JPH10258380A - レーザ加工機における小物切断物落下判断方法およびレーザ加工機 - Google Patents

レーザ加工機における小物切断物落下判断方法およびレーザ加工機

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JPH10258380A
JPH10258380A JP9064726A JP6472697A JPH10258380A JP H10258380 A JPH10258380 A JP H10258380A JP 9064726 A JP9064726 A JP 9064726A JP 6472697 A JP6472697 A JP 6472697A JP H10258380 A JPH10258380 A JP H10258380A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークから加工された穴よりスクラップが落
下したことを判断し、カッティングローラ間の加工溝に
スクラップが追突することを防止するようにする。 【解決手段】 Y軸キャレッジ27に設けられたレーザ
加工ヘッド29からワークWへレーザビームを照射せし
めてワークWに穴加工を行った後、この加工された穴の
位置を、Y軸キャレッジ27に設けられた撮像装置ユニ
ット33のうちの撮像装置37の直下に位置決めし、こ
の撮像装置33で、前記加工された穴を撮像し、この穴
より小物切断物が離れて加工テーブル5Rに設けられて
いる加工溝9から落下したかどうかを判断することを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーザ加工機に
おいてワークに例えば穴加工を行い、この穴からスクラ
ップなどの小物切断物が落下したかどうかを判断するレ
ーザ加工機における小物切断物判断方法およびレーザ加
工機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザ加工機およびその複合機に
おいてワークを加工テーブル上で移動させながら切断を
行う場合、加工テーブル上にカッティングローラ(カッ
ティングプレートとも呼ぶ)を設け、レーザ光から加工
テーブルを保護すると共に、カッティングローラ間の加
工溝からスクラップなどの小物切断物が落下するように
なっている。
【0003】また、この場合、大物切断物は加工テーブ
ルの一部で前記カッティングローラの近傍に設けられた
開閉機構(ワークシュータ)によって加工機外部に排出
されうようになっていることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のレーザ加工機およびその複合機において、小物切断
物がワーク(母材)に引っかかりワークの下面より飛び
出した状態になると、カッティングローラに小物切断物
が追突し、ワークの位置がずれる等の悪影響を与えるこ
とがあり問題である。
【0005】ワークシュータから落下させる場合、落下
したスクラップや製品が落下振動センサ等を取り付けた
落下検出板等に当たることで、未落下状態を確認するこ
とができるが、スクラップ等小物切断物が落下するカッ
ティングローラ間の加工溝に落下検出センサを取り付け
ることは、技術的に困難である。すなわち、レーザ光が
照射され、切断による粉塵が舞っており、スクラップが
堆積していくためである。したがって、カッティングロ
ーラ間の加工溝から落下する小物切断物の落下確認を作
業着が行わなければならないことが問題である。
【0006】前記カッティングローラ間の加工溝から落
ちずにワークに引っかかっている小物切断物の場合、引
っかかっている近辺を少したたくだけで落下する場合が
多い。しかし、ワーク(母材)をたたくことのできるリ
ポジショニング用のシリンダは前記カッティングローラ
間の加工溝の位置から離れた場所にあるため引っかかっ
ている近辺をたたけないのが問題である。
【0007】また、同様の振動を与える目的でワークシ
ュータの開閉を行うことは時間のロスで問題である。
【0008】小物切断物の大きさが前記カッティングロ
