に行なうことが可能となる。
また、アクセルの渋り等を確実に回避することができ
る。更に、ヒステリシス発生機構における前記一体化さ
れた回動軸と本体との間の摩擦抵抗発生部位を、本体内
部に配設できるので、例えば、センサ部が配設される側
の本体端部におけるカバーを、前記一体化された回動軸
から独立させることができるので、該カバーが外部負荷
等により衝撃を受けても、該衝撃に起因するカバーの変
形等の影響が、前記一体化された回動軸へ伝達されるこ
とを確実に回避できるから、装置の信頼性を大幅に向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態にかかる全体構成の
断面図
【図2】 本発明の第2の実施形態にかかる全体構成の
断面図
【図3】 ヒステリシス発生機構部10を備えた場合の
アクセル開度と踏力との関係を示す図。
【図4】 ウェーブワッシャの一例を示す図
【図5】 プレート13のハウジングの支持の仕方を説
明するための部分拡大図。
【図6】 従来のアクセル操作量検出装置の全体構成を
示す断面図。
【符号の説明】
1 アクセル操作量検出装置 2 ドラム 3 回動軸 3A,3B 延伸部 10 ヒステリシス発生機構部 80,83 センサ部 90,92 ハウジング(本体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 工藤 宗弘 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内 (72)発明者 甲斐 圭一 神奈川県厚木市恩名1370番地 株式会社ユ ニシアジェックス内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】運転者のアクセル操作に連動して回動され
    る回動軸と、 前記回動軸を回動自由に支持する本体と、 前記回動軸の前記本体に対する相対回転量を検出してア
    クセル操作量を検出するセンサ部と、 を含んで構成されたアクセル操作量検出装置において、 前記回動軸と、前記センサ部において前記回動軸の前記
    本体に対する相対回転量を発生させるためのセンサ回動
    軸と、を一体化したことを特徴とするアクセル操作量検
    出装置。
  2. 【請求項2】前記一体化された回動軸を所定位置に保持
    或いは戻す機構を備えたことを特徴とする請求項1に記
    載のアクセル操作量検出装置。
  3. 【請求項3】前記一体化された回動軸を所定位置に保持
    或いは戻す機構が、前記一体化された回動軸と前記本体
    との間に介装された弾性体の弾性力を利用することを特
    徴とする請求項2に記載のアクセル操作量検出装置。
  4. 【請求項4】前記一体化された回動軸のアクセルの踏み
    込み方向回転に対して前記本体との間の摩擦抵抗を大き
    くし、前記一体化された回動軸のアクセルの戻し方向回
    転に対して前記本体との間の摩擦抵抗を小さくするよう
    に、前記弾性体が利用されることを特徴とする請求項3
    に記載のアクセル操作量検出装置。
  5. 【請求項5】前記一体化された回動軸のアクセルの踏み
    込み方向回転に対して前記本体との間の摩擦抵抗を大き
    くし、前記一体化された回動軸のアクセルの戻し方向回
    転に対して前記本体との間の摩擦抵抗を小さくするヒス
    テリシス発生機構を備えたことを特徴とする請求項4に
    記載のアクセル操作量検出装置。
  6. 【請求項6】前記一体化された回動軸を所定位置に保持
    或いは戻す機構が前記一体化された回動軸の一側に配設
    されると共に、前記ヒステリシス発生機構が他側に配設
    され、前記センサ部がその間に配設されることを特徴と
    する請求項5に記載のアクセル操作量検出装置。
  7. 【請求項7】前記一体化された回動軸を所定位置に保持
    或いは戻す機構が前記一体化された回動軸の一側に配設
    されると共に、前記センサ部が他側に配設され、前記ヒ
    ステリシス発生機構がその間に配設されることを特徴と
    する請求項5に記載のアクセル操作量検出装置。
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