JPH10257518A - 自動撮影装置および自動撮影方法 - Google Patents

自動撮影装置および自動撮影方法

Info

Publication number
JPH10257518A
JPH10257518A JP5334597A JP5334597A JPH10257518A JP H10257518 A JPH10257518 A JP H10257518A JP 5334597 A JP5334597 A JP 5334597A JP 5334597 A JP5334597 A JP 5334597A JP H10257518 A JPH10257518 A JP H10257518A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
background
color
main subject
image data
image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP5334597A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Arai
実 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP5334597A priority Critical patent/JPH10257518A/ja
Publication of JPH10257518A publication Critical patent/JPH10257518A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Circuits (AREA)
  • Color Television Systems (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 人物などの主被写体を背景から分離して、他
の背景と合成して出力する自動撮影装置を提供。 【解決手段】 背景装置20の背景色が白色に設定され、
カラーカメラ12にて撮像された被写界の撮像データが処
理装置18に入力され、主被写体14と背景の部分が判定さ
れ、この判定結果の背景色に応じて、適切に主被写体を
背景から分離しうるグリーン、ブルーおよびマゼンタな
どの背景色が決定されて背景装置20の背景色が変更され
る。この背景色にて撮像が行なわれ処理装置18に入力さ
れたカラー画像データから背景部分と主被写体14部分と
のデータが分離され、主被写体14を表わす画像データ
が、他の背景を表わす背景画像データに合成され、合成
された画像データはプリンタ24に供給されて合成画像デ
ータに応じた合成画像が記録紙に印刷されて出力され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被写体を自動的に
撮影する自動撮影装置に係り、とくに撮像された人物な
どの主被写体を背景から分離して、他の背景画像と合成
する自動撮影装置および自動撮影方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】最近、主被写体となる人間が硬貨等を投
入して撮影を行なって、その主被写体の画像と、枠や背
景などの画像とを合成して印刷出力する自動撮影装置が
知られている。このような装置ではシール式のプリント
紙に画像が記録されるものがあって、そのプリントの活
用性から好評を得ている。また、このような装置は、た
とえば、観光地などに設置されて、その土地における特
徴的な風景や建築物などの景観を背景画像としてあらか
じめ用意し、観光客とその背景画像とを合成してプリン
トするように構成すると、当日、雨や霧などの最悪のコ
ンデションであっても、その観光地での記念となる合成
写真を作成することができる。
【0003】このような画像合成を行なう場合、主被写
体を撮影する際の背景を主被写体から分離するクロマキ
ー処理が行なわれる。人物などの主被写体の画像を用い
てクロマキー処理を行なう場合、その人物の肌色などが
分離されないように、一般には、その補色であるブルー
を背景として主被写体の背面に設けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな自動撮影装置で自己の写真を撮ろうとする人物は、
そのためだけを目的としてその場に来ている訳ではな
く、一般に多種多様な色および柄の衣服を着用してい
る。このため、背景色と人物(主被写体)の着衣の色が
同じであったり同系色であると場合、主被写体と背景と
を適切に分離することができないという問題があった。
たとえば背景がブルーであるにもかかわらず、その人物
がブルー系の衣服を着用している場合には、顔などの肌
色系の部分のみが、背景とする背景画像に合成され、こ
の結果、不自然な合成画像が作成されてしまう。したが
って、従来の装置では様々な主被写体に応じて適切な撮
影および合成処理を行なうことができず、その合成写真
の機能を満足に享受することができないという問題があ
った。
【0005】たとえば、特表平4-506264号には、あらか
じめ設定された狭い色度キーをなす色彩特性を有するよ
うにした半透明パネル(クローマキイパネル)8を背景
として、主被写体(使用者)の肖像部分とその背景とを
分離し、分離された背景を他の背景と置き換える自動写
真撮影装置が開示されている。しかし、この従来例で
は、分離する背景は、主被写体(使用者)の様態、つま
り衣服等の色とは無関係にあらかじめ定められているよ
うに固定的であり、たとえば、青色の衣服を着衣した主
被写体の撮影時には、適切な分離処理を行なうことがで
きないという問題があった。
【0006】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、主被写体を背景から分離する場合に、背景と主被写
体とをその境界にて適切に分離することのできる自動撮
影装置および自動撮影方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、被写界を撮像し、被写界における主被写
体を背景から分離して、分離された主被写体の画像を他
の背景画像と合成して出力する自動撮影装置において、
この装置は、被写界を撮像して、画像信号を出力する撮
像手段と、撮像手段にて撮像される被写界における背景
を形成する背景手段と、被写界にて撮像される主被写体
を照明する照明手段と、撮像手段から出力される画像信
号を処理する画像処理手段と、画像処理手段にて処理さ
れる画像データに基づいて、被写界における主被写体を
背景から分離し、分離された主被写体の画像を表わす画
像データを背景画像を表わす背景画像データに合成する
処理制御手段であって、背景手段の背景色を変更する処
理制御手段と、処理制御手段にて処理された画像データ
を出力する出力手段とを有し、処理制御手段は、画像処
理手段にて処理された画像データに基づいて、背景手段
にて形成する背景の色を変更する変更手段を含み、変更
手段は、主被写体の顔および衣服の部分の色を判定し
て、判定した色に応じて背景手段の背景色を変更するこ
とを特徴とする。
【0008】この場合、処理制御手段は、撮像手段にて
撮像される主被写体を判別して、主被写体の衣服の色を
認識する判別手段と、変更手段にて変更された背景色に
基づいて、この背景色の背景から主被写体を表わす画像
データを分離する分離処理手段と、分離処理手段にて分
離された主被写体を表わす画像データに、用意された背
景画像データを合成する合成手段とを含むとよい。
【0009】また、前記背景手段の背景色は白色を含
み、画像処理手段は、背景手段の白の背景色の状態に
て、撮像手段にて撮像された画像信号のホワイトバラン
スを調整して出力するとよい。
【0010】この場合さらに処理制御手段は、白色の背
景色にて撮像された画像データに基づいて、主被写体と
背景とを分離するとよい。
【0011】また、背景手段は、変更される複数色の背
景色が配列されたスクリーンと、スクリーンの特定の色
部分を背景色として交換させる交換手段とを有し、変更
手段にて変更される背景色のスクリーン部分を背景色に
保持するとよい。
【0012】この場合、スクリーンは、背景を形成する
面を介挿して、スクリーンの両端がローラーに巻き取ら
れるとよい。
【0013】この場合さらにスクリーンは、白色部分に
隣接してブルー部分が配置されているとよい。
【0014】また、背景手段は、後方から入射される光
を拡散および透過する拡散手段であって、この光をその
表面に表示表示させて背景色を形成する拡散手段と、複
