JPH10259529A - 仮撚り装置 - Google Patents

仮撚り装置

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JPH10259529A
JPH10259529A JP8597297A JP8597297A JPH10259529A JP H10259529 A JPH10259529 A JP H10259529A JP 8597297 A JP8597297 A JP 8597297A JP 8597297 A JP8597297 A JP 8597297A JP H10259529 A JPH10259529 A JP H10259529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder
attached
false
motor
revolving shaft
Prior art date
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Pending
Application number
JP8597297A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichiro Morimoto
信一郎 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
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Publication of JPH10259529A publication Critical patent/JPH10259529A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】一端に駆動プーリー12aが取着された回
転軸14を、回転軸を支持する支持筒11の下方から突
出させるとともに、該支持筒から突出した前記回転軸に
モーター17、20を配設した仮撚り装置に関するもの
である。 【効果】モーターの保守管理が容易になるとともに、モ
ーターの放熱効果が向上し、モーターの発熱を抑制する
ことができ、従って、回転軸を支持する軸受け等の耐久
性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、交差して配置され
た一対の無端ベルト等により、糸を挟持して、糸に仮撚
りを施すとともに、糸に送りを与える仮撚り装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一例として、図4に示されているよう
に、従来の仮撚り装置は、糸yを挟持するように交差し
て配置された一対の仮撚りベルト1、2のうち一方の仮
撚りベルト1が、所定の間隔を置いて配置されたプーリ
ー1a、1b間に張設されており、もう一方の仮撚りベ
ルト2も、同様に、所定の間隔を置いて配置されたプー
リー2a、2b間に張設されている。そして、仮撚りベ
ルト1が張設された一方のプーリー1aは、モーター3
の出力軸3aに取着されており、また、該出力軸3aに
は、歯付きプーリー4が取着されている。仮撚りベルト
2が張設された一方のプーリー2aが取着された軸5に
は、歯付きプーリー6が取着されており、該歯付きプー
リー6とモーター3の出力軸3aに取着された歯付きプ
ーリー4とには、アイドラー7、8に案内された無端の
タイミングベルト9が張設されている。従って、モータ
ー3を駆動することにより、モーター3の出力軸3aに
取着されたプーリー1aを回転させて、プーリー1a、
1b間に張設された一方の仮撚りベルト1を走行させる
とともに、歯付きプーリー4、タイミングベルト9、歯
付きプーリー6を介して、プーリー2a、2b間に張設
された、もう一方の仮撚りベルト2が走行される。そし
て、走行する一対の仮撚りベルト1、2により糸yを挟
持するとともに、糸yに仮撚りを施すようにように構成
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の仮撚り
装置は、一対の仮撚りベルト1,2の一方の仮撚りベル
ト2を、歯付きプーリー4、タイミングベルト9、歯付
きプーリー6等を介して走行させるものであるために、
モーター3からの動力伝達機構が複雑になり、従って、
仮撚り装置が大型化するとともに、保守点検の頻度が増
加するという問題があった。また、従来の仮撚り装置
は、撚り方向等の変更のために、モーター3の出力軸3
aと、仮撚りベルト2が張設された一方のプーリー2a
の軸5との交差角度を変えて、仮撚りベルト1,2の交
差度合いを変更することが困難であった。
【0004】本発明の目的は、上述した従来の仮撚り装
置が有する課題を解決するとともに、品質の安定した仮
撚り糸を得ることができる仮撚り装置を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、第1には、一端に駆動プーリーが取
着された回転軸を、回転軸を支持する支持筒の下方から
突出させるとともに、該支持筒から突出した前記回転軸
にモーターを配設したものであり、第2には、支持筒か
ら突出した前記回転軸に取着された回転筒の内周面にロ
ータマグネットを取着するとともに、上記回転筒内に、
ロータマグネットに対向するように、ステータ支持部材
に取着された駆動コイルを配置したものであり、第3に
は、ステータ支持部材内に位置する回転軸の直径を、回
転軸の他の部分の直径より小さくしたものである。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の仮撚り装置の斜視図である
図1、本発明の仮撚り装置を構成する仮撚り部材の一部
断面を含む正面図である図2及び本発明の仮撚り装置を
構成する仮撚り部材の別の実施例の一部断面を含む正面
図である図3を用いて、本発明の実施例について説明す
るが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限
定されるものではない。