ーラ間の加工溝から落下する確率が非常に高い形状また
は大きさであっても、追突を防止するためワークシュー
タの開閉を行うのは時間のロスで問題である。
【0009】この発明の目的は、ワークから加工された
穴よりスクラップが落下したことを判断し、カッティン
グローラ間の加工溝にスクラップが追突することを防止
するようにしたレーザ加工機における小物切断物落下判
断方法およびレーザ加工機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のレーザ加工機における小物
切断物落下判断方法は、Y軸キャレッジに設けられたレ
ーザ加工ヘッドからワークへレーザビームを照射せしめ
てワークに穴加工を行った後、この加工された穴の位置
を、Y軸キャレッジに設けられた撮像装置ユニットのう
ちの撮像装置の直下に位置決めし、この撮像装置で、前
記加工された穴を撮像し、この穴より小物切断物が離れ
て加工テーブルに設けられている加工溝から落下したか
どうかを判断することを特徴とするものである。
【0011】したがって、Y軸キャレッジに設けられた
レーザ加工ヘッドからワークへレーザビームを照射せし
めてワークに穴加工が行われる。この加工された穴の位
置を、Y軸キャレッジに設けられた撮像装置ユニットの
うちの撮像装置の直下に位置決めする。この撮像装置で
加工された穴を撮像し、この穴より小物切断物が離れて
加工テーブルに設けられている加工溝から落下している
かどうかを判断することにより、小物切断物が前記加工
溝を形成しているカッティングローラに追突したり、乗
り上げたりすることが防止される。
【0012】請求項2によるこの発明のレーザ加工機に
おける小物切断物落下判断方法は、請求項1のレーザ加
工機における小物切断物落下判断方法において、前記撮
像装置ユニットに設けられているワーク押さえで前記ワ
ークに振動を与えて小物切断物の落下を促進させること
を特徴とするものである。
【0013】したがって、撮像装置で、加工された穴か
ら小物切断物が離れて加工テーブルに設けられている加
工溝から落下しているかどうかを判断する前に、ワーク
板押さえでワークにおける切断部(穴)近傍へ振動を与
えることにより、加工された穴に引っかかっている小物
切断物の落下が促進される。
【0014】請求項3によるこの発明のレーザ加工機に
おける小物切断物落下判断方法は、請求項1のレーザ加
工機における小物切断物落下判断方法において、前記撮
像装置ユニットに設けられているワーク押さえのパージ
用穴から前記ワークへパージエアを噴射せしめて小物切
断物の落下を促進させることを特徴とするものである。
【0015】したがって、撮像装置で、加工された穴か
ら小物切断物が離れて加工テーブルに設けられている加
工溝から落下しているかどうかを判断する前に、ワーク
押さえのパージ用穴からパージエアをワークへ噴射せし
めることにより、エア圧力により小物切断物が押される
ため、引っかかっている小物切断物の落下が促進され
る。
【0016】請求項4によるこの発明のレーザ加工機に
おける小物切断物落下判断方法は、請求項1のレーザ加
工機における小物切断物落下判断方法において、前記撮
像装置ユニットに設けられているワーク押さえで前記ワ
ークに振動を与えると共にワーク押さえのパージ用穴か
ら前記ワークへパージエアを噴射せしめて小物切断物の
落下を促進させることを特徴とするものである。
【0017】したがって、撮像装置で、加工された穴か
ら小物切断物が離れて加工テーブルに設けられている加
工溝から落下しているかどうかを判断する前に、ワーク
押さえでワークにおける切断部(穴)近傍へ振動を与え
ると共に、ワーク押さえのパージ用穴からパージエアを
ワークへ噴射せしめることにより、エア圧力により小物
切断物が押されるため、引っかかっている小物切断物の
落下がより一層促進される。
【0018】請求項5によるこの発明のレーザ加工機に
おける小物切断物落下判断方法は、請求項1〜4のレー
ザ加工機における小物切断物落下判断方法において、前
記小物切断物が加工された穴より離れず加工溝より落下
しない場合には、前記加工溝の近傍に設けられたワーク