数色の背景色を形成して、この背景色の光を発生する背
景光発生手段と、変更手段に応動して背景光発生手段を
駆動し、拡散手段の表面を変更手段にて変更される背景
色に形成する駆動手段とを有するとよい。
【0015】この場合、背景光発生手段は、複数の色を
発生する複数の蛍光灯にて構成され、各蛍光灯の点灯状
態に応じて、背景色を拡散手段の表面に形成させるとよ
い。
【0016】また、背景手段は少なくとも白、ブルー、
グリーンおよびマゼンタの4色を選択的に背景色とし
て、背景手段の表面に形成するとよい。
【0017】また、画像処理手段は、撮像手段にて撮像
された画像データを各色ごとに1ラインずつ変更手段に
供給し、変更手段は、処理制御手段から供給される画像
データを、この画像データの表わす画面を小ブロックに
分割した単位にて積算し、分割された小ブロック分の各
色成分の割合を算出する演算処理手段と、演算処理手段
の算出結果に基づいて、背景装置の背景色を決定する判
定処理手段と、判定処理手段にて判定された背景色に従
って、画像データから、主被写体の画像データをこの背
景色の背景から分離する分離手段と、分離処理手段にて
分離された画像データを、背景画像データと合成する合
成処理手段とを含み、出力手段は、合成処理手段にて処
理された画像データを出力するとよい。
【0018】この場合、判定処理手段は、主被写体の部
分を判定する機能を有し、判定された主被写体の衣服部
分に応じて、背景色を決定するとよい。
【0019】また、出力手段は、処理制御手段にて処理
された画像データに応じた画像を、記録紙に印刷出力す
るとよい。
【0020】また、出力手段は、処理制御手段にて処理
された画像データを、記憶媒体に記録するとよい。
【0021】また、この装置は、主被写体の操作に応じ
た指示を処理制御手段に入力する操作手段を含み、変更
手段は、指示に基づいて、主被写体の衣服の色を判定
し、判定された色に応じて背景色を変更するとよい。
【0022】また、変更手段は、主被写体の衣服が白と
判定した場合には、背景手段の表面色をブルーに変更す
るとよい。
【0023】また、本発明は上述の課題を解決するため
に、被写界を撮像し、被写界における主被写体を背景か
ら分離して、分離された主被写体の画像を他の背景画像
と合成して出力する自動撮影方法において、この方法
は、背景の色を白に変更して、主被写体を含む被写界を
撮影する第1の撮影工程と、第1の撮影工程にて撮影さ
れた画像データに基づいて、被写界から主被写体を分離
する分離工程と、分離工程にて分離された主被写体の色
に応じて、被写界における背景の色を変更する変更工程
と、変更工程にて変更された背景の色にて被写界を撮影
する第2の撮影工程と、第2の撮影工程にて撮影された
画像データを用いて、主被写体の部分を変更工程にて変
更された背景色部分から分離する分離工程と、分離工程
にて分離された主被写体の画像データを、背景画像デー
タに合成する合成工程と、合成工程にて合成された画像
データを出力する出力工程とを含むことを特徴とする。
【0024】この場合、分離工程は、画像データを小ブ
ロックに分割した各ブロックの色成分に基づいて、主被
写体の部分を認識し、この主被写体を背景から分離する
とよい。
【0025】また、変更手段は、主被写体の衣服の色の
割合に応じて背景の色を変更するとよい。
【0026】この場合、主被写体は複数の人物を含み、
変更手段は、主被写体の特定部分の衣服の色に基づい
て、背景の色を変更するとよい。
【0027】この場合、主被写体の特定部分は、被写界
の中央部にある主被写体の衣服であるとよい。
【0028】また、変更手段は、複数の人物の衣服にお
ける色の面積に応じて、背景の色を変更するとよい。
【0029】
【発明の実施の形態】次に添付図面を参照して本発明に
よる自動撮影装置および自動撮影方法の実施例を詳細に
説明する。
【0030】図1を参照すると本発明が適用された自動
撮影装置の一実施例が示されている。この実施例におけ
る自動撮影装置10は、カラーカメラ12にて撮像した画像
データに基づいて主被写体14となる人物の顔および衣服
16等の色を処理装置18にて判別し、撮影時における主被
写体14の背景となる背景装置20の表面色をその判別した
色に応じた適切な背景色に切り替え、さらに表示装置22
に表示される画像を見ながらポーズを取って撮影を行な
い、撮影された画像のうち主被写体14の部分を背景から
分離し、この分離された主被写体像を、任意に選択した
背景画像に合成する処理装置18を含む自動撮影装置であ
って、このように処理された合成画像を処理装置18に接
続されたプリンタ24にてプリント用紙に出力する自動撮
影装置である。自動撮影装置10はさらに、撮影のための
照明光を主被写体に照射するストロボや電球もしくは蛍
光灯などの照明装置26および補助光装置(図示せず)
と、撮影の開始および各種選択を指示するための硬貨収
容装置28および操作部30とを備えている。
【0031】本実施例における自動撮影装置10をさらに
詳細に説明すると、図3および図4には、カラーカメラ
12および処理装置18を主とする構成が示されている。な
お、図2は、図3および図4の組み合わせ状態を示す図
面の配置図である。
【0032】カラーカメラ12は、主被写体およびその背
景を撮像し、撮像された画像に応じたカラー画像信号を
出力する撮像装置である。このカメラ12は、図3に示す
ように、主被写体および背景の被写界を、撮像素子に結
像させるレンズユニット32と、レンズユニット32から射
出される光のうち、不要な高周波成分を濾過する光学ロ
ーパスフィルタ(LPF)34 と、光学ローパスフィルタ34か
ら射出される光に応じたRGB カラー画像信号を出力する
撮像素子(CCD)36 とを有し、撮像素子36の出力は、相関
二重サンプリング(CDS) 回路38に接続されている。
【0033】レンズユニット32は、駆動入力300 に接続
されるレンズ駆動回路40からの駆動信号に応じて、その
合焦位置およびその焦点距離が電動式に制御される。た
とえば、自動焦点調節に応じた制御信号がレンズ駆動回
路40に入力されて、この制御信号に応じたレンズユニッ
ト32の合焦位置が精密に制御される。
【0034】レンズユニット32と撮像素子36との間に配
設された光学ローパスフィルタ34は、撮像素子36に結像
される被写界像の高周波数成分を除去する光学的ローパ
スフィルタである。光学ローパスフィルタ34は、撮像素
子36の画素間隔に対応する周波数成分の光を除去するこ
とにより偽色信号の発生を防止する。光学ローパスフィ
ルタ34は、たとえば、複屈折を利用する水晶板、円筒レ
ンズによるレンチキュラおよび薄膜技術にて形成された
位相フィルタなどが適用される。また、レンズユニット
32と撮像素子36との間には、撮像素子36の分光感度特性
に応じて赤外域を遮断する赤外フィルタを配設してよ
い。
【0035】撮像素子36は、その前面に不図示の3原色
RGBカラーフィルタが配設され、カラーフィルタを透
過した光の量に応じた電荷をフォトダイオードなどの光
電変換部にて生成し、その電荷を水平および垂直転送路
を転送させて電気信号として読み出す撮像素子である。
撮像素子36は、駆動入力302 に入力される転送パルスな
どの駆動信号に応動して、光電変換部にて生成した電荷
を垂直転送路に読み出し、各水平走査期間の画像情報
を、水平転送路に読み出して、1画面の画像を表わす画
像信号を順次出力304 に出力する。本実施例における撮
像素子36の水平および垂直転送路は、たとえばCCD(Char
ge Coupled Device)にて形成され、撮像素子36を駆動す
る駆動信号は、その駆動入力302 に接続されたCCD 駆動
回路42にて生成される。
【0036】CCD 駆動回路42は、制御入力306 に入力さ
れる基準クロックに基づいて、撮像素子36を駆動する駆
動信号を生成するドライバ回路である。CCD 駆動回路42
は、水平および垂直電荷転送パルスおよび読出クロック
などの駆動信号を生成する。これら駆動信号によって、
撮像素子36の光電変換部における電荷の蓄積時間、つま
り電子シャッタ速度が制御され、その露光時間に応じた
信号レベルの画像信号を撮像素子36の出力304 に出力さ
せる。
【0037】撮像素子36の出力304 に接続された相関二
重サンプリング(CDS) 回路38は、入力304 に入力される
フィードスルー信号および画素信号に相関して重畳され
ているリセットノイズおよび1/f ノイズを、制御入力30
8 に入力されるクロック信号に基づいて相殺し、それら
を最小化したRGB 画像信号をそれぞれ出力310R,310G,31