【0007】10は、フレームであり、フレーム10に
は、後述するモーターにより駆動される回転軸が内蔵さ
れた支持筒11が配設されている。回転軸には駆動プー
リー12aが取着されており、また、支持筒11等に取
着された、図示されていない支持部材に配設された軸に
は従動プーリー12bが取着されており、駆動プーリー
12aと従動プーリー12bとには、無端の仮撚りベル
ト13が張設されている。後述するモーターや回転軸及
び上述した支持筒11、駆動プーリー12a、従動プー
リー12b、仮撚りベルト13等により、一方の仮撚り
部材Tが構成されている。同様な構成を有するもう一方
の仮撚り部材T’を、仮撚りベルト13同士が、互いに
交差するように配置することにより、糸yに仮撚りを施
すとともに、糸yに送りを与える仮撚り装置が構成され
る。
【0008】次に、図2及び図3を用いて、モーターや
該モーターにより駆動される回転軸等の構成について説
明する。
【0009】支持筒11は、フレーム10を貫通する内
筒11aとフレーム10の上方に位置する、内筒11a
に嵌着された外筒11bから構成されており、支持筒1
1は、フレーム10に対して旋回可能に構成されてい
る。14は、内筒11a内に、適当な間隔を置いて配設
された軸受け15により回転自在に支持された、上述し
た回転軸である。回転軸14の上端部には、駆動プーリ
ー12aが取着されている。そして、駆動プーリー12
aと上述した従動プーリー12bとに、仮撚りベルト1
3が張設されている。
【0010】16は、2分割された上下部分16a、1
6bにより構成されているとともに、図示されていない
ボルト・ナット等の適当な固着具により、上下部分16
a、16bが結合されたステータ支持部材である。ステ
ータ支持部材16の上部分16aに形成されたフランジ
16a’を、ボルト等の適当な固着具によりフレーム1
0に取着することにより、ステータ支持部材16は、フ
レーム10に取着されている。また、フレーム10から
出て下方に延在するステータ支持部材16の下部分16
bの円筒部16b’は、回転軸14を囲むように形成さ
れている。17は、円筒部16b’の外周面に、複数、
配設された駆動コイルである。
【0011】18は、底部18aを有する回転筒であ
り、回転筒18の底部18aに穿設された孔には、回転
軸14の下端部が挿着され、回転筒18は、回転軸14
の下端部に形成されたネジ溝に、ナット19を螺合させ
ることにより、回転軸14の下端部に取着されている。
回転筒18の内周面には、ロータマグネット20が取着
されており、回転筒18の内周面に取着されたロータマ
グネット20と、ステータ支持部材16を構成する下部
分16bの円筒部16b’の外周面に配設された駆動コ
イル17とは、適当な間隙をおいて対向するように配置
されている。
【0012】上述したステータ支持部材16を構成する
下部分16bの円筒部16b’の外周面に配設された駆
動コイル17と、回転軸14の下端部に取着された回転
筒18の内周面に、上記駆動コイル17と対向するよう
に取着されたロータマグネット20とにより、ブラシレ
スモーターMが構成されている。そして、駆動コイル1
7に、適宜、電流を流すことにより、ロータマグネット
20が取着された回転筒18を駆動させて、回転筒18
にその下端部が取着された回転軸14を回転させること
により、回転軸14の上端部に取着された駆動プーリー
12aを回転させるように構成されている。
【0013】本実施例においては、ステータ支持部材1
6を構成する下部分16bの円筒部16b’に挿入され
る回転軸14の部分14aの直径を、軸受け15間に位
置する部分14bの直径より、小さくすることにより、
フレーム10の下方に位置する、駆動コイル17とロー
タマグネット20等から構成されるブラシレスモーター
Mを小型化することができる。
【0014】21は、上方に配設された軸受け15の下
部に配置されたウェーブ状のワッシャーであり、また、
22は、下方に配設された軸受け15の下部に配置され
たゴムや軟質合成樹脂等の適当な材料で成形されたダン
パー部材であり、共に、回転軸14の振動を吸収して、
駆動プーリー12aと従動プーリー12bと間に張設さ
れ、走行する仮撚りベルト13の振れを防止する効果を
有するものである。23は、支持筒11を構成する内筒
11aの下部外周に刻設されたネジ溝11a’に螺合さ
れるとともに、その上端が、ステータ支持部材16の上
部分16aに形成されたフランジ16a’の下面に当接
可能なナット状の締め付け具である。
【0015】上述したような構成を有するブラシレスモ
ーターMにより、回転軸14が回転駆動され、従って、
回転軸14の上端部に取着された駆動プーリー12aと
従動プーリー12bとに張設された仮撚りベルト13が
走行されることになる。このように走行されるととも
に、互いに交差する一対の仮撚りベルト13により、糸
yを挟持することにより、上述したように、糸yに仮撚
りを施すとともに、糸yに送りを与える。
【0016】上述したように、一対の仮撚り部材T,
T’のそれぞれの回転軸14を、各仮撚り部材T,T’
の回転軸14に配設されたブラシレスモーターMによ
り、それぞれ独立して回転駆動させたので、従来の仮撚
り装置のような複雑な動力伝達機構を必要とせず、従っ
て、仮撚り装置を小型化することができるとともに、保
守点検が容易になる。
【0017】また、一対の仮撚り部材T,T’の回転軸
14を、それぞれ、独立して駆動するように構成したの
で、仮撚りベルト13の交差角の変更を容易に行うこと
ができ、従って、撚り方向の変更等が容易になり、仮撚
り装置の汎用性が向上することになる。
【0018】回転軸14を駆動するブラシレスモーター
Mが、支持筒11内ではなく、支持筒11外に配設され
ているので、ブラシレスモーターMの保守管理が容易に
なるとともに、ブラシレスモーターMの放熱効果が向上
し、ブラシレスモーターMの発熱を抑制することができ
る。従って、回転軸14を支持する軸受け15等の耐久
性が向上する。
【0019】ステータ支持部材16を構成する下部分1
6bの円筒部16b’に挿入される回転軸14の部分1