シュータを開かせることを特徴とするものである。
【0019】したがって、小物切断物が加工された穴よ
り離れず加工溝より落下しない場合には、ワークシュー
タを開かせることにより、前記小物切断物がワークシュ
ータより落下される。而して、引っかかりやすい小物切
断物すべてにワークシュータを開かせる必要がなくな
り、加工時間の短縮が図られる。
【0020】請求項6によるこの発明のレーザ加工機
は、Y軸方向へ移動自在なY軸キヤレッジに設けられた
レーザ加工ヘッドと、X軸方向へ移動自在なワークを支
持せしめると共に加工溝、開閉自在なワークシュータを
有する加工テーブルと、前記Y軸キャレッジに設けら
れ、上下動自在なリング照明とワーク押さえを有すると
共に画像装置を有した撮像装置ユニットと、前記画像装
置で加工された穴を撮像した画像データを取り込んでこ
の画像データから画像の中心位置に、前記穴を加工した
際の小物切断物が存在しているかどうかで小物切断物の
落下を判断する落下判断機能を有する画像処理装置とで
構成されていることを特徴とするものである。
【0021】したがって、Y軸キャレッジに設けられた
レーザ加工ヘッドからワークへレーザビームを照射せし
めてワークに穴加工が行われる。この加工された穴の位
置を、Y軸キャレッジに設けられた撮像装置ユニットの
うちの撮像装置の直下に位置決めする。この撮像装置で
加工された穴を撮像し、この穴より小物切断物が離れて
加工テーブルに設けられている加工溝から落下している
かどうかを画像処理装置に備えた落下判断機能で判断す
ることにより、小物切断物が前記加工溝を形成している
カッティングローラに追突したり、乗り上げたりするこ
とが防止される。
【0022】また、撮像装置で、加工された穴から小物
切断物が離れて加工テーブルに設けられている加工溝か
ら落下しているかどうかを落下判断機能で判断する前
に、ワーク板押さえでワークにおける切断部(穴)近傍
へ振動を与えることにより、加工された穴に引っかかっ
ている小物切断物の落下が促進される。
【0023】さらに、撮像装置で、加工された穴から小
物切断物が離れて加工テーブルに設けられている加工溝
から落下しているかどうかを落下判断機能で判断する前
に、ワーク押さえのパージ用穴からパージエアをワーク
へ噴射せしめることにより、エア圧力により小物切断物
が押されるため、引っかかっている小物切断物の落下が
促進される。
【0024】前記小物切断物が加工された穴より離れず
加工溝より落下しない場合には、ワークシュータを開か
せることにより、前記小物切断物がワークシュータより
落下される。而して、引っかかりやすい小物切断物すべ
てにワークシュータを開かせる必要がなくなり、加工時
間の短縮が図られる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基いて詳細に説明する。
【0026】図4および図5を参照するに、レーザ加工
機1はC型形状の下部フレーム3D,上部フレーム3U
を有するフレーム3を備えており、前記下部フレーム3
D上には平板状のワークテーブル5R,5Lが設けられ
ており、このワークテーブル5R,5L間には適宜な間
隔で一対のカッティングローラ7が設けられている。こ
の一対のカッティングローラ7間にはY軸方向へ延伸し
た加工溝9が形成されている。前記ワークテーブル5
R,5L上には適宜な間隔で複数の回転自在なフリーベ
アリング11が支承されている。前記カッティングロー
ラ7のワークテーブル5R側近傍には開閉自在なワーク
シュータ12が設けられている。
【0027】前記ワークテーブル5R,5Lの後側には
X軸方向へ延伸したキャレッジベース13が設けられて
おり、このキャレッジベース13にはすでに公知の駆動
モータ,ボールねじなどによってX軸方向へ移動自在な
X軸キャレッジ15が設けられている。このX軸キャレ
ッジ15にはワークWをクランプする複数のワーククラ
ンプ17が備えられている。
【0028】上記構成により、ワークWがワークテーブ
ル5R上に搬入されてきて、ワークWの一辺がワークク
ランプ17にクランプされると共に、ワークWはワーク