0Bに出力する回路である。CCD 駆動回路42および相関二
重サンプリング回路38に供給されるクロック信号は、ク
ロックジェネレータ(CG)44にて生成され、クロックジェ
ネレータは、水晶発振器にて生成される基本周波数信号
を分周し、各部にて必要なクロック信号を生成する。生
成されたクロック信号は、後述の処理装置18にも供給さ
れる。
【0038】相関二重サンプリング回路38の出力310R,3
10G,310Bは、ホワイトバランス(WB)アンプ46に接続さ
れ、ホワイトバランスアンプ46は、入力310 にそれぞれ
入力されるRGB画像信号のホワイトバランスを調節す
る可変利得回路である。本実施例におけるホワイトバラ
ンスアンプ46は、各色信号RGBのそれぞれの信号レベ
ルを検出して、これら色信号RGBが、たとえば、適正
な白を表わすように、RおよびB信号に対するゲインを
調整してRGB信号のホワイトバランスをとる。ホワイ
トバランス調整は、背景装置20の表面色を白色の状態に
て撮像した画像信号に基づいて行なわれる。本実施例に
おけるホワイトバランスアンプはさらに、ホワイトバラ
ンスのとられた画像信号全体のゲインを調整する増幅機
能を含み、色信号Gに対するゲインを調整する機能を有
する。このホワイトバランス調整により、たとえば外光
などの影響によってホワイトバランスがずれること防止
することができる。
【0039】ホワイトバランスアンプ46の出力312R,312
G,312Bは、ガンマ(γ)補正回路48に接続され、ガンマ
補正回路48は、入力画像信号を撮像素子36およびプリン
タ24の階調特性に応じて補正する補正回路である。ガン
マ補正回路48の出力314R,314G,314Bは、図4に示すマル
チプレックス(MPX) 回路50とセレクタ(SEL) 回路52とに
それぞれ接続されている。
【0040】また、ホワイトバランス回路46の出力は分
岐されて輝度信号生成回路(Y) 54にも接続され、輝度信
号生成回路54は、ホワイトバランスアンプ46にて白バラ
ンス調整されたRGB画像信号から、画像の明るさに対
応する輝度信号Yを作成するアナログ処理回路である。
本実施例における輝度信号生成回路54は、RGB画像信
号を所定の比率で合成し、RGB信号のうち、たとえば
R信号を0.30、G信号を0.59、G信号を0.11の割合にて
合成して輝度信号Yを作成するマトリックス回路にて構
成される。輝度信号生成回路54の出力316 は、図4に示
すセレクタ回路52に接続されている。
【0041】マルチプレクサ(MPX) 回路50は、入力314
R,314G,314Bに入力されるRGB画像信号をR,G,B,R,G,
B...の信号列に一線化して出力する回路である。マルチ
プレックス回路50の出力400 は、セレクタ(SEL) 回路54
に接続されている。セレクタ(SEL) 回路52は、Gまたは
BまたはR信号またはY信号を選択切り替えして各画面
ごとに出力する回路である。セレクタ(SEL) 回路52の出
力402 は、セレクタ(SEL) 回路54に接続されている。
【0042】セレクタ(SEL) 回路54は、入力400 と入力
402 とを選択的に切り替える選択切替回路である。セレ
クタ回路54は、マルチプレックス回路50の一線化出力40
0 と、セレクタ回路52の出力402 とを切り替え、選択し
た入力に入力されるR、G、BまたはY信号を出力406
に出力する。このセレクタ回路54の出力は、アナログデ
ィジタル(A/D) 変換回路56に接続され、A/D 変換回路56
は、入力される各色信号を所定のビット長のディジタル
信号に変換する変換回路である、A/D 変換回路56は、ク
ロックジェネレータ44にて生成され制御入力408 に供給
される基準クロックに応動して、各色信号の各画素をデ
ィジタル値に変換する。本実施例におけるA/D 変換回路
56の出力410 はカラーカメラ12の出力を構成し、カラー
カメラ12は、処理されたディジタル画像信号を処理装置
18のYC処理回路58に転送する機能を有している。
【0043】処理装置18に配設されたYC処理回路58
は、入力される3原色ディジタル画像信号から輝度信号
Yおよび色差信号Cを生成する処理回路である。本実施
例におけるYC処理回路58は、RGB画像信号の一線化
出力を受けて輝度信号および色差信号を含むYCデータ
を生成し、生成したYCデータを出力420 に接続された
ディジタルエンコーダ60に供給する機能を有する。
【0044】さらにYC処理回路58は、各色ごとに線順
次にて送られる一水平走査線分のRGB信号を順次記憶
保持する1ラインバッファを有し、画面を縦横にそれぞ
れ8ブロック、合計64の小ブロックに分割した各色の小
ブロックごとにその値を積算する機能を有している。1
ラインごとの積算値は、バス422 に接続されたCPU62
に取り込まれ、CPU62では、1ブロックごとの積算値
をそれぞれ算出し、この積算値に基づいて被写界の状態
が判別される。つまり、各小ブロックについて、どの色
成分が支配的であるか、さらには、何色を示しているか
がCPU62にて判定される。
【0045】ディジタルエンコーダ60は、入力420 に入
力されるディジタルYC信号をその出力に接続されるモ
ニタ装置22の入力信号形式に適合する形式に変換して出
力する回路である。本実施例におけるディジタルエンコ
ーダ60は、YCデータをNTSCコンポジット信号に変換し
て出力424 に接続されるモニタ装置22に供給する。この
ディジタルエンコーダ60は、さらに、CPU62から供給
される、たとえば操作の指示などを表わす文字等の情報
に応じたキャラクタを挿入して出力する機能も有してい
る。また、コンピュータ用のディスプレイ装置が出力42
4 に接続されるように構成した場合には、YC信号をア
ナログまたはディジタルRGB信号に再変換するように
してディスプレイ装置64に供給してもよい。本実施例に
おけるモニタ装置22は、入力される映像信号に応じた映
像を表示するTVモニタ装置が適用され、その表示画面
には、実際の撮影の前における主被写体および背景の撮
像画像が表示され、この画像表示の際に、主被写体を分
離するための各部における色が判別され、その判別結果
に基づいて背景の色が選択される。そして実際の撮影の
ときには、選択された背景色に切り替えた状態にて撮像
が行なわれて、撮像された主被写体14および背景の画像
が表示される。
【0046】また、モニタ装置22の表示画面には、CP
U62から送られる画像データに応じた風景などの画像を
表わす背景画像が表示され、さらにこの背景画像とクロ
マキー処理により背景から分離した主被写体14の画像と
を合成した合成画像が表示画面に表示される。また、表
示画面には、たとえば、背景画像を選択する際の操作の
指示などの情報を示す操作画面の画像などが表示され
る。
【0047】バス422 に接続されたCPU62は、バス42
2 を介して入力される画像データを処理する処理回路で
ある。本実施例におけるCPU62は、撮像により得られ
た画像データに基づいて適切なクロマキー処理および画
像合成処理などを制御する画像処理機能と、操作部30に
配設された操作スイッチ(SW)66からの指示情報に応動し
て各部を制御する制御機能とを有する。CPU62は、有
利にはマイクロコンピュタシステムにて構成され、不図
示のマイクロプロセッサ(MPU) 、RAM やROM などのメモ
リ回路、各種I/O 回路(インタフェース回路)およびハ
ードディスクなどの書き替え可能な記憶装置などにて構
成され、メモリ回路には、コンピュータアーキテクチャ
に応じたオペレーティングシステムと、画像処理や各部
を制御するためのアプリケーションソフトウエアとが格
納されている。このCPU62の詳細な機能構成について
は後述する。
【0048】バス422 を介してCPU62に接続されたメ
モリコントロール回路68は、接続線を介して接続された
メモリ装置(DRAM)70に対し、画像データの書き込みおよ
び読み出しを制御するメモリ制御回路である。このメモ
リ装置70には、たとえばCPU62にてクロマキー処理さ
れて背景から分離された主被写体の画像データ(撮影画
像)が格納される。
【0049】圧縮処理回路72は、CPU62にて処理され
た主被写体の画像データと背景画像データとの合成画像
データを圧縮符号化する圧縮符号化回路である。この圧
縮処理回路にて処理された画像データは、たとえば、フ
ロッピーディスクドライブやメモリカード駆動装置など
の外部記憶装置74に接続もしくは装着される記憶媒体に
書き込まれ、撮影によって得られた主被写体のみを表わ
す画像データや合成画像データなどを、その操作者(主