4aの直径を、軸受け15間に位置する部分14bの直
径より、小さくすることにより、フレーム10の下方に
位置する、駆動コイル17とロータマグネット20等か
ら構成されるブラシレスモーターMを小型化することが
できるとともに、駆動コイル17の外側にロータマグネ
ット20を配設したことにより惹起されるイナーシャを
小さくすることができ、従って、仮撚りベルト13の停
止状態から定常走行速度までの時間或いは仮撚りベルト
13の停止時間が短縮化できるとともに、回転軸14の
回転を安定させることができる。
【0020】図3に示されている実施例は、上述した実
施例に比べ、回転筒18の径を大きくして、回転筒18
の内周面に取着されたロータマグネット20の表面積を
大きくするとともに、回転筒18の長さを短くして、仮
撚り部材Tの全体の長さを短くすることにより、仮撚り
部材Tを小型化したものである。その他の構成について
は、上述した実施例と同じであるので、その説明は省略
する。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載する効果を奏することができ
る。
【0022】一端に駆動プーリーが取着された回転軸
を、回転軸を支持する支持筒の下方から突出させるとと
もに、該支持筒から突出した前記回転軸にモーターを配
設したので、モーターの保守管理が容易になるととも
に、モーターの放熱効果が向上し、モーターの発熱を抑
制することができ、従って、回転軸を支持する軸受け等
の耐久性が向上する。
【0023】支持筒から突出した前記回転軸に取着され
た回転筒の内周面にロータマグネットを取着するととも
に、上記回転筒内に、ロータマグネットに対向するよう
に、ステータ支持部材に取着された駆動コイルを配置し
たので、回転軸を、安定して定速で回転させることがで
き、従って、品質の安定した仮撚り糸を得ることができ
る。
【0024】ステータ支持部材内に位置する回転軸の直
径を、回転軸の他の部分の直径より小さくしたので、モ
ーターを小型化するできるとともに、モーターのイナー
シャを小さくすることができ、従って、仮撚りベルトの
停止状態から定常走行速度までの時間或いは仮撚りベル
トの停止時間が短縮化できるとともに、回転軸の回転を
安定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の仮撚り装置の斜視図である。
【図2】図2は本発明の仮撚り装置を構成する仮撚り部
材の一部断面を含む正面図である。
【図3】図3は本発明の仮撚り装置を構成する仮撚り部
材の別の実施例の一部断面を含む正面図である。
【図4】図4は従来の仮撚り装置の斜視図である。
【符号の説明】
11・・・・・・・・・・・支持筒 12a・・・・・・・・・・駆動プーリー 12b・・・・・・・・・・従動プーリー 13・・・・・・・・・・・仮撚りベルト 14・・・・・・・・・・・回転軸 16・・・・・・・・・・・ステータ支持部材 18・・・・・・・・・・・回転筒 20・・・・・・・・・・・ロータマグネット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に駆動プーリーが取着された回転軸
    を、回転軸を支持する支持筒の下方から突出させるとと
    もに、該支持筒から突出した前記回転軸にモーターを配
    設したことを特徴とする仮撚り装置。
  2. 【請求項2】支持筒から突出した前記回転軸に取着され
    た回転筒の内周面にロータマグネットを取着するととも
    に、上記回転筒内に、ロータマグネットに対向するよう
    に、ステータ支持部材に取着された駆動コイルを配置し
    たことを特徴とする請求項1に記載の仮撚り装置。
  3. 【請求項3】ステータ支持部材内に位置する回転軸の直
    径を、回転軸の他の部分の直径より小さくしたことを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の仮撚り装置。
JP8597297A 1997-03-19 1997-03-19 仮撚り装置 Pending JPH10259529A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8597297A JPH10259529A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 仮撚り装置

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JP8597297A JPH10259529A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 仮撚り装置

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Publication Number Publication Date
JPH10259529A true JPH10259529A (ja) 1998-09-29

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ID=13873649

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8597297A Pending JPH10259529A (ja) 1997-03-19 1997-03-19 仮撚り装置

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JP (1) JPH10259529A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102021700A (zh) * 2009-09-09 2011-04-20 谢夫勒科技有限两合公司 摩擦电机芯轴

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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