テーブル5Rに支承された複数のフリーベアリング11
上に支持される。次いで、X軸キャレッジ15をX軸方
向の左方向へ移動せしめてワークWの所望位置がカッテ
ィングローラ7の加工溝9に位置決めされることにな
る。
【0029】前記上部フレーム3Uの前面にはY軸方向
(図4,図5において左右方向)へ延伸した平行な複数
のガイドレール19が敷設されている。このガイドレー
ル19間にはY軸方向へ延伸したボールねじ21が設け
られており、このボールねじ21の一端例えば図5にお
いて右端には駆動モータ23が連結されていると共にボ
ールねじ21の他端例えば図5において左端は軸受25
で回転自在に支持されている。
【0030】前記ボールねじ21に螺合した図示省略の
ナット部材を介してY軸キャレッジ27が設けられてい
ると共に、このY軸キャレッジ27には図示省略の複数
のガイド部材が設けられ、この各ガイド部材が前記ガイ
ドレール19に沿って案内されるようになっている。ま
た、前記Y軸キャレッジ27にはレーザ加工ヘッド29
が設けられていると共にこのレーザ加工ヘッド29の下
部にはノズル31が備えられている。
【0031】上記構成により、駆動モータ23を駆動せ
しめると、ボールねじ21が回転されるから、Y軸キャ
レッジ27がY軸方向へ移動される。Y軸キャレッジ2
7が移動される際、Y軸キャレッジ27はガイド部材を
介してガイドレール19に案内されてスムーズに移動さ
れることになる。
【0032】したがって、ワーククランプ17にクラン
プされたワークWがX軸方向へ、レーザ加工ヘッド29
がY軸方向へ移動されることにより、ワークWの所望位
置にレーザ加工ヘッド29が位置決めされ、レーザ加工
ヘッド29の下部に備えられたノズル31からレーザビ
ームがワークWへ向けて照射されてワークWに丸穴など
のレーザ加工が行われることとなる。
【0033】前記Y軸キャレッジ27には図5によく示
されているように例えばレーザ加工ヘッド29の右側近
傍に撮像装置ユニット33が設けられている。この撮像
装置ユニット33としては、前記Y軸キャレッジ27に
撮像装置ユニットケース35が設けられ、この撮像装置
ユニットケース35内には撮像装置である画像取り込み
用カメラとしてのCCDカメラ37が設けられ、このC
CDカメラ37の下部には下方へ順にレンズユニット3
9,UVフィルタ41が設けられている。
【0034】前記CCDカメラ37は例えば丸穴などを
撮像するカメラで、レンズユニット39は絞りとピント
を調整し、またUVフィルタ41はレンズユニット39
とCCDカメラ37を保護するものである。
【0035】前記撮像装置ユニットケース35内にはエ
アシリンダ43が設けられており、このエアシリンダ4
3の下部にはピストンロッド45が装着されている。こ
のピストンロッド45の下端にはリング照明47を備え
た支持部材49が取り付けられている。この支持部材4
9の下端にはスプリング51を介してワーク押さえ53
が設けられている。また、撮像装置ユニットケース35
内には中継端子台55が設けられ、前記エアシリンダ4
3のLS(リミットスイッチ),リング照明47の中継
端子台である。また、前記上部フレーム3Uの右側上部
にはパージ用ソレノイド57,エアシリンダ用ソレノイ
ド59が設けられている。
【0036】前記撮像装置ユニット33をコントロール
せしめる画像処理装置としてのコントローラ61が図6
(A),(B),(C),(D)に示されている。図6
(A)〜(D)において、コントローラ61には電源ス
イッチ63,電源表示用LED65,CCDカメラ接続
用ケーブル67,NC接続ケーブル69,電源ケーブル
71および吸気ファン73が備えられている。
【0037】また、図7には撮像装置ユニット33の電
気系統のシステム構成図が示されている。図7におい
て、前記コントローラ61とNC装置としてのNC強電
盤75とはコントローラ動力ケーブル77で接続されて
いる。また、前記中継端子台55とNC強電盤75とは
中継ケーブル79で接続されている。前記パージ用ソレ
ノイド57,エアシリンダ用ソレノイド59とNC強電
盤75とはそれぞれソレノイドケーブル81,83で接