被写体)が所有することができる。このようにして作成
された記憶媒体が外部記憶装置74に装着されると、その
記憶媒体に記録されている複数の画像データを復号して
モニタ装置22に表示させ、操作スイッチ66にて所望する
もの選択して、その画像を再プリントさせることができ
る。
【0050】CPU62はさらに、主被写体に照明光を照
射する照明装置26に接続され、CPU62はその照明装置
26による照射光の光量制御を行なう機能を有している。
本実施例における照明装置26はストロボ装置が有利に適
用され、CPU62は、YC処理回路58から送られる画像
データに基づいて、適切な光量にてストロボを発光させ
る光量制御信号を照明装置26に供給し、照明装置26は、
この光量制御信号に応じた発光時間の閃光を主被写体に
照射する。なお、照明装置26はストロボに限られず、た
とえば複数の蛍光灯や白熱電球などでもよく、この場
合、照明装置26はCPU62からの光量制御信号に応じた
本数が点灯され、もしくは光量制御信号に応じた電圧に
て点灯されて、その照射光の光量が制御される。
【0051】処理装置18は、主被写体14の背景となる背
景装置20を駆動するスクリーン駆動回路76を有してい
る。本実施例における背景装置20は、図5に示すよう
に、主被写体の背景となるスクリーン500 を交換する機
能を有し、処理装置18にて判定された色に背景装置20の
表面に現れるスクリーン500 の色を変更する。本実施例
におけるスクリーン500 は図6に示すように、白(W) 、
シアン(Cy)、グリーン(G)、ブルー(B) およびマゼンタ
(Mg)の表面色を有する布もしくは化学フィルムにて形成
されている。これらの順番は任意でよいが、極力スクリ
ーン500 の移動が少なくなるように、各色の使用頻度に
応じてその配列が決定される。また、白色部分のスクリ
ーン500 は、撮像におけるホワイトバランスをとる際や
主被写体を背景から分離する際に使用される。たとえ
ば、ホワイトバランス調整等を毎回行なうようにした場
合などでは、白(W) のスクリーンの隣に、ブルー(B) な
ど使用頻度が高い色のスクリーンを配置するとよい。こ
のスクリーン500 の各色は縦方向に配列され、それぞれ
の上下は、正転、逆転を行なうパルスモータ502 にタイ
ミングベルト504a,504b を介して接続されたロール506
a,506b にて巻き取られることにより、各色が選択可能
に背景装置20の表面に現れるように構成されている。こ
のスクリーン500 の片側端部には、各色の境界部近傍
に、所望の色のスクリーン部分を背景装置20の表面に配
置させるための識別孔としてポインタ600 が設けられ、
背景装置20はそのポインタ600 の有無を光学的センサ50
8 にて読みとって、この情報とパルスモータ502 に対す
るステップ数とに基づいて背景の色がスクリーン駆動回
路76(図4)にて適切に制御される。スクリーン駆動回
路76は、CPU62からの制御信号を入力510 に受けて背
景装置20の表面色を変えるべくスクリーン500 の位置を
制御駆動する。
【0052】このように本実施例の背景装置20は、複数
色のスクリーンのうち処理装置18にて選択された色のス
クリーンに張り替えるように構成されているが、本発明
はこれに限らず、たとえば、図7に示す背景装置20b の
ように、たとえば乳白色半透明の拡散板(デュフュー
ザ)700 をスクリーン500 として、その後ろにRGB3
原色の色をそれぞれ発光する蛍光灯702RGB,702RGB,702R
GB・・・を複数配列し、これらRGB色の光量をそれぞ
れ可変に制御することによって、様々な背景色を拡散板
700 の表面に形成することができる。この場合、大型の
ライトボックスが形成され、それぞれの蛍光灯702R,702
G,702Bは、それぞれ複数本の蛍光灯にて構成され、その
点灯本数や蛍光灯の駆動電流および点灯周波数を制御
し、さらに各蛍光灯を明滅させて光量を制御することに
よって、背景装置20b の表面色を所望の色に変化させ
る。蛍光灯702 の背面側には、その後方に照射される光
をその表面側、つまり拡散板700 側に反射する反射板70
4 が配設され、反射板704 は拡散板700 を照らす光を均
一に分散する。また、これら蛍光灯702 を点灯させる駆
動回路706 は、スクリーン駆動回路76からの制御信号51
0 に応じて、たとえば数10KHz の周波数にて蛍光灯702
を高周波点灯させる。
【0053】このような背景装置20および20b の構成に
より、主被写体14を適切な色の背景にて撮像し、その背
景色のスクリーンを主被写体14から適切に分離すること
ができ、分離された主被写体14を、任意の背景画像に合
成することができる。この分離・合成処理を行なうCP
U62の機能構成を以下に説明すると、CPU62は、図8
に概念的に示すように、CPU62のバスインタフェース
(I/F) 回路800 には、様々な背景画像を表わす背景画像
データを記憶しておく記憶装置802 が接続線804 を介し
て接続され、インタフェース回路800 は、この背景画像
データと、バス422 から入力される画像データとを各部
に供給し、さらにCPU62の内部にて生成および処理さ
れた画像データをバス422 に出力する。
【0054】インタフェース回路800 に入力された画像
データは、演算処理部804 に供給され、演算処理部804
は、表示画面を8×8ブロックに分割し、分割された各
小ブロックにおける各色信号の割合を算出する機能を有
している。
【0055】判定処理部806 は、演算処理部804 にて算
出された各ブロックの状態から、白のスクリーン色でホ
ワイトバランスをとるための制御値を判定する機能と、
各ブロックの色の状態に基づいて主被写体14の部分と背
景部分とを抽出分離する機能と、抽出分離されたブロッ
クの画像データに基づいて主被写体14の顔部分を判定す
る機能と、同様にして主被写体14の衣服16部分を判定
し、その色を認識する機能と、判定および認識された主
被写体14の顔および衣服16の色に対し相対的もしくは近
似的に補色関係にある色を適切な背景色として判定し、
その背景色を選択する指示信号を制御部808 に供給する
とともに、その判定された背景色を分離処理部816 に通
知する機能とを有している。
【0056】制御部808 は、判定処理部806 にて判定お
よび認識された結果に基づいて、各部を制御する制御信
号を生成する。生成された制御信号は、I/O 処理部810
に送られ照明装置26およびスクリーン駆動回路76など各
部に供給される。また制御部808 は、I/O 処理部810 を
介して入力される操作スイッチ66からの操作情報に従っ
て、選択された機能に関係する操作画面を表示させる
(操作ガイダンス表示)指示信号を操作指示画面処理部
812 に供給し、また選択された背景画像を合成させる合
成指示を合成処理部814 に供給する。
【0057】バスインタフェース回路800 に入力された
実際の撮影にて撮像された画像データは、分離処理部81
6 に供給され、分離処理部816 は、判定処理部806 から
通知される背景色に基づいて、背景を主被写体14から分
離するクロマキー処理を行なう処理部である。分離処理
部816 は、判定処理部806 にて判定されたカラーベクト
ルにて顔色および衣服16の色に対する補色の関係、もし
くは近似的に補色の関係を有する背景色に基づいてクロ
マキー処理を行なう。分離処理部816 は、背景と主被写
体14とを分離して、主被写体部分の画像データを合成処
理部814 に供給する。
【0058】合成処理部814 は、分離処理部816 にて処
理された主被写体部分の画像データを、バスインタフェ
ース回路800 を介して接続された記憶装置802 から供給
される背景画像データとを合成する機能を有している。
【0059】以上のような構成で本実施例における自動
撮影装置10の動作を以下に説明すると、まず、準備段階
として、背景色を白にした状態にて撮像が行なわれて、
レンズユニット32によって撮像素子36の撮像面に結像さ
れた被写界像が光電変換され、カラー画像信号として点
順次に出力304 に出力される。このとき主被写体14の撮
影時と同様に照明装置26が発光されて、その撮像結果に
応じたカラー画像信号が生成される。この画像信号は、
相関二重サンプリング回路38を経てRGB線順次にホワ
イトバランスアンプ46に入力される。
【0060】ホワイトバランスアンプ46では、この状態
にて各色成分の信号に基づいて、それぞれに対するゲイ
ンが可変に制御され、この画像信号が白を表わすように