続されている。NC強電盤75と前記コントローラ61
とは前記NC接続用ケーブル69で接続されている。し
かも、NC操作盤85とNC強電盤63とは接続されて
いる。
【0038】前記中継端子台55とリング照明47とは
照明ケーブル87で接続されている。前記エアシリンダ
43の上,下リミットスイッチ89,91と前記中継端
子台55とはスイッチケーブル93,95で接続されて
いる。また、モニタテレビ97と前記コントローラ61
とはモニタケーブル99で接続されている。さらに前記
コントローラ61とCCDカメラ37とはCCDカメラ
接続用ケーブル67で接続されている。
【0039】図8には撮像装置ユニット33のエア系統
のシステム構成図が示されている。図8において、前記
エアシリンダ43の上部,下部シリンダ室には例えばφ
6からなる配管101,103の一端が接続されている
と共に、配管101,103の他端は前記エアシリンダ
ソレノイド59の裏に接続されている。また、エアシリ
ンダソレノイド59の表には例えばφ8からなる配管1
05の一端が接続されていると共に配管105の他端
は、エア3点セット107のユニオンティ109に接続
されている。さらに、パージ用ソレノイド57の表には
配管111の一端が接続されていると共に配管111の
他端はエア3点セット107のブランチエルボ113に
接続されている。パージ用ソレノイド57の裏には例え
ばφ6からなる配管115の一端が接続されていると共
に配管115の他端は、前記ワーク押さえ53に形成さ
れたパージ用穴としてのリング穴117に接続されてい
る。
【0040】上記構成により、図7を基にNC操作盤8
5を操作し、NC強電盤75を介してコントローラ61
を制御することにより、CCDカメラ37で加工された
ワークWの丸穴WH が撮像される。また、NC強電盤7
5,中継端子台55を経てリング照明47が点灯し、ワ
ークWの表面が照らされるとともに、エアシリンダ43
の上,下リミットスイッチ89,91がON,OFFさ
れる。また、NC強電盤75を介してパージ用ソレノイ
ド57,エアシリンダ用ソレノイド59がON,OFF
される。
【0041】図8を基にして、3点エアセット107の
ユニオンティ109を経て圧縮エアが配管105を介し
てエアシリンダ用ソレノイド59,配管101を経てエ
アシリンダ43の上部シリンダ室に供給されると、ピス
トンロッド45が下降するので、ワーク押さえ53も下
降してワークWが上方からワーク押さえ53で押さえら
れる。また、3点エアセット107のユニオンティ10
9を経て圧縮エアが配管105を介してエアシリンダ用
ソレノイド59,配管103を経てエアシリンダ43の
下部シリンダ室に供給されると、ピストンロッド45が
上昇し、ワーク押さえ53も上昇されることになる。
【0042】また、ワーク押さえ53でワークWを上方
から押さえ得た状態で、ワーク押さえ53に形成された
パージ用穴117からパージエアを噴射せしめると、ワ
ークW上にある粉塵などが吹き飛ばされて、ワークW上
がきれいに清掃されることになる。
【0043】例えば、図3に示されているように、ワー
ククランプ17でクランプされたワークWから、2個の
φ8からなる丸穴A1 ,B1 を切断し155×105の
外形製品Gが矢印で示したごとく順々に加工したとき
に、穴A1 ,B1 ,A2 ,B2といった穴加工毎にステ
ップの落下判断を行い、最後に製品Gをカッティングロ
ーラ7の近傍に設けられたワークシュータ12で搬出し
た後、製品Gの落下判断が行われる。前記スクラップの
落下判断機能が前記NC強電盤75内に備えられてい
る。
【0044】各穴の落下判断の指令としては、プログラ
ム上G141 A4 I_J_(Q_)(K_);(但
しG141 A4:落下判断モード,I:第1判断位置
X座標,J:第1判断装置Y座標,Q:第2判断位置X
座標,K:第2判断位置Y座標)で行われる。例えば、
図3においてA1 ,B1 の指令としては、G141A4
I40J70,G141 A4 I120J30で与
えられて落下判断が行われる。また、製品Gの落下判断
指令としては、例えばG141 A4 I153J5Q
153K100で与えられる。
【0045】次に、図2(A)に示されているように、
カッティングローラ7に例えば切断したφ15以下の丸
穴Aがあった場合に、丸穴AにCCDカメラ37を矢印
で示したごとく移動させると、図2(B)の状態とな
る。この状態において、ワークWを矢印で示したごとく
上方へ移動させ、図2(C)に示されているように、C
CDカメラ37の中心の1×1mm角の範囲に丸穴Aの
中心位置Bを一致させる。この状態でワーク押さえ53
が下降してワークWに振動を与えた後に、丸穴Aから小
物切断物であるスクラップが落下しているかを判断す
る。すなわち、図2(C)の状態でCCDカメラ37で
丸穴Aにスクラップがあるかどうかを検出するものであ
る。スクラップが丸穴A内にあればCCDカメラ37で
画像がとらえられ、スクラップが丸穴A内になければC
CDカメラ37では画像がとられないことから判断され
るものである。
【0046】そして、スクラップが丸穴Aから落下して
いないと判断された場合には、ワークシュータ12を開
かせると共にワーク押さえ53でワークWに振動を与え
て再度落下判断が行われる。ワーク押さえ53でワーク
Wに振動を与えると同時にワーク押さえ53に設けられ
ているパージ用穴117からエアを噴射せしめて落下を
促進させるようにすると、より一層効果的である。
【0047】前記丸穴Aから小物切断物であるスクラッ
プが落下しているかどうかの落下判断を、図1に示した
フローチャートを基にして説明すると、まずステップS
1で1回目の落下判断指令を与える。ステップS2でワ
ーク押さえ53でワークWに振動を与えた後、丸穴A内
にスクラップがあるかどうかが落下判断機能で判断され
る。そして丸穴AにスクラップがなければステップS9
に進み加工が続行される。丸穴Aにスクラップがあると
判断されると、ステップS3に進みワークシュータ10
が開かれると共にワーク押さえ53でワークWに振動を
与える。
【0048】そして、ステップS4で2回目の落下判断
指令が与えられ、ステップS5で落下判断機能により丸
穴A内にスクラップがあるかどうかの判断が行われる。
丸穴A内にスクラップがなければステップS9に進み加
工が続行される。丸穴A内にスクラップがある場合には
加工機アラームを出しステップS7で原因がどこにある
か対処し、対処後ステップS8でアラームをリセット
し、ステップS9で加工が続行される。
【0049】したがって、丸穴A内にスクラップがある
かどうかの落下判断を行うことにより、スクラップがカ
ッティングローラ7を形成しているカッティングローラ
9に追突したり、乗り上げたりすることを防止すること
ができる。
【0050】丸穴A内からスクラップが落下したかどう
かを判断する前に、ワーク押さえ33でワークWに振動
を与えてスクラップの落下を促進させることができる。
また、ワーク押さえ53で振動を与えると共にワーク押
さえ53に設けられているパージ用穴117からパージ
エアを噴出せしめることにより、スクラップの落下をよ
り一層促進させることができる。
【0051】さらに丸穴Aからスクラップが離れず加工
溝9から落下しない場合にはワークシュータ12を開か
せてこのワークシュータ12から落下させることによ
り、引っかかりやすいスクラップすべてにワークシュー
タ12を開かせる必要がなく、加工時間の短縮を図るこ
とができる。どうしても落下しないと判断したときのみ
加工機を止めるので、加工不良が低減でき、加工を中断
して作業者が落下確認等の作業をする必要がなくなる。
【0052】なお、この発明は、前述した実施の形態の
例に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。加工機9に
落下する小物切断物としてのスクラップだけでなく、ワ
ークシュータ10にて搬出する大物切断物に付いてもワ
ークシュータ10に引っかからずに搬出されたかをCC
Dカメラ37で確認することも可能である。
【0053】
【発明の効果】以上のごとき実施の形態の例より理解さ
れるように、請求項1の発明によれば、Y軸キャレッジ