各色信号のレベルが調節されるとともに、この調節値が
記憶保持され、以降の撮像にて得られるクロマキー処理
用の画像信号に対し同様の調節値にてレベル調整が行な
われる。この結果、照明装置26やスクリーン500 の色が
経年変化によって変化した場合や外来光の影響で色が変
化したときであっても的確にホワイトバランス調整され
た画像信号を得ることができる。
【0061】このホワイトバランス調整は、毎回の撮影
時に限らず、たとえば、電源の投入時などのように1日
に1回程度でもよく、また、設置環境での気温や明るさ
の変化に応じて行なうように構成されてもよい。とくに
図7に示した背景装置20b が適用された場合などでは蛍
光灯702 の温度等による光量特性の変化や経年変化に応
じてホワイトバランス調整が行なわれる。また、このよ
うなホワイトバランス調整のための撮像を行なわなくて
も、後述する実際の撮影時に、たとえば被写界上部周辺
のスクリーン部分を選択して、その色情報を用いて、ホ
ワイトバランス調整を行なうことができる。
【0062】このようにして調節された状態にて、主被
写体14が所望の背景画像と合成した写真を得ようとする
際には、硬貨収容装置28に硬貨が投入されたことをトリ
ガとして検出されて、撮像素子36にて主被写体と背景と
が不図示の補助光によって撮像され、その画像信号は、
ホワイトバランス調整のあと、一方ではガンマ補正回路
48にてその階調特性が補正され、他方では輝度信号生成
回路54にて画像信号から輝度信号Yが生成される。ガン
マ補正回路48の出力は、各色線順次にそれぞれマルチプ
レックス回路50とセレクタ回路52に供給され、輝度信号
Yはセレクタ回路52に入力される。セレクタ回路52にて
選択された輝度信号は、CPU62に供給されて、各小ブ
ロックにおけるRGB信号のそれぞれの割合を算出する
際に使用される。
【0063】マルチプレックス回路50の一線化出力がセ
レクタ54にて選択されると、これがA/D 変換回路56にて
ディジタル画像信号に変換されYC処理回路58に入力さ
れる。このYC処理回路58では、入力されたディジタル
画像信号が輝度信号および色差信号に変換処理されて、
処理されたYC画像データは、さらにディジタルエンコ
ーダ60にてビデオ信号に変換されてモニタ装置22に供給
される。この結果、撮像された画像が順次その表示画面
に表示され、これにより映り具合を確認しながらポーズ
等を決めることができる。
【0064】次いで、セレクタ54にてセレクタ52の出力
が選択され、照明装置26が発光して新たな撮影が行なわ
れる。この撮影された画像信号のうち各色信号が面順次
にてA/D 変換回路56に入力され、R画面、G画面、B画
面および輝度信号Yごとの画像データがYC処理回路58
に入力される。YC処理回路58は、画面の1水平ライン
ごとの画像データをバス422 を介してCPU62に送出す
る。この画像データはCPU62のバスインタフェース回
路800 を介して演算処理部804 に供給され、演算処理部
804 にて、図9に示す画面を水平および垂直方向にそれ
ぞれ8分割した小ブロックごとに、各色信号RGBの輝
度レベルYに対する割合が算出される。
【0065】判定処理部806 では、演算処理部804 にて
算出された各小ブロックを代表する色に応じて、無彩色
の部分が背景部分(スクリーン部分)として判定され、
主被写体14の顔部分が肌色検出されて判定され、さらに
これら判定部分を除く領域が主被写体の衣服部分として
判定される。つまり、認識された主被写体14の有する色
を除く色が、背景装置20に対し制御する色として判別さ
れる。このようにして判別された被写界の各部分のブロ
ック情報に基づいて、適切な背景色が判定処理部806 に
て決定される。
【0066】具体的には、判定処理部は806 は、たとえ
ば図10に示すカラーベクトルに従って、たとえば主被写
体14の衣服16の色がブルー(B) であった場合には、その
背景色をグリーン(G) もしくはマゼンタ(Mg)に変更する
制御信号を生成する。また、衣服16の色がシアン(Cy)で
あった場合には、その背景色の色をマゼンタ(Mg)もしく
はグリーン(G) に変更する制御信号を生成する。また、
CPUは、図11に示すカラーベクトルに従って、たとえ
ば主被写体14の衣服16の色がマゼンタ(Mg)であった場合
には、その背景色をブルー(B) もしくはグリーン(G) に
変更する制御信号を生成する。同様にCPUは図12に示
すカラーベクトルに従って、たとえば主被写体14の衣服
16の色がグリーン(G) であった場合には、その背景色を
マゼンタ(Mg)もしくはブルー(B) に変更する制御信号を
生成する。またCPUは、図13に示すように主被写体14
の衣服16の色が、レッド(R) およびイエロー(YL)系であ
った場合には、背景色を通常のブルー(B) にする制御信
号を生成する。なお、主被写体14の衣服16の色が白(W)
であると判定された場合には、CPU62は、その背景色
がグリーン(G) となるように制御する制御信号を生成す
るとよい。この場合、衣服16の色が背景の白と混在し
て、明瞭に認識できなかった場合についても同様であ
る。
【0067】このように主被写体14の衣服16の色に応じ
て、その色によって主被写体14の顔から衣服16が分離さ
れないように背景色の色が決定される。主被写体14の衣
服16の色は、画面のそれぞれの小ブロックにおける色成
分の割合から算出され、大部分をしめる衣服16の色が判
定され、それに応じた背景色が判定されるので、たと
え、その衣服等に、決定される背景色と同色の微少な柄
があったとしても不自然とはならない。また、背景色の
色は、操作スイッチ66を操作することにより、主被写体
14が自由に背景色を指定および選択することができるよ
うに構成されてよい。
【0068】このようにして生成された制御信号に応動
して背景装置20の表面に、判定された背景色のスクリー
ン部分が現れ、その状態にて主被写体14が再度撮影さ
れ、このようにして撮影された画像データは、同様にし
てCPU62に供給される。このとき、分離処理部816 で
は、判定処理部806 にて決定された背景色が通知され、
この背景色に基づいて主被写体14を背景から分離するク
ロマキー処理が行なわれる。この分離された主被写体14
を表わす画像データは、メモリコントロール回路68を介
してメモリ装置70に格納される。メモリ装置70に格納さ
れた画像データは、バス422 を介してYC処理回路58に
繰り返し送出され、その画像データに応じた画像がモニ
タ装置22に表示される。この表示によって、主被写体14
が背景から適切に分離されたことが確認される。
【0069】この表示画像を確認すると主被写体14は、
操作スイッチ66を操作して背景画像を選択する操作を行
なう。この背景画像は記憶装置 702(図8)に蓄積され
ている背景画像データが読み出されてバス422 に出力さ
れ、YC処理部58およびディジタルエンコーダ60を経て
モニタ装置22に出力され、モニタ装置22に複数表示され
る背景画像を表わす背景画像データの中から所望の画像
データが選択される。ここで特定の背景画像が決定され
ると、次に、その選択された背景画像データと、撮像お
よびクロマキー処理によって抽出分離された主被写体14
の画像データとが合成される。
【0070】つまり、メモリ装置70に一時蓄積された画
像データと、記憶装置702 に蓄積された背景画像データ
とがそれぞれ読み出されてCPU62に入力され、これら
が合成処理部814 にて画像合成される。この合成処理で
は、主被写体14の画像データが、背景画像データよりも
優先して表示されるよう合成される。また、背景画像で
はなく、枠を表わす画像データが用意されており、それ
が選択される場合には、その枠を表わす枠画像データを
優先して表示させるように合成してもよい。
【0071】合成処理部814 にて合成処理された合成画
像データは、バス422 を介してメモリ装置70に供給され
一時記憶されるとともに、この合成画像データは、YC
処理部58およびディジタルエンコーダ60を介してモニタ
装置22に供給されて、その合成画像データの表わす合成
画像が表示画面に表示される。
【0072】ここで操作部30の操作スイッチ66に対し、
確認の指示が入力されると、CPU62は、バス422 に接
続されたプリンタ装置24に対し印刷指示を出力する。プ
リンタ装置24では、この印刷指示に応動して、バス422
から送られる合成画像データを入力し、その情報を感熱
紙などの記録紙に発熱ヘッドによってカラー印刷する。
このプリンタ装置24は、たとえば昇華型熱転写プリンタ