に設けられたレーザ加工ヘッドからワークへレーザビー
ムを照射せしめてワークに穴加工が行われる。この加工
された穴の位置を、Y軸キャレッジに設けられた撮像装
置ユニットのうちの撮像装置の直下に位置決めする。こ
の撮像装置で、加工された穴を撮像し、この穴より小物
切断物が離れて加工テーブルに設けられている加工溝か
ら落下しているかどうかを判断することができ、小物切
断物が前記加工溝を形成しているカッティングローラに
追突したり、乗り上げたりすることを防止することがで
きる。
【0054】請求項2の発明によれば、撮像装置で、加
工された穴から小物切断物が離れて加工テーブルに設け
られている加工溝から落下しているかどうかを判断する
前に、ワーク板押さえでワークにおける切断部(穴)近
傍へ振動を与えることにより、加工された穴に引っかか
っている小物切断物の落下を促進させることができる。
【0055】請求項3の発明によれば、撮像装置で、加
工された穴から小物切断物が離れて加工テーブルに設け
られている加工溝から落下しているかどうかを判断する
前に、ワーク押さえのパージ用穴からパージエアをワー
クへ噴射せしめることにより、エア圧力により小物切断
物が押されるため、引っかかっている小物切断物の落下
を促進させることができる。
【0056】請求項4の発明によれば、撮像装置で、加
工された穴から小物切断物が離れて加工テーブルに設け
られている加工溝から落下しているかどうかを判断する
前に、ワーク押さえでワークにおける切断部(穴)近傍
へ振動を与えると共に、ワーク押さえのパージ用穴から
パージエアをワークへ噴射せしめることにより、エア圧
力により小物切断物が押されるため、引っかかっている
小物切断物の落下をより一層促進させることができる。
【0057】請求項5の発明によれば、小物切断物が加
工された穴より離れず加工溝より落下しない場合には、
ワークシュータを開かせることにより、前記小物切断物
がワークシュータより落下される。而して、引っかかり
やすい小物切断物すべてにワークシュータを開かせる必
要がなくなり、加工時間の短縮を図ることができる。請
求項6の発明によれば、Y軸キャレッジに設けられたレ
ーザ加工ヘッドからワークへレーザビームを照射せしめ
てワークに穴加工が行われる。この加工された穴の位置
を、Y軸キャレッジに設けられた撮像装置ユニットのう
ちの撮像装置の直下に位置決めする。この撮像装置で、
加工された穴を撮像し、この穴より小物切断物が離れて
加工テーブルに設けられている加工溝から落下している
かどうかを画像処理装に備えた落下判断機能で判断する
ことができ、小物切断物が前記加工溝を形成しているカ
ッティングローラに追突したり、乗り上げたりすること
を防止することができる。
【0058】また、撮像装置で、加工された穴から小物
切断物が離れて加工テーブルに設けられている加工溝か
ら落下しているかどうかを落下判断機能で判断する前
に、ワーク板押さえでワークにおける切断部(穴)近傍
へ振動を与えることにより、加工された穴に引っかかっ
ている小物切断物の落下を促進させることができる。
【0059】さらに、撮像装置で、加工された穴から小
物切断物が離れて加工テーブルに設けられている加工溝
から落下しているかどうかを落下判断機能で判断する前
に、ワーク押さえのパージ用穴からパージエアをワーク
へ噴射せしめることにより、エア圧力により小物切断物
が押されるため、引っかかっている小物切断物の落下を
促進させることができる。
【0060】前記小物切断物が加工された穴より離れず
加工溝より落下しない場合には、ワークシュータを開か
せることにより、前記小物切断物がワークシュータより
落下される。而して、引っかかりやすい小物切断物すべ
てにワークシュータを開かせる必要がなくなり、加工時
間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図2】丸穴の落下判断を説明する説明図である。
【図3】ワークから丸穴を加工した製品を複数加工する
説明図である。
【図4】この発明を実施するレーザ加工機の斜視図であ
る。
【図5】図4におけるV矢視部の拡大詳細図である。
【図6】(A)はコントローラの平面図、(B)は
(A)における正面図、(C)は(A)における右側面
図、(D)は(A)における左側面図である。
【図7】電気系統のシステム構成図である。
【図8】エア系統のシステム構成図である。
【符号の説明】
1 レーザ加工機 5R,5L 加工テーブル 7 カッティングローラ 9 加工溝 12 ワークシュータ 17 ワーククランプ 27 Y軸キャレッジ 29 レーザ加工ヘッド 33 撮像装置ユニット 37 CCDカメラ(撮像装置) 47 リング照明 53 ワーク押さえ 61 コントローラ(画像処理装置) 75 NC強電盤(NC装置) 117 リング穴(パージ用穴)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Y軸キャレッジに設けられたレーザ加工
    ヘッドからワークへレーザビームを照射せしめてワーク
    に穴加工を行った後、この加工された穴の位置を、Y軸
    キャレッジに設けられた撮像装置ユニットのうちの撮像
    装置の直下に位置決めし、この撮像装置で、前記加工さ
    れた穴を撮像し、この穴より小物切断物が離れて加工テ
    ーブルに設けられている加工溝から落下したかどうかを
    判断することを特徴とするレーザ加工機における小物切
    断物落下判断方法。
  2. 【請求項2】 前記撮像装置ユニットに設けられている
    ワーク押さえで前記ワークに振動を与えて小物切断物の
    落下を促進させることを特徴とする請求項1記載のレー
    ザ加工機における小物切断物落下判断方法。
  3. 【請求項3】 前記撮像装置ユニットに設けられている
    ワーク押さえのパージ用穴から前記ワークへパージエア
    を噴射せしめて小物切断物の落下を促進させることを特
    徴とする請求項1記載のレーザ加工機における小物切断
    物落下判断方法。
  4. 【請求項4】 前記撮像装置ユニットに設けられている
    ワーク押さえで前記ワークに振動を与えると共にワーク
    押さえのパージ用穴から前記ワークへパージエアを噴射
    せしめて小物切断物の落下を促進させることを特徴とす
    る請求項1記載のレーザ加工機における小物切断物落下
    判断方法。
  5. 【請求項5】 前記小物切断物が加工された穴より離れ
    ず加工溝より落下しない場合には、前記加工溝の近傍に
    設けられたワークシュータを開かせることを特徴とする
    請求項1〜4記載のレーザ加工機における小物切断物落
    下判断方法。
  6. 【請求項6】 Y軸方向へ移動自在なY軸キヤレッジに
    設けられたレーザ加工ヘッドと、X軸方向へ移動自在な
    ワークを支持せしめると共に加工溝、開閉自在なワーク
    シュータを有する加工テーブルと、前記Y軸キャレッジ
    に設けられ、上下動自在なリング照明とワーク押さえを
    有すると共に画像装置を有した撮像装置ユニットと、前
    記画像装置で加工された穴を撮像した画像データを取り
    込んでこの画像データから画像の中心位置に、前記穴を
    加工した際の小物切断物が存在しているかどうかで小物
    切断物の落下を判断する落下判断機能を有する画像処理
    装置とで構成されていることを特徴とするレーザ加工
    機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007507352A (ja) * 2003-10-01 2007-03-29 トルンプフ インコーポレイテッド 工作物の統合されたローディング/アンローディングを行うレーザ処理設備
CN102229026A (zh) * 2011-06-15 2011-11-02 句容市大华激光科技开发有限公司 大幅面摄像定位全自动激光裁剪机的摄像头支撑架
JP2018069271A (ja) * 2016-10-27 2018-05-10 株式会社アマダホールディングス レーザ加工機

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