や銀塩写真プリンタもしくはインクジェットプリンタで
もよく、合成画像データに応じた明度および階調をドッ
ト濃度および面積濃度によって印刷出力する。
【0073】また、主被写体14が、その合成画像データ
の所有を希望することを示す操作が操作部30に対し行な
われると、外部記憶装置74に装着されるフロッピーディ
スクやメモリカードなどの記憶媒体78に対し、メモリ装
置70に一時記憶された合成画像データが圧縮処理回路68
にて所望の形態にて圧縮符号化され、処理されたデータ
が記憶媒体78に書き込まれる。このようにして記憶媒体
78に記録された画像データが、たとえば次の機会に外部
記憶装置74に装着されると、記録されている画像データ
が記憶媒体78から読み出され、その画像データの表わす
画像を復号してモニタ装置22に表示させたり、再度プリ
ントアウトすることができる。また、主被写体が所有す
る、たとえばディジタルスチルカメラにて撮影された風
景などを背景として利用する場合には、外部記憶装置74
に装着されるメモリカードなどの記憶媒体78に記録され
た画像情報を背景画像データとして取り扱い、その背景
画像にその主被写体14の画像を合成することができる。
【0074】以上説明したように、上記実施例における
自動撮影装置10は、主被写体14の衣服16の色を判定し、
それに応じた背景色を選択して背景装置20にて変更する
ので、撮像された画像データの中から主被写体14のみを
その境界にて適切に分離することができる。また、背景
装置20は、その背景色を白色を含む複数の色に変更する
ことができ、処理装置18は、顔などの肌色部分を検出し
て主被写体14が特定される。この場合、衣服16に相当す
る部分の小ブロックのデータを用いて、各小ブロックの
各色成分の割合に基づいて衣服16の色を判別しているの
で、状況に応じた適切な背景色を決定することができ
る。この場合、複数の人間が主被写体14となって、それ
ぞれの衣服16の色が異なって複数色であった場合におい
ても、適切な色を背景色として決定することができる。
たとえば、衣服16部分に対応する各小ブロックにおける
一番面積の大きい衣服の色を優先して、それに対する背
景色を決定したり、画面の特定部分としてたとえば画面
中央付近にある衣服の色を優先して採用し、それに基づ
いて背景色を決定することができる。もちろん状況に応
じて、一番面積の小さい色に基づいて背景色を決定して
もよい。この場合、大人と子供とが主被写体となってい
るときには、子供の衣服の投影面積が小さいとすれば、
最低限その子供に対する分離・合成処理が適切に行なわ
れてよい記念となりうる。またこれら、背景色の決定モ
ードは、操作部30に対する操作に応じて適宜に選択する
ようにしてよい。
【0075】また、選択される背景色は、肌色および判
別された衣服の色に基づいて、それらの色と近似的に補
色の関係のある背景色を決定することができるので、主
被写体のみを背景から適切に分離した画像データを、所
望の背景画像と合成することができ、良質な画像を記録
紙に作成することができる。
【0076】なお、上記実施例におけるカラーカメラ12
には、図3に示した構成と、マルチプレックス回路(MP
X)50 と、セレクタ回路(SEL)52,54と、アナログ・ディ
ジタル変換回路(A/D)56 とが含まれている。しかし本発
明はこれに限らず、たとえばカラーカメラ12はディジタ
ルYC信号を出力するようにYC処理回路58を含むように構
成されてもよく、また、図2に示した構成だけでもよ
い。
【0077】
【発明の効果】このように本発明によれば、撮像手段に
て撮像された背景と主被写体とを、処理制御手段にて境
界で適切な分離処理を行なうことができるので、主被写
体の画像を、所望する背景画像に良好に合成することが
できる。また、このようにして作成した良好な合成画像
を出力してプリント出力したり、記憶媒体に記録するこ
とができ、性能のよい自動撮影装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された自動撮影装置の一実施例を
示す概略図である。
【図2】図3および図4に示した図の組み合わせ状態を
示す配置図である。
【図3】図4と組み合わせて、図1に示した実施例にお
ける各部の構成を示すブロック図である。
【図4】図3と組み合わせて、図1に示した実施例にお
ける各部の構成を示すブロック図である。
【図5】図1に示した背景装置の構成例を示す断面図で
ある。
【図6】図5に示した背景装置におけるスクリーンの色
配置の一例を示す図である。
【図7】図1に示した背景装置の他の構成例を示す断面
図である。
【図8】図4に示したCPUの機能構成を示す機能ブロ
ック図である。
【図9】画面を小ブロックに分割する一例を示す図であ
る。
【図10】背景色を決定する一例をカラーベクトルを用
いて説明する図である。
【図11】背景色を決定する一例をカラーベクトルを用
いて説明する図である。
【図12】背景色を決定する一例をカラーベクトルを用
いて説明する図である。
【図13】背景色を決定する一例をカラーベクトルを用
いて説明する図である。
【符号の説明】
10 自動撮影装置 12 カラーカメラ 14 主被写体 16 衣服 18 処理装置 20 背景装置 22 モニタ装置 24 プリンタ 26 照明装置 62 CPU

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写界を撮像し、該被写界における主被
    写体を背景から分離して、分離された主被写体の画像を
    他の背景画像と合成して出力する自動撮影装置におい
    て、該装置は、 被写界を撮像して、画像信号を出力する撮像手段と、 該撮像手段にて撮像される被写界における背景を形成す
    る背景手段と、 前記被写界にて撮像される主被写体を照明する照明手段
    と、 前記撮像手段から出力される画像信号を処理する画像処
    理手段と、 該画像処理手段にて処理される画像データに基づいて、
    前記被写界における主被写体を前記背景から分離し、該
    分離された主被写体の画像を表わす画像データを前記背
    景画像を表わす背景画像データに合成する処理制御手段
    であって、前記背景手段の背景色を変更する処理制御手
    段と、 該処理制御手段にて処理された画像データを出力する出
    力手段とを有し、 前記処理制御手段は、前記画像処理手段にて処理された
    画像データに基づいて、前記背景手段にて形成する背景
    の色を変更する変更手段を含み、該変更手段は、前記主
    被写体の顔および衣服の部分の色を判定して、該判定し
    た色に応じて前記背景手段の背景色を変更することを特
    徴とする自動撮影装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の自動撮影装置におい
    て、前記処理制御手段は、 前記撮像手段にて撮像される主被写体を判別して、該主
    被写体の衣服の色を認識する判別手段と、 前記変更手段にて変更された背景色に基づいて、該背景
    色の背景から前記主被写体を表わす画像データを分離す
    る分離処理手段と、 前記分離処理手段にて分離された前記主被写体を表わす
    画像データに、用意された背景画像データを合成する合
    成手段とを含むことを特徴とする自動撮影装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の自動撮影装置におい
    て、前記背景手段の背景色は白色を含み、 前記画像処理手段は、前記背景手段の白の背景色の状態
    にて、前記撮像手段にて撮像された画像信号のホワイト
    バランスを調整して出力することを特徴とする自動撮影
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の自動撮影装置におい
    て、前記処理制御手段は、前記白色の背景色にて撮像さ
    れた画像データに基づいて、前記主被写体と背景とを分
    離することを特徴とする自動撮影装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の自
    動撮影装置において、前記背景手段は、 前記変更される複数色の背景色が配列されたスクリーン
    と、 該スクリーンの特定の色部分を背景色として交換させる
    交換手段とを有し、 前記変更手段にて変更される背景色のスクリーン部分を
    前記背景色に保持することを特徴とする自動撮影装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の自動撮影装置におい
    て、前記スクリーンは、前記背景を形成する面を介挿し
    て、該スクリーンの両端がローラーに巻き取られること
    を特徴とする自動撮影装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の自動撮影装置におい
    て、前記スクリーンは、白色部分に隣接してブルー部分
    が配置されていることを特徴とする自動撮影装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし4のいずれかに記載の自
    動撮影装置において、前記背景手段は、 後方から入射される光を拡散および透過する拡散手段で
    あって、該光をその表面に表示表示させて前記背景色を
    形成する拡散手段と、 複数色の背景色を形成して、該背景色の光を発生する背
    景光発生手段と、 前記変更手段に応動して前記背景光発生手段を駆動し、
    前記拡散手段の表面を該変更手段にて変更される背景色
    に形成する駆動手段とを有することを特徴とする自動撮
    影装置。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の自動撮影装置におい
    て、前記背景光発生手段は、複数の色を発生する複数の
    蛍光灯にて構成され、各蛍光灯の点灯状態に応じて、前
    記背景色を前記拡散手段の表面に形成させることを特徴
    とする自動撮影装置。
  10. 【請求項10】 請求項5ないし9のいずれかに記載の
    自動撮影装置において、前記背景手段は少なくとも白、
    ブルー、グリーンおよびマゼンタの4色を選択的に前記
    背景色として、該背景手段の表面に形成することを特徴
    とする自動撮影装置。
  11. 【請求項11】 請求項1に記載の自動撮影装置におい
    て、前記画像処理手段は、前記撮像手段にて撮像された
    画像データを各色ごとに1ラインずつ前記変更手段に供
    給し、 該変更手段は、前記処理制御手段から供給される画像デ
    ータを、該画像データの表わす画面を小ブロックに分割
    した単位にて積算し、該分割された小ブロック分の各色
    成分の割合を算出する演算処理手段と、 該演算処理手段の算出結果に基づいて、前記背景装置の
    背景色を決定する判定処理手段と、 該判定処理手段にて判定された背景色に従って、前記画
    像データから、前記主被写体の画像データを該背景色の
    背景から分離する分離手段と、 該分離処理手段にて分離された画像データを、前記背景
    画像データと合成する合成処理手段とを含み、 前記出力手段は、前記合成処理手段にて処理された画像
    データを出力することを特徴とする自動撮影装置。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の自動撮影装置にお
    いて、前記判定処理手段は、前記主被写体の部分を判定
    する機能を有し、該判定された主被写体の衣服部分に応
    じて、前記背景色を決定することを特徴とする自動撮影
    装置。
  13. 【請求項13】 請求項1に記載の自動撮影装置におい
    て、前記出力手段は、前記処理制御手段にて処理された
    画像データに応じた画像を、記録紙に印刷出力すること
    を特徴とする自動撮影装置。
  14. 【請求項14】 請求項1に記載の自動撮影装置におい
    て、前記出力手段は、前記処理制御手段にて処理された
    画像データを、記憶媒体に記録することを特徴とする自
    動撮影装置。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の自動撮影装置におい
    て、該装置は、主被写体の操作に応じた指示を前記処理
    制御手段に入力する操作手段を含み、 前記変更手段は、前記指示に基づいて、前記主被写体の
    衣服の色を判定し、該判定された色に応じて背景色を変
    更することを特徴とする自動撮影装置。
  16. 【請求項16】 請求項1に記載の自動撮影装置におい
    て、前記変更手段は、前記主被写体の衣服が白と判定し
    た場合には、前記背景手段の表面色をブルーに変更する
    ことを特徴とする自動撮影装置。
  17. 【請求項17】 被写界を撮像し、該被写界における主
    被写体を背景から分離して、分離された主被写体の画像
    を他の背景画像と合成して出力する自動撮影方法におい
    て、該方法は、 前記背景の色を白に変更して、前記主被写体を含む被写
    界を撮影する第1の撮影工程と、 該第1の撮影工程にて撮影された画像データに基づい
    て、前記被写界から前記主被写体を分離する分離工程
    と、 該分離工程にて分離された前記主被写体の色に応じて、
    前記被写界における背景の色を変更する変更工程と、 前記変更工程にて変更された背景の色にて前記被写界を
    撮影する第2の撮影工程と、 該第2の撮影工程にて撮影された画像データを用いて、
    前記主被写体の部分を前記変更工程にて変更された背景
    色部分から分離する分離工程と、 該分離工程にて分離された主被写体の画像データを、背
    景画像データに合成する合成工程と、 該合成工程にて合成された画像データを出力する出力工
    程とを含むことを特徴とする自動撮影方法。
  18. 【請求項18】 請求項17に記載の自動撮影方法にお
    いて、前記分離工程は、前記画像データを小ブロックに
    分割した各ブロックの色成分に基づいて、前記主被写体
    の部分を認識し、該主被写体を前記背景から分離するこ
    とを特徴とする自動撮影方法。
  19. 【請求項19】 請求項17に記載の自動撮影方法にお
    いて、前記変更手段は、前記主被写体の衣服の色の割合
    に応じて前記背景の色を変更することを特徴とする自動
    撮影方法。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の自動撮影方法にお
    いて、前記主被写体は複数の人物を含み、前記変更手段
    は、該主被写体の特定部分の衣服の色に基づいて、前記
    背景の色を変更することを特徴とする自動撮影方法。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載の自動撮影方法にお
    いて、前記主被写体の特定部分は、前記被写界の中央部
    にある主被写体の衣服であることを特徴とする自動撮影
    方法。
  22. 【請求項22】 請求項20に記載の自動撮影方法にお
    いて、前記変更手段は、前記複数の人物の衣服における
    色の面積に応じて、前記背景の色を変更することを特徴
    とする自動撮影方法。
JP5334597A 1997-03-07 1997-03-07 自動撮影装置および自動撮影方法 Withdrawn JPH10257518A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5334597A JPH10257518A (ja) 1997-03-07 1997-03-07 自動撮影装置および自動撮影方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5334597A JPH10257518A (ja) 1997-03-07 1997-03-07 自動撮影装置および自動撮影方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10257518A true JPH10257518A (ja) 1998-09-25

Family

ID=12940193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5334597A Withdrawn JPH10257518A (ja) 1997-03-07 1997-03-07 自動撮影装置および自動撮影方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10257518A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000026234A (ko) * 1998-10-19 2000-05-15 유무성 실물 화상기
WO2006095779A1 (ja) * 2005-03-10 2006-09-14 Fuji Photo Film Co., Ltd. 撮影システム
WO2006095860A1 (ja) * 2005-03-10 2006-09-14 Fuji Photo Film Co., Ltd. 背景置換装置、背景置換プログラム、および背景置換方法
JP2006261828A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Fuji Photo Film Co Ltd 背景置換装置、背景置換プログラム、背景置換プログラム記憶媒体、および、背景置換方法
JP2007189595A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Hitachi Advanced Digital Inc 車載カメラ装置
US7835571B2 (en) 2005-03-10 2010-11-16 Fujifilm Corporation Background replacing apparatus, background replacing program, and background replacing method
JP2011242700A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Nec Casio Mobile Communications Ltd 表示制御装置、表示制御プログラム、及び表示制御方法
WO2020116170A1 (ja) * 2018-12-05 2020-06-11 日本電気株式会社 情報処理装置、制御方法、及びプログラム
US10701246B2 (en) 2017-02-21 2020-06-30 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing apparatus for generating an image based on capturing images of a material and an image processing apparatus that generates color data of a material on a background
JP2021027517A (ja) * 2019-08-07 2021-02-22 大日本印刷株式会社 印画物作製装置及び印画物作製方法

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000026234A (ko) * 1998-10-19 2000-05-15 유무성 실물 화상기
US7974467B2 (en) 2005-03-10 2011-07-05 Fujifilm Corporation Image-taking system
WO2006095779A1 (ja) * 2005-03-10 2006-09-14 Fuji Photo Film Co., Ltd. 撮影システム
WO2006095860A1 (ja) * 2005-03-10 2006-09-14 Fuji Photo Film Co., Ltd. 背景置換装置、背景置換プログラム、および背景置換方法
JPWO2006095860A1 (ja) * 2005-03-10 2008-08-21 富士フイルム株式会社 背景置換装置、背景置換プログラム、および背景置換方法
US7835571B2 (en) 2005-03-10 2010-11-16 Fujifilm Corporation Background replacing apparatus, background replacing program, and background replacing method
JP4642764B2 (ja) * 2005-03-10 2011-03-02 富士フイルム株式会社 背景置換装置、背景置換プログラム、および背景置換方法
JP2006261828A (ja) * 2005-03-15 2006-09-28 Fuji Photo Film Co Ltd 背景置換装置、背景置換プログラム、背景置換プログラム記憶媒体、および、背景置換方法
JP4638260B2 (ja) * 2005-03-15 2011-02-23 富士フイルム株式会社 背景置換装置、背景置換プログラム、背景置換プログラム記憶媒体、および、背景置換方法
JP2007189595A (ja) * 2006-01-16 2007-07-26 Hitachi Advanced Digital Inc 車載カメラ装置
JP2011242700A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Nec Casio Mobile Communications Ltd 表示制御装置、表示制御プログラム、及び表示制御方法
US10701246B2 (en) 2017-02-21 2020-06-30 Fuji Xerox Co., Ltd. Image processing apparatus for generating an image based on capturing images of a material and an image processing apparatus that generates color data of a material on a background
WO2020116170A1 (ja) * 2018-12-05 2020-06-11 日本電気株式会社 情報処理装置、制御方法、及びプログラム
JPWO2020116170A1 (ja) * 2018-12-05 2021-11-04 日本電気株式会社 情報処理装置、制御方法、及びプログラム
US11961269B2 (en) 2018-12-05 2024-04-16 Nec Corporation Apparatus, method and non-transitory computer-readable medium storing program for controlling imaging environment of target object
JP2021027517A (ja) * 2019-08-07 2021-02-22 大日本印刷株式会社 印画物作製装置及び印画物作製方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7944500B2 (en) Image processing system, image capturing apparatus, and system and method for detecting backlight status
US6999113B1 (en) Portable printer and camera
JP2001186323A (ja) 証明写真システム及び画像処理方法
JPH07264606A (ja) Cfaコンパチブルで解像度を低減した単一センサ付電子カメラ
JP4487342B2 (ja) デジタルカメラ
JPH10257518A (ja) 自動撮影装置および自動撮影方法
JP2000350087A (ja) ディジタル・スチル・カメラおよびその制御方法
JPH11327012A (ja) 写真撮影システム
JP3835243B2 (ja) デジタルカメラ
JP2000102022A (ja) デジタルカメラ
JPH05260510A (ja) 電子スチルカメラ及び再生装置
JP4081917B2 (ja) 電子カメラ装置およびストロボ色補正方法
JPH10254049A (ja) ポートレート撮影装置
JPH11252489A (ja) 画像プリントシステム
JPH08130748A (ja) カラー静止画像撮影装置
JP2000222564A (ja) 画像形成装置
JPH10254048A (ja) ポートレート撮影装置
JP2000299814A (ja) デジタルカメラ
EP1496688A1 (en) Digital camera
JPH10239760A (ja) 写真作製装置
JP2002281441A (ja) 撮影装置
JP2006109313A (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2001005091A (ja) 写真撮影装置
JP2604750B2 (ja) カラー写真焼付装置
JP2005333494A (ja) 撮影装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040511